JPH0750578Y2 - コネクチングロッド - Google Patents
コネクチングロッドInfo
- Publication number
- JPH0750578Y2 JPH0750578Y2 JP1988058805U JP5880588U JPH0750578Y2 JP H0750578 Y2 JPH0750578 Y2 JP H0750578Y2 JP 1988058805 U JP1988058805 U JP 1988058805U JP 5880588 U JP5880588 U JP 5880588U JP H0750578 Y2 JPH0750578 Y2 JP H0750578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- large end
- bolt
- hole
- joint surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コネクチングロッドに係り、特にピストン
とクランクシャフトとを連結し、ピストンの上下動をク
ランクシャフトに伝達するコネクチングロッドに関す
る。
とクランクシャフトとを連結し、ピストンの上下動をク
ランクシャフトに伝達するコネクチングロッドに関す
る。
[従来の技術] エンジンのコネクチングロッドは、一端側に小端部を有
するとともに他端側に大端部を有する連接部を設け、小
端部にピストンを係合させるとともに大端部にクランク
シャフトを係合させ、ピストンの上下の動きをクランク
シャフトに伝達するものである。
するとともに他端側に大端部を有する連接部を設け、小
端部にピストンを係合させるとともに大端部にクランク
シャフトを係合させ、ピストンの上下の動きをクランク
シャフトに伝達するものである。
連接部においては、小端部と大端部との中心距離はピス
トンの側圧を小さくするためには長い方がよいが、エン
ジンの高さが大きくなり、また、重量が増大し、更に、
往復運動が大きくなるので、小端部と大端部との中心距
離を短くする傾向にある。連接部の形状は、圧縮力によ
る座屈等を考慮して、断面I字状に形成されているもの
が殆どである。
トンの側圧を小さくするためには長い方がよいが、エン
ジンの高さが大きくなり、また、重量が増大し、更に、
往復運動が大きくなるので、小端部と大端部との中心距
離を短くする傾向にある。連接部の形状は、圧縮力によ
る座屈等を考慮して、断面I字状に形成されているもの
が殆どである。
また、小端部にはピストンピンによってピストンが係合
され、このピストンの組付方法としては、全浮動、ピス
トン固定、連接棒固定の3種類がある。
され、このピストンの組付方法としては、全浮動、ピス
トン固定、連接棒固定の3種類がある。
更に、大端部には、この大端部と共にクランクシャフト
を挿通させる軸受け穴部を形成するキャップが接合して
締結される。この大端部とキャップとは、軸受け穴部の
軸心上で直角に分割されている。
を挿通させる軸受け穴部を形成するキャップが接合して
締結される。この大端部とキャップとは、軸受け穴部の
軸心上で直角に分割されている。
即ち、第5図に示す如く、コネクチングロッド102にお
いては、一端側に小端部114を有するとともに他端側に
大端部116を有する連接部112を設け、小端部114にはピ
ストン(図示せず)を係合させるピストンピン(図示せ
ず)を圧入するように小穴部118を設け、大端部116には
該大端部116と共にクランクシャフト(図示せず)を挿
通させる軸受け穴部126を形成するキャップ120を接合し
て設け、大端部116とキャップ120とを締結するように大
端部116に形成した大端部側ボルト貫通孔132とキャップ
120に形成したキャップ側ボルト貫通孔134とに挿通され
るボルト122とこのボルト122に螺着されるナット124と
を設け、大端部側ボルト貫通孔132とキャップ側ボルト
貫通孔134とを大端部116とキャップ120との接合面部A
に対して直交して設けている。この接合面部Aは、軸受
け穴部126の軸心上に位置している。また、第6図に示
す如く、ボルト122の中間部位の円筒部122−1は、大端
部側ボルト貫通孔132とキャップ側ボルト貫通孔134とに
挿通され、合せ面位置Bが上述の接合面部Aに合致する
ことにより、大端部116とキャップ120との位置決めを果
し、軸受け穴部126の精度を確保している。
いては、一端側に小端部114を有するとともに他端側に
大端部116を有する連接部112を設け、小端部114にはピ
ストン(図示せず)を係合させるピストンピン(図示せ
ず)を圧入するように小穴部118を設け、大端部116には
該大端部116と共にクランクシャフト(図示せず)を挿
通させる軸受け穴部126を形成するキャップ120を接合し
て設け、大端部116とキャップ120とを締結するように大
端部116に形成した大端部側ボルト貫通孔132とキャップ
120に形成したキャップ側ボルト貫通孔134とに挿通され
るボルト122とこのボルト122に螺着されるナット124と
を設け、大端部側ボルト貫通孔132とキャップ側ボルト
貫通孔134とを大端部116とキャップ120との接合面部A
に対して直交して設けている。この接合面部Aは、軸受
け穴部126の軸心上に位置している。また、第6図に示
す如く、ボルト122の中間部位の円筒部122−1は、大端
部側ボルト貫通孔132とキャップ側ボルト貫通孔134とに
挿通され、合せ面位置Bが上述の接合面部Aに合致する
ことにより、大端部116とキャップ120との位置決めを果
し、軸受け穴部126の精度を確保している。
また、このようなコネクチングロッドとしては、例え
ば、実公昭61−28004号公報に開示されている。この公
報に記載のものは、コネクチングロッドの連接部の凹部
に非給油材からなる充填部材を装着し、この充填部材と
連接部とによって囲まれた潤滑油通路が小端部と大端部
とを連通して少なくとも1個設けられているものであ
る。
ば、実公昭61−28004号公報に開示されている。この公
報に記載のものは、コネクチングロッドの連接部の凹部
に非給油材からなる充填部材を装着し、この充填部材と
連接部とによって囲まれた潤滑油通路が小端部と大端部
とを連通して少なくとも1個設けられているものであ
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、第5図に示すコネクチングロッド102におい
て、上述した大端部116とキャップ120との位置決め方法
は、加工公差等から誤差が生じやすく、このため、クラ
ンクシャフトを軸受け穴部に位置して、キャップ120を
大端部116にボルト122とナット124とで締結する時に、
締結トルクによって生ずるキャップ120の位相ずれが生
じ、よって、第7図に示す如く、大端部116とキャップ1
20とが傾いて組付けられることが多分にあった。
て、上述した大端部116とキャップ120との位置決め方法
は、加工公差等から誤差が生じやすく、このため、クラ
ンクシャフトを軸受け穴部に位置して、キャップ120を
大端部116にボルト122とナット124とで締結する時に、
締結トルクによって生ずるキャップ120の位相ずれが生
じ、よって、第7図に示す如く、大端部116とキャップ1
20とが傾いて組付けられることが多分にあった。
従って、大端部116及びキャップ120の突出した各角部13
0がクランクシャフトのスラスト受け部に強く接触して
しまい、大端部とキャップとスラスト受け部とに異常摩
耗や焼付け等が発生し、また、大端部とキャップとスラ
スト受け部とに油膜切れが生じ、摩擦損失が増加すると
いう不都合があった。
0がクランクシャフトのスラスト受け部に強く接触して
しまい、大端部とキャップとスラスト受け部とに異常摩
耗や焼付け等が発生し、また、大端部とキャップとスラ
スト受け部とに油膜切れが生じ、摩擦損失が増加すると
いう不都合があった。
[考案の目的] そこで、この考案の目的は、上述する不都合を除去する
ために、コネクチングロッドの大端部の軸方向幅を大幅
部側外周部位から大端部とキャップとの接合面部に向っ
て漸次減少させるように大端部の両側面には大端部側ボ
ルト貫通孔に沿って且つ大端部側外周部位から接合面部
に向って内側に漸次傾斜する大端部側傾斜斜面を夫々形
成し、キャップの軸方向幅をキャップ側外周部位から接
合面部に向って漸次減少させるようにキャップの両側面
にはキャップ側ボルト貫通孔に沿って且つキャップ側外
周部位から接合面部に向って内側に漸次傾斜するキャッ
プ側傾斜面を夫々形成することにより、キャップを大端
部にボルト・ナットで締結した時にキャップの位相ずれ
が生じたとしても、大端部やキャップがクランクシャフ
トのスラスト受け部に強く接触することを回避させ、大
端部とキャップとスラスト受け部とに異常摩耗や焼付け
等が発生するのを防止するとともに、大端部とキャップ
とスラスト受け部とに油膜切れが生ずるのを防止し、摩
擦損失を低減し得るコネクチングロッドを実現するにあ
る。
ために、コネクチングロッドの大端部の軸方向幅を大幅
部側外周部位から大端部とキャップとの接合面部に向っ
て漸次減少させるように大端部の両側面には大端部側ボ
ルト貫通孔に沿って且つ大端部側外周部位から接合面部
に向って内側に漸次傾斜する大端部側傾斜斜面を夫々形
成し、キャップの軸方向幅をキャップ側外周部位から接
合面部に向って漸次減少させるようにキャップの両側面
にはキャップ側ボルト貫通孔に沿って且つキャップ側外
周部位から接合面部に向って内側に漸次傾斜するキャッ
プ側傾斜面を夫々形成することにより、キャップを大端
部にボルト・ナットで締結した時にキャップの位相ずれ
が生じたとしても、大端部やキャップがクランクシャフ
トのスラスト受け部に強く接触することを回避させ、大
端部とキャップとスラスト受け部とに異常摩耗や焼付け
等が発生するのを防止するとともに、大端部とキャップ
とスラスト受け部とに油膜切れが生ずるのを防止し、摩
擦損失を低減し得るコネクチングロッドを実現するにあ
る。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの考案は、一端側に小端部
を有するとともに他端側に大端部を有する連接部を設
け、前記小端部にはピストンを係合させるピストンピン
を圧入するように小穴部を設け、前記大端部には該大端
部と共にクランクシャフトを挿通させる軸受け穴部を形
成するキャップを接合して設け、前記大端部と前記キャ
ップとを締結するように前記大端部に形成した大端部側
ボルト貫通孔と前記キャップに形成したキャップ側ボル
ト貫通孔とに挿通されるボルトとこのボルトに螺着され
るナットとを設け、前記大端部側ボルト貫通孔と前記キ
ャップ側ボルト貫通孔とを前記大端部と前記キャップと
の接合面部に対して直交して設けたコネクチングロッド
において、前記大端部の軸方向幅を大端部側外周部位か
ら前記接合面部に向って漸次減少させるように前記大端
部の両側面には前記大端部側ボルト貫通孔に沿って且つ
前記大端部側外周部位から前記接合面部に向って内側に
漸次傾斜する大端部側傾斜面を夫々形成し、前記キャッ
プの軸方向幅をキャップ側外周部位から前記接合面部に
向って漸次減少させるように前記キャップの両側面には
前記キャップ側ボルト貫通孔に沿って且つ前記キャップ
側外周部位から前記接合面部に向って内側に漸次傾斜す
るキャップ側傾斜面を夫々形成したことを特徴とする。
を有するとともに他端側に大端部を有する連接部を設
け、前記小端部にはピストンを係合させるピストンピン
を圧入するように小穴部を設け、前記大端部には該大端
部と共にクランクシャフトを挿通させる軸受け穴部を形
成するキャップを接合して設け、前記大端部と前記キャ
ップとを締結するように前記大端部に形成した大端部側
ボルト貫通孔と前記キャップに形成したキャップ側ボル
ト貫通孔とに挿通されるボルトとこのボルトに螺着され
るナットとを設け、前記大端部側ボルト貫通孔と前記キ
ャップ側ボルト貫通孔とを前記大端部と前記キャップと
の接合面部に対して直交して設けたコネクチングロッド
において、前記大端部の軸方向幅を大端部側外周部位か
ら前記接合面部に向って漸次減少させるように前記大端
部の両側面には前記大端部側ボルト貫通孔に沿って且つ
前記大端部側外周部位から前記接合面部に向って内側に
漸次傾斜する大端部側傾斜面を夫々形成し、前記キャッ
プの軸方向幅をキャップ側外周部位から前記接合面部に
向って漸次減少させるように前記キャップの両側面には
前記キャップ側ボルト貫通孔に沿って且つ前記キャップ
側外周部位から前記接合面部に向って内側に漸次傾斜す
るキャップ側傾斜面を夫々形成したことを特徴とする。
[作用] この考案の構成によれば、エンジンが駆動した際には、
連接部の小端部に係合されたピストンが上下動し、これ
により、大端部とキャップとで形成した軸受け穴部に挿
通されたクランクシャフトを回動させている。
連接部の小端部に係合されたピストンが上下動し、これ
により、大端部とキャップとで形成した軸受け穴部に挿
通されたクランクシャフトを回動させている。
このとき、大端部の両側面に大端部側傾斜面が夫々形成
されているとともに、キャップの両側面にはキャップ側
傾斜面が夫々形成されているので、キャップを大端部に
ボルト・ナットで締結した時にキャップの位相ずれが生
じたとしても、大端部及びキャップがクランクシャフト
のスラスト受け部に強く接触することを回避させ、大端
部とキャップとスラスト受け部とに異常摩耗や焼付け等
が発生するのを防止し、また、大端部とキャップとスラ
スト受け部とに油膜切れが生ずるのを防止し、摩擦損失
を低減することができる。
されているとともに、キャップの両側面にはキャップ側
傾斜面が夫々形成されているので、キャップを大端部に
ボルト・ナットで締結した時にキャップの位相ずれが生
じたとしても、大端部及びキャップがクランクシャフト
のスラスト受け部に強く接触することを回避させ、大端
部とキャップとスラスト受け部とに異常摩耗や焼付け等
が発生するのを防止し、また、大端部とキャップとスラ
スト受け部とに油膜切れが生ずるのを防止し、摩擦損失
を低減することができる。
[実施例] 以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
に説明する。
第1〜4図は、この考案の実施例を示すものである。第
1〜4図において、2はコネクチングロッド、4はピス
トン、6はクランクシャフト、6−1、6−2はクラン
クシャフト6のスラスト受け部、8はピストンピン、10
a、10bはワッシャである。
1〜4図において、2はコネクチングロッド、4はピス
トン、6はクランクシャフト、6−1、6−2はクラン
クシャフト6のスラスト受け部、8はピストンピン、10
a、10bはワッシャである。
コネクチングロッド2は、エンジン(図示せず)に内装
されており、ピストン4とクランクシャフト6とを連結
し、ピストン4の上下運動による駆動力をクランクシャ
フト6に伝達するものである。クランクシャフト6は、
ピストン4からの上下運動を回転運動に変換するもので
ある。
されており、ピストン4とクランクシャフト6とを連結
し、ピストン4の上下運動による駆動力をクランクシャ
フト6に伝達するものである。クランクシャフト6は、
ピストン4からの上下運動を回転運動に変換するもので
ある。
コネクチングロッド2には、一端側に小端部14を有する
とともに、他端側に大端部16を有する断面I字状の連接
部12が設けられている。
とともに、他端側に大端部16を有する断面I字状の連接
部12が設けられている。
小端部14には、ピストンピン8を圧入させる小穴部18が
形成されている。ピストンピン8は、中空の鋼軸であ
り、ピストン4の穴部4−1の一側から小穴部18を通過
し、ピストン4の穴部4−1の他側に圧入される。ピス
トンピン8の両端8a、8bには、円環状で且つ一部が切欠
かれたワッシャ10a、10bが取付けられる。
形成されている。ピストンピン8は、中空の鋼軸であ
り、ピストン4の穴部4−1の一側から小穴部18を通過
し、ピストン4の穴部4−1の他側に圧入される。ピス
トンピン8の両端8a、8bには、円環状で且つ一部が切欠
かれたワッシャ10a、10bが取付けられる。
大端部16には、この大端部16と共にクランクシャフト6
を挿通する軸受け穴部26を形成するキャップ20が接合し
て設けられる。
を挿通する軸受け穴部26を形成するキャップ20が接合し
て設けられる。
また、大端部16には、軸受け穴部26の軸方向Xと直交す
るように指向する大端部側ボルト貫通孔32−1、32−2
が形成されている。また、キャップ20には、大端部側ボ
ルト貫通孔32−1、32−2に対応して軸受け穴部26の軸
方向Xと直交するように指向するキャップ側ボルト貫通
孔34−1、34−2が形成されている。これら大端部側ボ
ルト貫通孔32−1、32−2とキャップ側ボルト貫通孔34
−1、34−2とは、大端部16とキャップ20との夫々接合
端面が接合する接合面部Aに対して直交して設けられて
いる。
るように指向する大端部側ボルト貫通孔32−1、32−2
が形成されている。また、キャップ20には、大端部側ボ
ルト貫通孔32−1、32−2に対応して軸受け穴部26の軸
方向Xと直交するように指向するキャップ側ボルト貫通
孔34−1、34−2が形成されている。これら大端部側ボ
ルト貫通孔32−1、32−2とキャップ側ボルト貫通孔34
−1、34−2とは、大端部16とキャップ20との夫々接合
端面が接合する接合面部Aに対して直交して設けられて
いる。
これら大端部側ボルト貫通孔32−1、32−2とキャップ
側ボルト貫通孔34−1、34−2とには、大端部16側から
ボルト22−1、22−2が挿通される。このボルト22−
1、22−2の先端側には、キャップ20側からナット24−
1、24−2が螺着される。これにより、大端部16とキャ
ップ20とは、クランクシャフト6を保持してボルト22と
ナット24とによって締結されて一体となる。このとき、
軸受け穴部26内には、クランクシャフト6を嵌挿させる
ベアリング30が設けられる。
側ボルト貫通孔34−1、34−2とには、大端部16側から
ボルト22−1、22−2が挿通される。このボルト22−
1、22−2の先端側には、キャップ20側からナット24−
1、24−2が螺着される。これにより、大端部16とキャ
ップ20とは、クランクシャフト6を保持してボルト22と
ナット24とによって締結されて一体となる。このとき、
軸受け穴部26内には、クランクシャフト6を嵌挿させる
ベアリング30が設けられる。
また、この実施例においては、第3図に示す如く、大端
部16の両側面には、大端部16の軸方向Xの幅を大端部側
外周部位16aから接合面部Aに向って漸次減少させるよ
うに、大端部側ボルト貫通孔32−1、32−2に沿って且
つ大端部側外周部位16aから接合面部Aに向って内側に
漸次傾斜する大端部側傾斜面28a−1、28a−2が夫々形
成される。これにより、大端部16においては、大端部側
外周部位16aの軸方向幅をS1とし、接合面部Aの軸方向
幅をS2とすると、S1>S2の関係にある。
部16の両側面には、大端部16の軸方向Xの幅を大端部側
外周部位16aから接合面部Aに向って漸次減少させるよ
うに、大端部側ボルト貫通孔32−1、32−2に沿って且
つ大端部側外周部位16aから接合面部Aに向って内側に
漸次傾斜する大端部側傾斜面28a−1、28a−2が夫々形
成される。これにより、大端部16においては、大端部側
外周部位16aの軸方向幅をS1とし、接合面部Aの軸方向
幅をS2とすると、S1>S2の関係にある。
また、キャップ20の両側面には、キャップ20の軸方Xの
幅をキャップ側外周部位20aから接合面部Aに向って漸
次減少させるように、キャップ側ボルト貫通孔34−1、
34−2に沿って且つキャップ側外周部位20aから接合面
部Aに向って内側に漸次傾斜するキャップ側傾斜面28b
−1、28b−2が夫々形成される。これにより、キャッ
プ20において、キャップ側外周部位20aの軸方向幅をS1
とし、接合面部Aの軸方向幅をS2とすると、S1>S2の関
係にある。
幅をキャップ側外周部位20aから接合面部Aに向って漸
次減少させるように、キャップ側ボルト貫通孔34−1、
34−2に沿って且つキャップ側外周部位20aから接合面
部Aに向って内側に漸次傾斜するキャップ側傾斜面28b
−1、28b−2が夫々形成される。これにより、キャッ
プ20において、キャップ側外周部位20aの軸方向幅をS1
とし、接合面部Aの軸方向幅をS2とすると、S1>S2の関
係にある。
次に、この実施例の作用について説明する。
クランクシャフト6の軸受け穴部26に位置し、キャップ
20を大端部16にボルト22とナット24とで締結する時に、
締結トルクにより、キャップ20の位相ずれが生じたとし
ても、大端部16の両側面に大端部側傾斜面28aとキャッ
プ20の両側面にはキャップ側傾斜面28bが形成されてい
るので、大端部16及びキャップ20がクランクシャフト6
のスラスト受け部6−1、6−2に強く接触するのを回
避させることができる。
20を大端部16にボルト22とナット24とで締結する時に、
締結トルクにより、キャップ20の位相ずれが生じたとし
ても、大端部16の両側面に大端部側傾斜面28aとキャッ
プ20の両側面にはキャップ側傾斜面28bが形成されてい
るので、大端部16及びキャップ20がクランクシャフト6
のスラスト受け部6−1、6−2に強く接触するのを回
避させることができる。
これにより、大端部16とキャップ20とクランクシャフト
6のスラスト受け部6−1、6−2とに異常摩耗や焼付
き等が発生するのを防止することができ、もって、部品
の使用寿命を大とし得て、経済的に有利である。
6のスラスト受け部6−1、6−2とに異常摩耗や焼付
き等が発生するのを防止することができ、もって、部品
の使用寿命を大とし得て、経済的に有利である。
また、大端部16の大端部側傾斜面32とキャップ20のキャ
ップ側傾斜面34とにより、大端部16とキャップ20とスラ
スト受け部6−1、6−2とに油膜切れが生ずるのを回
避させることができ、摩擦損失を低減させて、ピストン
4の駆動力をクランクシャフト6に効率良く伝達させる
ことができ、実用上有利である。
ップ側傾斜面34とにより、大端部16とキャップ20とスラ
スト受け部6−1、6−2とに油膜切れが生ずるのを回
避させることができ、摩擦損失を低減させて、ピストン
4の駆動力をクランクシャフト6に効率良く伝達させる
ことができ、実用上有利である。
[考案の効果] 以上詳細な説明から明らかなようにこの考案によれば、
コネクチングロッドの大端部の軸方向幅を大端部側外周
部位から大端部とキャップとの接合面部に向って漸次減
少させるように大端部の両側面には大端部側ボルト貫通
孔に沿って且つ大端部側外周部位から接合面部に向って
内側に漸次傾斜する大端部側傾斜面を夫々形成し、キャ
ップの軸方向幅をキャップ側外周部位から接合面部に向
って漸次減少させるようにキャップの両側面にはキャッ
プ側ボルト貫通孔に沿って且つキャップ側外周部位から
接合面部に向って内側に漸次傾斜するキャップ側傾斜面
を夫々形成することにより、キャップを大端部にボルト
・ナットで締結した時にキャップの位相ずれが生じたと
しても、大端部及びキャップがクランクシャフトのスラ
スト受け部に強く接触するのを回避させ、大端部とキャ
ップとスラスト受け部とに異常摩耗や焼付け等が発生す
るのを防止するとともに、大端部とキャップとスラスト
受け部とに油膜切れが生ずるのを防止して、摩擦損失を
低減することができ、実用上有利とし得る。
コネクチングロッドの大端部の軸方向幅を大端部側外周
部位から大端部とキャップとの接合面部に向って漸次減
少させるように大端部の両側面には大端部側ボルト貫通
孔に沿って且つ大端部側外周部位から接合面部に向って
内側に漸次傾斜する大端部側傾斜面を夫々形成し、キャ
ップの軸方向幅をキャップ側外周部位から接合面部に向
って漸次減少させるようにキャップの両側面にはキャッ
プ側ボルト貫通孔に沿って且つキャップ側外周部位から
接合面部に向って内側に漸次傾斜するキャップ側傾斜面
を夫々形成することにより、キャップを大端部にボルト
・ナットで締結した時にキャップの位相ずれが生じたと
しても、大端部及びキャップがクランクシャフトのスラ
スト受け部に強く接触するのを回避させ、大端部とキャ
ップとスラスト受け部とに異常摩耗や焼付け等が発生す
るのを防止するとともに、大端部とキャップとスラスト
受け部とに油膜切れが生ずるのを防止して、摩擦損失を
低減することができ、実用上有利とし得る。
第1〜4図はこの考案の実施例を示し、第1図はコネク
チングロッドの斜視図、第2図はクランクシャフトをコ
ネクチングロッドに組付けた状態の一部断面図、第3図
はコネクチングロッドの要部拡大断面図、第4図はコネ
クチングロッドの組立て斜視図である。 第5図は従来のコネクチングロッドの一部切欠き正面
図、第6図は大端部にキャップを締結させるボルトの正
面図、第7図は大端部にキャップを取付けた状態で図5
の矢印VII−VIIによる底面図である。 図において、2はコネクチングロッド、4はピストン、
6はクランクシャフト、8はピストン、10はワッシャ、
12は連接部、14は小端部、16は大端部、18は小穴部、20
はキャップ、22はボルト、24はナット、26は軸受け穴
部、28aは大端部側傾斜面、28bはキャップ側傾斜面、そ
して30はベアリングである。
チングロッドの斜視図、第2図はクランクシャフトをコ
ネクチングロッドに組付けた状態の一部断面図、第3図
はコネクチングロッドの要部拡大断面図、第4図はコネ
クチングロッドの組立て斜視図である。 第5図は従来のコネクチングロッドの一部切欠き正面
図、第6図は大端部にキャップを締結させるボルトの正
面図、第7図は大端部にキャップを取付けた状態で図5
の矢印VII−VIIによる底面図である。 図において、2はコネクチングロッド、4はピストン、
6はクランクシャフト、8はピストン、10はワッシャ、
12は連接部、14は小端部、16は大端部、18は小穴部、20
はキャップ、22はボルト、24はナット、26は軸受け穴
部、28aは大端部側傾斜面、28bはキャップ側傾斜面、そ
して30はベアリングである。
Claims (1)
- 【請求項1】一端側に小端部を有するとともに他端側に
大端部を有する連接部を設け、前記小端部にはピストン
を係合させるピストンピンを圧入するように小穴部を設
け、前記大端部には該大端部と共にクランクシャフトを
挿通させる軸受け穴部を形成するキャップを接合して設
け、前記大端部と前記キャップとを締結するように前記
大端部に形成した大端部側ボルト貫通孔と前記キャップ
に形成したキャップ側ボルト貫通孔とに挿通されるボル
トとこのボルトに螺着されるナットとを設け、前記大端
部側ボルト貫通孔と前記キャップ側ボルト貫通孔とを前
記大端部と前記キャップとの接合面部に対して直交して
設けたコネクチングロッドにおいて、前記大端部の軸方
向幅を大端部側外周部位から前記接合面部に向って漸次
減少させるように前記大端部の両側面には前記大端部側
ボルト貫通孔に沿って且つ前記大端部側外周部位から前
記接合面部に向って内側に漸次傾斜する大端部側傾斜面
を夫々形成し、前記キャップの軸方向幅をキャップ側外
周部位から前記接合面部に向って漸次減少させるように
前記キャップの両側面には前記キャップ側ボルト貫通孔
に沿って且つ前記キャップ側外周部位から前記接合面部
に向って内側に漸次傾斜するキャップ側傾斜面を夫々形
成したことを特徴とするコネクチングロッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988058805U JPH0750578Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | コネクチングロッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988058805U JPH0750578Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | コネクチングロッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01166818U JPH01166818U (ja) | 1989-11-22 |
| JPH0750578Y2 true JPH0750578Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31284602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988058805U Expired - Lifetime JPH0750578Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | コネクチングロッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750578Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5382607U (ja) * | 1976-12-10 | 1978-07-08 | ||
| JPS60154620U (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-15 | 日産ディーゼル工業株式会社 | スラストワツシヤ |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP1988058805U patent/JPH0750578Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01166818U (ja) | 1989-11-22 |
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