JPH0745963A - 多層配線基板 - Google Patents
多層配線基板Info
- Publication number
- JPH0745963A JPH0745963A JP18655693A JP18655693A JPH0745963A JP H0745963 A JPH0745963 A JP H0745963A JP 18655693 A JP18655693 A JP 18655693A JP 18655693 A JP18655693 A JP 18655693A JP H0745963 A JPH0745963 A JP H0745963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit wiring
- film
- wiring film
- niobium
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】回路配線の電気信号の高速伝達を可能として、
ジョセフソン素子等の超伝導素子を接続した場合、超伝
導素子本来の高速駆動の機能を十分に発揮させることが
できる多層配線基板を提供することにある。 【構成】絶縁基体1上に高分子材料から成る絶縁膜2
と、回路配線膜3とを交互に積層するとともに上下に位
置する回路配線膜3を絶縁膜2に設けたスルーホール5
を介して電気的に接続してなる多層配線基板であって、
前記回路配線膜3はニオブから成り、且つ上下の接続領
域を除く表面がアルミニウムら成る被覆層3aで被覆さ
れている。
ジョセフソン素子等の超伝導素子を接続した場合、超伝
導素子本来の高速駆動の機能を十分に発揮させることが
できる多層配線基板を提供することにある。 【構成】絶縁基体1上に高分子材料から成る絶縁膜2
と、回路配線膜3とを交互に積層するとともに上下に位
置する回路配線膜3を絶縁膜2に設けたスルーホール5
を介して電気的に接続してなる多層配線基板であって、
前記回路配線膜3はニオブから成り、且つ上下の接続領
域を除く表面がアルミニウムら成る被覆層3aで被覆さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線基板に関し、より詳
細にはジョセフソン素子等の超伝導素子が搭載される回
路基板やパッケージに使用される多層配線基板に関する
ものである。
細にはジョセフソン素子等の超伝導素子が搭載される回
路基板やパッケージに使用される多層配線基板に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、混成集積回路装置や半導体素子収納
用パッケージ等に使用される多層配線基板はその回路配
線がMo−Mn法等の厚膜形成技術によって形成されて
いる。
用パッケージ等に使用される多層配線基板はその回路配
線がMo−Mn法等の厚膜形成技術によって形成されて
いる。
【0003】このMo−Mn法は通常、タングステン、
モリブデン、マンガン等の高融点金属粉末に適当なバイ
ンダー、溶剤を添加混合し、ペースト状となした金属ペ
ーストを生セラミック体の外表面にスクリーン印刷法に
より所定パターンに印刷塗布し、次にこれを複数枚積層
するとともに還元雰囲気で焼成し、高融点金属粉末と生
セラミック体とを焼結一体化させる方法である。
モリブデン、マンガン等の高融点金属粉末に適当なバイ
ンダー、溶剤を添加混合し、ペースト状となした金属ペ
ーストを生セラミック体の外表面にスクリーン印刷法に
より所定パターンに印刷塗布し、次にこれを複数枚積層
するとともに還元雰囲気で焼成し、高融点金属粉末と生
セラミック体とを焼結一体化させる方法である。
【0004】尚、前記回路配線が形成されるセラミック
体としては通常、酸化アルミニウム質焼結体やムライト
質焼結体等の酸化物系セラミックス、或いは表面に酸化
物膜を被着させた窒化アルミニウム質焼結体や炭化珪素
質焼結体等の非酸化物系セラミックスが使用されてい
る。
体としては通常、酸化アルミニウム質焼結体やムライト
質焼結体等の酸化物系セラミックス、或いは表面に酸化
物膜を被着させた窒化アルミニウム質焼結体や炭化珪素
質焼結体等の非酸化物系セラミックスが使用されてい
る。
【0005】しかしながら、このMo−Mn法を用いて
回路配線を形成した場合、回路配線は金属ペーストをス
クリーン印刷することにより形成されることから配線の
微細化が困難で回路配線の高密度化ができないという欠
点を有していた。
回路配線を形成した場合、回路配線は金属ペーストをス
クリーン印刷することにより形成されることから配線の
微細化が困難で回路配線の高密度化ができないという欠
点を有していた。
【0006】また回路配線はタングステンやモリブデン
等から成り、該タングステンやモリブデン等は電気抵抗
値が高く、電気信号の高速伝達が不可であることから信
号の伝達速度が高速であるジョセフソン素子等の超伝導
素子を接続した場合、超伝導素子本来の高速駆動の機能
を十分に発揮させることができないという欠点を有して
いた。
等から成り、該タングステンやモリブデン等は電気抵抗
値が高く、電気信号の高速伝達が不可であることから信
号の伝達速度が高速であるジョセフソン素子等の超伝導
素子を接続した場合、超伝導素子本来の高速駆動の機能
を十分に発揮させることができないという欠点を有して
いた。
【0007】そこで上記欠点を解消するために回路配線
を従来の厚膜形成技術で形成するのに代えて微細化が可
能な薄膜形成技術を用いて形成し、且つ回路配線を超伝
導材料であるニオブで形成した多層配線基板を使用する
ことが検討されている。
を従来の厚膜形成技術で形成するのに代えて微細化が可
能な薄膜形成技術を用いて形成し、且つ回路配線を超伝
導材料であるニオブで形成した多層配線基板を使用する
ことが検討されている。
【0008】この回路配線にニオブを使用した多層配線
基板は、酸化アルミニウム質焼結体等から成る絶縁基体
上にニオブから成る回路配線膜とポリイミド樹脂等の有
機高分子材料から成る絶縁膜とを交互に積層させ、上下
に位置する回路配線膜を絶縁膜に設けたスルーホールを
介して電気的に接続させた構造をしている。
基板は、酸化アルミニウム質焼結体等から成る絶縁基体
上にニオブから成る回路配線膜とポリイミド樹脂等の有
機高分子材料から成る絶縁膜とを交互に積層させ、上下
に位置する回路配線膜を絶縁膜に設けたスルーホールを
介して電気的に接続させた構造をしている。
【0009】尚、前記絶縁基体上に積層される回路配線
膜はニオブから成る薄膜をスパッタリング法やイオンプ
レーティング法を採用して絶縁基体上に被着させた後、
これをフォトリソグラフィー技術を用いて所定パターン
に加工することにより形成され、一方絶縁基体上に積層
される絶縁膜は、所定のポリマ前駆体溶液をスピンコー
ト法により絶縁基体上に塗布するとともにこれを乾燥し
て半硬化させ、次に前記半硬化ポリマ前駆体にフォトリ
ソグラフィー技術を採用してスルーホールを形成した
後、前記半硬化ポリマ前駆体を熱架橋させることによっ
て形成される。
膜はニオブから成る薄膜をスパッタリング法やイオンプ
レーティング法を採用して絶縁基体上に被着させた後、
これをフォトリソグラフィー技術を用いて所定パターン
に加工することにより形成され、一方絶縁基体上に積層
される絶縁膜は、所定のポリマ前駆体溶液をスピンコー
ト法により絶縁基体上に塗布するとともにこれを乾燥し
て半硬化させ、次に前記半硬化ポリマ前駆体にフォトリ
ソグラフィー技術を採用してスルーホールを形成した
後、前記半硬化ポリマ前駆体を熱架橋させることによっ
て形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この回
路配線にニオブを使用した多層配線基板は回路配線膜を
構成するニオブが極めて酸化しやすい材料であるため、
外部に露出したニオブが絶縁膜を熱硬化させる際の熱等
の影響で酸化され易く、回路配線膜を構成するニオブが
酸化するとその超伝導性を失い、その結果、該ニオブか
ら成る回路配線膜が酸化した多層配線基板にジョセフソ
ン素子等の超伝導素子を接続した場合、超伝導素子の高
速駆動の機能を十分に発揮させることができないという
欠点を誘発した。
路配線にニオブを使用した多層配線基板は回路配線膜を
構成するニオブが極めて酸化しやすい材料であるため、
外部に露出したニオブが絶縁膜を熱硬化させる際の熱等
の影響で酸化され易く、回路配線膜を構成するニオブが
酸化するとその超伝導性を失い、その結果、該ニオブか
ら成る回路配線膜が酸化した多層配線基板にジョセフソ
ン素子等の超伝導素子を接続した場合、超伝導素子の高
速駆動の機能を十分に発揮させることができないという
欠点を誘発した。
【0011】
【発明の目的】本発明は上記欠点に鑑み案出されたもの
であり、その目的は回路配線の電気信号の高速伝達を可
能として、ジョセフソン素子等の超伝導素子を接続した
場合、超伝導素子本来の高速駆動の機能を十分に発揮さ
せることができる多層配線基板を提供することにある。
であり、その目的は回路配線の電気信号の高速伝達を可
能として、ジョセフソン素子等の超伝導素子を接続した
場合、超伝導素子本来の高速駆動の機能を十分に発揮さ
せることができる多層配線基板を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は絶縁基体上に高
分子材料から成る絶縁膜と、回路配線膜とを交互に積層
するとともに上下に位置する回路配線膜を絶縁膜に設け
たスルーホールを介して電気的に接続してなる多層配線
基板であって、前記回路配線膜はニオブから成り、且つ
上下の接続領域を除く表面がアルミニウムから成る被覆
層で被覆されていることを特徴とするものである。
分子材料から成る絶縁膜と、回路配線膜とを交互に積層
するとともに上下に位置する回路配線膜を絶縁膜に設け
たスルーホールを介して電気的に接続してなる多層配線
基板であって、前記回路配線膜はニオブから成り、且つ
上下の接続領域を除く表面がアルミニウムから成る被覆
層で被覆されていることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の多層配線基板によれば回路配線膜を超
伝導物質であるニオブで形成したことから回路配線膜で
の信号の伝達速度を高速となすことができ、その結果、
この多層配線基板に信号の伝達速度が高速であるジョセ
フソン素子等の超伝導素子を接続すると回路配線膜に信
号が高速伝達され、超伝導素子本来の高速駆動の機能を
充分に発揮させることが可能となる。
伝導物質であるニオブで形成したことから回路配線膜で
の信号の伝達速度を高速となすことができ、その結果、
この多層配線基板に信号の伝達速度が高速であるジョセ
フソン素子等の超伝導素子を接続すると回路配線膜に信
号が高速伝達され、超伝導素子本来の高速駆動の機能を
充分に発揮させることが可能となる。
【0014】また回路配線膜はその上下の接続領域を除
く表面がアルミニウムから成る被覆層で被覆されている
ことからニオブから成る回路配線膜が酸化され、超伝導
性を失うのが有効に防止され、その結果、回路配線膜の
超伝導性を安定化し、信頼性の高いものとなすことがで
きる。
く表面がアルミニウムから成る被覆層で被覆されている
ことからニオブから成る回路配線膜が酸化され、超伝導
性を失うのが有効に防止され、その結果、回路配線膜の
超伝導性を安定化し、信頼性の高いものとなすことがで
きる。
【0015】
【実施例】次に本発明を添付図面に基づき詳細に説明す
る。図1は本発明の多層配線基板の一実施例を示す断面
図であり、1は電気絶縁材料から成る絶縁基体、2は絶
縁膜、3は回路配線膜である。
る。図1は本発明の多層配線基板の一実施例を示す断面
図であり、1は電気絶縁材料から成る絶縁基体、2は絶
縁膜、3は回路配線膜である。
【0016】前記絶縁基体1は酸化アルミニウム質焼結
体、ムライト質焼結体等の酸化物系セラミックス、或い
は表面に酸化物被膜を有する窒化アルミニウム質焼結
体、炭化珪素質焼結体等の非酸化物セラミックスから成
り、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合に
は、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化カルシウム、酸
化マグネシウム等の原料粉末に適当なバインダー、溶剤
を添加混合して泥漿状となすとともにこれを従来周知の
ドクターブレード法やカレンダーロール法を採用するこ
とによってセラミックグリーンシートを形成し、しかる
後、前記セラミックグリーンシートに適当な打ち抜き加
工を施し、所定形状となすとともに高温(約1600
℃)で焼成することによって、或いは酸化アルミニウム
等の原料粉末に適当なバインダー、溶剤を添加混合する
とともに該原料粉末をプレス成形機によって所定形状に
成形し、次に前記成形体を約1600℃の温度で焼成す
ることによって製作される。
体、ムライト質焼結体等の酸化物系セラミックス、或い
は表面に酸化物被膜を有する窒化アルミニウム質焼結
体、炭化珪素質焼結体等の非酸化物セラミックスから成
り、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合に
は、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化カルシウム、酸
化マグネシウム等の原料粉末に適当なバインダー、溶剤
を添加混合して泥漿状となすとともにこれを従来周知の
ドクターブレード法やカレンダーロール法を採用するこ
とによってセラミックグリーンシートを形成し、しかる
後、前記セラミックグリーンシートに適当な打ち抜き加
工を施し、所定形状となすとともに高温(約1600
℃)で焼成することによって、或いは酸化アルミニウム
等の原料粉末に適当なバインダー、溶剤を添加混合する
とともに該原料粉末をプレス成形機によって所定形状に
成形し、次に前記成形体を約1600℃の温度で焼成す
ることによって製作される。
【0017】前記酸化物系セラミックス、或いは表面に
酸化物膜を有する非酸化物系セラミックスから成る絶縁
基体1は後述する絶縁膜2と回路配線膜3とにより成る
多層配線4を支持する作用をなし、表面には絶縁膜2と
回路配線膜3とが交互に被着積層される。
酸化物膜を有する非酸化物系セラミックスから成る絶縁
基体1は後述する絶縁膜2と回路配線膜3とにより成る
多層配線4を支持する作用をなし、表面には絶縁膜2と
回路配線膜3とが交互に被着積層される。
【0018】前記絶縁基体1の表面に被着される各絶縁
膜2はポリイミド樹脂等の高分子材料から成り、例えば
4,4’−ジアミノジフェニルエーテル50モル%、ジ
アミノジフェニルスルホン酸50モル%、3,3’,
4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物から成
るポリマ前駆体溶液を絶縁基体1上面にスピンコート法
により塗布するとともにこれに約85℃の熱を加えて半
硬化させ、しかる後、約400℃の熱を加えて前記半硬
化ポリマ前駆体を熱架橋させることによって形成され
る。
膜2はポリイミド樹脂等の高分子材料から成り、例えば
4,4’−ジアミノジフェニルエーテル50モル%、ジ
アミノジフェニルスルホン酸50モル%、3,3’,
4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物から成
るポリマ前駆体溶液を絶縁基体1上面にスピンコート法
により塗布するとともにこれに約85℃の熱を加えて半
硬化させ、しかる後、約400℃の熱を加えて前記半硬
化ポリマ前駆体を熱架橋させることによって形成され
る。
【0019】前記各絶縁膜2は各回路配線膜3間の電気
的絶縁を保持する作用をなし、その厚みが2.0μm未
満であると各回路配線膜3間の電気的絶縁の信頼性が低
下する傾向にあり、また30.0μmを越えると絶縁膜
2内に該絶縁膜2を形成する際に発生する大きな応力が
内在し、絶縁膜2と絶縁基体1及び回路配線膜3との接
合強度が低下する危険性がある。従って、前記絶縁膜2
はその厚みを2.0乃至30.0μmの厚みとしておく
ことが好ましい。
的絶縁を保持する作用をなし、その厚みが2.0μm未
満であると各回路配線膜3間の電気的絶縁の信頼性が低
下する傾向にあり、また30.0μmを越えると絶縁膜
2内に該絶縁膜2を形成する際に発生する大きな応力が
内在し、絶縁膜2と絶縁基体1及び回路配線膜3との接
合強度が低下する危険性がある。従って、前記絶縁膜2
はその厚みを2.0乃至30.0μmの厚みとしておく
ことが好ましい。
【0020】また前記各絶縁膜2にはスルーホール5が
形成されており、該スルーホール5は絶縁膜2を間に挟
んで形成される回路配線膜3を電気的に接続させる作用
をなす。
形成されており、該スルーホール5は絶縁膜2を間に挟
んで形成される回路配線膜3を電気的に接続させる作用
をなす。
【0021】前記各絶縁膜2に形成されたスルーホール
5は、半硬化させたポリマ前駆体に従来周知のフォトリ
ソグラフィー技術を採用して所定位置に所定形状に孔加
工することによって形成される。
5は、半硬化させたポリマ前駆体に従来周知のフォトリ
ソグラフィー技術を採用して所定位置に所定形状に孔加
工することによって形成される。
【0022】前記絶縁基体1の表面に被着させた各絶縁
膜2はまたその各々の上面に回路配線膜3が所定パター
ンに被着形成されており絶縁膜2を挟んで上下に位置す
る所定の回路配線膜3が絶縁膜2に設けたスルーホール
5を介して電気的に接続されている。
膜2はまたその各々の上面に回路配線膜3が所定パター
ンに被着形成されており絶縁膜2を挟んで上下に位置す
る所定の回路配線膜3が絶縁膜2に設けたスルーホール
5を介して電気的に接続されている。
【0023】前記ニオブから成る回路配線膜3はニオブ
が約9.1K以下の極低温下で超伝導性を示す超伝導性
材料であるため回路配線膜3での信号の伝達速度を高速
となすことができ、その結果、この多層配線基板に信号
の伝達速度が高速であるジョセフソン素子等の超伝導素
子を接続すると回路配線膜3に信号が高速伝達され、超
伝導素子本来の高速駆動の機能を充分に発揮させること
が可能となる。
が約9.1K以下の極低温下で超伝導性を示す超伝導性
材料であるため回路配線膜3での信号の伝達速度を高速
となすことができ、その結果、この多層配線基板に信号
の伝達速度が高速であるジョセフソン素子等の超伝導素
子を接続すると回路配線膜3に信号が高速伝達され、超
伝導素子本来の高速駆動の機能を充分に発揮させること
が可能となる。
【0024】尚、前記ニオブから成る回路配線膜3は絶
縁膜2上にニオブをスパッタリング法やイオンプレーテ
ィング法により被着させるとともにこれをフォトリソグ
ラフィー技術により所定パターンに加工することによっ
て絶縁膜2上に形成される。
縁膜2上にニオブをスパッタリング法やイオンプレーテ
ィング法により被着させるとともにこれをフォトリソグ
ラフィー技術により所定パターンに加工することによっ
て絶縁膜2上に形成される。
【0025】この場合、回路配線膜3は微細配線が可能
なスパッタリング法やイオンプレーティング法等の薄膜
形成技術及びやフォトリソグラフィー技術により形成さ
れるため回路配線膜3はその線幅、厚みが極めて細く、
薄いものとなり、その結果、回路配線膜3の微細化が可
能となって回路配線膜3の高密度化が可能となる。
なスパッタリング法やイオンプレーティング法等の薄膜
形成技術及びやフォトリソグラフィー技術により形成さ
れるため回路配線膜3はその線幅、厚みが極めて細く、
薄いものとなり、その結果、回路配線膜3の微細化が可
能となって回路配線膜3の高密度化が可能となる。
【0026】また前記ニオブから成る回路配線膜3はそ
の厚みが1.0μm未満であると絶縁膜2の表面粗さに
起因して回路配線膜3中に厚みが極めて薄い部分が形成
され、回路配線膜3に電気信号を正常に伝達させること
が困難となり、また5.0μmを越えるとニオブから成
る回路配線膜3を形成する際の応力によって回路配線膜
3と絶縁膜2との間に剥離を発生させる危険性がある。
従って、前記ニオブから成る回路配線膜3はその厚みを
1.0乃至5.0μmの範囲としておくことが好まし
い。
の厚みが1.0μm未満であると絶縁膜2の表面粗さに
起因して回路配線膜3中に厚みが極めて薄い部分が形成
され、回路配線膜3に電気信号を正常に伝達させること
が困難となり、また5.0μmを越えるとニオブから成
る回路配線膜3を形成する際の応力によって回路配線膜
3と絶縁膜2との間に剥離を発生させる危険性がある。
従って、前記ニオブから成る回路配線膜3はその厚みを
1.0乃至5.0μmの範囲としておくことが好まし
い。
【0027】更に前記回路配線膜3はその上下の接続領
域を除く表面がアルミニウムから成る被覆層3aで被覆
されており、該被覆層3aは絶縁膜2となるポリマ前駆
体を熱架橋させる際の熱等の影響で回路配線膜3が酸化
され、超伝導性を失うのを有効に防止する作用を為し、
これによって回路配線膜3は超伝導性を安定化し、信頼
性の高いものとなる。
域を除く表面がアルミニウムから成る被覆層3aで被覆
されており、該被覆層3aは絶縁膜2となるポリマ前駆
体を熱架橋させる際の熱等の影響で回路配線膜3が酸化
され、超伝導性を失うのを有効に防止する作用を為し、
これによって回路配線膜3は超伝導性を安定化し、信頼
性の高いものとなる。
【0028】前記被覆層3aはアルミニウムから成り、
該アルミニウムは非磁性材料であるため回路配線膜3に
ジョセフソン素子等の超伝導素子から高速の信号が伝達
されてもうず電流を発生することはなく、該うず電流が
ジョセフソン素子等の超伝導素子に作用し、超伝導素子
の作動に悪影響を与えることがない。
該アルミニウムは非磁性材料であるため回路配線膜3に
ジョセフソン素子等の超伝導素子から高速の信号が伝達
されてもうず電流を発生することはなく、該うず電流が
ジョセフソン素子等の超伝導素子に作用し、超伝導素子
の作動に悪影響を与えることがない。
【0029】また被覆層3aを構成するアルミニウムは
ポリイミド樹脂と接合性が良いことから被覆層3aを有
する回路配線膜3と絶縁膜2とを交互に多層に積層して
も絶縁膜2と被覆層3aとの間に剥離を発生することは
なく、各々を極めて強固に接合させることが可能とな
る。
ポリイミド樹脂と接合性が良いことから被覆層3aを有
する回路配線膜3と絶縁膜2とを交互に多層に積層して
も絶縁膜2と被覆層3aとの間に剥離を発生することは
なく、各々を極めて強固に接合させることが可能とな
る。
【0030】尚、前記回路配線膜3上への被覆層3aの
被着は回路配線膜3上にアルミニウムをスパッタリング
法やイオンプレーティング法により被着させるとともに
これをフォトリソグラフィー技術により所定パターンに
加工することによって回路配線膜3上の所定位置に被着
される。
被着は回路配線膜3上にアルミニウムをスパッタリング
法やイオンプレーティング法により被着させるとともに
これをフォトリソグラフィー技術により所定パターンに
加工することによって回路配線膜3上の所定位置に被着
される。
【0031】また前記アルミニウムから成る被覆層3a
はその厚みが0.05μm未満となると回路配線膜3の
酸化を有効に防止することができなくなる危険性がある
ので0.05μm以上、好ましくは0.1μm以上とし
ておくのが良い。
はその厚みが0.05μm未満となると回路配線膜3の
酸化を有効に防止することができなくなる危険性がある
ので0.05μm以上、好ましくは0.1μm以上とし
ておくのが良い。
【0032】更に前記被覆層3aは回路配線膜3の上下
の接続領域を除く表面のみを被覆しており、被覆層3a
が上下の回路配線膜3間に配されることがないため被覆
層3aが回路配線膜3を伝達する信号の高速伝達を阻害
することもなく、これによっても回路配線膜3に超伝導
素子からの信号を高速伝達させることが可能となる。
の接続領域を除く表面のみを被覆しており、被覆層3a
が上下の回路配線膜3間に配されることがないため被覆
層3aが回路配線膜3を伝達する信号の高速伝達を阻害
することもなく、これによっても回路配線膜3に超伝導
素子からの信号を高速伝達させることが可能となる。
【0033】かくして本発明の多層配線基板によれば回
路配線膜3にジョセフソン素子等の超伝導素子を電気的
に接続し、回路配線膜3を介して超伝導素子に電気信号
を出し入れすることにより混成集積回路装置や半導体素
子収納用パッケージ等に使用される配線基板として機能
する。
路配線膜3にジョセフソン素子等の超伝導素子を電気的
に接続し、回路配線膜3を介して超伝導素子に電気信号
を出し入れすることにより混成集積回路装置や半導体素
子収納用パッケージ等に使用される配線基板として機能
する。
【0034】尚、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々
の変更は可能である。
のではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々
の変更は可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明の多層配線基板によれば回路配線
膜を超伝導物質であるニオブで形成したことから回路配
線膜での信号の伝達速度を高速となすことができ、その
結果、この多層配線基板に信号の伝達速度が高速である
ジョセフソン素子等の超伝導素子を接続すると回路配線
膜に信号が高速伝達され、超伝導素子本来の高速駆動の
機能を充分に発揮させることが可能となる。
膜を超伝導物質であるニオブで形成したことから回路配
線膜での信号の伝達速度を高速となすことができ、その
結果、この多層配線基板に信号の伝達速度が高速である
ジョセフソン素子等の超伝導素子を接続すると回路配線
膜に信号が高速伝達され、超伝導素子本来の高速駆動の
機能を充分に発揮させることが可能となる。
【0036】また回路配線膜はその上下の接続領域を除
く表面がアルミニウムから成る被覆層で被覆されている
ことからニオブから成る回路配線膜が酸化され、超伝導
性を失うのが有効に防止され、その結果、回路配線膜の
超伝導性を安定化し、信頼性の高いものとなすことがで
きる。
く表面がアルミニウムから成る被覆層で被覆されている
ことからニオブから成る回路配線膜が酸化され、超伝導
性を失うのが有効に防止され、その結果、回路配線膜の
超伝導性を安定化し、信頼性の高いものとなすことがで
きる。
【図1】本発明の多層配線基板の一実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】図1に示す多層配線基板の要部拡大図である。
1・・・・基体 2・・・・絶縁膜 3・・・・ニオブから成る回路配線膜 3a・・・アルミニウムから成る被覆層 5・・・・スルーホール
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/12 ZAA H05K 1/09 C 6921−4E
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁基体上に高分子材料から成る絶縁膜
と、回路配線膜とを交互に積層するとともに上下に位置
する回路配線膜を絶縁膜に設けたスルーホールを介して
電気的に接続してなる多層配線基板であって、前記回路
配線膜はニオブから成り、且つ上下の接続領域を除く表
面がアルミニウムから成る被覆層で被覆されていること
を特徴とする多層配線基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18655693A JPH0745963A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 多層配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18655693A JPH0745963A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 多層配線基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745963A true JPH0745963A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16190593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18655693A Pending JPH0745963A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 多層配線基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745963A (ja) |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP18655693A patent/JPH0745963A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2958188B2 (ja) | 多層配線基板 | |
| JP2777031B2 (ja) | 多層配線基板 | |
| JP2997362B2 (ja) | 配線基板 | |
| JP3152768B2 (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH0745963A (ja) | 多層配線基板 | |
| JP3085616B2 (ja) | 多層配線基板 | |
| JP2746798B2 (ja) | 配線基板 | |
| JP3164751B2 (ja) | 多層薄膜配線基板 | |
| JPH10326966A (ja) | 多層配線基板 | |
| JP2835258B2 (ja) | 配線基板 | |
| JP2823783B2 (ja) | 配線基板 | |
| JPH09312479A (ja) | 多層配線基板 | |
| JP2005101377A (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH0653648A (ja) | 配線基板 | |
| JPH06164144A (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH10215042A (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH11186434A (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH10150266A (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH11233909A (ja) | 配線基板 | |
| JP2002252457A (ja) | 多層配線基板 | |
| JP3199661B2 (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH11233679A (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH09283938A (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH10335817A (ja) | 多層配線基板 | |
| JPH10150268A (ja) | 多層配線基板 |