JPH0748638Y2 - レバー式捲上機の操作状態の識別機構 - Google Patents

レバー式捲上機の操作状態の識別機構

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JPH0748638Y2
JPH0748638Y2 JP7236193U JP7236193U JPH0748638Y2 JP H0748638 Y2 JPH0748638 Y2 JP H0748638Y2 JP 7236193 U JP7236193 U JP 7236193U JP 7236193 U JP7236193 U JP 7236193U JP H0748638 Y2 JPH0748638 Y2 JP H0748638Y2
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JP
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wheel
drive shaft
drive member
pressing
lever
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JP7236193U
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JPH0735488U (ja
Inventor
安広 鮫島
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バイタル工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、レバー式捲上機が遊
転可能状態か否かを視覚的に明確に把握でき、しかも、
浸水などの恐れもないレバー式捲上機の操作状態識別機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は、従来よりレバー式捲上機の改
良を積み重ねており、例えば、実願平5−61406号
において、遊転可能状態にあるか否かを視覚的に明確に
把握できるレバー式捲上機を提案している。
【0003】図9は、この操作状態識別機構の要部を図
示したものであり、操作輪aの凹溝a1の中に、スプリ
ングb、遊転保持板c、及びバネ押えdが、ナットeを
用いて収容されている状態を示している。
【0004】図9に示すように、バネ押えdは、その周
縁部に、開口窓d1と3ヶ所の凹凸部d2…とを備えて
いる。バネ押えdの内側に挿入される遊転保持板cは、
その外周面に3個の円弧状の凸部c1…が形成されてお
り、各凸部c1…の中間の環状面には、内側に向けて円
弧状に突出する凹凸部c2…が形成されている。
【0005】遊転保持板cの凸部c1…は、操作輪aの
係合凹部a2に係止されているので、遊転保持板cと操
作輪aとは一体的に回転する。又、遊転保持板cの凹凸
部c2…は、バネ押えdに形成された凹凸部d2…に係
合する形状になっている。遊転保持板cには、赤色と緑
色に着色された部分が形成されており、バネ押えdと遊
転保持板cの各凹凸部d2,c2が係合されると、バネ
押さdの開口窓d1を通して、赤色に着色された部分が
見えるようになっている。
【0006】かかる装置において、遊転動作を行う場合
には操作輪aを反時計方向に回転する必要がある。する
と、操作輪aと遊転保持板cとは、係合凹部a2…と凸
部c1…の係止によって一体的に回転するので、開口窓
d1を通して遊転保持板cの赤色着色部分が見えること
になり、このレバー式捲上げ機が遊転可能状態にあるこ
とを認識できる。
【0007】一方、遊転状態を解除したい場合には、操
作輪aを時計方向に回転する必要がある。すると、遊転
保持板cの凹凸部c2は、バネ押えdの凹凸部d2との
係合が解除された状態となり、開口窓d1からは遊転保
持板cの緑色着色部分が見えることとなり、このレバー
式捲上げ機が遊転解除状態にあることが視覚的に認識さ
れる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置の場合、バネ押えdに開口窓d1が形成されている為
に、この窓から砂などが入りうるという問題点があっ
た。また、例えば、ハンドル側を上にしてレバー式捲上
げ機を屋外に放置しておいた場合には、雨水がバネ押さ
えdに溜まることがあり、ナット部などから内部に浸水
して錆を起こす恐れもあった。
【0009】この考案はこの問題点に鑑みてなされたも
のであって、遊転可能状態と遊転解除状態とを視覚的に
確実に認識できると共に、浸水などの恐れのないレバー
式捲上機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、この考案に係る操作状態の識別機構は、(a) ロード
シーブに挿通されるとともに前記ロードシーブに歯車伝
動系列を介して連結される駆動軸と、(b) 前記ロードシ
ーブに隣接して軸方向外側に配置され、前記駆動軸に固
定される受圧部材と、(c) 前記受圧部材の軸方向外側の
端面に向かい合って、前記駆動軸上を進退可能に螺合さ
れており、必要に応じて操作レバーが係合される押圧駆
動部材と、(d) 前記受圧部材と前記押圧駆動部材との間
に介在され、前記駆動軸に対して一方向にのみ回転可能
に設けられた逆転防止輪と、(e) 前記逆転防止輪の両面
に配置され、前記押圧駆動部材によって押圧可能に設け
られた一対の摩擦部材と、(f) 前記押圧駆動部材の軸方
向外側に隣接して配置され、前記駆動軸にスプライン結
合された回転制限部材と、(g) 底壁部と円筒部とを有
し、底壁部が前記回転制限部材の外周部に回転自在に当
接されると共に、円筒部の内周面には、周方向に延びる
環状溝と軸方向に延びる係止溝とが形成されている操作
輪と、(h) 周縁鍔部と中央凹部とを有し、中央凹部が前
記回転制限部材の軸方向外側に当接されると共に、前記
駆動軸にスプライン結合されるバネ押え部と、(i) この
バネ押え部の周縁鍔部の軸方向内側に当接され、前記操
作輪の前記係止溝によって係止される遊転保持板と、
(j) この遊転保持板と前記操作輪のそれぞれに付勢力を
作用させる付勢手段と、(k) 前記押圧駆動部材に対向す
る前記操作輪の部位に設けられ、前記押圧駆動部材の一
部と係合する係合手段と、(l)前記操作輪に対向する前
記押圧駆動部材の部位に設けられ、前記係合手段と係合
可能に形成された被係合手段と、(m) 前記バネ押え部よ
り軸方向外側において、前記操作輪の前記環状溝に嵌ま
る透明板と、(n) この透明板に密着した状態で、前記操
作輪の円筒部の内周面に固定される銘板とを備えてなる
レバー式捲上機であって、(o) 前記銘板の一部に開口窓
を設けると共に、前記バネ押え部の二箇所に異なる着色
を施し、前記操作輪を回転させた場合に、前記開口窓を
通していずれか一方の着色のみ視認できるようにしたこ
とを特徴としている。
【0011】
【作用】操作輪を回転させると、遊転保持板と銘板とは
操作輪と一体的に回転するが、バネ押え部は、駆動軸に
スプライン結合されているので回転しない。その為、銘
板の開口窓とバネ押え部との位置関係が変化して、開口
窓からは、それまでとは別の着色部分が見えることにな
る。また、銘板は、透明板に密着しているので、銘板の
開口窓から砂などが混入する恐れはない。
【0012】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この考案を更に詳
細に説明する。図1において、一定の間隔で平行に保持
された一対の側板1,2の間には、ロードシーブ3が設
けられており、このロードシーブ3は、軸受4,4によ
り回転可能に保持されている。ロードシーブ3の中心部
には軸孔3aが貫通されており、この軸孔3aには駆動
軸5が回転可能に挿通されている。駆動軸5の両端は、
上記ロードシーブ3の左右両端から突出している。駆動
軸5の右側の突出部にはロードシーブ3を駆動する手段
が設けられている。この突出部には、側板2に近い方か
ら順番に、第1ねじ部5a、軸部5b、スプライン部5
cおよび第2ねじ部5dが形成されている。なお、各ね
じ部5a,5dはいずれも右ねじである。一方、駆動軸
5の左側の突出部には、ピニオン歯車G1 が固設されて
おり、これは、減速歯車伝動系列G2,3 およびG4
介してロードシーブ3に連結されている。なお、各歯車
1 〜G4 は側板1に取り付けられるカバー22Aによ
り覆われている。
【0013】駆動軸5の第1ねじ部5aには、側板2に
近い方から、受圧部材6と押圧駆動部材7とが螺合され
ており、受圧部材6は、第1ねじ部5aの最内部までね
じ込まれて固定されている。この受圧部材6は、ディス
ク部6aとボス部6bとを有しており、ディスク部6a
は側板2に近接し、ボス部6bはディスク部6aの中央
部から軸方向外向きに突出するように形成されている。
なお、ボス部6bには、一対の摩擦部材8,9と、これ
らの間に挟まれる逆転防止輪10とが嵌められている。
【0014】逆転防止輪10は、その外周に円周方向の
一方へ傾斜する係止歯を備えている。そして、逆転防止
輪10とその両側に配設された摩擦部材8,9とは、押
圧駆動部材7により押圧されるようになっており、ディ
スク部6aと押圧駆動部材7との間に挟持されるように
構成されている。ラチェット爪11は、側板2に枢支さ
れており、バネ12により逆転防止輪10の外周部に対
し押圧されている。このラチェット爪11は、逆転防止
輪10の係止歯と係合されて、逆転防止輪10をロード
シーブ3の捲上げ方向にのみ回転できるように係止して
いる。
【0015】前述の通り、押圧駆動部材7は、第1ねじ
部5aにおいて軸方向に進退できるように螺合されてい
る。この押圧駆動部材7は一体的に形成してもよいが、
図2のように本体部7-1と押圧板7-2とに分けて形成し
ても良い。なお、別体に形成した場合でも、本体部7-1
と押圧板7-2とは一体的に動作する。押圧駆動部材7に
は、その軸方向外側の端面に環状凹穴7aが形成されて
おり、この環状凹穴7aには、径方向に延びる第1突条
7bと第2突条7cとが設けられている。図2に示すご
とく、これら第1突条7bと第2突条7cとによって区
分される環状凹穴7aの2つの部分7a-1,7a-2の中
心角は相互に大きく異なっている。
【0016】押圧駆動部材7に隣接して、回転制限部材
14が取り付けられており、この回転制限部材14は、
駆動軸5のスプライン部5cにスプライン結合されてい
る。回転制限部材14には、押圧駆動部材7に向き合う
端面に、回転制限突起14aが形成されており、反対側
の端面には軸方向外向きにボス部14bが形成されてい
る。押圧駆動部材7に対する回転制限部材14の位置決
めは、回転制限突起14aが押圧駆動部材7の第1突条
7bに対して捲下げ方向の回転側に、ほぼ30°の角度
をなすように、駆動軸5のスプライン部5cに嵌合して
行なわれる。このように、回転制限突起14aは、押圧
駆動部材7に形成された大きい方の環状凹穴7a-1に突
出されており、押圧駆動部材7の第1突条7bが当たる
ことによって、押圧駆動部材7が駆動軸5に対して必要
以上に回転するのを阻止し、押圧駆動部材7が不必要に
軸方向外側に移動するのを阻止する。
【0017】回転制限部材14のボス部14bの外周に
は、操作輪16の底壁部16bが面接触して、回転制限
部材14に対して回転自在に嵌合されている。また、こ
の操作輪16には、底壁部16bから軸方向外側に延び
る円筒部が形成されており、この円筒部には凹部16c
が形成されている。凹穴16cの内面には、3個の係止
溝16dが形成されていると共に、周方向に一周する環
状溝16eが形成されている。なお、環状溝16eの一
部には凹穴が形成されており、操作輪16の外周には、
9個の突部9-1,…9-9が形成されている。
【0018】押圧駆動部材7と対向する操作輪16の底
壁部16bには、押圧駆動部材7の小さい方の環状凹穴
7a-2内に突入する押圧解放突起16aが設けられてい
る。この押圧解放突起16aは、押圧駆動部材7の第1
突条7bに当接されることによって、押圧駆動部材7を
駆動軸5に対して半時計方向に回転させて、押圧駆動部
材7を軸方向外側に移動させるものである。
【0019】操作輪16の凹部16cの中には、スプリ
ング13、遊転保持板18、及びバネ押え17が、ナッ
ト15を用いて収容されている。なお、このナット15
は、第2ねじ部5dに螺合している。
【0020】バネ押え17は、スプライン穴を有する中
央凸部17aと、周縁部に形成される鍔部17bとを備
えている。鍔部17bには、赤色と緑色に着色された部
分が形成されており、また、周縁部の3ヶ所には凹凸部
17cが形成されている。一方、中央凸部17aは、そ
のスプライン穴が駆動軸5のスプライン部5cに嵌合さ
れて、ナット15によって固定されている。ここで、バ
ネ押え17の中央凸部17aの外径は、これと接触する
回転制限部材14のボス部14bの外径より幾分大きく
形成されている。その為、操作輪16を外側に引っ張っ
たときでも操作輪16が回転制限部材14から外れるこ
とがなく、押圧解放突起16aと2つの突条7b,7c
との係止が外れる恐れがない。なお、操作輪16の底壁
部16bを、回転制限部材のボス部14bの端面より幾
分低く形成し、バネ押え17の中央凸部17aの底面と
接触しないようにしてあるので、操作輪16に不必要な
接触が起こらず好ましい。
【0021】バネ押え17の軸方向内側には、環状の遊
転保持板18が挿入されている。この遊転保持板18
は、その外周面に3個の円弧状の凸部18aが形成され
るとともに、これらの各凸部18aの中間の環状面に、
内側に向けて円弧状に突出する凹凸部18bが形成され
ている。円弧状の凸部18aは、前記した操作輪16の
係止溝16dに係止されており、その為、遊転保持板1
8と操作輪16とは一体的に回転することになる。ま
た、遊転保持板18の凹凸部18bは、バネ押え17に
形成された前記3ヶ所の凹凸部17cにぴったりと係合
する形状になっている。
【0022】遊転保持板18と操作輪16の底壁部16
bとの間には、スプリング13が介在されており、回転
制限部材14の外周部に操作輪16を嵌合させた後、ス
プリング13、遊転保持板18、およびバネ押え17を
嵌めて、ナット15によって固定している。この為、ス
プリング13は、操作輪16を回転制限部材14に押圧
すると共に、遊転保持板18をバネ押え17に押圧する
ことになる。
【0023】操作輪16の環状溝16eには、透明板2
0A、銘板19、及び、外れ止めバンド20Bが、その
順番に嵌められている。なお、環状溝16eは、透明板
20Aが嵌められた状態において、透明板20Aとバネ
押え17とが接触しない位置に形成されている。
【0024】銘板19には、その一部に開口窓19aが
形成されると共に、外周部には凸部19bが形成されて
いる。この凸部19bは、環状溝16eに形成された凹
穴によって係止されているので、操作輪16が回された
場合、銘板19も操作輪16と一体的に回転することに
なる。また、透明板20Aと銘板19が環状溝16eに
嵌められた状態で、外れ止めバンド20Bが環状溝16
eに嵌められるので、銘板19は、透明板20Aに押さ
え付けられることになる。従って、銘板19の開口窓1
9aから砂などが混入する恐れはない。
【0025】押圧駆動部材7の歯車7dの部分は、操作
レバー21内に収納されている。操作レバー21は、内
側レバーケース21aと外側レバーケース21bとから
構成されており、内側レバーケース21aには、押圧駆
動部材7の摩擦部材9側を囲む開口が設けられている。
外側レバーケース21bには、操作輪16の底壁部16
bの外周を囲む開口が設けられている。内側レバーケー
ス21aと外側レバーケース21bとは、複数個のねじ
26,26,…とナット27,27,…とにより一体に
結合されている。
【0026】操作レバー21は、押圧駆動部材7の下側
へ延びるとともに、その内部には、回転方向切り換え爪
23Aが設けられている。回転方向切り換え爪23A
は、軸23Bによって両レバーケース21a,21bに
対し回動自在に保持されている。軸23Bは、操作レバ
ー21の外部に突出するとともに、この突出部に切り換
え用の取手23Cが取り付けられている。そして、取手
23Cを切り換え操作することにより、回転方向切り換
え爪23Aは、押圧駆動部材7を捲上げ方向または捲下
げ方向に回転されるように係合されるほか、どちらの方
向にも回転させない中立位置に保持される。回転方向切
り換え爪23Aの下端部には、バネ25によって上方へ
付勢された押圧部材24が当接され、これにより、回転
方向切り換え爪23Aが所定の切り換え位置に弾発的に
保持される。
【0027】両側板1,2の間の上部には、上フック3
3が連結金具32を介して設けられている。ロードシー
ブ3に巻き付けられたロードチェーン28の下端には、
荷物吊り下げ用の下フック30が連結金具29を介して
連結されている。31は、荷物の外れ止め金具で、下フ
ック30の上部に内側へのみ回転可能に枢着されてい
る。なお、22Bは、複数個のねじ35とナット36と
により側板2に取り付けられたカバーである。このカバ
ー22Bの中央部の筒状開口は、内側レバーケース21
aの筒状の開口部外周に、操作レバー21が往復回動し
得るように重合されている。内側レバーケース21aの
筒状の開口部内面には、操作レバー21の軸方向への移
動を規制する断面コの字形のストッパー筒部材34が嵌
挿されている。ストッパー筒部材34には、例えば、鋼
板製のものが用いられる。
【0028】次に、以上の構成からなるレバー式捲上機
について、遊転準備動作と遊転解除動作などを説明す
る。
【0029】a.遊転準備動作 チェーンの長さを調整するなどの遊転動作を行う場合に
は、その準備動作として操作輪16を反時計方向に回転
する必要がある(図5参照)。すると、操作輪16の押
圧開放突起16aが押圧駆動部材の第1突条7bに当る
ことになり、第1突条7bが回転制限部材14aに当た
るまで、押圧駆動部材7は、反時計方向に回転されて駆
動軸5に対して軸方向外側に移動する。操作輪16と遊
転保持板18と銘板19とは一体的に回転するが、第1
突条7bが回転制限部材14aに当たった状態では、遊
転保持板18とバネ押え17の各凹凸部18b,17c
は係合した状態となる。このとき、銘板19の開口窓1
9aを通してバネ押え17の赤色着色部分が見えるた
め、このレバー式捲上げ機が遊転可能状態にあることを
容易に認識することができる。なお、7eは、押圧駆動
部材7に形成された印線である。
【0030】b.遊転動作 遊転準備動作が完了すると、遊転保持板18とバネ押え
17の各凹凸部18b,17dは、スプリング13の押
圧力によって確実に係合され、押圧駆動部材7は、摩擦
部材9との間に間隙を隔てた位置で確実に保持されてい
る。このため、ロードチェーンをその全長に渡って引っ
張ったとしても、駆動軸5、回転制限部材14、バネ押
え17、遊転保持板18、操作輪16、及び押圧駆動部
材7は、常に一体的に回転するので、押圧駆動部材7と
摩擦部材9とが密着されることはなく円滑な遊転動作が
持続される。
【0031】c.遊転解除動作 遊転状態を解除したい場合には、操作輪16を時計方向
に回転する必要がある(図6参照)。すると、操作輪1
6の押圧開放突起16aが押圧駆動部材7の第2突条7
cに当って押圧駆動部材7が駆動軸5に対して軸方向内
側に移動する。そして、この軸方向内側への移動によ
り、押圧駆動部材7は、摩擦部材9に密着されることに
なる。このとき、遊転保持板18の凹凸部18bは、バ
ネ押え17の凹凸部17aとの係合が解除された状態と
なり、また、銘板19の開口窓19aからはバネ押え1
7の緑色着色部分が見えるため、このレバー式捲上げ機
が遊転解除状態にあることを容易に認識することができ
る。
【0032】
【考案の効果】以上説明したように、この考案に係るレ
バー式捲上機の操作状態の識別機構では、操作輪を第1
の方向に回転させて遊転可能状態にすると、銘板の開口
窓を通してバネ押え部の着色の一方が視認され、逆に、
操作輪を第2の方向に回転させると、バネ押え部の着色
の他方が視認されることになり、遊転準備状態と遊転解
除状態とを容易かつ明確に認識することが可能となる。
【0033】しかも、操作輪の軸方向最外部には、透明
板と銘板とが密着して設けられているので、銘板の開口
窓を通して砂などが混入する恐れはない。また、バネ押
え部は、透明板でカバーされる関係にあるので、バネ押
え部の中央凹部に水が溜まる恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す縦断側面面である。
【図2】図1の要部を展開図で示したものである。
【図3】図1の一部を詳細に図示したものである。
【図4】銘板の正面図を図示したものである。
【図5】遊転準備動作を説明するための要部正面図であ
る。
【図6】遊転解除動作を説明するための要部正面図であ
る。
【図7】遊転動作を説明するための要部正面図である。
【図8】荷重のかかった状態の動作を説明するための要
部正面図である。
【図9】従来装置の要部を展開図で示したものである。
【符号の説明】
3 ロードシーブ 5 駆動軸 6 受圧部材 7 押圧駆動部材 7b,7c 突条(被係合手段) 8,9 一対の摩擦部材 10 逆転防止輪 13 バネ(付勢手段) 14 回転制限部材 16 操作輪 16a 押圧開放突起(係合手段) 16b 底壁部 16c 円筒部の内周面 17 バネ押え部 18 遊転保持板 18a 凸部 19 銘板 19a 開口窓 20A 透明板 20B 外れ止めバンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロードシーブに挿通されるとともに前記
    ロードシーブに歯車伝動系列を介して連結される駆動軸
    と、 前記ロードシーブに隣接して軸方向外側に配置され、前
    記駆動軸に固定される受圧部材と、 前記受圧部材の軸方向外側の端面に向かい合って、前記
    駆動軸上を進退可能に螺合されており、必要に応じて操
    作レバーが係合される押圧駆動部材と、 前記受圧部材と前記押圧駆動部材との間に介在され、前
    記駆動軸に対して一方向にのみ回転可能に設けられた逆
    転防止輪と、 前記逆転防止輪の両面に配置され、前記押圧駆動部材に
    よって押圧可能に設けられた一対の摩擦部材と、 前記押圧駆動部材の軸方向外側に隣接して配置され、前
    記駆動軸にスプライン結合された回転制限部材と、 底壁部と円筒部とを有し、底壁部が前記回転制限部材の
    外周部に回転自在に当接されると共に、円筒部の内周面
    には、周方向に延びる環状溝と軸方向に延びる係止溝と
    が形成されている操作輪と、 周縁鍔部と中央凹部とを有し、中央凹部が前記回転制限
    部材の軸方向外側に当接されると共に、前記駆動軸にス
    プライン結合されるバネ押え部と、 このバネ押え部の周縁鍔部の軸方向内側に当接され、前
    記操作輪の前記係止溝によって係止される遊転保持板
    と、 この遊転保持板と前記操作輪のそれぞれに付勢力を作用
    させる付勢手段と、 前記押圧駆動部材に対向する前記操作輪の部位に設けら
    れ、前記押圧駆動部材の一部と係合する係合手段と、 前記操作輪に対向する前記押圧駆動部材の部位に設けら
    れ、前記係合手段と係合可能に形成された被係合手段
    と、 前記バネ押え部より軸方向外側において、前記操作輪の
    前記環状溝に嵌まる透明板と、 この透明板に密着した状態で、前記操作輪の円筒部の内
    周面に固定される銘板と、 を備えてなるレバー式捲上機であって、 前記銘板の一部に開口窓を設けると共に、前記バネ押え
    部の二箇所に異なる着色を施し、前記操作輪を回転させ
    た場合に、前記開口窓を通していずれか一方の着色のみ
    視認できるようにしたことを特徴とするレバー式捲上機
    の操作状態の識別機構。
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