JPH0739690Y2 - 車両用空気調和装置の蒸発器ケース - Google Patents

車両用空気調和装置の蒸発器ケース

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JPH0739690Y2
JPH0739690Y2 JP3563190U JP3563190U JPH0739690Y2 JP H0739690 Y2 JPH0739690 Y2 JP H0739690Y2 JP 3563190 U JP3563190 U JP 3563190U JP 3563190 U JP3563190 U JP 3563190U JP H0739690 Y2 JPH0739690 Y2 JP H0739690Y2
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air conditioner
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治基 村岡
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株式会社ゼクセル
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用空気調和装置の蒸発器ケースに関し、特
に蒸発器ケースの冷媒出入口パイプの取出口部のシール
装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、車両用空気調和装置の蒸発器ケースとしては、該
ケースを上下に二分割し、該二分割された双方のケース
の接合部に蒸発器の1対の冷媒出入口パイプの取出口を
画成する切欠開口部を設け、上記パイプが取付けられた
蒸発器をケース内に収納する際に、パイプを前記切欠開
口部の取出口部分を挿通させた後、シール部材によって
パイプをケース側に密着固定するようにした蒸発器ケー
スが例えば実開昭54−63344号公報、実開昭55−75506号
公報及び実開昭57−147103号公報により知られている。
しかしながら、上記先行技術はいずれもシール部材の周
縁に嵌合凹部を設け、蒸発器をケースに収納する際に、
先ず下側ケースに蒸発器を装着し、次に下側ケースの切
欠開口部に上記シール部材の嵌合凹部の下半部を嵌合さ
せた後、上側ケースをその切欠開口部を前記シール部材
の嵌合凹部の上半部に嵌合させて装着するようにしてい
た。従って、この上下のケースが緊密に装着されるまで
は、該蒸発器から延長する一対のパイプはシール部材に
よってケース側に固定されないため不安定であり、この
ため、ケースの組立時にはパイプを手で支持して位置決
めする必要があり、組付作業が煩雑で時間を要するとい
う問題点があった。
更に、組立後のケース内部の気密を保つために、シール
部材とケース側の切欠開口部との嵌め合い寸法公差をき
つくしてシール部材がガタつかないようにしてあり、ま
たパイプには樹脂等からなるインシュレータが被覆して
あるので、上側ケースと下側ケースとを合わせてクリッ
プ止めするには両ケースを強く圧縮する必要がある。こ
のため、クリップ止め作業が困難となり、一層組立作業
に時間を要するという問題点があった。
一方、蒸発器を内蔵するクーラユニットケースと他のユ
ニットエースとの接続面(縦断面)でクーラユニットケ
ース泡の側壁縁辺に形成された切欠部に、冷媒導管用の
一対の透孔を有するグロメット(シール部材)を上記他
のユニットケースの接続補助枠によって押圧するこによ
って、冷媒導管(パイプ)をクーラユニットケースに密
着固定するようにしたものが例えば実開昭57−188518号
公報により知られている。
しかしながら、上記先行技術(実開昭57−188518)も、
前述した先行技術(実開昭54−63344号等)と同様にグ
ロメット(シール部材)の周縁にはクーラユニットケー
ス側に嵌合する嵌合凹部が形成されており、従って両ケ
ースの組立前に先ず、冷媒導管を挿通したグロメットを
クーラユニットの切欠部に嵌合させなければならず、組
立時に冷媒導管を手で支持して位置決めする必要があ
り、やはり組立作業が煩雑で時間を要するという問題点
があった。
(考案の目的) 本考案はかかる従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、組立作業を容易にかつ迅速に行うことがで
きる車両用空気調和装置の蒸発器ケースを提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、車両用空気調和装
置の蒸発器を収納する蒸発器ケースにおいて、前記蒸発
器に接続された冷媒入口パイプの取出口を画成する切欠
開口部を前記ケースに設け、中央部に薄肉ヒンジを設け
たシール部材を、前記薄肉ヒンジにて折曲げた状態で前
記切欠開口部の縁部に押圧しシール部材又はケース側に
設けた突起を介して該シール部材を前記切欠開口部に係
止させるようにしたことを特徴としたものである。
(作用) シール部材を薄肉ヒンジにて折曲げた状態でケースの切
欠開口部の縁部に押圧して該ケースに装着する。このと
きシール部材は、シール部材の縁部またはケース側の切
欠開口部の縁部に設けられた突起を介して切欠開口部に
係止される。従って上下のケースを組立てた後で切欠開
口部にシール部材を装着してパイプ取出口をシールする
ことが可能となり、組立作業を容易にかつ迅速に行うこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の第1実施例に係る車両用空気調和装置
の蒸発器ケースを有するクーラユニットを示す全体構成
図である。同図中、1はクーラユニットで、該ユニット
1は蒸発器ケース2、蒸発器3、及び冷媒出入口パイプ
4A,4Bから構成されている。
蒸発器ケース2は上側ケース2aと下側ケース2bとに分割
されて、該分割されたケース2aの下縁及びケース2bの上
縁には夫々リブ2c,2dが全周(但し、後述するケース2
の切欠開口部5及び空気出入口開口部21,22を除く)に
亘って形成され、ケース2a,2bは該リブ2c,2dの所定の数
箇所でクリップ20によって結合されている。ケース2に
は、蒸発器3に接続された冷媒出入口パイプ4A,4Bが貫
通する切欠開口部5が形成されている。該開口部5は、
第2図に示すように、上側ケース2aの下縁に形成された
開口部5a及び下側ケース2bの上縁に形成された開口部5b
から成り、該開口部5aの上端及び5bの下端には夫々半円
状の切抜き部5c,5dが形成されており、該半円状の切抜
き部5c,5dにはパイプ4A,4Bの外周面が該外周面を被覆し
ているインシュレータ(樹脂材)4a,4b(第5図)を介
して接するようになっている。
上記切欠開口部5には、詳細に後述するようにシール部
材6が装着されており、該シール部材6は切欠開口部5
をシールするとともに、パイプ4A,4Bをケース2に固定
するものである。
蒸発器3はケース2内に配され、該蒸発器3からは前記
冷媒出入口パイプ4A,4Bが延出して前記ケース2の切欠
開口部5を貫通している。
尚、ケース2にはブロア(図示せず)によって導入され
た空気の出入口開口部21,22が設けられ、該空気出入口
開口部21,22には、ヒータユニット接続用シール部材2
3、ブロアユニット接続用シール部材24が夫々設けられ
ている。
シール部材6は第3図(a)に示すように薄板から成
り、長手方向上下端には夫々半円状の切抜き部6a,6bが
形成されている。該切抜き部6a,6bには前述した切欠開
口部5の半円状の切抜き部5c,5dと同様にパイプ4A,4Bの
外周面が該外周面を被覆しているインシュレータ4a,4b
を介して接するようになっている。
シール部材6の裏面中央部には断面略V字形の薄肉ヒン
ジ7が切設され、シール部材6の該薄肉ヒンジ7によっ
て第3図(b)に示すように略く字状に折曲可能であ
る。
更にシール部材6の裏面両側縁部6cには先端に係止用ツ
メを有する突起8,9,10,11が後述するように切欠開口部
5の側縁2e,2fに噛合可能に設けられている。
シール部材6の幅は切欠開口部5の幅より若干大きく設
定してあり、シール部材6の装着時に、シール部材6の
裏面両側縁部6cが切欠開口部の両側縁部2g,2h(第2
図)に接するようになっている。
上記シール部材6をケース2の切欠開口部5に装着する
には、先ず、第4図(a)に示すようにシール部材6を
薄肉ヒンジ7にて略く字状に折曲げ、次にシール部材6
の上下端の両側縁部6cを切欠開口部5の両側縁部2g,2h
に押圧する(同図(b))。このとき、シール部材6は
元の平板状に展開してゆくと共に、シール部材6の突起
8−11が切欠開口部5に挿入され切欠開口部5の側縁2
e,2fに噛合してシール部材6は切欠開口部5に係止され
(同図(c)、第5図、第6図)、該切欠開口部5をシ
ールする。これと同時に、シール部材6は、蒸発器3か
ら延出するパイプ4A,4Bをインシュレータ4a,4bを介して
ケース2に密着固定させる(第5図)。
このように、本考案の第1実施例に依れば、シール部材
6に薄肉ヒンジ7及び突起8−11を設け、薄肉ヒンジ7
にて折曲げたシール部材6を蒸発器ケース2の切欠開口
部5の縁部に押圧して突起8−11を該開口部5の側縁2
e,2fに噛合させるようにしたので、パイプ4A,4Bが延出
した蒸発器3をケース2内に組込んだ後でシール部材6
をワンタッチで組付けることができる。更にパイプ4A,4
Bはケース2aと2bとを組立てた後にシール部材6と切欠
開口部5との各半円状の切抜き部6a,6b,5c,5dによって
ケース2に密着固定されるため、パイプ4A,4Bの位置決
めを容易に且つ正確に行うことができる。更にまた、ケ
ース2a,2bの組立て後にシール部材6は、薄肉ヒンジ7
にて折曲げた状態から装着できるため、シール部材6と
切欠開口部5との寸法公差並びにシール部材6及び切欠
開口部5の各半円状の切抜き部6a,6b,5c,5dとパイプ4A,
4Bとの寸法公差を多少きつく設定しても装着可能であ
り、従ってパイプ4A,4Bの固定を確実に行うことができ
る。
第7図乃至第9図は本考案の第2実施例を示す。尚、第
2実施例中、第1実施例と同一構成部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
この実施例では上述した第1実施例に対して、シール部
材6の上端の突起8,10に代えて、切欠開口部5の両側縁
部2g,2gの各上端に係止用鉤を有する突起78,80を設け、
第8図に示すように、該突起78,80の凹部にシール部材
6の上端部が嵌合されるようにした点が異なる。
この構成において、シール部材6を切欠開口部5に装着
するには、第7図乃至第9図に示すように、シール部材
6の上端部は突起78,80によって、下端部は突起9,11に
よって夫々切欠開口部5に係止されるため、第1実施例
と同様に蒸発器3をケース2に組込んだ後にシール部材
6を切欠開口部5に装着して該切欠開口部5をシールす
ることができる等、前述した第1実施例と同様の効果を
奏することができる。
第10図及び第11図は本考案の第3実施例を示す。尚、第
3実施例中、第1実施例と同一構成部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
この実施例では、第1実施例に対して、シール部材6に
は突起(係止用爪)8,9,10,11を設けず、切欠開口部5
の両側縁部2g,2hの各上下端に係止用鉤を有する突起10
8,109,110,111を夫々設けた点が異なる。即ち、この実
施例は上記第2実施例において切欠開口部5の両側縁部
2gの各上端に設けた突起78,80と同様の突起を該開口部
5の両側縁部2hの各下端にも設けたものであり、前記第
1,第2実施例と同様の効果を奏する。
尚、上記各実施例ではシール部材6の薄肉ヒンジ7をシ
ール部材6の裏面側に切設した構成としたが、本考案は
これに限られるものではなく、薄肉ヒンジ7をシール部
材6の表面側に切設した構成としてもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案に依れば、車両用空気調和装
置の蒸発器を収納する蒸発器ケースにおいて、前記蒸発
器に接続された冷媒出入口パイプの取出口を画成する切
欠開口部を前記ケースに設け、中央部に薄肉ヒンジを設
けたシール部材を、前記薄肉ヒンジにて折曲げた状態で
前記切欠開口部の縁部に押圧しシール部材又はケース側
に設けた突起を介して該シール部材を前記切欠開口部に
係止させるようにしたので、蒸発器をケースに組付け後
にシール部材を切欠開口部にワンタッチで装着できると
共に、蒸発器から延出するパイプの位置決め及び固定を
確実に行うことができる。従ってケースの組立て作業を
容易にかつ迅速に行うことができ、組立て作業を要する
時間を大幅に短縮できるという顕著な効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用空気調和装置の蒸発器ケー
スを有するクーラユニットの斜視図、第2図は蒸発器ケ
ースの切欠開口部を示す斜視図、第3図は本考案の第1
実施例に係るシール部材を示す斜視図で、同図(a)は
装着状態を示す図、同図(b)は装着時に薄肉ヒンジに
て折曲げた状態を示す図、第4図は第1図のA矢視図で
シール部材を切欠開口部に装着する際の手順説明図で、
同図(a)は装着前、同図(b)は装着時、同図(c)
は装着完了時を夫々示す図、第5図は第4図(c)のB
矢視図、第6図は第5図のVI−VI断面図、第7図は本考
案の第2実施例に係るシール部材を切欠開口部に装着す
るときの手順説明図で、同図(a)は装着前、同図
(b)は装着時、同図(c)は装着完了を夫々示す図、
第8図は第7図(b)のC部拡大図、第9図は第7図
(c)のD矢視図、第10図は本考案の第3実施例に係る
シール部材を切欠開口部に装着するときの手順説明図
で、同図(a)は装着前、同図(b)は装着時、同図
(c)は装着完了を夫々示す図、第11図は第10図(c)
のE矢視図である。 2,2a,2b…蒸発器ケース、3…蒸発器、4A,4B…冷媒出入
口パイプ、5,5a,5b…切欠開口部、6…シール部材、7
…薄肉ヒンジ、8,9,10,11,78,80,108,109,110,111…突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用空気調和装置の蒸発器を収納する蒸
    発器ケースにおいて、前記蒸発器に接続された冷媒出入
    口パイプの取出口を画成する切欠開口部を前記ケースに
    設け、中央部に薄肉ヒンジを設けたシール部材を、前記
    薄肉ヒンジにて折曲げた状態で前記切欠開口部の縁部に
    押圧しシール部材又はケース側に設けた突起を介して該
    シール部材を前記切欠開口部に係止させるようにしたこ
    とを特徴とする車両用空気調和装置の蒸発器ケース。
JP3563190U 1990-04-02 1990-04-02 車両用空気調和装置の蒸発器ケース Expired - Lifetime JPH0739690Y2 (ja)

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KR20110065133A (ko) * 2009-12-09 2011-06-15 한라공조주식회사 차량용 공조장치

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