JPH0771405A - 作業車のアクチュエータ操作構造 - Google Patents

作業車のアクチュエータ操作構造

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JPH0771405A
JPH0771405A JP21991593A JP21991593A JPH0771405A JP H0771405 A JPH0771405 A JP H0771405A JP 21991593 A JP21991593 A JP 21991593A JP 21991593 A JP21991593 A JP 21991593A JP H0771405 A JPH0771405 A JP H0771405A
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operated
working device
speed
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JP21991593A
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English (en)
Inventor
Yutaro Morishita
勇太郎 森下
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体に備えられた作業装置をアクチュエエー
タ及び操作レバーで操作するように構成し、記憶された
目標位置で作業装置を自動的に停止させるように構成し
た作業車のアクチュエータ操作構造において、目標位置
側への作業装置の作動速度の高低に関係なく、作業装置
を目標位置で滑らかに停止させることができるように構
成する。 【構成】 人為操作具の操作により作業装置が目標位置
側に操作されると、所定の低速度にまで作業装置を減速
操作し、作業装置が目標位置に達すると目標位置で自動
的に停止させる(実線の状態)。逆に、人為操作具で作
業装置を目標位置側に操作した場合に、人為操作具の操
作位置に対応する速度が前述の所定の低速度よりも小さ
いと、減速操作せずにそのままの速度で作業装置を目標
位置側に作動させる(一点鎖線の状態)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体に備えられた作業
装置駆動用のアクチュエータを、人為操作具(操作レバ
ーや操作ペダル等)、人為操作具の操作位置を検出する
操作位置センサー及び駆動手段により、正逆に駆動する
ように構成した作業車のアクチュエータ操作構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前述のような作業車のアクチュエータ操
作構造においては、人為操作具用の操作位置センサーの
検出値に基づいて、人為操作具が中立停止位置に操作さ
れていると作業装置が停止し、中立停止位置から作動位
置側への人為操作具の操作量に対応して、この操作量が
大きくなるほど作業装置が高速で作動するように、人為
操作具の操作位置に対応して駆動手段を作動させるよう
に構成している。従って、人為操作具を中立停止位置か
ら大きく操作するほど、作業装置及びアクチュエータが
高速で作動するのであり、人為操作具の操作位置により
作業装置及びアクチュエータを所望の作動速度で作動さ
せることができる。
【0003】この作業車において、次のような作業装置
の自動停止の構成を備えたものがある。つまり、作業装
置における作動範囲内の任意の位置を目標位置として記
憶する記憶手段、作業装置の位置を検出する作業位置セ
ンサーを備えて、人為操作具の操作により作業装置が記
憶された目標位置側に作動させられると、人為操作具の
操作位置に関係なく所定の低速度にまで駆動手段により
作業装置が減速操作される。そして、作業装置が記憶さ
れた目標位置に達すると、人為操作具の操作位置に関係
なく駆動手段が停止操作されて、作業装置が記憶された
目標位置で自動的に停止する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の構成は、記憶さ
れた目標位置側に作業装置をある程度の高速で作動させ
た状態を想定しているので、作業装置が目標位置側に作
動すると、人為操作具の操作位置に関係なく所定の低速
度にまで作業装置を減速操作するようにして、目標位置
で作業装置がショック少なく停止するように構成してい
る。
【0005】従って、例えば作業装置を前述の低速度よ
りもさらに低速で目標位置側に作動させると、この作業
装置の低速と前述の減速操作による所定の低速度との関
係により、最初の低速の状態から前述の所定の低速度に
まで加速されてから、目標位置で作業装置及びアクチュ
エータが停止するような状態となって、作業装置及びア
クチュエータの作動が不安定になる場合がある。本発明
は前述のような作業装置の自動停止の構成で、特に作業
装置を低速で目標位置側に作動させた場合において、不
安定な作業装置の作動を防止することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな作業車のアクチュエータ操作構造において、次のよ
うに構成することにある。つまり、作業装置の作動範囲
内の任意の位置を目標位置として記憶する記憶手段と、
作業装置の位置を検出する作業位置センサーとを備え
て、人為操作具の操作により作業装置が記憶された目標
位置側に作動させられると、駆動手段により所定の低速
度にまで作業装置を減速操作し、作業装置が記憶された
目標位置に達すると、駆動手段を停止させて作業装置を
記憶された目標位置で自動的に停止させる自動停止手段
を備えると共に、人為操作具の操作により作業装置が記
憶された目標位置側に作動させられた際において、人為
操作具の操作位置に対応する速度が所定の低速度よりも
小さいと、作業装置が人為操作具の操作位置に対応する
速度で作動するように、駆動手段を作動させる補助制御
手段を備えてある。
【0007】
【作用】本発明のように構成すると、人為操作具を中立
停止位置から大きく操作して、作業装置を記憶された目
標位置側に比較的高速で作動させた場合、人為操作具の
操作位置に関係なく作業装置及びアクチュエータの作動
速度が、所定の低速度にまで自動的に減速操作される。
そして、作業装置が記憶された目標位置に達すると駆動
手段が停止されて、作業装置が目標位置でショック少な
く自動的に停止する。
【0008】人為操作具の操作により作業装置を目標位
置側に作動させる場合、人為操作具の中立停止位置から
の操作量が小さくて、人為操作具の操作位置に対応する
速度が前述の所定の低速度よりも小さいと(作業装置が
前述の所定の低速度よりも低速で目標位置側に作動して
いる状態)、前述のような自動的な減速操作は行われず
に、人為操作具の操作位置に対応する速度(低速)で、
作業装置及びアクチュエータが目標位置側に作動してい
く。
【0009】
【発明の効果】以上のように、減速操作用の所定の低速
度よりも低速で作業装置が目標位置側に作動させられた
場合には、自動的な減速操作等は行わずにそのままの速
度で、作業装置を目標位置側に作動させることにより、
作業装置が低速の状態から所定の低速度にまで加速され
て目標位置で停止するような不安定な状態がなくなり、
特に低速での作業装置の自動停止の安定性を向上させる
ことができた。そして、作業装置が高速で目標位置側に
作動させられた場合には、作業装置が自動的に所定の低
速度にまで自動的に減速操作されてから目標位置で停止
操作されるので、作業装置を目標位置でショック少なく
自動的に停止させると言う機能はそのまま備えている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (1)図1に示すように、左右一対の前輪1及び後輪2
で支持された機体の前部にエンジン3、中央に操縦部
4、後部にミッションケース5を備えて作業車の一例で
ある農用トラクタを構成しており、機体の前部にドーザ
装置6、機体の後部にバックホウ装置7(作業装置に相
当)をアタッチメントとして備えている。
【0011】次に、バックホウ装置7について説明す
る。図1に示すようにミッションケース5の後部に連結
される支持部8、この支持部8の縦軸芯P1周りに左右
一対の油圧シリンダ9,10(アクチュエータに相当)
により揺動操作されるスイングブラケット11、このス
イングブラケット11の横軸芯P2周りに油圧シリンダ
15により揺動操作されるブーム12、このブーム12
の先端の横軸芯P3周りに油圧シリンダ16により揺動
操作されるアーム13、このアーム13の先端の横軸芯
P4周りに油圧シリンダ17により揺動操作されるバケ
ット14、油圧シリンダ34により昇降操作される左右
一対のアウトリガー33、並びに、支持部8に固定され
ている操縦部18等によりバックホウ装置7を構成して
いる。
【0012】(2)次に、バックホウ装置7の操作構造
について説明する。図3に示すようにスイングブラケッ
ト11用の一対の油圧シリンダ9,10に対する電磁比
例弁19(駆動手段に相当)、ブーム12用の油圧シリ
ンダ15に対する制御弁20、アウトリガー33用の油
圧シリンダ34に対する一対の制御弁35、アーム13
用の油圧シリンダ16に対する制御弁21、及びバケッ
ト14用の油圧シリンダ17に対する制御弁22が備え
られている。電磁比例弁19はセンターバイパス型式で
中立復帰型であり、制御弁20,21,22,35はセ
ンターバイパス型式で機械操作式である。そして、電磁
比例弁19及び制御弁20,21,22,35は、ポン
プ25に並列的に接続されている。
【0013】図1及び図3に示すようにバックホウ装置
7の操縦部18に、前後左右に操作自在な右操作レバー
23と左操作レバー24(人為操作具に相当)が備えら
れていおり、右操作レバー23とブーム12用の制御弁
20及びバケット14用の制御弁22とが機械的に連動
連結されている。これにより、右操作レバー23を前後
に操作すると制御弁20が切換操作されて、ブーム12
が揺動操作されるのであり、右操作レバー23を左右に
操作すると制御弁22が切換操作されて、バケット14
が揺動操作される。
【0014】左操作レバー24とアーム13用の制御弁
21とが機械的に連動連結されており、左操作レバー2
4を前後に操作すると制御弁21が切換操作されてアー
ム13が揺動操作される。そして、左操作レバー24の
左右方向の操作位置を検出する位置センサー26(操作
位置センサーに相当)が備えられて、位置センサー26
の検出値が制御装置27(制御手段に相当)に入力され
ている。左操作レバー24を左右に操作すると位置セン
サー26の検出値に基づき、制御装置27からの操作電
流により電磁比例弁19が操作されて、スイングブラケ
ット11が左右に揺動操作されるのである。
【0015】(3)次に、バックホウ装置7におけるス
イングブラケット11の操作について説明する。図2
(イ)及び図1に示すようにバックホウ装置7の支持部
8の縦軸芯P1周りに、スイングブラケット11が左右
に揺動自在に支持されており、縦軸芯P1を挟んで左右
一対の複動型の油圧シリンダ9,10が、スイングブラ
ケット11に接続されている。図2(イ)及び図3に示
すように、電磁比例弁19からの一対の油路28,29
のうちの一方の油路28が、一方の油圧シリンダ9の伸
長側の油室9aと、他方の油圧シリンダ10の収縮側の
油室10bに並列的に接続されており、他方の油路29
が一方の油圧シリンダ9の収縮側の油室9bと、他方の
油圧シリンダ10の伸長側の油室10aに並列的に接続
されている。
【0016】図2(イ)に示す状態は、スイングブラケ
ット11を左右中央に位置させている状態である。この
状態から例えば電磁比例弁19から油路28に作動油を
供給すると、一方の油圧シリンダ9が伸長し始め他方の
油圧シリンダ10が収縮し始めて、スイングブラケット
11が左に揺動し始める。
【0017】そして、図2(ロ)に示すように一方の油
圧シリンダ9が縦軸芯P1上に達すると、この油圧シリ
ンダ9がストロークエンド付近にまで伸長することにな
る。これにより、他方の油圧シリンダ10の収縮作用に
よって、この油圧シリンダ10の伸長側の油室10aか
ら排出される作動油が、油圧シリンダ9の収縮側の油室
9bに供給されてこの油圧シリンダ9も収縮し、図2
(ハ)に示すようにスイングブラケット11が左側の揺
動端に達するのである。以上の状態は、スイングブラケ
ット11を右に揺動操作する場合にも、同様に生じる。
【0018】(4)次に、左操作レバー24によるスイ
ングブラケット11用の油圧シリンダ9,10の制御に
ついて説明する。左操作レバー24における左右方向の
操作位置(位置センサー26の検出値)に基づいて、ス
イングブラケット11の速度が左操作レバー24の操作
位置に対応する速度となるように、操作電流が制御装置
27から図3の電磁比例弁19に供給されるのであり、
電磁比例弁19の開度が左操作レバー24の左右方向の
操作位置に対応するものに設定される。
【0019】これにより、左操作レバー24が中立停止
位置Nに操作されていると、電磁比例弁19への操作電
流を零として、電磁比例弁19を自身の中立復帰作用で
中立位置に操作しておき、油圧シリンダ9,10を停止
させる。次に、左操作レバー24を中立停止位置Nから
右揺動位置R(作動位置に相当)又は左揺動位置L(作
動位置に相当)に操作していくと、中立停止位置Nから
右又は左揺動位置R,L側への左操作レバー24の操作
量に対応して、この操作量が大きくなるほど電磁比例弁
19からの作動油の流量が大きくなるように、つまり、
電磁比例弁19への操作電流(電磁比例弁19の開度)
が大きくなるように設定されている。
【0020】(5)図4に示すように、左操作レバー2
4を中立停止位置Nから右又は左揺動位置R,L側の所
定の操作位置Cにまで操作すると、これに伴って電磁比
例弁19への操作電流も零から所定の操作位置Cに対応
する操作電流CIにまで上昇していくのであるが、この
場合の操作電流の上昇特性を以下の説明のように設定し
ている。
【0021】位置センサー26により左操作レバー24
の左右方向の操作位置を検出するばかりではなく、位置
センサー26の検出値を制御装置27で微分処理するこ
とにより、左操作レバー24の左右方向の操作速度も検
出している。これにより、図4の実線A1に示すよう
に、左操作レバー24を中立停止位置Nから右又は左揺
動位置R,L側の所定の操作位置Cにまで素早く操作す
ると、実線A2に示す特性に基づいて、左操作レバー2
4が所定の操作位置Cに操作されてから所定の遅れ時間
T1を持って、電磁比例弁19の操作電流が所定の操作
位置Cに対応する操作電流CIに達する。
【0022】この場合、実線A2は下向きの曲線に設定
されているので、左操作レバー24が中立停止位置Nか
ら操作され始めた状態(左操作レバー24の操作位置が
中立停止位置Nに近い側の位置の状態)では、電磁比例
弁19への操作電流の上昇速度(開側への操作速度)が
低速の状態となっている。そして、左操作レバー24が
中立停止位置Nから充分に離れた状態(左操作レバー2
4が所定の操作位置Cに接近した状態)では、電磁比例
弁19への操作電流の上昇速度(開側への操作速度)が
高速の状態となるのである。
【0023】次に、図4の一点鎖線B1に示すように、
左操作レバー24を中立停止位置Nから右又は左揺動位
置R,L側の所定の操作位置Cにまでゆっくり操作する
と、一点鎖線B2に示す特性に基づいて、左操作レバー
24が所定の操作位置Cに操作されてから、前述の遅れ
時間T1よりも長い遅れ時間T2を持って、電磁比例弁
19の操作電流が所定の操作位置Cに対応する操作電流
CIに達する。
【0024】この場合、前述と同様に一点鎖線B2も下
向きの曲線に設定されているので、左操作レバー24が
中立停止位置Nから操作され始めた状態では、電磁比例
弁19への操作電流の上昇速度が低速の状態となり、左
操作レバー24が中立停止位置Nから充分に離れた状態
では、電磁比例弁19への操作電流の上昇速度が高速の
状態となるのである。
【0025】又、図3に示すように電磁比例弁19にお
ける排油側の油路38と、油圧シリンダ9,10への油
路28,29とを、チェック弁36を備えた油路37に
より各々接続している。作業者が左操作レバー24を急
操作して、これに伴い電磁比例弁19も急操作された場
合、油路28,29において作動油の抜け現象(キャビ
テーション)が発生し、油圧シリンダ9,10の作動が
不安定になる場合がある。このような場合、作動油の抜
け現象が発生しそうになると、排油側の油路38から作
動油が油路37を介して油路28,29に補われて、作
動油の抜け現象が防止される。
【0026】(6)スイングブラケット11は2つの油
圧シリンダ9,10により揺動操作されるように構成し
ているので、スイングブラケット11が図2(ロ)と
(ハ)の間の位置に在る場合、両油圧シリンダ9,10
が同方向に伸縮することにより、スイングブラケット1
1が揺動操作されるのであり、図2(イ)と(ロ)の間
にスイングブラケット11が位置している場合には、両
油圧シリンダ9,10が互いに逆方向に伸縮することに
より、スイングブラケット11が揺動操作される。これ
により、図2(ロ)と(ハ)の間でスイングブラケット
11が停止している場合、スイングブラケット11を揺
動させ始める際に、油圧シリンダ9,10内の圧力が他
の位置の場合よりも高くなるのであり、スイングブラケ
ット11が揺動を一度開始すると、比較的低い作動油の
流量で所望の速度が得られるような状態となっている。
【0027】又、図2(ロ)に示すように一対の油圧シ
リンダ9,10のうちの一方が、スイングブラケット1
1の縦軸芯P1上に位置している場合、縦軸芯P1上に
位置している油圧シリンダ9,10はスイングブラケッ
ト11の揺動操作に対して関与できない。このような場
合には片方の油圧シリンダ9,10のみでしか、スイン
グブラケット11の揺動操作は行えず、スイングブラケ
ット11の揺動速度が左操作レバー24の操作位置に対
応する揺動速度よりも少し低下する。
【0028】この場合、図2(イ)及び図3に示すよう
にスイングブラケット11の縦軸芯P1の位置にスイン
グブラケット11の位置を検出するポテンショメータ3
0(作業位置センサーに相当)を設けており、0°から
180°の範囲で揺動するスイングブラケット11の位
置に応じて、油路28,29の流量が図5に示すような
関係となるように設定している。この場合、スイングブ
ラケット11が図2(ロ)の位置及び図2(ロ)とは左
右対称の位置に在る場合、油路28又は油路29の流量
が最大になるように設定している。
【0029】これによって、左操作レバー24の中立停
止位置Nからの操作量が同じ場合、0°から180°の
範囲のうちのどの位置からスイングブラケット11を揺
動させても、スイングブラケット11が常に一定の速度
で揺動する。そして、前項(4)での説明のように、左
操作レバー24における左右方向の操作位置に基づいて
スイングブラケット11の速度を変更する場合、図5の
実線に示す関係を維持しながら、図5の実線を全体的に
流量の増大側及び減少側に移行させる。これにより、0
°から180°の範囲のうちのどの位置においても、左
操作レバー24の操作位置に対応する速度で、スイング
ブラケット11が揺動するのである。
【0030】(7)左操作レバー24によるスイングブ
ラケット11の揺動操作において、スイングブラケット
11が左右の揺動端(0°及び180°)に達した場
合、図6に示すような特性で電磁比例弁19を操作し
て、スイングブラケット11を揺動端で停止させてい
る。
【0031】図6に示すように、左操作レバー24の操
作位置に対応した操作電流I1が電磁比例弁19に供給
された状態で、スイングブラケット11が揺動端側に接
近してきたとする。この場合、スイングブラケット11
が揺動端から所定の位置に達すると左操作レバー24の
操作に関係なく、電磁比例弁19の操作電流I1が一時
関数的に下降操作される。そして、操作電流I1から操
作電流I2に達するとこの操作電流I2に保持され、ス
イングブラケット11が揺動端に達すると、操作電流I
2から零にまで下降操作されるのである。
【0032】図6の特性において、左操作レバー24の
最初の操作位置(操作電流I1に対応)が高速側(右及
び左揺動位置R,L側)の場合、図6の実線及び保持さ
れる操作電流I2が全体的に低電流側に変更されるので
あり、左操作レバー24の最初の操作位置(操作電流I
1に対応)が低速側(中立停止位置N側)の場合、図6
の実線及び保持される操作電流I2が全体的に高電流側
に変更される。そして、図3に示すようにエンジン3の
回転数を検出する回転数センサー32が備えられてお
り、エンジン3の回転数が高いと図6の保持される操作
電流I2が低電流側に変更されるのであり、エンジン3
の回転数が低いと図6の保持される操作電流I2が高電
流側に変更される。
【0033】又、左右の揺動端の間の位置において、左
操作レバー24を中立停止位置Nに急に戻し操作しスイ
ングブラケット11を停止させた場合、スイングブラケ
ット11が停止すると同時に、電磁比例弁19を再び開
側に微小時間だけ操作している。これにより、スイング
ブラケット11の停止時に油圧シリンダ9,10内での
圧力の閉じ込みが防止されて、スイングブラケット11
の停止時のショックが低減される。この場合、電磁比例
弁19が急速に中立位置に戻し操作される過程におい
て、押し側の油圧シリンダ9,10(図2においてスイ
ングブラケット11が左に揺動する場合、右の油圧シリ
ンダ9が押し側となる)内に、負圧が発生しないよう
に、図3に示す排油側の油路38から作動油が油路37
を介して油路28,29に補われる(前項(5)の後半
の説明参照)。これにより、停止後のスイングブラケッ
ト11のふらつきが防止される。
【0034】(8)スイングブラケット11の揺動操作
において、スイングブラケット11の停止位置を目標位
置として記憶して、この目標位置で自動的にスイングブ
ラケット11を停止させることができるように構成して
おり、次にこの自動停止の構成について説明する。図7
及び図8に示すように、左操作レバー24を操作してス
イングブラケット11を停止させたい所望の位置にまで
揺動させ、左操作レバー24を中立停止位置Nに操作し
た状態で(ステップS1)、図3に示す記憶スイッチ3
1を押し操作すると(ステップS2)、ポテンショメー
タ30の検出値に基づいて、そのスイングブラケット1
1の位置が目標位置として記憶される(ステップS
3)。
【0035】次に、図9の実線に示すように、電磁比例
弁19に対する操作電流が所定の操作電流I4よりも高
い操作電流I3に対応した操作位置に、左操作レバー2
4を操作して(ステップS4)、スイングブラケット1
1が前述の記憶されている目標位置に接近する側に揺動
操作された場合(ステップS5)、スイングブラケット
11が揺動を開始した位置が目標位置から所定距離だけ
離れた設定位置の外側であると(ステップS6)、電磁
比例弁19の操作電流I3が一次関数的に所定の操作電
流I4にまで下降操作される(ステップS7)。逆に、
スイングブラケット11が揺動を開始した位置が設定位
置の内側(目標位置側)であると(ステップS6)、電
磁比例弁19の操作電流が急速に操作電流I4にまで下
降操作される(ステップS8)。
【0036】このように電磁比例弁19の操作電流が操
作電流I4にまで下降操作されて、スイングブラケット
11の作動速度が減速操作されると、この操作電流I4
が保持されるのであり(ステップS9)、スイングブラ
ケット11が記憶されている目標位置に達すると(ステ
ップS10)、電磁比例弁19の操作電流が零にまで落
とされて、スイングブラケット11が目標位置で自動的
に停止する(ステップS11)(以上、自動停止手段に
相当)。
【0037】以上のようにしてスイングブラケット11
が目標位置で停止した後、左操作レバー24を中立停止
位置Nに一度戻し操作すれば(ステップS12)、再び
左操作レバー24の操作によりスイングブラケット11
を揺動操作できる元の状態に復帰する(ステップS1
3)。又、前述の操作中においてスイングブラケット1
1が目標位置に達する前に、左操作レバー24を中立停
止位置Nに戻し操作すれば、スイングブラケット11が
目標位置の手前の位置で停止するのであり、左操作レバ
ー24を逆向きに操作すれば、スイングブラケット11
を目標位置から離れる方向に揺動させることができる。
【0038】ステップS4において、図9の一点鎖線に
示すように電磁比例弁19に対する操作電流が所定の操
作電流I4よりも低い操作電流I5に対応した操作位置
に、左操作レバー24を操作していたとする。この状態
でスイングブラケット11を目標位置に接近する側に揺
動操作していても、前述のような減速操作は行われず
(ステップS14)、低い操作電流I5のままでスイン
グブラケット11が揺動していくのであり、スイングブ
ラケット11が目標位置に達すると(ステップS1
0)、スイングブラケット11が自動的に目標位置で停
止する(ステップS11)(以上、補助制御手段に相
当)。
【0039】又、前述のように低い操作電流I5でスイ
ングブラケット11を目標位置側に揺動させている場
合、左操作レバー24を中立停止位置Nに戻し操作すれ
ば、スイングブラケット11が目標位置の手前の位置で
停止するのであり、左操作レバー24を逆向きに操作す
れば、スイングブラケット11を目標位置から離れる方
向に揺動させることができる。
【0040】以上のように、図9の実線に示すような特
性で、スイングブラケット11を目標位置で自動的に停
止させる場合、前項(6)での説明のように、スイング
ブラケット11の0°から180°の揺動範囲におい
て、各位置で油圧シリンダ9,10の伸縮状態が異なっ
ている。これにより、スイングブラケット11の0°か
ら180°の揺動範囲を複数の領域に分けておき、記憶
された目標位置がどの領域に在るかを判断して、90°
の位置に近い領域にスイングブラケット11が在る場合
には、図9の実線の所定の操作電流I4が少し高電流側
に変更される。逆に、揺動端(0°及び180°)の位
置に近い領域にスイングブラケット11が在る場合に
は、図9の実線の所定の操作電流I4が少し低電流側に
変更されるように構成している。
【0041】〔別実施例〕前述の実施例において、油圧
シリンダ9,10用として電磁比例弁19を使用するの
ではなく、パイロット操作式で流量制御可能な制御弁を
使用してもよい。前述の実施例に記載した構成は、バッ
クホウ装置7のスイングブラケット11に対してばかり
でなく、バックホウ装置7のブーム12やアーム13等
にも適用できるのであり、さらにバックホウ装置7ばか
りではなく、ドーザ装置6や他の作業装置にも適用でき
る。
【0042】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクタ、ドーザ装置及びバックホウ装置
の全体側面図
【図2】バックホウ装置のスイングブラケット及び油圧
シリンダの各揺動状態を示す平面図
【図3】バックホウ装置の油圧回路図
【図4】左操作レバーを中立停止位置から操作し始めた
場合における電磁比例弁への操作電流の状態を示す図
【図5】スイングブラケットの各位置と油圧シリンダへ
の作動油の流量との関係を示す図
【図6】スイングブラケットが左右の揺動端に達した場
合における電磁比例弁への操作電流の状態を示す図
【図7】記憶された目標位置でスイングブラケットを自
動的に停止させる制御の前半の流れを示す図
【図8】記憶された目標位置でスイングブラケットを自
動的に停止させる制御の後半の流れを示す図
【図9】記憶された目標位置でスイングブラケットを自
動的に停止させる場合における電磁比例弁への操作電流
の状態を示す図
【符号の説明】
7 作業装置 9,10 アクチュエータ 19 駆動手段 24 人為操作具 26 操作位置センサー 27 制御手段 30 作業位置センサー N 人為操作具の中立停止位置 R,L 人為操作具の作動位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F15B 11/048 11/08 Z 9026−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に備えられた作業装置(7)駆動用
    のアクチュエータ(9),(10)と、このアクチュエ
    ータ(9),(10)を正逆に駆動する駆動手段(1
    9)と、人為的に操作される人為操作具(24)と、前
    記人為操作具(24)の操作位置を検出する操作位置セ
    ンサー(26)とを備えて、 前記操作位置センサー(26)の検出値に基づいて、前
    記人為操作具(24)が中立停止位置(N)に操作され
    ていると前記作業装置(7)が停止し、且つ、中立停止
    位置(N)から作動位置(R),(L)側への前記人為
    操作具(24)の操作量に対応して、この操作量が大き
    くなるほど前記作業装置(7)が高速で作動するよう
    に、前記人為操作具(24)の操作位置に対応して前記
    駆動手段(19)を作動させる制御手段(27)を備え
    た作業車のアクチュエータ操作構造であって、 前記作業装置(7)の作動範囲内の任意の位置を目標位
    置として記憶する記憶手段と、前記作業装置(7)の位
    置を検出する作業位置センサー(30)とを備えて、 前記人為操作具(24)の操作により前記作業装置
    (7)が記憶された目標位置側に作動させられると、前
    記駆動手段(19)により所定の低速度にまで前記作業
    装置(7)を減速操作し、前記作業装置(7)が記憶さ
    れた目標位置に達すると、前記駆動手段(19)を停止
    させて前記作業装置(7)を記憶された目標位置で自動
    的に停止させる自動停止手段を備えると共に、 前記人為操作具(24)の操作により前記作業装置
    (7)が記憶された目標位置側に作動させられた際にお
    いて、前記人為操作具(24)の操作位置に対応する速
    度が、前記所定の低速度よりも小さいと、前記作業装置
    (7)が前記人為操作具(24)の操作位置に対応する
    速度で作動するように、前記駆動手段(19)を作動さ
    せる補助制御手段を備えてある作業車のアクチュエータ
    操作構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000337305A (ja) * 1999-05-17 2000-12-05 Caterpillar Inc 油圧シリンダの作動制御装置および方法
JP2007270974A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Tadano Ltd 作業機の制御装置

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JP2000337305A (ja) * 1999-05-17 2000-12-05 Caterpillar Inc 油圧シリンダの作動制御装置および方法
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