JPH0766090A - 固体電解コンデンサにおけるコンデンサ素子の固め成形方法及びその装置 - Google Patents

固体電解コンデンサにおけるコンデンサ素子の固め成形方法及びその装置

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JPH0766090A
JPH0766090A JP5210730A JP21073093A JPH0766090A JP H0766090 A JPH0766090 A JP H0766090A JP 5210730 A JP5210730 A JP 5210730A JP 21073093 A JP21073093 A JP 21073093A JP H0766090 A JPH0766090 A JP H0766090A
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JP
Japan
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molding
molding die
die
molds
hole
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JP5210730A
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Inventor
Miki Hasegawa
美樹 長谷川
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固体電解コンデンサに使用するコンデンサ素
子1におけるチップ片2を、金属粉末で多孔質に固め成
形する場合に、その外周面における多孔質に目詰まりが
発生することを低減する。 【構成】 成形型10に穿設した成形用孔内において金
属粉末15を、上部成形型13及び下部成形型14の押
し込みによってチップ片2に固め成形するに際して、前
記成形型10を、複数個の分割型10a,10bにし
て、この各分割型10a,10bを半径方向に開いて型
抜きする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンタル固体電解コン
デンサ又はアルミ固体電解コンデンサ等の固体電解コン
デンサにおいて、そのコンデンサ素子を固め成形する方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の固体電解コンデンサに
使用するコンデンサ素子を製造するに際しては、先づ、
タンタル等の金属粉末を、図10に示すように、断面角
型、断面円形又は断面楕円形等の多孔質のチップ片2
に、当該チップ片2内にタンタル等の金属製の陽極棒3
の一部を埋設するようにして固め成形したのち焼結し、
この多孔質のチップ片2を、りん酸水溶液等の化成液に
浸漬することによって、チップ片2の内部にりん酸水溶
液等の化成液を浸透した状態で直流電流を印加して陽極
酸化を行うことにより、当該チップ片2における各金属
粉末の表面及び前記陽極棒3における一部の表面に、五
酸化タンタル等の誘電体膜を形成する。
【0003】次いで、前記五酸化タンタル等の誘電体膜
を形成する工程を完了した前記チップ片2を、硝酸マン
ガン水溶液に対して、当該チップ片2の上面が硝酸マン
ガン水溶液の液面よりも低くならない状態まで浸漬し
て、硝酸マンガン水溶液をチップ片2の内部まで浸透し
たのち引き揚げて焼成することを複数回にわたって繰り
返すことにより、前記五酸化タンタル等の誘電体膜の表
面に、二酸化マンガン等の金属酸化物による固体電解質
層を形成する。
【0004】そして、前記チップ片2における固体電解
質層の表面に、グラファイト膜を下地として銀又はニッ
ケル等の金属膜を形成することによって、陰極側の電極
膜を形成すると言う方法が採用されている。ところで、
前記コンデンサ素子1の製造工程において、タンタル等
の金属粉末を、多孔質のチップ片2に、当該チップ片2
内に陽極棒3の一部を埋設するようにして固め成形する
に際して、従来は、図11〜図13に示すような方法が
採用されている。
【0005】すなわち、先づ、図11に示すように、成
形型Cに穿設した成形用孔D内に、当該成形用孔Dにお
ける下部内に上下動式の下部成形型Eを挿入した状態
で、タンタル又はアルミ等の金属粉末Fを充填し、次い
で、前記成形用孔Dにおける上部内に、陽極棒3を左右
両側から挟み付けて成る上部成形型Gを、図12に示す
ように、押し込むことによって、前記金属粉末Fをチッ
プ片2に、当該チップ片2内に前記陽極棒3の一部を埋
設するように固め成形したのち、図13に示すように、
前記上部成形型Gを成形用孔D″内から引き抜きなが
ら、前記下部成形型Eを成形用孔D内に更に押し込むこ
とにより、この下部成形型Eの押し込みにて、前記固め
成形後のチップ片2を、前記成形用孔D内から押し出し
て型抜きするようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来にお
ける固め成形方法は、成形型Cの成形用孔Dにおける内
径寸法d(但し、当該成形用孔Dの断面が角型である場
合にはその一辺又は他辺における長さ、成形用孔Dの断
面が円形である場合にはその内径、成形用孔Dの断面が
楕円形である場合にはその長軸方向の内径又は短軸方向
の内径)を、当該成形用孔Dにおける軸線方向の各所に
おいて等しくすると言うようにいわゆる平行孔に構成し
ているから、以下に述べるように、 .成形用孔Dが、前記のようにいわゆる平行孔である
ために、この成形用孔Dにおいて固め成形した多孔質の
チップ片2を、下部成形型Eの押し込みにて成形用孔D
内から押し出して型抜きするときにおいて、この固め成
形後におけるチップ片2の外周面が、前記成形用孔Dの
内面に存在する表面粗さの凹凸のうち凸部によって擦ら
れることにより、当該外周面における多孔質の目が詰ま
ることになり、換言すると、チップ片2の外周面に多孔
質の目詰まりが発生することになり、この外周面に発生
する目詰まりのために、チップ片2に対して前記二酸化
マンガン等の金属酸化物による固体電解質層を形成する
場合において、硝酸マンガン水溶液を内部まで充分に浸
透することができないばかりか、この硝酸マンガン水溶
液の浸透した後における焼成に際して発生するガス抜き
性が低下するから、固体電解質層の形成が不完全にな
り、コンデンサ素子における誘電損失が大きくなって、
性能の低下を招来し、及び不良品の発生率が高くなっ
て、コストのアップを招来する。 .金属粉末は、強い力で固め成形するほど、チップ片
2の内部における各粒子の密度が高くなり、コンデンサ
素子の大容量化を図ることができるのであるが、従来の
固め成形方法では、前記のように、チップ片の外周面
に、成形用孔の内面に存在する表面粗さの凹凸にて目詰
まりが発生し、この目詰まりは、強い力で固め成形する
ほど増大することにより、金属粉末の固め成形するとき
の押圧力を大きくすることができないから、粒子の密度
を高めることができず、チップ片2の容積当たりの容量
が低い。と言う問題があった。
【0007】本発明は、前記これの問題を解消できるよ
うにした固め成形方法及びその装置を提供することを技
術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るために本発明の方法は、「成形型における成形用孔内
に充填した金属粉末を、当該成形用孔内にその一端部か
ら押し込んだ上部成形用型と、当該成形用孔内にその他
端部から押し込んだ下部成形用型とによって固め成形す
るようにしたコンデンサ素子の固め成形方法において、
前記成形型を複数個の分割型にて構成し、前記固め成形
後に、前記成形型における各分割型を半径方向に開いた
のち、固め成形後のコンデンサ素子を、前記上部成形用
型及び下部成形用型のうちいずれか一方の押し込み動に
よって、前記成形型内から押し出す。」と言う方法を採
用した。
【0009】また、本発明の装置は、「金属粉末が充填
される成形用孔を備えた成形型と、前記成形用孔の一端
部内に押し込まれる上部成形型と、前記成形用孔の他端
部内に押し込まれる下部成形型とを有するコンデンサ素
子の固め成形装置において、前記成形型を、半径方向に
開くようにした複数個の分割型に構成する。」と言う構
成にした。
【0010】
【作 用】このように、固め成形後において、成形型
における各分割型を半径方向に開くことにより、この成
形型における各分割型は、固め成形後のコンデンサ素子
におけるチップ片から離れることになるから、固め成形
後のコンデンサ素子を、上部成形用型及び下部成形用型
のうちいずれか一方の押し込み動によって、前記成形型
内から押し出して型抜きする場合に、当該コンデンサ素
子におけるチップ片の外周面が、成形用孔の内面に存在
する表面粗さの凹凸のうち凸部によって擦られることを
確実に回避できるのである。
【0011】
【発明の効果】従って、本発明によると、チップ片の固
め成形後における型抜きに際して、当該チップ片の外周
面における多孔質に目詰まりが発生することを低減する
ことにより、固体電解質層を形成する場合における性能
の低下を確実に防止できると共に、不良品の発生率を確
実に低減して低コスト化を達成できるのであり、しか
も、前記チップ片を固め成形するときの押圧力を、目詰
まりの発生を低減した状態で大きくすることができるこ
とにより、チップ片における粒子密度をアップして、大
容量化を図ることができる効果を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図7の図面
に基づいて説明する。この図において符号10は、ホル
ダー11内に配設した成形型を示し、該成形型10は、
二つの分割型10a,10bにて構成され、この二つの
分割型10a,10bは、その各々に対するプランジャ
12a,12bの前進動にて互いに密接し、両プランジ
ャ12a,12bの後退動にて半径方向に開くように構
成され、且つ、互いに密接したときその合わせ面に、例
えば断面が四角形等の所定の成形用孔10a′,10
b′が形成されるように構成されている。
【0013】また、符号13は、陽極棒3を左右両側か
ら挟み付けて成る上部成形型を、符号14は、下部成形
型を各々示し、この上部成形型13及び下部成形型14
は、前記成形型10を挟んでその上下に配設され、且
つ、図示しない機構によって、前記成形型10における
成形用孔10a′,10b′内に向かって押し込み作動
するように構成されている。
【0014】そして、図4に示すように、成形型10に
おける両分割型10a,10bを、その各々におけるプ
ランジャ11a,11bの前進動にて閉じた状態におい
て、その内部における成形用孔10a′,10b′内
に、下部成形型14を挿入したのち、タンタル等の金属
粉末15を充填し、次いで、前記成形用孔10a′,1
0b′における上部内に、陽極棒3を左右両側から挟み
付けて成る上部成形型13を、図5に示すように、押し
込むことによって、前記金属粉末15を、コンデンサ素
子1におけるチップ片2に、当該チップ片2の内部に前
記陽極棒3の一部を埋設するように固め成形する。
【0015】この固め成形が完了すると、前記成形型1
0における両分割型10a,10bを、図6に示すよう
に、その各々におけるプランジャ11a,11bの後退
動によって半径方向に開いたのち、図7に示すように、
上部成形型13を後退しながら下部成形型14を、成形
型10内に向かって更に押し込み動することにより、固
め成形されたチップ片2を、前記成形型10内から型抜
きするのである。
【0016】すなわち、チップ片2の固め成形後におい
て、成形型10における両分割型10a,10bを半径
方向に開くことにより、この成形型10における各分割
型10a,10bは、固め成形後におけるチップ片2か
ら離れることになるから、固め成形後のチップ片2を、
下部成形用型14の更なる押し込み動によって、前記成
形型10内から押し出して型抜きする場合に、当該チッ
プ片2の外周面が、成形用孔10a′,10b′の内面
に存在する表面粗さの凹凸のうち凸部によって擦られる
ことを確実に回避できるのである。
【0017】なお、固め成形後におけるチップ片2の型
抜きに際しては、下部成形型14を後退しつつ上部成形
型13を更に押し込むことによって行うようにしても良
いのである。また、前記成形型10は、対角において二
つの分割型10a,10bに分割することに限らず、図
8に示すような形態の分割型10a,10bに構成した
り、或いは、成形型10を、図9に示すように、四つの
分割型10a,10b,10c,10dに分割する構成
にしても良いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例装置の縦断正面図であ
る。
【図2】図1のII−II視平面図である。
【図3】要部を示す斜視図である。
【図4】固め成形における第1の状態を示す図である。
【図5】固め成形における第2の状態を示す図である。
【図6】固め成形における第3の状態を示す図である。
【図7】固め成形における第4の状態を示す図である。
【図8】成形型の別の実施例を示す斜視図である。
【図9】成形型の更に別の実施例を示す斜視図である。
【図10】コンデンサ素子の斜視図である。
【図11】従来における固め成形装置における第1の作
用状態を示す図である。
【図12】従来における固め成形装置における第2の作
用状態を示す図である。
【図13】従来における固め成形装置における第3の作
用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 チップ片 3 陽極棒 10 成形型 10a,10b 分割型 11 ホルダー 12a,12b プランジャ 13 上部成形型 14 下部成形型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型における成形用孔内に充填した金属
    粉末を、当該成形用孔内にその一端部から押し込んだ上
    部成形用型と、当該成形用孔内にその他端部から押し込
    んだ下部成形用型とによって固め成形するようにしたコ
    ンデンサ素子の固め成形方法において、前記成形型を複
    数個の分割型にて構成し、前記固め成形後に、前記成形
    型における各分割型を半径方向に開いたのち、固め成形
    後のコンデンサ素子を、前記上部成形用型及び下部成形
    用型のうちいずれか一方の押し込み動によって、前記成
    形型内から押し出すようにしたことを特徴とする固体電
    解コンデンサにおけるコンデンサ素子の固め成形方法。
  2. 【請求項2】金属粉末が充填される成形用孔を備えた成
    形型と、前記成形用孔の一端部内に押し込まれる上部成
    形型と、前記成形用孔の他端部内に押し込まれる下部成
    形型とを有するコンデンサ素子の固め成形装置におい
    て、前記成形型を、半径方向に開くようにした複数個の
    分割型に構成したことを特徴とする固体電解コンデンサ
    におけるコンデンサ素子の固め成形装置。
JP5210730A 1993-08-25 1993-08-25 固体電解コンデンサにおけるコンデンサ素子の固め成形方法及びその装置 Pending JPH0766090A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112118959A (zh) * 2018-07-31 2020-12-22 小林工业株式会社 粉末成型装置、粉末成型用模具及粉末成型体制作方法

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