JPH0756381B2 - スラグの顕熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム - Google Patents
スラグの顕熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システムInfo
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- JPH0756381B2 JPH0756381B2 JP62266244A JP26624487A JPH0756381B2 JP H0756381 B2 JPH0756381 B2 JP H0756381B2 JP 62266244 A JP62266244 A JP 62266244A JP 26624487 A JP26624487 A JP 26624487A JP H0756381 B2 JPH0756381 B2 JP H0756381B2
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- cooling
- combustion furnace
- coal combustion
- cyclone
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Air Supply (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は送入された微粉炭を高温・高熱負荷の条件下で
燃焼し、周壁に付着させた燃焼灰を溶融状態にて排出す
るサイクロン石炭燃焼炉を具設したボイラに関するもの
である。
燃焼し、周壁に付着させた燃焼灰を溶融状態にて排出す
るサイクロン石炭燃焼炉を具設したボイラに関するもの
である。
[従来の技術] ボイラ本体燃焼室に付設し、送入孔から噴出した微粉炭
を高温・高熱負荷の条件下で燃焼し、周壁に付着させた
燃焼灰を溶融状態にて排出し、高温の可燃性燃焼ガスを
ボイラ本体燃焼室に送入するサイクロン石炭燃焼炉方式
においては、サイクロン石炭燃焼炉から排出したスラグ
はダクトを経て内部に水を満たした水封装置中に落下さ
せることにより、急激な冷却によるスラグの粗粒化と冷
却を行ない、冷却された粗粒状のスラグをコンベヤによ
って排出し、スラグコンテナに送入していた。この方式
はスラグの冷却に水を使用することにより、冷却が短時
間に行なわれること、冷却源が水であるために冷却に要
する運転コストが低いこと、冷却設備の建設費が低いこ
と、冷却設備がコンパクトになること等の他に、高温の
スラグを水の中に投入し急速に冷却することによりスラ
グが粗粒状に破砕されると言う利点を有していた。
を高温・高熱負荷の条件下で燃焼し、周壁に付着させた
燃焼灰を溶融状態にて排出し、高温の可燃性燃焼ガスを
ボイラ本体燃焼室に送入するサイクロン石炭燃焼炉方式
においては、サイクロン石炭燃焼炉から排出したスラグ
はダクトを経て内部に水を満たした水封装置中に落下さ
せることにより、急激な冷却によるスラグの粗粒化と冷
却を行ない、冷却された粗粒状のスラグをコンベヤによ
って排出し、スラグコンテナに送入していた。この方式
はスラグの冷却に水を使用することにより、冷却が短時
間に行なわれること、冷却源が水であるために冷却に要
する運転コストが低いこと、冷却設備の建設費が低いこ
と、冷却設備がコンパクトになること等の他に、高温の
スラグを水の中に投入し急速に冷却することによりスラ
グが粗粒状に破砕されると言う利点を有していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記従来のサイクロン石炭燃焼炉方式にお
いては、生成される多量のスラグをすべて水中に投入し
冷却することにより、高温のスラグの有する顕熱はすべ
て冷却水の蒸発潜熱として消費されることにより、多量
の熱量の損失を招くと言う不都合を有していた。
いては、生成される多量のスラグをすべて水中に投入し
冷却することにより、高温のスラグの有する顕熱はすべ
て冷却水の蒸発潜熱として消費されることにより、多量
の熱量の損失を招くと言う不都合を有していた。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するための手段は、前記特許請求の範
囲に記載のとおり、 サイクロン石炭燃焼炉を有するボイラにおいて、サ
イクロン石炭燃焼炉のスラグ排出孔の下流側に熱交換室
を設け、該熱交換室は溶融スラグ導入部と、スラグ冷却
用空気導入部と、スラグとスラグ冷却用空気とを接触さ
せる空間と、スラグを粉砕するクラッシャと、スラグを
一時的に載置して冷却するスラグ冷却床と、スラグ冷却
用空気排出部と、冷却粉砕されたスラグの排出部とを有
し、冷却過程でスラグを粉砕し、スラグ冷却用空気排出
部とサイクロン石炭燃焼炉の燃焼用空気吸入口とを連通
させたスラグの顕熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉シ
ステム。
囲に記載のとおり、 サイクロン石炭燃焼炉を有するボイラにおいて、サ
イクロン石炭燃焼炉のスラグ排出孔の下流側に熱交換室
を設け、該熱交換室は溶融スラグ導入部と、スラグ冷却
用空気導入部と、スラグとスラグ冷却用空気とを接触さ
せる空間と、スラグを粉砕するクラッシャと、スラグを
一時的に載置して冷却するスラグ冷却床と、スラグ冷却
用空気排出部と、冷却粉砕されたスラグの排出部とを有
し、冷却過程でスラグを粉砕し、スラグ冷却用空気排出
部とサイクロン石炭燃焼炉の燃焼用空気吸入口とを連通
させたスラグの顕熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉シ
ステム。
スラグ冷却床が移動床型である記載のスラグの顕
熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム。
熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム。
スラグ冷却床が振動床型である記載のスラグの顕
熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム。
熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム。
[作 用] まずボイラ本体があり、ボイラ本体の燃焼室にはサイク
ロン石炭燃焼炉が具設されている。サイクロン石炭燃焼
炉のスラグ排出孔の下流側にスラグ熱交換室がある。熱
交換室にはスラグを一時滞留する手段が内設されてお
り、スラグ冷却用空気の導入手段および高圧空気排出手
段が接続されている。高温空気排出手段を構成する出口
ダクトは、必要によりサイクロンセパレータ、微粉炭燃
焼用押込送風機、ガス空気予熱器などを経由してサイク
ロン石炭燃焼炉に至っている。サイクロン石炭燃焼炉で
生成された溶融状態のスラグは、スラグ排出孔から熱交
換室に落下する。熱交換室でスラグと熱交換を行ない温
度の上昇した冷却空気は必要に応じてサイクロンセパレ
ータに入り、微細スラグを分離して下部のスラグ排出コ
ンベヤ上に排出するなどして清浄化され、微粉炭燃焼押
込送風機の吹込側に送入される。微粉炭燃焼用押込送風
機は、このようにして得られた高温空気と大気とを吸引
し、ガス空気予熱器によってボイラ排ガスと熱交換を行
ない、更に温度を上昇させたのち、サイクロン石炭燃料
炉に送入され、送入孔から噴出した微粉炭の燃焼用空気
として使用する。したがって本発明によれば、サイクロ
ン石炭燃焼炉から排出された高温の溶融状態のスラグを
空気によって冷却し、その際熱交換によって昇温した空
気をサイクロン石炭燃焼炉における微粉炭の燃焼用空気
として使用することにより、スラグ顕熱の回収を行なう
ことが可能になると言う効果を有する。
ロン石炭燃焼炉が具設されている。サイクロン石炭燃焼
炉のスラグ排出孔の下流側にスラグ熱交換室がある。熱
交換室にはスラグを一時滞留する手段が内設されてお
り、スラグ冷却用空気の導入手段および高圧空気排出手
段が接続されている。高温空気排出手段を構成する出口
ダクトは、必要によりサイクロンセパレータ、微粉炭燃
焼用押込送風機、ガス空気予熱器などを経由してサイク
ロン石炭燃焼炉に至っている。サイクロン石炭燃焼炉で
生成された溶融状態のスラグは、スラグ排出孔から熱交
換室に落下する。熱交換室でスラグと熱交換を行ない温
度の上昇した冷却空気は必要に応じてサイクロンセパレ
ータに入り、微細スラグを分離して下部のスラグ排出コ
ンベヤ上に排出するなどして清浄化され、微粉炭燃焼押
込送風機の吹込側に送入される。微粉炭燃焼用押込送風
機は、このようにして得られた高温空気と大気とを吸引
し、ガス空気予熱器によってボイラ排ガスと熱交換を行
ない、更に温度を上昇させたのち、サイクロン石炭燃料
炉に送入され、送入孔から噴出した微粉炭の燃焼用空気
として使用する。したがって本発明によれば、サイクロ
ン石炭燃焼炉から排出された高温の溶融状態のスラグを
空気によって冷却し、その際熱交換によって昇温した空
気をサイクロン石炭燃焼炉における微粉炭の燃焼用空気
として使用することにより、スラグ顕熱の回収を行なう
ことが可能になると言う効果を有する。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面を基いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すスラグの顕熱を回収す
るサイクロン石炭燃焼炉システムの系統図である。第1
図において、1はサイクロン石炭燃焼炉、2はボイラ本
体、3はスラグを一時滞留させる移動床型のスラグ冷却
床、4はクラッシャ、5はスラグ排出コンベヤ、6はス
ラグバンカ、7はスラグ冷却空気出口ダクト、8はサイ
クロンセパレータ、9はスラグ冷却空気送風機、10は微
粉炭燃焼用押込送風機、11は微粉炭燃焼用押込送風機吐
出側ダクト、12はガス空気予熱器、13は圧力調節器、14
は風量調整ダンパ、15は誘引通風機、16は煙突、17はス
ラグ熱交換室、18はボイラ排ガスダクト、19ほスラグ冷
却空気入口ダクトである。サイクロン石炭燃焼炉1にお
いて、送入孔から噴出した微粉炭は高温・高熱負荷の条
件下で燃焼し、微粉炭中の灰分は燃焼ガスの旋回力によ
って周壁に衝突し、付着したのち溶融状態でスラグ排出
孔から排出し、下部に配設したスラグ熱交換室17のスラ
グ冷却床3上に落下する。スラグ冷却床3の上部からは
スラグ冷却空気送風機9から送入された冷空気が吹きつ
けられ高温の溶融スラグを冷却する。スラグ冷却床3の
内部にはスラグ冷却空気出口ダクト7が内設されてお
り、スラグ冷却床3上のスラグを冷却し、熱交換して高
温となった冷却空気を吸引している。スラグ冷却床3上
で冷却されたスラグはスラグ冷却床3の端部からクラッ
シャ4上に落下し破砕されて粗粒状となり、下部のスラ
グ排出コンベヤ5上に送られる。スラグ排出コンベヤ5
に送られた粗粒状スラグは更にスラグバンカ6に送られ
貯蔵される。スラグ冷却床3の内部で吸引された高温の
冷却空気は一部の微細スラグを浮遊させた状態でサイク
ロンセパレータ8に送入され、微細スラグを分離して下
部のスラグ排出コンベヤ5上に排出し、清浄な高温空気
は微粉炭燃焼用押込送風機10の吸込側に送入される。微
粉炭燃焼用押込送風機10はサイクロンセパレータ8から
送入された高温空気の大気とを吸引し、ガス空気予熱器
12によってボイラ2の排ガスと熱交換を行ない、更に温
度を上昇させたのちサイクロン石炭燃焼炉1に送入さ
れ、送入孔から噴出した微粉炭の燃焼用空気として作用
する。スラグ冷却空気送風機9の出口ダクトには風量調
整ダンパ14が配設されており、サイクロン石炭燃焼炉1
の炉内圧力とスラグ熱交換室17の内部圧力とをバランス
させており、これによってスラグ冷却空気送風機9から
送入される冷却用空気がスラグ排出孔からサイクロン石
炭燃焼炉1内に侵入して過剰空気となるのを防止すると
ともに、スラグ熱交換室17への送入冷却風量の不足によ
ってスラグの冷却不十分な状態を生じ、スラグ冷却床3
の閉塞或いはクラッシャ4への溶着等の生じるのを防止
している。
るサイクロン石炭燃焼炉システムの系統図である。第1
図において、1はサイクロン石炭燃焼炉、2はボイラ本
体、3はスラグを一時滞留させる移動床型のスラグ冷却
床、4はクラッシャ、5はスラグ排出コンベヤ、6はス
ラグバンカ、7はスラグ冷却空気出口ダクト、8はサイ
クロンセパレータ、9はスラグ冷却空気送風機、10は微
粉炭燃焼用押込送風機、11は微粉炭燃焼用押込送風機吐
出側ダクト、12はガス空気予熱器、13は圧力調節器、14
は風量調整ダンパ、15は誘引通風機、16は煙突、17はス
ラグ熱交換室、18はボイラ排ガスダクト、19ほスラグ冷
却空気入口ダクトである。サイクロン石炭燃焼炉1にお
いて、送入孔から噴出した微粉炭は高温・高熱負荷の条
件下で燃焼し、微粉炭中の灰分は燃焼ガスの旋回力によ
って周壁に衝突し、付着したのち溶融状態でスラグ排出
孔から排出し、下部に配設したスラグ熱交換室17のスラ
グ冷却床3上に落下する。スラグ冷却床3の上部からは
スラグ冷却空気送風機9から送入された冷空気が吹きつ
けられ高温の溶融スラグを冷却する。スラグ冷却床3の
内部にはスラグ冷却空気出口ダクト7が内設されてお
り、スラグ冷却床3上のスラグを冷却し、熱交換して高
温となった冷却空気を吸引している。スラグ冷却床3上
で冷却されたスラグはスラグ冷却床3の端部からクラッ
シャ4上に落下し破砕されて粗粒状となり、下部のスラ
グ排出コンベヤ5上に送られる。スラグ排出コンベヤ5
に送られた粗粒状スラグは更にスラグバンカ6に送られ
貯蔵される。スラグ冷却床3の内部で吸引された高温の
冷却空気は一部の微細スラグを浮遊させた状態でサイク
ロンセパレータ8に送入され、微細スラグを分離して下
部のスラグ排出コンベヤ5上に排出し、清浄な高温空気
は微粉炭燃焼用押込送風機10の吸込側に送入される。微
粉炭燃焼用押込送風機10はサイクロンセパレータ8から
送入された高温空気の大気とを吸引し、ガス空気予熱器
12によってボイラ2の排ガスと熱交換を行ない、更に温
度を上昇させたのちサイクロン石炭燃焼炉1に送入さ
れ、送入孔から噴出した微粉炭の燃焼用空気として作用
する。スラグ冷却空気送風機9の出口ダクトには風量調
整ダンパ14が配設されており、サイクロン石炭燃焼炉1
の炉内圧力とスラグ熱交換室17の内部圧力とをバランス
させており、これによってスラグ冷却空気送風機9から
送入される冷却用空気がスラグ排出孔からサイクロン石
炭燃焼炉1内に侵入して過剰空気となるのを防止すると
ともに、スラグ熱交換室17への送入冷却風量の不足によ
ってスラグの冷却不十分な状態を生じ、スラグ冷却床3
の閉塞或いはクラッシャ4への溶着等の生じるのを防止
している。
第2〜4図は本発明の他の実施例を示すもので、第2図
は全体系統図、第3図はスラグ熱交換室の構造図、第4
図は振動型スラグ冷却床の構造図である。説明を簡単に
するために第2〜4図において第1図と同様の作用をな
す部分は第1図と同一符号で説明する。第2〜4図にお
いて3は振動床型のスラグ冷却床、20は加振器、21はス
ラグ冷却床冷却水口管、22はスラグ冷却床冷却水出口
管、23はスラグ粉砕粒子落下孔、24は冷却空気孔であ
る。サイクロン石炭燃焼炉1において、送入孔から噴出
した微粉炭は高温・高熱負荷の条件下で燃焼し、微粉炭
中の灰分は燃焼ガスの旋回力によって周壁に衝突し、付
着したのち溶融状態でスラグ排出孔から排出し、下部に
配設したスラグ熱交換室17中に落下する。落下したスラ
グは、スラグ冷却空気送風機9から送入された冷空気に
よって塊状で冷却され凝固する。凝固したスラグはクラ
ッシャ4にて粗粉砕され、下部のスラグ冷却床3上に至
る。スラグ冷却床3は水冷構造の多孔板によって形成さ
れており、上下方向に複数個構設され、いずれも加振器
20によって振動が与えられる。スラグ冷却床3にはスラ
グ粉砕粒子落下孔23および冷却空気孔24が穿設されてお
り、スラグ粉砕粒子の上方から下方への落下およびスラ
グ冷却空気の下方から上方への通過が可能な構造になっ
ている。これによってスラグ冷却床3上に落下した粗粉
砕されたスラグは、低温の冷却床への接触と下方から送
入される低温のスラグ冷却空気によって更に冷却される
とともに、振動する多孔板によって更に細粒に粉砕され
たのち、スラグ熱交換室17の下部に配設されたスラグ排
出コンベヤ5上に落下する。スラグ排出コンベヤ5上に
落下した細粒状のスラグはスラグバンカ6に送られ貯蔵
される。スラグ熱交換室17内のクラッシャ4の上部およ
び冷却床3においてスラグを冷却し、熱交換して高温と
なったスラグ冷却空気は、微細スラグを浮遊させた状態
でスラグ冷却空気出口ダクト7を経てサイクロンセパレ
ータ8に送入され、微細スラグを分離して下部のスラグ
排出コンベヤ5上に排出し、清浄な高温空気は微細炭燃
焼用押込送風機10の吸込側に送入される。微粉炭燃焼用
押込送風機10はサイクロンセパレータ8から送入された
高温空気と大気とを吸引し、ガス空気予熱器12によって
ボイラ2の排ガスと熱交換を行ない、更に温度を上昇さ
せたのちサイクロン石炭燃焼炉1に送入され、送入孔か
ら噴出した微粉炭の燃焼用空気として作用する。スラグ
冷却用送風機9の出口ダクトには風量調整ダンパ14が配
設されており、サイクロン石炭燃焼炉1の炉内圧力とス
ラグ熱交換室17の内部圧力とをバランスさせており、こ
れによってスラグ冷却空気送風機9から送入される冷却
用空気がスラグ排出孔からサイクロン石炭燃焼炉1内に
浸入して過剰空気となるのを防止するとともに、スラグ
熱交換室17への送入冷却風量の不足によってスラグの冷
却不十分な状態を生じ、スラグ冷却床3の閉塞或いはク
ラッシャ4への溶着等の生じるのを防止している。
は全体系統図、第3図はスラグ熱交換室の構造図、第4
図は振動型スラグ冷却床の構造図である。説明を簡単に
するために第2〜4図において第1図と同様の作用をな
す部分は第1図と同一符号で説明する。第2〜4図にお
いて3は振動床型のスラグ冷却床、20は加振器、21はス
ラグ冷却床冷却水口管、22はスラグ冷却床冷却水出口
管、23はスラグ粉砕粒子落下孔、24は冷却空気孔であ
る。サイクロン石炭燃焼炉1において、送入孔から噴出
した微粉炭は高温・高熱負荷の条件下で燃焼し、微粉炭
中の灰分は燃焼ガスの旋回力によって周壁に衝突し、付
着したのち溶融状態でスラグ排出孔から排出し、下部に
配設したスラグ熱交換室17中に落下する。落下したスラ
グは、スラグ冷却空気送風機9から送入された冷空気に
よって塊状で冷却され凝固する。凝固したスラグはクラ
ッシャ4にて粗粉砕され、下部のスラグ冷却床3上に至
る。スラグ冷却床3は水冷構造の多孔板によって形成さ
れており、上下方向に複数個構設され、いずれも加振器
20によって振動が与えられる。スラグ冷却床3にはスラ
グ粉砕粒子落下孔23および冷却空気孔24が穿設されてお
り、スラグ粉砕粒子の上方から下方への落下およびスラ
グ冷却空気の下方から上方への通過が可能な構造になっ
ている。これによってスラグ冷却床3上に落下した粗粉
砕されたスラグは、低温の冷却床への接触と下方から送
入される低温のスラグ冷却空気によって更に冷却される
とともに、振動する多孔板によって更に細粒に粉砕され
たのち、スラグ熱交換室17の下部に配設されたスラグ排
出コンベヤ5上に落下する。スラグ排出コンベヤ5上に
落下した細粒状のスラグはスラグバンカ6に送られ貯蔵
される。スラグ熱交換室17内のクラッシャ4の上部およ
び冷却床3においてスラグを冷却し、熱交換して高温と
なったスラグ冷却空気は、微細スラグを浮遊させた状態
でスラグ冷却空気出口ダクト7を経てサイクロンセパレ
ータ8に送入され、微細スラグを分離して下部のスラグ
排出コンベヤ5上に排出し、清浄な高温空気は微細炭燃
焼用押込送風機10の吸込側に送入される。微粉炭燃焼用
押込送風機10はサイクロンセパレータ8から送入された
高温空気と大気とを吸引し、ガス空気予熱器12によって
ボイラ2の排ガスと熱交換を行ない、更に温度を上昇さ
せたのちサイクロン石炭燃焼炉1に送入され、送入孔か
ら噴出した微粉炭の燃焼用空気として作用する。スラグ
冷却用送風機9の出口ダクトには風量調整ダンパ14が配
設されており、サイクロン石炭燃焼炉1の炉内圧力とス
ラグ熱交換室17の内部圧力とをバランスさせており、こ
れによってスラグ冷却空気送風機9から送入される冷却
用空気がスラグ排出孔からサイクロン石炭燃焼炉1内に
浸入して過剰空気となるのを防止するとともに、スラグ
熱交換室17への送入冷却風量の不足によってスラグの冷
却不十分な状態を生じ、スラグ冷却床3の閉塞或いはク
ラッシャ4への溶着等の生じるのを防止している。
[発明の効果] 本発明は上記実施例から明らかなように、サイクロン石
炭燃焼炉を具設したボイラにおいて、サイクロン石炭燃
焼炉から排出された高温の溶融状態のスラグを空気によ
って冷却し、その際熱交換を行なって昇温した冷却用空
気をサイクロン石炭燃焼炉における微粉炭の燃焼用空気
として使用することによってスラグの顕熱を回収し、サ
イクロン石炭燃焼炉を具設したボイラのプラント効率を
上昇させることが可能になると言う効果を有する。
炭燃焼炉を具設したボイラにおいて、サイクロン石炭燃
焼炉から排出された高温の溶融状態のスラグを空気によ
って冷却し、その際熱交換を行なって昇温した冷却用空
気をサイクロン石炭燃焼炉における微粉炭の燃焼用空気
として使用することによってスラグの顕熱を回収し、サ
イクロン石炭燃焼炉を具設したボイラのプラント効率を
上昇させることが可能になると言う効果を有する。
第1〜4図は本発明に基くスラグの顕熱を回収するサイ
クロン石炭燃焼炉システムの例で、第1図はスラグ冷却
床に移動床型を使用した場合の全体系統図、第2図はス
ラグ冷却床に振動床型を使用した場合の全体系統図、第
3図は第2図におけるスラグ熱交換室の構造図、第4図
は第2〜3図における振動型スラグ冷却床の構造図であ
る。 1……サイクロン石炭燃焼炉、2……ボイラ本体、 3……スラグ冷却床、4……クラッシャ、 5……スラグ排出コンベヤ、6……スラグバンカ、 7……スラグ冷却空気出口ダクト、 8……サイクロンセパレータ、 9……スラグ冷却空気送風機、 10……微粉炭燃焼用押込送風機、 11……微粉炭燃焼用押込送風機吐出側ダクト、 12……ガス空気予熱器、13……圧力調節器、 14……風量調整ダンパ、15……誘引通風機、 16……煙突、17……スラグ熱交換室、 18……ボイラ排ガスダクト、 19……スラグ冷却空気入口ダクト、 20……加振器、 21……スラグ冷却床冷却水入口管、 22……スラグ冷却床冷却水出口管、 23……スラグ粉砕粒子落下孔、 24……冷却空気孔。
クロン石炭燃焼炉システムの例で、第1図はスラグ冷却
床に移動床型を使用した場合の全体系統図、第2図はス
ラグ冷却床に振動床型を使用した場合の全体系統図、第
3図は第2図におけるスラグ熱交換室の構造図、第4図
は第2〜3図における振動型スラグ冷却床の構造図であ
る。 1……サイクロン石炭燃焼炉、2……ボイラ本体、 3……スラグ冷却床、4……クラッシャ、 5……スラグ排出コンベヤ、6……スラグバンカ、 7……スラグ冷却空気出口ダクト、 8……サイクロンセパレータ、 9……スラグ冷却空気送風機、 10……微粉炭燃焼用押込送風機、 11……微粉炭燃焼用押込送風機吐出側ダクト、 12……ガス空気予熱器、13……圧力調節器、 14……風量調整ダンパ、15……誘引通風機、 16……煙突、17……スラグ熱交換室、 18……ボイラ排ガスダクト、 19……スラグ冷却空気入口ダクト、 20……加振器、 21……スラグ冷却床冷却水入口管、 22……スラグ冷却床冷却水出口管、 23……スラグ粉砕粒子落下孔、 24……冷却空気孔。
Claims (3)
- 【請求項1】サイクロン石炭燃焼炉を有するボイラにお
いて、 サイクロン石炭燃焼炉のスラグ排出孔の下流側に熱交換
室を設け、 該熱交換室は溶融スラグ導入部と、スラグ冷却用空気導
入部と、スラグとスラグ冷却用空気とを接触させる空間
と、スラグを粉砕するのラッシャと、スラグを一時的に
載置して冷却するスラグ冷却床と、スラグ冷却用空気排
出部と、冷却粉砕されたスラグの排出部とを有し、 冷却過程でスラグを粉砕し、 スラグ冷却用空気排出部とサイクロン石炭燃焼炉の燃焼
用空気吸入口とを連通させたことを特徴とするスラグの
顕熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム。 - 【請求項2】スラグ冷却床が移動床型である特許請求の
範囲第(1)項記載のスラグの顕熱を回収するサイクロ
ン石炭燃焼炉システム。 - 【請求項3】スラグ冷却床が振動床型である特許請求の
範囲第(1)項記載のスラグの顕熱を回収するサイクロ
ン石炭燃焼炉システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62266244A JPH0756381B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | スラグの顕熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62266244A JPH0756381B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | スラグの顕熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111122A JPH01111122A (ja) | 1989-04-27 |
| JPH0756381B2 true JPH0756381B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17428277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62266244A Expired - Lifetime JPH0756381B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | スラグの顕熱を回収するサイクロン石炭燃焼炉システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756381B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1276747B1 (it) * | 1995-06-19 | 1997-11-03 | Magaldi Ricerche & Brevetti | Estrattore/raffreddatore di materiali sfusi |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS602565B2 (ja) * | 1982-08-26 | 1985-01-22 | 日本フア−ネス工業株式会社 | ロ−タリキルンにおける1次空気供給装置 |
-
1987
- 1987-10-23 JP JP62266244A patent/JPH0756381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01111122A (ja) | 1989-04-27 |
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