JPH0749461B2 - ラジカル硬化可能な樹脂の製造方法 - Google Patents
ラジカル硬化可能な樹脂の製造方法Info
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- JPH0749461B2 JPH0749461B2 JP2145269A JP14526990A JPH0749461B2 JP H0749461 B2 JPH0749461 B2 JP H0749461B2 JP 2145269 A JP2145269 A JP 2145269A JP 14526990 A JP14526990 A JP 14526990A JP H0749461 B2 JPH0749461 B2 JP H0749461B2
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- polyester
- molecular weight
- vinyl ester
- resin
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラジカル硬化可能な樹脂の製造方法に関するも
のである。
のである。
ラジカル硬化型樹脂は、例えば不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂など広く用いられており、有用
である。しかし、これらの樹脂であっても、用途が拡大
するにつれて必ずしも適応できなくなる状況も見受けら
れる。例えば、高度なゴム弾性を有する成形品、あるい
は伸びと強度を兼ね備えた高靱性レジンなども、さらに
高度の特性を有するものが望まれており、また接着剤と
しても既存のこれらラジカル硬化型樹脂は、必ずしも十
分な性能を有するとは限らない。
脂、ビニルエステル樹脂など広く用いられており、有用
である。しかし、これらの樹脂であっても、用途が拡大
するにつれて必ずしも適応できなくなる状況も見受けら
れる。例えば、高度なゴム弾性を有する成形品、あるい
は伸びと強度を兼ね備えた高靱性レジンなども、さらに
高度の特性を有するものが望まれており、また接着剤と
しても既存のこれらラジカル硬化型樹脂は、必ずしも十
分な性能を有するとは限らない。
本発明者らは、以上のような課題を解決し、従来のラジ
カル硬化型樹脂では及ばない分野に適用可能な樹脂につ
いて鋭意検討を続けてきた結果、本発明に到達したもの
である。
カル硬化型樹脂では及ばない分野に適用可能な樹脂につ
いて鋭意検討を続けてきた結果、本発明に到達したもの
である。
すなわち本発明は、 (a)末端基が実質的にイソシアネート基であり数平均
分子量が5000以上である飽和ポリエステル、および (b)少なくとも1分子中に2個の(メタ)アクリロイ
ル基とヒドロキシル基を有するビニルエステル樹脂、 とを反応させることを特徴とする、ラジカル硬化可能な
樹脂の製造方法を提供することにより、上記の課題を解
決しようとするものである。
分子量が5000以上である飽和ポリエステル、および (b)少なくとも1分子中に2個の(メタ)アクリロイ
ル基とヒドロキシル基を有するビニルエステル樹脂、 とを反応させることを特徴とする、ラジカル硬化可能な
樹脂の製造方法を提供することにより、上記の課題を解
決しようとするものである。
以下に、本発明をされに詳細に説明する。
まず本発明の理解を助けるために、成分(a)と成分
(b)との反応を例示すれば、次式のように示される。
(b)との反応を例示すれば、次式のように示される。
本発明によるラジカル硬化型樹脂は、 (a)成分中の飽和ポリエステル(以下単に、ポリエス
テルと略記する)や末端イソシアナート基の種類、 (b)成分のビニルエステルの種類、ならびに (a)、(b)の配合割合を変えることにより頗る幅広
い物性を持たせることが可能となる。
テルと略記する)や末端イソシアナート基の種類、 (b)成分のビニルエステルの種類、ならびに (a)、(b)の配合割合を変えることにより頗る幅広
い物性を持たせることが可能となる。
(a)成分:末端基が実質的にイソシアナート基を有す
るポリエステル 本発明に使用する(a)成分である、末端基が実質的に
イソシアナート基であるポリエステルは、末端がヒドロ
キシル基であるポリエステルに、2個の反応性の異なる
イソシアナート基を有するジイソシアナート、例えば2,
4−トリレンジイソシアナート、イソホロンジイソシア
ナートを反応させることにより容易に合成することがで
きる。この合成は溶媒またはモノマー中で行うことがで
き、ウレタン化の反応触媒を用いるとより有利である。
るポリエステル 本発明に使用する(a)成分である、末端基が実質的に
イソシアナート基であるポリエステルは、末端がヒドロ
キシル基であるポリエステルに、2個の反応性の異なる
イソシアナート基を有するジイソシアナート、例えば2,
4−トリレンジイソシアナート、イソホロンジイソシア
ナートを反応させることにより容易に合成することがで
きる。この合成は溶媒またはモノマー中で行うことがで
き、ウレタン化の反応触媒を用いるとより有利である。
本発明においては、(a)成分のポリエステルの数平均
分子量が5000以上(以下高分子量ポリエステルと略記)
であることが条件の1つである。分子量が小さいと、例
えばゴム弾性の発現に不利となったり、高強度ではあっ
ても高い伸び率を期待できなくなり、本発明の意味が失
われる。
分子量が5000以上(以下高分子量ポリエステルと略記)
であることが条件の1つである。分子量が小さいと、例
えばゴム弾性の発現に不利となったり、高強度ではあっ
ても高い伸び率を期待できなくなり、本発明の意味が失
われる。
ポリエステルの構成は特に制限する必要はなく、例えば
その使用原料には次の種類があげられる。
その使用原料には次の種類があげられる。
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール、3−メチルペンタンジオール1,5、ブタン
ジオール1,3、ブタンジオール1,4、ペンタンジオール1,
5、ヘキサンジオール1,6、水素化ビスフェノールA、ビ
スフェノールAエチレンオキシド付加物、ビスフェノー
ルAプロピレンオキシド付加物、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリット。
ングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール、3−メチルペンタンジオール1,5、ブタン
ジオール1,3、ブタンジオール1,4、ペンタンジオール1,
5、ヘキサンジオール1,6、水素化ビスフェノールA、ビ
スフェノールAエチレンオキシド付加物、ビスフェノー
ルAプロピレンオキシド付加物、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリット。
アルキレンモノエポキシド、例えばエチレンオキシド、
プロピレンオキシド、スチレンオキシド、ブチレンオキ
シド、フェニルグリシジルエーテル、エピクロロヒドリ
ンなども、多価アルコールと同様にポリエステル原料と
して用いることができる。
プロピレンオキシド、スチレンオキシド、ブチレンオキ
シド、フェニルグリシジルエーテル、エピクロロヒドリ
ンなども、多価アルコールと同様にポリエステル原料と
して用いることができる。
また多価カルボン酸は飽和の各タイプが利用可能であ
る。例えば、イソフタル酸、テレフタル酸またはジメチ
ルエステル、フタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、ドデカン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサ
ヒドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水
フタル酸、無水トリメリット酸。
る。例えば、イソフタル酸、テレフタル酸またはジメチ
ルエステル、フタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、ドデカン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサ
ヒドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水
フタル酸、無水トリメリット酸。
高分子量ポリエステルを合成するためには、単純なエス
テル化のみでは難しく、最終的には脱グリコール反応に
よらなければならない。このための適切な反応触媒の利
用は必要である。
テル化のみでは難しく、最終的には脱グリコール反応に
よらなければならない。このための適切な反応触媒の利
用は必要である。
反応形式からして、合成された高分子量ポリエステルの
末端基は実質的にヒドロキシル基となることから、ジイ
ソシアナートを反応させ、イソシアナート基末端の高分
子量ポリエステルとすることができる。
末端基は実質的にヒドロキシル基となることから、ジイ
ソシアナートを反応させ、イソシアナート基末端の高分
子量ポリエステルとすることができる。
反応はモノマーまたは溶剤にポリエステルを溶解して行
われる。
われる。
ジイソシアイナートの種類は、前述したように、2個の
イソシアナート基の反応性の異なる2,4−トリレンジイ
ソシアナート、イソホロンジイソシアナートが好適であ
るが、他のイソシアナート、例えばジフェニルメタンジ
イソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、キ
シリレンジイソシアナートなども反応条件を選ぶことに
より利用することは可能である。
イソシアナート基の反応性の異なる2,4−トリレンジイ
ソシアナート、イソホロンジイソシアナートが好適であ
るが、他のイソシアナート、例えばジフェニルメタンジ
イソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、キ
シリレンジイソシアナートなども反応条件を選ぶことに
より利用することは可能である。
(b)成分:分子中に(メタ)アクリロイル基とヒドロ
キシル基を有するビニルエステル樹脂 本発明の(b)成分として使用して、イソシアナート基
末端の高分子量ポリエステルと反応させるビニルエステ
ル樹脂には次の種類があげられる。
キシル基を有するビニルエステル樹脂 本発明の(b)成分として使用して、イソシアナート基
末端の高分子量ポリエステルと反応させるビニルエステ
ル樹脂には次の種類があげられる。
(1)ビスフェノール型エポキシ樹脂、或いはノボラッ
ク型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂に、(メタ)ア
クリル酸を反応させる。
ク型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂に、(メタ)ア
クリル酸を反応させる。
(2)多価フェノール類またはノボラックに、グリシジ
ルメタクリレートを反応させる。
ルメタクリレートを反応させる。
エポキシ樹脂に(メタ)アクリル酸を反応させるタイプ
は、分子量1000以下位のオリゴアクリレート型が生成樹
脂の粘度を高めない点から好都合であるが、逆に高粘度
樹脂が所望の時には分子量1000以上の種類を用いること
もできる。
は、分子量1000以下位のオリゴアクリレート型が生成樹
脂の粘度を高めない点から好都合であるが、逆に高粘度
樹脂が所望の時には分子量1000以上の種類を用いること
もできる。
エポキシ樹脂に特に制限を加える必要はない。
(a)成分および(b)成分の反応割合 (b)成分であるビニルエステル樹脂のビドロキシル基
と、(a)成分である高分子量ポリエステルのイソシア
ナート基の割合は、ヒドロキシル基1当量に対して、イ
ソシアナート基が0.5当量以上1当量以下となるが、ビ
ニルエステル樹脂を併用する方法に利点が見出される場
合には0.1当量以上である。
と、(a)成分である高分子量ポリエステルのイソシア
ナート基の割合は、ヒドロキシル基1当量に対して、イ
ソシアナート基が0.5当量以上1当量以下となるが、ビ
ニルエステル樹脂を併用する方法に利点が見出される場
合には0.1当量以上である。
実質的に同じ割合の時は、計算上は分子量が無限大とな
り、成形できなくなるが、混合成形して塗布或いは成形
する場合には適用が可能となる。
り、成形できなくなるが、混合成形して塗布或いは成形
する場合には適用が可能となる。
イソシアナート基の多い場合、すなわちヒドロキシル基
が1当量に対してイソシアナート基が1当量以上では、
1当量を多く越えない時には実質的に1.5当量以下で
は、1当量と同様な物性を与えるので、等割合と同じ扱
いとなる。
が1当量に対してイソシアナート基が1当量以上では、
1当量を多く越えない時には実質的に1.5当量以下で
は、1当量と同様な物性を与えるので、等割合と同じ扱
いとなる。
本発明による、高分子量ポリエステルの末端にウレタン
結合を介してビニルエステル構造を有するラジカル硬化
可能な樹脂は、共重合可能なモノマー類に溶解し成形す
るか、或いは溶剤に溶解し、塗布乾燥してポリマーだけ
を塗膜、或は接着剤として利用することが可能である。
結合を介してビニルエステル構造を有するラジカル硬化
可能な樹脂は、共重合可能なモノマー類に溶解し成形す
るか、或いは溶剤に溶解し、塗布乾燥してポリマーだけ
を塗膜、或は接着剤として利用することが可能である。
本発明による樹脂は、その使用に当たって、補強材、フ
ィラー、着色剤、離型剤、熱可塑性ポリマー等を併用で
きることは勿論である。
ィラー、着色剤、離型剤、熱可塑性ポリマー等を併用で
きることは勿論である。
次に本発明の理解を助けるために、以下に実施例を示
す。
す。
実施例 1 末端イソシアナート基の高分子量ポリエステル(A)の
合成 攪拌機、分溜コンデンサー、ガス導入管、温度計を付し
た2四ツ口フラスコにプロピレングリコール350g、ジ
メチルテレフタレート388g、酢酸亜鉛2gを仕込み、180
〜185℃、窒素気流中で脱メタノール反応を進め、メタ
ノールの溜出が停止した点で直溜コンデンサーに変えテ
トライソプロピルメタン1gを加え、温度210〜220℃、0.
5〜1.0Torrの減圧下で脱グリコール反応を8時間行った
後、温度160℃でp−ベンゾキノン0.13g、スチレン650g
を添加、均一に溶解させた。
合成 攪拌機、分溜コンデンサー、ガス導入管、温度計を付し
た2四ツ口フラスコにプロピレングリコール350g、ジ
メチルテレフタレート388g、酢酸亜鉛2gを仕込み、180
〜185℃、窒素気流中で脱メタノール反応を進め、メタ
ノールの溜出が停止した点で直溜コンデンサーに変えテ
トライソプロピルメタン1gを加え、温度210〜220℃、0.
5〜1.0Torrの減圧下で脱グリコール反応を8時間行った
後、温度160℃でp−ベンゾキノン0.13g、スチレン650g
を添加、均一に溶解させた。
得られたポリエステルの酸価は実質的にゼロ、水酸価は
約4〜5、GPC分析の結果平均分子量約10500にピークを
もつ高分子量ポリエステルが得られた。
約4〜5、GPC分析の結果平均分子量約10500にピークを
もつ高分子量ポリエステルが得られた。
これに、2,4−トリレンジイソシアナート12gを加え、65
〜70℃で3時間反応させたところ、赤外分析の結果イソ
シアナート基の濃度は約半減したものと判断された。
〜70℃で3時間反応させたところ、赤外分析の結果イソ
シアナート基の濃度は約半減したものと判断された。
イソシアナート基末端の高分子量ポリエステル(A)が
ハーゼン色紙150、粘度9.1ポイズで得られた。
ハーゼン色紙150、粘度9.1ポイズで得られた。
ビニルエステル樹脂(B)の合成 攪拌機、還流コンデンサー、温度計を付した1セパラ
ブルフラスコに、エポキシ当量176のエポキシ樹脂355
g、メタクリル酸172g、トリメチルベンジルアンモニウ
ムクロライド1.5g、ハイドロキノン0.25gを仕込み、130
〜135℃に3時間反応すると酸価はほぼ3となったの
で、スチレン370gを加え、ビニルエステル樹脂(B)が
ハーゼン色紙450、粘度1.8ポイズで得られた。
ブルフラスコに、エポキシ当量176のエポキシ樹脂355
g、メタクリル酸172g、トリメチルベンジルアンモニウ
ムクロライド1.5g、ハイドロキノン0.25gを仕込み、130
〜135℃に3時間反応すると酸価はほぼ3となったの
で、スチレン370gを加え、ビニルエステル樹脂(B)が
ハーゼン色紙450、粘度1.8ポイズで得られた。
ウレタン結合を介して末端にビニルエステル構造を有す
るポリエステル(C)の合成 イソシアナート基末端のポリエステル(A)の前出した
仕込全量に、ビニルエステル樹脂(B)85g(NCO/OH≒1
/2)、ジブチル錫ジラウレート1gを加え、65〜70℃で3
時間反応すると、赤外分析の結果遊離のイソシアナート
基は消失したことが確認された。
るポリエステル(C)の合成 イソシアナート基末端のポリエステル(A)の前出した
仕込全量に、ビニルエステル樹脂(B)85g(NCO/OH≒1
/2)、ジブチル錫ジラウレート1gを加え、65〜70℃で3
時間反応すると、赤外分析の結果遊離のイソシアナート
基は消失したことが確認された。
目的とする末端がビニルエステル構造の高分子量ポリエ
ステル(I)が、ガードナー色数3、粘度29.3ポイズで
得られた。
ステル(I)が、ガードナー色数3、粘度29.3ポイズで
得られた。
ポリエステル(I)100重量部(以下重量を省略)に、
スチレン7部、メチルエチルケトンパーオキシド1.5
部、ナフテン酸コバルト0.5部、アセトアセトイルピロ
リジン〔日本乳化剤(株)製ナッフスレーターPIK〕を
0.3部加えた系は室温で16分でゲル化後ゆるやかに発熱
し、最高発熱温度は134℃となった。
スチレン7部、メチルエチルケトンパーオキシド1.5
部、ナフテン酸コバルト0.5部、アセトアセトイルピロ
リジン〔日本乳化剤(株)製ナッフスレーターPIK〕を
0.3部加えた系は室温で16分でゲル化後ゆるやかに発熱
し、最高発熱温度は134℃となった。
所望の寸法に成形(100℃2時間後硬化)したテストピ
ースの物性試験は表1に示すように優れていた。
ースの物性試験は表1に示すように優れていた。
実施例 2 末端イソシアナート基含有高分子量ポリエステル(C)
の合成 攪拌機、分溜コンデンサー、温度計、ガス導入管を付し
た2フラスコに、プロピレングリコール182g、3−メ
チルペンタンジオール1,5を260g、アジピン酸584gを仕
込み、180〜200℃、窒素気流中で酸価9.1迄エステル化
した後、テトライソプロピルチタネート2.6gを加え、温
度210〜220℃、0.8〜1.0Torrの減圧下で6時間反応する
と、水酸価約6、GP分析で分子量11600のポリエステル
が合成された。
の合成 攪拌機、分溜コンデンサー、温度計、ガス導入管を付し
た2フラスコに、プロピレングリコール182g、3−メ
チルペンタンジオール1,5を260g、アジピン酸584gを仕
込み、180〜200℃、窒素気流中で酸価9.1迄エステル化
した後、テトライソプロピルチタネート2.6gを加え、温
度210〜220℃、0.8〜1.0Torrの減圧下で6時間反応する
と、水酸価約6、GP分析で分子量11600のポリエステル
が合成された。
これをメタクリル酸メチル880g、ハイドロキノン0.3gに
溶解、更にイソホロンジイソシアナート37g、ジブチル
錫ジラウレート2.7gを加え、60〜65℃に5時間反応し、
赤外分析でイソシアナート基がほぼ半減したことを認め
た。
溶解、更にイソホロンジイソシアナート37g、ジブチル
錫ジラウレート2.7gを加え、60〜65℃に5時間反応し、
赤外分析でイソシアナート基がほぼ半減したことを認め
た。
ビニルエステル樹脂(D)の合成 攪拌機、還流コンデンサー、温度計を付した1セパラ
ブルフラスコに、ノボラック型エポシキ樹脂としてダウ
・ケミカル社のDEN−431を380g、アクリル酸144g、ベン
ジルジメチルアミン1.5g、ハイドロキノン0.25gを加
え、120〜125℃に3時間反応すると、酸価はほとんどゼ
ロとなった。メタクリル酸メチル375gを加え、ビニルエ
ステル樹脂(D)がガードナー色数3〜4、粘度1.8ポ
イズで得られた。
ブルフラスコに、ノボラック型エポシキ樹脂としてダウ
・ケミカル社のDEN−431を380g、アクリル酸144g、ベン
ジルジメチルアミン1.5g、ハイドロキノン0.25gを加
え、120〜125℃に3時間反応すると、酸価はほとんどゼ
ロとなった。メタクリル酸メチル375gを加え、ビニルエ
ステル樹脂(D)がガードナー色数3〜4、粘度1.8ポ
イズで得られた。
末端イソシアナート基のポリエステル(C)の全量に、
ビニルエステル樹脂(D)を120g加え、更に65〜70℃で
5時間反応すると、赤外分析の結果遊離のイソシアナー
ト基は消失したことが認められた。
ビニルエステル樹脂(D)を120g加え、更に65〜70℃で
5時間反応すると、赤外分析の結果遊離のイソシアナー
ト基は消失したことが認められた。
メタクリル酸メチル70gを加え、目的とするビニルエス
テル構造を末端に有する高分子量ポリエステル(II)
(メタクリル酸メチル溶液)が得られた。
テル構造を末端に有する高分子量ポリエステル(II)
(メタクリル酸メチル溶液)が得られた。
ガードナー色数3、粘度9.4ポイズであった。
ポリエステル(II)100部に、過酸化ベンゾイル1.5部、
ジメチルアニリン0.3部加えた系は約20分でゲル化し
た。
ジメチルアニリン0.3部加えた系は約20分でゲル化し
た。
80℃2時間、120℃2時間後硬化した試料の引張り強さ2
10〜250kg/cm2、引張り伸び434〜510(%)であった。
10〜250kg/cm2、引張り伸び434〜510(%)であった。
実施例 3 末端基が実質的にイソシアナート基である高分子量ポリ
エステル(E)の合成 攪拌機、分溜コンデンサー、ガス導入管、温度計を付し
た2四ツ口フラスコに、プロピレングリコール182g、
ブタンジオール1,4を216g、イソフタル酸332gを仕込
み、180〜190℃にエステル化を進め、酸価20.9でセバシ
ン酸404gを加えて反応を続け、更に酸価30.1の段階で10
〜12Torrの減圧下190〜210℃でエステル化を進め、酸価
7.8とした(数平均分子量約2200)。
エステル(E)の合成 攪拌機、分溜コンデンサー、ガス導入管、温度計を付し
た2四ツ口フラスコに、プロピレングリコール182g、
ブタンジオール1,4を216g、イソフタル酸332gを仕込
み、180〜190℃にエステル化を進め、酸価20.9でセバシ
ン酸404gを加えて反応を続け、更に酸価30.1の段階で10
〜12Torrの減圧下190〜210℃でエステル化を進め、酸価
7.8とした(数平均分子量約2200)。
この段階でテトライソプロピルチタネート2g加え、温度
200〜210℃で0.9〜1.1Torrの減圧で5時間脱グリコール
反応すると数平均分子量12700のポリエステルが得られ
た。脱水処理したメチルエチルケトン600g、トルエン40
0gの混合溶媒に溶解後、イソホロンジイソシアナート60
g、ジブチル錫ジラウレート3gを加え、60〜65℃に5時
間反応すると、赤外分析の結果遊離のイソシアナート基
はほぼ半減したものと推定され、末端イソシアナート基
のポリエステル(E)(混合溶媒溶液)が淡黄褐色で得
られた。
200〜210℃で0.9〜1.1Torrの減圧で5時間脱グリコール
反応すると数平均分子量12700のポリエステルが得られ
た。脱水処理したメチルエチルケトン600g、トルエン40
0gの混合溶媒に溶解後、イソホロンジイソシアナート60
g、ジブチル錫ジラウレート3gを加え、60〜65℃に5時
間反応すると、赤外分析の結果遊離のイソシアナート基
はほぼ半減したものと推定され、末端イソシアナート基
のポリエステル(E)(混合溶媒溶液)が淡黄褐色で得
られた。
ビニルエステル(F)の合成 攪拌機、還流コンデンサー、温度計を付した1セパラ
ブルフラスコに、脂環式エポキシ樹脂として、米国ユニ
オン・カーバイト社のERL−4221を270g、アクリル酸144
g、パラベンゾキノン0.08g、トリメチルベンジルアンモ
ニウムクロライド1.2gを仕込み、125〜130℃に3時間反
応すると、酸価は実質的にゼロとなったので、温度を90
℃に下げ、前記トルエンとメチルエチルケトンの混合溶
媒386g加え、ビニルエステル(F)が淡赤褐色液状で得
られた。
ブルフラスコに、脂環式エポキシ樹脂として、米国ユニ
オン・カーバイト社のERL−4221を270g、アクリル酸144
g、パラベンゾキノン0.08g、トリメチルベンジルアンモ
ニウムクロライド1.2gを仕込み、125〜130℃に3時間反
応すると、酸価は実質的にゼロとなったので、温度を90
℃に下げ、前記トルエンとメチルエチルケトンの混合溶
媒386g加え、ビニルエステル(F)が淡赤褐色液状で得
られた。
硬化型粘着テープの製造と物性 ポリエステル(E)(混合溶媒溶液)を100重量部(OH/
NCO≒1/1)、ビニルエステル(F)を8重量部、ターシ
ャリーブチルパーベンゾエート1部を混合、厚さ50μの
ポリエチレンテレフタレートフィルムに固型残量分が30
μになるように塗布、80℃20分、100℃10分で溶剤を揮
散させ、やや粘着性を帯びた接着フィルムとした。
NCO≒1/1)、ビニルエステル(F)を8重量部、ターシ
ャリーブチルパーベンゾエート1部を混合、厚さ50μの
ポリエチレンテレフタレートフィルムに固型残量分が30
μになるように塗布、80℃20分、100℃10分で溶剤を揮
散させ、やや粘着性を帯びた接着フィルムとした。
これを150×25×2m/mのステンレス板に75m/m迄圧着後、
150℃30秒硬化させた。
150℃30秒硬化させた。
硬化後のフィルムの180゜剥離強さは4kg/in以上でフィ
ルム破断であった。
ルム破断であった。
別に、厚さ0.3m/mのポリエステル繊維製不織布に含浸、
同様な条件で乾燥させた粘着プリプレグマットをステン
レス板同志12m/m×25m/mの面積に接着させ、150℃3分
圧着硬化させた後の室温における引張りせん断による接
着強さは、112〜154kg/cm2を示した。
同様な条件で乾燥させた粘着プリプレグマットをステン
レス板同志12m/m×25m/mの面積に接着させ、150℃3分
圧着硬化させた後の室温における引張りせん断による接
着強さは、112〜154kg/cm2を示した。
本発明は前記のように構成したので、容易にラジカル硬
化し、伸びと強度のバランスの良い高靱性の硬化樹脂を
得ることができる。また、接着剤としても有用な硬化性
樹脂を得ることができる。
化し、伸びと強度のバランスの良い高靱性の硬化樹脂を
得ることができる。また、接着剤としても有用な硬化性
樹脂を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)末端基が実質的にイソシアナート基
であり数平均分子量が5000以上である飽和ポリエステ
ル、および (b)少なくとも1分子中に2個の(メタ)アクリロイ
ル基とヒドロキシル基を有するビニルエステル樹脂、 とを反応させることを特徴とするラジカル硬化可能な樹
脂の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2145269A JPH0749461B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | ラジカル硬化可能な樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2145269A JPH0749461B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | ラジカル硬化可能な樹脂の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0439318A JPH0439318A (ja) | 1992-02-10 |
| JPH0749461B2 true JPH0749461B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=15381230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2145269A Expired - Lifetime JPH0749461B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | ラジカル硬化可能な樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749461B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6451974B2 (ja) * | 2013-07-22 | 2019-01-16 | Dic株式会社 | 硬化性組成物及びその硬化物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07690B2 (ja) * | 1989-07-07 | 1995-01-11 | 昭和高分子株式会社 | 不飽和ポリエステル樹脂の改質方法 |
-
1990
- 1990-06-05 JP JP2145269A patent/JPH0749461B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0439318A (ja) | 1992-02-10 |
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