JPH0739754Y2 - 小型滑走艇などのシート構造 - Google Patents

小型滑走艇などのシート構造

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JPH0739754Y2
JPH0739754Y2 JP8604490U JP8604490U JPH0739754Y2 JP H0739754 Y2 JPH0739754 Y2 JP H0739754Y2 JP 8604490 U JP8604490 U JP 8604490U JP 8604490 U JP8604490 U JP 8604490U JP H0739754 Y2 JPH0739754 Y2 JP H0739754Y2
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bottom plate
seat
cushion material
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seat structure
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喜規 積山
三千男 阪本
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、小型滑走艇やヨットなどの、水がかかり易
いところに設置されるシートの構造に関するものであ
る。
[従来の技術] この種のシート構造は、従来、第5図に示すものが一般
的である。すなわち、同図のように、プラスチックボー
ドや板材などで形成された底板52上に、対応する形状の
クッション材53を取り付け、その表面を表皮54で覆った
うえ表皮54の周縁部を底板52にステプラー55などの止金
具を用いて止着している。また底板52には、空気の流通
口52aを適所に開設し、人が座ったときなどにその流通
口52aから空気を逃がしてクッション材53の圧縮を促し
たり、逆に人が立ち上がったときなどに流通口52aから
空気を流入させてクッション材53の復元を図ったりして
いる。さらに底板52だけでは強度が不足することから、
底板52の裏面に、パイプ状のフレーム56を取り付けて補
強している。この種のシート構造は、例えば、実開平2
−42896号公報に開示されている。
その他、先願にかかる技術として、実開平1−93991号
(実開平3−35894号公報参照)に記載の小型滑走艇の
シート構造があるが、補強用フレームを備えていない点
を除き、基本的には上記したシート構造と共通する。
[考案が解決しようとする課題] ところで、クッション材には、コスト面で有利なうえ、
弾力性に優れていることからウレタンフォームが一般に
用いられているが、ウレタンフォームは水(特に塩水)
に弱く、吸水することにより、弾力性が低下するだけで
なく、短期間に老朽化するので、小型滑走艇のシートの
場合には、水に強いポリプロピレンやポリエチレンの発
泡体が用いられることが多い。しかし、その種の発泡体
は、弾力性がほとんどなく、硬くて座り心地が悪いもの
である。
また上記した従来のシート構造では、底板の空気流通口
が外部に露呈しているので、シート51をデッキ面57に取
り付けた状態(第5図参照)でも、水をかぶったときな
どに流通口からシート内部に水が浸入し、クッション材
が吸水することがある。また表皮の周縁部は底板に対し
接着されていないので、表皮と底板の隙間から水が浸入
することがある。さらに底板をフレームで補強している
ので、構造が複雑でコストがアップし、軽量化が妨げら
れるという不都合がある。
この考案は上述の点に鑑みてなされたものであって、特
に弾力性に優れたウレタンフォームをクッション材とし
て使用でき、しかもシート(クッション材)の耐久性を
向上できる、構造を簡素化してコストダウンを図れるな
どの利点を備えたシート構造を提供しようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案のシート構造は、
(a)底板を中空体に形成するとともに、(b)該底板
のクッション材接触面に空気流通口を開設し、(c)該
クッション材を被覆する防水性の表皮の周縁部を底板に
接着して内部を水密構造にしている。なお、前記底板の
中空部の容積は、クッション性能(主として弾力性)を
向上するうえから、クッション材の容積より大きく(例
えば2倍程度に)することが望ましい。
[作用] 上記構成を有する本考案のシート構造によれば、底板と
表皮とで囲まれたシートの内部が水密構造になっている
から、水をかぶっても内部に水が侵入しない。また同水
密構造および底板の中空構造により、シート全体が浮力
体として作用する。そして、例えば小型滑走艇におい
て、その運転者や同乗者がシートに座ったり、小型滑走
艇の揺動により運転者や同乗者が座った状態で上下動し
たりすると、その負荷変動によりクッション材が圧縮さ
れたり、復元したりするが、このとき、クッション材の
内部の空気が底板の流通口から底板の中空部内へ移動
し、あるいは逆に中空部内から流通口を通してクッショ
ン材の内部へスムーズに移動する。これにより、クッシ
ョン材の本来の弾力性が損なわれず、十分に発揮され
る。特に、大きな負荷を受けてクッション材が急激に圧
縮されたときには、底板の中空部内の圧力が急上昇し、
エアクッション的な作用をするので、クッション性能が
一層向上される。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本考案のシート(構造)を備えた小型滑走艇の
右側面図、第4図は同平面図である。
これらの図において、小型滑走艇の船体1は、デッキ2
とハル3とを接合面4で一体化した構造からなり、デッ
キ2の長手方向のほぼ中間位置に搭乗者用のベンチシー
ト21およびその前方側にフロア6を有するコクピット7
が設けられている。
コクピット7の前方のデッキ2には、ハンドルポスト8
が連設され、ハンドルポスト8の先端部よりコクピット
7側へ突出してハンドル9が軸支されている。そして、
ハンドル9を回転操作することにより、ケーブル(図示
せず)を介して船底後部のジェット推進機10の噴射ノズ
ル11が左右に旋回し操舵されるように構成されている。
なおハンドル9には、推進機10の駆動用エンジン12をコ
ントロールするためのスロットルレバー(図示せず)や
船尾の逆進機構13の操作レバー(図示せず)などが装着
されている。
前記ベンチシート21の下部取付部およびその後方のエン
ジンフード16の下方が、エンジンルーム17に構成されて
おり、エンジンルーム17内に前記エンジン12や燃料タン
ク18などが配設されている。
第1図は本考案にかかるシート構造を示す断面図、第2
図は第1図のII部分の拡大断面図である。
第1図に示すように、前記ベンチシート21は着座部21a
および背もたれ部21bをもつ断面L字形で、底板状22、
クッション材23および表皮24から構成されている。
底板22は中空体に形成しているが、この底板22の形成に
は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのプラ
スチックで密封パリソンを成形した後、これをブロー金
型で囲んで形成する、いわゆるブロー成形法が用いられ
る。そして、底板22の前記クッション材23との接触面の
適所に、空気流通口22aを開設している。
クッション材23には、通常、軟質ウレタンフォームを使
用し、表皮24には、防水性レザーなどを使用するが、表
皮24は、底板22に対する取付部分(周縁部)24aを残し
て、クッション材23の表面に一体に被着する。
そして、第2図のように表皮24の周縁部24aを、両面接
着テープ25により底板22に接着するとともに、軟質プラ
スチックやゴムなどで形成したトリム材26を、表皮24の
周縁部24a上に配置してステープラ27などの止金具を用
いて底板22に対し表皮24とともに固定している。なお、
ステープラ27を底板22に打ち込むときは、トリム材26の
先端部分を下向けに屈曲させた状態で行い、打ち込んだ
後で元の状態に戻して、ステープラ27をトリム材26内に
収める。
上記の構成により、底板22の外面と表皮24によって囲ま
れた部分が密封空間(水密構造)となり、ベンチシート
21内への水の浸入が阻止される。また本考案のシート構
造では、クッション材23の圧縮時の空気を流通口22aを
通して底板22の中空部22b内に逃がすようにしたので、
表皮24に通気性を備えたシート材料を使用する必要がな
く、防水効果の高いシート材料が使えるので、この点で
も有利である。
前記ベンチシート21は、第4図に示すように2人の搭乗
者が横に並んで座れる程度の幅を有し、ベンチシート21
の両側には、背もたれ部21b(第1図)から着座部21a
(第1図)の前縁付近までアームレスト28(第3図)が
延設されているが、アームレスト28の底板側は、前記底
板22のブロー成形時に一体に形成される。
ベンチシート21のデッキ面2への取り付けは、ボルト31
(第3図)で行われるが、このために、底板22には第1
図のように複数のボルト穴22cが開設されている。これ
らのボルト穴22cは、底板22のクッション材23との接触
面側に凹部22dを設けて、底板22の内外両面を一体に接
合し、その接合部分22eに開設している。凹部22cおよび
接合部分22eの形成は、ブロー成形で底板22を形成する
際に同時に行われる。なお、デッキ面2に対するベンチ
シート21の取り付けは、通常、表皮24の周縁部24aを底
板22に接着する前に行われる。
ところで、上記実施例では、小型滑走艇のシートについ
て説明したが、ヨットはもちろんのこと、トラクターや
ショベルカーなどの風雨にさらされる機会が多い作業機
械などのシートとしても同様に有効である。また実施例
では、背もたれ部付きのベンチシートを示したが、本考
案は背もたれ部のない(着座部のみの)1人掛け用シー
トにも適用できることは言うまでもない。
[考案の効果] 以上説明したことから明らかなように、この考案のシー
ト構造は下記の効果がある。
(1)シートの底板を中空体にしてクッション材を防水
性の表皮で覆って表皮の周縁部を底板に接着して水密構
造にしたので、シートの内部に水が浸入することがな
い。したがって、クッション材にウレタンフォームのよ
うな水に弱い材質を用いても耐久性に優れ、長期間使用
できる。このため、従来のポリプロピレンやポリエチレ
ンの発泡体を用いたシートに比べて、弾力性が大幅に向
上する。またシート全体が、浮力体として作用するの
で、小型滑走艇やヨットなどのシートとして特に好適で
ある。
(2)クッション材側の空気を底板の中空部内に逃がし
たり、中空部からクッション材側へ戻したりするための
空気流通口を底板に設けたので、外気との流通口を設け
ずにクッション材の本来の性能を維持できるうえに、底
板の中空部がエアクッションとして作用するため、クッ
ション性能が極めて良好である。
(3)構造が簡単で、軽量化が容易であり、製造コスト
も低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるシート構造を示す断面図、第2
図は第1図のII部分の拡大断面図である。第3図は本考
案のシート(構造)を備えた小型滑走艇の右側面図、第
4図は同平面図である。第5図は従来の小型滑走艇用シ
ート構造を示す断面図である。 21…ベンチシート、22…底板、22a…空気流通口、22b…
中空部、22c…ボルト穴、23…クッション材、24…表
皮、24a…周縁部、25…両面接着テープ、26…トリム
材、27…ステープラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板上にクッション材を介在して、該クッ
    ション材の表面を防水性の表皮で被覆した小型滑走艇な
    どのシート構造において、 前記底板を中空体に形成するとともに、該底板のクッシ
    ョン材接触面に空気流通口を開設し、 前記クッション材を被覆する表皮の周縁部を底板に接着
    して、内部を水密構造にしたことを特徴とする小型滑走
    艇などのシート構造。
JP8604490U 1990-08-14 1990-08-14 小型滑走艇などのシート構造 Expired - Fee Related JPH0739754Y2 (ja)

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