JPH0738340B2 - プラスチツク磁石 - Google Patents
プラスチツク磁石Info
- Publication number
- JPH0738340B2 JPH0738340B2 JP6361287A JP6361287A JPH0738340B2 JP H0738340 B2 JPH0738340 B2 JP H0738340B2 JP 6361287 A JP6361287 A JP 6361287A JP 6361287 A JP6361287 A JP 6361287A JP H0738340 B2 JPH0738340 B2 JP H0738340B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- plastic
- protective coating
- exposed
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として希土類−鉄系粉末のような磁性粉末と
プラスチックとの混合物を成形することによって得られ
るプラスチック磁石に関するものである。
プラスチックとの混合物を成形することによって得られ
るプラスチック磁石に関するものである。
プラスチック磁石とは例えばCe,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,
Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu等の希土類金属と、Fe,Co,Ni等の鉄
族金属とを主体とし、所望なれば更にB,C等を添加した
合金の粉末、即ち希土類−鉄系粉末と、ポリアミド、エ
ポキシ樹脂等のプラスチックとを混合して所定形状に成
形することによって得られる。このようにして得られた
プラスチック磁石は第2図に示すように磁石(1)の表
面において、金属粉末(2)がプラスチック(3)から
露出した状態になっている。このようにプラスチック
(3)から金属粉末(2)が露出していると、該金属粉
末(2)は空気等と接触して侵蝕される。上記露出金属
粉末(2)の侵蝕を防止するために通常プラスチック磁
石(1)の表面にプラスチックをコーティングすること
によって保護被膜を形成することが行われている。
Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu等の希土類金属と、Fe,Co,Ni等の鉄
族金属とを主体とし、所望なれば更にB,C等を添加した
合金の粉末、即ち希土類−鉄系粉末と、ポリアミド、エ
ポキシ樹脂等のプラスチックとを混合して所定形状に成
形することによって得られる。このようにして得られた
プラスチック磁石は第2図に示すように磁石(1)の表
面において、金属粉末(2)がプラスチック(3)から
露出した状態になっている。このようにプラスチック
(3)から金属粉末(2)が露出していると、該金属粉
末(2)は空気等と接触して侵蝕される。上記露出金属
粉末(2)の侵蝕を防止するために通常プラスチック磁
石(1)の表面にプラスチックをコーティングすること
によって保護被膜を形成することが行われている。
従来は第3図に示すようにプラスチック磁石(1)の全
表面にわたって上記プラスチックからなる保護被膜
(4)が形成されている。
表面にわたって上記プラスチックからなる保護被膜
(4)が形成されている。
しかし上記従来の構成においてはプラスチック磁石
(1)の全表面にわたって形成された保護被膜(4)の
表面が平滑なために例えばエポキシ樹脂からなる接着剤
によってモーターのヨークに接着した場合に強い接着力
が得られず、磁石(1)がヨークから剥離し易いと云う
問題点を生ずる。また、保護被膜と磁石表面との密着性
が悪いと上記接着強度はこの保護被膜と磁石表面との密
着性によって決まり、結果的に接着強度が得られなかっ
た。
(1)の全表面にわたって形成された保護被膜(4)の
表面が平滑なために例えばエポキシ樹脂からなる接着剤
によってモーターのヨークに接着した場合に強い接着力
が得られず、磁石(1)がヨークから剥離し易いと云う
問題点を生ずる。また、保護被膜と磁石表面との密着性
が悪いと上記接着強度はこの保護被膜と磁石表面との密
着性によって決まり、結果的に接着強度が得られなかっ
た。
本発明は上記問題点を解決する手段として、磁性粉末
(2)とプラスチック(3)との混合物を成形すること
により得られるプラスチック磁石の表面に保護被膜
(4)Aを形成する際、該プラスチック磁石表面に存在
しているプラスチック部分の一部もしくは全部を該保護
被膜から露出せしめたプラスチック磁石を提供するもの
である。
(2)とプラスチック(3)との混合物を成形すること
により得られるプラスチック磁石の表面に保護被膜
(4)Aを形成する際、該プラスチック磁石表面に存在
しているプラスチック部分の一部もしくは全部を該保護
被膜から露出せしめたプラスチック磁石を提供するもの
である。
本発明のプラスチック磁石とは前記したように希土類−
鉄系粉末とプラスチックとの混合物を所定形状に成形す
ることによって得られるが、更に具体的には該希土類−
鉄系粉末はNd29重量%、Co5重量%、B0.5重量%、Si0.2
重量%、残余分FeからなるNd−Fe−B合金が例示され
る。また用いられるプラスチックとしてはポリアミド、
ポリイミド、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ
樹脂等が例示される。上記各例示は本発明を限定するも
のではない。
鉄系粉末とプラスチックとの混合物を所定形状に成形す
ることによって得られるが、更に具体的には該希土類−
鉄系粉末はNd29重量%、Co5重量%、B0.5重量%、Si0.2
重量%、残余分FeからなるNd−Fe−B合金が例示され
る。また用いられるプラスチックとしてはポリアミド、
ポリイミド、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ
樹脂等が例示される。上記各例示は本発明を限定するも
のではない。
プラスチック磁石におけるプラスチックの混合割合は通
常1〜10重量%程度である。そして上記希土類−鉄系粉
末とプラスチックとの混合物は押出成形、射出成形、プ
レス成形等の周知の成形方法によって所定形状に成形さ
れてプラスチック磁石となる。このようにして得られた
プラスチック磁石(1)の表面には第2図に示すように
希土類−鉄系粉末(2)が露出した部分とプラスチック
(3)で被覆されている部分とが存在する。
常1〜10重量%程度である。そして上記希土類−鉄系粉
末とプラスチックとの混合物は押出成形、射出成形、プ
レス成形等の周知の成形方法によって所定形状に成形さ
れてプラスチック磁石となる。このようにして得られた
プラスチック磁石(1)の表面には第2図に示すように
希土類−鉄系粉末(2)が露出した部分とプラスチック
(3)で被覆されている部分とが存在する。
本発明において保護被膜(4)Aは第1図に示すように
例えば磁石(1)表面において金属粉末(2)が露出し
た部分に形成される。したがって磁石(1)表面のプラ
スチック(3)部分は保護被膜(4)Aによって実質的
に被覆されていない状態となっている。
例えば磁石(1)表面において金属粉末(2)が露出し
た部分に形成される。したがって磁石(1)表面のプラ
スチック(3)部分は保護被膜(4)Aによって実質的
に被覆されていない状態となっている。
本発明の保護被膜(4)Aとしてはプラスチック(3)
と同様なプラスチックをコーティングしたり、Ni等の耐
蝕性金属をメッキしたり、あるいはリン化合物処理を行
なったり(例えば特開昭61−263208号)することにより
形成される耐蝕性被膜が用いられる。例えば無電解メッ
キにより保護被膜(4)Aを形成する場合には該保護被
膜(4)Aは活性な金属粉末(2)露出部分にのみ選択
的に形成されるし、電解メッキによれば該保護被膜
(4)Aは電導性ある金属粉末(2)露出部分にのみ選
択的に形成される。
と同様なプラスチックをコーティングしたり、Ni等の耐
蝕性金属をメッキしたり、あるいはリン化合物処理を行
なったり(例えば特開昭61−263208号)することにより
形成される耐蝕性被膜が用いられる。例えば無電解メッ
キにより保護被膜(4)Aを形成する場合には該保護被
膜(4)Aは活性な金属粉末(2)露出部分にのみ選択
的に形成されるし、電解メッキによれば該保護被膜
(4)Aは電導性ある金属粉末(2)露出部分にのみ選
択的に形成される。
本発明においては磁石(1)の表面に存在するプラスチ
ック(3)部分の一部分の表面に保護皮膜(4)Aが形
成されてもよい。
ック(3)部分の一部分の表面に保護皮膜(4)Aが形
成されてもよい。
本発明においては磁石(1)の表面に存在するプラスチ
ック(3)部分が第1図に示すように一部もしくは全部
露出しているから、磁石(1)の表面には凹凸が形成さ
れている。このような磁石(1)表面の凹凸によるアン
カー効果、即ち接着剤を用いて該磁石(1)をヨーク等
に接着する時、該接着剤が磁石(1)表面に食い込んだ
状態になり接着力を向上させる。また、樹脂表面が露出
しているため、接着が直接樹脂との間で行なわれ、接着
強度が向上する。
ック(3)部分が第1図に示すように一部もしくは全部
露出しているから、磁石(1)の表面には凹凸が形成さ
れている。このような磁石(1)表面の凹凸によるアン
カー効果、即ち接着剤を用いて該磁石(1)をヨーク等
に接着する時、該接着剤が磁石(1)表面に食い込んだ
状態になり接着力を向上させる。また、樹脂表面が露出
しているため、接着が直接樹脂との間で行なわれ、接着
強度が向上する。
実施例1 前記したNd−Fe−B合金粉末に10重量%のポリアミドを
添加混合し射出成形によって径20mm、厚さ5mmの円板状
磁石(1)を作製する。該磁石(1)には無電解メッキ
および電解メッキによってニッケル保護被膜(4)Aを
金属粉末(2)露出部分のみに選択的に形成させる。無
電解メッキは該磁石(1)を90℃のメッキ浴に2分浸漬
することによって行われ、電解メッキは該磁石(1)を
陰極として25℃のメッキ浴に1分浸漬することによって
行われた。
添加混合し射出成形によって径20mm、厚さ5mmの円板状
磁石(1)を作製する。該磁石(1)には無電解メッキ
および電解メッキによってニッケル保護被膜(4)Aを
金属粉末(2)露出部分のみに選択的に形成させる。無
電解メッキは該磁石(1)を90℃のメッキ浴に2分浸漬
することによって行われ、電解メッキは該磁石(1)を
陰極として25℃のメッキ浴に1分浸漬することによって
行われた。
実施例2 実施例1のポリアミドに代えてエポキシ樹脂を2重量%
添加混合しプレス成形によって実施例1と同形の磁石
(1)を作製し、同様にしてニッケル保護被膜(4)A
を形成する。
添加混合しプレス成形によって実施例1と同形の磁石
(1)を作製し、同様にしてニッケル保護被膜(4)A
を形成する。
性能試験 1 耐蝕性試験 実施例1,2で作製した磁石を50℃、98%RHの雰囲気に100
時間放置した後磁石表面の錆の発生を観察する。
時間放置した後磁石表面の錆の発生を観察する。
2 接着強度 純鉄に対してエポキシ樹脂接着剤を用いて実施例1,2で
作製した磁石を接着し1週間常温で放置後の接着強度を
測定する。
作製した磁石を接着し1週間常温で放置後の接着強度を
測定する。
3 磁気特性 実施例1,2で作製した磁石のBr,iHc,(BH)maxを上記耐
蝕性試験の後、測定する。
蝕性試験の後、測定する。
4 比較試料 比較試料としては実施例1,2で作製した磁石において保
護被膜形成を省略した試料(比較試料1,2とする)およ
び該磁石の各々にエポキシ樹脂を全面コーティングした
試料(比較試料3,4とする)を採用した。
護被膜形成を省略した試料(比較試料1,2とする)およ
び該磁石の各々にエポキシ樹脂を全面コーティングした
試料(比較試料3,4とする)を採用した。
上記性能試験の結果は第1表に示される。なお表中Aは
無電解メッキ、Bは電解メッキを施した試料である。
無電解メッキ、Bは電解メッキを施した試料である。
第1表をみれば実施例1のA,B、実施例2のA,Bともに耐
蝕性は良好でかつ接着強度は保護被膜のない比較試料1,
2と同等あるいはそれ以上である。一方該比較試料1,2は
耐蝕性が不良であり、比較試料3,4は保護被膜が全面コ
ーティングされているので接着性が不良である。なお本
発明の磁石は耐蝕性試験によっても磁気特性は変化しな
かった。
蝕性は良好でかつ接着強度は保護被膜のない比較試料1,
2と同等あるいはそれ以上である。一方該比較試料1,2は
耐蝕性が不良であり、比較試料3,4は保護被膜が全面コ
ーティングされているので接着性が不良である。なお本
発明の磁石は耐蝕性試験によっても磁気特性は変化しな
かった。
第1図は本発明の磁石の表面状態の説明図、第2図は保
護被膜のない磁石の表面状態の説明図、第3図は従来の
保護被膜を有する磁石の表面状態の説明図である。 図中(1)…磁石、(2)…金属粉末、(3)…プラス
チック、(4)A…保護被膜
護被膜のない磁石の表面状態の説明図、第3図は従来の
保護被膜を有する磁石の表面状態の説明図である。 図中(1)…磁石、(2)…金属粉末、(3)…プラス
チック、(4)A…保護被膜
Claims (1)
- 【請求項1】磁性粉末とプラスチックとの混合物を成形
することにより得られるプラスチック磁石の表面に保護
被膜を形成する際、該プラスチック磁石表面に存在して
いるプラスチック部分の一部もしくは全部を該保護被膜
から露出せしめたことを特徴とするプラスチック磁石
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6361287A JPH0738340B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | プラスチツク磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6361287A JPH0738340B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | プラスチツク磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63228703A JPS63228703A (ja) | 1988-09-22 |
| JPH0738340B2 true JPH0738340B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=13234298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6361287A Expired - Lifetime JPH0738340B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | プラスチツク磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738340B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP6361287A patent/JPH0738340B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63228703A (ja) | 1988-09-22 |
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