JPH0751754Y2 - 定温発熱体 - Google Patents
定温発熱体Info
- Publication number
- JPH0751754Y2 JPH0751754Y2 JP1987006209U JP620987U JPH0751754Y2 JP H0751754 Y2 JPH0751754 Y2 JP H0751754Y2 JP 1987006209 U JP1987006209 U JP 1987006209U JP 620987 U JP620987 U JP 620987U JP H0751754 Y2 JPH0751754 Y2 JP H0751754Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- metal
- heating element
- lead wire
- ceramic plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、凍結防止用としてパイプ等に取付けられるヒ
ータとしての定温発熱体に関するものである。
ータとしての定温発熱体に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の定温発熱体は、第2図a,b、第3図a,bの
ような構造になっていた。すなわち、第2図において、
円柱状金属ケース1に裸の発熱素子(抵抗素子)2が、
無機絶縁物3を介して埋込まれている。又、第3図にお
いて、セラミックケース4に裸の発熱素子5が、無機系
セメント6で封入されている。
ような構造になっていた。すなわち、第2図において、
円柱状金属ケース1に裸の発熱素子(抵抗素子)2が、
無機絶縁物3を介して埋込まれている。又、第3図にお
いて、セラミックケース4に裸の発熱素子5が、無機系
セメント6で封入されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、発熱素子2又は5
がいずれも裸素子であり、円柱状金属ケース1に無機絶
縁物3で封止してある場合は、無機絶縁物3は自然吸湿
している場合、発熱素子2が通電し高温になると無機絶
縁物3中の水分が活性化し、発熱素子2と円柱状金属ケ
ース1間で絶縁劣化を発生することがある。又、セラミ
ックケース4に無機系セメント6で封入されている場合
も、無機系セメント6のマイクロクラックやピンホール
などが発生しやすく絶縁性が完全とはいえない状態であ
る。さらに、円柱状金属ケース1の場合、パイプ取付け
に当っては、円柱状のものどうしの取付けのため、パイ
プ側に取付台を溶接等で接合し、その取付台に定温発熱
体を取付けなければならなかった。又セラミックケース
4の場合、セラミックは熱伝導性が悪いため、ヒータと
して形状は大きくならざるを得ないという欠点があっ
た。
がいずれも裸素子であり、円柱状金属ケース1に無機絶
縁物3で封止してある場合は、無機絶縁物3は自然吸湿
している場合、発熱素子2が通電し高温になると無機絶
縁物3中の水分が活性化し、発熱素子2と円柱状金属ケ
ース1間で絶縁劣化を発生することがある。又、セラミ
ックケース4に無機系セメント6で封入されている場合
も、無機系セメント6のマイクロクラックやピンホール
などが発生しやすく絶縁性が完全とはいえない状態であ
る。さらに、円柱状金属ケース1の場合、パイプ取付け
に当っては、円柱状のものどうしの取付けのため、パイ
プ側に取付台を溶接等で接合し、その取付台に定温発熱
体を取付けなければならなかった。又セラミックケース
4の場合、セラミックは熱伝導性が悪いため、ヒータと
して形状は大きくならざるを得ないという欠点があっ
た。
問題点を解決するための手段 両端部にリード線が接続されたシリコーン系絶縁塗料で
全面塗装した抵抗素子を、内側に凹状の曲面を1ヶ所有
し、リード線引出し部の両端面が開口部になっている筒
状の金属筒に入れ、上記抵抗素子と上記金属筒の空間部
に無機質絶縁物を入れ、さらに、金属筒の両端部端面よ
り内側にセラミック板を装着し、上記抵抗素子の上記リ
ード線を外側に突出させる穴を有する上記金属筒より突
出する管を上記セラミック板の片面に設け、このセラミ
ックの片面と上記金属筒の端面間を樹脂系絶縁封止物で
封止するとともに、少なくとも突出した上記管とリード
線の一部を熱収縮チューブで被覆したものである。
全面塗装した抵抗素子を、内側に凹状の曲面を1ヶ所有
し、リード線引出し部の両端面が開口部になっている筒
状の金属筒に入れ、上記抵抗素子と上記金属筒の空間部
に無機質絶縁物を入れ、さらに、金属筒の両端部端面よ
り内側にセラミック板を装着し、上記抵抗素子の上記リ
ード線を外側に突出させる穴を有する上記金属筒より突
出する管を上記セラミック板の片面に設け、このセラミ
ックの片面と上記金属筒の端面間を樹脂系絶縁封止物で
封止するとともに、少なくとも突出した上記管とリード
線の一部を熱収縮チューブで被覆したものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。発熱素子
がシリコーン系塗料で塗装されているので、無機絶縁物
と発熱素子の抵抗部が直接接することなく塗料で隔絶さ
れているので、無機絶縁物が吸湿していても絶縁劣化の
発生が防止できる。又開口部は、金属筒の両端面だけで
あり、しかもこの部分を樹脂系絶縁物で封止してあるの
で、外部からの吸湿も完全に防げる。また、金属筒の1
ヶ所が内側に凹状の曲面を有しているので、パイプにそ
の曲面を当接して座り良く取付けることができる。又、
金属筒は熱伝導性が良いため、セラミックケースに比べ
て、小形化することができる。又、金属筒の両端部内に
設けたセラミック板は、このセラミック板の穴にリード
線を通すことにより、発熱素子と金属筒の位置関係を固
定することができる。また、熱収縮チューブにより、さ
らに耐吸湿性を向上させるとともに、セラミックの片面
に設けた管によって、この熱収縮チューブの保持および
密着を安定的に行うことができる。
がシリコーン系塗料で塗装されているので、無機絶縁物
と発熱素子の抵抗部が直接接することなく塗料で隔絶さ
れているので、無機絶縁物が吸湿していても絶縁劣化の
発生が防止できる。又開口部は、金属筒の両端面だけで
あり、しかもこの部分を樹脂系絶縁物で封止してあるの
で、外部からの吸湿も完全に防げる。また、金属筒の1
ヶ所が内側に凹状の曲面を有しているので、パイプにそ
の曲面を当接して座り良く取付けることができる。又、
金属筒は熱伝導性が良いため、セラミックケースに比べ
て、小形化することができる。又、金属筒の両端部内に
設けたセラミック板は、このセラミック板の穴にリード
線を通すことにより、発熱素子と金属筒の位置関係を固
定することができる。また、熱収縮チューブにより、さ
らに耐吸湿性を向上させるとともに、セラミックの片面
に設けた管によって、この熱収縮チューブの保持および
密着を安定的に行うことができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図a,bにおいて、巻芯7に抵抗線8が巻線されキャ
ップ9に接続されて構成された抵抗素子は、シリコーン
系絶縁塗料11で素子全体が塗装されている。この抵抗素
子が、硅石粒などの無機絶縁物12を介して、銅などの金
属筒13に挿入されている。抵抗素子のキャップ9に接続
されているリード線10は、金属筒13の内部に配置された
セラミック板14の穴を通して外部に導かれている。この
リード線10は、セラミック板14の片面に形成された管の
金属筒13より外側への突出部と共に、熱収縮チューブ16
で被覆保護されている。又、金属筒13内のセラミック板
14の面より、金属筒13の端面の間は、エポキシ樹脂など
の樹脂系絶縁物15で封止されている。また、第1図bに
示すように金属筒13は、13′のように内側に凹状の加工
がされている。
ップ9に接続されて構成された抵抗素子は、シリコーン
系絶縁塗料11で素子全体が塗装されている。この抵抗素
子が、硅石粒などの無機絶縁物12を介して、銅などの金
属筒13に挿入されている。抵抗素子のキャップ9に接続
されているリード線10は、金属筒13の内部に配置された
セラミック板14の穴を通して外部に導かれている。この
リード線10は、セラミック板14の片面に形成された管の
金属筒13より外側への突出部と共に、熱収縮チューブ16
で被覆保護されている。又、金属筒13内のセラミック板
14の面より、金属筒13の端面の間は、エポキシ樹脂など
の樹脂系絶縁物15で封止されている。また、第1図bに
示すように金属筒13は、13′のように内側に凹状の加工
がされている。
この構成により、万一無機絶縁物15が吸湿しても、抵抗
線8やキャップ9などの導電部は、シリコーン系絶縁塗
料11で塗装されているため、水分との接触は完成に隔絶
されるので、絶縁劣化が発生しない。又、端面は樹脂系
絶縁物15や熱収縮チューブ16で覆われているので外部か
らの水分の浸透は防止される。又、セラミック板14を金
属筒13内に挿入することで、抵抗素子の位置が常に固定
することができる。又、セラミック板14の一部を金属筒
13の外部へ出すことにより、熱収縮チューブ16の収縮前
の固定が確実にでき、さらに収縮後もこのセラミック板
14で確実に固定される。
線8やキャップ9などの導電部は、シリコーン系絶縁塗
料11で塗装されているため、水分との接触は完成に隔絶
されるので、絶縁劣化が発生しない。又、端面は樹脂系
絶縁物15や熱収縮チューブ16で覆われているので外部か
らの水分の浸透は防止される。又、セラミック板14を金
属筒13内に挿入することで、抵抗素子の位置が常に固定
することができる。又、セラミック板14の一部を金属筒
13の外部へ出すことにより、熱収縮チューブ16の収縮前
の固定が確実にでき、さらに収縮後もこのセラミック板
14で確実に固定される。
考案の効果 以上のように、本考案は抵抗素子にシリコーン系の絶縁
塗料で塗装を施したものを、さらに絶縁物中に埋没させ
た構造のため、絶縁性に優れている。又、金属筒を使用
しているので、熱伝導性が良く、さらに、金属筒の1ヶ
所をパイプの外径に沿うように金属筒の内側に凹状の加
工がされているため、安定した取付けができるばかりで
なく、パイプに熱が伝わる効率が良いので、少ない電力
で高い熱交換効果が得られる。従って、従来品に比べ
て、小形化、省エネルギーが達成される。又、セラミッ
ク板の穴にリード線を通すことにより、抵抗素子の位置
が安定して設置されると共に金属筒の内部にセラミック
板が設置されることは、封止樹脂の入量の定量化が可能
である。又、セラミック板の一部を金属筒の外に突出す
ることにより、熱収縮チューブの保持及び収縮後の密着
安定性に効果がある。
塗料で塗装を施したものを、さらに絶縁物中に埋没させ
た構造のため、絶縁性に優れている。又、金属筒を使用
しているので、熱伝導性が良く、さらに、金属筒の1ヶ
所をパイプの外径に沿うように金属筒の内側に凹状の加
工がされているため、安定した取付けができるばかりで
なく、パイプに熱が伝わる効率が良いので、少ない電力
で高い熱交換効果が得られる。従って、従来品に比べ
て、小形化、省エネルギーが達成される。又、セラミッ
ク板の穴にリード線を通すことにより、抵抗素子の位置
が安定して設置されると共に金属筒の内部にセラミック
板が設置されることは、封止樹脂の入量の定量化が可能
である。又、セラミック板の一部を金属筒の外に突出す
ることにより、熱収縮チューブの保持及び収縮後の密着
安定性に効果がある。
第1図a,bは本考案の一実施例の定温発熱体の部分断面
図および右側面図、第2図a,bおよび第3図a,bは従来品
の部分断面図および右側面図である。 7……巻芯、8……抵抗線、9……キャップ、10……リ
ード線、11……シリコーン系絶縁塗料、12……無機絶縁
物、13……金属筒、13′……金属筒の凹状部、14……セ
ラミック板、15……樹脂系絶縁物、16……熱収縮チュー
ブ。
図および右側面図、第2図a,bおよび第3図a,bは従来品
の部分断面図および右側面図である。 7……巻芯、8……抵抗線、9……キャップ、10……リ
ード線、11……シリコーン系絶縁塗料、12……無機絶縁
物、13……金属筒、13′……金属筒の凹状部、14……セ
ラミック板、15……樹脂系絶縁物、16……熱収縮チュー
ブ。
Claims (1)
- 【請求項1】両端部にリード線が接続されたシリコーン
系絶縁塗料で全面塗装した抵抗素子を、内側に凹状の曲
面を1ヶ所有し、リード線引出し部の両端面が開口部に
なっている筒状の金属筒に入れ、上記抵抗素子と上記金
属筒の空間部に無機質絶縁物を入れ、さらに、金属筒の
両端部端面より内側にセラミック板を装着し、上記抵抗
素子の上記リード線を外側に突出させる穴を有する上記
金属筒より突出する管を上記セラミック板の片面に設
け、このセラミックの片面と上記金属筒の端面間を樹脂
系絶縁封止物で封止するとともに、少なくとも突出した
上記管とリード線の一部を熱収縮チューブで被覆した定
温発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987006209U JPH0751754Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 定温発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987006209U JPH0751754Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 定温発熱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63116996U JPS63116996U (ja) | 1988-07-28 |
| JPH0751754Y2 true JPH0751754Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=30788511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987006209U Expired - Lifetime JPH0751754Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 定温発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751754Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2578336Y2 (ja) * | 1991-10-28 | 1998-08-13 | 京セラ株式会社 | パイプ加熱装置 |
| JP2517811B2 (ja) * | 1991-11-06 | 1996-07-24 | ミサワホーム株式会社 | 保温パイプ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5417948U (ja) * | 1977-07-08 | 1979-02-05 | ||
| JPS54125553A (en) * | 1978-03-22 | 1979-09-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Sheath heater |
| JPS6017798B2 (ja) * | 1979-06-29 | 1985-05-07 | 信越化学工業株式会社 | 有機けい素化合物 |
| JPS60180087A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-13 | 株式会社河合電器製作所 | カ−トリツジヒ−タのシ−ル方法 |
-
1987
- 1987-01-20 JP JP1987006209U patent/JPH0751754Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63116996U (ja) | 1988-07-28 |
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