JPH0739082B2 - 木材単板の補修方法 - Google Patents
木材単板の補修方法Info
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- JPH0739082B2 JPH0739082B2 JP15445185A JP15445185A JPH0739082B2 JP H0739082 B2 JPH0739082 B2 JP H0739082B2 JP 15445185 A JP15445185 A JP 15445185A JP 15445185 A JP15445185 A JP 15445185A JP H0739082 B2 JPH0739082 B2 JP H0739082B2
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、とくに人工化粧単板の製造に使用する木材
単板の補修方法に関するものである。
単板の補修方法に関するものである。
ロータリー単板等の木材単板を調色(脱色,染色等)し
たのち、その複数枚を着色接着剤を介して積載し圧締接
着して集成フリッチを作成し、これをスライスして天然
木に近似した木目模様を人工的に表現する化粧単板の製
造方法においては、木材単板内にある欠点(節,虫穴,
シミ,ヤニ等)を効率よく除去して木材単板を補修する
のが、歩留まり向上に重要である。
たのち、その複数枚を着色接着剤を介して積載し圧締接
着して集成フリッチを作成し、これをスライスして天然
木に近似した木目模様を人工的に表現する化粧単板の製
造方法においては、木材単板内にある欠点(節,虫穴,
シミ,ヤニ等)を効率よく除去して木材単板を補修する
のが、歩留まり向上に重要である。
木材単板の通常の補修方法は、第5図に示すように木材
単板20内の欠点を打ち抜き等により機械的に除去した穴
21に、この穴21とほぼ同形状の補修用単板22を嵌め込む
ものである。しかしながら、木材単板20と補修用単板22
とは色が微妙にくい違っており、また第6図に示すよう
に木材単板20と補修用単板22との間に隙間23ができ、積
載成形時に隙間23内に接着剤が入り込んでしまうため、
第7図に示すように集成接着しスライスして得られた化
粧単板25の板面には木材単板部分26と補修用単板部分27
との境界が明瞭になり、自然感,天然感が損なわれると
いう問題があった。
単板20内の欠点を打ち抜き等により機械的に除去した穴
21に、この穴21とほぼ同形状の補修用単板22を嵌め込む
ものである。しかしながら、木材単板20と補修用単板22
とは色が微妙にくい違っており、また第6図に示すよう
に木材単板20と補修用単板22との間に隙間23ができ、積
載成形時に隙間23内に接着剤が入り込んでしまうため、
第7図に示すように集成接着しスライスして得られた化
粧単板25の板面には木材単板部分26と補修用単板部分27
との境界が明瞭になり、自然感,天然感が損なわれると
いう問題があった。
この発明の目的は、木材単板の補修部分を目立たなくす
る木材単板の補修方法を提供することである。
る木材単板の補修方法を提供することである。
この発明の木材単板の補修方法は、木材単板内の欠点を
除去した穴に補修用単板を嵌め込んだのち、それらの隙
間に接合剤を充填し前記補修用単板を接合したことを特
徴とするものである。
除去した穴に補修用単板を嵌め込んだのち、それらの隙
間に接合剤を充填し前記補修用単板を接合したことを特
徴とするものである。
このように、この発明によれば、木材単板内に嵌め込ん
だ補修用単板と木材単板との隙間に接合剤を充填したの
で、集成接着時に接着剤が隙間内に入り込むのを防止す
ることができ、化粧単板内の補修部分を目立たなくする
ことができる。
だ補修用単板と木材単板との隙間に接合剤を充填したの
で、集成接着時に接着剤が隙間内に入り込むのを防止す
ることができ、化粧単板内の補修部分を目立たなくする
ことができる。
前記木材単板は酸性染料または直接染料であらかじめ染
色したものを使用する。この木材単板の欠点を除去した
穴に嵌め込む補修用単板は木材単板と同材質でほぼ同色
に染色したものを使用する。また、補修用単板の大きさ
は、穴内に嵌め込んだときに隙間が2mm以下になるよう
にする。隙間が2mmより大きいときは、充填する接合剤
が目立ち、また補修用単板の接合強度にも劣るようにな
り、好ましくない。
色したものを使用する。この木材単板の欠点を除去した
穴に嵌め込む補修用単板は木材単板と同材質でほぼ同色
に染色したものを使用する。また、補修用単板の大きさ
は、穴内に嵌め込んだときに隙間が2mm以下になるよう
にする。隙間が2mmより大きいときは、充填する接合剤
が目立ち、また補修用単板の接合強度にも劣るようにな
り、好ましくない。
接合剤としては、たとえばポリ酢酸ビニル,エチレン−
酢酸ビニル共重合体(以下、EVAという),ポリアミド
などのホットメルト形熱可塑性樹脂があげられる。接合
剤はあらかじめ溶融させて木材単板と補修用単板との隙
間に流し込んで充填する。このとき、充填された接合剤
は、隣接する木材単板および補修用単板内に浸透しこれ
らの単板に染着していた染料を滲出させて、固化する。
このため、第1図および第2図に示すように、木材単板
1と補修用単板2との間の隙間に集成接着時に接着剤が
浸透してくることがなくなり、また固化した接合剤3に
は単板1,2から滲出した染料が混じり込むのて、接合部
Aがぼやけたものとなり、補修跡が目立たなくなる。
酢酸ビニル共重合体(以下、EVAという),ポリアミド
などのホットメルト形熱可塑性樹脂があげられる。接合
剤はあらかじめ溶融させて木材単板と補修用単板との隙
間に流し込んで充填する。このとき、充填された接合剤
は、隣接する木材単板および補修用単板内に浸透しこれ
らの単板に染着していた染料を滲出させて、固化する。
このため、第1図および第2図に示すように、木材単板
1と補修用単板2との間の隙間に集成接着時に接着剤が
浸透してくることがなくなり、また固化した接合剤3に
は単板1,2から滲出した染料が混じり込むのて、接合部
Aがぼやけたものとなり、補修跡が目立たなくなる。
このようにして補修した木材単板1は、第3図に示すよ
うに欠点のない木材単板1′と組み合わせて複数枚を凹
凸型6内に着色接着剤を介して積載し圧締接着して集成
フリッチ4をつくり、この集成フリッチ4を所定方向か
らスライスして化粧単板5を得る。この化粧単板5は、
第4図に示すように、補修部分7が目立たなくなり、非
常に自然感,天然感に富んだものになる。
うに欠点のない木材単板1′と組み合わせて複数枚を凹
凸型6内に着色接着剤を介して積載し圧締接着して集成
フリッチ4をつくり、この集成フリッチ4を所定方向か
らスライスして化粧単板5を得る。この化粧単板5は、
第4図に示すように、補修部分7が目立たなくなり、非
常に自然感,天然感に富んだものになる。
次に実施例および比較例をあげてこの発明を説明する。
実施例:木材単板(アガチス材,厚さ1.0mm)を染料液
に浸漬し(浴比40)、90℃で2時間熱処理して染色し
た。染料液はSuminol Milling Brown 5Rの0.2%溶液を
用いた。また、同材質の補修用単板も同様にして染色し
た。ただし、染色液はSuminol Milling Brown 3Gの0.2
%溶液を用いた。
に浸漬し(浴比40)、90℃で2時間熱処理して染色し
た。染料液はSuminol Milling Brown 5Rの0.2%溶液を
用いた。また、同材質の補修用単板も同様にして染色し
た。ただし、染色液はSuminol Milling Brown 3Gの0.2
%溶液を用いた。
染色した木材単板内の欠点を除去した穴に、この穴と同
形状の補修用単板を嵌め込み、隙間に接合剤としてEVA
(東洋曹達工業(株)製のウルトラセン 722)を200℃
で溶融したものを充填し、そのまま固化させた。その結
果、EVAは隣接する単板内に浸透し単板に染着した染料
が滲出して接合部がぼやけたものになった。
形状の補修用単板を嵌め込み、隙間に接合剤としてEVA
(東洋曹達工業(株)製のウルトラセン 722)を200℃
で溶融したものを充填し、そのまま固化させた。その結
果、EVAは隣接する単板内に浸透し単板に染着した染料
が滲出して接合部がぼやけたものになった。
このようにして得られた補修単板を他の木材単板と組み
合わせてその複数枚を接着剤を介して積載し凹凸型で圧
締接着して集成フリッチを成形し、これを所定方向から
スライスして化粧単板を得た。得られた化粧単板は第4
図に示すように補修部分7が目立たず、自然感,天然感
にすぐれていた。
合わせてその複数枚を接着剤を介して積載し凹凸型で圧
締接着して集成フリッチを成形し、これを所定方向から
スライスして化粧単板を得た。得られた化粧単板は第4
図に示すように補修部分7が目立たず、自然感,天然感
にすぐれていた。
比較例:第8図に示すように前述の実施例と同様な木材
単板20内の欠点を除去した穴21に実施例と同じ補修用単
板22を嵌め込み、市販の透明粘着テープ24で仮止めした
のち、他の木材単板と組み合わせて複数枚を積載し圧締
接着して集成フリッチを成形し、これをスライスして化
粧単板を得た。得られた化粧単板には第8図に示すよう
に木材単板部分26と補修用単板部分27との間の隙間に接
着剤が入り込み、また木材単板部分26と補修用単板部分
27との微妙な色の差によって、補修部分が鮮明になり、
天然の木目とは異なる模様が形成されていた。
単板20内の欠点を除去した穴21に実施例と同じ補修用単
板22を嵌め込み、市販の透明粘着テープ24で仮止めした
のち、他の木材単板と組み合わせて複数枚を積載し圧締
接着して集成フリッチを成形し、これをスライスして化
粧単板を得た。得られた化粧単板には第8図に示すよう
に木材単板部分26と補修用単板部分27との間の隙間に接
着剤が入り込み、また木材単板部分26と補修用単板部分
27との微妙な色の差によって、補修部分が鮮明になり、
天然の木目とは異なる模様が形成されていた。
この発明によれば、木材単板内に嵌め込んだ補修用単板
と木材単板との隙間に接合剤を充填したので、集成接着
時に接着剤が隙間内に入り込むのを防止することがで
き、化粧単板内の補修部分を目立たなくすることができ
るという効果がある。
と木材単板との隙間に接合剤を充填したので、集成接着
時に接着剤が隙間内に入り込むのを防止することがで
き、化粧単板内の補修部分を目立たなくすることができ
るという効果がある。
第1図はこの発明における補修した木材単板の斜視図、
第2図はそのII-II線断面図、第3図は第1図の木材単
板を用いて化粧単板を得るための工程説明図、第4図は
得られた化粧単板の平面図、第5図は通常の方法によっ
て補修した木材単板の斜視図、第6図はそのVI-VI線断
面図、第7図は第5図に示す補修した化粧単板を用いて
得た化粧単板の平面図、第8図は補修用単板の仮止め状
態を示す斜視図である。 1,1′,20……木材単板、2,22……補修用単板、3……接
合剤、21……穴、23……隙間
第2図はそのII-II線断面図、第3図は第1図の木材単
板を用いて化粧単板を得るための工程説明図、第4図は
得られた化粧単板の平面図、第5図は通常の方法によっ
て補修した木材単板の斜視図、第6図はそのVI-VI線断
面図、第7図は第5図に示す補修した化粧単板を用いて
得た化粧単板の平面図、第8図は補修用単板の仮止め状
態を示す斜視図である。 1,1′,20……木材単板、2,22……補修用単板、3……接
合剤、21……穴、23……隙間
Claims (3)
- 【請求項1】木材単板内の欠点を除去した穴に補修用単
板を嵌め込んだのち、それらの隙間に接合剤を充填し前
記補修用単板を接合することを特徴とする木材単板の補
修方法。 - 【請求項2】前記木材単板および補修用単板が酸性染料
または直接染料であらかじめ着色したものである特許請
求の範囲第(1)項記載の木材単板の補修方法。 - 【請求項3】前記接合剤が熱可塑性樹脂であり、この樹
脂を溶融させて前記隙間内に充填し隣接する木材単板お
よび補修用単板よりそれぞれ染料を滲出させて、接合部
をぼかす特許請求の範囲第(2)項記載の木材単板の補
修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15445185A JPH0739082B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 木材単板の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15445185A JPH0739082B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 木材単板の補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6216102A JPS6216102A (ja) | 1987-01-24 |
| JPH0739082B2 true JPH0739082B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=15584504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15445185A Expired - Lifetime JPH0739082B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 木材単板の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739082B2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15445185A patent/JPH0739082B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6216102A (ja) | 1987-01-24 |
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