JPH08254234A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents
車両用ディスクブレーキInfo
- Publication number
- JPH08254234A JPH08254234A JP7060428A JP6042895A JPH08254234A JP H08254234 A JPH08254234 A JP H08254234A JP 7060428 A JP7060428 A JP 7060428A JP 6042895 A JP6042895 A JP 6042895A JP H08254234 A JPH08254234 A JP H08254234A
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- Japan
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- piston
- disc
- movable body
- rotor
- pad
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Abstract
(57)【要約】
【目的】制動解放時の摩擦パッドをディスクロータから
有効に離間させて、ライニングの引摺りを防止する。 【構成】固定体6のシリンダ孔10の反ディスクロータ
側に、角シール14を介して第2ピストン12を液密且
つ移動可能に内挿する。シリンダ孔10の反ディスクロ
ータ側に、可動体7のピストン受け部7aを配設する。
ピストン受け部7aと第2ピストン12とを、連結ボル
ト20や溶接,クリップ等の連結手段にて一体に連結
し、制動解放時には、可動体7が角シール14の復元力
によって第2ピストン12と共にパッド押圧部方向へス
ライドし、パッド押圧部7bが他方の摩擦パッド4の裏
板4bの背面から離れるようにする。
有効に離間させて、ライニングの引摺りを防止する。 【構成】固定体6のシリンダ孔10の反ディスクロータ
側に、角シール14を介して第2ピストン12を液密且
つ移動可能に内挿する。シリンダ孔10の反ディスクロ
ータ側に、可動体7のピストン受け部7aを配設する。
ピストン受け部7aと第2ピストン12とを、連結ボル
ト20や溶接,クリップ等の連結手段にて一体に連結
し、制動解放時には、可動体7が角シール14の復元力
によって第2ピストン12と共にパッド押圧部方向へス
ライドし、パッド押圧部7bが他方の摩擦パッド4の裏
板4bの背面から離れるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や自動二輪車等
の走行車両に用いられるディスクブレーキであって、詳
しくは、このディスクブレーキに用いられるキャリパボ
ディが、車体に固着される固定体と、該固定体にスライ
ド可能に支持される可動体とを組合わせた構造の車両用
ディスクブレーキに関する。
の走行車両に用いられるディスクブレーキであって、詳
しくは、このディスクブレーキに用いられるキャリパボ
ディが、車体に固着される固定体と、該固定体にスライ
ド可能に支持される可動体とを組合わせた構造の車両用
ディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ディスクブレーキとして、例えば
特公平5−24369号公報に示されるものがある。こ
のディスクブレーキは、ディスクロータの一側部で車体
に固着されるシリンダボディと、該固定体に一対のスラ
イドピンを介してディスク軸方向へスライド可能に支持
される可動体とでキャリパボディを構成し、固定体に貫
通形成されたディスク軸方向のシリンダ孔に、液圧室を
挟んで互いに反対方向へ押動される第1ピストンと第2
ピストンとを、それぞれ角シールを介して液密且つ移動
可能に内挿すると共に、前記可動体の両端に、前記シリ
ンダ孔の反ディスクロータ側を覆うピストン受け部と、
ディスクロータの他側部に配設された他方の摩擦パッド
の背面を覆うパッド押圧部とを設け、前記液圧室に昇圧
した作動液を供給して、ディスクロータ側の第1ピスト
ンで一方の摩擦パッドをディスクロータの一側面へ押圧
し、反ディスクロータ側の第2ピストンで前記ピストン
受け部を押動して、前記可動体を固定体方向へスライド
させ、前記パッド押圧部で他方の摩擦パッドをディスク
ロータの他側面へ押圧して、制動作用を行なうようにな
っている。
特公平5−24369号公報に示されるものがある。こ
のディスクブレーキは、ディスクロータの一側部で車体
に固着されるシリンダボディと、該固定体に一対のスラ
イドピンを介してディスク軸方向へスライド可能に支持
される可動体とでキャリパボディを構成し、固定体に貫
通形成されたディスク軸方向のシリンダ孔に、液圧室を
挟んで互いに反対方向へ押動される第1ピストンと第2
ピストンとを、それぞれ角シールを介して液密且つ移動
可能に内挿すると共に、前記可動体の両端に、前記シリ
ンダ孔の反ディスクロータ側を覆うピストン受け部と、
ディスクロータの他側部に配設された他方の摩擦パッド
の背面を覆うパッド押圧部とを設け、前記液圧室に昇圧
した作動液を供給して、ディスクロータ側の第1ピスト
ンで一方の摩擦パッドをディスクロータの一側面へ押圧
し、反ディスクロータ側の第2ピストンで前記ピストン
受け部を押動して、前記可動体を固定体方向へスライド
させ、前記パッド押圧部で他方の摩擦パッドをディスク
ロータの他側面へ押圧して、制動作用を行なうようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、液圧室へ昇圧した作動液を供給して第1及び第2
ピストンを押動する制動時に、それぞれの角シールがピ
ストンの移動に伴って弾性変形し、また液圧室への作動
液の供給を解除した制動解放時には、それぞれのピスト
ンが角シールの復元力によって液圧室方向へ引き戻され
るようになっている。これにより、一方の摩擦パッドで
は、第1ピストンの後退で第1ピストンとの間に間隙が
空き、ディスクロータとの競りによってディスクロータ
の一側面から離間するが、他方の摩擦パッドでは、可動
体が制動時にピストン受け部方向へスライドしたまま停
止するため、可動体のパッド押圧部が他方の摩擦パッド
の背面から離間せず、ディスクロータにライニングを引
き摺ってしまうという不具合がある。
ては、液圧室へ昇圧した作動液を供給して第1及び第2
ピストンを押動する制動時に、それぞれの角シールがピ
ストンの移動に伴って弾性変形し、また液圧室への作動
液の供給を解除した制動解放時には、それぞれのピスト
ンが角シールの復元力によって液圧室方向へ引き戻され
るようになっている。これにより、一方の摩擦パッドで
は、第1ピストンの後退で第1ピストンとの間に間隙が
空き、ディスクロータとの競りによってディスクロータ
の一側面から離間するが、他方の摩擦パッドでは、可動
体が制動時にピストン受け部方向へスライドしたまま停
止するため、可動体のパッド押圧部が他方の摩擦パッド
の背面から離間せず、ディスクロータにライニングを引
き摺ってしまうという不具合がある。
【0004】そこで本発明は、制動解放時の両摩擦パッ
ドをディスクロータから有効に離間させて、ライニング
の引摺りを防止することのできる車両用ディスクブレー
キを提供することを目的としている。
ドをディスクロータから有効に離間させて、ライニング
の引摺りを防止することのできる車両用ディスクブレー
キを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的に従
って、ディスクロータの両側部に一対の摩擦パッドを対
向して備え、該ディスクロータの一側部で車体に固着さ
れる固定体に、ディスクロータの外側を跨いで配設され
る可動体を、一対のスライドピンを介してディスク軸方
向へスライド可能に支持してキャリパボディを構成し、
前記固定体に一方の摩擦パッドの背面へ開口して貫通形
成したディスク軸方向のシリンダ孔に、液圧室を挟んで
互いに反対方向へ押動される第1ピストンと第2ピスト
ンとを、それぞれ角シールを介して液密且つ移動可能に
内挿し、前記可動体の両端に、前記シリンダ孔の反ディ
スクロータ側を覆うピストン受け部と、ディスクロータ
の他側部に配設された他方の摩擦パッドの背面を覆うパ
ッド押圧部とを設け、ディスクロータ側の第1ピストン
にて一方の摩擦パッドをディスクロータの一側面へ押圧
すると共に、反ディスクロータ側の第2ピストンにて前
記ピストン受け部を押動し、前記可動体をピストン受け
部方向へスライドさせて、前記パッド押圧部で他方の摩
擦パッドをディスクロータの他側面へ押圧して制動作用
を行なう車両用ディスクブレーキのキャリパボディにお
いて、前記可動体のピストン受け部と前記第2ピストン
とを連結ボルトや溶接等の連結手段にて一体に連結した
ことを特徴としている。
って、ディスクロータの両側部に一対の摩擦パッドを対
向して備え、該ディスクロータの一側部で車体に固着さ
れる固定体に、ディスクロータの外側を跨いで配設され
る可動体を、一対のスライドピンを介してディスク軸方
向へスライド可能に支持してキャリパボディを構成し、
前記固定体に一方の摩擦パッドの背面へ開口して貫通形
成したディスク軸方向のシリンダ孔に、液圧室を挟んで
互いに反対方向へ押動される第1ピストンと第2ピスト
ンとを、それぞれ角シールを介して液密且つ移動可能に
内挿し、前記可動体の両端に、前記シリンダ孔の反ディ
スクロータ側を覆うピストン受け部と、ディスクロータ
の他側部に配設された他方の摩擦パッドの背面を覆うパ
ッド押圧部とを設け、ディスクロータ側の第1ピストン
にて一方の摩擦パッドをディスクロータの一側面へ押圧
すると共に、反ディスクロータ側の第2ピストンにて前
記ピストン受け部を押動し、前記可動体をピストン受け
部方向へスライドさせて、前記パッド押圧部で他方の摩
擦パッドをディスクロータの他側面へ押圧して制動作用
を行なう車両用ディスクブレーキのキャリパボディにお
いて、前記可動体のピストン受け部と前記第2ピストン
とを連結ボルトや溶接等の連結手段にて一体に連結した
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】かかる構成によれば、第2ピストンと可動体と
が一体に作動し、液圧室への作動液の供給を解除して、
第2ピストンが角シールの復元力で液圧室方向へ後退す
ると、第2ピストンに一体化した可動体がパッド押圧部
方向へスライドして、パッド押圧部が他方の摩擦パッド
の背面から離れるため、他方の摩擦パッドはディスクロ
ータとの競りによって、パッド押圧部との間隙分をディ
スクロータの他側面から有効に離間できるようになる。
が一体に作動し、液圧室への作動液の供給を解除して、
第2ピストンが角シールの復元力で液圧室方向へ後退す
ると、第2ピストンに一体化した可動体がパッド押圧部
方向へスライドして、パッド押圧部が他方の摩擦パッド
の背面から離れるため、他方の摩擦パッドはディスクロ
ータとの競りによって、パッド押圧部との間隙分をディ
スクロータの他側面から有効に離間できるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0008】ディスクブレーキ1は、図示しない車輪と
矢印A方向へ一体に回転するディスクロータ2と、該デ
ィスクロータ2の両側に対向配置される一対の摩擦パッ
ド3,4と、両摩擦パッド3,4のライニング3a,4
aをディスクロータ2の両側面へ押圧するキャリパボデ
ィ5とを持っている。
矢印A方向へ一体に回転するディスクロータ2と、該デ
ィスクロータ2の両側に対向配置される一対の摩擦パッ
ド3,4と、両摩擦パッド3,4のライニング3a,4
aをディスクロータ2の両側面へ押圧するキャリパボデ
ィ5とを持っている。
【0009】キャリパボディ5は、ディスクロータ2の
一側部で車体に固着される固定体6に、可動体7を一対
のスライドピン8,8を介して、ディスク軸方向へ移動
可能に支持して構成されており、両摩擦パッド3,4
は、ディスクロータ2の外側を跨いで固定体6と可動体
7とに掛け渡されたハンガーピン9を裏板3b,4bの
上部に差し込んで、ディスク軸方向へ移動可能に吊持さ
れている。
一側部で車体に固着される固定体6に、可動体7を一対
のスライドピン8,8を介して、ディスク軸方向へ移動
可能に支持して構成されており、両摩擦パッド3,4
は、ディスクロータ2の外側を跨いで固定体6と可動体
7とに掛け渡されたハンガーピン9を裏板3b,4bの
上部に差し込んで、ディスク軸方向へ移動可能に吊持さ
れている。
【0010】固定体6には、ディスク軸方向に貫通する
シリンダ孔10が、一方の摩擦パッド3の背面へ開口し
て設けられ、ディスク内周側に車体取付け部6aが、ま
たディスク回入側と回出側の両側部に一対の連結腕6
b,6bが、それぞれ突設されており、両連結腕6b,
6bの先端に、スライドピン8,8が反ディスク方向に
突設されている。シリンダ孔10には、第1ピストン1
1と第2ピストン12とが、角シール13,14とダス
トシール15,16を介して液密且つ移動可能に内挿さ
れ、両ピストン11,12の間に画成された液圧室17
に、作動液導入用のユニオン孔18が開設されている。
シリンダ孔10が、一方の摩擦パッド3の背面へ開口し
て設けられ、ディスク内周側に車体取付け部6aが、ま
たディスク回入側と回出側の両側部に一対の連結腕6
b,6bが、それぞれ突設されており、両連結腕6b,
6bの先端に、スライドピン8,8が反ディスク方向に
突設されている。シリンダ孔10には、第1ピストン1
1と第2ピストン12とが、角シール13,14とダス
トシール15,16を介して液密且つ移動可能に内挿さ
れ、両ピストン11,12の間に画成された液圧室17
に、作動液導入用のユニオン孔18が開設されている。
【0011】可動体7は、シリンダ孔10の反ディスク
ロータ側をディスク周方向へ交差して覆うピストン受け
部7aと、他方の摩擦パッド4の裏板4bの背面をディ
スク中心方向へ突出して覆うパッド押圧部7bとを、両
摩擦パッド3,4と固定体6のディスク回入側と回出側
とを挟んでディスクロータ2の外周を跨ぐブリッジ部7
c,7cで一体に連結して構成されている。ピストン受
け部7aとブリッジ部7c,7cとの連結部には、袋状
のピン孔19,19がディスクロータ側に開口して設け
られており、可動体7は、それぞれピン孔19に上述の
スライドピン8を差し込んで、ディスク軸方向へ移動可
能に支持されている。
ロータ側をディスク周方向へ交差して覆うピストン受け
部7aと、他方の摩擦パッド4の裏板4bの背面をディ
スク中心方向へ突出して覆うパッド押圧部7bとを、両
摩擦パッド3,4と固定体6のディスク回入側と回出側
とを挟んでディスクロータ2の外周を跨ぐブリッジ部7
c,7cで一体に連結して構成されている。ピストン受
け部7aとブリッジ部7c,7cとの連結部には、袋状
のピン孔19,19がディスクロータ側に開口して設け
られており、可動体7は、それぞれピン孔19に上述の
スライドピン8を差し込んで、ディスク軸方向へ移動可
能に支持されている。
【0012】第2ピストン12は、可動体7のピストン
受け部7aと連結ボルト20にて連結されており、第2
ピストン12と可動体7とを一体に移動させるようにし
ている。第2ピストン12の内面には工具掛け孔12a
が凹設されており、第2ピストン12と可動体7とをボ
ルト止めする際に、工具掛け孔12aに工具を差し入れ
て第2ピストン12の回転を規制することにより、連結
作業が良好に行なえるようにしている。
受け部7aと連結ボルト20にて連結されており、第2
ピストン12と可動体7とを一体に移動させるようにし
ている。第2ピストン12の内面には工具掛け孔12a
が凹設されており、第2ピストン12と可動体7とをボ
ルト止めする際に、工具掛け孔12aに工具を差し入れ
て第2ピストン12の回転を規制することにより、連結
作業が良好に行なえるようにしている。
【0013】このように構成される本実施例は、運転者
の制動操作によって、昇圧した作動液がユニオン孔18
から液圧室17へ供給されると、第1ピストン11が角
シール13を弾性変形しながらシリンダ孔10をディス
クロータ方向へ移動して、一方の摩擦パッド3を押動
し、該摩擦パッド3のライニング3aをディスクロータ
2の一側面へ押圧する。また第2ピストン12は、角シ
ール14を弾性変形しながらシリンダ孔10を反ディス
クロータへ移動し、第2ピストン12と一体の可動体7
もピストン受け部7a方向へスライドして、パッド押圧
部7bが他方の摩擦パッド4を押動し、該摩擦パッド4
のライニング4aをディスクロータ2の他側面へ押圧し
て、制動作用が行なわれる。
の制動操作によって、昇圧した作動液がユニオン孔18
から液圧室17へ供給されると、第1ピストン11が角
シール13を弾性変形しながらシリンダ孔10をディス
クロータ方向へ移動して、一方の摩擦パッド3を押動
し、該摩擦パッド3のライニング3aをディスクロータ
2の一側面へ押圧する。また第2ピストン12は、角シ
ール14を弾性変形しながらシリンダ孔10を反ディス
クロータへ移動し、第2ピストン12と一体の可動体7
もピストン受け部7a方向へスライドして、パッド押圧
部7bが他方の摩擦パッド4を押動し、該摩擦パッド4
のライニング4aをディスクロータ2の他側面へ押圧し
て、制動作用が行なわれる。
【0014】次に、上述の制動操作を解除すると、第1
ピストン11と第2ピストン12が、それぞれの角シー
ル13,14の復元力によって液圧室方向へ引き戻さ
れ、更に第2ピストン12と一体の可動体7もパッド押
圧部7b方向へスライドして非作動位置に復帰する。こ
れにより、一方の摩擦パッド3と第1ピストン11との
間はもとより、可動体7のパッド押圧部7bが、他方の
摩擦パッド4の裏板4bから後退して裏板4bの背面に
間隙が設定されるので、他方の摩擦パッド4を、一方の
摩擦パッド3と同様にディスクロータ2との競りによっ
てディスクロータ2から有効に離間させることができる
ようになり、ライニング4aを引き摺るという不具合が
解消される。
ピストン11と第2ピストン12が、それぞれの角シー
ル13,14の復元力によって液圧室方向へ引き戻さ
れ、更に第2ピストン12と一体の可動体7もパッド押
圧部7b方向へスライドして非作動位置に復帰する。こ
れにより、一方の摩擦パッド3と第1ピストン11との
間はもとより、可動体7のパッド押圧部7bが、他方の
摩擦パッド4の裏板4bから後退して裏板4bの背面に
間隙が設定されるので、他方の摩擦パッド4を、一方の
摩擦パッド3と同様にディスクロータ2との競りによっ
てディスクロータ2から有効に離間させることができる
ようになり、ライニング4aを引き摺るという不具合が
解消される。
【0015】尚、第2ピストンと可動体のパッド受け部
との他の連結手段として、第2ピストンにおねじを突設
してパッド受け部に直接ねじ止めしてもよく、或いは溶
接や緩みを伴わないクリップや割りピン等によって連結
してもよい。
との他の連結手段として、第2ピストンにおねじを突設
してパッド受け部に直接ねじ止めしてもよく、或いは溶
接や緩みを伴わないクリップや割りピン等によって連結
してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の車両用ディスクブレーキは、キ
ャリパボディが、ディスクロータの一側部で車体に固着
される固定体に、可動体を一対のスライドピンにてディ
スク軸方向へスライド可能に支持する構成であって、前
記固定体にディスク軸方向へ貫通形成されたシリンダ孔
の反ディスクロータ側へ可動体のピストン受け部を覆っ
て配設し、該ピストン受け部と、シリンダ孔の反ディス
クロータ側に角シールを介して内挿した第2ピストンと
を、連結ボルトや溶接等の連結手段にて一体に連結した
ことにより、制動解放時に、第2ピストンが角シールの
復元力で液圧室方向へ後退すると、第2ピストンに一体
化した可動体がパッド押圧部方向へスライドして、パッ
ド押圧部が他方の摩擦パッドの背面から離れるので、他
方の摩擦パッドはディスクロータとの競りによって、パ
ッド押圧部との間隙分をディスクロータの他側面から有
効に離間できるようになり、ライニングを引摺るという
不具合が解消される。
ャリパボディが、ディスクロータの一側部で車体に固着
される固定体に、可動体を一対のスライドピンにてディ
スク軸方向へスライド可能に支持する構成であって、前
記固定体にディスク軸方向へ貫通形成されたシリンダ孔
の反ディスクロータ側へ可動体のピストン受け部を覆っ
て配設し、該ピストン受け部と、シリンダ孔の反ディス
クロータ側に角シールを介して内挿した第2ピストンと
を、連結ボルトや溶接等の連結手段にて一体に連結した
ことにより、制動解放時に、第2ピストンが角シールの
復元力で液圧室方向へ後退すると、第2ピストンに一体
化した可動体がパッド押圧部方向へスライドして、パッ
ド押圧部が他方の摩擦パッドの背面から離れるので、他
方の摩擦パッドはディスクロータとの競りによって、パ
ッド押圧部との間隙分をディスクロータの他側面から有
効に離間できるようになり、ライニングを引摺るという
不具合が解消される。
【図1】図2のI−I断面図
【図2】本発明の一実施例を示すディスクブレーキの正
面図
面図
【図3】本発明の一実施例を示すディスクブレーキの一
部断面平面図
部断面平面図
1…ディスクブレーキ 2…ディスクロータ 3,4…摩擦パッド 3a,4a…ライニング 3b,4b…裏板 5…固定体6と可動体7とからなるキャリパボディ 6…固定体 7…可動体 7a…ピストン受け部 7b…パッド押圧部 7c…ブリッジ部 8…スライドピン 10…ディスク軸方向に貫通するシリンダ孔 11…第1ピストン 12…第2ピストン 13,14…角シール 15,16…ダストシール 17…液圧室 18…ユニオン孔 19…ピン孔 20…連結ボルト A…ディスクロータ2の回転方向
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクロータの両側部に一対の摩擦パ
ッドを対向して備え、該ディスクロータの一側部で車体
に固着される固定体に、ディスクロータの外側を跨いで
配設される可動体を、一対のスライドピンを介してディ
スク軸方向へスライド可能に支持してキャリパボディを
構成し、前記固定体に一方の摩擦パッドの背面へ開口し
て貫通形成したディスク軸方向のシリンダ孔に、液圧室
を挟んで互いに反対方向へ押動される第1ピストンと第
2ピストンとを、それぞれ角シールを介して液密且つ移
動可能に内挿し、前記可動体の両端に、前記シリンダ孔
の反ディスクロータ側を覆うピストン受け部と、ディス
クロータの他側部に配設された他方の摩擦パッドの背面
を覆うパッド押圧部とを設け、ディスクロータ側の第1
ピストンにて一方の摩擦パッドをディスクロータの一側
面へ押圧すると共に、反ディスクロータ側の第2ピスト
ンにて前記ピストン受け部を押動し、前記可動体をピス
トン受け部方向へスライドさせて、前記パッド押圧部で
他方の摩擦パッドをディスクロータの他側面へ押圧して
制動作用を行なう車両用ディスクブレーキのキャリパボ
ディにおいて、前記可動体のピストン受け部と前記第2
ピストンとを連結ボルトや溶接等の連結手段にて一体に
連結したことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7060428A JPH08254234A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 車両用ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7060428A JPH08254234A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 車両用ディスクブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254234A true JPH08254234A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13141959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7060428A Pending JPH08254234A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 車両用ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254234A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017006803A1 (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-12 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ装置 |
| JP2017020644A (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-26 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ装置 |
| JP2024500110A (ja) * | 2020-12-16 | 2024-01-04 | ブレンボ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | フローティングキャリパ付きディスクブレーキ及びフローティングキャリパ付きディスクブレーキの操作方法 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7060428A patent/JPH08254234A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017006803A1 (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-12 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ装置 |
| JP2017020644A (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-26 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ装置 |
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| US10670092B2 (en) | 2015-07-09 | 2020-06-02 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Disc brake device |
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