JPH077155U - 面実装電子部品のリード構造 - Google Patents
面実装電子部品のリード構造Info
- Publication number
- JPH077155U JPH077155U JP3917893U JP3917893U JPH077155U JP H077155 U JPH077155 U JP H077155U JP 3917893 U JP3917893 U JP 3917893U JP 3917893 U JP3917893 U JP 3917893U JP H077155 U JPH077155 U JP H077155U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント基板上のパッドと電子部品のリード
をはんだ付する際Wicking現象によってパッド付
近のはんだが取られるのを防止する。 【構成】 電子部品のリードの立上りをできるだけ高い
位置にとる。
をはんだ付する際Wicking現象によってパッド付
近のはんだが取られるのを防止する。 【構成】 電子部品のリードの立上りをできるだけ高い
位置にとる。
Description
【0001】
本考案はプリント基板と面実装電子部品のリードとのはんだ付において,はん だ付品質の確保に関するものである。 プリント基板に電子部品を面実装する際は,プリント基板上のパッドと電子部 品のリードとをはんだ付することが一般的である。しかし,はんだの量が少なか ったりリードの剛性が大きいと,はんだの継手部分は早期に疲労し,やがて破壊 されて電気的接続が断たれる。即ち前者ははんだの外力に対する耐力が小さいた め,プリント基板と電子部品との熱膨張率の違いから発生する応力や,プリント 基板の曲げ応力に対しての抵抗力が無いためである。また後者は同じくプリント 基板と電子部品との熱膨張率の違いから発生する応力や,プリント基板の曲げ応 力に対してリードが撓まないため,発生する応力が吸収できないためである。
【0002】 また前者の原因は,本来プリント基板上のパッドと電子部品のリードとの間に 有るべきはんだが,リードに吸収されて上方に昇って行く現象(Wicking 現象)によって,パッド付近のはんだが取られることによる。また後者の原因は ,同じくWicking現象によって電子部品のリード付け根に昇って来たはん だがL形に曲げられたところに吸収されて留り,リードが太くなって,剛性が大 きくなるためである。そこで本考案は,電子部品のリードの形状を工夫してはん だの昇ることを抑制し,パッド上のはんだ量を確保すると共に,リードに十分な 可撓性を与えて,前述のはんだ継手の破壊を防止するものである。
【0003】
図4は従来の電子部品の一例としてMSPの外観(斜視図)を示す。図5は図 4に示すMSPを本体11の1辺に平行でかつ本体11の上面に垂直な平面で切 断した断面図である。図6は該MSPをプリント基板13の上に搭載した,図5 と同様の断面図で,かつ下方に逆L字型に曲がったリード12の付近を拡大した ところを示す断面図である。 プリント基板13にMSPを搭載してプリント基板13の上に形成された,パ ッド14とリード12の先端とをはんだ付するとき,当初パッド14の上に十分 な量のペースト状のはんだがあったとしても,これらを炉の中に入れてはんだ付 するときに,最初にリード12が加熱されパッド14よりも高温になると,融け たはんだはWicking現象を起しリード12の方に上って行く。ここでリー ド12は立上り寸法lが比較的小さいので,はんだはリード12の曲がり部32 のところに引き寄せられてはんだ52のように集まる。即ち,大半のはんだはは んだ52になってしまい,その結果リード12の曲がり部32の部分は剛性が大 きくなる。
【0004】 一方,リード12とパッド14とを接合すべきはんだ51は極僅かになってし まう。リード12とパッド14との間にはプリント基板13とMSPの本体11 との熱膨張率の違いから発生する応力や,プリント基板の曲げ応力が働くが,こ れらの応力に対して,はんだ51は僅かしか無いから,耐力が小さい。これに対 してリード12は前述のように曲がり部32の部分で剛性が大きく,可撓性が失 われているから,発生する応力をリード12が吸収することができない。従来の MSPは以上の如き原因の相乗的な働きからはんだ51が破壊され,電気的接続 が断たれる可能性が極めて高い欠点を持つものであった。
【0005】
前述の従来技術による欠点は,一つには本来プリント基板上のパッドと電子部 品のリードとの間に有るべきはんだが,リードに吸収されて上方に昇って行く現 象(Wicking現象)によって,パッド付近のはんだが取られることによる 。また一つは,同じくWicking現象によって部品のリード付け根に昇って 来たはんだでリードが太くなり,剛性が大きくなることによる。即ち,電子部品 のリードにはんだがWicking現象によって上がって行くことに全て起因す る。従ってこのWicking現象を防止することができれば,又はWicki ng現象が生じてもはんだの上がり量を少なく抑制することができれば,はんだ 継手の破壊を防止することができる。
【0006】
前述のように本問題を解決するにはWicking現象を防止するか,又はW icking現象が生じてもはんだの上がり量を少なく抑制しなくてはならない 。Wicking現象ははんだ付の際前述のようにプリント基板のパッドよりも 電子部品のリードが先に昇温することによるから,はんだ付時の温度プロファイ ルのコントロールによって,改善することができる。しかし,プリント基板上に は一般に各種の電子部品が搭載されるため,特定の電子部品に対して最良のはん だ付温度プロファイルを設定することは不可能である。従って,ある程度のWi cking現象を容認した上で,Wicking現象が生じてもはんだの上がり 量を少なく抑制することが大切である。
【0007】
上記のはんだのリードへの上がりのメカニズムは,リードの立上りが小さく, 逆L字型に曲がったところが比較的低位置にあるため,上昇したはんだが容易に 吸い寄せられるためである。そこで電子部品のリードの立上りをできるだけ高い 位置に取れば,たとえWicking現象が生じてもはんだは容易に吸い上げら れるものではなく,リードとパッドとの間には強度上十分なはんだが供給される 。またリードも十分長く設定できるので剛性が小さく,プリント基板と電子部品 との熱膨張率の違いから発生する応力や,プリント基板の曲げ応力を十分吸収す ることができる。従ってはんだ継手に対して信頼性の高い電子部品とすることが できる。
【0008】
図1〜図3は本考案の実施例を示すものである。即ち図1は本考案のリード構 造を持つ電子部品の外観(斜視図)である。図2は図1の電子部品を本体1の1 辺に並行でかつ1の上面に垂直な平面で切断した断面図である。図3は該電子部 品をプリント基板3の上に搭載した,図2と同様の断面図で,かつリード2の付 近を拡大したところを示す断面図である。図3において,電子部品のリード2は プリント基板3上のパッド4にはんだ5を介して接合される。はんだ付の際5は 2に沿って上方へ上るが,2の立上りmは比較的大きいので,はんだは一定量以 上吸い上げられることはない。従ってはんだはリード2とパッド4との間に十分 供給される。m寸法は2.5mm以上あれば目的は達成されるが大きいほど有効 である。しかし,あまり大きいと電子部品の全体の高さも大きくなるので,2. 5〜3.5mm程度が最適である。また,リード2はm寸法を確保するため,本 体1から出た後一旦上方にL字型に曲げた後,次に逆U字型に曲げることによっ て,リード2を下方に向けたことを特徴とする。このためリード2の展開長は十 分に長くかつ,上下方向に対して逆U字型に曲がった部分22において,水平方 向に対する剛性がとくに小さい。
【0009】 その結果,プリント基板と電子部品との熱膨張率の違いから発生する応力や, プリント基板の曲げ応力を十分吸収することができる。従ってはんだ継手に対し て信頼性の高い電子部品とすることができる。なお,リード2をこのように本体 1から4方向に水平に出し,一旦上方にL字型に曲げた後,逆U字型に曲げてリ ード2を下方に向けることは,プレス型を使えば容易に実現可能であることは言 うまでもない。また本実施例はリード2が本体1から4方向に出た電子部品の例 であるが,SOPのように2方向に出た部品も同様に実施できることも言うまで もない。
【0010】
以上説明した如く本発明に依れば,電子部品のリードにWicking現象が 生じても,はんだの上がり量を少なく抑制し,かつ発生する応力をリードによっ て十分吸収するために,はんだ継手の破壊を防止し,信頼性の高いはんだ付を実 現できる。
【図1】本考案のリード構造を持つ電子部品の斜視図。
【図2】図1の電子部品を本体1の1辺に並行でかつ本
体1の上面に垂直な平面で切断したところを示す断面
図。
体1の上面に垂直な平面で切断したところを示す断面
図。
【図3】該電子部品をプリント基板3の上に搭載した,
図2と同様の図で,かつリード2の付近を拡大したとこ
ろを示す断面図。
図2と同様の図で,かつリード2の付近を拡大したとこ
ろを示す断面図。
【図4】従来の電子部品の一例としてMSPを示す斜視
図。
図。
【図5】図4の本体11の1辺に並行でかつ本体11の
上面に垂直な平面で切断した断面図。
上面に垂直な平面で切断した断面図。
【図6】該MSPをプリント基板13の上に搭載した,
図5と同様の断面図で,かつ下方に逆L時型に曲がった
リード12の付近を拡大したところを示す断面図。
図5と同様の断面図で,かつ下方に逆L時型に曲がった
リード12の付近を拡大したところを示す断面図。
1 電子部品本体 2 電子部品のリード 22 2のうち 3・13 プリント基板 4・14 プリント基板のパッド 5・51・52 はんだ 11 従来のMSPの本体 12 従来のMSPのリード 32 リード12のうち逆L字型に曲がった部分 m 本発明の電子部品のリード2の立上り寸法 l 従来のMSPのリード12の立上り寸法である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ボディから4方向に水平に出て,一旦上
方にL字型に曲げられた後,次に逆U字型に曲げられる
ことによって,下方に向けたことを特徴とする,プリン
ト基板に面実装する電子部品のリード構造。 - 【請求項2】 MSP(Mini Square Pa
ckage)における請求項1に記載のリード構造。 - 【請求項3】 SOP(Small Qutlinne
Package)等のリードが2方向に出た電子部品
における請求項1に記載のリード構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3917893U JPH077155U (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 面実装電子部品のリード構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3917893U JPH077155U (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 面実装電子部品のリード構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH077155U true JPH077155U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12545868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3917893U Pending JPH077155U (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 面実装電子部品のリード構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077155U (ja) |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP3917893U patent/JPH077155U/ja active Pending
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