JPH0750711B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0750711B2 JPH0750711B2 JP2193293A JP2193293A JPH0750711B2 JP H0750711 B2 JPH0750711 B2 JP H0750711B2 JP 2193293 A JP2193293 A JP 2193293A JP 2193293 A JP2193293 A JP 2193293A JP H0750711 B2 JPH0750711 B2 JP H0750711B2
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Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に多層配線構造を形成する際に有用な完全平
坦化技術に関する。
に関し、特に多層配線構造を形成する際に有用な完全平
坦化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的には平坦化技術には段差をなだら
かにする技術も含まれるが、単に段差をなだらかにする
だけでは断線は防止することができてもフォトリソグラ
フィにおけるフォーカスマージンの減少を避けることは
できない。そこで、微細化された多層配線構造を得るに
は完全平坦化技術が必要となる。完全平坦化についても
従来より様々な提案がなされてきたが、その代表例を以
下に説明する。
かにする技術も含まれるが、単に段差をなだらかにする
だけでは断線は防止することができてもフォトリソグラ
フィにおけるフォーカスマージンの減少を避けることは
できない。そこで、微細化された多層配線構造を得るに
は完全平坦化技術が必要となる。完全平坦化についても
従来より様々な提案がなされてきたが、その代表例を以
下に説明する。
【0003】図5は、1990年電子情報通信学会秋季
全国大会予講集P5−186にて提案された半導体装置
の断面図である。これは、同図に示されるように、半導
体基板21上に絶縁膜22を介して配線層23とダミー
配線層23aとを形成し、その上を第1の層間絶縁膜2
4aで覆い、その凹部を塗付ガラス膜25で埋め、さら
にその上に第2の層間絶縁膜24bを形成したものであ
る。
全国大会予講集P5−186にて提案された半導体装置
の断面図である。これは、同図に示されるように、半導
体基板21上に絶縁膜22を介して配線層23とダミー
配線層23aとを形成し、その上を第1の層間絶縁膜2
4aで覆い、その凹部を塗付ガラス膜25で埋め、さら
にその上に第2の層間絶縁膜24bを形成したものであ
る。
【0004】配線導体の存在しない領域上に絶縁膜を付
加して平坦性を向上させる手法が、1990 VMIC Conferen
ce pp.42-48 、特開昭52−61980号公報、特開昭
51−46085号公報等で提案されている。図6は、
その一例を示す工程断面図である。半導体基板21上に
絶縁膜22を介して配線層23を形成し、その上を第1
の層間絶縁膜24cで覆い、配線層の存在しない領域上
にできた第1の層間絶縁膜24cの凹部に第1のフォト
レジスト膜26を形成する[図6の(a)]。次に、全
面を覆う第2のフォトレジスト膜27を形成し[図6の
(b)]、続いてRIE(反応性イオンエッチング)法
等により全面的にエッチバックを行う。ここでフォトレ
ジストと層間絶縁膜とのエッチング選択比を1:1に設
定して第1の層間絶縁膜24cの表面を平坦化し、必要
に応じてこの上に第2の層間絶縁膜24dを形成する
[図6の(c)]。
加して平坦性を向上させる手法が、1990 VMIC Conferen
ce pp.42-48 、特開昭52−61980号公報、特開昭
51−46085号公報等で提案されている。図6は、
その一例を示す工程断面図である。半導体基板21上に
絶縁膜22を介して配線層23を形成し、その上を第1
の層間絶縁膜24cで覆い、配線層の存在しない領域上
にできた第1の層間絶縁膜24cの凹部に第1のフォト
レジスト膜26を形成する[図6の(a)]。次に、全
面を覆う第2のフォトレジスト膜27を形成し[図6の
(b)]、続いてRIE(反応性イオンエッチング)法
等により全面的にエッチバックを行う。ここでフォトレ
ジストと層間絶縁膜とのエッチング選択比を1:1に設
定して第1の層間絶縁膜24cの表面を平坦化し、必要
に応じてこの上に第2の層間絶縁膜24dを形成する
[図6の(c)]。
【0005】図7は、特開昭62−8543号公報にお
いて提案された平坦化技術を説明するための工程断面図
である。本従来例を作製するには、まず半導体基板21
上に絶縁膜22を形成しその上にAl膜、および酸化膜
の成長を阻止する膜となるMgO膜を成長させ、Al膜
およびMgO膜をパターニングして配線層23および成
長阻止層28を形成する[図7の(a)]。次に、化学
気相成長法により全面にPSGを成長させると配線層の
存在しない領域にのみCVD酸化膜29が形成され、配
線による段差は解消される[図7の(b)]。その後成
長阻止層28を除去しその上にさらに酸化膜を成長させ
る。同種の平坦化技術には、成長阻止層にAu膜等を用
いるものもある(特開昭61−198732号公報)。
いて提案された平坦化技術を説明するための工程断面図
である。本従来例を作製するには、まず半導体基板21
上に絶縁膜22を形成しその上にAl膜、および酸化膜
の成長を阻止する膜となるMgO膜を成長させ、Al膜
およびMgO膜をパターニングして配線層23および成
長阻止層28を形成する[図7の(a)]。次に、化学
気相成長法により全面にPSGを成長させると配線層の
存在しない領域にのみCVD酸化膜29が形成され、配
線による段差は解消される[図7の(b)]。その後成
長阻止層28を除去しその上にさらに酸化膜を成長させ
る。同種の平坦化技術には、成長阻止層にAu膜等を用
いるものもある(特開昭61−198732号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多層配
線平坦化技術では、図5に示したダミー配線を形成する
場合、配線に付加的な容量が付き半導体集積回路の動作
速度が低下するという欠点があり、また塗付ガラス膜の
形成工程が付加されるという工程上の煩雑さもあった。
線平坦化技術では、図5に示したダミー配線を形成する
場合、配線に付加的な容量が付き半導体集積回路の動作
速度が低下するという欠点があり、また塗付ガラス膜の
形成工程が付加されるという工程上の煩雑さもあった。
【0007】図6に示した配線形成領域以外にフォトレ
ジスト膜を形成する手法の場合、フォトリソグラフィ工
程が1回増加して製造工程が煩雑になり、さらにフォト
レジストと層間絶縁膜とのRIEエッチング選択比を
1:1にしなければならないため、プロセス条件の設定
が困難になるという問題点もあった。
ジスト膜を形成する手法の場合、フォトリソグラフィ工
程が1回増加して製造工程が煩雑になり、さらにフォト
レジストと層間絶縁膜とのRIEエッチング選択比を
1:1にしなければならないため、プロセス条件の設定
が困難になるという問題点もあった。
【0008】さらに図7に示した従来例では、成長阻止
層の形成工程と除去工程とが必要となり、またAu膜を
成長阻止層とする場合にはAu膜とAl膜との間にW膜
のような拡散阻止層を介在させる必要があるため、製造
工程が複雑になる。また化学気相成長法による酸化膜を
成長阻止層上に安定的に全く成長させないようにするこ
とは製造装置に過大な精度を要求することとなる。
層の形成工程と除去工程とが必要となり、またAu膜を
成長阻止層とする場合にはAu膜とAl膜との間にW膜
のような拡散阻止層を介在させる必要があるため、製造
工程が複雑になる。また化学気相成長法による酸化膜を
成長阻止層上に安定的に全く成長させないようにするこ
とは製造装置に過大な精度を要求することとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体素子が形成された半導体基板(11)
上にメッキの給電層となる金属層(13)をウェハ上全
面に形成する工程と、配線形成予定部を除く領域にフォ
トレジスト膜(14)を形成する工程と、前記フォトレ
ジスト膜の形成されていない領域に該フォトレジスト膜
の高さより高くない配線層(15)を電解メッキ法にて
形成する工程と、全面に樹脂を塗付しこれを硬化させて
樹脂膜(16)を形成する工程と、少なくとも前記フォ
トレジスト膜の表面が露出するまで前記樹脂膜をエッチ
バックする工程と、前記フォトレジスト膜(14)を除
去する工程と、前記樹脂膜をマスクとして前記金属層
(13)を選択的に除去する工程と、液相成長法により
酸化珪素を成長させて前記配線層間を酸化珪素(17)
で埋め込む工程と、を含むものである。
造方法は、半導体素子が形成された半導体基板(11)
上にメッキの給電層となる金属層(13)をウェハ上全
面に形成する工程と、配線形成予定部を除く領域にフォ
トレジスト膜(14)を形成する工程と、前記フォトレ
ジスト膜の形成されていない領域に該フォトレジスト膜
の高さより高くない配線層(15)を電解メッキ法にて
形成する工程と、全面に樹脂を塗付しこれを硬化させて
樹脂膜(16)を形成する工程と、少なくとも前記フォ
トレジスト膜の表面が露出するまで前記樹脂膜をエッチ
バックする工程と、前記フォトレジスト膜(14)を除
去する工程と、前記樹脂膜をマスクとして前記金属層
(13)を選択的に除去する工程と、液相成長法により
酸化珪素を成長させて前記配線層間を酸化珪素(17)
で埋め込む工程と、を含むものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1、図2は、本発明の第1の実施例を説
明するための工程断面図である。内部に半導体素子が形
成された半導体基板11上に二酸化珪素からなる絶縁膜
12を形成し、その上に、スパッタ法にてTiW膜とA
u膜とを堆積して、電解メッキのための給電金属層13
を形成する。次に、フォトリソグラフィ技法により、配
線導体を形成すべき領域上に開口を有する第1のフォト
レジスト膜14を形成し、これをマスクに電解メッキを
行い膜厚約0.6μmの配線導体15を形成する[図1
の(a)]。ここで、第1のフォトレジスト膜の膜厚
は、配線導体の膜厚より1〜2μm厚く設定されてい
る。また、第1のフォトレジスト膜の材料としてはノボ
ラック樹脂をベースとしたポジタイプレジストが適して
いる。なお、フォトレジスト膜をマスクとして電解メッ
キを行って配線層を形成する技術については特開昭57
−198648号公報により公知である。
て説明する。図1、図2は、本発明の第1の実施例を説
明するための工程断面図である。内部に半導体素子が形
成された半導体基板11上に二酸化珪素からなる絶縁膜
12を形成し、その上に、スパッタ法にてTiW膜とA
u膜とを堆積して、電解メッキのための給電金属層13
を形成する。次に、フォトリソグラフィ技法により、配
線導体を形成すべき領域上に開口を有する第1のフォト
レジスト膜14を形成し、これをマスクに電解メッキを
行い膜厚約0.6μmの配線導体15を形成する[図1
の(a)]。ここで、第1のフォトレジスト膜の膜厚
は、配線導体の膜厚より1〜2μm厚く設定されてい
る。また、第1のフォトレジスト膜の材料としてはノボ
ラック樹脂をベースとしたポジタイプレジストが適して
いる。なお、フォトレジスト膜をマスクとして電解メッ
キを行って配線層を形成する技術については特開昭57
−198648号公報により公知である。
【0011】次に、第1のフォトレジスト膜14を残存
させたまま新たにフォトレジストを全面に塗付しこれを
硬化させて第2のフォトレジスト膜16を形成する[図
1の(b)]。ここで第2のフォトレジスト膜の膜厚
は、第1のフォトレジスト膜14の膜厚が2.0μmで
配線導体15の膜厚が0.6μmである場合、3〜4μ
m程度に設定するとよい。また第2のフォトレジスト膜
の材料としては環化ゴム系のネガタイプフォトレジスト
が適している。この材料を用いた場合、塗付後全面露光
により架橋反応を進める。
させたまま新たにフォトレジストを全面に塗付しこれを
硬化させて第2のフォトレジスト膜16を形成する[図
1の(b)]。ここで第2のフォトレジスト膜の膜厚
は、第1のフォトレジスト膜14の膜厚が2.0μmで
配線導体15の膜厚が0.6μmである場合、3〜4μ
m程度に設定するとよい。また第2のフォトレジスト膜
の材料としては環化ゴム系のネガタイプフォトレジスト
が適している。この材料を用いた場合、塗付後全面露光
により架橋反応を進める。
【0012】次に、CF4 あるいはCHF3 とO2 ガス
を用いたRIEにより、第1のフォトレジスト膜14の
表面が露出するまで全面にわたってエッチバックを行
い、第2のフォトレジスト膜16が配線導体15上にの
みに存在するようにする[図1の(c)]。
を用いたRIEにより、第1のフォトレジスト膜14の
表面が露出するまで全面にわたってエッチバックを行
い、第2のフォトレジスト膜16が配線導体15上にの
みに存在するようにする[図1の(c)]。
【0013】次に、キシレンを主な成分とする環化ゴム
系ネガレジスト用現像液による処理を行って、第1のフ
ォトレジスト膜14のみを溶解・除去する。続いて、第
2のフォトレジスト膜16をマスクにエッチングを行
い、露出している給電金属層13を除去する[図2の
(a)]。給電金属層がAuとTiWの2層構造である
場合、エッチングはArによるイオンミリングとCF4
またはBCl3 を用いたRIE法により行われる。
系ネガレジスト用現像液による処理を行って、第1のフ
ォトレジスト膜14のみを溶解・除去する。続いて、第
2のフォトレジスト膜16をマスクにエッチングを行
い、露出している給電金属層13を除去する[図2の
(a)]。給電金属層がAuとTiWの2層構造である
場合、エッチングはArによるイオンミリングとCF4
またはBCl3 を用いたRIE法により行われる。
【0014】次に、液相成長(Liquid Phase Depositio
n )法により二酸化珪素を選択的に成長させて配線導体
間をLPD酸化膜17によって埋める[図2の
(b)]。ここでLPD酸化膜17の膜厚は給電金属層
13の膜厚と配線導体15の膜厚との総和程度に設定さ
れている。液相成長法による二酸化珪素の堆積は、珪弗
化水素酸(H2 SiF6 )に二酸化珪素(SiO2 )粒
子を溶解して得た二酸化珪素の飽和水溶液、あるいはこ
れに弗化水素と反応して弗化物イオンを生成する物質を
添加して得た二酸化珪素の過飽和水溶液を用いて行われ
る。この成長法では酸化膜はフォトレジスト膜上には堆
積されない。
n )法により二酸化珪素を選択的に成長させて配線導体
間をLPD酸化膜17によって埋める[図2の
(b)]。ここでLPD酸化膜17の膜厚は給電金属層
13の膜厚と配線導体15の膜厚との総和程度に設定さ
れている。液相成長法による二酸化珪素の堆積は、珪弗
化水素酸(H2 SiF6 )に二酸化珪素(SiO2 )粒
子を溶解して得た二酸化珪素の飽和水溶液、あるいはこ
れに弗化水素と反応して弗化物イオンを生成する物質を
添加して得た二酸化珪素の過飽和水溶液を用いて行われ
る。この成長法では酸化膜はフォトレジスト膜上には堆
積されない。
【0015】次に、第2のフォトレジスト膜16をプラ
ズマアッシングにより除去し、続いてプラズマCVD法
により全面に二酸化珪素を堆積して層間絶縁膜となるC
VD酸化膜18を形成する[図2の(c)]。このと
き、下地はLPD酸化膜17により配線段差が緩和され
ているため、CVD酸化膜18の膜厚を1.0〜2.0
μmと厚く設定することができる。
ズマアッシングにより除去し、続いてプラズマCVD法
により全面に二酸化珪素を堆積して層間絶縁膜となるC
VD酸化膜18を形成する[図2の(c)]。このと
き、下地はLPD酸化膜17により配線段差が緩和され
ているため、CVD酸化膜18の膜厚を1.0〜2.0
μmと厚く設定することができる。
【0016】ここで前述の液相成長法についての補足説
明を行う。この手法は特開平3−175635号公報等
により公知である。珪弗化水素酸に二酸化珪素を溶解さ
せて得た飽和水溶液は以下の平衡状態にある。 H2 SiF6 +2H2 O ⇔ SiO2 +6HF …… この水溶液に、弗化水素酸と反応して弗化物イオンを生
成する、H3 BO3 、NH4 OH、H3 PO4 等を添加
すると、以下の反応が起こり二酸化珪素の過飽和水溶液
が生成される。 H3 BO3 +4HF → (BF4 )- +H3 O+ +2H2 O …… 液相成長法による二酸化珪素の形成は室温にて行う。飽
和状態での液相成長の成長速度は、1時間に約200Å
であり、この場合緻密な酸化膜を得ることができる。ま
た弗化水素酸と反応して弗化物イオンを生成する添加物
を用いて過飽和状態を形成した場合には成長速度は上昇
する。液相成長法による二酸化珪素の成長がフォトレジ
スト膜上では行われないという現象は、NEC RESEARCH&
DEVELOPMENT Vol.32 No.3 July 1991 により公知であ
る。選択性の原理については十分に解明されているとは
言えない。
明を行う。この手法は特開平3−175635号公報等
により公知である。珪弗化水素酸に二酸化珪素を溶解さ
せて得た飽和水溶液は以下の平衡状態にある。 H2 SiF6 +2H2 O ⇔ SiO2 +6HF …… この水溶液に、弗化水素酸と反応して弗化物イオンを生
成する、H3 BO3 、NH4 OH、H3 PO4 等を添加
すると、以下の反応が起こり二酸化珪素の過飽和水溶液
が生成される。 H3 BO3 +4HF → (BF4 )- +H3 O+ +2H2 O …… 液相成長法による二酸化珪素の形成は室温にて行う。飽
和状態での液相成長の成長速度は、1時間に約200Å
であり、この場合緻密な酸化膜を得ることができる。ま
た弗化水素酸と反応して弗化物イオンを生成する添加物
を用いて過飽和状態を形成した場合には成長速度は上昇
する。液相成長法による二酸化珪素の成長がフォトレジ
スト膜上では行われないという現象は、NEC RESEARCH&
DEVELOPMENT Vol.32 No.3 July 1991 により公知であ
る。選択性の原理については十分に解明されているとは
言えない。
【0017】図3、図4は、本発明の第2の実施例を説
明するための工程断面図である。半導体基板11上に絶
縁膜12を介して給電金属層13を全面に形成し、フォ
トリソグラフィ技法により選択的に第1のフォトレジス
ト膜14を形成し、これをマスクに電解メッキを行って
配線導体15を形成する[図3の(a)]。第1のフォ
トレジスト膜には、ノボラック樹脂をベースとしたポジ
タイプレジストを用いる。
明するための工程断面図である。半導体基板11上に絶
縁膜12を介して給電金属層13を全面に形成し、フォ
トリソグラフィ技法により選択的に第1のフォトレジス
ト膜14を形成し、これをマスクに電解メッキを行って
配線導体15を形成する[図3の(a)]。第1のフォ
トレジスト膜には、ノボラック樹脂をベースとしたポジ
タイプレジストを用いる。
【0018】次に、第1のフォトレジスト膜14を軽く
プラズマアッシングして配線導体15と第1のフォトレ
ジスト膜14との間に間隙を形成する。ここで必要に応
じて配線導体15の上面および側面をエッチングして間
隙を広げておいてもよい。配線導体がAuである場合、
王水、ヨウ素/ヨウ化アンモン水溶液等でエッチングを
行う。また間隙は0.2〜0.5μm程度に設定する。
次に、環化ゴム系のネガタイプフォトレジストを塗付し
これを硬化させて第2のフォトレジスト膜16を形成す
る。第2のフォトレジスト膜は、配線導体15と第1の
フォトレジスト膜14との間に入り込んでその間隙を完
全に埋めている[図3の(b)]。
プラズマアッシングして配線導体15と第1のフォトレ
ジスト膜14との間に間隙を形成する。ここで必要に応
じて配線導体15の上面および側面をエッチングして間
隙を広げておいてもよい。配線導体がAuである場合、
王水、ヨウ素/ヨウ化アンモン水溶液等でエッチングを
行う。また間隙は0.2〜0.5μm程度に設定する。
次に、環化ゴム系のネガタイプフォトレジストを塗付し
これを硬化させて第2のフォトレジスト膜16を形成す
る。第2のフォトレジスト膜は、配線導体15と第1の
フォトレジスト膜14との間に入り込んでその間隙を完
全に埋めている[図3の(b)]。
【0019】次に、全面に渡ってエッチバックを行い第
1のフォトレジスト膜14の表面を露出させ[図3の
(c)]、続いて第1のフォトレジスト膜14のみを選
択的に除去する[図4の(a)]。次に、先の実施例の
場合と同様に液相成長法によりフォトレジストを除去し
た個所に選択的にLPD酸化膜17を成長させる[図4
の(b)]。次に、第2のフォトレジスト膜16をプラ
ズマアッシングにより除去し、ポリイミド樹脂を塗付し
て塗付絶縁膜19を形成する[図4の(c)]。ここで
配線導体15とLPD酸化膜17との間はポリイミド樹
脂によって埋め込まれる。この実施例では、配線導体の
側面をもフォトレジストで被覆した状態で酸化膜の液相
成長を行うことができるため、酸化膜成長は絶縁膜12
上からのみ進行し極めて平坦性のよい層間絶縁膜を形成
することができる。
1のフォトレジスト膜14の表面を露出させ[図3の
(c)]、続いて第1のフォトレジスト膜14のみを選
択的に除去する[図4の(a)]。次に、先の実施例の
場合と同様に液相成長法によりフォトレジストを除去し
た個所に選択的にLPD酸化膜17を成長させる[図4
の(b)]。次に、第2のフォトレジスト膜16をプラ
ズマアッシングにより除去し、ポリイミド樹脂を塗付し
て塗付絶縁膜19を形成する[図4の(c)]。ここで
配線導体15とLPD酸化膜17との間はポリイミド樹
脂によって埋め込まれる。この実施例では、配線導体の
側面をもフォトレジストで被覆した状態で酸化膜の液相
成長を行うことができるため、酸化膜成長は絶縁膜12
上からのみ進行し極めて平坦性のよい層間絶縁膜を形成
することができる。
【0020】以上の実施例では、第1のフォトレジスト
膜としてノボラック樹脂系ポジタイプフォトレジスト
を、第2のフォトレジスト膜として環化ゴム系ネガタイ
プフォトレジストを用いていたが、これらフォトレジス
トは互いに溶解性が異なっていれば他のもので代替しう
る。例えば、第1のフォトレジスト膜としてノボラック
樹脂をベースとしたポジタイプフォトレジストを、第2
のフォトレジスト膜としてノボラック樹脂をベースとし
た化学増幅型ネガタイプフォトレジストを採用し酸素プ
ラズマに曝すことによりネガタイプフォトレジストがメ
チルエチルケトンに溶解しにくくなることを利用するこ
ともできる。さらに第2のフォトレジスト膜は、露光に
よるパターニングを行わない膜であるから、フォトレジ
スト以外の材料例えば熱硬化型樹脂によって代替しう
る。
膜としてノボラック樹脂系ポジタイプフォトレジスト
を、第2のフォトレジスト膜として環化ゴム系ネガタイ
プフォトレジストを用いていたが、これらフォトレジス
トは互いに溶解性が異なっていれば他のもので代替しう
る。例えば、第1のフォトレジスト膜としてノボラック
樹脂をベースとしたポジタイプフォトレジストを、第2
のフォトレジスト膜としてノボラック樹脂をベースとし
た化学増幅型ネガタイプフォトレジストを採用し酸素プ
ラズマに曝すことによりネガタイプフォトレジストがメ
チルエチルケトンに溶解しにくくなることを利用するこ
ともできる。さらに第2のフォトレジスト膜は、露光に
よるパターニングを行わない膜であるから、フォトレジ
スト以外の材料例えば熱硬化型樹脂によって代替しう
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、配線導
体をフォトレジストをマスクに電解メッキにより形成し
このフォトレジストとは溶解性の異なる樹脂膜を配線導
体上に残存させて配線導体間に選択的に液相成長酸化膜
を形成するものであるので、以下の効果を享受すること
ができる。 製造工程数を増加させることなく、また配線間容量
を増加させることなく完全平坦層間絶縁膜を形成でき
る。 CVD酸化膜成長やRIEに過大な精度を要求する
ことなく完全平坦層間絶縁膜を形成できる。 その結果、多層配線製造時に問題となったフォーカ
スマージンの減少や配線の段切れ等を解決して、信頼性
の高い多層配線構造の半導体装置を低コストで提供する
ことが可能になる。
体をフォトレジストをマスクに電解メッキにより形成し
このフォトレジストとは溶解性の異なる樹脂膜を配線導
体上に残存させて配線導体間に選択的に液相成長酸化膜
を形成するものであるので、以下の効果を享受すること
ができる。 製造工程数を増加させることなく、また配線間容量
を増加させることなく完全平坦層間絶縁膜を形成でき
る。 CVD酸化膜成長やRIEに過大な精度を要求する
ことなく完全平坦層間絶縁膜を形成できる。 その結果、多層配線製造時に問題となったフォーカ
スマージンの減少や配線の段切れ等を解決して、信頼性
の高い多層配線構造の半導体装置を低コストで提供する
ことが可能になる。
【図1】 本発明の第1の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
断面図の一部。
【図2】 本発明の第1の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
断面図の一部。
【図3】 本発明の第2の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
断面図の一部。
【図4】 本発明の第2の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
断面図の一部。
【図5】 第1の従来例を説明するための断面図。
【図6】 第2の従来例を説明するための工程断面図。
【図7】 第3の従来例を説明するための工程断面図。
11 半導体基板 12 絶縁膜 13 給電金属層 14 第1のフォトレジスト膜 15 配線導体 16 第2のフォトレジスト膜 17 LPD酸化膜 18 CVD酸化膜 19 塗付絶縁膜
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体素子が形成された半導体基板上に
電解メッキの給電層となる金属層をウェハ上全面に形成
する工程と、配線形成予定部を除く領域にフォトレジス
ト膜を形成する工程と、前記フォトレジスト膜の形成さ
れていない領域に該フォトレジスト膜の高さより高くな
い配線層を電解メッキ法にて形成する工程と、全面に樹
脂を塗付しこれを硬化させて樹脂膜を形成する工程と、
少なくとも前記フォトレジスト膜の表面が露出するまで
前記樹脂膜をエッチバックする工程と、前記フォトレジ
スト膜を除去する工程と、前記樹脂膜をマスクとして前
記金属層を選択的に除去する工程と、液相成長法により
酸化珪素を成長させて前記配線層間を酸化珪素で埋め込
む工程と、を含む半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記配線層を形成した後、樹脂膜を形成
する前に前記フォトレジスト膜の表面の一部を除去する
工程が挿入されていることを特徴とする請求項1記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記樹脂膜がフォトレジストによって形
成された膜であることを特徴とする請求項1または2記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記フォトレジスト膜がノボラック樹脂
をベースとしたポジタイプのフォトレジストによって形
成され、前記樹脂膜が環化ゴム系のネガタイプのフォト
レジストによって形成されていることを特徴とする請求
項1または2記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記フォトレジスト膜がノボラック樹脂
をベースとしたポジタイプのフォトレジストによって形
成され、前記樹脂膜がノボラック樹脂をベースとした化
学増幅型ネガタイプフォトレジストによって形成されて
いることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項6】 前記液相成長法が、珪弗化水素酸に酸化
珪素粒子を溶解して得た溶液、もしくはこれに弗化水素
と反応して弗化物イオンを生成する物質を添加して得た
溶液を用いるものであることを特徴とする請求項1、
2、3、4または5記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2193293A JPH0750711B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2193293A JPH0750711B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06216128A JPH06216128A (ja) | 1994-08-05 |
| JPH0750711B2 true JPH0750711B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=12068829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2193293A Expired - Lifetime JPH0750711B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750711B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08148563A (ja) * | 1994-11-22 | 1996-06-07 | Nec Corp | 半導体装置の多層配線構造体の形成方法 |
| KR100746852B1 (ko) * | 2006-03-10 | 2007-08-10 | 주식회사 건일엔지니어링 | 강한 조류속에 대처할 수 있도록 된 오탁방지막 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP2193293A patent/JPH0750711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06216128A (ja) | 1994-08-05 |
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