JPH0746735Y2 - 四気筒四サイクルエンジンの排気装置 - Google Patents
四気筒四サイクルエンジンの排気装置Info
- Publication number
- JPH0746735Y2 JPH0746735Y2 JP1987006385U JP638587U JPH0746735Y2 JP H0746735 Y2 JPH0746735 Y2 JP H0746735Y2 JP 1987006385 U JP1987006385 U JP 1987006385U JP 638587 U JP638587 U JP 638587U JP H0746735 Y2 JPH0746735 Y2 JP H0746735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- cylinder
- chamber
- engine
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、オートバイ等の車両の動力として搭載する
四気筒四サイクルエンジンの排気装置に関する。
四気筒四サイクルエンジンの排気装置に関する。
車両用のエンジンは、高出力の性能の高いものが求めら
れる一方、回転の全域で使用されるので、滑らかな出力
カーブで、使用性のよいエンジンが求められる。エンジ
ンの出力は、燃焼室等の性能だけでなく、エキゾースト
パイプによる排気脈動を有効に利用することによって、
燃焼室への充填効率を高めて出力増を図ることがある。
そのためのひとつの手段として、例えば実開昭57−1672
23号公報で示すように、エキゾーストパイプ同士を連結
管で連通させたものがある。
れる一方、回転の全域で使用されるので、滑らかな出力
カーブで、使用性のよいエンジンが求められる。エンジ
ンの出力は、燃焼室等の性能だけでなく、エキゾースト
パイプによる排気脈動を有効に利用することによって、
燃焼室への充填効率を高めて出力増を図ることがある。
そのためのひとつの手段として、例えば実開昭57−1672
23号公報で示すように、エキゾーストパイプ同士を連結
管で連通させたものがある。
第5図は、そのようにエキゾーストパイプa同士を連結
管bで連通させた四気筒四サイクルエンジンcの一例を
一部省略して示す図である。この例によると♯2と♯3
のエキゾーストパイプ同士が連結管bによって連通され
ており、♯2と♯3の気筒でのバルブオーバーラップ時
において各々の脈動を利用することで充填効率が高めら
れ、第6図で示す出力線A(実線)のように、連結管で
連通しなかった場合の四気筒四サイクルエンジンの出力
線B(破線)と比較して高速域における出力が高くな
る。しかしながら、中低速域にあっては、この脈動が逆
に作用して出力谷A′ができてしまう。
管bで連通させた四気筒四サイクルエンジンcの一例を
一部省略して示す図である。この例によると♯2と♯3
のエキゾーストパイプ同士が連結管bによって連通され
ており、♯2と♯3の気筒でのバルブオーバーラップ時
において各々の脈動を利用することで充填効率が高めら
れ、第6図で示す出力線A(実線)のように、連結管で
連通しなかった場合の四気筒四サイクルエンジンの出力
線B(破線)と比較して高速域における出力が高くな
る。しかしながら、中低速域にあっては、この脈動が逆
に作用して出力谷A′ができてしまう。
中低速域において出力谷を生じさせないためのものとし
て、例えば実公昭58−27053号公報に示されている単気
筒エンジンのように、該エンジンに係るマフラに共鳴用
の部屋、すなわちチャンバを設けたものがある。
て、例えば実公昭58−27053号公報に示されている単気
筒エンジンのように、該エンジンに係るマフラに共鳴用
の部屋、すなわちチャンバを設けたものがある。
このチャンバ多気筒エンジンの♯2と♯3のエキゾース
トパイプに単に組み合わせて中低速域における出力谷の
発生を防止することで中低速域における出力谷の発生を
防止することが考えられる。しかし、実際には、このよ
うに連結管で連通された♯2と♯3のエキゾーストパイ
プにチャンバを設けたものはない。これは連結管とチャ
ンバとでは相反する作用をするためである。すなわち、
連結管は、例えば上記実開昭57−167223号公報に記載の
ように実質的な排気管長を短くすることで排気脈動を他
の気筒に有効に作用させるものであるのに対し、チャン
バは例えば上記実公昭59−41290号公報や実公昭62−316
18号公報に記載のように排気脈動を消失させる作用をも
つのであるから、両者を同じ管である♯2と♯3のエキ
ゾーストパイプに設けることはありえないのである。
トパイプに単に組み合わせて中低速域における出力谷の
発生を防止することで中低速域における出力谷の発生を
防止することが考えられる。しかし、実際には、このよ
うに連結管で連通された♯2と♯3のエキゾーストパイ
プにチャンバを設けたものはない。これは連結管とチャ
ンバとでは相反する作用をするためである。すなわち、
連結管は、例えば上記実開昭57−167223号公報に記載の
ように実質的な排気管長を短くすることで排気脈動を他
の気筒に有効に作用させるものであるのに対し、チャン
バは例えば上記実公昭59−41290号公報や実公昭62−316
18号公報に記載のように排気脈動を消失させる作用をも
つのであるから、両者を同じ管である♯2と♯3のエキ
ゾーストパイプに設けることはありえないのである。
そこで、中低速域における出力谷の発生を有効に防止す
るのに、このような従来技術の単なる組み合わせによる
のではない、新たな技術の提供が望まれた。
るのに、このような従来技術の単なる組み合わせによる
のではない、新たな技術の提供が望まれた。
この考案は、多気筒エンジンであっても高中低速域に拘
わらず、常に滑らかな出力カーブで高出力を得ることが
できることに加え、車両を軽くしかも小さくすることが
できる新規な四気筒四サイクルエンジンの排気装置を提
供することを目的とする。
わらず、常に滑らかな出力カーブで高出力を得ることが
できることに加え、車両を軽くしかも小さくすることが
できる新規な四気筒四サイクルエンジンの排気装置を提
供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するためのものであって、次の
ようなものである。すなわち、本考案四気筒四サイクル
エンジンの排気装置は、点火順序を♯1♯2♯4♯3の
気筒順にした四気筒四サイクルエンジンで、各気筒の排
気孔端に連結したエキゾーストパイプの後端を一つの集
合管に連結して集合管にマフラを連結するものに於い
て、♯2および♯3の前記エキゾーストパイプを連結管
で連通するとともに、♯1及び♯4の前記エキゾースト
パイプにはそれらにおける前記エンジンの前記排気孔寄
りの屈曲部よりも下流で前記連結管よりも上流の箇所で
あって前記屈曲部寄りとなる箇所にチャンバーを連結し
た。
ようなものである。すなわち、本考案四気筒四サイクル
エンジンの排気装置は、点火順序を♯1♯2♯4♯3の
気筒順にした四気筒四サイクルエンジンで、各気筒の排
気孔端に連結したエキゾーストパイプの後端を一つの集
合管に連結して集合管にマフラを連結するものに於い
て、♯2および♯3の前記エキゾーストパイプを連結管
で連通するとともに、♯1及び♯4の前記エキゾースト
パイプにはそれらにおける前記エンジンの前記排気孔寄
りの屈曲部よりも下流で前記連結管よりも上流の箇所で
あって前記屈曲部寄りとなる箇所にチャンバーを連結し
た。
♯2および♯3の前記エキゾーストパイプを連結管で連
通したので、高速域における出力が高くなる。また、♯
1および♯4をチャンバーで連結したので、中低速域に
おいて出力谷ができなくなる。そして、♯1及び♯4の
エキゾーストパイプは、それらにおけるエンジンの排気
孔寄りの屈曲部と前記連結管との間の箇所であって前記
屈曲部寄りとなる箇所にチャンバーを配したので、チャ
ンバーの容積は極力小さくなる。
通したので、高速域における出力が高くなる。また、♯
1および♯4をチャンバーで連結したので、中低速域に
おいて出力谷ができなくなる。そして、♯1及び♯4の
エキゾーストパイプは、それらにおけるエンジンの排気
孔寄りの屈曲部と前記連結管との間の箇所であって前記
屈曲部寄りとなる箇所にチャンバーを配したので、チャ
ンバーの容積は極力小さくなる。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
エンジン1は、四気筒四サイクルエンジンで、点火順序
を♯1−♯2−♯4−♯3にしてある。各気筒の排気孔
には、エキゾーストパイプ2の先端を連結する。四つの
気筒に連結したエキゾーストパイプ2は、エンジン1の
下側まで配管し、一つの集合管3の前端にて、上述の♯
1−♯2−♯4−♯3の点火順序に対応する順序で周方
向にまとめられて挿入連結されてある。
を♯1−♯2−♯4−♯3にしてある。各気筒の排気孔
には、エキゾーストパイプ2の先端を連結する。四つの
気筒に連結したエキゾーストパイプ2は、エンジン1の
下側まで配管し、一つの集合管3の前端にて、上述の♯
1−♯2−♯4−♯3の点火順序に対応する順序で周方
向にまとめられて挿入連結されてある。
集合管3の後端には、マフラ4が連結されてある。
♯1及び♯4のエキゾーストパイプ2には、第2図から
わかるように側方から見てエンジン1の排気孔寄りの屈
曲部よりも下流で前記連結管6よりも上流の箇所であっ
て前記屈曲部寄りとなる箇所にチャンバー5が連結され
てある。
わかるように側方から見てエンジン1の排気孔寄りの屈
曲部よりも下流で前記連結管6よりも上流の箇所であっ
て前記屈曲部寄りとなる箇所にチャンバー5が連結され
てある。
♯2及び♯3のエキゾーストパイプ2は、♯1及び♯4
のエキゾーストパイプ2にチャンバー5を設けた位置よ
り下流側に離した位置で、連結管6によって連通されて
ある。
のエキゾーストパイプ2にチャンバー5を設けた位置よ
り下流側に離した位置で、連結管6によって連通されて
ある。
♯2と♯3のエキゾーストパイプ2を連通させた連結管
6は、♯2と♯3の気筒でのバルブオーバーラップ時、
各々の脈動を利用することによって充填効率を高め、高
速域における出力カーブを高めることができる。
6は、♯2と♯3の気筒でのバルブオーバーラップ時、
各々の脈動を利用することによって充填効率を高め、高
速域における出力カーブを高めることができる。
また、♯1及び♯4のエキゾーストパイプ2のチャンバ
ー5によって中低速域の出力谷の発生を防ぐことができ
る。
ー5によって中低速域の出力谷の発生を防ぐことができ
る。
なお、チャンバー5の容量によって脈動を制御するよう
に回転域にマッチングさせ、谷の部分の出力増加を図る
ようにする。このようにして高中低速域に拘わらず、滑
らかな高出力を得ることができる。
に回転域にマッチングさせ、谷の部分の出力増加を図る
ようにする。このようにして高中低速域に拘わらず、滑
らかな高出力を得ることができる。
ところで、本発明者が行った実験により、チャンバー5
の容積は、中低速域の出力谷の発生を防ぐという効果を
得るに当たって、その取付箇所がエンジン1の排気孔か
らの距離Lに比例して大きくなるということを実験を重
ねて行くうちに見いだした。このため、チャンバー5の
容積を小さくするためには、チャンバー5の取付箇所は
できる限りエンジン1の排気孔近傍に設定することが望
ましい。殊にチャンバー5が取り付けられるエキゾース
トパイプ2はエンジン本体と前輪との間の狭小部分に位
置するものであるから、チャンバー5の容積はできるだ
け小さいほうがこれをエキゾーストパイプに取り付け易
くなる。また、チャンバー5が小さければそれだけ車両
重量の増加や車両が大きくなることを抑制できる。
の容積は、中低速域の出力谷の発生を防ぐという効果を
得るに当たって、その取付箇所がエンジン1の排気孔か
らの距離Lに比例して大きくなるということを実験を重
ねて行くうちに見いだした。このため、チャンバー5の
容積を小さくするためには、チャンバー5の取付箇所は
できる限りエンジン1の排気孔近傍に設定することが望
ましい。殊にチャンバー5が取り付けられるエキゾース
トパイプ2はエンジン本体と前輪との間の狭小部分に位
置するものであるから、チャンバー5の容積はできるだ
け小さいほうがこれをエキゾーストパイプに取り付け易
くなる。また、チャンバー5が小さければそれだけ車両
重量の増加や車両が大きくなることを抑制できる。
高中低速域に拘わらず、常に滑らかな出力カーブで高出
力を得ることができるとともに、車両を軽くしかも小さ
くすることができる。
力を得ることができるとともに、車両を軽くしかも小さ
くすることができる。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第1図は斜
視図、第2図は一部縦断側面図、第3図はチャンバーの
位置と容積の関係を示すグラフ、第4図は本考案の出力
−回転線図、図5は従来技術を説明するための図、図6
は図5に係る従来技術の出力−回転線図である。 1…エンジン、2…エキゾーストパイプ、3…集合管、
4…マフラ、5…チャンバー、6…連結管。
視図、第2図は一部縦断側面図、第3図はチャンバーの
位置と容積の関係を示すグラフ、第4図は本考案の出力
−回転線図、図5は従来技術を説明するための図、図6
は図5に係る従来技術の出力−回転線図である。 1…エンジン、2…エキゾーストパイプ、3…集合管、
4…マフラ、5…チャンバー、6…連結管。
Claims (1)
- 【請求項1】点火順序を♯1♯2♯4♯3の気筒順にし
た四気筒四サイクルエンジンで、各気筒の排気孔端に連
結したエキゾーストパイプの後端を一つの集合管に連結
して集合管にマフラを連結するものに於いて、♯2およ
び♯3の前記エキゾーストパイプのみを連結管で連通す
るとともに、♯1及び♯4の前記エキゾーストパイプの
みにはそれらにおける前記エンジンの前記排気孔寄りの
屈曲部よりも下流で前記連結管よりも上流の箇所であっ
て前記屈曲部寄りとなる箇所にチャンバーを連結したこ
とを特徴とする四気筒四サイクルエンジンの排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987006385U JPH0746735Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 四気筒四サイクルエンジンの排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987006385U JPH0746735Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 四気筒四サイクルエンジンの排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63113727U JPS63113727U (ja) | 1988-07-22 |
| JPH0746735Y2 true JPH0746735Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=30788855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987006385U Expired - Lifetime JPH0746735Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 四気筒四サイクルエンジンの排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746735Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57167223U (ja) * | 1981-04-16 | 1982-10-21 | ||
| JPS6042057Y2 (ja) * | 1981-08-14 | 1985-12-23 | トヨタ自動車株式会社 | バレル加工装置 |
-
1987
- 1987-01-20 JP JP1987006385U patent/JPH0746735Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63113727U (ja) | 1988-07-22 |
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