JPH075205U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH075205U
JPH075205U JP3778593U JP3778593U JPH075205U JP H075205 U JPH075205 U JP H075205U JP 3778593 U JP3778593 U JP 3778593U JP 3778593 U JP3778593 U JP 3778593U JP H075205 U JPH075205 U JP H075205U
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lens
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光宏 青島
雅美 大森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の構成の車両用灯具においては、レンズ
面が素通し状態のものとされた時にはレンズ内面に生じ
る結露が明確に認められるものとなり、観視者に違和感
を抱かせる問題を生じていた。 【構成】 本考案により、外殻部4の少なくとも取付状
態での上面と成る位置の壁面3aには車両用灯具1の内
部の熱を放熱させる放熱部7が設けられている車両用灯
具1としたことで、電球6の点灯時の発熱による灯具内
部の温度上昇を前記放熱部7により効率良く外気に放散
させ、これにより灯具内部を外気とそれ程に温度差を生
じないものとして、走行風などによりレンズ2面が冷却
されたときにもレンズ2内面に結露が生じるのを防止し
て課題を解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用灯具に関するものであり、詳細には内部の温度が比較的に高温 となるヘッドランプ、フォグランプなど照明用の灯具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用灯具90の構成の例を示すものが図5であり、レンズ9 1とハウジング92とで略密封状態と成るように外殻部93が形成され、この外 殻部93内に反射鏡94、電球95などが収納されるものとなっている。このと きに前記車両用灯具90が例えばヘッドランプである場合、電球95の消費電力 が大きく発熱量も多いので、点灯時の内部空気の膨張による内部圧力の上昇を緩 和するために前記外殻部93のハウジング92には通気孔96が設けられるもの とされ、従って、点灯、消灯の繰り返しにより車両用灯具90は呼吸作用を行う ものとなっている。
【0003】 尚、近年においては光学的設計技術の向上などにより配光特性は反射鏡94の 側で設定されるものとなり、従って、レンズ91は殆どレンズカットが施される ことのない素通し状のものが採用されることが多くなっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記の構成の車両用灯具90において、電球95の点灯中に例えば走行風によ りレンズ91面が冷却されると、レンズ91の内面側には非常に大きな温度差が 生じるものとなり、また、前記外殻部93内の空気は前記した呼吸作用により常 に湿度を有するものであるので、この湿度がレンズ91の内面側に結露し曇りを 生じるものとなるが、旧来のレンズカットが施されたレンズ91では曇りが問題 とされるほどに認識されるものとは成らなかった。
【0005】 しかしながら、上記にも記したように近来に至りレンズ91にレンズカットの 施されない車両用灯具90が増加してきた結果、上記した結露がレンズ面を透視 して明らかに観視可能なものとなって、観視者に著しく違和感を生じさせるもの となり、この点の解決が課題とされるものとなっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、レンズと ハウジングとで略密封状態に外殻部が形成されて成る車両用灯具において、前記 外殻部の少なくとも取付状態での上面と成る位置の壁面には車両用灯具の内部の 熱を放熱させる放熱部が設けられている車両用灯具、及び、外殻部の外部から観 視可能な位置の肉厚を観視不能な部分の肉厚よりも厚肉として形成した車両用灯 具を提供することで課題を解決するものである。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。図1に符号1 で示すものは本考案に係る車両用灯具であり、この車両用灯具1もレンズ2とハ ウジング3とで略密閉状態とする外殻部4が形成され、該外殻部4の内部には反 射鏡5及び電球6などが収納されているものである点は従来例のものと同様であ る。
【0008】 ここで、本考案においては前記外殻部4に放熱部7を設けるものであり、前記 放熱部7は、この放熱部7を設けることにより外観上に違和感などを生じる可能 性が少ないハウジング3側に設けられるのを基本とするが、必要に応じてはレン ズ2側に設けても良いものである。
【0009】 このときに、前記放熱部7は外殻部4により封止状態とされている車両用灯具 1の当体内部の空気の冷却を目的とするものであるので、この車両用灯具1の車 両への取付状態で上面となる位置には必ず設けられるものとされ、例えば下面な ど他の面については、例えば期待する冷却効率或いは効果などを勘案し必要に応 じて設ければ良いものとされる。
【0010】 上記の放熱部7の具体的な構成の例を示すものが図2であり、ハウジング3の 上面の壁面3aの一部が成形時に、例えばインサート成形などの手段により金属 部材により形成された放熱板7aに置換されるものとされ、該放熱板7aにより 基本的な放熱部7が構成されるものとなっている。
【0011】 尚、このときに前記放熱部7の冷却効率を一層に向上させるために、前記放熱 板7aには冷却フィン7bが一体化、或いは後付けにより取付けられたものとす ることは自在であり、更には前記冷却フィン7bを走行時の走行風に効率良く接 触する方向として設定する、或いは走行風に効率良く接触するようにハウジング 3側に導風板3bを設けるなども自在である。
【0012】 次いで、上記の構成とした本考案の車両用灯具1の作用及び効果について説明 を行えば、前記ハウジング3の上面の壁面3aの一部が金属部材による放熱板7 aに置換されたことで、前記放熱板7aは一方の面7cを外殻部4の内部空気に 接し、他方の面7dを外気に接するものとなる。
【0013】 このときに、前記放熱板7aは前記外殻部4の上面に設けられているものであ るので、電球6の点灯、発熱により加熱された内部空気は対流により上昇し、放 熱板7aの一方の面7cに接触するものとなる。従って、金属部材により形成さ れた放熱板7aは内部空気の熱を高い熱伝導性により他方の面7dから外気に放 散するものとなり、外殻部4内の内部空気は速やかに且つ効率良く冷却されるも のとなる。
【0014】 よって、本考案の車両用灯具1においては、電球6の点灯時においても放熱部 7により外殻部4内は外気とそれ程の温度差を持たないものとなり、これにより レンズ2が走行風などで冷却されたときにもレンズ2内面に結露を生じることは ないものとなる。
【0015】 また、降雨時など結露の発生し易い条件下であり、結露の発生を生じることが 避けられない場合においても、例えば外殻部4の下面に上記と同様な構成の放熱 部7を形成しておけば、外殻部4内においてこの下面の放熱部7が温度が最低の ものとなり、これにより結露は下面の放熱部7に集中して発生し、従ってレンズ 2内面に結露を生じることはないものとなる。
【0016】 図3は同じく本考案の別の実施例を示すものであり、前の実施例では放熱部7 にハウジング3が形成されたのと別部材である金属部材を用いてたが、この実施 例では同一部材を用いて構成したものである。上記の構成とするために、この実 施例においては、対応する部分のハウジング3の壁面3aは薄肉とされると共に 、蛇腹状など襞状とされた薄肉部8aとされて放熱部8とされる。尚、このとき に前記薄肉部8aには適宜な梁部8bなどが設けられ、薄肉とされたことによる 機械的強度の低下を補強する。
【0017】 このようにされたことで、放熱部8はハウジング3が形成された部材、例えば 樹脂部材の熱伝導率は同じ儘として熱伝達距離を短縮し、結果として外殻部4内 の熱を外気に放散する効率を向上させ、加えて襞状とすることで放熱面積を増加 しその効率を一層に向上させるものである。
【0018】 以上の構成としたことで、放熱部8はハウジング3と同一部材での形成が可能 となり、この放熱部8を形成するための工数、コストなどを低減可能とする。尚 、上記以外の作用、効果は前の実施例と同様であるので、ここでの詳細な説明は 省略する。
【0019】 図4は同じく本考案の更に別の実施例を示すものであり、前の何れの実施例に おいも、ハウジング3の一部に放熱部を設ける構成としていたが、この実施例で は前記ハウジング3の全面を放熱部とするものであり、この目的に沿うためにハ ウジング3の全面がレンズ2に比較して薄肉のものとされ熱伝導性が向上されて 、冷却効率の向上が図られている。
【0020】 このときに、本考案の目的からして、最終的には車両用灯具1の外部から観視 可能となる部分に結露を発生しなければ良いものであるので、前記レンズ2の取 付脚部2bなどが観視不能となるのであれば、この部分も薄肉として放熱部とし て冷却作用を行わせても良い。
【0021】 尚、このときに、前の実施例でも説明したように降雨時など部分的に急激な冷 却が行われる状態に備えて、このような状態で外部からの直接の冷却が行われる 可能性の高いレンズ2の外部から観視可能となる前面2aを厚肉として熱伝導性 を低下させておけば、この急激な冷却を生じたときにも前面2aに結露を生じる ことを防止可能とする。
【0022】 ここで、考案者による試作、検討の結果では、観視不能であるハウジング3或 いは取付脚部2bの肉厚t1と、観視可能となるレンズ2の前面2aとの肉厚t 2に2倍以上の差を設けておくことで、上記した急激な冷却を生じたときにも前 記前面2aへの結露は実用上に問題とならないレベルに留めることが可能となる ことが確認された。
【0023】 また、この実施例においても、最も冷却効率が高いハウジング3の上面に、例 えば前の実施例で説明したような襞状とした放熱部8を形成しておくことは自由 であり、この場合には薄肉として熱伝導性が向上された効果と、襞状として放熱 面積が拡大された効果とが相乗され、一層に防曇効果を高いものとすることが可 能となる。
【0024】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、外殻部の少なくとも取付状態での上面と 成る位置の壁面には車両用灯具の内部の熱を放熱させる放熱部が設けられている 車両用灯具、及び、外殻部の外部から観視可能な位置の肉厚を観視不能な部分の 肉厚よりも厚肉として形成した車両用灯具としたことで、電球の点灯時の発熱に よる灯具内部の温度上昇を前記放熱部或いは外郭部から効率良く外気に放散させ 、これにより灯具内部を外気とそれ程に温度差を生じないものとして、例えば走 行風によりレンズ面が冷却されたときにもレンズ内面に結露が生じるのを防止し て、以て、観視者に違和感を与えるのを防止すると言う極めて優れた効果を奏す るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 同じく本考案の別の実施例の要部を一部を破
断した状態で示す斜視図である。
【図4】 同じく本考案の更に別の実施例を示す断面図
である。
【図5】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……レンズ 2a……前面 2b……取付脚部 3……ハウジング 3a……壁面 3b……導風板 4……外殻部 5……反射鏡 6……電球 7……放熱部 7a……放熱板 7b……冷却フィン 7c……一方の面 7d……他方の面 8……放熱部 8a……薄肉部 8b……梁部 t1、t2……肉厚

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズとハウジングとで略密封状態に外
    殻部が形成されて成る車両用灯具において、前記外殻部
    の少なくとも取付状態での上面と成る位置の壁面には車
    両用灯具の内部の熱を放熱させる放熱部が設けられてい
    ることを特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記放熱部は、前記壁面を金属など高熱
    伝導性部材で置換することで構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 前記放熱部は、前記壁面の対応する部分
    の部材を薄肉とし、且つ襞状として表面積を増加させる
    ことで構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    車両用灯具。
  4. 【請求項4】 前記外殻部の外部から観視可能な位置の
    肉厚を観視不能な部分の肉厚よりも厚肉として形成した
    ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記
    載の車両用灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090980A (ja) * 1983-09-26 1985-05-22 スタナダイン・インコーポレイテツド ユニツト燃料インジエクタ
JP2015175963A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 株式会社富士通ゼネラル カメラ装置

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