JPH0755881Y2 - 脱穀装置における受け網支持構造 - Google Patents

脱穀装置における受け網支持構造

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JPH0755881Y2
JPH0755881Y2 JP12264089U JP12264089U JPH0755881Y2 JP H0755881 Y2 JPH0755881 Y2 JP H0755881Y2 JP 12264089 U JP12264089 U JP 12264089U JP 12264089 U JP12264089 U JP 12264089U JP H0755881 Y2 JPH0755881 Y2 JP H0755881Y2
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弘運 福頼
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、脱穀装置における受け網支持構造に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来、汎用コンバインにおいては、扱ぎ胴の回りに円筒
状の受け網を取り付け、受け網の目詰まりを防止するた
め、該受け網を扱ぎ胴と同一回転軸線で緩速回転させる
構造のものがあった。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、従来の構造の脱穀部では、受け網と扱ぎ胴の間
隔が一定であるため、扱ぎ胴の移送終端部においてもな
お扱ぎ胴が穀稈を持ち回って、良好な排出ができないと
いった欠点があった。
さらに又、多量の穀稈が供給される移送始端部から移送
終端部にかけての脱穀能力が同一となるので、移送終端
部に向けて脱穀能力が過剰となり穀粒を損傷させるとい
った問題があった。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するための本考案は、刈り取ら
れた穀稈を回転によって軸方向へ移送しながら脱穀処理
する扱ぎ胴11の外周面に沿って筒状の受け網13を支持
し、該受け網13はその筒中心を回転軸線M2として回転す
る構造において、該受け網13を穀稈の移送始端部15に対
して移送終端部45を下方に位置せしめ、扱ぎ胴11に対し
て斜めに傾斜させて支持したことを特徴としている。
〈作用〉 扱ぎ胴11は刈り取られた穀稈を回転によって脱穀処理し
つつ、移送始端部15から移送終端部45まで穀稈を軸方向
へ移送する。脱穀された穀粒は受け網13を通過して落下
する。受け網13は回転しているため目詰まり等が防止さ
れる。
扱ぎ胴11と受け網13の位置関係は、回転軸の方向が一致
していないため、軸方向に向けて移送終端部45が広くな
り、また円周方向では間隔が広い部分と狭い部分が生ず
る。扱ぎ胴11によって持ち回された穀稈は、扱ぎ胴11の
回転とともに扱ぎ胴11の外周面を円周方向に移動する
が、この際受け網13の内面との間隔の変化によってほぐ
され、脱粒効果が促進される。
さらに、移送終端部45における扱ぎ胴11と受け網13内周
面との間隔が広くなるため、扱ぎ胴11による穀稈の持ち
回りが少なく、排出作用が促進される。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例について図面に基づき詳説する。
第1図は汎用コンバインの内部構造を示す側面全体図で
ある。クローラ走行装置上に載置されたコンバイン本体
1の前方には、穀稈を回収して刈り取る前処理部2が昇
降自在に取り付けられている。前処理部2とコンバイン
本体1の間には、刈り取った穀稈をコンバイン本体1へ
搬送するフィーダ3が設けられ、コンバイン本体1内の
脱穀部5へ穀稈が送り込まれる。
脱穀部5で脱穀された穀粒と排稈は選別室7内で選別さ
れ、穀粒は揚穀筒8を通って穀粒タンク9へ送られる。
脱穀部5には扱ぎ胴11が前後方向に向けて軸支され、後
端の入力プーリから回転力が与えられて回転する。扱ぎ
胴11の外周に沿って筒状に形成された受け網13が支持さ
れている。
扱ぎ胴11の先端円錐状外周面には、大径スクリュー17が
取り付けられ、その後方の筒状外周面にはスクリュー板
19が扱ぎ胴11の全長に渡って設けられている。スクリュ
ー板19には第2図乃至第5図に示すように、所定間隔で
脱粒歯21が先端が外側に突出して固定されており、さら
に脱粒歯21の端部は扱ぎ胴11の軸方向に折り曲げられて
抵抗板23を形成している。抵抗板23は脱粒歯21の補強と
しての作用も有している。スクリュー板19は扱ぎ胴11の
回転よって穀稈を後方へ移送できる向きに螺旋状に形成
されている。図示する実施例では扱ぎ胴11が正面に向け
て左回転し、扱ぎ胴11の回転によってスクリュー板19が
穀稈を後方へ移送する。
第6図は受け網13の全体斜視図である。筒状に形成され
た受け網13の外周面には、前後端位置にリング状のロー
ラレール33が各取り付けられている。ローラレール33は
溝状のレールで、3方向から受け網13を支持するローラ
25が該ローラレール33の溝内で接触している。ローラ25
はローラ軸29により軸支され、受け網13の前後端にある
ローラレール33に接触するローラ25を同時に支持してい
る。
上記3方向から接触して受け網13を支持しているローラ
25のローラ軸の内、1のローラ軸は駆動軸31となってお
り、該駆動軸31にはスプロケット27が固定されている。
一方受け網13の外周面のスプロケット27に対応する位置
には、大径スプロケット35が設けられており、スプロケ
ット27,35にはチエン37が巻き掛けられ、スプロケット2
7の駆動によって、受け網13が回転する機構となってい
る。
駆動軸31の端部にはウォームホイール41が取り付けら
れ、第7図に示すように、ウォームホイール41は選別室
7内に取り付けられたモータ43の先端に固定されたウォ
ーム42と噛みあっており、該モータ43によって受け網13
が緩速回転する機構である。
ここで、受け網13は移送終端部45側が移送始端部15側よ
り下方となる姿勢で支持されており、受け網13の回転軸
線M2は、第1図及び第7図に示すように、扱ぎ胴11の回
転軸線M1に対して角度θだけ傾斜している。
このような姿勢に受け網13を支持することにより、第1
図及び第7図のように、扱ぎ胴11の外周面と受け網13の
内周面の間隔は穀稈の移送方向へ向けて徐々に広くな
り、また円周方向における両者の間隔も、回転中心が偏
心Hするため、第3図の如く、広い部分と狭い部分が生
じる。
そして、移送方向に向けて扱ぎ胴11と受け網13の間隔が
広くなる結果、移送終端部45へ移動するにつれて穀稈の
持ち回りが少なくなり、排稈の排出が促進され、また傾
斜しているので移送終端部45への移送も円滑となる。ま
た、第3図の如く回転方向における扱ぎ胴11と受け網13
の間隔も異なることから、扱ぎ胴11の回転によって持ち
回された穀稈の塊なども、扱ぎ胴11による持ち回り回転
とともに狭い部分と広い部分とを繰り返し通過するた
め、塊がほぐされるといった作用があり、脱粒が促進さ
れる。
〈考案の効果〉 以上の如く構成されるこの考案の構造によれば、受け網
の移送終端部が始端部よりも下方に位置しているため、
穀稈が始端部に溜まることがなく、受け網の傾斜によっ
て円滑に終端部へ送られるので、移送効率や排稈の排出
効率が向上する。
また扱ぎ胴に対して受け網が偏心して支持されているた
め、扱ぎ胴外周面と受け網内周面との間隔が円周位置に
おいて異なり、扱ぎ胴によって持ち回される穀稈は、扱
ぎ胴外周面と受け網内周面の間におけるほぐし作用によ
って、脱粒効率が向上する。
更に、終端部では穀稈が溜まる受け網下側内周面と扱ぎ
胴外周面との間が広がるため、扱ぎ胴による穀稈の持ち
回りがなくなり、終端部の排稈排出が良好となるといっ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は汎用コンバインの側面全体図、第2図は扱ぎ胴
の部分拡大側面図、第3図は扱ぎ胴と受け網の位置関係
を示す扱ぎ胴と受け網の移送始端部近傍におけるA−A
正面断面図、第4図及び第5図は脱粒歯及び抵抗板の取
付状態を示す正面拡大図及び側面拡大図、第6図は受け
網の全体斜視図、第7図は受け網の支持構造を示す側面
部分拡大図である。 1:コンバイン本体、2:前処理部 3:フィーダ、5:脱穀部 7:選別室、11:扱ぎ胴 13:受け網、15:移送始端部 45:移送終端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈り取られた穀稈を回転によって軸方向へ
    移送しながら脱穀処理する扱ぎ胴(11)の外周面に沿っ
    て筒状の受け網(13)を支持し、該受け網(13)はその
    筒中心を回転軸線M2として回転する構造において、該受
    け網(13)を穀稈の移送始端部(15)に対して移送終端
    部(45)を下方に位置せしめ、扱ぎ胴(11)に対して斜
    めに傾斜させて支持した脱穀装置における受け網支持構
    造。
JP12264089U 1989-10-18 1989-10-18 脱穀装置における受け網支持構造 Expired - Lifetime JPH0755881Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12264089U JPH0755881Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 脱穀装置における受け網支持構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12264089U JPH0755881Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 脱穀装置における受け網支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0361836U JPH0361836U (ja) 1991-06-18
JPH0755881Y2 true JPH0755881Y2 (ja) 1995-12-25

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ID=31670634

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JP12264089U Expired - Lifetime JPH0755881Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 脱穀装置における受け網支持構造

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CN102630439A (zh) * 2012-04-26 2012-08-15 莱恩农业装备有限公司 一种全喂入脱粒机的新型脱粒机构

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JPH0361836U (ja) 1991-06-18

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