JPH0748233Y2 - 縫製装置の針棒 - Google Patents

縫製装置の針棒

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JPH0748233Y2
JPH0748233Y2 JP4716691U JP4716691U JPH0748233Y2 JP H0748233 Y2 JPH0748233 Y2 JP H0748233Y2 JP 4716691 U JP4716691 U JP 4716691U JP 4716691 U JP4716691 U JP 4716691U JP H0748233 Y2 JPH0748233 Y2 JP H0748233Y2
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英夫 麻生
正人 高橋
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ジューキ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、縫い針の着脱を容易
に行うことができる縫製装置の針棒に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】周知のように、ミシンにお
ける縫い針は使用する糸や布の種類などに応じて適宜交
換する必要があるが、その交換にはねじの締め外し作業
が必要となるため、面倒な作業の一つとされていた。例
えば、従来用いられている針棒LBは、図8に示すよう
にその下端部に形成された縫い針挿通孔Laに縫い針N
の上端部を挿通させた後、前記縫い針挿通部Laの側面
に螺合させたねじLbを締め付けることによって縫い針
Nを固定するようになっており、このため、作業者は一
方の手で縫い針Nを持ちながら他方の手でねじ締め外し
を行うという面倒な作業を余儀なくされ、しかも縫い針
Nは一定の向きで固定する必要があり、固定するまでの
間、縫い針Nをその適正な向きに保ちながら上記のよう
な作業を行うことは、作業者にとってかなりの負担にな
るという問題があった。
【0003】そこで、上記問題を解決するためのものと
して、図9に示すように、筒状をなす針棒本体LB1内
に電磁ソレノイドSを収納し、そのソレノイドSに設け
られたプランジャS1の駆動力によって針棒本体LB1
内に挿入された縫い針Nの保持・解放を行うようにした
ものを本出願人は先に提案した。
【0004】しかしながら、この針棒LBにあっては、
針棒本体が全て磁性体によって構成されているため、ソ
レノイドコイルS2に通電した際、図10の実線に示す
ようにコイルS2に発生する磁力が針棒本体LB1の全
体を磁路として通過してしまい、針棒本体LB1全体が
磁化されて縫い針Nの着脱に支障を来すという不都合が
あった。すなわち、ソレノイドSは、図9に示すように
固定鉄心S3からS4に至る磁場を形成することによっ
て、プランジャS1を鉄心S3,S4の端面に吸着させ
るものであり、上述のように針棒本体LB1の先端にま
で磁力線が透過した場合、鉄心S3,S4がプランジャ
S1を吸引する力は大幅に低減し、十分な駆動力を得る
ことができないという問題が生じる。
【0005】また、この針棒LBでは、不図示の縫い針
挟持機構により縫い針Nを弾性的に挟持させ、これを解
放させるに際してソレノイドSの駆動力を用いるが(ソ
レノイドコイルS2を通電するが、作動時に針棒本体L
B1が全体的に磁化された場合には、縫い針挟持機構が
縫い針を解放してもなお、磁化された針棒本体LB1の
先端部に縫い針Nが吸着してしまうこととなり、縫い針
Nを適正に解放することができないという問題も生じ、
さらには、針棒本体LB1の先端部に鉄粉等が吸着し、
これが縫い針挟持機構に悪影響を与える等の問題も発生
した。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この考案は、針棒本体を、磁性体により形成される
第1の筒状体に、非磁性体により形成される第2の筒状
体を固着し、前記第1の筒状体によって前記電磁ソレノ
イド及び鉄心の周囲を囲繞する一方、前記プランジャの
先端部を非磁性体によって形成する、という課題手段を
講じたものである。また、上記課題の他の解決手段とし
て、前記針棒本体を、前記針棒本体を、磁性体からなる
第1の筒状体及び第2の筒状体と、これら筒状体の間に
介装固定した非磁性体からなる中間筒状体とにより構成
し、前記第1の筒状体によって前記電磁ソレノイド及び
鉄心の周囲を囲繞するようにする一方、前記プランジャ
の先端部を非磁性体により構成する、という手段を講じ
ることも可能である。
【0007】
【作用】上記手段を備えたこの考案に係る針棒によれ
ば、針棒本体内に収納されたソレノイドの作動時におい
て、ソレノイドコイルから発生した磁力は、針棒本体の
内ソレノイドの外周に位置する第1の筒状体のみを通過
し、その他の部分へのもれは非磁性体によって遮断され
る。従って、ソレノイドによって形成される磁場はソレ
ノイドコイルの両端部に位置する鉄心の間に確実に形成
され、良好なプランジャの駆動力を得ることができると
共に、発生させた磁力によって縫い針が針棒本体に吸着
するという不都合が発生することもない。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1ないし図7に
基づき説明する。まず、図1ないし図5に基づきこの考
案に係る針棒の第1実施例を説明する。図1及び図2に
おいて、1は筒状をなす針棒本体であり、次のように構
成されている。すなわち、1Aは針棒本体1の略上半部
を形成する第1の筒状体、1Bは針棒本体の略下半部を
形成する第2の筒状体であり、これら筒状体1A,1B
はいずれも磁性体により構成されている。
【0009】また、1Cは所定の長さを有する中間筒状
体で、りん青銅等の非磁性体により形成されており、そ
の上下両端面には、前記第1の筒状体1Aと、第2の筒
状体1Bとがそれぞれろう付けされており、これら3個
の筒状体により針棒本体1が構成されている。また、前
記第2の筒状体の下端部内面には、相対向する一対の傾
斜溝1Ba,1Bbが刻設されており、傾斜溝1Ba,
1Bbの対向間隔は図1の上方へ向かうに従って拡大す
るようになっている。
【0010】2はこの針棒本体1内にその内面に沿って
摺動可能に設けられた円筒状の第1の内筒(移動体)で
あり、その一端面部(下端部)の中央には、縫い針挿通
孔2a1が形成されている。また、この第1の内筒2の
下端部側面には、図3に示すように前記傾斜溝1Ba,
1Bbと対向する位置に一対の球体挿通孔2b,2cが
形成されると共に、その上方に相対向する一対の長孔2
d,2eが形成されており、前記長孔2d,2e内に
は、前記針棒本体1によって両端を掛止された掛止ピン
3が挿入され、前記第1の内筒2はこの長孔2d,2c
の両端面と掛止ピン3とが当接する範囲内で移動可能と
なっている。
【0011】また、4は前記第1の内筒の下部にその内
面に沿って摺動可能に収納された円筒状の第2の内筒
で、その上部側面には、前記掛止ピン3を遊挿させる長
孔4d,4eが形成されており、その長孔4d,4eの
範囲内で前記第1の内筒の内面に沿って摺動し得るよう
になっている。この第2の内筒4の一端部(下端部)4
aの側面には、相対向する一対の球体挿通孔4b,4c
が形成されており、これらは前記第1の内筒2の球体挿
通孔2b,2cにそれぞれ連通している。なお、下端部
4aの底面部4a1は、所定の間隔を介して分割形成さ
れている。
【0012】5a,5bは前記第1,第2の内筒2,4
に形成された球体挿通部2bと4b、2cと4cのそれ
ぞれの連通部分に嵌挿した一対の球体であり、互いに近
接・離間し得るよう支持されている。そして、前記第2
の内筒4を針棒本体1に対して相対的に移動することに
より、前記両球体5a,5bは球体挿通孔4b,4cの
開口部端縁4b1,4c1及び4b2,4c2により斜
め上方または斜め下方へ押圧されてそれぞれ対向する傾
斜溝1Ba,1Bbに接触しつつ移動する。
【0013】6は第2の内筒4内に摺動可能に設けられ
た針受け部材で、その下端部には前記第2の内筒4の下
端部4a内に挿入された縫い針Nの針先Naを受ける針
受け穴6aが形成されている。また、7はこの針受け部
材6の凹部に挿入された形成された針受けばねで、一端
部(上端部)が前記掛止ピン3に圧接しており、その付
勢力によって針受け部材6を下方へ押し下げるよう作用
する。以上、2〜7によって縫い針保持機構が構成され
ている。
【0014】また、8は第1の内筒2を下方へ付勢する
付勢手段としての圧縮ばね(弾性部材)であり、その付
勢力によって、常には第2の内筒4の下端面4a1が前
記第1の内筒2の下端部上面に圧接するようになってい
る。
【0015】9は前記針棒本体1の上部に収納固定した
駆動手段としての電磁ソレノイドである。この電磁ソレ
ノイド9は、前記針棒本体1の上部に固定された固定鉄
心9a1.9a2とこの固定鉄心9a1.9a2に巻装
されたコイル9bと、前記固定鉄心9a1.9a2内に
摺動可能に設けられたプランジャ9cと、前記コイル9
bから導出されたリード線9dとを備え、プランジャ9
cの先端部9c2には、係止ピン10によって前記第1
の内筒2の上端部が一体的に連結されている。このプラ
ンジャ9cの先端部9c2はりん青銅等の非磁性体によ
り形成されており、磁性体からなるプランジャ基部9c
1に溶着されている。また、前記リード線9dには不図
示の切替スイッチを介して所定の電源が接続されてい
る。なお、11はプランジャ9cの移動を案内し、かつ
突出位置を規制するガイドである。
【0016】また、図1及び図2に示す縫い針Nは手縫
い風縫目を形成するハンドステッチミシンに適用する縫
い針であり、この縫い針Nには両端部に先鋭の針先N
a,Nbを有すると共に中央部には縫い糸を挿通させる
糸挿通孔Ncが形成されている。そして、各針先の若干
内方には前記球体5a,5bと係合可能な係合凹部N1
a,N1b及びN2a,N2bが形成されている。
【0017】以上の構成を有する針棒L1において、次
に作用を説明する。前記リード線に接続された切替スイ
ッチをOFFとし、コイル9bを非励磁状態とした場
合、プランジャ9cは下方へ突出しているため、これに
連結された第1の内筒2も最下方へ突出した状態にあ
る。また、このとき第2の内筒4の底面部4a1は、針
受けばね7の押圧力によって第1の内筒2の下端部上面
に圧接している。ここで、上記縫い針Nを針棒1に保持
させる場合には、切替スイッチをOFF状態に保ったま
ま、縫い針Nの針先Naを第1の内筒2に形成された縫
い針挿通孔2a1に挿入し、上方へ押し上げれば良い。
【0018】すなわち、縫い針挿通孔2a1から挿入さ
れた針先Naは、内筒4の二股部に挿入された後、近接
状態にある両球体5a,5bの間に侵入し、その両側面
が球体5a,5bに接触する。そして、さらに針先Na
が内方へ侵入すると、球体5a,5b及びこれに当接す
る第2の内筒4が圧縮ばね8に抗して押し上げられて行
く。この際、両球体5a,5bは縫い針の両側面により
傾斜溝1Ba,1Bbに沿って押し上げられるため、そ
れに伴って球体5a,5bの対向間隙は拡大してゆき、
ある一定以上となった時点で両球体5a,5bは圧縮ば
ね8の付勢力によって係合凹部N1a,N1bに嵌合す
る。これにより、縫い針Nは図1に示すように針棒1に
確固に保持される。
【0019】このように縫い針Nを装着するに際して
は、単に縫い針Nを縫い針挿通孔2a1に挿通させるだ
けの極めて簡単な作業で縫い針を固定することができ、
しかも縫い針の方向は、球体5a,5bと縫い針挿通孔
N1a,N1bとの嵌合によって自ずと適正方向に設定
される。
【0020】また、針棒L1に保持された縫い針Nを取
り外す場合には、切替スイッチをONすることによりコ
イル9bを励磁させる。これによりコイル9bの周囲に
は、磁場が形成され、その磁力によってプランジャ9c
は圧縮ばね8の付勢力に抗して上方へ引き上げられ、固
定鉄心9a1.9a2の端面に吸着される。
【0021】このとき、前記コイル9bによって発生し
た磁場は、図4に示すようになる。すなわち、コイル9
b内から上方へ出た磁力線は固定鉄心9a1から針棒本
体1の第1の筒状体1A内を通過し、固定鉄心9a2を
経てコイル9b内に至る磁路を形成する。この際、第1
の筒状体1Aと第2の筒状体1Bとは非磁性体によって
形成された中間筒状体1Cによって磁気的に遮断されて
いるため、第1の筒状体1A内を通過した磁力線が第2
の筒状体内に漏れることはなく、さらには、プランジャ
9cの先端部9c1も非磁性体によって形成されている
ため、プランジャ9cから磁気が漏れることもない。
【0022】従って、この針棒L1はプランジャ先端部
より下方部分において、全くソレノイド9による磁気的
影響を受けることはなく、プランジャ9cに対し、十分
な吸引力を得ることができると共に、第2の筒状体4内
に収納されている針棒挟持機構等に鉄粉が付着したり、
縫い針が吸着したりすることもなく、良好な動作状態を
得ることができる。
【0023】そして、上記のようにプランジャ9cが上
昇すると、これに伴って、第1の内筒4が針棒本体1内
を上昇し(図5参照)、第1の内筒2の底部2aが第2
の内筒4の底面部4a1に当接してこれを押上げる。こ
のため、球体5a,5bは第2の内筒4の開口部端縁4
c1,4c2により傾斜溝1Ba,1Bbに沿って押し
上げられ、両球体5a,5bは互いに離反する方向へ移
動する。これにより、縫い針Nの係合凹部N1a,N1
bから両球体5a,5bは離脱し、縫い針Nは解放状態
となり、針棒L1から取り出される。
【0024】なお、上記説明では、コイル9bを励磁さ
せず、近接状態にある球体5aと5bとの間に言わば強
制的に縫い針Nを挿入して固定しするようにしたが、コ
イル9bを励磁させた状態、すなわち、離間させた状態
で縫い針を挿入し、その後コイル9bを励磁を解除する
ことにより両球体5a,5bで縫い針Nを挟持させるよ
うにしても良い。
【0025】次に、この考案に係る針棒の第2実施例を
図6に基づき説明する。この実施例に係る針棒L2は、
針棒本体1aを構成する第1の筒状体1Aと中間筒状体
1Cとを上記実施例と同様にして溶着する一方、中間筒
状体1Cの内面に雌ねじ部1C1を、第2の筒状体の上
端部に雄ねじ部1B1を形成し、この雄ねじ部1B1を
雌ねじ部1C1に螺合させて固定するようにしたもので
あり、その他の構成は上記第1実施例と同様である。
【0026】これによれば、上記第1実施例と同様の効
果を期待できると共に、針棒本体1aを分解し得るため
針棒挟持機構等の内部機構の修繕、清掃などを容易に行
うことができるという効果もある。
【0027】なお、上記第2実施例では、第1の筒状体
1Aと中間筒状体1Cとを溶着するようにしたが、第1
の筒状体1Aについても第2の筒状体1Bと同様に、中
間筒状体1Cと螺合させて固定するようにすることも可
能である。また、中間筒状体1Cを形成する非磁性体と
してはりん青銅に限らず、その他の非磁性体、例えばス
テンレスなどを用いることも可能である。特に、上述の
ように第1,第2の筒状体と中間筒状体とを螺着するよ
うにした場合、すなわち、溶着を用いない場合には第
1,第2の筒状体1A,1Bの材質に拘りなくいかなる
非磁性体も適用可能である。
【0028】さらに、上記各実施例においては、3個の
筒状体によって針棒本体を構成したが、ソレノイドの周
囲を囲繞する第1の筒状体以外の部分を全て非磁性体に
より構成することも可能である。但し、第2の筒状体1
Aは針棒ガイド部材と摺動するため、一般的に高度の低
い非磁性体を用いるよりは、上記実施例に示すように高
度に優れた磁性体を用いることが望ましいが、部材を選
択によりある程度この問題点は解消することができ、初
期の目的を達成することは可能である。
【0029】
【考案の効果】以上説明したとおり、この考案は、針棒
本体内にソレノイドを収納し、そのソレノイドの駆動力
によって縫い針の挟持、解放を行う針棒において、前記
針棒本体を、磁性体により形成される第1の筒状体とこ
れに連結した第2の筒状体とによって構成し、第2の筒
状体を非磁性体によって構成するか、あるいはまた、磁
性体によって形成した第2の筒状体と第1の筒状体との
間に非磁性体からなる中間筒状体を介装固定してなり、
前記第1の筒状体によって前記電磁ソレノイド及び鉄心
の周囲を囲繞する一方、前記プランジャの先端部を非磁
性体によって形成したことにより、電磁ソレノイドを作
動させた際に、針棒本体のうち第2の筒状体に磁力線が
漏れることはなくなり、針棒が全体的に磁化されるのを
防止できる。このため、針棒本体内に収納された針棒挟
持機構に鉄粉等が付着したり、磁力によって縫い針が吸
着したりする不都合を解消することができる共に、プラ
ンジャに対して良好な駆動力を得ることができ、縫い針
の保持・解放を適正に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る針棒の第1実施例を示す縦断側
面図である。
【図2】図1に示したものの針棒本体の外観を示す側面
図である。
【図3】図1に示したものの要部を拡大して示す縦断側
面図である。
【図4】図2に示した状態における磁場の形成状態を示
す縦断側面図である。
【図5】図1に示したものの縫い針解放状態を示す縦断
側面図である。
【図6】この考案に係る第2実施例の針棒本体を示す縦
断側面図である。
【図7】図5に示したものの要部を示す分解側面図であ
る。
【図8】従来より一般的に用いられている縫製装置の針
棒を示す斜視図である。
【図9】この考案の先行技術を示す縦断側面図である。
【図10】図9に示したものの実際の磁場の形成状態を
示す縦断側面図である。
【符号の説明】
L1 針棒 1 針棒本体 1A 第1の筒状体 1B 第2の筒状体 1C 中間筒状体 2 第1の内筒(移動体) 5a,5b 球体(挟持部材) 8 圧縮ばね(付勢手段) 9 ソレノイド(駆動手段) 9a1,9a2 固定鉄心 9b ソレノイドコイル 9c プランジャ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの針棒昇降機構によって保持さ
    れ、ミシンベッドと対向する一端部に開口部を形成して
    なる筒状の針棒本体と、前記針棒本体の内に収納された
    移動体を針棒本体の長手方向に沿って進退させることに
    より針棒本体の一端部内方に相対向して設けられた一対
    の縫い針挟持部材が互いに近接・離反するよう移動する
    縫い針挟持機構と、前記針棒本体内に収納され、前記一
    対の縫い針挟持部材が互いに近接するよう前記移動体を
    付勢する付勢手段と、前記針棒本体内に収納され、前記
    一対の縫い針挟持部材が互いに離反する方向へ付勢する
    解放手段と、を備え、前記解放手段と付勢手段とのう
    ち、いずれか一方の手段を弾性部材によって構成すると
    共に、他方の手段を、縫い針本体内に収納される固定鉄
    心に巻装されたソレノイドコイルと、このソレノイドコ
    イル内に摺動可能に嵌挿されると共に先端部が前記移動
    体に連結されたプランジャとからなる電磁ソレノイドに
    よって構成し、前記ソレノイドコイルへの通電・遮断を
    行い、前記プランジャを移動させることによって前記針
    棒本体の一端部に挿入された縫い針の上端部を前記挟持
    部材によって挟持又は解放させるようにした針棒におい
    て、前記針棒本体は、環状をなす磁性体により形成され
    る第1の筒状体と、非磁性体により形成される第2の筒
    状体とを固着してなり、前記第1の筒状体によって前記
    ソレノイドコイル及び鉄心の周囲を囲繞する一方、前記
    プランジャの先端部を非磁性体によって形成したことを
    特徴とする縫製装置の針棒。
  2. 【請求項2】 ミシンの針棒昇降機構によって保持さ
    れ、ミシンベッドと対向する一端部に開口部を形成して
    なる筒状の針棒本体と、前記針棒本体の内に収納された
    移動体を針棒本体の長手方向に沿って進退させることに
    より針棒本体の一端部内方に相対向して設けられた一対
    の縫い針挟持部材が互いに近接・離反するよう移動する
    縫い針挟持機構と、前記針棒本体内に収納され、前記一
    対の縫い針挟持部材が互いに近接するよう前記移動体を
    付勢する付勢手段と、前記針棒本体内に収納され、前記
    一対の縫い針挟持部材が互いに離反する方向へ付勢する
    解放手段と、を備え、前記解放手段と付勢手段とのう
    ち、いずれか一方の手段を弾性部材によって構成すると
    共に、他方の手段を、縫い針本体内に収納される固定鉄
    心に巻装されたソレノイドコイルと、このソレノイドコ
    イル内に摺動可能に嵌挿されると共に先端部が前記移動
    体に連結されたプランジャとからなる電磁ソレノイドに
    よって構成し、前記ソレノイドコイルへの通電・遮断を
    行い、前記プランジャを移動させることによって前記針
    棒本体の一端部に挿入された縫い針の上端部を前記挟持
    部材によって挟持又は解放させるようにした針棒におい
    て、前記針棒本体を、磁性体からなる第1の筒状体及び
    第2の筒状体と、これら筒状体の間に介装固定した非磁
    性体からなる中間筒状体とにより構成し、前記第1の筒
    状体によって前記ソレノイドコイル及び鉄心の周囲を囲
    繞するようにする一方、前記プランジャの先端部を非磁
    性体により構成したことを特徴とする縫製装置の針棒。
JP4716691U 1991-06-21 1991-06-21 縫製装置の針棒 Expired - Lifetime JPH0748233Y2 (ja)

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