JPH0770549A - 膨潤性シール材の成形方法 - Google Patents

膨潤性シール材の成形方法

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JPH0770549A
JPH0770549A JP24628493A JP24628493A JPH0770549A JP H0770549 A JPH0770549 A JP H0770549A JP 24628493 A JP24628493 A JP 24628493A JP 24628493 A JP24628493 A JP 24628493A JP H0770549 A JPH0770549 A JP H0770549A
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cut
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴム物質と水膨潤性物質の混和組成物を主成
分とする膨潤性シール材において、簡単かつ確実にコー
ナー部用の角部を成形できることにより、剥がれや破断
の生じない安定した装着状態を得ることができる。 【構成】 巻取り材としての加硫済のシール材6に厚み
方向にギロチンカッター刃7で切れ目8を入れて薄肉ヒ
ンジ部9を形成し、このヒンジ部9で直角に折り曲げ、
前記切れ目8の開き個所に生材料10を充填し、この充填
部をプレス状態で加硫することによりシールドセグメン
トコーナー部用の角部6aを成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド工法において
用いられる組立式トンネルシールドセグメント用シール
材などをはじめとして各種の土木・建築工事等において
使用される膨潤性シール材の成形方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シールド工法におけるトンネルの覆工
は、一般にセグメントを組立てることによりなされる。
【0003】このシールドセグメントにはコンクリート
セグメントやスチールセグメントなどがあるが、図6、
図7に示すようにセグメント1の外周部の接合面2にシ
ール材3を貼付け、これらをセグメント組立時に締め付
けボルトで締め付けて圧接することが行われている。
【0004】そしてかかるシール材3としては、従来か
らゴムおよび高分子系の物質を主体とした組成物が数多
く開発されている。例えば、発明者が先に出願して特許
を得た特許第1268477 号(特公昭59-41658号)、特許第
1406742 号などもその一つであり、これらは液状ゴムと
ウレタンポリマーの混練による膨潤性止水材や、ゴム物
質、水膨潤性物質および吸水性物質を配合した均質混和
組成物を主成分とする膨潤性止水材である。また、特開
昭54-7461 号公報には加硫型ゴムコンパウンドと膨潤性
樹脂とを混練してなる膨潤性粘着止水材が示されてい
る。
【0005】これらの膨潤性シール材はバンバリーミキ
サー、ミキシングロール、ニーダー等の混練装置を用
い、充分に混練して帯状に押し出し成形される。そして
かかる帯状体は巻取られた状態で出荷され、適宜な長さ
に切断して使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、セグメント1
の接合面2にかかる膨潤性シール材を貼付けるのに、セ
グメント1の外周を一周しようとすると角部ではその形
状にあわせて約直角にシール材3を曲げて貼付けること
になり、この角部では剥離の生じ易い不安定な個所とな
り易い。
【0007】また、図8に示すようにキーセグメントや
複数の他のセグメントによるセグメント1は組立式セグ
メントリング4としてトンネルの長さ方向に順次重ねら
れていき、シールド推進用のシールドジャッキ5の推進
反力を受けるとセグメント1間に動的ひずみが生じる。
このひずみ動作はセグメント1相互の擦れ合いなどにも
なり、セグメント1の角部でのシール材3の破断を生じ
ることにもなる。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、ゴム物質と水膨潤性物質の混和組成物を主成分とす
る膨潤性シール材において、簡単かつ確実にコーナー部
用の角部を成形できることにより、剥がれや破断の生じ
ない安定した装着状態を得ることができる膨潤性シール
材の成形方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ゴム物質と水膨潤性物質の混和組成物を主成
分とする膨潤性シール材において、巻取り材としての加
硫済のシール材に厚み方向にカッター刃で切れ目を入れ
て薄肉ヒンジ部を形成し、このヒンジ部で直角に折り曲
げ、前記切れ目の開き個所に生材料を充填し、この充填
部をプレス状態で加硫することによりシールドセグメン
トコーナー部用の角部を成形することを要旨とするもの
である。
【0010】
【作用】本発明によれば、巻取り材としての加硫済のシ
ール材にシールドセグメントコーナー部用の角部を簡単
にかつ確実に成形することができ、このような予め直角
に折り曲がる角部を有するシール材であるから、シール
ドセグメントコーナー部にこの角部を合わせるようにす
れば、剥離や破断を生じることもなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について詳細に
説明する。図1は本発明の膨潤性シール材の成形方法の
1実施例を示す説明図である。
【0012】図中6はゴム物質と水膨潤性物質の混和組
成物を主成分とする膨潤性シール材である。ゴム物質と
しては天然ゴムおよび/または、クロロプレンゴム、ス
チレン・ブタジエンゴム等の合成ゴム、ブチルゴム、液
状ゴムなとである。
【0013】水膨潤性物質としては、親水性を有する流
動性の成分で、一般式R〔(OR1)nOH〕p(Rは
多価アルコール残基;(OR1 )nはオキシエチレン基
と炭素数3以上のアルキレン基を有するオキシアルキレ
ン基とから成るポリオキシアルキレン鎖、但しオキシエ
チレン基の割合は分子量の50〜100 %を占める;nはオ
キシアルキレン基の重合度を示す数で水酸基当量の200
〜2500相当数;pは2〜8好ましくは2〜3)により示
されるポリエーテルポリオールの1種または2種以上の
混合物を任意の種類のポリイソシアネート〔例えば、1,
4 −ブタンジイソシアネート、 1,6−ヘキサンジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、
シクロヘキサンジイソシアネート、5−ビス・イソシア
ネート−1,3,3 −トリメチルシクロヘキサン、1,3 −ビ
ス−(イソシアナトメチル)−ベンゼン、メチルシクロ
ヘキサンジイソシアネート。脂肪族イソシアネートは部
分的に併用しえる。芳香族ポリイソシアネートとして
は、2,4 −または2,6 −トリレンジイソシアネートもし
くはこれらの異性体混合物、4,4′−ジフエニルメタ
ンジイソシアネート、3,3′−ジメチルジフエニルメ
タン−4,4′−ジイソシアネート、1−5−ナフチレ
ンジイソシアネートおよびこれらの異性体〕と反応させ
て得られる末端NCO基含量1〜12%、好ましくは2〜
6%のイソシアネート基含有プレポリマーからなるオキ
シエチレン基を含むポリウレタンが用いられる。
【0014】これらゴム物質と水膨潤性物質に吸水性物
質やその他材料を加え、また、必要に応じたカーボンブ
ラックのような無機質充填剤、石油樹脂のような増粘剤
その他適宜な添加剤を混合する。
【0015】混合は、バンバリーミキサー、ミキシング
ロール、ニーダー等の混練装置を用い、十分均質になる
まで行い、押し出し成形で帯状に成形し、かつ、加硫し
て巻取り材とした。
【0016】かかる巻取り材としての加硫済の膨潤性シ
ール材6に図2に示すようにギロチンカッター刃7で厚
み5mm〜6mmの切れ目8を入れ、この切れ目8が達しな
い部分を薄肉ヒンジ部9とする。
【0017】そして、図3、図4に示すようにこの薄肉
ヒンジ部9で直角に折り曲げ、前記切れ目8の開き個所
に生材料10を充填した。
【0018】さらに、前記生材料10の充填部を上型11
a,下型11bからなる横プレスタイプのプレス機11でプ
レスし、プレス温度140 °c/6分で加硫する。
【0019】このようにして、膨潤性シール材6には角
部6aが形成される。この角部6aは4個を適宜の間隔
で形成すれば、図5に示すような輪体としてのシームレ
スタイプのシールとなる。
【0020】なお、本発明の膨潤性シール材としてはシ
ールド工法において用いられる組立式トンネルシールド
セグメント用のシール材としてだけでなく、ボックスカ
ルバートその他のコンクリート2次製品などに使用され
るシール材としても利用できる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明の膨潤性シール
材の成形方法は、ゴム物質と水膨潤性物質の混和組成物
を主成分とする膨潤性シール材において、簡単かつ確実
にコーナー部用の角部を成形できることにより、剥がれ
や破断の生じない安定した装着状態を得ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の膨潤性シール材の成形方法の1実施例
を示す第3工程の説明図である。
【図2】本発明の膨潤性シール材の成形方法の1実施例
を示す第1工程の正面図である。
【図3】本発明の膨潤性シール材の成形方法の1実施例
を示す第2工程の正面図である。
【図4】本発明の膨潤性シール材の成形方法の1実施例
を示す第2工程の側面図である。
【図5】本発明方法で成形した膨潤性シール材の1例を
示す斜視図である。
【図6】シールドセグメントの表側斜視図である。
【図7】シールドセグメントの裏側斜視図である。
【図8】シールド工法の斜視図である。
【符号の説明】
1…セグメント 2…接合面 3…シール材 4…セグメントリング 5…シールドジャッキ 6…膨潤性シール材 6a…角部 7…ギロチンカッター刃 8…切れ目 9…薄肉ヒンジ部 10…生材料 11…プレス機 11a…上型 11b…下型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム物質と水膨潤性物質の混和組成物を
    主成分とする膨潤性シール材において、巻取り材として
    の加硫済のシール材に厚み方向にカッター刃で切れ目を
    入れて薄肉ヒンジ部を形成し、このヒンジ部で直角に折
    り曲げ、前記切れ目の開き個所に生材料を充填し、この
    充填部をプレス状態で加硫することによりシールドセグ
    メントコーナー部用の角部を成形することを特徴とした
    膨潤性シール材の成形方法。
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JPH0193297U (ja) * 1987-12-15 1989-06-19
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