JPH0764149B2 - 券 紙 - Google Patents
券 紙Info
- Publication number
- JPH0764149B2 JPH0764149B2 JP63279445A JP27944588A JPH0764149B2 JP H0764149 B2 JPH0764149 B2 JP H0764149B2 JP 63279445 A JP63279445 A JP 63279445A JP 27944588 A JP27944588 A JP 27944588A JP H0764149 B2 JPH0764149 B2 JP H0764149B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- ticket
- layer
- friction
- talc
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は磁気通行券やプリペイドカード等の券紙に関す
るものである。
るものである。
<従来の技術、発明が解決すべき課題> 従来、第1図に示すように多数の券紙1を縦積みにして
カートリッジに収納し、ゴムロール2にて搬送する搬送
機構を有する券売機が実用化されている。この券売機に
適用される券紙はプラスチックフィルムの両面に紙を貼
合せ、ゴムロールと接する面と反対側の面には別のコー
ティング層がなく、紙が露出しているか、又は印刷イン
クの受容性を向上させるために、炭酸カルシウム等の単
一無機顔料を結着剤中に分散させた塗布層を設けたもの
であった。前記した従来の券紙はロールと接する面と反
対側の面が摩擦係数が高過ぎるため、券売機のゴムロー
ラにて券紙を搬送しようとした場合、上積みした券紙と
の間の接触面に摩擦を生じるため、最下段の券紙のみを
搬送するためには減速作用を示し良好な搬送性を有しな
かった。
カートリッジに収納し、ゴムロール2にて搬送する搬送
機構を有する券売機が実用化されている。この券売機に
適用される券紙はプラスチックフィルムの両面に紙を貼
合せ、ゴムロールと接する面と反対側の面には別のコー
ティング層がなく、紙が露出しているか、又は印刷イン
クの受容性を向上させるために、炭酸カルシウム等の単
一無機顔料を結着剤中に分散させた塗布層を設けたもの
であった。前記した従来の券紙はロールと接する面と反
対側の面が摩擦係数が高過ぎるため、券売機のゴムロー
ラにて券紙を搬送しようとした場合、上積みした券紙と
の間の接触面に摩擦を生じるため、最下段の券紙のみを
搬送するためには減速作用を示し良好な搬送性を有しな
かった。
<課題を解決するための手段> 本発明は上記の如き実情に鑑みてその課題を解決し印刷
性を損なわずに円滑な搬送性を得ることを目的としてな
されたもので、その概要は以下に示すとおりである。プ
ラスチックフィルムの両面には紙が貼合わされており、
その一方の紙の表面に、タルクとシリカとを重量比で60
〜90:40〜10の割合で配合した減摩層を設けたことを特
徴とする券紙である。
性を損なわずに円滑な搬送性を得ることを目的としてな
されたもので、その概要は以下に示すとおりである。プ
ラスチックフィルムの両面には紙が貼合わされており、
その一方の紙の表面に、タルクとシリカとを重量比で60
〜90:40〜10の割合で配合した減摩層を設けたことを特
徴とする券紙である。
<作 用> 本発明の券紙の構成をさらに詳述すれば以下のとおりで
ある。
ある。
本発明の券紙はタルクとシリカの配合による減摩層をロ
ール面と反対側にして積層することにより各層間は円滑
な滑りを生じ、最下層の券紙のみを円滑に搬送すること
ができる。なお本発明の券紙の減摩層の構成がタルク:
シリカを60〜90:40〜10の重量比で配合することによ
り、この層の層間密着性を保持し、かつ搬送性を高める
ものであり、タルクが60を下回り、シリカが40を上回る
ときは減摩作用が悪くなり券紙の搬送性の低下し、逆に
タルクが90を上回り、シリカが10を下回るときはインキ
の吸収が遅く、印刷性が悪くなるからである。
ール面と反対側にして積層することにより各層間は円滑
な滑りを生じ、最下層の券紙のみを円滑に搬送すること
ができる。なお本発明の券紙の減摩層の構成がタルク:
シリカを60〜90:40〜10の重量比で配合することによ
り、この層の層間密着性を保持し、かつ搬送性を高める
ものであり、タルクが60を下回り、シリカが40を上回る
ときは減摩作用が悪くなり券紙の搬送性の低下し、逆に
タルクが90を上回り、シリカが10を下回るときはインキ
の吸収が遅く、印刷性が悪くなるからである。
次に本発明の券紙の代表的構造例について説明する。第
2図はその一例であり、プラスチックフィルム3の表面
に接着層4,4を介して紙5,5が積層され、さらにはその一
方の面には減摩層6及び帯電防止層7を順次設け、更に
下部のロールとの接する面には磁気ストライプ層8を、
反対面には印刷層9を設けてある。
2図はその一例であり、プラスチックフィルム3の表面
に接着層4,4を介して紙5,5が積層され、さらにはその一
方の面には減摩層6及び帯電防止層7を順次設け、更に
下部のロールとの接する面には磁気ストライプ層8を、
反対面には印刷層9を設けてある。
本発明の券紙を構成する各層について説明すれば以下の
とおりである。
とおりである。
1) プラスチックフィルム 厚さ50〜100μm程度のポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、ポリイミドフィルム、ポリエチレンフィルム、
ポリプロピレンフィルム、アセテートフィルム等があげ
られる。
ィルム、ポリイミドフィルム、ポリエチレンフィルム、
ポリプロピレンフィルム、アセテートフィルム等があげ
られる。
2) 接着層 アクリル系、シリコーン系、エポキシ系等の公知のドラ
イラミネート用接着剤があげられる。
イラミネート用接着剤があげられる。
3) 紙 厚さ50〜100μm程度の天然繊維紙、合成繊維等があげ
られる。
られる。
4) 減摩剤 重量比でタルク:シリカを60〜90:40〜10としたもの シリカは印刷層の施されるドットプリンター等でカード
のコマーシャル、日付、会社名、注意書等を印刷する際
の印刷インクの受容性を向上させる作用を有し、タルク
は滑性を出し、静摩擦係数を小さくする作用を有する。
のコマーシャル、日付、会社名、注意書等を印刷する際
の印刷インクの受容性を向上させる作用を有し、タルク
は滑性を出し、静摩擦係数を小さくする作用を有する。
減摩層の素材は以下のものからなる。
シリカ…含水無晶形二酸化珪素で例えば塩野義製薬社製
商品名 カープレックス#80として上市されている。
商品名 カープレックス#80として上市されている。
タルク…含水珪酸マグネシウム3MgO・4SiO2・H2O例えば
林化成社製 商品名 ミクロンホワイト5000があげられ
る。
林化成社製 商品名 ミクロンホワイト5000があげられ
る。
結着性樹脂…変性澱粉、イソブチレン−無水マレイン酸
共重合体、ポリビニルアルコール等に必要に応じて硬化
剤を併用する 増粘剤…ポリビニルアミドのNa塩の如き和紙抄紙用増粘
剤、例えば三井サイアミッド社製の商品名 アコパー
ル,アクリロアミドを原料とするアニオン性高分子系の
抄紙用合成粘剤、例えばダイヤフロック社製の商品名ア
クリパーズがあげられる。
共重合体、ポリビニルアルコール等に必要に応じて硬化
剤を併用する 増粘剤…ポリビニルアミドのNa塩の如き和紙抄紙用増粘
剤、例えば三井サイアミッド社製の商品名 アコパー
ル,アクリロアミドを原料とするアニオン性高分子系の
抄紙用合成粘剤、例えばダイヤフロック社製の商品名ア
クリパーズがあげられる。
上記素材を適当な量配合した塗料を紙の上に塗布乾燥
後、塗布量が2.0〜4.0g/m2となるように塗布する。
後、塗布量が2.0〜4.0g/m2となるように塗布する。
次にタルクとシリカの混合比の変化と摩擦係数の測定し
た結果を示せば下記の表のとおりである。
た結果を示せば下記の表のとおりである。
但し、摩擦係数はJIS−P8147により測定した。
これをグラフ化して示せば第3図のとおりである。
5)帯電防止層 高分子電解質、第4級アンモニウム塩の如く、公知の帯
電防止剤が塗布される。券紙を積層する際の静電障碍を
防止するために必要 6)磁気ストライブ層 剥離転写方式、塗工方式、印刷方式によりγ−酸化鉄、
バリウムフェライト等の磁性材料をバインダー中に分散
させた塗膜 7)印刷層 券紙の券面又は両面に、券紙の発行日付、会社名、コマ
ーシャル、注意書等を印刷する。
電防止剤が塗布される。券紙を積層する際の静電障碍を
防止するために必要 6)磁気ストライブ層 剥離転写方式、塗工方式、印刷方式によりγ−酸化鉄、
バリウムフェライト等の磁性材料をバインダー中に分散
させた塗膜 7)印刷層 券紙の券面又は両面に、券紙の発行日付、会社名、コマ
ーシャル、注意書等を印刷する。
本発明による券紙の製造法の代表例は、ドライラミネー
ト法(紙とポリエチレンテレフタレートとを接着剤で貼
合せる。紙を使う理由は安価印刷し易いが、機械的に弱
い。又フィルムを使う理由は強度があるが高価である。
ト法(紙とポリエチレンテレフタレートとを接着剤で貼
合せる。紙を使う理由は安価印刷し易いが、機械的に弱
い。又フィルムを使う理由は強度があるが高価である。
従って両者の妥協点として3層紙を使う。
<実施例> 以下実施例について説明する。
実施例1 厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの両
面に厚さ70μmの上質紙を貼り合せ、その片面に下記の
減摩用塗料を塗布量が2.5〜3.5g/m2となるように塗工後
乾燥して減摩層となし本発明の券紙を得た。減摩層の静
摩擦係数は0.35で発券性、印刷性ともに良好であった。
面に厚さ70μmの上質紙を貼り合せ、その片面に下記の
減摩用塗料を塗布量が2.5〜3.5g/m2となるように塗工後
乾燥して減摩層となし本発明の券紙を得た。減摩層の静
摩擦係数は0.35で発券性、印刷性ともに良好であった。
上記の組成物を6mmの磁性ボールを使用したアトライタ
ーで60分間分散せしめ、得られた分散液をディスパーで
攪拌混合し、固形分濃度17%に調成する。又、増粘剤と
して塗料攪拌中にアコパールもしくはアクリパーズを塗
料に対し0.05〜0.1%添加し、60分間攪拌して塗料を得
た。
ーで60分間分散せしめ、得られた分散液をディスパーで
攪拌混合し、固形分濃度17%に調成する。又、増粘剤と
して塗料攪拌中にアコパールもしくはアクリパーズを塗
料に対し0.05〜0.1%添加し、60分間攪拌して塗料を得
た。
実施例2 タルクとシリカの配合を80重量部と20重量部とした以外
は実施例1と同様にして本発明の券紙を得た。減摩層の
静摩擦係数は0.42で発券性、印刷性ともに良好であっ
た。
は実施例1と同様にして本発明の券紙を得た。減摩層の
静摩擦係数は0.42で発券性、印刷性ともに良好であっ
た。
実施例3 変性澱粉の代りにイソブチレン−無水マレイン酸共重合
体を用いた以外は実施例1と同様にして本発明の券紙を
得た。減摩層の静摩擦係数は0.36で発券性、印刷性とも
に良好であった。
体を用いた以外は実施例1と同様にして本発明の券紙を
得た。減摩層の静摩擦係数は0.36で発券性、印刷性とも
に良好であった。
比較例1 タルクとシリカの配合を55重量部:45重量部とした以外
は実施例1と同様にして比較用の券紙を得た。減摩層の
静摩擦係数は0.49で、900枚以上券紙を積み重ねた場合
に発券できなかった。
は実施例1と同様にして比較用の券紙を得た。減摩層の
静摩擦係数は0.49で、900枚以上券紙を積み重ねた場合
に発券できなかった。
比較例2 タルクの配合を100重量部としシリカを配合しないこと
とした以外は実施例1と同様にして比較用の券紙を得
た。減摩層の静摩擦係数は0.29で発券性は良好であった
がドットインパクトプリンターで印字した場合、インキ
の吸収が遅く、券紙が汚れてしまった。
とした以外は実施例1と同様にして比較用の券紙を得
た。減摩層の静摩擦係数は0.29で発券性は良好であった
がドットインパクトプリンターで印字した場合、インキ
の吸収が遅く、券紙が汚れてしまった。
比較例3 タルクの代りにクレーを使用した以外は実施例1と同様
にして比較用の券紙を得た。減摩層の静摩擦係数は0.62
で、発券性は不良であった。
にして比較用の券紙を得た。減摩層の静摩擦係数は0.62
で、発券性は不良であった。
<発明の効果> 本発明によれば、プラスチックフィルムの両面に紙が貼
合わされた券紙の一方の面にタルク、シリカ60〜90:40
〜10(重量比)で配合した減摩層を設けたことによって
印刷性が良好で静摩擦係数の小さい減摩層とした券紙と
なり、これを多数重ねた場合、積み重ねられた券紙相互
が付着状態となりにくく、ゴムローラーの回転により1
枚づつ発券し易いという格別の効果を奏することができ
る。
合わされた券紙の一方の面にタルク、シリカ60〜90:40
〜10(重量比)で配合した減摩層を設けたことによって
印刷性が良好で静摩擦係数の小さい減摩層とした券紙と
なり、これを多数重ねた場合、積み重ねられた券紙相互
が付着状態となりにくく、ゴムローラーの回転により1
枚づつ発券し易いという格別の効果を奏することができ
る。
第1図は券紙と券発売機との関係を示す側面図、第2図
は本発明の券紙の構造例を示す断面図、第3図はタルク
とシリカの配合比と静摩擦係数の関係グラフである。 3……プラスチックフィルム 4……接着層 6……減摩層
は本発明の券紙の構造例を示す断面図、第3図はタルク
とシリカの配合比と静摩擦係数の関係グラフである。 3……プラスチックフィルム 4……接着層 6……減摩層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/36 G06K 19/02 (56)参考文献 特開 昭63−175197(JP,A) 実開 昭51−85795(JP,U) 実開 昭54−60522(JP,U) 実開 昭56−137274(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチックフィルムの両面に紙が貼合わ
され、その一方の紙の表面にタルクとシリカの配合比を
重量比で60〜90:40〜10の割合で配合した減摩層を設け
たことを特徴とする券紙
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63279445A JPH0764149B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 券 紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63279445A JPH0764149B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 券 紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127096A JPH02127096A (ja) | 1990-05-15 |
| JPH0764149B2 true JPH0764149B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=17611168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63279445A Expired - Fee Related JPH0764149B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 券 紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0764149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2290499A (en) * | 1994-05-20 | 1996-01-03 | Terence Roy Flounders | Integral coupon ticket |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5185793U (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-09 | ||
| JPS5460522U (ja) * | 1977-10-05 | 1979-04-26 | ||
| JPS5850454Y2 (ja) * | 1980-03-18 | 1983-11-17 | 沖電気工業株式会社 | 記録層付カ−ド類 |
| JPS63175197A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-19 | 神崎製紙株式会社 | タルクスラリ−の製造方法 |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP63279445A patent/JPH0764149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127096A (ja) | 1990-05-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |