JPH0750657Y2 - 測量用貼板 - Google Patents

測量用貼板

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JPH0750657Y2
JPH0750657Y2 JP9433689U JP9433689U JPH0750657Y2 JP H0750657 Y2 JPH0750657 Y2 JP H0750657Y2 JP 9433689 U JP9433689 U JP 9433689U JP 9433689 U JP9433689 U JP 9433689U JP H0750657 Y2 JPH0750657 Y2 JP H0750657Y2
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Inventor
英也 河内
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株式会社ソキア
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、光波距離計の反射鏡貼板の改良に関する。
(従来技術) 光波距離計によって測量を行なう場合、目的地点に設置
される反射鏡には、その視準を容易にするため、貼板が
付設される。
この貼板は、一般に、約2mm厚程度のアルミ板にまずレ
モン色の螢光塗料を塗装し、その上に黒色インクで三角
形をシルク印刷している。また、螢光塗料の発色を鮮や
かにするため、下塗りとして白色塗装をすることも多
い。
(この考案が解決しようとする問題点) この貼板は、当然に大きい方が見やすく、1素子反射プ
リズム用貼板では200mm×200mm、3素子反射プリズム用
貼板では300mm×300mmの寸法のものが使用されている。
しかし、この程度の大きさでも不使用時の収納スペース
をとり、より大きい寸法とすることは実用上問題があ
る。
また、下塗り、塗装、シルク印刷の3工程を必要とし、
製造コストが上がるほか、色ムラが生じたり、ゴミが付
着して不良品となることもある。
この考案は、寸法が大きいにもかかわらず、収納スペー
スが小さくてすみ、製造が容易な貼板を得ようとするも
のである。
(問題を解決するための手段) この考案の測量用貼板は、常温下では可撓性が小さく、
ガラス転移温度以上において屈曲自在な可撓性を有する
形状記憶樹脂で作られ、ガラス転移温度以上の温度にお
いて平板形状を記憶させたことを特徴とする。
(作用) ガラス転移温度以上の温度において平板形状を記憶させ
た形状記憶樹脂で測量用貼板を作ると、これをガラス転
移温度以上に昇温してやれば、可撓性が増し、自由に屈
曲できる状態となるので、これを折り曲げあるいは巻い
て小さくして、ガラス転移温度以下にすれば、この屈曲
された状態をそのまま維持するので、小さい収納ケース
に容易に収納出来る。
使用時には、収納ケースから取り出してガラス転移温度
以上に昇温してやれば、記憶していたフラットな状態に
戻り、そのままで温度が低下すれば、平板状のまま可撓
性の小さい状態となるので、反射鏡本体に装着して使用
することが出来る。
(実施例) 第1図において、1は再帰反射プリズムで構成される反
射鏡、2は反射鏡の廻りを取り囲むように配置された貼
板であり、例えばレモンイエローの地板2′の上に、黒
色の三角形2″が表されている。3は整凖台である。
貼板2は、形状記憶材料で作られる。形状記憶材料とし
ては、金属材料と有機材料が知られているが、ガラス転
移温度及び可撓性の点で、有機高分子材料の形状記憶効
果を利用するのがよい。
例えば40℃程度の所定のガラス転移温度特性を持つ高分
子材料を、ガラス転移温度(Tg)以上で平板状に成形
し、この形状を保持しながらガラス転移温度以下に冷却
して永久変形させる。具体的には、貼板の形状を彫り込
んだ金型に、レモンイエローの上記形状記憶材料を射出
し、約120℃以上の温度で成形する。成形物をTgである
40℃以下に冷却し、成形物の形状を記憶させる。次い
で、黒色インクで三角形をシルク印刷することによって
完成品を得る。
上記の工程によって所定形状が記憶された貼板は、湯を
かけて40℃以上にすると可撓性となり、変形しやすくな
るので、ケースに収納できる大きさに折り畳み、ケース
に収納する。使用時には、ケースから取り出し、再び湯
をかけて40℃以上にすると平板状に戻る。そして、この
平板状を保持したまま常温(25℃前後)にすると、可撓
性が小さくなり、変形し難くなる。このとき反射鏡本体
に貼板を装着する。
第2図は、反射鏡本体1の下部に黒色三角2″を表した
例、第3図は貼板の上に反射鏡1を装着した例である。
上記実施例では、成形後の貼板にシルク印刷によって三
角形を表したが、成形の際にレモンイエローと黒色との
形状記憶材料によって2色一体成形すると、シルク印刷
が不要となり、さらに貼板の製造が容易となる。
また、ガラス転移温度以上に加熱するには、湯を利用す
るだけでなく、ヒーターで加熱する等、適宜の方法を用
いることが出来るのは、云うまでもない。
(考案の効果) この考案の測量用貼板は、以下のような顕著な効果を奏
する。
不使用時には収納ケース等の所定のスペース内に収
納できるので、持ち運びに非常に便利になる。
貼板は大きい面積を持つ方が望ましいが、従来の大
きさよりも大きいものとしても折り畳めるので、不要用
時の不便を考慮せずに大きさを決定できる。
従来のアルミ板のプレス加工に対し、成形加工であ
り、コスト安となる。
貼板を成形する際、樹脂中に顔料を添加することに
り、成形と同時に色を表すことが出来るので、従来の塗
装、印刷工程を経るものに比して製造が容易で、コスト
も更に低下する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の貼板を装着した反射鏡の1実施例の
斜視図、第2図、第3図は他の実施例の斜視図である。 1:プリズム反射鏡、2:貼板 2″:黒色三角形、3:整準台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】常温下では可撓性が小さく、ガラス転移温
    度以上において屈曲自在な可撓性を有する形状記憶樹脂
    からなり、ガラス転移温度以上の温度において平板形状
    を記憶させたことを特徴とする測量用貼板
JP9433689U 1989-08-14 1989-08-14 測量用貼板 Expired - Fee Related JPH0750657Y2 (ja)

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JPH0335417U JPH0335417U (ja) 1991-04-08
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