JPH0751864Y2 - 施肥作業機における分配弁シール構造 - Google Patents

施肥作業機における分配弁シール構造

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JPH0751864Y2
JPH0751864Y2 JP1988159832U JP15983288U JPH0751864Y2 JP H0751864 Y2 JPH0751864 Y2 JP H0751864Y2 JP 1988159832 U JP1988159832 U JP 1988159832U JP 15983288 U JP15983288 U JP 15983288U JP H0751864 Y2 JPH0751864 Y2 JP H0751864Y2
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精吾 藤本
正躬 松岡
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、分配弁から送出する肥料を、施肥管を用いて
土中に供給する施肥作業機に係り、詳しくはその分配弁
を構成するケースと回転部材の間でのシール構造に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来、走行機体に装着して該機体と共に走行し、圃場に
流動性肥料又は粒状肥料を点状に施肥する点状施肥装置
として、放射状に施肥管を設けたゲージホイール様のも
のを圃場に転接し、該放射状の施肥管が順次土中に挿入
された時点で前記肥料を該土中に供給するように構成し
たものがある。
しかし、該点状施肥装置は、施肥等に施肥管が土中を抉
るように回動して、進行方向前後における施肥管の押引
きがあるため、施肥後の圃場面に形成される孔が大きく
なってしまい、肥料の浮上りや流亡を生じてしまう。ま
た、前記施肥管が圃場面に挿入されて回動する際に、成
長した作物根毛部を切断してしまったり、該施肥管に対
する泥土抵抗が大きいことにより、走行時にロスを生じ
てしまう。
そこで、施肥管をリンク機構を介して略々垂直姿勢を維
持したまま上下動する施肥作業機を走行機体に装着し、
該走行機体に伴って移動しながら圃場に施肥管を所定の
駆動ピッチで挿入し、点状に施肥するように構成した施
肥作業機が考えられる。そして、該施肥作業機において
は、所定の駆動ピッチで田面に挿入される多数の施肥管
からペースト状の肥料を吐出するため、施肥タンクから
供給される肥料を分配する分配弁が必要であり、該分配
弁は、多数の流出パイプに連通する流出口を有するケー
ス内に、前記施肥タンクからの流入パイプに連通する分
配口を有した回転部材を配置し、該回転部材を回転する
ことによりその分配口から前記流出口に向けて、流出パ
イプを介して送られる肥料を供給するように構成するこ
とが考えられる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、前記回転部材に形成した分配口とケースに形
成した流出口との間には、該分配口からの肥料を該流出
口に導く多数の連通孔を有するリング状部材を介在し、
該リング状部材の両側におけるケースと回転部材の間に
シール部材を介在し、回転部材の回転を許容しかつ前記
分配口、連通口及び流出口の間で肥料が洩れないように
する必要があるが、前記シール部材は回転している回転
部材と直接に摺接するため、その構造によっては回転部
材との間で摩擦力が増大し、該回転部材の回転にロスを
生じる虞れがある。
そこで、本考案は、シール部材における回転部材に摺接
する部分を、該回転部材との間で摩擦力が増大しない形
状とし、そのシール性能を減ずることなくその摺接時の
摩擦力を小さくするように構成し、もって上述課題を解
消した施肥作業機における分配弁シール構造を提供する
ことを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述事情を鑑みなされたものであって、例え
ば第1図を参照して示すと、肥料タンク(20)に収納し
た肥料を分配弁(93)を介して土中に供給する施肥管
(53),(55)を有してなる施肥作業機(16)であっ
て、前記分配弁(93)が、それぞれ多数の流出パイプ
(95…)に連通する流出口(134)を有するケース(13
3)と、流入パイプ(98)に連通する分配口(136a)を
有すると共に回転駆動部材(99)に連動している回転部
材(136)とを有し、更に前記ケース(133)に、前記分
配口(136a)からの肥料を前記流出口(134)に導く多
数の連通孔(138a…)を有するリング状部材(138)を
固着し、そして該リング状部材(138)の両側における
前記ケース(133)及び回転部材(136)との間に、先細
形状となるシール材料(139)及び該シール材料の両外
側に位置するバックアップ材料(137)とを有するシー
ル部材(144)を介在し、かつ前記シール材料(139)が
その先細形状部を前記回転部材(136)に接触すると共
に前記リング状部材(139)に相対移動不能に保持さ
れ、また前記バックアップ材料(137)が前記回転部材
との間に隙間を存すると共に前記シール材料と相対移動
不能に保持されてなる、ことを特徴とする。
(ホ)作用 以上構成に基づき、移動農機(1)に牽引される施肥作
業機(16)は、施肥管(53),(55)を略々垂直姿勢を
維持しながら上下運動し、土壌挿入時に肥料タンク(2
0)からの肥料を施肥管(53),(55)から放出する。
この場合、施肥タンク(20)からの肥料は、流入パイプ
(98)を介して分配弁(93)の回転部材(136)に送ら
れ、更に該回転部材(136)の分配口(136a)からリン
グ状部材(138)の連通孔(138a…)を介して流出口(1
34)に送られ、流出パイプ(95…)から施肥管(53),
(55)へと供給される。そして、分配口(136a)、連通
孔(138a…)及び流出口(134)の間はシール部材(14
4)によってシールされているため肥料が洩れることは
なく、また該シール部材(144)を構成するシール材料
(139)の先端が細く形成されていることにより、該シ
ール材料(139)と回転部材(136)の間での摩擦力は小
さくされ、従って該回転部材(136)は円滑に回転す
る。更に、シール材料(139)はバックアップ材料(13
7)にてバックアップされているため、撓んだりするこ
とはなく、その強度が適切に保持される。
なお、カッコ内に付す符号は、何等構成を限定するもの
ではない。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本考案による実施例について説明
する。
管理機1は、第2図及び第10図に示すように、車輪2,2
及び車輪3,3にて4隅を支持されている平面視矩形状の
機体フレーム5を有しており、かつ該機体フレーム5の
中央部に配置した旋回支軸6には水平方向回動自在に旋
回フレーム7が設けられている。そして、該旋回フレー
ム7の一端にはリンク9を介してスティック10が取付け
られており、かつ該リンク9の回動基部近傍には、旋回
フレーム7に設置した油圧シリンダ13の一端が連結され
ている。また、旋回フレーム7の他端には、トップリン
ク15a及びロワリンク15bからなる三点リンク15を介して
施肥作業機16が昇降自在に装着されており、かつ旋回フ
レーム7の他端に取付けた油圧シリンダ17が三点リンク
15に連結されている。一方、旋回フレーム7の中央部に
は該フレーム7を挟むように施肥タンク20,20が設置さ
れており、かつ該施肥タンク20,20はホース21を介して
施肥作業機16にペースト状の肥料を送っている。また、
側面視における機体フレーム5の下方には、エンジン2
3、定容量油圧ポンプ24、トランスミッション、ソレノ
イドバルブ26、制御部27及びバッテリ29等が、プレート
30上にそれぞれ配置された状態で懸架されている。
一方、前記施肥作業機16は、第3図及び第4図に示すよ
うに、三点リンク15の先端に設けたブラケット31に左右
方向揺動自在に支持されて装着されており、前記油圧シ
リンダ17により昇降自在にされている。そして、該施肥
作業機16は伝動部34及び駆動部32を有しており、該伝動
部34は、ブラケット31に支軸33を介して左右方向揺動自
在に支持されたツールバー35を有し、かつ該ツールバー
35には後方に向けて突出するように複数のノズルフレー
ム36…が設置されており、更に平面視中央部にはブラケ
ット37,37がノズルフレーム36…と平行に設置されてい
る。また、側面視におけるブラケット37より上方には、
マイクロコンピュータ39(以後マイコンという)、定容
量油圧モータ40、無段変速装置41及びその両可変プーリ
軸に取付けられた回転計42,42が設置されている。
一方、前記駆動部32は、ノズルフレーム36…から垂下し
たフレーム部材43を有しており、更に該フレーム部材43
にはその中央部やや下方に上部クランク軸45が回転自在
に支持され、かつその下方には下部クランク軸46が回転
自在に支持されており、該上部クランク軸45には大径ス
プロケット47,小径スプロケット49がそれぞれ取付けら
れている。また、上部クランク軸45には、該軸45に対し
それぞれ180度位相を変えて、軸固定部材50(第5図参
照)にて固着した同一長さのクランクアーム51a,51bが
設けられており、かつ下部クランク軸46にも同様にして
クランクアーム52a,52bが設けられている。そして、上
部クランクアーム51a及び下部クランクアーム52aそれぞ
れの先端には施肥管53が枢結されており、また上部クラ
ンクアーム51b及び下部クランクアーム52bの先端には施
肥管55が枢結されており、これらクランクアーム51a,51
b,52a,52bにて平行クランク機構56が構成されている。
また、施肥管53と下部クランクアーム52aとの枢結部、
並びに施肥管55と下部クランクアーム52bの枢結部に
は、それぞれ融通機構57が介在されている。
そして、該融通機構57は、施肥管55(又は施肥管53)に
固設したブラケット59に長孔59aを形成し、かつ該長孔5
9aには、下部クランクアーム52b(又は下部クランクア
ーム52a)の先端を取付けたピン60が遊嵌されている。
従って、該ピン60にて長孔59aに対してガタを持たせる
ことにより、施肥管55(又は施肥管53)が上側枢支軸61
を中心として長孔59aの範囲内で進行方向前後に自在に
揺動し得るように構成されている。更に、ブラケット59
に設けた止め部材62に取付けた戻しスプリング63の両端
はピン60を挟持した状態で下方に向けて延出されてお
た、該延出端部は長孔59aの中心部の直下方に設けたス
トッパ部材65に対しその両側から弾性当接しており、従
って施肥管55(施肥管53)は揺動領域の中立位置に常に
付勢された状態にある。また、前記ブラケット31には下
方に延出してゲージホイール支持部材66が設置され、か
つ該支持部材66の下端にはヒッチピン67を介してブラケ
ット69が左右方向に自在に回動し得るように設置されて
おり、そして該ブラケット69の上下端には、平行リンク
70を構成するリンク70a,70bの一端が枢支されている。
更に、該平行リンク70の他端には支持部材71が取付けら
れ、かつ該支持部材71には、下方に延出して支持部材72
が設置されている。また、該支持部材72の下方にゲージ
ホイール76を軸支する(第7図参照)ボス部76aが取付
けられ、該ボス部76a及び支持部材72に取付けられたサ
ポート部材73にゲージホイール76用の橇部材75が取付け
られ、該橇部材75の中央部にはゲージホイール76が貫通
する長孔75aが設けられ、かつ前後端部に反り上った反
り部75b,75cが設けられている。なお、ゲージホイール7
6には放射状に多数の突起部材77…が設けられている。
そして、該ゲージホイール76は、橇部材75を接地して該
突起部材77が土中に挿入された状態で走行時追従回転
し、該回転がボス部76a内方に設けた回転計にて走行距
離として計測され、無段変速装置41に設置した回転計4
2,42によるデータと合わせてマンコン39にて演算され、
更に後述する無段変速制御用電動モータ87を該演算値に
基づき作動してベルト伝動比を適時変更し、後述するペ
ーストポンプ92の駆動を制御するようになっている。更
に、前記ブラケット69の上端部と、リンク70aの間には
バックアップ用スプリング79が張設されており、これに
よりゲージホイール76はその見かけの重量が減少される
ため、田面に追従する上下動が確実なものになるように
されている。
また、前記リンク70a回動基部には、該リンク70aの上下
方向の回動量を測定するポテンショメータ84が設置され
ており、該測定値に基づき前記三点リンク15を昇降作動
して、施肥管53(55)先端の土壌挿入深さを一定に制御
するように構成されている。
一方、前記ノズルフレーム36…には6角状のカウンタシ
ャフト80が施肥作業機16の幅方向に亘って回転自在に支
持されており、かつ該シャフト80には小径スプロケット
81及び大径フプロケット82が設置されている。また、前
記無段変速装置41は、駆動側割プーリ83及び被動側割プ
ーリ85の間に無端ベルト86を巻掛けて構成しており、該
駆動側割プーリ83は無段変速制御用電動モータ87にて変
速カム89を適宜作動することによりそのプーリ幅を変化
し、無端ベルト86を内周、外周側に移動して伝動比を変
更し得るように構成している。そして、駆動側割プーリ
83の軸90はスプロケット91を有している。
また、前記ブラケット37の下方にはペーストポンプ92及
び分配弁93が設置されており、該分配弁93は、前述した
施肥管53…及び施肥管55…の数に対応した数(8本)だ
け流出ポンプ95を有しており、そのそれぞれが可撓性の
ホース96を介して各施肥管の上端開口部に連通・連結さ
れており、施肥管53,55がそれぞれ土中最下端位置まで
差込まれた時点で、施肥管53,55下端の吐出口から一定
量の肥料を吐出するようになっている。そして、ペース
トポンプ92はスプロケット97を有し、かつ分配弁93はス
プロケット99を有している。
また、該分配弁93は第3図平面視において施肥作業機16
の略々中央に位置されているため、各ホース96はいずれ
の施肥管53,55に対しても略々同一の長さにされてお
り、これにより8本の施肥管53,55…への配管長さに大
きな差異がなくされて、ホース吐出抵抗にバラツキが生
じないように構成されている。
一方、前記定容量油圧ポンプ24は、エンジン23の伝動後
流側に位置して設置されて、該エンジン23のミッション
を経た後の回転によって駆動するようになっているた
め、管理機1の走行速度に比例して増減する油量を油圧
ホースを介して定容量油圧モータ40に送ることができ、
従って該油圧モータ40は管理機1の走行速度変化に連動
してその駆動速度が増減するように構成されている。更
に、前記油圧モータ40は大径スプロケット101及び小径
スプロケット102を有しており、該小径スプロケット102
からの動力伝達は、伝動チェン105及び大径スプロケッ
ト82を介してカウンタシャフト80に伝達されるが、該シ
ャフト80からは小径スプロケット81及び伝動チェン106
を介して大径スプロケット47即ち上部クランク軸45に伝
達されると共に、スプロケット107及び伝動チェン109を
介してスプロケット99に即ち分配弁93に分岐伝達され
る。従って、前記平行クランク機構56及び分配弁93は、
管理機1の走行速度変化に連動して駆動速度を変化する
油圧モータ40の回転が、それぞれ伝動チェン及びスプロ
ケットを介して所定のタイミングを保持しながら伝達さ
れるため、それぞれの駆動速度は管理機1の走行速度に
連動して変化するようになっている。
更に、前記大径スプロケット101と前記スプロケット91
の間には伝動チェン103が巻掛けられており、定容量油
圧モータ40の駆動力が駆動側割プーリ83即ち無段変速装
置41に伝達されるようになっている。そして、無端ベル
ト86にて被動側割プーリ85に伝達される回転は、小径ス
プロケット110及び伝動チェン111を介してスプロケット
97即ちペーストポンプ92に伝達される。なお、図中112
はカバー、113はブラケット31の両側とツールバー35の
両側とに取付けられたスプリング、115は無段変速用ポ
テンショメータ、116は上部クランク軸45と下部クラン
ク軸46とを連動・連結する伝動チェンである。また、両
外側のフレーム部材43にサポート部材150を介して作業
機用橇部材118が取付けられていて、作業機16は管理機
1が傾斜してもこれに影響されることなく田面に追従す
ることができると共に、その上昇時には前記スプリング
113によりツールバー35即ち施肥作業機16が管理機1に
対して平行にされる。
一方、前記ペーストポンプ92は、第8図に示すように、
吸込パイプ127及びエア抜きパイプ129を設けた樹脂製の
ケース120を有しており、かつ該ケース120の一端部には
樹脂性のカバー121が嵌合した状態でボルト止めされて
いると共に他端部には、吐出パイプ130を設置したカバ
ー122がその内周部を嵌合した状態でボルト止めされて
いる。また、ケース120の他端内方には、前記カバー122
とその先端を密接した状態で固定された中空状のポンプ
ケーシング123が配設されている。更に、前記カバー121
にはベアリングを介して駆動シャフト125が回転自在に
支持されており、かつ該シャフト125にはジョイント124
及びピン128を介してポンプシャフト126に連結されてい
る。そして該ポンプシャフト126は前記ポンプケーシン
グ123の中空部に挿入されており、従って駆動シャフト1
25の回転によりポンプシャフト126がケーシング123内に
て回転すると、吸込パイプ127からのペースト状肥料
を、吐出パイプ130に向けて送出する。なお、前記ケー
ス120及びカバー121はいずれも樹脂からなってペースト
ポンプ92全体が軽く構成され、かつその駆動部及び配管
支持部の両端部がそれぞれノズルフレーム36とブラケッ
ト37にボルト止めすることにより配置されているため、
その配置構造がコンパクトにされていると共に、ペース
トポンプ92の強度も向上されている。
また、前記分配弁93は、第1図(a),(b)に示すよ
うに、ブラケット131にボルト止めしたケース支持部132
を有しており、かつ該ケース支持部132にはケース133が
一体にボルト止めされている。更に、ケース支持部132
の内周部には、駆動シャフト135がベアリング148にて回
転自在に支持されて貫通しており、かつ該駆動シャフト
135は、その一端に膨出部136を有していると共に他端に
スプロケット99を有している。また、該膨出部136はケ
ース133の内周側に形成した中空部133aに収納されてお
り、該中空部133aは、ケース133の流入口133bに取付け
た流入パイプ98を介して肥料タンク20に連通している。
一方、前記膨出部136には中空部136bが形成されてお
り、かつ該中空部136bから外周に向けて分配口136aが形
成されている。また、ケース133には中空部133aから外
周側に向けて多数の流出口134…が形成され、かつ該流
出口134…にはそれぞれ流出パイプ95が連結されてお
り、従って該流出パイプ95…は第1図(b)に示すよう
に、ケース133を中心に放射状に配置される。
また、前記膨出部136の外周面とケース133内周面の間に
は、分配口136aからの肥料を流出口134に導く多数の連
通孔138a…を有するリング状部材138がケース133に固定
されて介在されており、更に該リング状部材138の軸方
向両側におけるケース133及び膨出部136との間には、シ
ール材料139及びバックアップ材料137からなるシール部
材144がリング状部材138に一体的に保持されて配置され
ている。
そして、第1図(a),(c)に示すように、シール材
料139は全体が薄型に形成されていると共にその内周
側、即ち膨出部136外周面と摺接する部位が鋭角状に形
成されて、該外周面との間での摩擦力が小さくなるよう
にされている。更に、シール材料139はリング状部材138
と反対側を、ステンレス等のバックアップ材料137にて
バックアップされるようになっており、また該バックア
ップ材料137はシール材料139に相対移動不能に保持され
ると共に該シール材料に比してその内周円を大きく形成
しており、従ってバックアップ材料137はその内周端と
膨出部136外周面との間で隙間sを有することになり、
該膨出部136と接触しないように構成されている。
一方、前記施肥管53(又は55)の先端部53a(又は55a)
は、第9図(a),(b)に示すように、ノズル部材53
b(又は55b)に、尖塔状のカバー部材140を嵌合して構
成されている。そして、該カバー部材140の先端にはそ
の円周に沿って放射状に噴出口140a…が形成され、かつ
該噴出口140aから図中上方に向かうように、階段状に空
間部140b,140cが形成されている。また、前記ノズル部
材53a(又は55a)とカバー部材140の結合部分には弁座
部材141が嵌合・配置されており、該弁座部材141の弁座
部141aにはスプリング142にて付勢されたボール部材143
が当接している。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、圃場に植
付けた稲稈に対して施肥作業を行う場合、走行クラッチ
をオンすることにより管理機1を一方の枕地における作
業開始位置まで移動し、該位置において肥料タンク20,2
0に肥料を供給し、他方の枕地に向けて走行する。
すると、該施肥作業機16においては、定容量油圧ポンプ
24から圧送される油圧にて駆動する定容量油圧モータ40
から、伝動チェン105を介してカウントシャフト80に動
力が伝達され、スプロケット117及び伝動チェン106を介
して平行クランク機構56の上部クランク軸45へそして伝
動チェン116を介して下部クランク軸46へと伝達され
て、これら上部クランク軸45と下部クランク軸46を第2
図において時計方向に回転する。これにより、クランク
アーム51a,51b及びクランクアーム52a,52bが同方向に回
転し、施肥管53,55同士が180度の位相差をもってそれぞ
れ略々垂直状態を維持した状態のまま回転運動する。こ
の場合、動力は施肥作業機16の幅方向に延びた6角状の
カウンタシャフト80に設置したスプロケット81,107から
伝動チェン106,109を介して各施肥管53,55及び分配弁93
に伝達されるようになっており、その伝動構造が簡略化
されている。
更に、油圧モータ40からの動力は、無段変速装置41の被
動側割プーリ85,伝動チェン111を介してペーストポンプ
92に伝達されるため、ホース21を介して施肥タンク20か
ら吸入される肥料は、ペーストポンプ92から吐出パイプ
130を介して分配弁93に送られる。すると、該分配弁93
では、流入パイプ98からケース133内に送込まれる肥料
が、駆動シャフト135への動力伝達により回転する膨出
部136がその分配口136aを、連通孔138aを介して、8本
の流出パイプ95に連通する流出口134に面して摺接する
ため、肥料は所定のタイミングで各パイプ95から順次流
出される。この際、ケース133内方と膨出部136外周とを
シールするシール材料139はその鋭角状になった内周面
でのみ摺接するため回転時の摩擦抵抗力は小さく、従っ
て回転力にロスを生じることはない。また、全体を薄く
形成されているシール材料139は軸方向外側からバック
アップ材料137にてバックアップされているため、変形
等によりシール効果が損なわれることはない。
そして、分配弁93の肥料流出タイミングは、定容量油圧
モータ40の駆動力が多数のスプロケット及び伝動チェン
により、カウンタシャフト80にて分岐して分配弁93と平
行クランク機構56とに伝達されているため、施肥管53,5
5の圃場に挿入される動作にタイミングが同期されてお
り、従って該施肥管53,55が田面に挿入されてその先端
部53a,55aが最も深くなった位置(例えば約15cm挿入
時)にて、噴出口140aから肥料が吐出される。
一方、伝動チェン109がたるんだ場合には、ブラケット1
31に形成した長孔131a(第8図(b)参照)内で各ボル
ト145を緩めそして一方向にスライドすることにより分
配弁93とカウンタシャフト80との軸間距離を変更・調節
して、伝動チェン109の張り具合を調節することがで
き、従って施肥管53,55の駆動ピッチと分配弁93の駆動
タイミングを狂わすことなく、チェンのたるみを解消す
ることができる。
更に、前述施肥管53,55からの肥料吐出時には、第9図
(a)中の矢印B方向に送られるペースト状の肥料が、
弁座部141aに当接しているボール部材143をスプリング1
42に抗して移動することにより空間部140c,140bを通
り、噴出口140aから吐出されるが、この場合、空間部14
0b,140cは、ノズル部材53a(又は55a)の通路53c(55
c)の径より大きく形成されていると共に、ボール部材1
43とスプリング142の径に対しても余裕をもって形成さ
れているため、吐出される肥料の結晶等が詰まることは
ない。
更に、施肥作業機16は、管理機1のエンジン23からの伝
動後流側に位置する定容量油圧ポンプ24、即ち車輪2
(又は3)を回転した後の回転にて駆動される油圧ポン
プ24から送出される油圧にて駆動する油圧モータ40によ
って駆動するため、管理機1の速度が例えば速くなった
場合には、これに伴って油圧ポンプ24から油圧モータ40
に送られる油量も増加するため、施肥管53,55による駆
動ピッチは管理機1の速度に連動して速くなる。また、
同様に、管理機1の速度が遅くなった場合には、油圧モ
ータ40への油量が減少するため、施肥管53,55による駆
動ピッチが管理機1の速度に連動して遅くなる。更に、
油圧モータ40への動力伝達は、管理機1から渡された油
圧ホースによって行われるため、管理機1と施肥作業機
16が相対的に動作しても該動作は前記油圧ホースにて吸
収され、従って駆動源をメカ的なものにした場合に比し
ていわゆる逃がし構造がいらず、シンプルな構成にされ
る。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、ケース(133)
に、分配口(136a)からの肥料を流出口(134)に導く
多数の連通孔(138a…)を有するリング状部材(138)
を固着し、該リング状部材の両側におけるケース(13
3)及び回転部材(136)との間に、先細形状となるシー
ル材料(139)及び該シール材料の両外側に位置するバ
ックアップ材料(137)からなるシール部材(144)を介
在したので、肥料タンク(20)から流入パイプ(98)を
介して送られる肥料を、流出パイプ(95…)から施肥管
(53),(55)へと供給する際、分配口(136a)、連通
孔(138a…)及び流出口(134)の間をシーム部材(14
4)によってシールすることにより、肥料を洩らすこと
なく確実に送出することができると共に、シール材料
(139)の先端が細く形成されていることにより、該シ
ール材料(139)と回転部材(136)の間での摩擦力を小
さくし、回転部材(136)の負荷を小さくしてその回転
を円滑にすることができ、更にバックアップ材料(13
7)にてシール材料(139)を確実にバックアップするこ
とができ、これにより該シール材料(139)の強度を増
して、撓んだりすることなく適正にシールし得るシール
部材(144)とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案に係る分配弁を示す断面図第1図
(b)はその側面図、第1図(c)はシー図部材を示す
拡大断面図、第2図は施肥作業機を管理機に装着した状
態を示す側面図、第3図は施肥作業機を詳示する側面
図、第4図はその平面図、第5図は施肥作業機の駆動部
を示す正面図、第6図はその側面図、第7図はゲージホ
イール部を示す正面図、第8図はペーストポンプを示す
断面図、第9図(a)は施肥管の先端部を詳示する断面
図、第9図(b)はその噴出口を示す第9図(a)のb
−b線による横断面図である。そして、第10図は管理機
に装着した状態の施肥作業機を示す平面図である。 16…施肥作業機、20…肥料タンク、53,55…施肥管、93
…分配弁、95…流出パイプ、98…流入パイプ、99…回転
部材(スプロケット)、133…ケース、134…流出口、36
…回転部材(膨出部)、136a…分配口、137…バックア
ップ材料、138…リング状部材、138a…連通孔、139…シ
ール材料、144…シール部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】肥料タンクに収納した肥料を分配弁を介し
    て土中に供給する施肥管を有してなる施肥作業機であっ
    て、 前記分配弁が、それぞれ多数の流出パイプに連通する流
    出口を有するケースと、流入パイプに連通する分配口を
    有すると共に回転駆動部に連動している回転部材とを有
    し、 更に前記ケースに、前記分配口からの肥料を前記流出口
    に導く多数の連通孔を有するリング状部材を固定し、 そして該リング状部材の両側における前記ケース及び回
    転部材との間に、先細形状となるシール材料及び該シー
    ル材料の両外側に位置するバックアップ材料を有するシ
    ール部材を介在し、 かつ前記シール材料がその先細形状部を前記回転部材に
    接触すると共に前記リング状部材に相対移動不能に保持
    され、また前記バックアップ材料が前記回転部材との間
    に隙間を存すると共に前記シール材料と相対移動不能に
    保持されてなる、 施肥作業機における分配弁シール構造。
JP1988159832U 1988-12-08 1988-12-08 施肥作業機における分配弁シール構造 Expired - Lifetime JPH0751864Y2 (ja)

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JPS6169499U (ja) * 1984-10-12 1986-05-12

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