JPH0770034B2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH0770034B2
JPH0770034B2 JP1198642A JP19864289A JPH0770034B2 JP H0770034 B2 JPH0770034 B2 JP H0770034B2 JP 1198642 A JP1198642 A JP 1198642A JP 19864289 A JP19864289 A JP 19864289A JP H0770034 B2 JPH0770034 B2 JP H0770034B2
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ヘッドに係り、とくにフロッピーディス
ク装置に使用される磁気ヘッドに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の磁気ヘッドは、第4図に示すようにE字
状に形成された磁気コア51と、この磁気コア51を挟持す
るようにして一方と他方の各側面に接着装備された非磁
性材より成る一方と他方の各スライダ52,53と、E字状
磁気コア51の第4図のa方向からみた左右両端部の立上
り部51A,51Cに装着されるコイル54,55とを備えている。
この第4図において、矢印Aはフロッピーディスクの半
径方向を示す。スライダ52,53における第4図の下面側
は、フロッピーディスクに対向する面を成している。
一方のスライダ52は、第4図の矢印b方向からみてL字
状に形成され、その上端面がジンバルスプリング等の係
着ばね(図示せず)用の接着面52Aを成している。この
スライダ52の第4図の矢印a方向からみた中央部に立上
り部52Bが設けられている。この立上り部52BはE字状の
磁気コア51の中央の立上り部51Bに対応して設けられ、
これによって磁気コア51とスライダ52とを接着した場
合,その接着力が強化されるようになっている。符号52
Cは磁気コア51との接着面を示す。
また、他方のスライダ53は、第4図の矢印a方向からみ
て、逆T字状に形成され、その中央部の立上り部53Bが
前述した一方のスライダ52の立上り部52Bの場合と同様
に磁気コア51の中央部51Bに対応して設けられ、これに
よって磁気コア51とスライダ53とを接着した場合の接着
力,即ち磁気ヘッド全体の耐久性が強化されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例にあっては、磁気ヘッドを構
成する一方のスライダ52が複雑な形状をしており、これ
がため、当該一方のスライダ52を切削加工で形成するこ
とができないという不都合が生じている。
このため、従来例にあっては、金型を用いてスライダ材
料粉(多くは粉末状セラミック)を焼結により製作す
る、という手法が採られていた。
かかる従来技術にあっては、スライダの製作に手間がか
かり、製作上の工数も多くなって原価高となり、他の部
材と同一の加工工程で加工できないことから設備投資を
より多く必要とする、という不都合があった。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来の有する不都合を改善し、とくに
複雑な形状の一方のスライダを単純化すると共に,この
一方のスライダを他方のスライダと同様の機械加工にて
製作可能とし、これによって設備投資を抑制し、同時に
全体的な耐久性を損なうことなく完成品の原価低減を図
った磁気ヘッドを提供することを、その目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、E字状に形成された一定の厚さの磁気コア
と、この磁気コアの両端部における同一方向への突出部
に装備されたコイルと、前記E字状の磁気コアの厚み方
向の両面に各々装着された一方と他方のスライダと、前
記一方のスライダを支持するジンバルスプリング等の係
着ばねとを有する磁気ヘッドにおいて、まず、一方と他
方の各スライダを,フロッピーディスクに対向する側の
面を平坦面として非磁性材により逆T字状に形成する。
更に、前述した一方のスライダの中央部に形成された突
出部の先端部端面と係着ばねとの間に、当該突出部の先
端部端面の面積よりも係着ばねと対向する面の面積が大
きく,且つ当該一方のスライダが面するフロッピーディ
スク側の対向面にほぼ平行に配設された板状で非磁性材
からなる係着板部材を接着装備する、という構成を採っ
ている。これによって前述した目的を達成しようとする
ものである。
〔作用〕
本発明では、一方と他方のスライダの内,逆T字状の一
方のスライダ1の突出端面が、材質の異なるジンバルス
プリング等の係着ばねに直接接着されることなく,同一
の非磁性材である係着板部材1Cにまず接着され、更に、
当該係着板部材1Cの面全体が材質の異なるジンバルスプ
リング等の係着ばねに接着されるような構造となってい
る。このため、逆T字状の一方のスライダ1と係着板部
材1Cとは同一の材質同志の接着であることから、異なっ
た材質間の接着よりも接着強度が大きく強化されてお
り、更に、異なった素材間の接着強度は、接着面積が大
きい程大きいことから、面積の大きい係着板部材1Cをジ
ンバルスプリング等の係着ばねに接着することにより、
当該係着板部材1Cがジンバルスプリング等の係着ばねに
強力に接着される。このため、本発明では、前述した従
来例に比較して一方のスライダ1のジンバルスプリング
等の係着ばねに対する接着強度が全体的に著しく強化さ
れたものとなっている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。ここで、第4図の従来例と同一の構成部材
については同一の符号を用いることとする。
第1図に示す実施例は、前述した従来例と同様に、E字
状に形成された一定の厚さを有する磁気コア51と、この
磁気コア51を狭持するようにして両側面に接着装備され
たセラミック等の非磁性材より成る一方と他方のスライ
ダ1,53と、磁気コア51の第1図におけるa方向からみた
左右両端部の立上がり部51A,51Cに装着されるコイル54,
55とを備えている。
スライダ1,53における第1図の下面側は、フロッピーデ
ィスクに対向する面を成している。第2図,第3図に一
方のスライダ1の詳細図を示す。
これら第1図ないし第3図に示すように、この一方のス
ライダ1は、第1図矢印a方向からみてその基盤部分1A
が逆T字状を成し、この基盤部分1Aの中央部に設けられ
た立上がり部分1Bの先端部に、該スライダ1が面するフ
ロッピーディスク側対向面にほぼ平行に、セラミック等
の非磁性材から成る係着板部材1Cが固着装備されてい
る。この係着板部材1Cは、図1乃至図3に示すように前
述した基盤部分1Aの中央部に設けられた立上がり部分1B
の先端部端面の面積よりも数倍大きい面積の板材により
形成されている。
そして、磁気ヘッドは、その全体が、スライダ1の係着
板部材1Cを介してジンバルスプリング等の係着ばね(図
示せず)に係着(接着)され支持されるようになってい
る。
ここで、第2図に示す側面2,3は、記録媒体であるフロ
ッピーディスクの半径方向に平行で且当該フロッピーデ
ィスクに直交する方向に設定された側面を示す。そし
て、本実施例にあっては、これらの側面2,3を基準とし
て前述した一方のスライダ全体を機械加工上の切削加工
によって第3図に示す工の字状に形成することも可能で
ある。
又、図1において、符号1Eはジンバルスプリング等に対
する接着面を示し、符号1Fは、スライダ1のフロッピー
ディスク側の対向面に形成された凹溝を示す。その他の
構成は、前述した従来例と同一となっている。
このように、本実施例においては,各スライダ1,53を逆
T字状に形成すると共に,これによってまず磁気コア51
との間の接着強度を確保し、同時に一方のスライダ1に
前述したように面積の比較的大きい同一素材の係着板部
材1Cを装着したことから、磁気ヘッドを図示しないジン
バルスプリング等の係着ばねへ固定するための接着面の
面積をも有効に確保することができ,更に他方のスライ
ダ53はもとより,一方のスライダ1を機械加工によって
容易に加工することができるため高価な金型や異なった
製作工程が不要となり、同時に加工工数も少なくなるこ
とから大幅な原価低減を図ることができるという利点が
ある。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によると、磁気コアを挟持する各ス
ライダを単純で機械加工が可能な形状にて形成すること
が可能となり、このため、従来例で必要としていた金型
の準備や材料焼結工程等が不要となり、従って製作工数
が少なくなり、同一生産工程によって各スライダを製作
することが可能とあるころから、全体的に大幅な原価低
減を図ることができ、また、前述したように比較的大き
い面積の係着板部材を一方のスライダと同一の素材で形
成するようにしたので、当該係着板部材を介して一方の
スライダを接着剤等によりジンバルスプリング等の係着
ばねに大きい面積をもって比較的強力に接着することが
でき、かかる点において耐久性も十分維持し得るという
従来にない優れた磁気ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
第1図の一方のスライダ部分を示す説明図、第3図は第
2図の矢印a方向からみた正面図、第4図は従来例を示
す分解斜視図である。 1,53……スライダ、1B……スライダの中央の突出部、1C
……係着板部材、51……磁気コア、54,55……コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】E字状に形成された一定の厚さの磁気コア
    と、この磁気コアの両端部における同一方向への突出部
    に装備されたコイルと、前記E字状の磁気コアの厚み方
    向の両面に各々装着された一方と他方のスライダと、前
    記一方のスライダを支持するジンバルスプリング等の係
    着ばねとを有する磁気ヘッドにおいて、 前記一方と他方の各スライダを,フロッピーディスクに
    対向する側の面を平坦面として非磁性材により逆T字状
    に形成すると共に、 前記一方のスライダの中央部に形成された突出部の先端
    部と前記係着ばねとの間に、当該突出部の先端部端面の
    面積よりも前記係着ばねと対向する面の面積が大きく,
    且つ当該一方のスライダが面するフロッピーディスク側
    の対向面にほぼ平行に配設された板状で非磁性材からな
    る係着板部材を、接着装備してなることを特徴とした磁
    気ヘッド。
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