JPH0741655Y2 - 自走式台車の変速構造 - Google Patents

自走式台車の変速構造

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JPH0741655Y2
JPH0741655Y2 JP1990403044U JP40304490U JPH0741655Y2 JP H0741655 Y2 JPH0741655 Y2 JP H0741655Y2 JP 1990403044 U JP1990403044 U JP 1990403044U JP 40304490 U JP40304490 U JP 40304490U JP H0741655 Y2 JPH0741655 Y2 JP H0741655Y2
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JP
Japan
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rail
circumferential surface
self
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propelled
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JPH0487572U (ja
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秀夫 眞家
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自走式台車の変速構造
に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来の台車に
おいては、2本の平行なレール上を所定の速度で走行す
る自走式のものがある。この自走式台車は一般に車輪を
回転させる駆動モータを備えただけの簡単な駆動構造と
なっており、運転者が乗って運転操作をするもの以外に
ついては駆動モータの回転数を変化させる変速構造は台
車自体には設けられておらず、遠方からの電気的な制御
によって発進・停止程度の簡単な運転操作が行われるよ
うになっている。このような遠方からの電気的な制御に
よる運転操作の場合、レールの特定区間においては台車
の速度を遅くし、また他の区間においては速くするとい
うような制御を行うためには、予めレールにセンサー等
をセットしておき、そのセンサーと連動させて運転装置
の制御を行うような大掛かりな仕組みを採用しなければ
ならなかった。この考案はこのような従来の技術に着目
してなされたものであり、台車に個別の変速装置を用い
ず車輪が一定回転するだけの自走式台車であっても、大
掛かりな仕組みを必要とせず、レールの特定区間におい
て速度を速めたり、遅くしたりすることができる自走式
台車の変速構造を提供せんとするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】この考案に係る自走式台
車の変速構造は、上記の目的を達成するために、駆動手
段により一定回転する駆動輪と従動輪を有し、2本の平
行な連続したレール上を走行する自走式台車において、
駆動輪及び従動輪は、車軸に沿って内側又は外側へ向け
て径が順次大きくなるよう所定の段差を介して連続形成
された複数の円周面部を有する概略円錐形状に形成さ
れ、駆動輪及び従動輪が転動するレール幅を連続的に増
減せしめて左右両輪共同じ径の円周面部を選択自在とす
ると共に、上記選択された円周面部の半径差に相応する
レール高低差を連続的に増減又は減増せしめて自走式台
車の高さ位置を略不変としたことにより所望のレール区
間で走行速度を変速可能としたものである。
【0004】
【作用】例えば、車輪の円周面部を外側へ向けて径が順
次大きくなるものとして説明すると、レール幅を小さく
した区間では、レールが内側の小径の円周面部と接触す
るため、台車(車輪)の走行速度は低い。逆にレール幅
を大きくした区間ではレールがより大径の外側の円周面
部と接触するため、一定回転数であっても台車(車輪)
の走行速度は増す。そして、各区間では円周面部の半径
差に相応するレールの高低差が設けられると共に、各区
間の間はレール幅が連続的に増減しつつレール高が連続
的に減増しているから、レールを連続的に敷設しながら
もレールの全区間を通じて台車の高さ位置は略不変とな
り、台車の走行慣性により容易に各径の円周面部に移行
できる。このように、車輪の回転数は一定であっても、
所望の区間で台車の速度を変化させることが連続的に敷
設されたレール上においても可能となる。従って、台車
の速度を制御するための大掛かりな仕組みは要しないで
済む。
【0005】
【実施例】図1〜図3はこの考案の実施例を示す図であ
る。図では台車の下部に設けられている前輪と後輪のう
ち、一定回転数で回転駆動する後輪(車輪)1を代表し
て図示し説明する。2が駆動軸で、駆動モータ(駆動手
段)3にて一定回転するようになっている。そして、こ
の駆動軸2の両端に設けられているのが後輪1で、この
後輪1には、外側へ向けて径が順次大きくなる5段の円
周面部1a〜1eが、所定の段差Hを介して連続形成さ
れている。従って、この左右の後輪1は、それぞれ概略
円錐形状を呈しており、各最小径円周面部1aを互いに
内側へ向けた対向状態で設けられている。この両方の後
輪1、1のそれぞれ対応する各円周面部1a〜1a、1
b〜1b、1c〜1c……間のそれぞれの距離は、後述
する左右の各レール4、4の幅に相応した幅サイズとな
っている。この後輪1が載せられる左右一対の平行なレ
ール4は、全体的に最小レール幅サイズAを隔てて延設
されており、その一部分が最大レール幅サイズEとなっ
ている。この最小レール幅サイズAから最大レール幅サ
イズEへは緩やかに変化しており、その変化の間に中間
径円周面部1b〜1dに対応する中間レール幅サイズを
連続的に経るようになっている。また、図2(ロ)に示
す側面図のように、この最大レール幅サイズEに相当す
る部分のレール4Eは、最小レール幅サイズAに相当す
る部分のレール4Aに比べて、レール幅サイズが大きく
なっているだけでなく、最小径円周面部1aと最大径円
周面部1eの半径差に相当する寸法Sだけ低く設定され
ており、同じくレール4Aからレール4Eへと緩やかに
変化している。
【0006】次にこの台車(後輪1)の走行動作を説明
する。レール4A上を最小径円周面部1aにて最も遅い
速度で走行してきた後輪1は、レール4のレール幅サイ
ズがAからEへと大きくなるにつれて順次大径の円周面
部にて対応するレール4上を走行し、やがて最大径円周
面部1eにて最も速い速度で走行する。そして次に、レ
ール4E上を最大径円周面部1eにて最も速い速度で走
行してきた後輪1は、レール4のレール幅サイズがEか
らAへと小さくなるにつれて順次小径の円周面部にて対
応するレール4上を走行し、やがて最小径円周面部1e
にて最も遅い速度で走行する。このようにレール4が各
円周面部1a、1b、1c……に順次選択的に接触する
ことにより、レールの幅員に応じて速度が変わる。ま
た、レール4Aからレール4Eにかけて緩やかに変化し
て寸法Sだけ低くなるように設定されていることから、
台車の高さ位置も変化しないようになっている。尚、こ
のレール幅サイズの設定により中間の速度で走行させる
ことも無論可能である。
【0007】尚、この段差Hは、レール4を規制できる
反面、容易に乗り移ることのできる程度のものでなけれ
ばならない。また、この寸法Sについては、より大径の
円周面部にレール4が接触しようとする時に台車の走行
慣性を利用して、より容易に乗り移ることができるよう
にするものでもある。
【0008】図3は、この考案の他の実施例を示す図で
ある。レール5の中間部Uを傾斜状とし、下側部Vと上
側部Wをそれぞれ水平にしたものであり、台車6に人が
乗降したり荷物を積み降ろしするための水平部分V、W
では低速とし、それ以外の中間部U(傾斜部)では短時
間に昇降・搬送するために高速としたものである。その
他の構成は図2に示す前記の実施例の応用につき重複す
る説明は省略する。
【0009】この他にも、段差Hを無くして円錐テーパ
状にしても良く、その場合には例えばレールを幅の広い
1本として、その左右の角部(エッジ部)を2本のレー
ルの代わりとして、前記テーパ面に対応する斜面状にし
て使用することも可能である。更に、本考案を発展させ
て、台車をエスカレータの個々の移動板に変えて、人が
乗り降りする下端と上端だけ速度を落とし、中間部分は
速度を上げるようにする利用方法もあるほか、いわゆる
歩く歩道に用いる方法もある。
【0010】
【考案の効果】この考案に係る自走式台車の変速構造
は、以上説明してきた如き内容のものであり、台車に個
別の変速装置を用いず車輪が一定回転するだけの自走式
台車であっても、大掛かりな仕組みを必要とせず、レー
ルの特定区間においてスムーズに速度を速めたり、遅く
したりすることができるものである。また、その応用は
広く、各種の作業行程に用いる搬送用台車や、とりわけ
長い距離のエスカレータに用いた場合には極めて効果的
である。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る実施例の後輪とレールとの関係
を示す側面図である。
【図2】この考案に係る実施例の平面図(イ)と、その
側面図(ロ)である。
【図3】この考案に係る他の実施例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1…後輪(車輪) 1a、1b、1c、1d、1e…円周面部 2…駆動軸 3…駆動モータ(駆動手段) 4、5…レール A、E…レール幅のサイズ H…段差

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動手段により一定回転する駆動輪と従動
    輪を有し、2本の平行な連続したレール上を走行する自
    走式台車において、 駆動輪及び従動輪は、車軸に沿って内側又は外側へ向け
    て径が順次大きくなるよう所定の段差を介して連続形成
    された複数の円周面部を有する概略円錐形状に形成さ
    れ、 駆動輪及び従動輪が転動するレール幅を連続的に増減せ
    しめて左右両輪共同じ径の円周面部を選択自在とすると
    共に、上記選択された円周面部の半径差に相応するレー
    ル高低差を連続的に増減又は減増せしめて自走式台車の
    高さ位置を略不変としたことにより所望のレール区間で
    走行速度を変速可能とした自走式台車の変速構造。
JP1990403044U 1990-12-13 1990-12-13 自走式台車の変速構造 Expired - Lifetime JPH0741655Y2 (ja)

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JPH0487572U JPH0487572U (ja) 1992-07-29
JPH0741655Y2 true JPH0741655Y2 (ja) 1995-09-27

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