JPH0746215Y2 - カーペット - Google Patents

カーペット

Info

Publication number
JPH0746215Y2
JPH0746215Y2 JP1989150501U JP15050189U JPH0746215Y2 JP H0746215 Y2 JPH0746215 Y2 JP H0746215Y2 JP 1989150501 U JP1989150501 U JP 1989150501U JP 15050189 U JP15050189 U JP 15050189U JP H0746215 Y2 JPH0746215 Y2 JP H0746215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
fibers
fiber
yarn
fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989150501U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0387478U (ja
Inventor
裕 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP1989150501U priority Critical patent/JPH0746215Y2/ja
Publication of JPH0387478U publication Critical patent/JPH0387478U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0746215Y2 publication Critical patent/JPH0746215Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carpets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は歩行頻度の高い場所での使用に耐え、洗濯ある
いは熱に対して形態の安定なカーペツトに関するもので
ある。
【従来の技術】
従来、カーペツトを構成する一次基布あるいは芯基布
は、通常、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロ
ピレン繊維などの化学繊維の織物、木綿糸、ジユート糸
などの天然繊維の織物が使用されている。しかし、近年
化学繊維を使用した織物を基布として造られたカーペツ
トが多くなっている。
【考案が解決しようとする課題】
従来のジユート糸を地糸としたウイルトン織りで造られ
たカーペツトは、破断伸度は10%以下で引張弾性率も大
であつて、形態の安定なカーペツトであるのに対し、化
学繊維の織物を一継手基布あるいは芯基布としたカーペ
ツトは通常15〜30%の破断伸度を有し、かつ、引張弾性
率も小さいため、歩行頻度の多い場所で使用すると、基
布に歪が生じてカーペツトが波打ち状態となる。このた
め、ジユート糸を用いた織物を一次基布あるいは芯基布
としたカーペツトを用いることも可能であるが、この場
合は洗濯を繰り返すと、洗濯収縮が大きくまた乾燥に要
する時間が長く不都合である。したがつて、歩行頻度の
多い場所で使用するのに適したカーペツトは殆どない。 その対策として、製造されたカーペツトを熱固定すると
か、バインダー樹脂で固定するとかの方法が取られてい
るが十分な対策にはなつていない。 本考案の目的は、使用中や洗濯による伸びや収縮変形が
小さい、形態安定性の良好なカーペツトを提供すること
である。
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、化学繊維織物からなる一次基布または
芯基布を有するカーペットにおいて、該織物を構成する
経糸および/または緯糸が平均して2〜10本に1本の割
合で、引張強度15g/dr以上、破断伸度6%以下、引張弾
性率500g/dr以上の全芳香族ポリエステル繊維を含んで
いることを特徴とするカーペットである。 本考案は化学繊維で造られた織物を一次基布あるいは芯
基布に使用したカーペツトにいて緯糸の一部に全芳香族
ポリエステル繊維を使用し、基布の形態を安定化させる
ことに特徴を有するものである。基布織物を構成する主
体化学繊維としては、例えば、ポリエステル繊維、ポリ
アミド繊維、ポリオレフイン繊維、ポリビニルアルコー
ル系繊維、アセテート繊維、再生セルロース繊維などの
群から選ばれた通常の短繊維あるいは長繊維を挙げるこ
とができ、またポリエステルあるいはポリプロピレンな
どのポリマーフイルムを割裂して作つたテープヤーンな
どでも差支えないものである。 また、基布織物の一部に使用する全芳香族ポリエステル
繊維は、芳香族ジカルボン酸、芳香族ジヒドロキシ化合
物、芳香族オキシカルボン酸、2,6−置換ナフタレン化
合物、例えば、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2,6
−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジオール
など、およびそれらのエステル形成性誘導体の群から選
ばれた化合物を縮合重合して得た全芳香族ポリエステル
を紡糸して得た繊維である。 一般的には、これらの全芳香族ポリエステル繊維は以下
の様な物性を有するものをいう。 この全芳香族ポリエステル繊維は単独又は他の繊維と混
用して単繊維繊度が2〜15デニールの範囲の紡績糸ある
いはマルチフイラメント糸として用いられ、好ましくは
マルチフイラメント糸を基布織物の経糸または緯糸に用
いる。他の繊維と混用する場合は、1本の糸中に30%以
上、好ましくは50%以上の全芳香族ポリエステル繊維が
含まれていることが好ましく、そして、経糸あるいは緯
糸に占める全芳香族ポリエステル繊維を含む糸の量は、
平均して地糸2〜10本に1本の割合で基布に織り込まれ
ていることが重要である。これを重量混率で示せば、経
糸あるいは緯糸における全芳香族ポリエステル繊維の比
率はおおよそ5重量%〜60重量%、好ましくは、10重量
%〜60重量%程度である。織物に占める全芳香族系ポリ
エステル繊維の使用量が上記の範囲外では形態安定性、
染色性、コスト、タフト時の針貫通性などの点で好まし
くない。 本考案においては、上記の要件を満足していれば、基布
の製織方法、カーペツトの製法自体は従来公知の製法を
適宜採用できるものである。 例えば、一次基布を用いてパイルカーペツトを造る場合
には、例えば、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポ
リアクリル系繊維などの合成繊維、再生セルロース繊
維、羊毛などの動物繊維などから選ばれた少なくとも1
種類のステープル繊維を紡績して得た紡績糸あるいはフ
イラメント糸を合糸・合撚して得たマルチフイラメント
加工糸であり、総繊度が1,500〜6,000デニールの糸をパ
イル糸として、パイル繊維長5〜30mm、植え込み密度30
〜150本/in2の範囲で前記の一次基布に植え込んでパイ
ルカーペツトとすることができる。 また、芯基布に繊維ウエブを積層して不織布カーペツト
を造る場合には、例えば、ポリエステル繊維、ポリアミ
ド繊維、ポリアクリル系繊維などの合成繊維、再生セル
ロース繊維、羊毛などの動物繊維などから選ばれた少な
くとも1種類のステープル繊維をカード、ランダムウエ
バーを通して造つた繊維ウエブを前記の芯基布の上部面
あるいは平面に平均目付100〜1500g/m2の量を載置し、
ニードルパンチ法および/または高圧水流噴射法で繊維
の絡合と芯基布との一体化を行つて不織布カーペツトと
することができる。また、パイル繊維あるいはウエブ繊
維に基布を構成する繊維と同系統の繊維を使用すると、
カーペツトとした後、同一色相に染色することができる
ので好ましい。 次いで、カーペツト基布の裏面に樹脂あるいは繊維でな
るバツキング層を付与し、100〜180℃の温度で熱処理し
て乾燥およびカーペツトの熱固定を行い、更に、必要に
仕上げ処理を施して製品とすることができる。 次に、本考案のカーペツトを図面で説明する。第1図は
本考案のカーペツトの断面構造の模式図であり、第1図
(イ)はパイルカーペツトの模式図、第1図(ロ)は不
織布カーペツトの模式図であつて、1は織物基布、2は
パイル糸、3はバツキング層、4は不織布層である。第
2図は本考案のカーペツトを構成する基布織物組織の模
式図であり、11〜17は経糸、21〜26は緯糸、5は通常の
化学繊維、6は全芳香族ポリエステル繊維を含む糸であ
る。 本考案のカーペツトは浸染法、捺染法で染色して任意の
色調、模様のカーペツトを得ることができ、使用時の形
態安定性を良く、更に洗濯収縮、熱収縮が小さいもので
ある。
【実施例】
次に、本考案の実施態様を具体的な実施例で説明する
が、本考案はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中の部および%は断りのない限り、重量に
関するものである。 実施例1 ポリエチレンテレフタレートのマルチフイラメント糸
(450dr/75fil.を3本合糸したもの)およびヒドロキシ
安息香酸と6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸とを縮合重
合して得た全芳香族ポリエステルのマルチフイラメント
糸(450dr/75fil.を3本合糸したもの)を地糸として用
い、経糸、緯糸ともに5本に1本の割合で上記の全芳香
族ポリエステル糸を用いて織密度15×15本/inの織物を
作り基布とした。 次いで、染色された単糸繊度10デニールのポリエチレン
テレフタレート繊維の紡績糸(総繊度約2,000デニー
ル)をパイル糸として用い、ゲージ間隔1/10in、植え込
み密度100本/in2、パイル長5mmの条件でパイル糸を上
記基布に植え込んで、基布の裏面に合成ゴム系ラテツク
スを固形分として約700g/m2の量を塗布し、温度130℃の
加熱帯で熱処理を行つて、裏面にバツキング層を形成し
たパイルカーペツト[I]を得た。得られたパイルカー
ペツトは、更に抗菌剤および防虫剤処理などの仕上げ処
理を施して製品とした。 比較のために、上記基布織物に全芳香族ポリエステル糸
を織り込まずに造つた基布を用い、実施例と同様にして
パイルカーペツト[II]を得た。 パイルカーペツト[I]および[II]は、温湿度の調節
をしていない部屋と温湿度の調節された部屋とに敷設し
て、歩行頻度による変化、敷設条件による変化の状態を
調査した。その結果、いずれの試験でもパイルカーペツ
ト[I]は、ずれや伸びが発生せず敷設状態に変化が認
められないのに対し、パイルカーペツト[II]は高温状
態において膨らみを生じ、そのうえ歩行によるずれを生
じてしまつた。 実施例2 実施例1の基布に、単糸繊度8デニールのポリエチレン
テレフタレートステープル繊維85部、単糸繊度6デニー
ルのポリエステル系芯鞘型複合繊維の熱バインダー繊維
15部を混繊し、カード、ランダムウエバーを経て得た繊
維ウエブを平均目付400g/m2の量を積層し、針番手36番
で繊維ウエブ面に針刺し密度60パンチ/cm2のニードル
パンチを行つた後、水圧75kg/cm2の高圧水流をノズルよ
り噴射して水流絡合処理を行い、次いで、温度140℃で
熱処理して熱バインダー繊維で繊維の接合部の少なくと
も一部を接着固定して不織布カーペツト生機を造つた。
この不織布カーペツト生機をキヤリヤーを用いた分散染
料組成物で浸染法で染色し、ソーピング、水洗し、乾燥
した後、裏面に合成ゴムラテツクスを固定分量として約
600g/m2の量を塗布し、温度140℃で熱処理を行つた。更
に、仕上げ処理を施して不織布カーペツト製品を得た。 このカーペツトを室内に敷設して使用したが歩行頻度が
多くてもずれや伸びを生ずることがなく安定した敷設状
態であつた。更に、洗濯を5回繰り返しても形態変化が
ない製品であつた。
【考案の効果】
本考案のカーペツトは使用時の形態安定性が良く、更に
洗濯収縮、熱収縮が小さい使用特性の優れたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカーペツトの断面構造の模式図であ
り、第1図(イ)はパイルカーペツトの模式図、第1図
(ロ)は不織布カーペツトの模式図である。第2図は本
考案のカーペツトを構成する基布織物組織の模式図であ
る。 1;織物基布、2;パイル糸、3;バツキング層、4;不織布
層、11〜17;経糸、21〜26;緯糸、5;通常の化学繊維、6;
全芳香族ポリエステル繊維を含む糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化学繊維織物からなる一次基布または芯基
    布を有するカーペットにおいて、該織物を構成する経糸
    および/または緯糸が平均して2〜10本に1本の割合
    で、引張強度15g/dr以上、破断伸度6%以下、引張弾性
    率500g/dr以上の全芳香族ポリエステル繊維を含んでい
    ることを特徴とするカーペット。
JP1989150501U 1989-12-26 1989-12-26 カーペット Expired - Fee Related JPH0746215Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989150501U JPH0746215Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 カーペット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989150501U JPH0746215Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 カーペット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0387478U JPH0387478U (ja) 1991-09-05
JPH0746215Y2 true JPH0746215Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=31696848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989150501U Expired - Fee Related JPH0746215Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 カーペット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0746215Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4305986A (en) * 1980-04-02 1981-12-15 Carl Freudenberg Tufted carpeting
JPH052143Y2 (ja) * 1986-02-21 1993-01-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0387478U (ja) 1991-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0568916B1 (en) A tufted fabric
US5630896A (en) Method of making recyclable tufted carpets
CA2218954C (en) Dimensionally stable tufted carpet
US4140071A (en) Process for preparing tufted carpet
EP2075371B1 (en) Leather-like sheet and process for production thereof
US5112421A (en) Method for the production of a composite sheet for artificial leather
US7008889B2 (en) Imaged nonwoven fabric comprising lyocell fibers
US4406310A (en) Secondary carpet backing fabrics
IL23704A (en) Tufted fabrics
EP0763616B1 (en) Dust-control mat having excellent dimensional stability and method of producing the same
US6468621B1 (en) Reversible cotton bathroom rug and method of manufacture
US6815378B1 (en) Abrasion resistant and drapeable nonwoven fabric
US3535192A (en) Carpet and method of making same
JPH0746215Y2 (ja) カーペット
CN114645389B (zh) 一种簇绒地毯
CA1118170A (en) Process for the preparation of leatherlike sheet materials
JP2727097B2 (ja) 敷 物
JPH10273865A (ja) 長繊維不織布およびその製造方法とタフテッドカーペット用基布およびタフテッドカーペット
JPH0713344B2 (ja) シート状物の製造方法
JPH02277890A (ja) 皮革様シート状物
Crawshaw et al. Textile Floorcoverings
JPH03137281A (ja) 立毛繊維シートおよびその製造方法
Lulay Apparel end uses
JPS623256B2 (ja)
JP2000060716A (ja) 吸水性マット用基布

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees