JPH0750132Y2 - 縦型ラムシリンダにおける摺動面潤滑油の回収装置 - Google Patents
縦型ラムシリンダにおける摺動面潤滑油の回収装置Info
- Publication number
- JPH0750132Y2 JPH0750132Y2 JP811391U JP811391U JPH0750132Y2 JP H0750132 Y2 JPH0750132 Y2 JP H0750132Y2 JP 811391 U JP811391 U JP 811391U JP 811391 U JP811391 U JP 811391U JP H0750132 Y2 JPH0750132 Y2 JP H0750132Y2
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- Japan
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- oil
- ram
- lubricating oil
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- sliding surface
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Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば門形マシニング
センタの如く、主軸を、サドルの下方からラムが出没す
る縦型ラムシリンダ構造とした工作機械において、ラム
の摺動面を垂れ落ちる油を回収する回収装置に関する。
センタの如く、主軸を、サドルの下方からラムが出没す
る縦型ラムシリンダ構造とした工作機械において、ラム
の摺動面を垂れ落ちる油を回収する回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】門形マシニングセンタのサドル2の下方
からラム3が出没する縦型ラムシリンダにおいては、ラ
ム3の摺動面を垂れ落ちる潤滑油によって、主軸頭1
や、図示しないテーブル、そこに載置されるワークが汚
染される虞れがある。そこで従来は、図3に示される如
く、サドル下カバー4の内側にワイパー5を設けて擦り
取るようにすると共に、そのワイパー5で擦り取りきれ
ず、垂れ落ちる潤滑油については、上部が開放され、断
面がL字形の油受樋6で回収することが一般に行なわれ
ている。
からラム3が出没する縦型ラムシリンダにおいては、ラ
ム3の摺動面を垂れ落ちる潤滑油によって、主軸頭1
や、図示しないテーブル、そこに載置されるワークが汚
染される虞れがある。そこで従来は、図3に示される如
く、サドル下カバー4の内側にワイパー5を設けて擦り
取るようにすると共に、そのワイパー5で擦り取りきれ
ず、垂れ落ちる潤滑油については、上部が開放され、断
面がL字形の油受樋6で回収することが一般に行なわれ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記油受樋は、上部が
大きく開放されているために、垂れ落ちる潤滑油のみな
らず、加工作業で発生する切粉や粉塵等も入り込んでし
まい、よってそれらを取り除く必要がある。殊に工作機
械では、加工作業中にワークと干渉を起さないよう油受
樋6の容積を最小限にしたいため、異物の除去作業が困
難である上、清掃の頻度も当然増大することになる。
大きく開放されているために、垂れ落ちる潤滑油のみな
らず、加工作業で発生する切粉や粉塵等も入り込んでし
まい、よってそれらを取り除く必要がある。殊に工作機
械では、加工作業中にワークと干渉を起さないよう油受
樋6の容積を最小限にしたいため、異物の除去作業が困
難である上、清掃の頻度も当然増大することになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、切粉や
粉塵等の混入の防止を図り、垂れ落ちる潤滑油のみを回
収するようにしたもので、その構成は、ラムの下部に油
受樋を周設し、その油受樋に防塵カバーを設けて成り、
防塵カバーの屋根は外側下方へ傾斜し、少なくとも防塵
カバーとラムとの間に、油受樋へ連通する微小な隙間を
確保した摺動面潤滑油の回収装置にある。
粉塵等の混入の防止を図り、垂れ落ちる潤滑油のみを回
収するようにしたもので、その構成は、ラムの下部に油
受樋を周設し、その油受樋に防塵カバーを設けて成り、
防塵カバーの屋根は外側下方へ傾斜し、少なくとも防塵
カバーとラムとの間に、油受樋へ連通する微小な隙間を
確保した摺動面潤滑油の回収装置にある。
【0005】
【作 用】防塵カバーにより、切粉や粉塵は油受樋に入
り込まず、垂れ落ちてくる潤滑油は、防塵カバーとラム
との間に設けられた微小な隙間を介して油受樋内へ回収
される。
り込まず、垂れ落ちてくる潤滑油は、防塵カバーとラム
との間に設けられた微小な隙間を介して油受樋内へ回収
される。
【0006】
【実施例】以下、本考案に係る潤滑油の回収装置を、図
面に基づき説明する。図1は門型マシニングセンタにお
ける主軸頭1の支持部を示したもので、サドル2には、
その下面から下方へ出没するラム3が摺動自在に収容さ
れ、そのラム3の下端に主軸頭1が固着されている。サ
ドル下カバー4の内側には、従来と同様、ワイパー5が
設けられ、ラム3の周面を垂れ落ちる潤滑油が擦り取ら
れるようになっている。又前記ラム3には、主軸頭1の
僅か上方に、油受樋6が周設され、その油受樋6の側面
には油面計7が、また底面には油抜き栓8が設けられて
いる。油受樋6には、図2に示すように、ラム3の周面
との間に微小な隙間9を保ち、且つ油受樋6の上面開口
部を閉塞するように防塵カバー10が取り付けられてい
る。防塵カバー10の内周には適宜位置に凸部10aが
設けられ、防塵カバー10は凸部10aに対応するラム
3に穿設した係止穴にボルト10bを螺着することによ
り取り付けられており、凸部10aの無い防塵カバー1
0の内周とラム3の周面との間に微小な隙間9を保って
いる。尚、防塵カバー10の取り付け位置は、ラム3、
油受樋6のどちらでもよく、また、前記実施例のように
防塵カバー10を直接取り付ける他に、油受樋6の底面
に取付部材を立設して、防塵カバー10の底面に前記取
付部材の上端をボルトで取り付ける等、防塵カバー10
の取り付け手段は、本実施例に限定されない。この防塵
カバー10の屋根は外側下方へ傾斜していると共に、外
側端縁が内側へ引っ込んだテーパ面となっていて、油受
樋6と防塵カバー10との外縁相互間に隙間11が確保
されている。尚、油受樋6とラム3の周面との間に隙間
9及び隙間11は、潤滑油の粘性度や表面張力と、切粉
等の大きさとにより適宜に設定するものである。本考案
は前記のように構成するもので、その作用は次の通りで
ある。摺動面を潤す潤滑油はサドル2内において強制的
に供給されており、ラム3が下方へ突出する度毎に、サ
ドル下カバー4の内側に設けられているワイパー5によ
る擦り取られる。ワイパー5により捕捉できなかった潤
滑油は、僅かではあるが、ラム3の外周面に沿って垂れ
落ち、ラム3の周面と防塵カバー10との間に形成され
た微小な隙間9から油受樋6内へ流入する。そして油受
樋6の上部開口部は防塵カバー10で覆われているた
め、切粉や粉塵はその防塵カバー10に阻まれて油受樋
6内へ入り込むことがなく、油受樋6へは潤滑油のみが
回収される。そして油受樋6内への入り込みを阻まれた
切粉や粉塵は、傾斜屋根に沿って落下し、防塵カバー1
0上に堆積することもない。本実施例の回収装置は、ラ
ム3の周面と防塵カバー10との隙間9を極めて狭く設
定する一方、油受樋6と防塵カバー10との外縁相互間
に隙間11を確保しているので、前記隙間9を通過でき
ずに防塵カバー10の屋根面側に流出した潤滑油は、屋
根からテーパ面に沿って下方へ廻り込み、隙間11を通
過して油受樋6内へ回収されるようになっている。そし
て、回収した潤滑油は、油面計10により蓄積量を確認
し、油抜き栓11を開放することにより適宜排出させれ
ば良い。尚、防塵カバー10の底面内周縁及び外周縁に
は油切れ部を設けておくことが望ましい。また、隙間9
の開口部に、凸部10aを櫛状に形成し、薄い切粉の落
下を防いだり、凸部10aを防塵カバー10の内周全体
に設け、その凸部10aの上部に傾斜を付けて、回収し
た潤滑油を誘導すると共に、凸部10aに設けた1箇所
の切り欠き部より油受樋6に滴下させることにより、油
受樋6をラム3の全周ではなく、一部に設け、油受樋6
を小型化して交換作業を簡略化したりすることも可能で
ある。
面に基づき説明する。図1は門型マシニングセンタにお
ける主軸頭1の支持部を示したもので、サドル2には、
その下面から下方へ出没するラム3が摺動自在に収容さ
れ、そのラム3の下端に主軸頭1が固着されている。サ
ドル下カバー4の内側には、従来と同様、ワイパー5が
設けられ、ラム3の周面を垂れ落ちる潤滑油が擦り取ら
れるようになっている。又前記ラム3には、主軸頭1の
僅か上方に、油受樋6が周設され、その油受樋6の側面
には油面計7が、また底面には油抜き栓8が設けられて
いる。油受樋6には、図2に示すように、ラム3の周面
との間に微小な隙間9を保ち、且つ油受樋6の上面開口
部を閉塞するように防塵カバー10が取り付けられてい
る。防塵カバー10の内周には適宜位置に凸部10aが
設けられ、防塵カバー10は凸部10aに対応するラム
3に穿設した係止穴にボルト10bを螺着することによ
り取り付けられており、凸部10aの無い防塵カバー1
0の内周とラム3の周面との間に微小な隙間9を保って
いる。尚、防塵カバー10の取り付け位置は、ラム3、
油受樋6のどちらでもよく、また、前記実施例のように
防塵カバー10を直接取り付ける他に、油受樋6の底面
に取付部材を立設して、防塵カバー10の底面に前記取
付部材の上端をボルトで取り付ける等、防塵カバー10
の取り付け手段は、本実施例に限定されない。この防塵
カバー10の屋根は外側下方へ傾斜していると共に、外
側端縁が内側へ引っ込んだテーパ面となっていて、油受
樋6と防塵カバー10との外縁相互間に隙間11が確保
されている。尚、油受樋6とラム3の周面との間に隙間
9及び隙間11は、潤滑油の粘性度や表面張力と、切粉
等の大きさとにより適宜に設定するものである。本考案
は前記のように構成するもので、その作用は次の通りで
ある。摺動面を潤す潤滑油はサドル2内において強制的
に供給されており、ラム3が下方へ突出する度毎に、サ
ドル下カバー4の内側に設けられているワイパー5によ
る擦り取られる。ワイパー5により捕捉できなかった潤
滑油は、僅かではあるが、ラム3の外周面に沿って垂れ
落ち、ラム3の周面と防塵カバー10との間に形成され
た微小な隙間9から油受樋6内へ流入する。そして油受
樋6の上部開口部は防塵カバー10で覆われているた
め、切粉や粉塵はその防塵カバー10に阻まれて油受樋
6内へ入り込むことがなく、油受樋6へは潤滑油のみが
回収される。そして油受樋6内への入り込みを阻まれた
切粉や粉塵は、傾斜屋根に沿って落下し、防塵カバー1
0上に堆積することもない。本実施例の回収装置は、ラ
ム3の周面と防塵カバー10との隙間9を極めて狭く設
定する一方、油受樋6と防塵カバー10との外縁相互間
に隙間11を確保しているので、前記隙間9を通過でき
ずに防塵カバー10の屋根面側に流出した潤滑油は、屋
根からテーパ面に沿って下方へ廻り込み、隙間11を通
過して油受樋6内へ回収されるようになっている。そし
て、回収した潤滑油は、油面計10により蓄積量を確認
し、油抜き栓11を開放することにより適宜排出させれ
ば良い。尚、防塵カバー10の底面内周縁及び外周縁に
は油切れ部を設けておくことが望ましい。また、隙間9
の開口部に、凸部10aを櫛状に形成し、薄い切粉の落
下を防いだり、凸部10aを防塵カバー10の内周全体
に設け、その凸部10aの上部に傾斜を付けて、回収し
た潤滑油を誘導すると共に、凸部10aに設けた1箇所
の切り欠き部より油受樋6に滴下させることにより、油
受樋6をラム3の全周ではなく、一部に設け、油受樋6
を小型化して交換作業を簡略化したりすることも可能で
ある。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、油受樋には、潤滑油以
外の切粉や粉塵等といった固形物が混入しないので、回
収された切削油の純度が高く、油受樋内に蓄積できる回
収油容積も従来より多くなり、樋内の清掃作業回数を大
幅に減らすことができる。
外の切粉や粉塵等といった固形物が混入しないので、回
収された切削油の純度が高く、油受樋内に蓄積できる回
収油容積も従来より多くなり、樋内の清掃作業回数を大
幅に減らすことができる。
【図1】本考案に係る摺動面潤滑油の回収装置を示す説
明図である。
明図である。
【図2】同回収装置の防塵カバーを取り付けるボルト上
である図1A−A線における断面図である。
である図1A−A線における断面図である。
【図3】従来の摺動面潤滑油の回収装置を示す説明図で
ある。
ある。
1・・主軸頭、2・・サドル、3・・ラム、4・・サド
ル下カバー、5・・ワイパー、6・・油受樋、7・・油
面計、8・・油抜き栓、9、11・・隙間、10・・防
塵カバー、10a・・凸部、10b・・ボルト
ル下カバー、5・・ワイパー、6・・油受樋、7・・油
面計、8・・油抜き栓、9、11・・隙間、10・・防
塵カバー、10a・・凸部、10b・・ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 サドルの下方からラムが出没する縦型ラ
ムシリンダにおいて、上記ラムの下部に油受樋を周設
し、その油受樋に防塵カバーを設けて成り、防塵カバー
の屋根は外側下方へ傾斜し、少なくとも防塵カバーとラ
ムとの間に、油受樋へ連通する微小な隙間を確保した摺
動面潤滑油の回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP811391U JPH0750132Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 縦型ラムシリンダにおける摺動面潤滑油の回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP811391U JPH0750132Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 縦型ラムシリンダにおける摺動面潤滑油の回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112756U JPH04112756U (ja) | 1992-09-30 |
| JPH0750132Y2 true JPH0750132Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31899331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP811391U Expired - Fee Related JPH0750132Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 縦型ラムシリンダにおける摺動面潤滑油の回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750132Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP811391U patent/JPH0750132Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04112756U (ja) | 1992-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |