JPH0749204B2 - モールド加工用面フアスナー部材 - Google Patents

モールド加工用面フアスナー部材

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JPH0749204B2
JPH0749204B2 JP2186172A JP18617290A JPH0749204B2 JP H0749204 B2 JPH0749204 B2 JP H0749204B2 JP 2186172 A JP2186172 A JP 2186172A JP 18617290 A JP18617290 A JP 18617290A JP H0749204 B2 JPH0749204 B2 JP H0749204B2
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JP
Japan
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film
surface fastener
molding
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mold
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成雄 安斉
雄二 大野
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Kuraray Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、樹脂成形体に一体成形加工するための面フア
スナー部材に関するものである。
【従来の技術】
従来、面フアスナーをモールド成形加工して発泡体など
に一体成形するモールド成形用面フアスナー部材は、面
フアスナーの係合素子群をフイルムで被覆して、係合素
子群内に成形用樹脂が侵入するのを防止することが行わ
れている。かかる面フアスナー部材は、例えば、特開昭
60−179003号公報、特開昭61−41405号、特開昭61−414
06号公報、特開昭63−82601号公報、特開平1−101116
号公報、特開平1−163019号公報などに提案されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
従来の面フアスナーの係合素子群全体をフイルム状物で
被覆したモールド成形用面フアスナー部材は、成型時の
熱による面フアスナーとフイルム状物との膨張や収縮の
差が生じて金型に入れた面フアスナー部材が波打ちした
り、変形して、金型からずれたり、外れたりして好まし
くない状態となる。特に長尺の面フアスナー部材を装着
したモールド成形体の製造、曲面装着モールド成形体の
製造では面フアスナーを正しく装着したモールド成形体
を備えることが難しい。 本発明の目的は、面フアスナーの装着状態が良好なモー
ルド成形体を得るためのモールド加工用面フアスナー部
材を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
本発明は、面フアスナーの係合素子群を120℃における
面フアスナーの基材の長手方向の熱収縮率(Sm)が5%
以下、フイルム状物の長手方向の熱収縮率(Sf)が 3%≧(Sm−Sf)≧−1% であるフイルム状物で被覆したことを特徴とするモール
ド加工用面フアスナー部材である。 本発明のモールド加工用面フアスナー部材を構成する面
フアスナーは、基材の一面に係合機能を有する係合素子
群を、他の面に成形体に埋設するための埋設素子群を有
する面フアスナーであり、ポリエステル繊維、ポリアミ
ド繊維、ポリオレフイン繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、
アクリル系繊維、再生セルロース繊維などの繊維を製編
織して得た編織製面フアスナー、あるいはポリエステ
ル、ポリアミド、ポリオレフイン、ポリ塩化ビニル、ポ
リウレタンなどの熱可塑性樹脂、あるいは硬化性樹脂を
成型して得た成形面フアスナーである。 また、本発明の面フアスナー部材に用いられるフイルム
状物は、上述の条件を満たしたフイルム状物で、少なく
とも注型した成形体用樹脂組成物の流動性がなくなるま
で係合素子群を被覆して保護するものであれば、素材や
構造には限定されない。しかし、上記の熱収縮率の条件
を満足しない場合は、加熱成形時に面フアスナー部材の
変形が大きくなったり、フイルム状物の剥離を生じたり
して成形体に正しく装着することができなくなる。本発
明で使用されるフイルム状物としては、例えば、延伸ポ
リエチレンフイルム、延伸ポリプロピレンフイルムなど
の延伸ポリオレフインフイルム、ナイロン−6、ナイロ
ン−66、ナイロン−610などのポリアミドフイルム、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
トなどのポリエステルフイルム、ポリビニルアルコール
系フイルム、シリコーン系樹脂フイルム、セロハン、
紙、不織布あるいはアルミニウム箔などの金属箔などか
ら選ばれたフイルム状物である。特に好ましいフイルム
状物は、少なくとも120℃の軟化点あるいは融点を有す
るフイルムAと、該フイルムAの軟化点より少なくとも
20℃高い軟化点あるいは融点または分解点のフイルム状
物Bの複合フイルム状物である。この複合フイルム状物
は、例えば、ポリエチレンフイルム−ポリプロピレンフ
イルム、ポリエチレンフイルムまたはポリプロピレンフ
イルム−ポリアミドフイルム、ポリエチレンフイルムま
たはポリプロピレンフイルム−ポリエステルフイルム、
ポリエチレンフイルムまたはポリプロピレンフイルム−
ポリビニルアルコール系フイルム、ポリエチレンフイル
ムまたはポリプロピレンフイルム−紙、ポリビニルアル
コール系フイルム−紙、ポリエステルフイルムまたはポ
リアミドフイルム−紙などの少なくとも2種類のフイル
ムあるいはフイルム状物を粘着剤、熱などで少なくとも
部分的に接合した複合フイルム状物である。複合フイル
ム状物を使用する場合は、軟化温度の低いフイルム状物
を基材と接触する面とすることがプランジング加工性の
点で好ましい。 また、面フアスナー部材には係合素子群の上面に軟磁性
メタルテープを載置し、その上をフイルム状物で被覆す
ると面フアスナー部材の金型への装着性を高めることが
できるので好ましい。 次に、本発明のモールド加工用面フアスナー部材を図面
で説明する。 第1図は本発明のモールド加工用面フアスナー部材を金
型に装着し、一体成型した成形体の横断面図であり、1
はモールド加工用面フアスナー部材、2は面フアスナー
の係合素子群、3成形体に埋設した埋設素子、4は係合
素子の上面に載置した軟磁性メタルテープ、5は係合素
子群を被覆した被覆フイルム状物、6は面フアスナーと
を被覆フイルム状物の接着部、7はモールド成型用金
型、8は金型に装着した磁石、9は発泡成形体である。 モールド加工用面フアスナー部材を一体成形した成形体
の製造方法は、第1図に例示した金型にモールド加工用
面フアスナー部材を装着固定した後、所望の温度で発泡
用樹脂組成物、例えば、発泡剤、充填剤、滑材、安定剤
などを配合したポリウレタン組成液あるいはゴム組成液
を注入し、発泡成形して取り出すことにより製造され
る。 第2図は本発明のモールド加工用面フアスナー部材の縦
断面図であり、第3図は被覆するフイルム状物(5)を
2枚積層して複合フイルム状物にした断面図であり、
5′,5″はフイルム状物である。
【作 用】
本発明は、面フアスナー基材と被覆フイルム状物との熱
収縮率を特定の範囲に設定して構成した面フアスナー部
材を使用することで、モールド成型時の変形を抑制し、
良好な面フアスナー装着のモールド成形体を得ることが
できる。
【実施例】
次に、本発明を実施例で具体的に説明する。 実施例1 第2図のモールド加工用面フアスナー部材において、ポ
リプロピレンを主体とした樹脂を成形した基材の一面に
係合素子群を、裏面に埋設素子群を有する成形面フアス
ナー〔120℃の熱風下で30分間処理した時の収縮率(以
下、単に熱収縮率という)Sm=3.8%〕の係合素子群全
体を被覆するフイルム状物として厚さ70μmの二軸延伸
ポリプロピレンフイルム〔熱収縮率Sf=3.2%〕を用い
て面フアスナー部材を構成した。この組み合わせの面フ
アスナー基材とフイルム状物との熱収縮率差(Sm−Sf
は0.6%であった。 比較のために、実施例1のモールド加工用面フアスナー
部材において、フイルム状物に厚さ75μmのインフレー
ションポリプロピレンフイルム〔熱収縮率Sf=5.7%〕
を用いて面フアスナー部材を構成した。この組み合わせ
の面フアスナー基材とフイルム状物との熱収縮率差(Sm
−Sf)は−1.9%であった。 次に、実施例1および比較例のモールド加工用面フアス
ナー部材を第1図のごとくモールド成形加工用金型に装
着し、金型を予熱した後、ポリウレタン発泡組成物を注
入して加熱発泡させた。得られたモールド成形体に埋設
された面フアスナーの状態は、実施例の製品は成形体に
正しく装着されていたが、比較例の製品はフイルム側に
反りが生じてずれて装着されていた。 実施例2 実施例1のモールド加工用面フアスナー部材において、
被覆するフイルム状物として厚さ30μmの二軸延伸ポリ
プロピレンフイルム〔熱収縮率Sf=3.2%〕と厚さ12μ
mの延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム〔熱収縮
率Sf=0.9%〕を積層接着した厚さ42μmの複合フイル
ム〔熱収縮率Sf=1.0%〕を用いた。この組み合わせの
面フアスナー基材とフイルム状物との熱収縮率差(Sm
Sf)は2.8%であった。 比較のために、被覆フイルムに厚さ20μmの二軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフイルム〔熱収縮率Sf=0.3
%〕を用いた。この組み合わせの面フアスナー基材とフ
イルム状物との熱収縮率差(Sm−Sf)は3.5%であっ
た。 次に、実施例2および比較例のモールド加工用面フアス
ナー部材を第1図のごとくモールド成形加工用金型に装
着し、金型を予熱した後、ポリウレタン発泡組成物を注
入し加熱発泡させた。得られたモールド成形体に埋設さ
れた面フアスナーの状態は実施例の製品は成形体に正し
く装着されていたが、比較例の製品は面フアスナー側に
反りが生じてずれて装着されていた。
【発明の効果】
本発明のモールド加工用面フアスナー部材は、金型への
取り付けが容易で、成型時の金型添え性が良く、加工時
の波打ち、ずれなどを生ずることがなく良好な装着状態
の成形体を得ることができ、係合素子群中に成形樹脂が
流れ込むことの無いモールド加工用面フアスナー部材で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモールド加工用面フアスナー部材を金
型に装着した状態を示す横断面図、第2図は本発明のモ
ールド加工用面フアスナー部材の縦断面図、第3図は複
合フイルム状物の断面図である。 1……モールド加工用面フアスナー部材、 2……面フアスナーの係合素子、 3……成形体に埋設する埋設素子、 4……軟磁性メタルテープ、 5……被覆フイルム状物、 5,5″……フイルム状物、6……接着部、 7……金型、8……磁石、9……発泡成形体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 5:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面フアスナーの係合素子群を120℃におけ
    る面フアスナーの基材の長手方向の熱収縮率(Sm)が5
    %以下、フイルム状物の長手方向の熱収縮率(Sf)が 3%≧(Sm−Sf)≧−1% であるフイルム状物で被覆したことを特徴とするモール
    ド加工用面フアスナー部材。
JP2186172A 1990-07-13 1990-07-13 モールド加工用面フアスナー部材 Expired - Fee Related JPH0749204B2 (ja)

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JPH0473110A JPH0473110A (ja) 1992-03-09
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