JPH0735828B2 - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
- Publication number
- JPH0735828B2 JPH0735828B2 JP59150775A JP15077584A JPH0735828B2 JP H0735828 B2 JPH0735828 B2 JP H0735828B2 JP 59150775 A JP59150775 A JP 59150775A JP 15077584 A JP15077584 A JP 15077584A JP H0735828 B2 JPH0735828 B2 JP H0735828B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- caliper
- disc
- disk
- mounting bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/228—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a separate actuating member for each side
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデイスクブレーキに関し、特にデイスクの両側
にパツドを押圧するシリンダ部を備えた対向ピストン型
のデイスクブレーキに関する。
にパツドを押圧するシリンダ部を備えた対向ピストン型
のデイスクブレーキに関する。
(従来技術) デイスクブレーキには、大別して、1対のシリンダを有
する対向ピストン型と、1のシリンダを有するスライダ
ブル型とがあり、本発明は前者に属するものである。
する対向ピストン型と、1のシリンダを有するスライダ
ブル型とがあり、本発明は前者に属するものである。
対向ピストン型のデイスクブレーキでは、1対のパツド
は、シリンダによつて変位させられ、スライダブル型の
ようにキヤリパの摺動を利用しないので、摺動部を備え
ておらず、しかも剛性が高いことから構造が簡素となつ
ており、また1対のパツドは夫々のシリンダによつてデ
イスクから離間させられるため、スライダブル型の如
く、制御解除後も一方のパツドがデイスクに接触してい
る、というようなことがなく、したがつて所謂パツドの
ひきずりが発生しない、等という長所がある。
は、シリンダによつて変位させられ、スライダブル型の
ようにキヤリパの摺動を利用しないので、摺動部を備え
ておらず、しかも剛性が高いことから構造が簡素となつ
ており、また1対のパツドは夫々のシリンダによつてデ
イスクから離間させられるため、スライダブル型の如
く、制御解除後も一方のパツドがデイスクに接触してい
る、というようなことがなく、したがつて所謂パツドの
ひきずりが発生しない、等という長所がある。
しかし、その反面次のような問題がある。即ち、制動
時、パツドは回転しているデイスクに押圧されるため、
摩擦熱によつてデイスクは変形することがあり、この変
形によつてピストンは強制的にデイスクから離間する方
向に押し戻されることになるため、次の制動時に通常よ
りも多量の圧油が必要になる、という不都合が生ずるこ
とになる。
時、パツドは回転しているデイスクに押圧されるため、
摩擦熱によつてデイスクは変形することがあり、この変
形によつてピストンは強制的にデイスクから離間する方
向に押し戻されることになるため、次の制動時に通常よ
りも多量の圧油が必要になる、という不都合が生ずるこ
とになる。
(発明が解決しようとする問題点) 前述したように、上記従来例では、デイスクの熱変形に
より、ピストンが押し戻される、という問題があつた。
より、ピストンが押し戻される、という問題があつた。
本発明はかかる問題点に鑑み、デイスクが熱変形しても
ピストンが押し戻されないデイスクブレーキを提供する
ことを目的とする。
ピストンが押し戻されないデイスクブレーキを提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) ディスクの両側に配置した2つの部材を前記ディスクの
外周で接合し、前記一方の部材の接合部に設けたボルト
孔にボルトを挿通し、該ボルトを前記他方の部材の接合
部に設けたボルトねじ孔に螺合して前記2つの部材を結
合してなるキャリパ本体と、該キャリパ本体に設けら
れ、前記ディスクの両側に配置されたパッドを実質的に
同じように押圧するシリンダ部とを備えた対向ピストン
型のディスクブレーキにおいて、前記キャリパ本体は、
固定された取付ブラケットを摺動自在に貫通するガイド
ピンの両端側を前記2つの部材に設けたピン孔に挿通し
て前記取付ブラケットに移動自在に取付けられ、前記キ
ャリパ本体の移動量は、前記パッドの摩耗しろよりも小
さく設定されており、さらに、前記ボルト孔と前記ボル
トとの間隙を前記ピン孔と前記ガイドピンとの間隙より
大きく設定したことを特徴とするものである。
外周で接合し、前記一方の部材の接合部に設けたボルト
孔にボルトを挿通し、該ボルトを前記他方の部材の接合
部に設けたボルトねじ孔に螺合して前記2つの部材を結
合してなるキャリパ本体と、該キャリパ本体に設けら
れ、前記ディスクの両側に配置されたパッドを実質的に
同じように押圧するシリンダ部とを備えた対向ピストン
型のディスクブレーキにおいて、前記キャリパ本体は、
固定された取付ブラケットを摺動自在に貫通するガイド
ピンの両端側を前記2つの部材に設けたピン孔に挿通し
て前記取付ブラケットに移動自在に取付けられ、前記キ
ャリパ本体の移動量は、前記パッドの摩耗しろよりも小
さく設定されており、さらに、前記ボルト孔と前記ボル
トとの間隙を前記ピン孔と前記ガイドピンとの間隙より
大きく設定したことを特徴とするものである。
(作用) 制動操作を行うと、シリンダ部が作動しピストンがデイ
スク方向に変位するため、パツドが回転しているデイス
クに押圧されることになり、この結果制動力が発生する
ことになるが、この際、デイスクが摩擦熱によつて変形
すると、何れか一方のピストンにデイスクから離間させ
る方向の力が作用することになり、この力は圧油を介し
てシリンダ部に伝えられるため、シリンダ部は取付ブラ
ケツトに対しデイスクから離間する方向に移動すること
になり、したがつてピストンとシリンダ部との相対位置
には変化がないため、次の制動時に通常よりも多量の圧
油が必要とされることがない。また、ボルト孔とボルト
との間隙をピン孔とガイドピンとの間隙より大きく設定
したので、キャリパ本体を構成する2つの部材が相互に
ずれている場合でも、ピン孔の軸線を優先的に一致させ
てガイドピンを挿通させることができ、この結果、制動
力は両方のピン孔に対して均等に作用してガイドピンに
無理な力がかからないので、キャリパ本体をスムーズに
案内することができる。さらに、ボルトねじ孔とボルト
孔の軸線をずれることになってもボルトを容易に挿通さ
せることができる。
スク方向に変位するため、パツドが回転しているデイス
クに押圧されることになり、この結果制動力が発生する
ことになるが、この際、デイスクが摩擦熱によつて変形
すると、何れか一方のピストンにデイスクから離間させ
る方向の力が作用することになり、この力は圧油を介し
てシリンダ部に伝えられるため、シリンダ部は取付ブラ
ケツトに対しデイスクから離間する方向に移動すること
になり、したがつてピストンとシリンダ部との相対位置
には変化がないため、次の制動時に通常よりも多量の圧
油が必要とされることがない。また、ボルト孔とボルト
との間隙をピン孔とガイドピンとの間隙より大きく設定
したので、キャリパ本体を構成する2つの部材が相互に
ずれている場合でも、ピン孔の軸線を優先的に一致させ
てガイドピンを挿通させることができ、この結果、制動
力は両方のピン孔に対して均等に作用してガイドピンに
無理な力がかからないので、キャリパ本体をスムーズに
案内することができる。さらに、ボルトねじ孔とボルト
孔の軸線をずれることになってもボルトを容易に挿通さ
せることができる。
(実施例) 以下図面に示す実施例を参照しながら本発明を説明する
と、第1図ないし第3図に示すように、デイスク1の両
側にはディスク1の外周で接合されてキャリパ本体2a,2
bを構成する2つの部材(一方を2a,他方を2bで示す)が
設けられており、該キヤリパ本体2a,2bにはシリンダ部
3が設けられている。該シリンダ部3は、シリンダボア
4と、該シリンダボア4に摺動自在に嵌挿されたピスト
ン5とから構成されている。そして、シリンダ部3はキ
ャリパ本体2a,2bでほぼ同一構成で、ボアの径や深さが
同一であり、後述するパッド7を同じようにディスク1
の両側に押圧するようになっている。ピストン5は、有
底筒状体からなり、その開口部はデイスク1と相対向し
ている。
と、第1図ないし第3図に示すように、デイスク1の両
側にはディスク1の外周で接合されてキャリパ本体2a,2
bを構成する2つの部材(一方を2a,他方を2bで示す)が
設けられており、該キヤリパ本体2a,2bにはシリンダ部
3が設けられている。該シリンダ部3は、シリンダボア
4と、該シリンダボア4に摺動自在に嵌挿されたピスト
ン5とから構成されている。そして、シリンダ部3はキ
ャリパ本体2a,2bでほぼ同一構成で、ボアの径や深さが
同一であり、後述するパッド7を同じようにディスク1
の両側に押圧するようになっている。ピストン5は、有
底筒状体からなり、その開口部はデイスク1と相対向し
ている。
該ピストン5の開口部側における端面には裏金6が取付
けられており、さらにこの裏金6には、デイスク1の側
面に押圧されるパツド7が取付けられている。裏金6の
側端部には、摺動孔8が形成されており、該孔8には、
支持ピン9が貫通状態で摺動自在に挿入されており、摺
動孔8から突出した支持ピン9の両端は、キヤリパ本体
2a,2bに形成された支持孔10a,10bに挿入されている。
尚、該支持孔10a,10bの一方10aは、支持ピン9を挿入す
るための挿入口11を有しており、該挿入口11から支持ピ
ン9が抜け出るのを防止するためにクリツプ12が支持ピ
ン9に取付けられている。
けられており、さらにこの裏金6には、デイスク1の側
面に押圧されるパツド7が取付けられている。裏金6の
側端部には、摺動孔8が形成されており、該孔8には、
支持ピン9が貫通状態で摺動自在に挿入されており、摺
動孔8から突出した支持ピン9の両端は、キヤリパ本体
2a,2bに形成された支持孔10a,10bに挿入されている。
尚、該支持孔10a,10bの一方10aは、支持ピン9を挿入す
るための挿入口11を有しており、該挿入口11から支持ピ
ン9が抜け出るのを防止するためにクリツプ12が支持ピ
ン9に取付けられている。
上記シリンダボア4の周壁には、シール用溝13が形成さ
れており、該溝13は、シリンダボア4の内周面に開口し
ている。該シール用溝13には、シール14が嵌入されてお
り、ピストン5の外周面に摺接するようになつている。
尚、16はピストン5の外周面に付着したごみ等を除去す
るためのワイパシールである。
れており、該溝13は、シリンダボア4の内周面に開口し
ている。該シール用溝13には、シール14が嵌入されてお
り、ピストン5の外周面に摺接するようになつている。
尚、16はピストン5の外周面に付着したごみ等を除去す
るためのワイパシールである。
上記の如く構成されたキヤリパ本体2a,2bは、その2個
所で車体の固定部に取付けられる。第3図は一方の取付
け個所を示すもので、17は、かかる固定部としての取付
ブラケツトであつて、キヤリパ本体の一方1aは該取付ブ
ラケツト17の一端に摺動自在に取付けられている。即
ち、キヤリパ本体2aの取付部18には、軸線方向がピスト
ン5の軸線方向とほぼ一致したガイド孔19が形成されて
おり、該ガイド孔19には、スリーブ20が摺動自在に嵌挿
されている。該スリーブ20の一端面は、取付ブラケツト
17に形成されたボルト孔21の周囲に当接しており、該ボ
ルト孔21には、スリーブ20の他端から挿入されたボルト
22の先端部が螺合されており、該ボルト22の緊締によつ
てスリーブ20は取付ブラケツト17に固定される。尚、23
はガイド孔19の周壁面に配設されたシール部材であつ
て、スリーブ20の外周面に接触している。
所で車体の固定部に取付けられる。第3図は一方の取付
け個所を示すもので、17は、かかる固定部としての取付
ブラケツトであつて、キヤリパ本体の一方1aは該取付ブ
ラケツト17の一端に摺動自在に取付けられている。即
ち、キヤリパ本体2aの取付部18には、軸線方向がピスト
ン5の軸線方向とほぼ一致したガイド孔19が形成されて
おり、該ガイド孔19には、スリーブ20が摺動自在に嵌挿
されている。該スリーブ20の一端面は、取付ブラケツト
17に形成されたボルト孔21の周囲に当接しており、該ボ
ルト孔21には、スリーブ20の他端から挿入されたボルト
22の先端部が螺合されており、該ボルト22の緊締によつ
てスリーブ20は取付ブラケツト17に固定される。尚、23
はガイド孔19の周壁面に配設されたシール部材であつ
て、スリーブ20の外周面に接触している。
第2図にはキヤリパ本体2a,2bの他方の取付け個所が示
されている。キャリパ本体2a,2bの夫々には、ボス部24
a,24bが突設されており、夫々のボス部24a,24bには、ピ
ン孔25a,25bが形成されている。該ピン孔の一方25aに
は、基端部に頭部26とネジ部27とを有するガイドピン28
のネジ部27が螺合されており、他方のピン孔25bには当
該ガイドピン28の先端部が嵌合されている。
されている。キャリパ本体2a,2bの夫々には、ボス部24
a,24bが突設されており、夫々のボス部24a,24bには、ピ
ン孔25a,25bが形成されている。該ピン孔の一方25aに
は、基端部に頭部26とネジ部27とを有するガイドピン28
のネジ部27が螺合されており、他方のピン孔25bには当
該ガイドピン28の先端部が嵌合されている。
上記取付ブラケツト17の他端には、ピストン5の軸線方
向とほぼ直交する方向に伸長するガイド孔29が形成され
ており、ガイドピン28は、該ガイド孔29を摺動自在に貫
通している。同図に示すように、ボス部24a,24bと取付
ブラケツト17とのクリアランスは、一方がxに、また他
方がx′になるように設定されている。該クリアランス
x,x′は、デイスク1の熱変形量と同等かまたはそれよ
りも大に設定されているが、該クリアランスx,x′が必
要以上に大きいと、ピストン5,5のうち何れか摺動抵抗
の小さい方のピストン5がデイスク1方向に前進するこ
とになるため、このようなことが生じない程度に設定さ
れる。前記クリアランスx,x′は、ディスク1の熱変形
量を補償する程度の長さに設定すればよいが、パッド7
の摩耗しろ(新品時から交換時(摩耗限界)までの長
さ)を補償するものではないから、これより小さくてよ
い。尚、30は、取付ブラケツト17のガイド孔29に設けら
れたシール、31は1対のキャリパ本体2a,2bを締結する
ためのボルトである。
向とほぼ直交する方向に伸長するガイド孔29が形成され
ており、ガイドピン28は、該ガイド孔29を摺動自在に貫
通している。同図に示すように、ボス部24a,24bと取付
ブラケツト17とのクリアランスは、一方がxに、また他
方がx′になるように設定されている。該クリアランス
x,x′は、デイスク1の熱変形量と同等かまたはそれよ
りも大に設定されているが、該クリアランスx,x′が必
要以上に大きいと、ピストン5,5のうち何れか摺動抵抗
の小さい方のピストン5がデイスク1方向に前進するこ
とになるため、このようなことが生じない程度に設定さ
れる。前記クリアランスx,x′は、ディスク1の熱変形
量を補償する程度の長さに設定すればよいが、パッド7
の摩耗しろ(新品時から交換時(摩耗限界)までの長
さ)を補償するものではないから、これより小さくてよ
い。尚、30は、取付ブラケツト17のガイド孔29に設けら
れたシール、31は1対のキャリパ本体2a,2bを締結する
ためのボルトである。
次に上記構成に係るデイスクブレーキの作用について述
べると、制動操作を行うと、図示しないマスタシリンダ
からシリンダボア4に圧油が供給されることになり、こ
れによつてピストン5はデイスク1方向に前進し、パツ
ド7はデイスク1に押圧されることになり、制動力が発
生する。かかる状態から制動操作を解除すると、シリン
ダボア4内の油圧が減少するため、ピストン5は、シー
ル14の復元力により一定量後退させられることになり、
したがつて所謂ひきずりが発生しないことになる。
べると、制動操作を行うと、図示しないマスタシリンダ
からシリンダボア4に圧油が供給されることになり、こ
れによつてピストン5はデイスク1方向に前進し、パツ
ド7はデイスク1に押圧されることになり、制動力が発
生する。かかる状態から制動操作を解除すると、シリン
ダボア4内の油圧が減少するため、ピストン5は、シー
ル14の復元力により一定量後退させられることになり、
したがつて所謂ひきずりが発生しないことになる。
ところで、制動中にデイスク1が高温となると、デイス
ク1は一般に第3図に2点鎖線で示すように変形する。
この変形量は、通常その外周部で約1mm以下である。こ
のデイスク1の変形により、ピストン5にそれを後退さ
せる方向の力が作用することになり、この力は圧油を介
してキヤリパ本体2aに伝えられるため、キヤリパ本体2
a,2bは、ガイドピン28を介してガイド孔29沿いにまた一
方のキャリパ本体2aはスリーブ20沿いにも摺動すること
になり、所定距離移動すると、ボス部24a,24bの何れか
一方が取付ブラケツト17に当接することになり、キヤリ
パ本体2a,2bの移動は停止することになる。
ク1は一般に第3図に2点鎖線で示すように変形する。
この変形量は、通常その外周部で約1mm以下である。こ
のデイスク1の変形により、ピストン5にそれを後退さ
せる方向の力が作用することになり、この力は圧油を介
してキヤリパ本体2aに伝えられるため、キヤリパ本体2
a,2bは、ガイドピン28を介してガイド孔29沿いにまた一
方のキャリパ本体2aはスリーブ20沿いにも摺動すること
になり、所定距離移動すると、ボス部24a,24bの何れか
一方が取付ブラケツト17に当接することになり、キヤリ
パ本体2a,2bの移動は停止することになる。
次に上記構成にかかるデイスクブレーキの組立順序につ
いて述べるが、その前に従来のデイスクブレーキの組立
順序について述べる。尚、その説明の便宜上、本発明の
実施例が記載された第1図ないし第3図を参照しながら
説明することにする。先ずキヤリパ本体2a,2bのシリン
ダボア4にピストン5を摺動自在に嵌挿し、次いでボル
ト31により1対のキヤリパ本体2a,2bを締結した後、パ
ツド7の裏金6を、支持ピン9を介してキヤリパ本体2
a,2bに取付け、この後、ボルト31により1対のキヤリパ
本体2a,2bを締結し、次いで取付ブラケツト17の他端を
ボス部24a,24b間に配置した後、ガイドピン28をボス部2
4a,24b及び取付ブラケツト17の孔に挿通することによ
り、キヤリパ本体2a,2bを取付ブラケツト17に組付け
る。
いて述べるが、その前に従来のデイスクブレーキの組立
順序について述べる。尚、その説明の便宜上、本発明の
実施例が記載された第1図ないし第3図を参照しながら
説明することにする。先ずキヤリパ本体2a,2bのシリン
ダボア4にピストン5を摺動自在に嵌挿し、次いでボル
ト31により1対のキヤリパ本体2a,2bを締結した後、パ
ツド7の裏金6を、支持ピン9を介してキヤリパ本体2
a,2bに取付け、この後、ボルト31により1対のキヤリパ
本体2a,2bを締結し、次いで取付ブラケツト17の他端を
ボス部24a,24b間に配置した後、ガイドピン28をボス部2
4a,24b及び取付ブラケツト17の孔に挿通することによ
り、キヤリパ本体2a,2bを取付ブラケツト17に組付け
る。
しかし、キヤリパ本体2a,2b相互にずれがある場合に
は、ボス部24a,24bのピン孔25a,25bの軸線が相互に一致
せず、したがつてかかる場合には、ガイドピン28は他方
のボス部24bのピン孔25bに挿通されないことになるた
め、このような不都合に対処するためには、ピン孔25b
を比較的大にすることが必要になるが、この場合には、
制動力は、一方のボス部24aからのみ取付ブラケツト17
に伝達されるため、ガイドピン28に無理な力が作用する
ことになり、ピン28に曲り等が発生する、という可能性
が生ずることになる。
は、ボス部24a,24bのピン孔25a,25bの軸線が相互に一致
せず、したがつてかかる場合には、ガイドピン28は他方
のボス部24bのピン孔25bに挿通されないことになるた
め、このような不都合に対処するためには、ピン孔25b
を比較的大にすることが必要になるが、この場合には、
制動力は、一方のボス部24aからのみ取付ブラケツト17
に伝達されるため、ガイドピン28に無理な力が作用する
ことになり、ピン28に曲り等が発生する、という可能性
が生ずることになる。
そこでこれに対処するため、他方のキヤリパ本体2bのボ
ルト孔31bを、ボルト31の外径よりも大にしておき、組
立順序を次のようにする。即ち、ピストン5及びパツド
7を上記と同様にして組立てた後、ガイドピン28をピン
孔25aに挿通してネジ部27を螺合し、次いで取付ブラケ
ツト17をガイド孔29を介して、ガイドピン28の先端部か
ら取付け、この後、他方のキヤリパ本体2bを一方のキヤ
リパ本体2aに組付け、最後にボルト31をボルトねじ孔31
aとボルト孔31bに挿通し、該ボルト31を回転すると、ボ
ルト31の先端部は、キヤリパ本体2aのボルトねじ孔31a
に螺合するが、他方のボルト孔31bには、その内径がボ
ルト31よりも大きいので螺合しない。
ルト孔31bを、ボルト31の外径よりも大にしておき、組
立順序を次のようにする。即ち、ピストン5及びパツド
7を上記と同様にして組立てた後、ガイドピン28をピン
孔25aに挿通してネジ部27を螺合し、次いで取付ブラケ
ツト17をガイド孔29を介して、ガイドピン28の先端部か
ら取付け、この後、他方のキヤリパ本体2bを一方のキヤ
リパ本体2aに組付け、最後にボルト31をボルトねじ孔31
aとボルト孔31bに挿通し、該ボルト31を回転すると、ボ
ルト31の先端部は、キヤリパ本体2aのボルトねじ孔31a
に螺合するが、他方のボルト孔31bには、その内径がボ
ルト31よりも大きいので螺合しない。
このように、ボルト孔31bの内径はボルト31の外径より
も大であるので、キヤリパ本体2a,2bが相互にずれてい
る場合でも、ピン孔25a,25bの軸線を優先的に一致さ
せ、この結果ボルトねじ孔31aとボルト孔31bの軸線相互
がずれることになつても、ボルト31はボルトねじ孔31a
とボルト孔31b内に収まることになり、しかもガイドピ
ン28の先端部はピン孔25bに嵌合することになる。
も大であるので、キヤリパ本体2a,2bが相互にずれてい
る場合でも、ピン孔25a,25bの軸線を優先的に一致さ
せ、この結果ボルトねじ孔31aとボルト孔31bの軸線相互
がずれることになつても、ボルト31はボルトねじ孔31a
とボルト孔31b内に収まることになり、しかもガイドピ
ン28の先端部はピン孔25bに嵌合することになる。
(効果) 本発明は、以上から明らかなように、シリンダ部は取付
ブラケツトに対して移動自在であるので、デイスクは熱
変形すると、シリンダ部が変形方向に移動することにな
り、ピストンとシリンダボアとの相対位置は変化しない
ので、従来例の如く、ピストンのシリンダボアに対する
後退に起因する圧油の増量が未然に防止されることにな
る。また、ボルト孔とボルトとの間隙をピン孔とガイド
ピンとの間隙より大きく設定したので、キャリパ本体を
構成する2つの部材が相互にずれている場合でも、ピン
孔の軸線を優先的に一致させてガイドピンを挿通させる
ことができ、この結果、制動力は両方のピン孔に対して
均等に作用してガイドピンに無理な力がかからないの
で、キャリパ本体をスムーズに案内することができる。
さらに、ボルトねじ孔とボルト孔の軸線がずれることに
なってもボルトを容易に挿通させることができるので、
キャリパの組立が容易になる。
ブラケツトに対して移動自在であるので、デイスクは熱
変形すると、シリンダ部が変形方向に移動することにな
り、ピストンとシリンダボアとの相対位置は変化しない
ので、従来例の如く、ピストンのシリンダボアに対する
後退に起因する圧油の増量が未然に防止されることにな
る。また、ボルト孔とボルトとの間隙をピン孔とガイド
ピンとの間隙より大きく設定したので、キャリパ本体を
構成する2つの部材が相互にずれている場合でも、ピン
孔の軸線を優先的に一致させてガイドピンを挿通させる
ことができ、この結果、制動力は両方のピン孔に対して
均等に作用してガイドピンに無理な力がかからないの
で、キャリパ本体をスムーズに案内することができる。
さらに、ボルトねじ孔とボルト孔の軸線がずれることに
なってもボルトを容易に挿通させることができるので、
キャリパの組立が容易になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係るデイスクブレーキの正面図、第2
図は第1図のA方向から見た矢視図、第3図は第1図の
B−B線に沿う断面図である。 1…デイスク 3…シリンダ部 17…取付ブラケツト
図は第1図のA方向から見た矢視図、第3図は第1図の
B−B線に沿う断面図である。 1…デイスク 3…シリンダ部 17…取付ブラケツト
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクの両側に配置した2つの部材を前
記ディスクの外周で接合し、前記一方の部材の接合部に
設けたボルト孔にボルトを挿通し、該ボルトを前記他方
の部材の接合部に設けたボルトねじ孔に螺合して前記2
つの部材を結合してなるキャリパ本体と、該キャリパ本
体に設けられ、前記ディスクの両側に配置されたパッド
を実質的に同じように押圧するシリンダ部とを備えた対
向ピストン型のディスクブレーキにおいて、前記キャリ
パ本体は、固定された取付ブラケットを摺動自在に貫通
するガイドピンの両端側を前記2つの部材に設けたピン
孔に挿通して前記取付ブラケットに移動自在に取付けら
れ、前記キャリパ本体の移動量は、前記パッドの摩耗し
ろよりも小さく設定されており、さらに、前記ボルト孔
と前記ボルトとの間隙を前記ピン孔と前記ガイドピンと
の間隙より大きく設定したことを特徴とするディスクブ
レーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59150775A JPH0735828B2 (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59150775A JPH0735828B2 (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | ディスクブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6131733A JPS6131733A (ja) | 1986-02-14 |
| JPH0735828B2 true JPH0735828B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=15504149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59150775A Expired - Lifetime JPH0735828B2 (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735828B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5964321A (en) * | 1996-04-26 | 1999-10-12 | Hayes Brake, Inc. | Ball joint piston bore caliper |
| WO2004085869A1 (en) * | 2003-03-28 | 2004-10-07 | Freni Brembo S.P.A | Caliper of a disc brake |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56157654A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-04 | Nissin Kogyo Kk | Disc brake device for car |
| JPS5999130A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 円盤ブレ−キの作動装置 |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP59150775A patent/JPH0735828B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6131733A (ja) | 1986-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4467897A (en) | Disc brake with first and second springs for preventing the vibration of friction pad | |
| JPH031534B2 (ja) | ||
| US3460651A (en) | Caliper disc brake and mounting means therefor | |
| JPS6336175Y2 (ja) | ||
| JPH0556411B2 (ja) | ||
| JPH11108088A (ja) | マルチポット型ディスクブレーキ | |
| US20210396283A1 (en) | Disc brake device and disc brake pad | |
| JPH0570731B2 (ja) | ||
| US4306639A (en) | Disc brake caliper with molded flex piston | |
| JPH0135218B2 (ja) | ||
| JPH0735828B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
| US4685542A (en) | Disc brake assembly | |
| GB2156923A (en) | Spot-type disc brake | |
| US4343381A (en) | Disc brake friction pad retaining means and guide seal | |
| JP3383864B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
| GB2161226A (en) | Disc brake | |
| TWI703281B (zh) | 碟式制動器 | |
| KR20040071876A (ko) | 디스크 브레이크의 심 | |
| JPS6135791Y2 (ja) | ||
| CN218177791U (zh) | 一种固定式铝制多活塞卡钳 | |
| JPH08254234A (ja) | 車両用ディスクブレーキ | |
| JPH0210345Y2 (ja) | ||
| JPH0542270Y2 (ja) | ||
| JPH0424578B2 (ja) | ||
| JPH0649944Y2 (ja) | デイスクブレ−キ |