JPH0740411A - モールディングの製造方法及びその装置 - Google Patents

モールディングの製造方法及びその装置

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JPH0740411A
JPH0740411A JP5158578A JP15857893A JPH0740411A JP H0740411 A JPH0740411 A JP H0740411A JP 5158578 A JP5158578 A JP 5158578A JP 15857893 A JP15857893 A JP 15857893A JP H0740411 A JPH0740411 A JP H0740411A
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Masahiro Sekido
関戸雅博
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 モールディングを簡単且つ低廉に製造するこ
とができ、異なる断面形状により不要な樹脂を逃して押
出量を一定に維持することによりモールディング頭部の
寸法を常に一定に形成できるモールディングの製造方法
及びその装置。 【構成】 サイドモールディング部Bにおいては雨水受
け溝9とウインドガラス嵌挿溝とを形成する少なくとも
上方ガラス押え部8を押出開口部12を有する金型10
の凹部13内に嵌挿させた可動板11の流路孔14から
形成し、金型10の凹部13内に可動板11を移動させ
ることにより上方ガラス押え部8を頭部5に接近させ、
アッパーモールディング部Aにおいては上方ガラス押え
部8を除去させるために上方ガラス押え部の樹脂を分離
させて可動板11の逃し孔15から排出させるようにサ
イドモールディング部Bとアッパーモールディング部A
とを一体的に連続して押出成形するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモールディングの製造方
法及びその装置、特に熱可塑性合成樹脂を押出型の一定
の押出開口部を通して可変押出し成形することにより断
面形状の異なるアッパーモールディング部とサイドモー
ルディング部とを一体的に形成するモールディングの製
造方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のモールディングの製造方法
及びその装置は特開平4−356216号公報に記載さ
れており、上記公知のモールディングの製造方法はアッ
パーモールディング部において金型の押出開口部に第1
可動ダイを突出させて頭部と、脚部と、ガラス支持部と
を形成し、サイドモールディング部においては金型の押
出開口部から第1可動ダイを退出させることにより頭部
を車内側に膨出させ、その際に金型の押出開口部の膨出
肉厚部に第2可動ダイを突出させることにより頭部の膨
出肉厚部に雨水受け溝を凹設してアッパーモールディン
グ部とサイドモールディング部とを一連に押出成形する
ようにしたものであり、その装置は押出開口部を有する
金型にアッパーモールディング部と膨出肉厚部を有する
サイドモールディング部とを形成するために押出開口部
に対して移動可能とした第1可動ダイを備えるととも
に、更にサイドモールディング部の膨出肉厚部に雨水受
け溝を凹設させるために押出開口部に対して移動可能に
した第2可動ダイを取付けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知のモ
ールディングの製造方法及びその装置においては頭部に
膨出肉厚部を形成するため第1可動ダイを金型の押出開
口部から退出させる時に膨出肉厚部に雨水受け溝を形成
するため第2可動ダイを金型の押出開口部に向けて移動
させるので、第1可動ダイと第2可動ダイとの2つの可
動ダイが必要であり、又2つの可動ダイのタイミング機
構をも備えねばならないから、モールディングの製造工
程が複雑となるばかりでなく、製造コストも増大する欠
点がある。
【0004】本発明の目的は簡単な構成によりモールデ
ィング頭部の表面が一定の高さで連続し、サイドモール
ディング部に雨水受け溝を備えたモールディングを簡単
且つ低廉に製造することができ、押出開口部の断面形状
の変化により不要な樹脂を逃して押出量を一定に維持す
ることにより、モールディング頭部の形状を常に一定に
形成することができるモールディングの製造方法及びそ
の装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるモールディ
ングの製造方法はサイドモールディング部においては雨
水受け溝とウインドガラス嵌挿溝とを形成する少なくと
も上方ガラス押え部を押出開口部を有する金型の凹部内
に挿嵌させた可動板の流路孔から形成し、金型の凹部内
に可動板を移動させることにより上方ガラス押え部を頭
部に接近させ、アッパーモールディング部においては上
方ガラス押え部を除去させるため上方ガラス押え部の樹
脂を分離させて可動板の逃し孔から排出させるようにサ
イドモールディング部とアッパーモールディング部とを
一体的に連続して押出成形するものである。
【0006】本発明によるモールディングの製造方法は
頭部と、脚部と、上方ガラス押え部と、下方ガラス押え
部とを有するサイドモールディングの形状の押出開口部
を有する凹部を金型に形成し、金型の凹部内に可動板を
移動可能に嵌挿させ、可動板の上方にはサイドモールデ
ィング部において上方ガラス押え部を形成するための流
路孔を穿設し、その下方にはアッパーモールディング部
において上方ガラス押え部を除去するために上方ガラス
押え部の樹脂をモールディングの樹脂から分離させて逃
す逃し孔を形成したものである。
【0007】
【実施例】本発明の方法により製造されるモールディン
グ1は図1に示したように車輌2のフロント部の車体パ
ネル3とガラスパネル4との間に介在させて接着剤で取
付けるもので、該モールディング1は車体パネル3の上
方ルーフ部とガラスパネル4の上縁との間に装着させる
アッパーモールディング部A(図2参照)と、車体パネ
ル3のフロントピラー部とガラスパネル4の左右両側縁
との間に装着させるサイドモールディング部B(図3参
照)と、アッパーモールディング部Aとサイドモールデ
ィング部Bとを接続させるコーナーモールディング部C
とから構成されている。
【0008】アッパーモールディング部Aは図2に示す
ように頭部5と、該頭部5から垂直に下方に延伸する脚
部6と、脚部6の下端に備えた下方ガラス押え部7とか
ら成り、頭部5と下方ガラス押え部7との間に形成した
凹部にガラスパネル4を嵌挿させるようにしてある。サ
イドモールディング部Bは図2に示すように頭部5と、
該頭部5から垂直に延伸する脚部6と、該脚部6の下端
に備えた下方ガラス押え部7と、頭部5と下方ガラス押
え部7との間の脚部6に設けた上方ガラス押え部8とか
ら成り、下方ガラス押え部7と上方ガラス押え部8との
間に形成した凹部にガラスパネル4を嵌挿するようにし
てあり、頭部5と上方ガラス押え部8との間に形成した
凹部は雨水受け溝9であって雨水を排水させるためのも
のである。従ってサイドモールディング部Bにおいては
上下二段の溝付モールディングとして形成し、アッパー
モールディング部Aとは異なる断面形状となる。コーナ
ーモールディング部Cはアッパーモールディング部Aと
サイドモールディング部Bとを接続するもので、上方ガ
ラス押え部8を頭部5に接近させることによりサイドモ
ールディング部Bの脚部6をアッパーモールディング部
Aに向かって先細状に縮小させ、最終的には上方ガラス
押え部8を除去するようにしてある。
【0009】次に本発明によるモールディングの製造方
法とその装置を図4乃至図19について説明する。図4
乃至図7は本発明の方法を実施した装置を構成する金型
10と可動板11とを示したもので、金型10には頭部
5と、脚部6と、下方ガラス押え部7と、上方ガラス押
え部8とを有するサイドモールディング部Bの形状の押
出開口部12を形成し、押出開口部12は金型10の表
面側に可動板11を嵌挿するための凹部13を有してい
る。可動板11はその上部に流路孔14を形成するとと
もにその下部に逃し孔15を形成してあり、流路孔14
はその裏側に形成した湯道16と連通し、逃し孔15は
その裏側に形成した湯道17と連通しており、湯道16
と湯道17は可動板11の裏側に突設した仕切り壁18
により互いに分離している。
【0010】押出開口部12を有する金型10の凹部1
3に可動板11を移動可能に嵌合させ、金型10の押出
開口部12を通して熱可塑性合成樹脂を押出成形するも
ので、図8に示した金型10の凹部13内における可動
板11の最下部の位置においてモールディング1の頭部
5と、脚部6と、下方ガラス押え部7の樹脂は押出開口
部12を通って直接流出するが、上方ガラス押え部8の
樹脂は図9に示す通り可動板11に形成した流路孔14
に入り、該流路孔14から流出した後にその流れを脚部
6の樹脂と一体にさせることにより図10に示したサイ
ドモールディングBを形成する。
【0011】可動板11を凹部13に沿って上方に移動
させると、図11乃至図13に示し通り上方ガラス押え
部8の樹脂が押出開口部12を通って可動板11の裏側
の湯道16に入り、そして上方に移動した可動板11の
流路孔14を通って流出するので、上方ガラス押え部8
が頭部5に接近し、脚部6の寸法が頭部5に向かって先
細状に縮小されるコーナーモールディング部Cが形成さ
れる。更に可動板11を凹部13に沿って上方に移動さ
せると、図14乃至図16に示してある通り、上方ガラ
ス押え部8の樹脂が押出開口部12を通って可動板11
の裏側の湯道16に入り、そして再び上方に移動した可
動板11の流路孔14を通って流出するので、上方ガラ
ス押え部8が頭部5に接合し、脚部6の寸法が更に縮小
されてアッパーモールディング部Aと近似するコーナー
モールディング部Cが形成される。
【0012】可動板11を凹部13中の最上端の位置ま
で移動させると、図17乃至図19に示してある通り、
上方ガラス押え部8を形成する可動板11の流路孔14
が頭部5を形成する押出開口部12中に突出し、流路孔
14には頭部5の樹脂が入り、上方ガラス押え部8を形
成するために押出開口部12から可動板11の流路孔1
4に入る湯道16が仕切り壁18により閉塞され、上方
ガラス押え部8の樹脂は湯道17を通って逃し孔15に
入り、逃し孔15から排出させることにより上方ガラス
押え部8が除去され、従って図19に示したアッパーモ
ールディング部Aが形成される。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述した構成であるから、押出
開口部を有する金型の凹部内に1つの可動板を備えた簡
単な構成により、モールディング頭部の表面が一定の高
さで連続し、サイドモールディング部に雨水受け溝を備
えたモールディングを簡単且つ低廉に製造することがで
き、押出開口部の断面形状の変化によって不要な樹脂を
逃し、押出量を一定に保つことによりモールディング頭
部の形状を常に一定に形成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により製造したモールディングを
自動車のフロント部に使用した状態の斜視図である。
【図2】図1のI−I線に沿う断面図である。
【図3】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図4】本発明による装置の金型の正面図である。
【図5】図4のIII−III線に沿う金型の断面図で
ある。
【図6】本発明による装置の可動板の正面図である。
【図7】図6に示した可動板の断面図である。
【図8】本発明による装置の金型の凹部内に嵌挿させた
可動板の最下端位置を示す正面図である。
【図9】図8のIV−IV線に沿う断面図である。
【図10】本発明による装置の可動板の最下端位置で形
成したサイドモールディング部の端面図である。
【図11】本発明による装置の金型の凹部内に嵌挿させ
た可動板の移動位置を示す正面図である。
【図12】図11の縦断側面図である。
【図13】本発明による装置の可動板の移動位置で形成
したコーナーモールディング部の端面図である。
【図14】本発明による装置の金型の凹部内に嵌挿させ
た可動板の別の移動位置を示す正面図である。
【図15】図14の縦断側面図である。
【図16】本発明による装置の可動板の別の移動位置で
形成したアッパーモールディング部と近似するコーナー
モールディング部の端面図である。
【図17】本発明による装置の金型の凹部内に嵌挿させ
た可動板の最上端位置を示す正面図である。
【図18】図17の縦断側面図である。
【図19】本発明による装置の可動板の最上端位置で形
成したアッパーモールディング部の端面図である。
【符号の説明】
1 モールディング 2 自動車 3 車体パネル 4 ガラスパネル 5 頭部 6 脚部 7 下方ガラス押え部 8 上方ガラス押え部 9 雨水受け溝 10 金型 11 可動板 12 押出開口部 13 凹部 14 流路孔 15 逃し孔 16 湯道 17 湯道 18 仕切り壁 A アッパーモールディング部 B サイドモールディング部 C コーナーモールディング部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドモールディング部においては雨水
    受け溝とウインドガラス嵌挿溝とを形成する少なくとも
    上方ガラス押え部を押出開口部を有する金型の凹部内に
    嵌挿させた可動板の流路孔から形成し、金型の凹部内に
    可動板を移動させることにより上方ガラス押え部を頭部
    に接近させ、アッパーモールディング部においては上方
    ガラス押え部を除去させるため上方ガラス押え部の樹脂
    を分離させて可動板の逃し孔から排出させるように、サ
    イドモールディング部とアッパーモールディング部とを
    一体的に連続して押出成形することを特徴とするモール
    ディングの製造方法。
  2. 【請求項2】 頭部と、脚部と、上方ガラス押え部と、
    下方ガラス押え部とを有するサイドモールディングの形
    状の押出開口部を有する凹部を金型に形成し、金型の凹
    部内に可動板を移動可能に嵌挿させ、可動板の上方には
    サイドモールディング部において上方ガラス押え部を形
    成するための流路孔を穿設し、その下方にはアッパーモ
    ールディングにおいて上方ガラス押え部を除去するため
    上方ガラス押え部の樹脂をモールディング本体の樹脂か
    ら分離させて逃す逃し孔を形成したとを特徴とするモー
    ルディングの製造方法。
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