JPH0765669B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0765669B2 JPH0765669B2 JP59204055A JP20405584A JPH0765669B2 JP H0765669 B2 JPH0765669 B2 JP H0765669B2 JP 59204055 A JP59204055 A JP 59204055A JP 20405584 A JP20405584 A JP 20405584A JP H0765669 B2 JPH0765669 B2 JP H0765669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- lockup
- signal
- engine
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/14—Control of torque converter lock-up clutches
- F16H61/143—Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシフトアップ時におけるエンジンの吹上がりを
防止しつつ変速ショックを低減するようにした自動変速
機の制御装置に関するものである。
防止しつつ変速ショックを低減するようにした自動変速
機の制御装置に関するものである。
(従来技術) 一般に、自動変速機としては、トルクコンバータと、遊
星歯車機構などの歯車機構を有する多段歯車式変速機構
とを組合せて構成したものが汎用されている。このよう
な自動変速機における変速制御には、通常、油圧機構が
採用されて、電磁式の切換弁により油圧回路を切換え、
これにより、多段歯車式変速機構に付随する流体式アク
チュエータとしてのブレーキ、クラッチなどの摩擦要素
を適宜作動させてエンジン動力の伝達系を切換えて、所
要の変速段を得るようになっている。そして、電磁式切
換弁によって油圧回路を切換えるには、車両の走行状態
が予め定められた変速線を越えたことを電子制御装置に
より検出し、この装置からのシフトアップ信号もしくは
シフトダウン信号によって電磁式切換弁を選択的に作動
させ、それによって油圧回路を切換えて変速するのが通
例である。
星歯車機構などの歯車機構を有する多段歯車式変速機構
とを組合せて構成したものが汎用されている。このよう
な自動変速機における変速制御には、通常、油圧機構が
採用されて、電磁式の切換弁により油圧回路を切換え、
これにより、多段歯車式変速機構に付随する流体式アク
チュエータとしてのブレーキ、クラッチなどの摩擦要素
を適宜作動させてエンジン動力の伝達系を切換えて、所
要の変速段を得るようになっている。そして、電磁式切
換弁によって油圧回路を切換えるには、車両の走行状態
が予め定められた変速線を越えたことを電子制御装置に
より検出し、この装置からのシフトアップ信号もしくは
シフトダウン信号によって電磁式切換弁を選択的に作動
させ、それによって油圧回路を切換えて変速するのが通
例である。
このトルクコンバータを有する自動変速機にあっては、
トルクコンバータの滑りを避けられないため、燃費向上
等のため、エンジン出力軸とトルクコンバータの出力軸
とを直結するためのロックアップ機構を設けたものが多
くなっている。このロックアップ機構は、これに付随す
る流体式アクチュエータに対する油圧の供給をロックア
ップ用電磁手段により制御することによって、ロックア
ップ(直結)またはロックアップ解除を行なうようにな
っている。そして、このロックアップまたはロックアッ
プ解除は、電子制御装置により、あらかじめ定められた
ロックアップ特性に基づいて、上記ロックアップ用電磁
手段に対してロックアップ信号もしくはロックアップ解
除信号を出力することにより行なわれるのが通例であ
る。
トルクコンバータの滑りを避けられないため、燃費向上
等のため、エンジン出力軸とトルクコンバータの出力軸
とを直結するためのロックアップ機構を設けたものが多
くなっている。このロックアップ機構は、これに付随す
る流体式アクチュエータに対する油圧の供給をロックア
ップ用電磁手段により制御することによって、ロックア
ップ(直結)またはロックアップ解除を行なうようにな
っている。そして、このロックアップまたはロックアッ
プ解除は、電子制御装置により、あらかじめ定められた
ロックアップ特性に基づいて、上記ロックアップ用電磁
手段に対してロックアップ信号もしくはロックアップ解
除信号を出力することにより行なわれるのが通例であ
る。
このように、ロックアップ機構を有する自動変速機にあ
っては、ロックアップ状態のまま変速することによる大
きなショックを回避すべく、特開昭56−39354号公報に
示すように、ロックアップ中であっても変速中はこのロ
ックアップを一旦解除して、変速に伴なうトルク変動
(エンジンの回転数差)をトルクコンバータにより吸収
させるようにした制御が一般に行なわれている。そし
て、最近は、変速中は一旦ロックアップ解除を行なうこ
とを前提としつつ、このロックアップ解除タイミングと
いうものに着目して、より変速フィーリングの優れたも
のを得るための研究がなされるようになっている。
っては、ロックアップ状態のまま変速することによる大
きなショックを回避すべく、特開昭56−39354号公報に
示すように、ロックアップ中であっても変速中はこのロ
ックアップを一旦解除して、変速に伴なうトルク変動
(エンジンの回転数差)をトルクコンバータにより吸収
させるようにした制御が一般に行なわれている。そし
て、最近は、変速中は一旦ロックアップ解除を行なうこ
とを前提としつつ、このロックアップ解除タイミングと
いうものに着目して、より変速フィーリングの優れたも
のを得るための研究がなされるようになっている。
このようなロックアップ解除タイミングを工夫したもの
として、特開昭56−127856号公報に示すように、シフト
アップが加速中に行なわれることの多い点を考慮して、
シフトアップする際、ロックアップ解除に伴なうエンジ
ンの吹上がりを防止するため、シフトアップ信号出力よ
り一定時間遅れてロックアップ解除信号を出力するよう
にしたものが提案されている。すなわち、通常、シフト
アップ信号出力から実際にシフトアップされるまでのタ
イムラグ(変速用油圧系の応答遅れ)が、ロックアップ
解除信号から実際にロックアップ解除されるまでのタイ
ムラグよりも大きく、したがって、このロックアップ解
除信号出力をシフトアップ信号と同期して出力すると、
実際にシフトアップされる前にロックアップ解除がなさ
れてエンジン負荷が減少するため、加速中にシフトアッ
プがなされる場合にはエンジンの吹上がりが生じてしま
うことになるが、上記公報のようにロックアップ解除信
号出力をシフトアップ信号出力より遅らせることによ
り、このエンジン吹上がりが抑制されることになる。
として、特開昭56−127856号公報に示すように、シフト
アップが加速中に行なわれることの多い点を考慮して、
シフトアップする際、ロックアップ解除に伴なうエンジ
ンの吹上がりを防止するため、シフトアップ信号出力よ
り一定時間遅れてロックアップ解除信号を出力するよう
にしたものが提案されている。すなわち、通常、シフト
アップ信号出力から実際にシフトアップされるまでのタ
イムラグ(変速用油圧系の応答遅れ)が、ロックアップ
解除信号から実際にロックアップ解除されるまでのタイ
ムラグよりも大きく、したがって、このロックアップ解
除信号出力をシフトアップ信号と同期して出力すると、
実際にシフトアップされる前にロックアップ解除がなさ
れてエンジン負荷が減少するため、加速中にシフトアッ
プがなされる場合にはエンジンの吹上がりが生じてしま
うことになるが、上記公報のようにロックアップ解除信
号出力をシフトアップ信号出力より遅らせることによ
り、このエンジン吹上がりが抑制されることになる。
しかしながら、上述のように、単にロックアップ解除信
号出力をシフトアップ信号出力よりも一定時間遅らせた
場合、シフトアップ時の運転態様あるいはエンジン負荷
によっては、変速ショックが大きくなったりエンジン吹
上がりを依然として生じてしまう、という問題を生じる
ことがある。この点を詳述すると、例えば加速から定速
走行へと移行するときにシフトアップが行なわれる場合
を考えてみると、このときはエンジン回転数が下降しよ
うとして変速に伴なうエンジン回転数変化が小さくなる
(変速ショックが小さくなる)ような好ましい現象を示
す。しかしながら、このエンジン回転数下降中において
ロックアップ解除を遅らせるということは、駆動輪(車
両の惰性)によりロックアップ状態でエンジンが強制的
に回転されようとすることになるため、エンジン回転数
の下降を妨げることになって、シフトアップ前と後での
エンジン回転数の差が大きなものすなわち変速ショック
が大きなものとなってしまう。また、通常、自動変速機
にあっては、スロットル開度すなわちエンジン負荷によ
って、ライン圧の変化を生じることとなって、シフトア
ップ信号出力から実際にシフトアップされるまでの応答
遅れ時間に相違が生じる一方、ロックアップ解除信号出
力から実際にロックアップ解除されるまでの応答遅れ時
間は、トルクコンバータの伝達効率の点からそのライン
圧が略一定とされるためほぼ一定とされることもあっ
て、前記公報のようにロックアップ解除信号出力の遅延
時間を単に一定としただけでは、上述した実際にシフト
アップされるまでの応答遅れ時間の相違を補償すること
が実質状不可能であると共に、エンジン負荷によってエ
ンジン吹上がりの度合というものも相違してくるため、
シフトアップ時のエンジン吹上がりを確実に防止するこ
とが実質状不可能となる。
号出力をシフトアップ信号出力よりも一定時間遅らせた
場合、シフトアップ時の運転態様あるいはエンジン負荷
によっては、変速ショックが大きくなったりエンジン吹
上がりを依然として生じてしまう、という問題を生じる
ことがある。この点を詳述すると、例えば加速から定速
走行へと移行するときにシフトアップが行なわれる場合
を考えてみると、このときはエンジン回転数が下降しよ
うとして変速に伴なうエンジン回転数変化が小さくなる
(変速ショックが小さくなる)ような好ましい現象を示
す。しかしながら、このエンジン回転数下降中において
ロックアップ解除を遅らせるということは、駆動輪(車
両の惰性)によりロックアップ状態でエンジンが強制的
に回転されようとすることになるため、エンジン回転数
の下降を妨げることになって、シフトアップ前と後での
エンジン回転数の差が大きなものすなわち変速ショック
が大きなものとなってしまう。また、通常、自動変速機
にあっては、スロットル開度すなわちエンジン負荷によ
って、ライン圧の変化を生じることとなって、シフトア
ップ信号出力から実際にシフトアップされるまでの応答
遅れ時間に相違が生じる一方、ロックアップ解除信号出
力から実際にロックアップ解除されるまでの応答遅れ時
間は、トルクコンバータの伝達効率の点からそのライン
圧が略一定とされるためほぼ一定とされることもあっ
て、前記公報のようにロックアップ解除信号出力の遅延
時間を単に一定としただけでは、上述した実際にシフト
アップされるまでの応答遅れ時間の相違を補償すること
が実質状不可能であると共に、エンジン負荷によってエ
ンジン吹上がりの度合というものも相違してくるため、
シフトアップ時のエンジン吹上がりを確実に防止するこ
とが実質状不可能となる。
(発明の目的) 本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、
シフトアップ時において、変速ショックの緩和とエンジ
ンの吹上がり防止とを確実に行なうようにして、変速フ
ィーリングのより優れ自動変速機の制御装置を提供する
ことを目的とする。
シフトアップ時において、変速ショックの緩和とエンジ
ンの吹上がり防止とを確実に行なうようにして、変速フ
ィーリングのより優れ自動変速機の制御装置を提供する
ことを目的とする。
(発明の構成) 本発明にあっては、基本的には、シフトアップ時におけ
るエンジン回転数の変化の状態をみることによって、エ
ンジンの吹上がりが生じるか否かが正確に知り得ること
に着目してなされたものである。すなわち、エンジン吹
上がりが生じ易いエンジン回転数が上昇傾向にあるとき
は、ロックアップ解除信号出力をシフトアップ信号出力
より所定時間遅れて行なうようにする一方、エンジンの
吹上がりが生じないエンジン回転数が下降傾向にあると
きは、このエンジン回転数の下降がよりスムーズに行な
われてシフトアップ前と後とでのエンジン回転数差が小
さくなるように、ロックアップ解除信号出力をシフトア
ップ信号出力と同期して行なうようにしてある。そし
て、上記所定時間すなわちロックアップ解除信号出力の
遅延時間を、エンジン負荷の相違に応じたエンジン吹上
がりの態様に対処すべく、当該エンジン負荷に応じた長
さとして設定するようにしてある。
るエンジン回転数の変化の状態をみることによって、エ
ンジンの吹上がりが生じるか否かが正確に知り得ること
に着目してなされたものである。すなわち、エンジン吹
上がりが生じ易いエンジン回転数が上昇傾向にあるとき
は、ロックアップ解除信号出力をシフトアップ信号出力
より所定時間遅れて行なうようにする一方、エンジンの
吹上がりが生じないエンジン回転数が下降傾向にあると
きは、このエンジン回転数の下降がよりスムーズに行な
われてシフトアップ前と後とでのエンジン回転数差が小
さくなるように、ロックアップ解除信号出力をシフトア
ップ信号出力と同期して行なうようにしてある。そし
て、上記所定時間すなわちロックアップ解除信号出力の
遅延時間を、エンジン負荷の相違に応じたエンジン吹上
がりの態様に対処すべく、当該エンジン負荷に応じた長
さとして設定するようにしてある。
具体的には、第1図に示すように、 エンジン出力軸に連結されたトルクコンバータと、 前記トルクコンバータの出力軸に連結された歯車式変速
機構と、 前記エンジン出力軸とトルクコンバータの出力軸とを断
続するロックアップ機構と、 前記歯車式変速機構の変速操作を行なう流体式アクチュ
エータに対する圧力流対の供給を制御する変速用電磁手
段と、 前記ロックアップ機構の断続操作を行なう流体式アクチ
ュエータに対する圧力流体の供給を制御するロックアッ
プ用電磁手段と、 あらかじめ定められた変速特性に基づいて、前記変速用
電磁手段に対してシフトアップ信号もしくはシフトダウ
ン信号を出力する変速制御手段と、 あらかじめ定められたロックアップ特性に基づいて、前
記ロックアップ用電磁手段に対してロックアップ信号も
しくはロックアップ解除信号を出力するロックアップ制
御手段と、 前記エンジン出力軸の回転数を検出する回転数検出手段
と、 ロックアップ状態において前記変速用電磁手段にシフト
アップ信号が出力された際、前記回転数検出手段からの
信号に基づいて、前記エンジン出力軸の回転数が下降傾
向にあるときは該シフトアップ信号出力と同期してロッ
クアップ解除信号を出力させ、該エンジン出力軸の回転
数が上昇傾向にあるときは該シフトアップ信号出力より
所定時間遅れてロックアップ解除信号を出力させるロッ
クアップ解除タイミング調整手段と、 前記所定時間を、エンジン負荷に応じた長さに設定する
タイマ手段と、 を備えたものとしてある。
機構と、 前記エンジン出力軸とトルクコンバータの出力軸とを断
続するロックアップ機構と、 前記歯車式変速機構の変速操作を行なう流体式アクチュ
エータに対する圧力流対の供給を制御する変速用電磁手
段と、 前記ロックアップ機構の断続操作を行なう流体式アクチ
ュエータに対する圧力流体の供給を制御するロックアッ
プ用電磁手段と、 あらかじめ定められた変速特性に基づいて、前記変速用
電磁手段に対してシフトアップ信号もしくはシフトダウ
ン信号を出力する変速制御手段と、 あらかじめ定められたロックアップ特性に基づいて、前
記ロックアップ用電磁手段に対してロックアップ信号も
しくはロックアップ解除信号を出力するロックアップ制
御手段と、 前記エンジン出力軸の回転数を検出する回転数検出手段
と、 ロックアップ状態において前記変速用電磁手段にシフト
アップ信号が出力された際、前記回転数検出手段からの
信号に基づいて、前記エンジン出力軸の回転数が下降傾
向にあるときは該シフトアップ信号出力と同期してロッ
クアップ解除信号を出力させ、該エンジン出力軸の回転
数が上昇傾向にあるときは該シフトアップ信号出力より
所定時間遅れてロックアップ解除信号を出力させるロッ
クアップ解除タイミング調整手段と、 前記所定時間を、エンジン負荷に応じた長さに設定する
タイマ手段と、 を備えたものとしてある。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。
る。
電子制御式自動変速機の機械部分の断面および油圧制御
回路を示す第2図において、自動変速機ATは、トルクコ
ンバータ10と、多段歯車変速機構20と、トルクコンバー
タ10と多段歯車変速機構20との間に配置されたオーバー
ドライブ用遊星歯車変速機構50とを含んで構成されてい
る。
回路を示す第2図において、自動変速機ATは、トルクコ
ンバータ10と、多段歯車変速機構20と、トルクコンバー
タ10と多段歯車変速機構20との間に配置されたオーバー
ドライブ用遊星歯車変速機構50とを含んで構成されてい
る。
トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に結合された
ポンプ11、該ポンプ11に対向して配置されたタービン1
2、およびポンプ11とタービン12との間に配置されたス
テータ13を有し、タービン12にはコンバータ出力軸14が
結合されている。コンバータ出力軸14とポンプ11との間
にはロックアップクラッチ15が配設されている。このロ
ックアップクラッチ15は、トルクコンバータ10内を循環
する作動油圧力により常時係合方向すなわちエンジン出
力軸1とトルクコンバータ出力軸14とをロックアップ
(直結)する方向に付勢されると共に、外部から供給さ
れる開放用油圧により開放状態に保持されるようになっ
ている。
ポンプ11、該ポンプ11に対向して配置されたタービン1
2、およびポンプ11とタービン12との間に配置されたス
テータ13を有し、タービン12にはコンバータ出力軸14が
結合されている。コンバータ出力軸14とポンプ11との間
にはロックアップクラッチ15が配設されている。このロ
ックアップクラッチ15は、トルクコンバータ10内を循環
する作動油圧力により常時係合方向すなわちエンジン出
力軸1とトルクコンバータ出力軸14とをロックアップ
(直結)する方向に付勢されると共に、外部から供給さ
れる開放用油圧により開放状態に保持されるようになっ
ている。
多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構21と後段遊星
歯車機構22を有し、前段遊星歯車機構21のサンギア23と
後段遊星歯車機構22のサンギア24とは連結軸25を介して
連結されている。多段歯車変速機構20の入力軸26は、前
方クラッチ27を介して連結軸25に、また後方クラッチ28
を介して前段遊星歯車機構21のインターナルギア29にそ
れぞれ連結されるようになっている。連結軸25すなわち
サンギア23、24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ
30が設けられている。前段遊星歯車機構21のプラネタリ
キャリア31と後段遊星歯車機構22のインターナルギア33
とは出力軸34にれ決され、後段遊星歯車機構22のプラネ
タリキャリア35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ
36とワンウェイクラッチ37が介設されている。
歯車機構22を有し、前段遊星歯車機構21のサンギア23と
後段遊星歯車機構22のサンギア24とは連結軸25を介して
連結されている。多段歯車変速機構20の入力軸26は、前
方クラッチ27を介して連結軸25に、また後方クラッチ28
を介して前段遊星歯車機構21のインターナルギア29にそ
れぞれ連結されるようになっている。連結軸25すなわち
サンギア23、24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ
30が設けられている。前段遊星歯車機構21のプラネタリ
キャリア31と後段遊星歯車機構22のインターナルギア33
とは出力軸34にれ決され、後段遊星歯車機構22のプラネ
タリキャリア35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ
36とワンウェイクラッチ37が介設されている。
オーバードライブ用遊星歯車変速機構50においては、プ
ラネタリギア51を回転自在に支持するプラネタリキャリ
ア52がトルクコンバータ10の出力軸14に連結され、サン
ギア53は直結クラッチ54を介してインターナルギア55に
結合されるようになっている。サンギア53と変速機ケー
スとの間にはオーバードライブブレーキ56が設けられ、
またインターナルギア55は多段歯車変速機構20の入力軸
26に連結されている。
ラネタリギア51を回転自在に支持するプラネタリキャリ
ア52がトルクコンバータ10の出力軸14に連結され、サン
ギア53は直結クラッチ54を介してインターナルギア55に
結合されるようになっている。サンギア53と変速機ケー
スとの間にはオーバードライブブレーキ56が設けられ、
またインターナルギア55は多段歯車変速機構20の入力軸
26に連結されている。
多段歯車変速機構20は従来公知の形式で前進3段および
後進1段の変速段を有し、クラッチ27、28およびブレー
キ30、36を適宜作動させることにより所要の変速段を得
ることができるものである。オーバードライブ用遊星歯
車変速機構50は、直結クラッチ54が係合しブレーキ56が
解除されたとき、軸14、26を直結状態で結合する一
方、、ブレーキ56が係合し、クラッチ54が解放されたと
き軸14、26をオーバードライブ結合する。
後進1段の変速段を有し、クラッチ27、28およびブレー
キ30、36を適宜作動させることにより所要の変速段を得
ることができるものである。オーバードライブ用遊星歯
車変速機構50は、直結クラッチ54が係合しブレーキ56が
解除されたとき、軸14、26を直結状態で結合する一
方、、ブレーキ56が係合し、クラッチ54が解放されたと
き軸14、26をオーバードライブ結合する。
以上説明した自動変速機ATは、第2図に示したような油
圧制御回路CKを備えている。この油圧制御回路CKは、エ
ンジン出力軸1によって駆動されるオイルポンプ100を
有し、このオイルポンプ100から圧力ライン101に吐出さ
れた作動油は、調圧弁102により圧力が調整されてセレ
クト弁103に導かれる。セレクト弁103は、1、2、D、
N、R、P、の各シフト位置を有し、該セレクト弁103
が1、2およびD位置にあるとき、圧力ライン101はセ
レクト弁103のポートa、b、cに連通する。ポートa
は後方クラッチ28の作動用アクチュエータ104に接続さ
れており、弁103が上述の位置にあるとき、後方クラッ
チ28は係合状態に保持される。ポートは、また1−2シ
フト弁110の左方端近傍にも接続され、そのスプールを
図において右方に押し付けている。ポートaは、さらに
第1ラインL1を介して1−2シフト弁110の右方端に、
第2ラインL2を介して2−3シフト弁120の右方端に、
第3ラインL3を介して3−4シフト弁130の右方端にそ
れぞれ接続されている。
圧制御回路CKを備えている。この油圧制御回路CKは、エ
ンジン出力軸1によって駆動されるオイルポンプ100を
有し、このオイルポンプ100から圧力ライン101に吐出さ
れた作動油は、調圧弁102により圧力が調整されてセレ
クト弁103に導かれる。セレクト弁103は、1、2、D、
N、R、P、の各シフト位置を有し、該セレクト弁103
が1、2およびD位置にあるとき、圧力ライン101はセ
レクト弁103のポートa、b、cに連通する。ポートa
は後方クラッチ28の作動用アクチュエータ104に接続さ
れており、弁103が上述の位置にあるとき、後方クラッ
チ28は係合状態に保持される。ポートは、また1−2シ
フト弁110の左方端近傍にも接続され、そのスプールを
図において右方に押し付けている。ポートaは、さらに
第1ラインL1を介して1−2シフト弁110の右方端に、
第2ラインL2を介して2−3シフト弁120の右方端に、
第3ラインL3を介して3−4シフト弁130の右方端にそ
れぞれ接続されている。
上記第1、第2および第3ラインL1、L2、およびL3から
は、それぞれ第1、第2および第3ドレンラインDL1、D
L2およびDL3が分岐しており、これらのドレンラインDL
1、DL2、DL3には、このドレンラインDL1、DL2、DL3の開
閉を行なう第1、第2、第3ソレノイド弁SL1、SL2、SL
3が接続されている。上記ソレノイド弁SL1、SL2、SL3
は、ライン101とポートaが連通している状態で励磁さ
れると、各ドレンラインDL1、DL2、DL3を閉じ、その結
果第1、第2、第3ライン内の圧力を高めるようになっ
ている。
は、それぞれ第1、第2および第3ドレンラインDL1、D
L2およびDL3が分岐しており、これらのドレンラインDL
1、DL2、DL3には、このドレンラインDL1、DL2、DL3の開
閉を行なう第1、第2、第3ソレノイド弁SL1、SL2、SL
3が接続されている。上記ソレノイド弁SL1、SL2、SL3
は、ライン101とポートaが連通している状態で励磁さ
れると、各ドレンラインDL1、DL2、DL3を閉じ、その結
果第1、第2、第3ライン内の圧力を高めるようになっ
ている。
ポートbはセカンドロック弁105にもライン140を介して
接続され、この圧力はセカンドロック弁105のスプール
を図において下方に押し下げるように作用する。セカン
ドロック弁105のスプールが下方位置にあるとき、ライ
ン140とライン141とが連通し、油圧が前方ブレーキ30の
アクチュエータ108の係合側圧力室に導入されて前方ブ
レーキ30を作動方向に保持する。ポートcはセカンドロ
ック弁105に接続され、この圧力は該弁105のスプールを
上方に押し上げるように作用する。さらにポートcは圧
力ライン106を介して2−3シフト弁120に接続されてい
る。このライン106は、第2ドレンラインDL2のソレノイ
ド弁SL2が励磁されて、第2ラインL2内の圧力が高めら
れ、この圧力により2−3シフト弁120のスプールが左
方に移動させられたとき、ライン107に連通する。ライ
ン107は、前方ブレーキ30のアクチュエータ108の解除側
圧力室に接続され、該圧力室に油圧が導入されたとき、
アクチュエータ108は係合側圧力室の圧力に抗してブレ
ーキ30を解除方向に作動させる。また、ライン107の圧
力は、前方クラッチ27のアクチュエータ109にも導か
れ、このクラッチ27を係合させる。
接続され、この圧力はセカンドロック弁105のスプール
を図において下方に押し下げるように作用する。セカン
ドロック弁105のスプールが下方位置にあるとき、ライ
ン140とライン141とが連通し、油圧が前方ブレーキ30の
アクチュエータ108の係合側圧力室に導入されて前方ブ
レーキ30を作動方向に保持する。ポートcはセカンドロ
ック弁105に接続され、この圧力は該弁105のスプールを
上方に押し上げるように作用する。さらにポートcは圧
力ライン106を介して2−3シフト弁120に接続されてい
る。このライン106は、第2ドレンラインDL2のソレノイ
ド弁SL2が励磁されて、第2ラインL2内の圧力が高めら
れ、この圧力により2−3シフト弁120のスプールが左
方に移動させられたとき、ライン107に連通する。ライ
ン107は、前方ブレーキ30のアクチュエータ108の解除側
圧力室に接続され、該圧力室に油圧が導入されたとき、
アクチュエータ108は係合側圧力室の圧力に抗してブレ
ーキ30を解除方向に作動させる。また、ライン107の圧
力は、前方クラッチ27のアクチュエータ109にも導か
れ、このクラッチ27を係合させる。
セレクト弁103は、1位置において圧力ライン101に通じ
るポートdを有し、このポートdは、ライン112を経て
1−2シフト弁110に達し、さらにライン113を経て後方
ブレーキ36のアクチュエータ114に接続される。1−2
シフト弁110および2−3シフト弁120は、所定の信号に
よりソレノイド弁SL1、SL2が励磁されたとき、スプール
を移動させてラインを切り替え、これにより所定のブレ
ーキ、またはクラッチが作動し、それぞれ1−2、2−
3の変速動作が行なわれる。また油圧制御回路CKには調
圧弁102からの油圧を安定させるカットバック用弁115、
吸気負圧の大きさに応じて調圧弁102からのライン圧を
変化させるバキュームスロットル弁116、このスロット
ル弁116を補助するスロットルバックアップ弁117が設け
られている。
るポートdを有し、このポートdは、ライン112を経て
1−2シフト弁110に達し、さらにライン113を経て後方
ブレーキ36のアクチュエータ114に接続される。1−2
シフト弁110および2−3シフト弁120は、所定の信号に
よりソレノイド弁SL1、SL2が励磁されたとき、スプール
を移動させてラインを切り替え、これにより所定のブレ
ーキ、またはクラッチが作動し、それぞれ1−2、2−
3の変速動作が行なわれる。また油圧制御回路CKには調
圧弁102からの油圧を安定させるカットバック用弁115、
吸気負圧の大きさに応じて調圧弁102からのライン圧を
変化させるバキュームスロットル弁116、このスロット
ル弁116を補助するスロットルバックアップ弁117が設け
られている。
さらに、本例の油圧制御回路CKにはオーバードライブ用
の遊星歯車変速機構50のクラッチ54およびブレーキ56を
制御するために、3−4シフト弁130およびアクチュエ
ータ132が設けられている。アクチュエータ132の係合側
圧力室は圧力ライン101に接続されており、該ライン101
の圧力によりブレーキ56は係合方向に押されている。こ
の3−4シフト弁も、上記1−2、2−3シフト弁11
0、120と同様、ソレノイド弁SL3が励磁されると該3−
4シフト弁130のスプール131が下方に移動し、圧力ライ
ン101とライン122が遮断され、ライン122はドレーンさ
れる。これによってブレーキ56のアクチュエータ132の
解除側圧力室に作用する油圧がなくなり、ブレーキ56を
係合方向に作動させるとともにクラッチ54のアクチュエ
ータ134がクラッチ54を解除させるように作用する。
の遊星歯車変速機構50のクラッチ54およびブレーキ56を
制御するために、3−4シフト弁130およびアクチュエ
ータ132が設けられている。アクチュエータ132の係合側
圧力室は圧力ライン101に接続されており、該ライン101
の圧力によりブレーキ56は係合方向に押されている。こ
の3−4シフト弁も、上記1−2、2−3シフト弁11
0、120と同様、ソレノイド弁SL3が励磁されると該3−
4シフト弁130のスプール131が下方に移動し、圧力ライ
ン101とライン122が遮断され、ライン122はドレーンさ
れる。これによってブレーキ56のアクチュエータ132の
解除側圧力室に作用する油圧がなくなり、ブレーキ56を
係合方向に作動させるとともにクラッチ54のアクチュエ
ータ134がクラッチ54を解除させるように作用する。
さらに本例の油圧制御回路CKには、ロックアップ制御弁
133が設けられており、このロックアップ制御弁133はラ
インL4を介してセレクト弁103のポートaに連通されて
いる。このラインL4からは、ドレンラインDL1、DL2、DL
3と同様ソレノイド弁SL4が設けられたドレンラインDL4
が分岐している。ロックアップ制御弁133は、ソレノイ
ド弁SL4が励磁されてドレンラインDL4が閉じられ、ライ
ンL4内の圧力が高まったとき、そのスプールがライン12
3とライン124を遮断して、ライン124がドレンされロッ
クアップクラッチ15を作動方向に移動させるようになっ
ている。
133が設けられており、このロックアップ制御弁133はラ
インL4を介してセレクト弁103のポートaに連通されて
いる。このラインL4からは、ドレンラインDL1、DL2、DL
3と同様ソレノイド弁SL4が設けられたドレンラインDL4
が分岐している。ロックアップ制御弁133は、ソレノイ
ド弁SL4が励磁されてドレンラインDL4が閉じられ、ライ
ンL4内の圧力が高まったとき、そのスプールがライン12
3とライン124を遮断して、ライン124がドレンされロッ
クアップクラッチ15を作動方向に移動させるようになっ
ている。
以上の構成において、各変速段およびロックアップと各
ソレノイドの作動関係、および各変速段とクラッチ、ブ
レーキの作動関数を次の第1表〜第3表に示す。
ソレノイドの作動関係、および各変速段とクラッチ、ブ
レーキの作動関数を次の第1表〜第3表に示す。
第3図は、上述した自動変速機ATに伴われた油圧制御回
路CKを制御して、変速制御およびロックアップ制御を行
なうようにされた本発明に係る自動変速機ATの制御装置
の一例を、該自動変速機ATが組込まれたエンジンENと共
に示す。
路CKを制御して、変速制御およびロックアップ制御を行
なうようにされた本発明に係る自動変速機ATの制御装置
の一例を、該自動変速機ATが組込まれたエンジンENと共
に示す。
この第3図において、制御ユニット200は、自動変速機A
Tについてのロックアップ制御を行なうロックアップ制
御回路201と、変速制御を行なう変速制御回路202と、を
含むものとされている。また、自動変速機ATのトルクコ
ンバータ10の出力軸14の回転数したがってタービン回転
数TSPがそれに付設されたタービン回転数センサTSによ
り検出され、またエンジンENの吸気通路203に設けたス
ロットルバルブ204のスロットル開度THがエンジン負荷
センサLSにより検出される。
Tについてのロックアップ制御を行なうロックアップ制
御回路201と、変速制御を行なう変速制御回路202と、を
含むものとされている。また、自動変速機ATのトルクコ
ンバータ10の出力軸14の回転数したがってタービン回転
数TSPがそれに付設されたタービン回転数センサTSによ
り検出され、またエンジンENの吸気通路203に設けたス
ロットルバルブ204のスロットル開度THがエンジン負荷
センサLSにより検出される。
タービン回転数センサTSから得られるタービン回転数信
号Stは、変化状態検出回路205と、ロックアップ制御回
路201および変速制御回路202に出力され、また、エンジ
ン負荷センサLSから得られるスロットル開度信号Snが、
ロックアップ制御回路201および変速制御回路202に供給
される。なお、ここでは、タービン回転数TSPは車速
に、またスロットル開度THはエンジン負荷にそれぞれ対
応した情報として取り扱われる。
号Stは、変化状態検出回路205と、ロックアップ制御回
路201および変速制御回路202に出力され、また、エンジ
ン負荷センサLSから得られるスロットル開度信号Snが、
ロックアップ制御回路201および変速制御回路202に供給
される。なお、ここでは、タービン回転数TSPは車速
に、またスロットル開度THはエンジン負荷にそれぞれ対
応した情報として取り扱われる。
変化状態検出回路205は、実施例では、タービン回転数
信号Stに基づいて、シフトアップ信号が出力された際の
タービン回転数が上昇傾向にあるか下降傾向にあるかを
検出するもので、実施例では、タービン回転数TSPの変
化率dTSP/dt>0のときを上昇傾向であるとし、またdTS
P/dt≦0のときを下降傾向であるとして、この上昇傾向
にあるか下降傾向にあるかの信号Spは、ロックアップ制
御回路201に出力される。
信号Stに基づいて、シフトアップ信号が出力された際の
タービン回転数が上昇傾向にあるか下降傾向にあるかを
検出するもので、実施例では、タービン回転数TSPの変
化率dTSP/dt>0のときを上昇傾向であるとし、またdTS
P/dt≦0のときを下降傾向であるとして、この上昇傾向
にあるか下降傾向にあるかの信号Spは、ロックアップ制
御回路201に出力される。
制御ユニット200の変速制御回路202は、上述したタービ
ン回転数センサTSからのタービン回転数信号St、エンジ
ン負荷センサLSからのスロットル開度信号Snおよび図示
しない走行モードを検出する走行モードセンサから得ら
れる情報を、例えば第4図に示されるタービン回転数−
エンジン負荷特性に基づいてあらかじめ決定された変速
マップのシフトアップ変速線およびシフトダウン変速線
に照合して、変速すべきか否かの演算を行う。そして、
この演算結果に応じて、シフトアップ信号Cpもしくはシ
フトダウン信号Cp′を油圧制御回路CKの第1、第2、第
3ソレノイド弁SL1、SL2、SL3に出力し、それらを第1
表に示されるような態様で選択的に励磁して、自動変速
機ATの変速段を上位変速段(シフトアップ)もしくは下
位変速段(シフトダウン)に移行させる制御を行なうと
共に、シフトアップ信号Cpもしくはシフトダウン信号C
p′をロックアップ制御回路201に出力する。
ン回転数センサTSからのタービン回転数信号St、エンジ
ン負荷センサLSからのスロットル開度信号Snおよび図示
しない走行モードを検出する走行モードセンサから得ら
れる情報を、例えば第4図に示されるタービン回転数−
エンジン負荷特性に基づいてあらかじめ決定された変速
マップのシフトアップ変速線およびシフトダウン変速線
に照合して、変速すべきか否かの演算を行う。そして、
この演算結果に応じて、シフトアップ信号Cpもしくはシ
フトダウン信号Cp′を油圧制御回路CKの第1、第2、第
3ソレノイド弁SL1、SL2、SL3に出力し、それらを第1
表に示されるような態様で選択的に励磁して、自動変速
機ATの変速段を上位変速段(シフトアップ)もしくは下
位変速段(シフトダウン)に移行させる制御を行なうと
共に、シフトアップ信号Cpもしくはシフトダウン信号C
p′をロックアップ制御回路201に出力する。
また、制御ユニット200のロックアップ制御回路201で
は、上述の変速制御回路202における場合と同様に、タ
ービン回転数センサTSからのタービン回転数St、エンジ
ン負荷センサLSからのスロットル開度信号Snおよび走行
モード信号がああわす情報を、例えば第4図に示すよう
なタービン回転数−エンジン負荷特性に基づいてあらか
じめ決定された変速マップのロックアップ作動線および
ロックアップ解除線に照合して、ロックアップすべきか
ロックアップ解除すべきかの演算を行なう。そして、こ
の演算結果に応じて、ロックアップ作動信号Cqもしくは
ロックアップ解除信号Cq′を油圧制御回路CKの第4ソレ
ノイド弁SL4に出力する。
は、上述の変速制御回路202における場合と同様に、タ
ービン回転数センサTSからのタービン回転数St、エンジ
ン負荷センサLSからのスロットル開度信号Snおよび走行
モード信号がああわす情報を、例えば第4図に示すよう
なタービン回転数−エンジン負荷特性に基づいてあらか
じめ決定された変速マップのロックアップ作動線および
ロックアップ解除線に照合して、ロックアップすべきか
ロックアップ解除すべきかの演算を行なう。そして、こ
の演算結果に応じて、ロックアップ作動信号Cqもしくは
ロックアップ解除信号Cq′を油圧制御回路CKの第4ソレ
ノイド弁SL4に出力する。
このように、シフトアップ信号Cpに基づいてシフトアッ
プが、シフトダウン信号Cp′に基づいてシフトダウンが
行なわれると共に、ロックアップ作動信号Cqに基づいて
ロックアップ作動が、ロックアップ解除信号Cq′に基づ
いてロックアップ解除がなされるが、特に本発明におい
ては、ロックアップ作動状態においてシフトアップされ
る際のロックアップ解除にタイミングに特徴があり、以
下にこの点について詳述する。
プが、シフトダウン信号Cp′に基づいてシフトダウンが
行なわれると共に、ロックアップ作動信号Cqに基づいて
ロックアップ作動が、ロックアップ解除信号Cq′に基づ
いてロックアップ解除がなされるが、特に本発明におい
ては、ロックアップ作動状態においてシフトアップされ
る際のロックアップ解除にタイミングに特徴があり、以
下にこの点について詳述する。
いま、第4図のロックアップ作動線にしたがってロック
アップ作動されている状態において、そのときのスロッ
トル開度TH′に対するタービン回転数TSP′が第4図に
示されるシフトアップ変速線を越えるものとなる場合
は、変速制御回路202からは、直ちにシフトアップ信号C
pが、油圧制御回路CKの第1、第2、第3ソレノイド弁A
SL1、SL2、SL3に出力される。
アップ作動されている状態において、そのときのスロッ
トル開度TH′に対するタービン回転数TSP′が第4図に
示されるシフトアップ変速線を越えるものとなる場合
は、変速制御回路202からは、直ちにシフトアップ信号C
pが、油圧制御回路CKの第1、第2、第3ソレノイド弁A
SL1、SL2、SL3に出力される。
このとき、変化状態検出回路205からロックアップ制御
回路201に対して、エンジン回転数Espが上昇傾向(dTSP
/dt>0)にあるという信号が出力されている場合は、
第13図に示すように、ロックアップ制御回路201から第
4ソレノイド弁SL4に対するロックアップ解除信号Cq′
が、上記シフトアップ信号Cpが出力された時間t1より所
定時間遅れた時間t2に出力される。そして、上記所定時
間(遅延時間)は、エンジン負荷に応じた長さとして設
定される。これにより、エンジン負荷に応じたエンジン
の吹上がり態様に対処して、当該エンジンの吹上がりが
確実に防止される。
回路201に対して、エンジン回転数Espが上昇傾向(dTSP
/dt>0)にあるという信号が出力されている場合は、
第13図に示すように、ロックアップ制御回路201から第
4ソレノイド弁SL4に対するロックアップ解除信号Cq′
が、上記シフトアップ信号Cpが出力された時間t1より所
定時間遅れた時間t2に出力される。そして、上記所定時
間(遅延時間)は、エンジン負荷に応じた長さとして設
定される。これにより、エンジン負荷に応じたエンジン
の吹上がり態様に対処して、当該エンジンの吹上がりが
確実に防止される。
また、上記エンジン回転数Espが下降傾向(dTSP/dt≦
0)にあるときは、第14図に示すように、上記ロックア
ップ解除信号Cq′がシフトアップ信号Cpと同期して(時
間t1の時点で)出力される。これにより、実際にシフト
アップされるよるも速い時期に実際にロックアップ解除
が行なわれることになって、エンジン回転数Espは、ロ
ックアップ作動のときよりも速く回転数が低下される。
したがって、シフトアップされる前と後とでのエンジン
回転数Espの差が小さくなって変速ショックが緩和され
る。そして、この場合は、エンジン回転数が下降傾向に
あるため、ロックアップ解除をシフトアップよりも速く
行なってもエンジンの吹上がりは生じないものである。
なお、上述のようなエンジン回転数に下降傾向が生じる
ような運転態様の一例としては、ベテランドライバーが
良く行なうように、加速を行なっている途中において、
所望の車速でまで達っした時点で、アクセルペダルを意
図的に戻すことにより自分の意志に合った時点で積極的
にシフトアップを行なうような場合が考えられる(スロ
ットル開度THを意図的に小さくして、第4図のシフトア
ップ作動線を越えるようなアクセル操作を行なう)。
0)にあるときは、第14図に示すように、上記ロックア
ップ解除信号Cq′がシフトアップ信号Cpと同期して(時
間t1の時点で)出力される。これにより、実際にシフト
アップされるよるも速い時期に実際にロックアップ解除
が行なわれることになって、エンジン回転数Espは、ロ
ックアップ作動のときよりも速く回転数が低下される。
したがって、シフトアップされる前と後とでのエンジン
回転数Espの差が小さくなって変速ショックが緩和され
る。そして、この場合は、エンジン回転数が下降傾向に
あるため、ロックアップ解除をシフトアップよりも速く
行なってもエンジンの吹上がりは生じないものである。
なお、上述のようなエンジン回転数に下降傾向が生じる
ような運転態様の一例としては、ベテランドライバーが
良く行なうように、加速を行なっている途中において、
所望の車速でまで達っした時点で、アクセルペダルを意
図的に戻すことにより自分の意志に合った時点で積極的
にシフトアップを行なうような場合が考えられる(スロ
ットル開度THを意図的に小さくして、第4図のシフトア
ップ作動線を越えるようなアクセル操作を行なう)。
勿論、エンジン回転数の上昇傾向または下降傾向の両方
の場合共に、時間t3になった時点で再びロックアップ作
動状態に戻される。
の場合共に、時間t3になった時点で再びロックアップ作
動状態に戻される。
前述したような制御を行なう制御ユニット200は、例え
ばマイクロコンピュータによって構成することができ、
かかる制御ユニット200を構成するマイクロコンピュー
タの動作プログラムは、例えば第5図ないし第12図に示
すようなフローチャートにしたがって実行される。以下
このフローチャートについて順次説明することとする。
ばマイクロコンピュータによって構成することができ、
かかる制御ユニット200を構成するマイクロコンピュー
タの動作プログラムは、例えば第5図ないし第12図に示
すようなフローチャートにしたがって実行される。以下
このフローチャートについて順次説明することとする。
全体の制御 第5図は、変速制御の全体フローチャートを示し、変速
制御は、この図からも解るようにまずステップS1でのイ
ニシャライズ設定から行なわれる。このイニシャライズ
設定は、自動変速機の油圧制御回路の切換えを行なう各
制御弁のポートおよび必要なカウンタをイニシアライズ
して歯車変速機構20を第1速に、ロックアップクラッチ
15を解除にそれぞれ設定する。この後、制御ユニット20
0の各種ワーキングエリアをイニシャライズして完了す
る。
制御は、この図からも解るようにまずステップS1でのイ
ニシャライズ設定から行なわれる。このイニシャライズ
設定は、自動変速機の油圧制御回路の切換えを行なう各
制御弁のポートおよび必要なカウンタをイニシアライズ
して歯車変速機構20を第1速に、ロックアップクラッチ
15を解除にそれぞれ設定する。この後、制御ユニット20
0の各種ワーキングエリアをイニシャライズして完了す
る。
次いで、ステップS2でセレクト弁103の位置すなわちシ
フトレンジを読む。それから、ステップS3でこの読まれ
たシフトレンジが“1レンジ”であるか否かを判別す
る。シフトレンジが“1レンジ”であるときには、ステ
ップS4でロックアップを解除し、次いでステップS5で1
速へシフトダウンしてエンジンがオーバーランするか否
かを計算する。ステップS6でオーバーランすると判定さ
れたときには、ステップS7で歯車変速機構20を第2速に
変速するようにシフト弁を制御する。オーバーランしな
いと判定されたときには、変速ショックを防止するため
ステップS8で第1速に変速する。
フトレンジを読む。それから、ステップS3でこの読まれ
たシフトレンジが“1レンジ”であるか否かを判別す
る。シフトレンジが“1レンジ”であるときには、ステ
ップS4でロックアップを解除し、次いでステップS5で1
速へシフトダウンしてエンジンがオーバーランするか否
かを計算する。ステップS6でオーバーランすると判定さ
れたときには、ステップS7で歯車変速機構20を第2速に
変速するようにシフト弁を制御する。オーバーランしな
いと判定されたときには、変速ショックを防止するため
ステップS8で第1速に変速する。
ステップS3でシフトレンジが“1レンジ”でない場合に
は、ステップS9でシフトレンジが“2レンジ”であるか
否かが判定される。シフトレンジが“2レンジ”である
ときには、ステップS10でロックアップが解除され、次
いで、ステップS11で第2速へ変速される。一方、ステ
ップS9でシフトレンジが“2レンジ”でないと判定され
た場合は、結局シフトレンジがDレンジにあることを示
し、この場合には、それぞれ後述するステップS12での
シフトアップ制御、ステップS13でのシフトダウン制
御、およびステップS14でのロックアップ制御が順に行
われる。
は、ステップS9でシフトレンジが“2レンジ”であるか
否かが判定される。シフトレンジが“2レンジ”である
ときには、ステップS10でロックアップが解除され、次
いで、ステップS11で第2速へ変速される。一方、ステ
ップS9でシフトレンジが“2レンジ”でないと判定され
た場合は、結局シフトレンジがDレンジにあることを示
し、この場合には、それぞれ後述するステップS12での
シフトアップ制御、ステップS13でのシフトダウン制
御、およびステップS14でのロックアップ制御が順に行
われる。
以上のようにして、ステップS7、S8、S11、S14が完了す
ると、ステップS2に戻り、上述したルーチンが繰り返え
される。
ると、ステップS2に戻り、上述したルーチンが繰り返え
される。
シフトアップ制御 続いて、前記シフトアップ制御(第5図のステップS1
2)について第6図に沿って詳細に説明する。
2)について第6図に沿って詳細に説明する。
まずギアポジションすなわち歯車変速機構20の位置を読
み出すことから行なわれる。次に、この読み出されたギ
アポジションに基づき、ステップS21で現在第4速であ
るか否かが判定される。第4速でないときには、ステッ
プS22で現在のスロットル開度TH′を読み出し、ステッ
プS23でスロットル開度に応じたシフトアップマップの
データTSP1を読み出す。このシフトマップの例を第7
図に示す。次にステップS24で現在のタービン回転数TS
P′を読み出し、この現在のタービン回転数TSP′を、
上記読み出したシフトアップマップのデータTSP1に照
らし、ステップS25で現在のタービン回転数TSP′がス
ロットル開度との関係において変速線Mfu1に示された設
定タービン回転数TSP1より大きいか否かを判断する。
み出すことから行なわれる。次に、この読み出されたギ
アポジションに基づき、ステップS21で現在第4速であ
るか否かが判定される。第4速でないときには、ステッ
プS22で現在のスロットル開度TH′を読み出し、ステッ
プS23でスロットル開度に応じたシフトアップマップの
データTSP1を読み出す。このシフトマップの例を第7
図に示す。次にステップS24で現在のタービン回転数TS
P′を読み出し、この現在のタービン回転数TSP′を、
上記読み出したシフトアップマップのデータTSP1に照
らし、ステップS25で現在のタービン回転数TSP′がス
ロットル開度との関係において変速線Mfu1に示された設
定タービン回転数TSP1より大きいか否かを判断する。
現在のタービン回転数TSP′が、スロットル開度THとの
関係において上記設定タービン回転数TSP1より大きい
ときに、ステップS26で1段シフトアップのためのフラ
グ1を読み出してこの読み出されたフラグ1が0か1
か、すなわちリセット状態にあるかセット状態にあるか
を判断する。フラグ1は1段シフトアップが実行された
場合0から1に変更されるもので1段シフトアップ状態
を記憶しているフラグ1がリセット状態にあるとき、ス
テップS27でフラグ1を1にした後、ステップS87でシフ
トアップが行なわれて、1段シフトアップ制御を完了す
る。
関係において上記設定タービン回転数TSP1より大きい
ときに、ステップS26で1段シフトアップのためのフラ
グ1を読み出してこの読み出されたフラグ1が0か1
か、すなわちリセット状態にあるかセット状態にあるか
を判断する。フラグ1は1段シフトアップが実行された
場合0から1に変更されるもので1段シフトアップ状態
を記憶しているフラグ1がリセット状態にあるとき、ス
テップS27でフラグ1を1にした後、ステップS87でシフ
トアップが行なわれて、1段シフトアップ制御を完了す
る。
上記ステップS26において、1段シフトアップ制御系統
におけるフラグ1が1か否かの判定が1であるときは、
そのまま制御を完了する。
におけるフラグ1が1か否かの判定が1であるときは、
そのまま制御を完了する。
また、最初の段階での第4速かどうかの判定が4速であ
るときも、そのまま制御を完了する。さらに、ステップ
S25で現在のタービン回転数TSP′がスロットル開度TH
との関係において変速線Mfu1によって示される設定ター
ビン回転数TSP1より大きくないと判定されたときは、
ステップS29でTSP′に例えば0.8を乗じて、第7図に破
線で示した新たな変速線Mfu2上の新たな設定タービン回
転数TSP2を設定する。次いでステップS30で現在のタ
ービン回転数TSP′が上記変速数Mfu2に示された設定タ
ービン回転数TSP2より大きいか否かを判定し、TSP′
よりTSP2の方が大きい場合には、ステップS31でフラ
グ1をリセットして次のサイクルにそなえ、逆にTSP′
よりTSP2の方が大きくない場合には、この後、シフト
ダウン制御に移行する。
るときも、そのまま制御を完了する。さらに、ステップ
S25で現在のタービン回転数TSP′がスロットル開度TH
との関係において変速線Mfu1によって示される設定ター
ビン回転数TSP1より大きくないと判定されたときは、
ステップS29でTSP′に例えば0.8を乗じて、第7図に破
線で示した新たな変速線Mfu2上の新たな設定タービン回
転数TSP2を設定する。次いでステップS30で現在のタ
ービン回転数TSP′が上記変速数Mfu2に示された設定タ
ービン回転数TSP2より大きいか否かを判定し、TSP′
よりTSP2の方が大きい場合には、ステップS31でフラ
グ1をリセットして次のサイクルにそなえ、逆にTSP′
よりTSP2の方が大きくない場合には、この後、シフト
ダウン制御に移行する。
シフトダウン制御 シフトダウン制御(第5図のステップS13)は、第8図
に示したシフトダウン変速制御サブルーチンに従って実
行される。このシフトダウン制御は、シフトアップ制御
の場合と同様、まずギアポジションを読み出すことから
行なわれる。次に、この読み出されたギアポジションに
基づき、ステップS41で現在第1速であるか否かが判定
される。第1速でないときには、ステップS42でスロッ
トル開度THを読み出したのち、ステップS43でこの読み
出したスロットル開度THに応じたシフトダウンマップの
データTSP1を読み出す。このシフトダウンマップの例
を第9図に示す。次にステップS44で現在のタービン回
転数TSP′を読み出し、このタービン回転数TSP′を、
上記読み出したシフトダウンマップのデータである設定
タービン回転数TSP1に照らし、現在のタービン回転数
TSP′がスロットル開度THとの関係においてシフトダウ
ン変速線Mfd1に示された設定タービン回転数TSP1より
小さいか否かをステップS45で判定する。
に示したシフトダウン変速制御サブルーチンに従って実
行される。このシフトダウン制御は、シフトアップ制御
の場合と同様、まずギアポジションを読み出すことから
行なわれる。次に、この読み出されたギアポジションに
基づき、ステップS41で現在第1速であるか否かが判定
される。第1速でないときには、ステップS42でスロッ
トル開度THを読み出したのち、ステップS43でこの読み
出したスロットル開度THに応じたシフトダウンマップの
データTSP1を読み出す。このシフトダウンマップの例
を第9図に示す。次にステップS44で現在のタービン回
転数TSP′を読み出し、このタービン回転数TSP′を、
上記読み出したシフトダウンマップのデータである設定
タービン回転数TSP1に照らし、現在のタービン回転数
TSP′がスロットル開度THとの関係においてシフトダウ
ン変速線Mfd1に示された設定タービン回転数TSP1より
小さいか否かをステップS45で判定する。
現在のタービン回転数TSP′が上記設定タービン回転数
TSP1より小さいときには、ステップS46で1段シフト
ダウンのためのフラグ2を読み出す。フラグ2は1段シ
フトダウンしたとき0から1に変更されるものである。
TSP1より小さいときには、ステップS46で1段シフト
ダウンのためのフラグ2を読み出す。フラグ2は1段シ
フトダウンしたとき0から1に変更されるものである。
次に、このフラグ2が0か1か、すなわちリセット状態
にあるかセット状態にあるかを判定する。フラグ2がリ
セット状態にあるとき、ステップS47でフラグ2を1に
して、ステップS48で1段シフトダウンを行ない、1段
シフトダウン制御を完了する。
にあるかセット状態にあるかを判定する。フラグ2がリ
セット状態にあるとき、ステップS47でフラグ2を1に
して、ステップS48で1段シフトダウンを行ない、1段
シフトダウン制御を完了する。
上記ステップS46でフラグ2がセット状態にあると判定
されたときは、シフトダウンが不可能であるので、その
まま制御を完了する。
されたときは、シフトダウンが不可能であるので、その
まま制御を完了する。
また、ステップS45において、現在のタービン回転数TS
P′が1段シフトダウン変速線Mfd1に示される設定ター
ビン回転数TSP1より小さくないと判定されたときは、
現在のスロットル開度に応じたシフトダウンマップを読
み出し、ステップS49でこのマップの変速線Mfd1に示さ
れた設定タービン回転数TSP1に例えば1/0.8を乗じ、
新たな変速線Mfd2上の新たな設定タービン回転数TSP2
を設定する。次いで、ステップS50で現在のタービン回
転数TSP′が上記変速線Mfd2に示された設定タービン回
転数TSP2より小さいときは、そのまま制御を完了し、
小さくないときはステップS51でフラグ2をリセットし
て0にして、制御を完了し、この後ロックアップ制御に
移行する。
P′が1段シフトダウン変速線Mfd1に示される設定ター
ビン回転数TSP1より小さくないと判定されたときは、
現在のスロットル開度に応じたシフトダウンマップを読
み出し、ステップS49でこのマップの変速線Mfd1に示さ
れた設定タービン回転数TSP1に例えば1/0.8を乗じ、
新たな変速線Mfd2上の新たな設定タービン回転数TSP2
を設定する。次いで、ステップS50で現在のタービン回
転数TSP′が上記変速線Mfd2に示された設定タービン回
転数TSP2より小さいときは、そのまま制御を完了し、
小さくないときはステップS51でフラグ2をリセットし
て0にして、制御を完了し、この後ロックアップ制御に
移行する。
なお、以上説明したシフトアップ変速制御、およびシフ
トダウン変速制御において、変速を行なわない場合に、
マップの変速線に0.8または1/0.8を乗じて新たな変速線
を形成してヒステリシスを作るのは、エンジン回転数、
タービン回転数が変速な臨界にあるときに、変速が頻繁
に行なわれることによりチャッタリングが生ずるのを防
止するためである。
トダウン変速制御において、変速を行なわない場合に、
マップの変速線に0.8または1/0.8を乗じて新たな変速線
を形成してヒステリシスを作るのは、エンジン回転数、
タービン回転数が変速な臨界にあるときに、変速が頻繁
に行なわれることによりチャッタリングが生ずるのを防
止するためである。
ロックアップ制御 次に、第10図を参照してロックアップ制御について説明
する(第 図5のステップS14)。
する(第 図5のステップS14)。
先ず、ロックアップ制御は、ステップS61で現在のスロ
ットル開度TH′を読み出した後、ステップS62で、ロッ
クアップOFFマップ、すなわちロックアップをOFF(解
除)状態にするための制御に使用される変速線Moff(第
11図参照)を示したマップより、スロットル開度に対応
した設定タービン回転数TSP1を読み出す。次いで、ス
テップS63で、現在のタービン回転数TSP′を読み、ス
テップS64で、この読み出した現在のタービン回転数TS
P′を前記ロックアップOFFマップに照し、この現在のタ
ービン回転数TSP′が前記変速線MOFFに示された設定タ
ービン回転数TSP1より大きいか否かが判定される。現
在のタービン回転数TSP′が設定タービン回転数TSP1
よりも小さい場合には、ステップS65でロックアップが
解除されて終了する。
ットル開度TH′を読み出した後、ステップS62で、ロッ
クアップOFFマップ、すなわちロックアップをOFF(解
除)状態にするための制御に使用される変速線Moff(第
11図参照)を示したマップより、スロットル開度に対応
した設定タービン回転数TSP1を読み出す。次いで、ス
テップS63で、現在のタービン回転数TSP′を読み、ス
テップS64で、この読み出した現在のタービン回転数TS
P′を前記ロックアップOFFマップに照し、この現在のタ
ービン回転数TSP′が前記変速線MOFFに示された設定タ
ービン回転数TSP1より大きいか否かが判定される。現
在のタービン回転数TSP′が設定タービン回転数TSP1
よりも小さい場合には、ステップS65でロックアップが
解除されて終了する。
一方、現在のタービン回転数TSP′が設定タービン回転
数TSP1よりも大きい場合には、ステップS66で、ロッ
クアップONマップ、すなわちロックアップをON(作動)
状態にするための制御に使用される変速線Mon(第11図
参照)を示したマップより、スロットル開度THに対応し
た別の設定タービン回転数TSP2を読み出し、次いでス
テップS67で、現在のタービン回転数TSP′が設定ター
ビン回転数TSP2よりも大きいか否かが判定される。そ
して、TSP′よりTSP2の方が大きい場合には、ステッ
プS68でロックアップを作動して終了する一方、TSP′
よりTSP2の方が大きくない場合には、そのまま終了す
る。
数TSP1よりも大きい場合には、ステップS66で、ロッ
クアップONマップ、すなわちロックアップをON(作動)
状態にするための制御に使用される変速線Mon(第11図
参照)を示したマップより、スロットル開度THに対応し
た別の設定タービン回転数TSP2を読み出し、次いでス
テップS67で、現在のタービン回転数TSP′が設定ター
ビン回転数TSP2よりも大きいか否かが判定される。そ
して、TSP′よりTSP2の方が大きい場合には、ステッ
プS68でロックアップを作動して終了する一方、TSP′
よりTSP2の方が大きくない場合には、そのまま終了す
る。
シフトアップ時のロックアップ制御 ロックアップ作動中にシフトアップ信号が出力された際
のロックアップ解除信号の出力タイミングの調整は、第
12図に示すサブルーチンによって行なわれる。
のロックアップ解除信号の出力タイミングの調整は、第
12図に示すサブルーチンによって行なわれる。
先ず、ステップS81で、ステップS28(第6図参照)の内
容を読む。次に、ステップS82で上記ステップS81での読
み出し内容がシフトアップであるか否かが判定され、シ
フトアップでない場合はそのまま制御を終了する。一
方、ステップS82でシフトアップであると判定された場
合は、ステップS83でシフトアップ信号Cpを出力する。
容を読む。次に、ステップS82で上記ステップS81での読
み出し内容がシフトアップであるか否かが判定され、シ
フトアップでない場合はそのまま制御を終了する。一
方、ステップS82でシフトアップであると判定された場
合は、ステップS83でシフトアップ信号Cpを出力する。
この後、ステップS84で、ロックアップ作動状態である
か否かを判定し、ロックアップ作動状態でないと判定さ
れた場合はそのまま制御を終了する。また、ステップS8
4でロックアップ作動状態であると判定された場合は、
ステップS85において、エンジン回転数ESPが下降傾向
にあるか比かすなわちdTSP/dt≦0であるか否かが判定
される。このエンジン回転数ESPが下降傾向である場合
すなわちdTSP/dt≦0の場合は、ステップS86においてロ
ックアップ解除信号Cq′を出力する。また、dTSP/dt≦
0でない場合すなわちエンジン回転数ESPが上昇傾向に
あるときは、ステップS87においてスロットル開度すな
わちエンジン負荷に比例した遅延時間Tをセットする。
そして、ステップS88においてこのセット時間Tが経過
するのを待って、セット時間Tが経過した後、ステップ
S86へ移行してロックアップ解除信号Cq′を出力する。
か否かを判定し、ロックアップ作動状態でないと判定さ
れた場合はそのまま制御を終了する。また、ステップS8
4でロックアップ作動状態であると判定された場合は、
ステップS85において、エンジン回転数ESPが下降傾向
にあるか比かすなわちdTSP/dt≦0であるか否かが判定
される。このエンジン回転数ESPが下降傾向である場合
すなわちdTSP/dt≦0の場合は、ステップS86においてロ
ックアップ解除信号Cq′を出力する。また、dTSP/dt≦
0でない場合すなわちエンジン回転数ESPが上昇傾向に
あるときは、ステップS87においてスロットル開度すな
わちエンジン負荷に比例した遅延時間Tをセットする。
そして、ステップS88においてこのセット時間Tが経過
するのを待って、セット時間Tが経過した後、ステップ
S86へ移行してロックアップ解除信号Cq′を出力する。
このようにして、エンジン回転数ESPが下降傾向にある
ときはシフトアップ信号出力と同期してロックアップ解
除信号Cq′が出力され、またエンジン回転数ESPが上昇
傾向にあるときは、シフトアップ信号よりエンジン負荷
に応じた長さだけ遅れてロックアップ解除信号Cq′が出
力される。
ときはシフトアップ信号出力と同期してロックアップ解
除信号Cq′が出力され、またエンジン回転数ESPが上昇
傾向にあるときは、シフトアップ信号よりエンジン負荷
に応じた長さだけ遅れてロックアップ解除信号Cq′が出
力される。
以上実施例について説明したが、電子制御回路200をマ
イクロコンピュータによって構成する場合は、デジタル
式、アナログ式いずれによっても構成することができ
る。また、エンジン回転数が上昇傾向にあるか下降傾向
にあるのかを知るのには、dTSP/dtをさらに微分して得
られる加速度によってみるようにしてもよく、この場合
は、エンジン回転数が上昇傾向あるいは下降傾向に移行
する時期を早めに知ることができて、応答性向上の上で
好ましいものとなる。さらに、エンジン負荷としては、
吸気圧、アクセルペダルの踏込み量等適宜の手段により
検出することができ、また、エンジン回転数としては、
タービン回転数の他エンジン出力軸そのまのの回転数あ
るいは歯車式変速機構20の出力軸回転数等によって検出
することができる。
イクロコンピュータによって構成する場合は、デジタル
式、アナログ式いずれによっても構成することができ
る。また、エンジン回転数が上昇傾向にあるか下降傾向
にあるのかを知るのには、dTSP/dtをさらに微分して得
られる加速度によってみるようにしてもよく、この場合
は、エンジン回転数が上昇傾向あるいは下降傾向に移行
する時期を早めに知ることができて、応答性向上の上で
好ましいものとなる。さらに、エンジン負荷としては、
吸気圧、アクセルペダルの踏込み量等適宜の手段により
検出することができ、また、エンジン回転数としては、
タービン回転数の他エンジン出力軸そのまのの回転数あ
るいは歯車式変速機構20の出力軸回転数等によって検出
することができる。
(発明の効果) 本発明は、以上述べたことから明らかなように、シフト
アップ時に、エンジンの吹上がりを確実に防止しつつ変
速ショックをも確実に緩和することができ、変速フィー
リングの極めて優れたものが得られる。
アップ時に、エンジンの吹上がりを確実に防止しつつ変
速ショックをも確実に緩和することができ、変速フィー
リングの極めて優れたものが得られる。
また、エンジン回転数が上昇傾向にあるか下降傾向にあ
るかによって、エンジン吹上がり防止と変速ショック緩
和との制御を行なっているので、換言すればエンジン吹
上がりが生じるような変速が行なわれるのか否かを直接
的に知り得るので、制御の正確性を確保する上で好まし
いものが得られる。
るかによって、エンジン吹上がり防止と変速ショック緩
和との制御を行なっているので、換言すればエンジン吹
上がりが生じるような変速が行なわれるのか否かを直接
的に知り得るので、制御の正確性を確保する上で好まし
いものが得られる。
特に本発明においては、エンジン吹上がりの態様に関連
するエンジン負荷に応じてロックアップ解除信号出力の
遅延時間を設定するようにしてあるので、このエンジン
吹上がりを効果的に防止することができる。
するエンジン負荷に応じてロックアップ解除信号出力の
遅延時間を設定するようにしてあるので、このエンジン
吹上がりを効果的に防止することができる。
第1図は本発明の全体構成図。 第2図は自動変速機の機械的部分の断面およびその油圧
回路を示す図。 第3図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第4図は変速線図の一例を示す図。 第5図、第6図、第8図、第10図、第12図は本発明の制
御内容の一例を示すフローチャート。 第7図はシフトアップマップの一例を示す図。 第9図はシフトダウンマップの一例を示す図。 第11図はロックアップマップの一例を示す図。 第13図はエンジン回転数が上昇傾向にあるときのロック
アップ解除タイミングとエンジン回転数とタービン回転
数との関係を示す図。 第14図はエンジン回転数が下降傾向にあるときのロック
アップ解除タイミングとエンジン回転数とタービン回転
数との関係を示す図。 1:エンジン出力軸 10:トルクコンバータ 14:トルクコンバータ出力軸 15:ロックアップクラッチ 20:多段歯車変速機構 200:制御ユニット 201:ロックアップ制御回路 202:変速制御回路 205:変化状態検出回路 EN:エンジン SL1〜SL4:ソレノイド弁 ESP:エンジン回転数 TSP:タービン回転数
回路を示す図。 第3図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第4図は変速線図の一例を示す図。 第5図、第6図、第8図、第10図、第12図は本発明の制
御内容の一例を示すフローチャート。 第7図はシフトアップマップの一例を示す図。 第9図はシフトダウンマップの一例を示す図。 第11図はロックアップマップの一例を示す図。 第13図はエンジン回転数が上昇傾向にあるときのロック
アップ解除タイミングとエンジン回転数とタービン回転
数との関係を示す図。 第14図はエンジン回転数が下降傾向にあるときのロック
アップ解除タイミングとエンジン回転数とタービン回転
数との関係を示す図。 1:エンジン出力軸 10:トルクコンバータ 14:トルクコンバータ出力軸 15:ロックアップクラッチ 20:多段歯車変速機構 200:制御ユニット 201:ロックアップ制御回路 202:変速制御回路 205:変化状態検出回路 EN:エンジン SL1〜SL4:ソレノイド弁 ESP:エンジン回転数 TSP:タービン回転数
フロントページの続き (72)発明者 屋敷 誠二 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−6151(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン出力軸に連結されたトルクコンバ
ータと、 前記トルクコンバータの出力軸に連結された歯車式変速
機構と、 前記エンジン出力軸と前記トルクコンバータの出力軸と
を断続するロックアップ機構と、 前記歯車式変速機構の変速操作を行なう流体式アクチュ
エータに対する圧力流対の供給を制御する変速用電磁手
段と、 前記ロックアップ機構の断続操作を行なう流体式アクチ
ュエータに対する圧力流体の供給を制御するロックアッ
プ用電磁手段と、 あらかじめ定められた変速特性に基づいて、前記変速用
電磁手段に対してシフトアップ信号もしくはシフトダウ
ン信号を出力する変速制御手段と、 あらかじめ定められたロックアップ特性に基づいて、前
記ロックアップ用電磁手段に対してロックアップ信号も
しくはロックアップ解除信号を出力するロックアップ制
御手段と、 前記エンジン出力軸の回転数を検出する回転数検出手段
と、 ロックアップ状態において前記変速用電磁手段にシフト
アップ信号が出力された際、前記回転数検出手段からの
信号に基づいて、前記エンジン出力軸の回転数が下降傾
向にあるときは該シフトアップ信号出力と同期してロッ
クアップ解除信号を出力させ、該エンジン出力軸の回転
数が上昇傾向にあるときは該シフトアップ信号出力より
所定時間遅れてロックアップ解除信号を出力させるロッ
クアップ解除タイミング調整手段と、 前記所定時間を、エンジン負荷に応じた長さに設定する
タイマ手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59204055A JPH0765669B2 (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59204055A JPH0765669B2 (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184462A JPS6184462A (ja) | 1986-04-30 |
| JPH0765669B2 true JPH0765669B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=16483998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59204055A Expired - Lifetime JPH0765669B2 (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765669B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS597863B2 (ja) * | 1980-06-10 | 1984-02-21 | 日産自動車株式会社 | ロツクアツプ式自動変速機 |
-
1984
- 1984-10-01 JP JP59204055A patent/JPH0765669B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6184462A (ja) | 1986-04-30 |
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