JPH0767404B2 - 装身具用飾体の製造方法 - Google Patents

装身具用飾体の製造方法

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JPH0767404B2
JPH0767404B2 JP61295383A JP29538386A JPH0767404B2 JP H0767404 B2 JPH0767404 B2 JP H0767404B2 JP 61295383 A JP61295383 A JP 61295383A JP 29538386 A JP29538386 A JP 29538386A JP H0767404 B2 JPH0767404 B2 JP H0767404B2
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polyester resin
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cavity
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は装身具用飾体の製造方法、さらに詳しくは、真
正の宝石と略同様な光輝性,光沢性,散光性,発色性等
を具備した、イヤリング,ペンダント,ブローチ等の装
身具に使用される飾体の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、本発明に最も近似した先行技術として、特公昭58
−22201号公報所載の発明がある。
すなわち、この発明は、透明な溶融状態の硬質合成樹脂
をキャビティ内に流入し、次に光輝性金属被膜を薄く真
空蒸着したフィルムを細切れにした細片を、前記合成樹
脂上に散蒔き、この合成樹脂を流入する工程と細片を散
蒔く工程とを交互に数回繰り返した後、キャビティ内の
合成樹脂を硬化させ、これをキャビティから取り出して
飾体を製造する方法である。
(考案が解決しようとする問題点) (イ)しかしながら、上記のような従来の製造方法にお
いては、合成樹脂内に混入されていた細片のベースとな
る蒸着フィルムが、金属被膜を真空蒸着によってフィル
ムに蒸着したものであったため、単に金属色が現出でき
るだけであって真正の宝石等の模造体に必要ないわゆる
オーロラ状の光輝状態が現出されず、よって製造後の飾
体の装飾効果が著しく低減するとい問題点があった。
(ロ)さらに上記のような製造方法は、合成樹脂の流入
と細片の散蒔きの工程が数回繰り返されて行われるた
め、この繰り返しの工程において前記細片が順次流入さ
れる合成樹脂に押圧されて多数の細片が局部的に集中す
る等細片がいわゆる「寝た状態」となり、よって細片が
合成樹脂中の全体に点在しないために、真正の宝石のご
とき散光性が得られない等、飾体としての装飾効果を一
層低減させることとなっていた。
(ハ)いずれにしても、上記のような製造方法では、製
造後の飾体の装飾効果が真正の宝石等に比べて著しく低
減していたために、このような飾体によって得られる装
身具の商品価値も損なわれることとなっていたのであ
る。
本発明は上述のような問題点をすべて解決するためにな
されたもので、真正の宝石により近い光輝性や散光性を
具備した飾体を製造可能とし、且つその製造工程を簡略
化することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成すべく、上記問題点を
解決せんとしてなされたもので、その問題点を解決する
ための手段は、塩化蒼鉛の加熱,酸化により得られる塩
化蒼鉛の蒸気をプラスチックフィルムに蒸着して形成さ
れた蒸着フィルム4の砕片5を、溶融状態のポリエステ
ル樹脂3中に混入し、次に前記砕片5の混入された溶融
状態のポリエステル樹脂3を所望形状の成形型1のキャ
ビティ2内に注入し、その後、硬化直前のポリエステル
樹脂3の上面に、飾体の底面となる底面層6を形成し、
前記ポリエステル樹脂3の硬化後に、前記底面層6が一
体化して硬化したポリエステル樹脂3を前記キャビティ
2から脱型して製造することにある。
(作用) すなわち、従来のようにキャビティ内への樹脂の注入と
砕片の散蒔きを繰り返して行なうのではなく、予め樹脂
に砕片を混入し、これをキャビティ内に注入するため、
混入された砕片は従来のように局部的に集中することな
く、全体に点在して製造後の飾体に優れた散光性を具備
させることとなり、しかもポリエステル樹脂に混入され
る蒸着フィルムの砕片が、従来のような金属の真空蒸着
によるものでなく、酸化蒼鉛の蒸気、さらに詳しくは塩
化蒼鉛を加熱して酸化する過程で得られる酸化蒼鉛の蒸
気をフィルムに蒸着して形成されたものであるため、上
記塩化蒼鉛の酸化の過程においていわゆるオーロラ状の
色が発生し、従って前記蒸着フィルムにいわゆるオーロ
ラ状の光輝状態が現出されることとなり、よってこのよ
うな蒸着フィルムの砕片が樹脂中に混入されて製造され
た飾体は、その光輝性が非常に優れたものとなるのであ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面に従って説明する。
先ず、塩化蒼鉛を加熱,酸化して得られた塩化蒼鉛の蒸
気を合成樹脂製のフィルムに蒸着して蒸着フィルム4を
形成し、これを第1図のように爪7等を多数突設させた
ドラム8の回転によって掻き落として前記蒸着フィルム
4の砕片5を形成し、このようにして得られた砕片5を
第2図のように予めビーカー9内に装填された溶融状態
のポリエステル樹脂3中に混入して攪拌する。
次に、このようにして砕片5の混入された溶融状態のポ
リエステル樹脂3を、第3図に示すように、シリコンゴ
ムからなる比較的偏平な成形型1の所望形状のキャビテ
ィ2内に注入する。
その後、前記ポリエステル樹脂3の硬化の直前に、第4
図のように該ポリエステル樹脂3の上面に、顔料入りの
ポリエステル樹脂を設けて飾体の底面となる底面層6を
形成した後、第5図のように該底面層6が一体化して硬
化したポリエステル樹脂3を前記キャビティ2から脱型
する。
そしてこのようにキャビティ2から脱型された硬化後の
ポリエステル樹脂3の表面を研磨し、その研磨された表
面に、無色ポリエステル樹脂の液をスプレーで吹き付け
て塗装仕上げを行うことによって飾体の製造が完成し、
所望の飾体10が得られることとなる。
このような一連の製造工程において、ポリエステル樹脂
の溶融液に混入される砕片5のベースとなる蒸着フィル
ム4は、上述のように酸化蒼鉛をフィルムに蒸着させる
ことによって形成されたものとなるため、その蒸着フィ
ルム4に、塩化蒼鉛を加熱,酸化して酸化蒼鉛を得る過
程でいわゆるオーロラ状の光輝状態が現出されることと
なり、従ってこれを上記のように砕片化して得られた砕
片5が混入された飾体は、そのオーロラ状の光輝状態を
具備した砕片5の独特な装飾効果を現出し、真正の宝石
に近い光輝性を有するのである。
しかも、砕片5が予めポリエステル樹脂3に混入し攪拌
されているため、該砕片5はポリエステル樹脂3の略全
体に点在することとなり、よって製造後の飾体は上記点
在した砕片5によって入光する光を種々の方向に散乱さ
せる等その散光性が非常に優れたものとなるのである。
尚、上記成形型1の材質は決して上記実施例のシリコン
ゴム製に限定されるものではなく、要は溶融状態のポリ
エステル樹脂3の注入可能なキャビティ2を有する成形
型1が使用されていればよいのである。
又、該実施例では、蒸着フィルム4を上記のようなドラ
ム8等で掻き落とすことによって砕片5を形成してなる
が、砕片5を形成する手段は決してこれに限定されな
い。
さらに、飾体の底面層6の材質も該実施例のような顔料
入りのポリエステル樹脂に限らず、要はこのような飾体
が装身具の基台等に取付けられた際に、その基台の表面
が上記底面層6によって隠れるように形成されていれば
よいのである。
さらに、上記実施例では最終仕上げとしての研磨や無色
ポリエステル樹脂によるスプレーの吹き付け塗装を行な
ったため、飾体の光沢が非常に良好になるという好まし
い利点が得られたが、このような研磨やスプレーは決し
て本発明に必須の工程ではない。
(発明の効果) 本発明は以上のような特徴を有するものなるため、次の
ような効果を有するに至った。
(イ)すなわち、キャビティ内のポリエステル樹脂の溶
融液に混入される砕片のベースとなる蒸着フィルムが、
塩化蒼鉛の酸化によって得られる酸化蒼鉛の蒸気をフィ
ルムに蒸着することによって形成されるため、上記塩化
蒼鉛の酸化の過程において蒸着フィルムにいわゆるオー
ロラ状の光輝状態が発生し、従って上記蒸着フィルムの
砕片をポリエステル樹脂に混入して得られた飾体には、
従来のように金属被膜の真空蒸着によって得られる蒸着
フィルムを使用していた方法では決して得られなかった
いわゆるオーロラ状の光輝性が現出されることとなり、
従来の方法で得られた飾体に比べてその美観がより真正
の宝石に近づくなど装飾効果が著しく優れたものになる
という格別顕著な効果を有するに至った。
(ロ)さらに、従来の製造方法のように、キャビティ内
への樹脂の注入と蒸着フィルムの細片の散蒔きとを数回
繰り返えすのではなく、予め樹脂に砕片を混入し、その
混入したものをキャビティ内に注入して製造する方法な
るため、従来のように樹脂中の砕片が局部的に集中する
ことなく、樹脂の全体に点在し、よって装飾効果が損な
われることもなく、むしろ点在した砕片が入光する光を
種々の方向に散乱させる等飾体において真正の宝石等に
より近い散光性を現出させることができ、その装飾効果
が一層向上するのである。
(ハ)上記(イ),(ロ)のように、飾体の装飾効果が
従来に比べて非常に優れたものとなるため、このような
飾体によって製作される装身具の商品価値が一層高めら
れるという大なる実益がある。
(ニ)さらに、従来のような樹脂注入と細片散蒔きの繰
り返し工程がないために、製造工程が簡略化され、作業
が容易となる利点がある。
(ホ)又、飾体には底面層が形成されるため、各種装身
具の基台等に上記飾体が取付けられる際、その基台の表
面が上記底面層で隠され、外観が不体裁になることもな
いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸着フィルムの砕片を形成する工程の概略側面
図。 第2図は砕片を樹脂中に混入する工程の断面図。 第3図はキャビティ内に樹脂を注入する工程の断面図。 第4図は底面層を形成する工程の断面図。 第5図は硬化後に樹脂を取出した状態の断面図。 2…キャビティ、3…ポリエステル樹脂 4…蒸着フィルム、5…砕片 6…底面層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化蒼鉛の加熱,酸化により得られる酸化
    蒼鉛の蒸気をプラスチックフィルムに蒸着して形成され
    た蒸着フィルム4の砕片5を、溶融状態のポリエステル
    樹脂3中に混入し、次に前記砕片5の混入された溶融状
    態のポリエステル樹脂3を所望形状の成形型1のキャビ
    ティ2内に注入し、その後、硬化直前のポリエステル樹
    脂3の上面に、飾体の底面となる底面層6を形成し、前
    記ポリエステル樹脂3の硬化後に、前記底面層6が一体
    化して硬化したポリエステル樹脂3を前記キャビティ2
    から脱型して製造することを特徴とする装身具用飾体の
    製造方法。
JP61295383A 1986-12-10 1986-12-10 装身具用飾体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0767404B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002315477A (ja) * 2000-12-14 2002-10-29 Shimano Inc レジャー用品及びその表面処理方法

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