JPH0751423B2 - 紡績用物品の搬送装置 - Google Patents

紡績用物品の搬送装置

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JPH0751423B2
JPH0751423B2 JP15208190A JP15208190A JPH0751423B2 JP H0751423 B2 JPH0751423 B2 JP H0751423B2 JP 15208190 A JP15208190 A JP 15208190A JP 15208190 A JP15208190 A JP 15208190A JP H0751423 B2 JPH0751423 B2 JP H0751423B2
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茂樹 関谷
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紡績工場内において成形されるラップやボビ
ン等の紡績用物品をラップ成形機や粗紡機等の一方の紡
機からコーマ機や精紡機等の他方の紡機へ搬送する紡績
用物品の搬送装置に関するものである。
従来の技術 従来、紡績工場ではラップやボビン等の紡績用物品を吊
下げ状態で搬送する搬送装置が知られている。ラップ成
形機とコーマ機間におけるラップの搬送装置としては、
特公昭47−46852号公報に示されているように高所に配
設した搬送レールにラップ吊下用の吊下具を有する複数
のハングプレートを移動自在に支持させると共にそれら
の複数のハングプレートを互いに連結して帯状の搬送具
を構成し、その搬送具を人手によって牽引して搬送する
ようにしたものや、特公昭53−22175号公報に示されて
いるように搬送レールにラップ吊具を有する搬送具を移
動自在に支持させ、その搬送具を搬送レールに沿って移
動するように配設したチェーンによって移動して搬送す
るようにしたものが知られている。
また粗紡機と精紡機間におけるボビンの搬送装置として
は、特公昭40−20495号公報、特開昭50−76341号公報、
特開昭53−134932号公報、特開昭54−26624号公報、特
公昭56−20369号公報、特開昭61−215725号公報等に示
されているように搬送レールに多数の吊下具を有する帯
状の搬送具を移動自在に装着し、その搬送具を人手又は
自走台車(バッテリカー)によって牽引して搬送するよ
うにしたものが知られている。
発明が解決しようとする問題点 従来の搬送装置のように搬送レールに支持されている搬
送具を人手によって牽引するものでは、多くの人手を要
する上に搬送の管理が難しい問題があり、また搬送具を
チェーンによって搬送するものでは、チェーンを搬送レ
ールに沿って全長に亘って設ける必要があって設備費用
が高くなり、しかも搬送具を分岐搬送できない問題点が
あった。また搬送具を自走台車によって搬送するもので
は自走台車が高価である上に、自走台車のバッテリーの
充電に時間を要する為に予備の自走台車を必要とし、更
に搬送具と自走台車を係脱する複雑な連結機構を要して
設備費用が高くなる問題点があった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、一方の紡機位置
と他方の紡機位置を結ぶ搬送レールを工場内の高所に配
設し、その搬送レールに、搬送基板の下側に紡績用物品
吊下用の吊下具を設けた帯状の搬送具を移動自在に支持
させ、その搬送具を搬送レールに沿って移動させるよう
にした紡績用物品の搬送装置において、上記搬送レール
には、上記搬送具の長さより短い間隔毎に、搬送レール
に対して直交する方向の軸線を中心にして回転可能な回
転体をその外周が搬送具の搬送基板の周面に接触可能な
状態に備えると共にその回転体を回転可能な単独モータ
を備えた移送装置を夫々配設し、各移送装置の回転体の
回転による摩擦力によって搬送具をリレー式に搬送する
ように構成してなることを特徴としている。
作用 搬送レールに搬送具の長さより短い間隔毎に回転体をそ
の外周が搬送具の搬送基板の周面に接触可能な状態に備
えた移送装置を配設してあるので、帯状の搬送具の搬送
基板が何れかの移送装置の回転体に接触している。この
状態で各移送装置の単独モータを回転駆動させると、各
回転体が回転して搬送具を摩擦力によって同方向へ移動
し、その結果搬送具に吊下されている紡績用物品を搬送
する。搬送具が移送装置の回転体から外れても次の移送
装置の回転体の回転によって同方向へ搬送されるので、
搬送具を連続してリレー式に搬送できる。各移送装置の
回転体は夫々単独モータによって回転駆動されるので、
装置の構成や制御を簡易にできる。
実施例 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
が、この実施例においては、一方の紡機として2台のラ
ップ成形機1を示し、他方の紡機としてヘッド間ゲージ
の異なった2種類のコーマ機5AR,Lと、5BR,L(図示例で
は各8台、計16台の場合を示す)から成るコーマ機5群
を示し、紡績用物品としてのラップ4をラップ成形機1
からコーマ機5群へ搬送する場合について示している。
第1図において、1はラップホーマ若しくはリボンラッ
プマシン(図示例はラップホーマの場合を示す)等の既
知のラップ成形機で、このラップ成形機1が2台並設さ
れ、そのラップ成形機1の捲取部2の前方には整列装置
3が夫々配備され、捲取部2から玉揚げされたラップ4
を1個宛受け取り、そのラップ4を玉揚げ方向Aと直交
する方向Bに所定量P宛間欠的に移動させ、玉揚げ後の
複数個(図示例は6個の場合を示す)のラップ4を所定
間隔Pを保って1列に整列させるようになっている。
また、上記並設した2台のラップ成形機1の側方には、
第1図に示すように、コーミングヘッドのヘッド間ゲー
ジを所定の間隔Pに設定したグループ5Aの多数台のコー
マ機5AR、5AL(図示例ではR,L各4台の場合を示す)
と、コーミングヘッドのヘッド間ゲージを所定の間隔G1
に設定したグループ5Bの多数台のコーマ機5BR、5BL(図
示例では、R,L各4台の場合を示す)から成るコーマ機
(総称してコーマ機5と記す)群が配置されている。各
コーマ機5は、機台の長手方向に夫々所定の間隔P、G1
(P<G1)を保った複数組(通常6ヘッド若しくは8ヘ
ッドで、図示例は6ヘッドの場合を示す)のコーミング
ヘッドとラップ供給部等が並設されている。
次に、第1図下側のラップ成形機1とコーマ機5群間に
は、その整列装置3の上方から、ラップ成形機1の一側
(第1図の左側)の通路上を通り、さらに、コーマ機5
群の外側の通路上を迂回し再び下側のラップ成形機1の
整列装置3の上方へ戻るように連結した閉ループ式の搬
送レール7が架設されている。また、この搬送レール7
には、後述の切換装置10Bを介して第1図上側のラップ
成形機1の整列装置3の上方を通る搬送レール9Aが分岐
接続されている。更に、搬送レール7には、後述の切換
装置10A及び10Bを介して断続し、かつ、コーマ機5の各
ラップローラ部8の上方を通る複数本の搬送レール9Bが
分岐接続されている。
前記の搬送レール7と搬送レール9A、9Bは、その断面形
状を第6図に示すように下部を開口した中空矩形断面に
形成されている。尚、コーマ機5側の各搬送レール9B
は、コーマ機5AR、5BLの上方を通ったのちに、その他側
の機台端側で180度方向変換して対設したコーマ機5BR、
5ALの上方を通って再び搬送レール7に接続され、各コ
ーマ機へ供給するラップ4の捲き戻し方向が夫々所定の
方向になるように構成されている。
また、搬送レール7と搬送レール9B、9Aの接続部に配備
した切換装置10A、10Bは、第2図に示すように(図は10
Aのみを示し、10Bはその10Aの対称とする)、両レール
の接続部に垂直方向に軸支した支軸11Aを中心にして水
平方向に揺動する搬路切換板12Aが配置され、その支軸1
1Aの上端に取付けた揺動腕13Aの先端にエアシリンダ14A
が連結され、そのエアシリンダ14Aの作動により搬路切
換板12Aを支軸11Aを中心に揺動させ、各搬送レール9Bの
入口部を搬送レール7に断続すると共に、この切換装置
10Aと対称の別の切換装置10Bを介して各搬送レール9Bの
出口部と、ラップ成形機側の搬送レール9Aが夫々搬送レ
ール7に断続するようになっている。
次に、前記搬送レール7と搬送レール9A,9Bには帯状の
搬送具33が移動自在に支持されている。この搬送具33は
直列に接続した複数個の搬送具要素25によって構成され
ている。これらの搬送具要素25は、水平方向の長い搬送
基板26を備え、その搬送基板26の前後に上向きの支持杆
24A,24Bが夫々固着され、これらの支持杆24A,24Bに設け
た車輪23、23が搬送レール7、9A、9Bの中空矩形断面内
に転動自在に嵌挿されている。搬送基板26には懸吊腕27
が1本宛固着され、その懸吊腕27の下端に、搬送基板26
の長手方向に向けて水平方向に突出した吊下具28が突設
され、この吊下具28にラップ4を1個宛吊持するように
してある。
更に、搬送具要素25は、その後側の支持杆24Bが、連結
板29の前側に設けた嵌合孔30に嵌合され、その前側の支
持杆24Aと嵌合した連結板29の後側に設けた長孔31へ、
後側の搬送具要素25の前側の支持杆24Aが嵌挿され、か
つ、その前側の搬送具要素25の後側の支持杆24Bと、後
側の搬送具要素25の前側の支持杆24A間にスプリング32
が張設され、そのスプリング32によって後側の搬送具要
素25が前側の搬送具要素25側へ引寄せられ、これによっ
て、後側の搬送具要素25の前側の支持杆24Aが連結板29
の長孔31の前端部に当接し、前、後の搬送具要素25,25
が所定のピッチPに保つと共に、その連結板29の長孔31
によって前、後の搬送具要素25,25が伸長可能にかつ水
平方向へ移動自在に連結されている。
上記連結板29の長孔31は、搬送具要素25を拡張装置45に
よって伸長させたとき、前、後の搬送具要素25,25のピ
ッチPが所定のピッチG1になるようにその長さが決定さ
れている。後側の搬送具要素25と伸長可能に連結した搬
送具要素25は、前述と同様に連結板29を介してその前側
の複数個の搬送具要素25と順次連結され、所定個数(図
示例は6組の場合を示す)の搬送具要素25が伸長可能に
連結されて搬送具33が構成されている。
尚、コーマ機5群のヘッド間ゲージが総てピッチPに統
一してある場合には、各搬送具要素25,25を伸長不能に
即ち水平方向へ揺動自在にピン連結してあれば良いこと
は言う迄もない。
次に、前記搬送レール7と搬送レール9A,9Bには、その
長手方向に沿って搬送具33の全長より短い間隔を保った
位置に夫々移送装置34が配備され、その移送装置34によ
って搬送レール7、9A、9Bに移動可能に支持されている
搬送具33をラップ成形機1とコーマ機5間でリレー式に
移送するようになっている。この搬送用の移送装置34
は、第8図に示すように、搬送レール7及び搬送レール
9A,9Bの一方の側面に軸線の垂直な軸受35が固設され、
この軸受35に軸支した竪軸36の上端に正逆転可能な減速
機付の小型モータ37が直結され、その竪軸36の下端に、
外周面38aが搬送具要素25の搬送基板26の外周面26aに接
触する積極駆動の円板状の回転体38が固着されている。
この回転体38は、搬送レールに対して直交する上下方向
の軸線を中心にして回転し、搬送基板26との摩擦力によ
って搬送具を移送するようにしてある。
また回転体38を配置した搬送レール7,9A,9Bの他側に
は、該搬送レール7,9A,9Bに固着したブラケット39に一
端をピン連結して水平行向に揺動可能に枢支した軸受40
が配備され、この軸受40に軸支した竪軸41の下端に、外
周面42aが搬送具要素25の搬送基板26の側面26bと対応す
る消極駆動の回転体42が固着され、更に、水平方向に揺
動可能に枢支した前記の軸受40がスプリング43によって
他側の軸受35側へ付勢され、かつ、ストッパ44により左
右の回転体38、42間の最小ゲージが搬送具要素25の搬送
基板26の幅寸法より僅かに狭くなるように位置決めされ
ている。
また、コーミングヘッドのヘッド間ゲージを、搬送具要
素25のピッチPより広い所定の間隔G1に設定したグルー
プ5B内の各コーマ機5BR,5BL側には、搬送レール9Aの側
方に、第4図、第5図に示すように搬送具33の最前部の
懸吊腕27と最後部の懸吊腕27とに係脱可能な揺動腕53,5
9を備え、搬送レール9A上へ移動して来た伸長可能な搬
送具33をその長手方向に伸長させて各搬送具要素25のピ
ッチ変更を行う拡張装置45が配備されている。この拡張
装置45は第4図,第5図に示すように搬送具33の両端部
を夫々係止腕53,59で係止して両者間を引き伸ばすよう
に構成されているが、本願とは直接関係がないので、こ
こでの詳しい説明を省略する。尚、第3図,第4図中、
16,20は支柱、15,19はブラケットを示してる。
次に、上記のように構成した本実施例の作用について説
明する。ラップ成形機1は、その捲取部2でラップ4が
形成される度に、図示を省略した管替装置が作動してそ
のラップ4を前方の整列装置3のコンベア3a上へ玉揚げ
する。整列装置3のコンベア3a上に所定個数(図示例は
6個)のラップ4が整列すると、その上方の搬送レール
7aとその搬送レール7a上で予め待機していた搬送具33の
空の各吊下具28にコンベア3a上の各ラップ4を適宜手段
によって機械的に或は人手によって吊持させ、ラップ成
形機側におけるラップ4の積み込みを完了する。これに
より各ラップ4は搬送具33に所定のピッチPを保って吊
持される。
一方、このラップ成形機1で成形したラップ4を供給す
る多数台のコーマ機5は、そのラップ交換を、並設した
一側の機台から他側の機台へ向けて適宜な時間差を保っ
て順次行うように予めテーパー段取りされており、この
コーマ機5のうち1台がラップ交換近くになってラップ
交換準備指令が発信されると、その指令によって対応す
る搬送レール9Bが切換装置10Aを介して搬送レール7に
接続されると共に、搬送レール7に接続した搬送レール
9B上に配備した各移送装置34のモーター37が正転作動さ
れ、各移送装置34の回転体38,42が一斉に正転する。
尚、ラップ交換準備指令が発信されていない他のコーマ
機5上の分岐搬送レール9Bは、夫々の切換装置10Aを介
して搬送レール7から切り離されている。したがって、
ラップ成形機側でコーマ機5の1台分のラップ4を所定
のピッチPを保って積み込んだ搬送具33は、搬送レール
7とこの搬送レール7に接続した搬送レール9B上の各移
送装置34の回転体38,42の正転により、ラップ成形機1
側から発進し、搬送レール7上をコーマ機5側へ向けて
リレー式に移動して搬送レール7に接続されている搬送
レール9B内へ進入し、さらに、ヘッド間ゲージを各搬送
具要素のピッチPと同一に設定した入口側のコーマ機5A
Rの上方へ送り込まれる。
上記1台分のラップ4を積み込んだ搬送具33がラップ交
換の近くなったコーマ機5ARの上方へ送り込まれると、
図示を省略した適宜な停止位置検知手段を介して移送装
置34のモータ37が停止し、搬送具33が所定の適位置に停
止して所定ピッチPを保った1台分の各ラップ4がコー
マ機5ARのヘッド間ゲージPを保った各ヘッドのラップ
ローラ60と夫々対応する。この1台分のラップ4をラッ
プローラ部8の上方へ送り込まれたコーマ機5ARは、仕
掛り中のラップが消尽されて機台が停止すると、ラップ
ローラ60上に残った空管61を人手等によって取り除かれ
る。
ラップローラ60、60上から空管61が取り除かれると、そ
の搬送具33の各吊下具28に吊持した1台分のラップ4を
適宜手段によって機械的に或は人手によって吊下具28か
ら外してコーマ機5ARの各ヘッドのラップローラ60上へ
載置する。一方、ラップローラ60上に新たなラップ4を
供給されたコーマ機5ARは新旧ラップのラップ継ぎを行
って運転が再開される。
一方、ラップ4を取外された後の搬送具33の各吊下具28
には、コーマ機5ARから排出した前記空管61を挿入し、
その後、搬送レール9Bが切換装置10Bを介して搬送レー
ル7に接続され、然る後その搬送レール9Bと搬送レール
7上の各移送装置34のモータ37が夫々正転してその回転
体38,42が夫々正転し、その結果空管61を積み込んだ搬
送具33が搬送レール9Bと搬送レール7上を各搬送装置34
によってリレー式に矢印方向に移動して再びラップ成形
機の整列装置3の上方へ戻る。搬送具33が整列装置3の
上方へ戻ると、その搬送具33の吊下具28から空管61を取
り外し、その空管61を、ラップ成形機1の図示を省略し
た空管供給装置へ適宜供給する。
また、この間にも別のラップ成形機1で形成したラップ
4が整列装置3のコンベア3a上へ順次玉揚げされてお
り、このコンベア3a上にコーマ機5の1台分のラップ4
が所定間隔Pを保って一列に整列すると、前記と同様
に、その整列した1台分のラップ4を搬送レール9B上に
待機していた搬送具33の各搬具送要素25に所定ピッチP
を保って積み込む。
次に、前記搬送具33は搬送具要素のピッチPと異なるヘ
ッド間ゲージG1に設定したグループ5Bにおけるラップ交
換の近いコーマ機5BLの上方へ送り込まれ、その最前部
(第4図左側)の懸吊腕27に吊持したラップ4が第4図
に実線で示すようにその下方のラップローラ60と対応す
る位置に達すると、図示を省略した適宜な停止位置検知
手段を介して移送装置34のモータ37が停止し、搬送具33
が第4図に示す所定位置に停止する。この搬送具33が第
4図に示す所定位置に停止すると、その搬送具33を送り
込まれた搬送レール9Bの側方に配備した拡張装置45によ
って、伸縮自在な搬送具33がその長手方向へ所定量伸長
される。これによって、第4図に仮想線で示すように、
所定ピッチPを伴って搬送されてきたラップ4の間隔
が、各搬送具要素25及び懸吊腕27と共に下方のコーマ機
5BLのヘッド間ゲージG1と一致するようにピッチ変更さ
れ、各搬送具要素25の懸吊腕27に吊持した各ラップ4
が、コーマ機5BLのヘッド間ゲージG1を保ったラップロ
ーラ60と夫々対応する。
その後、仕掛り中のラップが消尽されて機台が停止し、
そのラップローラ60上から人手等によって空管61が取り
除かれると、上記と同様にその搬送具33の各吊下具28に
吊持されている1台分のラップ4を吊下具28から取外し
てコーマ機5BLの各ヘッドのラップローラ60上に載置す
る。次いで、前記ラップ4を取外された各吊下具28にコ
ーマ機5RLから排出した空管61を挿入した後、その搬送
具33を伸長させていた拡張装置45の拡張作用を解除を解
除して搬送具33の各搬送具要素25をスプリング32の張力
によって第4図に実線で示す位置へ復帰させ、各搬送具
要素25のピッチをG1からPへ戻す。このようにしてラッ
プローラ60上へ新たなラップ4を供給されたコーマ機5B
Lは、新旧のラップのラップ継ぎを行って運転が再開さ
れる。また、このコーマ機5BLへラップ4を供給した搬
送具33も、前述した搬送具33と同様に、各搬送装置34に
よってリレー式に搬送レール9B、7上を走行してラップ
成形機の整列装置3の上方へ戻り、ラップの搬送を順次
行なう。
尚、本実施例においてはラップを搬送する場合について
説明したが、本発明にあっては粗糸ボビン等を搬送する
搬送具の搬送にも同様に実施できる。また、前記実施例
ではペッグ式の吊下具の場合について説明したが、本発
明はこのペッグ以外の搬送具の場合例えばボビンハンガ
ーの吊下具にも適用可能であって上記の実施例に限定す
るものではない。
発明の効果 以上のように本発明にあっては、搬送具の長さより短い
間隔を保つ位置に、搬送レールに対して直交する方向の
軸線を中心にして回転可能な回転体をその外周が搬送具
の搬送基板の周面に接触可能な状態に夫々配設し、各回
転体をモータによって同方向へ回転させるようにしたの
で、搬送レールに移動可能に支持されている搬送具を各
回転体の回転によって摩擦力でリレー式に自動搬送で
き、搬送の省略化を図ることができる。また搬送レール
に間隔をあけて回転体を配設すると共に各回転体を夫々
単独のモータで回転させるようにしたので、装置の構成
を簡易にできると共に制御を簡単にできて製造コストを
低くでき、しかも搬送具の分岐搬送もきわめて容易にで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第2図は
搬送レールの切換装置を示す平面図、第3図はラップ整
列装置と搬送装置等を示す正面図、第4図はコーマ機5B
Lと搬送装置を示す背面図、第5図は第4図の側面図、
第6図は第5図の部分拡大図、第7図は搬送具の連結部
を示す部分拡大図、第8図は移送装置の正面図である。 1……ラップ成形機(紡機)、4……ラップ(紡積用物
品)、5,5AR,5AL,5BR,5BL……コーマ機(紡機)、7,9A,
9B……搬送レール、10A,10B……切換装置、25……搬送
具要素、33……搬送具、34……移送装置、38……回転体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の紡機位置と他方の紡機位置を結ぶ搬
    送レールを工場内の高所に配設し、その搬送レールに、
    搬送基板の下側に紡績用物品吊下用の吊下具を設けた帯
    状の搬送具を移動自在に支持させ、その搬送具を搬送レ
    ールに沿って移動させるようにした紡績用物品の搬送装
    置において、上記搬送レールには、上記搬送具の長さよ
    り短い間隔毎に、搬送レールに対して直交する方向の軸
    線を中心にして回転可能な回転体をその外周が搬送具の
    搬送基板の周面に接触可能な状態に備えると共にその回
    転体を回転可能な単独モータを備えた移送装置を夫々配
    設し、各移送装置の回転体の回転による摩擦力によって
    搬送具をリレー式に搬送するように構成してなる紡績用
    物品の搬送装置。
JP15208190A 1990-06-11 1990-06-11 紡績用物品の搬送装置 Expired - Lifetime JPH0751423B2 (ja)

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JP (1) JPH0751423B2 (ja)

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JPH03115071A (ja) 1991-05-16

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