JPH0773211B2 - 無調整化電圧制御発振器 - Google Patents
無調整化電圧制御発振器Info
- Publication number
- JPH0773211B2 JPH0773211B2 JP60139179A JP13917985A JPH0773211B2 JP H0773211 B2 JPH0773211 B2 JP H0773211B2 JP 60139179 A JP60139179 A JP 60139179A JP 13917985 A JP13917985 A JP 13917985A JP H0773211 B2 JPH0773211 B2 JP H0773211B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- controlled oscillator
- pair
- voltage
- signal
- oscillation frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、シリコンウエハ上などに形成するモノリシッ
クIC内に、電圧制御発振器を集積化する場合に、抵抗値
および容量値のばらつきを自己補正し、その発振中心周
波数および電圧−周波数変換利得の調整を不要ならしめ
た無調整化電圧制御発振器に関するものである。
クIC内に、電圧制御発振器を集積化する場合に、抵抗値
および容量値のばらつきを自己補正し、その発振中心周
波数および電圧−周波数変換利得の調整を不要ならしめ
た無調整化電圧制御発振器に関するものである。
本発明による電圧制御発振器を適用する事で特に効果の
あるVTR(ビデオテープレコーダ)を例にとり、本発明
の意義を説明する。まず、VTRの記録および再生システ
ムを、『ホームビデオ技術』(昭和55年4月20日 日本
放送出版協会 P94)等に基づき以下、説明する。
あるVTR(ビデオテープレコーダ)を例にとり、本発明
の意義を説明する。まず、VTRの記録および再生システ
ムを、『ホームビデオ技術』(昭和55年4月20日 日本
放送出版協会 P94)等に基づき以下、説明する。
第2図は、VTRの記録信号処理回数を示すブロック図で
ある。
ある。
同図において、端子1より入力されたカラー映像信号は
AGC回路2で振幅が制御される。そしてLPF(ローパスフ
イルタ)3を通過した輝度信号はFM変調回路4によりFM
変調された後、HPF(ハイパスフイルタ)5を通過し、
加算回路11へ供給される。
AGC回路2で振幅が制御される。そしてLPF(ローパスフ
イルタ)3を通過した輝度信号はFM変調回路4によりFM
変調された後、HPF(ハイパスフイルタ)5を通過し、
加算回路11へ供給される。
一方、搬送色信号はBPF(バンドパスフイルタ)6で分
離され、ACC回路7で振幅が制御された後、バースト信
号増幅回路8により、バースト信号のみが約6dB増幅さ
れる。
離され、ACC回路7で振幅が制御された後、バースト信
号増幅回路8により、バースト信号のみが約6dB増幅さ
れる。
この信号は周波数変換回路9に加えられ、BPF23からの
キャリア信号fCにより周波数変換されLPF10の出力に40f
H(fHは水平走査周波数)の低域周波数の色信号が得ら
れる。この信号は、加算回路11により、HPF5からのFM変
調された輝度信号と混合され、記録増幅回路12,磁気ヘ
ッド13を介して磁気テープ(図示せず)に記録される。
キャリア信号fCにより周波数変換されLPF10の出力に40f
H(fHは水平走査周波数)の低域周波数の色信号が得ら
れる。この信号は、加算回路11により、HPF5からのFM変
調された輝度信号と混合され、記録増幅回路12,磁気ヘ
ッド13を介して磁気テープ(図示せず)に記録される。
キャリア信号fCは以下のように作成される。
第2図において、電圧制御発振器(以下VCOと略す)19,
位相比較回路(以下P.Cと略す)18,分周回路20はAFCル
ープを形成し、VCO19は同期信号分離回路14より得られ
る水平同期信号の周波数fHの160倍の発振周波数で発振
している。
位相比較回路(以下P.Cと略す)18,分周回路20はAFCル
ープを形成し、VCO19は同期信号分離回路14より得られ
る水平同期信号の周波数fHの160倍の発振周波数で発振
している。
このVCO19の出力は、分周回路21に入力され、1/4分周さ
れ40fHの信号にすると同時に水平走査期間ごとに90度ず
つ位相をまわしている。
れ40fHの信号にすると同時に水平走査期間ごとに90度ず
つ位相をまわしている。
他方VCO17,P.C16はAPCループを形成し、バースト信号
(3.58M Hz)に同期した周波数3.58M Hzの信号fSを周波
数変換回路22に供給する。
(3.58M Hz)に同期した周波数3.58M Hzの信号fSを周波
数変換回路22に供給する。
周波数変換回路22には分周回路21からの40fHの信号とfS
が供給され、周波数変換されて、BPF23により和周波数
成分を選択して、キャリア信号fC=40fH+fSを作成して
いる。従って、このキャリア信号fC=40fH+fSとバース
ト信号増幅回路8からの搬送色信号fSとを周波数変換回
路9で周波数変換し、その差成分をLPF10で選択すれば4
0fHの低域周波数に変換された色信号が得られる。
が供給され、周波数変換されて、BPF23により和周波数
成分を選択して、キャリア信号fC=40fH+fSを作成して
いる。従って、このキャリア信号fC=40fH+fSとバース
ト信号増幅回路8からの搬送色信号fSとを周波数変換回
路9で周波数変換し、その差成分をLPF10で選択すれば4
0fHの低域周波数に変換された色信号が得られる。
ここでバースト信号増幅回路8とP.C16は同期信号分離
回路14からの水平同期信号をバーストゲートパルス発生
回路15によってバースト信号のタイミングと時間的にほ
ぼ一致するように遅延して得たパルスでもって制御す
る。すなわち、バースト信号増幅回路8ではバースト信
号のみ6dB増幅させ、P.C16ではバースト信号に位相同期
させた信号fSを発生させる。
回路14からの水平同期信号をバーストゲートパルス発生
回路15によってバースト信号のタイミングと時間的にほ
ぼ一致するように遅延して得たパルスでもって制御す
る。すなわち、バースト信号増幅回路8ではバースト信
号のみ6dB増幅させ、P.C16ではバースト信号に位相同期
させた信号fSを発生させる。
第3図は、第2図に示す記録回路で記録した信号を元の
映像信号に再現するための再生信号処理回路を示す。
映像信号に再現するための再生信号処理回路を示す。
同図において、磁気テープ(図示せず)に記録された信
号は磁気ヘッド13で検出され、前置増幅器24で増幅され
た後、FM変調された輝度信号はキャリア周波数近傍をピ
ーキングするピーキング回路35を介し、FM復調器26とLP
F3により、元の輝度信号に復調される。
号は磁気ヘッド13で検出され、前置増幅器24で増幅され
た後、FM変調された輝度信号はキャリア周波数近傍をピ
ーキングするピーキング回路35を介し、FM復調器26とLP
F3により、元の輝度信号に復調される。
一方低域周波数に変換された色信号は、LPF27で抽出さ
れ、周波数変換回路28に加えられる。
れ、周波数変換回路28に加えられる。
周波数変換回路28には、キャリア信号fC′が入力されて
いるため、BPF6で差周波数成分を取り出し、ACC回路30
でもって信号レベルが制御される。この信号はバースト
信号低域回路31によりバースト信号のみ6dB減少させる
ことにより、元の搬送色信号に戻している。さらに、信
号のS/Nを改善するためくし形フイルタ32を通し、輝度
信号と加算回路33にて混合して出力端子34に元の映像信
号が再現される。
いるため、BPF6で差周波数成分を取り出し、ACC回路30
でもって信号レベルが制御される。この信号はバースト
信号低域回路31によりバースト信号のみ6dB減少させる
ことにより、元の搬送色信号に戻している。さらに、信
号のS/Nを改善するためくし形フイルタ32を通し、輝度
信号と加算回路33にて混合して出力端子34に元の映像信
号が再現される。
ここでカラー信号の時間軸変動の補正を行なうためのキ
ャリア信号fC′を作成する信号処理回路について説明す
る。
ャリア信号fC′を作成する信号処理回路について説明す
る。
VCO19は、くし形フイルタ32の出力からの再生信号の中
のバースト信号と、3.58M Hzで発振する水晶発振器36の
出力信号とをP.C35で位相比較して得られた誤差電圧で
もって制御され、その発振周波数は、160fHを中心に上
記誤差電圧に応じた周波数160fH±Δf′となる。VCO19
の出力信号は、分周回路37で1/4分周され、周波数変換
回路38に入力される。そして水晶発振器36からの信号fS
でもって周波数変換され、その和周波数成分がBPF39よ
り取り出され、周波数変換回路28に加えられるべきキャ
リア信号fC′が得られる。
のバースト信号と、3.58M Hzで発振する水晶発振器36の
出力信号とをP.C35で位相比較して得られた誤差電圧で
もって制御され、その発振周波数は、160fHを中心に上
記誤差電圧に応じた周波数160fH±Δf′となる。VCO19
の出力信号は、分周回路37で1/4分周され、周波数変換
回路38に入力される。そして水晶発振器36からの信号fS
でもって周波数変換され、その和周波数成分がBPF39よ
り取り出され、周波数変換回路28に加えられるべきキャ
リア信号fC′が得られる。
今、磁気ヘッド13から再生され、LPF27を通過させた色
信号が時間軸変動を持ち、その周波数が(40fH+Δf)
であるとすると、周波数変換回路28に加えられるキャリ
ア信号がfC′=40fH+Δf+fSであれば、BPF6に出力さ
れる搬送色信号はfSとなり時間軸変動成分Δfが除去さ
れることになる。
信号が時間軸変動を持ち、その周波数が(40fH+Δf)
であるとすると、周波数変換回路28に加えられるキャリ
ア信号がfC′=40fH+Δf+fSであれば、BPF6に出力さ
れる搬送色信号はfSとなり時間軸変動成分Δfが除去さ
れることになる。
キャリア信号fC′がfC′=40fH+Δf+fSになるために
は、VCO19の発振周波数は4(40fH+Δf)になるよう
に制御されればよい(4Δf=Δf′)。このVCO19は
水晶発振器36の出力fS3.58M Hzの基準信号と、再生搬
送色信号のバースト信号をバーストゲート回路15で取り
出したバースト信号とをP.C35で位相比較し、その誤差
信号によって制御される。
は、VCO19の発振周波数は4(40fH+Δf)になるよう
に制御されればよい(4Δf=Δf′)。このVCO19は
水晶発振器36の出力fS3.58M Hzの基準信号と、再生搬
送色信号のバースト信号をバーストゲート回路15で取り
出したバースト信号とをP.C35で位相比較し、その誤差
信号によって制御される。
ここでバースト信号低域回路31とP.C35は同期信号分離
回路14からの水平同期信号とバーストゲートパルス発生
回路15によってバースト信号のタイミングと時間的にほ
ぼ一致するように遅延して得たパルスでもって制御す
る。
回路14からの水平同期信号とバーストゲートパルス発生
回路15によってバースト信号のタイミングと時間的にほ
ぼ一致するように遅延して得たパルスでもって制御す
る。
以上に述べたVTRの記録および再生信号処理回路におい
て、VCA19は記録時にAFCループのVCOとして働らき、再
生時にはAPCループのVCOとして働らいている。VCO19の
性能はAFCとAPCの性能を決定する上で非常に重要であ
る。特にループを開いた時の発振周波数である発振中心
周波数と電圧に対する周波数変換の利得である発振周波
数感度は重要なパラメータである。
て、VCA19は記録時にAFCループのVCOとして働らき、再
生時にはAPCループのVCOとして働らいている。VCO19の
性能はAFCとAPCの性能を決定する上で非常に重要であ
る。特にループを開いた時の発振周波数である発振中心
周波数と電圧に対する周波数変換の利得である発振周波
数感度は重要なパラメータである。
本発明は、このような意味でVTRなどにおいて特に意義
のある電圧制御発振器の改良に関するものである。
のある電圧制御発振器の改良に関するものである。
次に第2図におけるVCO19として用いられる如き、電圧
制御発振器の従来例について、第4図を参照して説明す
る。
制御発振器の従来例について、第4図を参照して説明す
る。
第4図には、第2図におけるP.C18とVCO19の具体的IC化
例を示してある。第4図上半分に示したP.C18は良く知
られたマルチプライヤで入力端子40(40a,40b)と41(4
1a,41b)の各入力信号を乗算することにより位相差を検
出し、トランジスタ42のコレクタに乗算信号(位相差信
号)を出力する。なお、GはIC化回路基板の縁を示して
いる。
例を示してある。第4図上半分に示したP.C18は良く知
られたマルチプライヤで入力端子40(40a,40b)と41(4
1a,41b)の各入力信号を乗算することにより位相差を検
出し、トランジスタ42のコレクタに乗算信号(位相差信
号)を出力する。なお、GはIC化回路基板の縁を示して
いる。
トランジスタ42のコレクタは、基準電位E0から負荷抵抗
46を介して電位が与えられている。さらにICピン43を介
して、抵抗44と容量45から構成される外付けフイルタに
より高周波数成分を除去し、トランジスタ57のベースに
制御信号が印加される。
46を介して電位が与えられている。さらにICピン43を介
して、抵抗44と容量45から構成される外付けフイルタに
より高周波数成分を除去し、トランジスタ57のベースに
制御信号が印加される。
次に第4図下半分に示したリングオシレータ型VCO19の
動作を説明する。トランジスタ50と51,トランジスタ52
と53,トランジスタ54と55はそれぞれインバータを構成
する。トランジスタ50,52,54のコレクタ電流Iはこれら
トランジスタとカレントミラー関係のトランジスタ56の
コレクタ電流Iに等しい。
動作を説明する。トランジスタ50と51,トランジスタ52
と53,トランジスタ54と55はそれぞれインバータを構成
する。トランジスタ50,52,54のコレクタ電流Iはこれら
トランジスタとカレントミラー関係のトランジスタ56の
コレクタ電流Iに等しい。
ここでICの外付け抵抗59の抵抗値をRとすれば、次式の
関係が得られる。
関係が得られる。
なおVBEはトランジスタ57のベース−エミッタ間電圧で
約0.7V,E0はこの場合、トランジスタ57のベース電位E
である。
約0.7V,E0はこの場合、トランジスタ57のベース電位E
である。
容量61,62,63はそれぞれ容量値Cで、これらの容量はト
ランジスタ50〜55により充放電されるため、一定の時間
遅れが生じる。インバータは奇数段であるから、一巡し
た時インバータでの遅れ時間のため、正帰還となり、発
振する。
ランジスタ50〜55により充放電されるため、一定の時間
遅れが生じる。インバータは奇数段であるから、一巡し
た時インバータでの遅れ時間のため、正帰還となり、発
振する。
第5図にインバータa,b,c点の波形を示す。トランジス
タ51,52,53がOFFからONに転じるに要する時間t0は、容
量61,62,63に電荷が充電されるに要する時間に注目する
と、 発振出力の周期T(発振周波数f)とすると、 T=3t0 ……(3) 式(1),(2),(3)より となる。
タ51,52,53がOFFからONに転じるに要する時間t0は、容
量61,62,63に電荷が充電されるに要する時間に注目する
と、 発振出力の周期T(発振周波数f)とすると、 T=3t0 ……(3) 式(1),(2),(3)より となる。
ICピン43の、位相検波出力信号を±ΔEとすると、トラ
ンジスタ57のベース電位Eは、 E=E0±ΔE ……(5) となる。
ンジスタ57のベース電位Eは、 E=E0±ΔE ……(5) となる。
ここで、ΔEに対する周波数感度(偏微分)∂f/∂Eは となる。
ところで、容量61,62,63の各容量値Cの絶対値は±(10
〜15)%ばらつく事が知られている。そこで、外付け抵
抗59の抵抗値Rを調整して、トランジスタ57のベース電
位EがE0の場合の発振中心周波数fCを調整する。
〜15)%ばらつく事が知られている。そこで、外付け抵
抗59の抵抗値Rを調整して、トランジスタ57のベース電
位EがE0の場合の発振中心周波数fCを調整する。
ここで注目すべき点は発振中心周波数fCと発振周波数感
度∂f/∂Eは別々に定められない事である。
度∂f/∂Eは別々に定められない事である。
一般に、発振周波数感度∂f/∂Eは低い方が良い。これ
は、第4図に示すように、VCO19の制御入力は、ICピン4
3を介して外付けフイルタと接続しており、ICピン43に
重畳されたノイズの影響を小さくするためである。発振
周波数感度∂f/∂Eが高いと、ノイズによって、VCO19
の出力が変調される。その結果記録時には入力のバース
ト信号との同期が充分にとれず、再生時には時間軸補正
が充分に行なえないという欠点がある。
は、第4図に示すように、VCO19の制御入力は、ICピン4
3を介して外付けフイルタと接続しており、ICピン43に
重畳されたノイズの影響を小さくするためである。発振
周波数感度∂f/∂Eが高いと、ノイズによって、VCO19
の出力が変調される。その結果記録時には入力のバース
ト信号との同期が充分にとれず、再生時には時間軸補正
が充分に行なえないという欠点がある。
すなわち、従来のリングオシレータ型の回路では次のよ
うな欠点があった。
うな欠点があった。
(1)発振中心周波数を調整するために、外付けの抵抗
によって調整する必要がある。
によって調整する必要がある。
(2)発振周波数感度が自由に選択出来ない。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、IC
化容量,IC化抵抗のばらつきを自己補正し発振中心周波
数の無調整化が可能であると同時に、発振周波数感度を
発振中心周波数とは独立に自由に選択出来るようにした
無調整化電圧制御発振器を提供する事にある。
化容量,IC化抵抗のばらつきを自己補正し発振中心周波
数の無調整化が可能であると同時に、発振周波数感度を
発振中心周波数とは独立に自由に選択出来るようにした
無調整化電圧制御発振器を提供する事にある。
上記目的を達成するため、本発明では、発振中心周波数
と発振周波数感度を独立に選定出来ると同時に、これら
の値を決めるIC内の抵抗値と容量値のばらつきを自動的
に補正するシステムにより、発振中心周波数と発振周波
数感度の無調整化が可能な集積化電圧制御発振器を実現
した。
と発振周波数感度を独立に選定出来ると同時に、これら
の値を決めるIC内の抵抗値と容量値のばらつきを自動的
に補正するシステムにより、発振中心周波数と発振周波
数感度の無調整化が可能な集積化電圧制御発振器を実現
した。
次に本発明の実施例を説明するわけであるが、その前
に、第6図〜第8図を参照して、本発明において用いる
無調整システム、すなわちVCOの発振周波数を決める容
量値と抵抗値の積CR積の絶対値ばらつきを自動的に補正
する無調整システムについて説明しておく。
に、第6図〜第8図を参照して、本発明において用いる
無調整システム、すなわちVCOの発振周波数を決める容
量値と抵抗値の積CR積の絶対値ばらつきを自動的に補正
する無調整システムについて説明しておく。
第6図は、本発明において用いる無調整システムを示す
ブロック図である。
ブロック図である。
同図において、基準発振器70,位相検波器71,LPF72,VCO7
3より成るPhase−Locked Loop(以下PLLと略す)により
構成される自己補正信号発生ブロック74と、これに制御
されるVCO75より構成されるものとして無調整システム
が示されている。
3より成るPhase−Locked Loop(以下PLLと略す)により
構成される自己補正信号発生ブロック74と、これに制御
されるVCO75より構成されるものとして無調整システム
が示されている。
ここでVCO73とVCO75は抵抗値r1と容量値C1の積C1 r1の
関数により発振周波数が定まる回路構成とする。
関数により発振周波数が定まる回路構成とする。
すなわち、VCO73の発振周波数f1,VCO75の発振周波数F,K
1,K2は定数とした場合、 の関係になるようにする。
1,K2は定数とした場合、 の関係になるようにする。
ここで特に注目すべき点は、VCO73とVCO75の容量値C
1は、容量として可変容量ダイオードを用い可変出来る
事である。これは自己補正信号76をVCO73とVCO75の可変
容量ダイオードに印加する事で、容量値を変化させる。
1は、容量として可変容量ダイオードを用い可変出来る
事である。これは自己補正信号76をVCO73とVCO75の可変
容量ダイオードに印加する事で、容量値を変化させる。
以下に動作を説明する。基準発振器70よりある一定の基
準周波数f0の信号が位相検波器71に入力される。位相検
波器71は基準周波数f0とVCO73の発振周波数f1の信号間
の位相差を比較により求める。そして、この位相差によ
って生じる位相検波器71の出力はLPF72で平滑され、VCO
73の発振周波数f1を基準周波数f0に一致される作用、す
なわちPLLの役目を果たす。
準周波数f0の信号が位相検波器71に入力される。位相検
波器71は基準周波数f0とVCO73の発振周波数f1の信号間
の位相差を比較により求める。そして、この位相差によ
って生じる位相検波器71の出力はLPF72で平滑され、VCO
73の発振周波数f1を基準周波数f0に一致される作用、す
なわちPLLの役目を果たす。
その結果、VCO73の可変容量ダイオードには一定の電圧
が印加され、容量値はある値になる。すなわち、VCO73
の発振周波数f1を決めるC1 r1のばらつきが容量値C1を
自己補正する事で吸収される。
が印加され、容量値はある値になる。すなわち、VCO73
の発振周波数f1を決めるC1 r1のばらつきが容量値C1を
自己補正する事で吸収される。
同一ICチップ内のIC化素子は比精度よく構成できるの
で、式(6),(7)のC1 r1ばらつきは同じ程度にな
る。したがって、VCO73の可変容量を制御する自己補正
信号76をVCO75に印加する事で、VCO75のC1 r1ばらつき
を自動的に吸収できることとなる。
で、式(6),(7)のC1 r1ばらつきは同じ程度にな
る。したがって、VCO73の可変容量を制御する自己補正
信号76をVCO75に印加する事で、VCO75のC1 r1ばらつき
を自動的に吸収できることとなる。
なお比精度よく、とは次のような意味である。例えば、
抵抗値r1とr2の比精度が良いとは、r1およびr2の絶対値
がばらついてもr1/r2の比はほぼ一定に保たれることを
意味する。言い換えれば、r1とr2は同様の比率で値がば
らつくということである。同様に容量値C1とC2の比精度
が良いとは、C1およびC2の絶対値がばらついてもC1/C2
の比はほぼ一定に保たれることを意味するわけである。
抵抗値r1とr2の比精度が良いとは、r1およびr2の絶対値
がばらついてもr1/r2の比はほぼ一定に保たれることを
意味する。言い換えれば、r1とr2は同様の比率で値がば
らつくということである。同様に容量値C1とC2の比精度
が良いとは、C1およびC2の絶対値がばらついてもC1/C2
の比はほぼ一定に保たれることを意味するわけである。
このシステムを実現する回路形式として、VCO73とVCO75
はエミッタ結合形マルチバイブレータが使用されてい
る。以下第7図を用いて、その動作原理を説明する。
はエミッタ結合形マルチバイブレータが使用されてい
る。以下第7図を用いて、その動作原理を説明する。
第7図は第6図におけるVCOの具体的回路例を示す回路
図である。
図である。
なお、第7図の回路動作波形を第8図に示す。第8図
(A),(B),(C),(D)はそれぞれ第7図va,v
b,vc,vdの発振波形である。
(A),(B),(C),(D)はそれぞれ第7図va,v
b,vc,vdの発振波形である。
第7図において、可変容量ダイオード84および85のアノ
ード側を共通とし、カソード側をトランジスタ89のコレ
クタおよびトランジスタ90のコレクタにそれぞれ接続す
る。抵抗87と88の値は等しく、R1である。この時、抵抗
87,88に流れる電流値は等しく、これをI1とする。また
容量84と85の容量値を2C1とすれば、この回路の発振周
期Tは、 発振周波数fは と表わされる。また周波数制御端子82に加えられた電圧
をEとすれば、 なおVBEはトランジスタ89と90のベース−エミッタ間電
圧である。
ード側を共通とし、カソード側をトランジスタ89のコレ
クタおよびトランジスタ90のコレクタにそれぞれ接続す
る。抵抗87と88の値は等しく、R1である。この時、抵抗
87,88に流れる電流値は等しく、これをI1とする。また
容量84と85の容量値を2C1とすれば、この回路の発振周
期Tは、 発振周波数fは と表わされる。また周波数制御端子82に加えられた電圧
をEとすれば、 なおVBEはトランジスタ89と90のベース−エミッタ間電
圧である。
式(9),(10)より 式(11)より第7図の発振器の発振周波数fはC1 R1積
に逆比例することがわかる。
に逆比例することがわかる。
ところで発振周波数感度∂f/∂Eは となる。
上記のエミッタ結合形マルチバイブレータをVCO73とVCO
75のそれぞれに使用する事で発振中心周波数を調整する
必要がなくなる。しかし、先に述べたように、発振周波
数感度が自由に選択出来ないという問題点は、依然残
る。本発明は、要するにこの問題点を解決したものと云
うことができる。
75のそれぞれに使用する事で発振中心周波数を調整する
必要がなくなる。しかし、先に述べたように、発振周波
数感度が自由に選択出来ないという問題点は、依然残
る。本発明は、要するにこの問題点を解決したものと云
うことができる。
以上で、本発明において用いる無調整システムが理解で
きたと思われるので、以下、本発明の実施例を説明す
る。
きたと思われるので、以下、本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。これま
で説明した所と同じ機能を有する部分には同一番号を付
してある。すなわち、第6図に示した自己補正信号発生
ブロック74を構成する要素回路としてのVCO73(他の要
素回路は図示せず),これに制御されるVCO75,P.C18,外
付けフイルタ用のICピン43、基準電位発生回路91から成
るものとして本発明の一実施例を示してある。
で説明した所と同じ機能を有する部分には同一番号を付
してある。すなわち、第6図に示した自己補正信号発生
ブロック74を構成する要素回路としてのVCO73(他の要
素回路は図示せず),これに制御されるVCO75,P.C18,外
付けフイルタ用のICピン43、基準電位発生回路91から成
るものとして本発明の一実施例を示してある。
基準電位発生回路91の中で、抵抗94は抵抗値R6、抵抗95
は抵抗値R7である。電源電圧をVCC,トランジスタ96と97
のベースとエミッタ間電圧をVBEとすれば、基準電位Eo
は下記のようになる。
は抵抗値R7である。電源電圧をVCC,トランジスタ96と97
のベースとエミッタ間電圧をVBEとすれば、基準電位Eo
は下記のようになる。
またVCO73とVCO75は、抵抗121と抵抗122の抵抗値R0と抵
抗107と抵抗108の抵抗値R1と抵抗109と抵抗110の抵抗値
R2が異なるのみで他の回路構成素子は、同一形式かつ同
一値とする。
抗107と抵抗108の抵抗値R1と抵抗109と抵抗110の抵抗値
R2が異なるのみで他の回路構成素子は、同一形式かつ同
一値とする。
第9図は、便宜上、第1図におけるVCO75を特に取り出
し拡大して示した回路図である。
し拡大して示した回路図である。
第9図に示したVCOは従来例として第7図に示したエミ
ッタ結合型のマルチバイブレータから成るVCOと基本的
には同様の動作を行なう。しかし、回路の工夫により、
発振中心周波数fCと発振周波数感度∂f/∂Eが自由に選
べるようにした点が従来と異なっている。
ッタ結合型のマルチバイブレータから成るVCOと基本的
には同様の動作を行なう。しかし、回路の工夫により、
発振中心周波数fCと発振周波数感度∂f/∂Eが自由に選
べるようにした点が従来と異なっている。
以下に動作を説明する。電源電圧をVCC、トランジスタ1
00のエミッタ電位をV1、トランジスタ101のエミッタ電
位およびトランジスタ102のエミッタ電位をV2、可変容
量ダイオード111と112の容量値をC、トランジスタ103
のコレクタ電流およびトランジスタ104のコレクタ電流
をI1、トランジスタ105のコレクタ電流およびトランジ
スタ106のコレクタ電流をI2、発振周波数をFとする
と、次式が成立する。
00のエミッタ電位をV1、トランジスタ101のエミッタ電
位およびトランジスタ102のエミッタ電位をV2、可変容
量ダイオード111と112の容量値をC、トランジスタ103
のコレクタ電流およびトランジスタ104のコレクタ電流
をI1、トランジスタ105のコレクタ電流およびトランジ
スタ106のコレクタ電流をI2、発振周波数をFとする
と、次式が成立する。
また抵抗107および抵抗108の抵抗値をR1、抵抗109およ
び抵抗110の抵抗値をR2、抵抗113の抵抗値をR3、抵抗11
4の抵抗値をR4、抵抗115の抵抗値をR5、端子116の印加
電圧はE0〔={R7/(R6+R7)}VCC+VBE〕であり、端
子117の印加電圧はE0±ΔEであるから次式が得られ
る。ただし、ここでは発振周波数Fの導出を目的として
いるので、端子117の印加電圧もその中心値E0に等しい
という条件で考えて支障は無い。
び抵抗110の抵抗値をR2、抵抗113の抵抗値をR3、抵抗11
4の抵抗値をR4、抵抗115の抵抗値をR5、端子116の印加
電圧はE0〔={R7/(R6+R7)}VCC+VBE〕であり、端
子117の印加電圧はE0±ΔEであるから次式が得られ
る。ただし、ここでは発振周波数Fの導出を目的として
いるので、端子117の印加電圧もその中心値E0に等しい
という条件で考えて支障は無い。
I1=k0 VCC/R1 ……(15) I2=k0 VCC/R2 ……(16) V1=k1 VCC−VBE ……(17) V2=k2 VCC−VBE ……(18) なお k0=R7/(R6+R7) ……(20) k1=(R4+R5)/(R3+R4+R5) …(21) k2=R5/(R3+R4+R5) ……(22) 式(19),(20),(21),(22)より判るように、発
振周波数Fは、抵抗比k0,k1,k2と容量および抵抗の積CR
(R=R1//R2)により定まる。
振周波数Fは、抵抗比k0,k1,k2と容量および抵抗の積CR
(R=R1//R2)により定まる。
他方、VCO73の発振周波数fは、抵抗121と122の抵抗値
をR0とした場合、上記と同様の解析により次式となる。
をR0とした場合、上記と同様の解析により次式となる。
よって、前述の自己補正システムによって、VCO73の発
振周波数fは基準周波数f0と等しくなり、その時、VCO7
5の発振周波数Fは1/R0と の比で決まる。ここで容量値をVCO73ではC、VCO75では
C′と異なった値をし、R0 Cと の比によって発振周波数を決める事も可能である。
振周波数fは基準周波数f0と等しくなり、その時、VCO7
5の発振周波数Fは1/R0と の比で決まる。ここで容量値をVCO73ではC、VCO75では
C′と異なった値をし、R0 Cと の比によって発振周波数を決める事も可能である。
その場合には、以下に述べる問題が生じる。IC化された
可変容量ダイオードの構造を第10図に示す。基本的構成
については、良く知られているのでここでは説明しない
が、pn接合ダイオードCj,Cj′,Csが形成されるため、第
11図に示す等価回路となる。Csは端子Aとアースされた
基板との間に生じる寄生容量である。この値は、Cj,
Cj′と必ずしも対応がとれず、可変容量ダイオードを設
計する場合に、その値の見積りは非常に困難である。
可変容量ダイオードの構造を第10図に示す。基本的構成
については、良く知られているのでここでは説明しない
が、pn接合ダイオードCj,Cj′,Csが形成されるため、第
11図に示す等価回路となる。Csは端子Aとアースされた
基板との間に生じる寄生容量である。この値は、Cj,
Cj′と必ずしも対応がとれず、可変容量ダイオードを設
計する場合に、その値の見積りは非常に困難である。
第9図においては、この寄生容量は111a,112aで示さ
れ、容量111と112の容量値を見かけ上、変化させる。以
上の事から、VCO73とVCO75で使用する容量値を同じにす
る事で、VCO73の寄生容量による影響とVCO75の寄生容量
による影響を打消す事が可能となるため、VCO73とVCO75
の容量値は等しい方が望ましい。
れ、容量111と112の容量値を見かけ上、変化させる。以
上の事から、VCO73とVCO75で使用する容量値を同じにす
る事で、VCO73の寄生容量による影響とVCO75の寄生容量
による影響を打消す事が可能となるため、VCO73とVCO75
の容量値は等しい方が望ましい。
次に周波数変換感度(∂F/∂E)について述べる。第1
図のICピン43では、P.C18により検波された信号を外付
け抵抗44と容量45により構成されたフイルタにより高周
波成分を除去する。この信号ΔEは、抵抗46を介して、
基準電位発生回路91に接続しているため、トランジスタ
106,105の各ベース電位Eは E=E0±ΔE ……(24) と表わされる。
図のICピン43では、P.C18により検波された信号を外付
け抵抗44と容量45により構成されたフイルタにより高周
波成分を除去する。この信号ΔEは、抵抗46を介して、
基準電位発生回路91に接続しているため、トランジスタ
106,105の各ベース電位Eは E=E0±ΔE ……(24) と表わされる。
したがって、第9図の端子117に式(24)で示される電
圧が印加されるため、(∂F/∂E)は次式となる。
圧が印加されるため、(∂F/∂E)は次式となる。
∂F/∂E=±1/{2CR2(k1−k2)VCC} ……(25) 式(25)より判るように、発振周波数感度(∂F/∂E)
は、抵抗比k0,k1,k2と容量および抵抗の積CR2により定
まる。このCR2のばらつきは、前述の自己補正システム
を使用する事で、補正可能である。
は、抵抗比k0,k1,k2と容量および抵抗の積CR2により定
まる。このCR2のばらつきは、前述の自己補正システム
を使用する事で、補正可能である。
以上述べたように、本発明では、抵抗値R1とR2を適当に
選ぶことで、発振周波数F,発振周波数感度(∂F/∂E)
を別々に自由に選べる。具体的に述べると、始めに発振
周波数感度(∂F/∂E)が好適になるように抵抗値R2を
決定し、次に発振周波数Fが好適になるように抵抗値R1
を決定すれば、(∂F/∂E)とFの両者の値を各々自由
に選択できる。
選ぶことで、発振周波数F,発振周波数感度(∂F/∂E)
を別々に自由に選べる。具体的に述べると、始めに発振
周波数感度(∂F/∂E)が好適になるように抵抗値R2を
決定し、次に発振周波数Fが好適になるように抵抗値R1
を決定すれば、(∂F/∂E)とFの両者の値を各々自由
に選択できる。
次に第12図に本発明の別の実施例を示す。第12図に示し
た実施例が第1図に示したそれと異なる点はブロック99
が追加されている点である。ブロック99は基準電位発生
回路とスイッチ回路より構成される。ブロック99を拡大
して示した第13図において抵抗124は抵抗値R6,抵抗125
は抵抗値R7,電源電圧をVCC,トランジスタ126と127のベ
ースとエミッタ間電圧をVBEとすれば、基準電位E0は前
記(13)式と同じように表わされる。
た実施例が第1図に示したそれと異なる点はブロック99
が追加されている点である。ブロック99は基準電位発生
回路とスイッチ回路より構成される。ブロック99を拡大
して示した第13図において抵抗124は抵抗値R6,抵抗125
は抵抗値R7,電源電圧をVCC,トランジスタ126と127のベ
ースとエミッタ間電圧をVBEとすれば、基準電位E0は前
記(13)式と同じように表わされる。
第13図において、トランジスタ135は端子136に電圧(0.
7V以上)を印加すると、ON状態になり、電圧を印加しな
い場合はOFF状態である。トランジスタ131と132のベー
ス点vSの電位はトランジスタ135のON,OFFにより変化す
る。抵抗133の抵抗値R8,抵抗134の抵抗値R9とすると、
端子136に電圧を印加した場合、vSの電位をV3とすると V3=VCC・R9/(R8+R9) ここで (E0−V3)<0.7 であれば、トランジスタ131と132はOFF状態である。し
たがって基準電圧E0は抵抗46に印加されない。
7V以上)を印加すると、ON状態になり、電圧を印加しな
い場合はOFF状態である。トランジスタ131と132のベー
ス点vSの電位はトランジスタ135のON,OFFにより変化す
る。抵抗133の抵抗値R8,抵抗134の抵抗値R9とすると、
端子136に電圧を印加した場合、vSの電位をV3とすると V3=VCC・R9/(R8+R9) ここで (E0−V3)<0.7 であれば、トランジスタ131と132はOFF状態である。し
たがって基準電圧E0は抵抗46に印加されない。
次に端子136に電圧を印加しない場合のvSの電位をV4と
すると V4=E0+0.7 よって、トランジスタ131と132のベースには、次式の電
流iBが流れる。
すると V4=E0+0.7 よって、トランジスタ131と132のベースには、次式の電
流iBが流れる。
iB=(VCC−V4)/2・R8 iBはトランジスタ126と127に流れ込むため、E0は変化
し、E0′となる。したがって、トランジスタ135のON,OF
Fに応じて、基準電圧が、E0とE0′に変化する。
し、E0′となる。したがって、トランジスタ135のON,OF
Fに応じて、基準電圧が、E0とE0′に変化する。
したがって、この基準電圧をVCO73とVCO75の定電源バイ
アスライン100にすると、トランジスタ135のON,OFFに応
じて、VCO75とVCO100の発振周波数が変動する。もちろ
ん自己補正回路により、VCO75とVCO100の発振周波数が
所望値に収束するが、過度時には発振周波数が変動する
事があり、好ましくない。
アスライン100にすると、トランジスタ135のON,OFFに応
じて、VCO75とVCO100の発振周波数が変動する。もちろ
ん自己補正回路により、VCO75とVCO100の発振周波数が
所望値に収束するが、過度時には発振周波数が変動する
事があり、好ましくない。
そこで第12図に示すように、定電流バイアスライン100
を基準電位発生回路91より供給し、抵抗46のみ基準電位
発生回路99より供給する。
を基準電位発生回路91より供給し、抵抗46のみ基準電位
発生回路99より供給する。
なお本発明では、自己補正信号発生ブロックの基準発振
器70として、記録時にはバースト信号に同期したVCO17
の出力信号を使用し、再生時には水晶発振器36の出力信
号を使用している。
器70として、記録時にはバースト信号に同期したVCO17
の出力信号を使用し、再生時には水晶発振器36の出力信
号を使用している。
また第13図において、端子136にはバーストゲートパル
スを反転させた信号を供給し、バーストゲートパルス期
間のみ抵抗46に基準電圧が供給されるように動作させて
いる。
スを反転させた信号を供給し、バーストゲートパルス期
間のみ抵抗46に基準電圧が供給されるように動作させて
いる。
以上の説明はVTRで使用するVCOについて述べたが、本発
明は、VTRに限る事なく、一般的なVCOすべてに利用出来
る技術である事は言うまでもない。
明は、VTRに限る事なく、一般的なVCOすべてに利用出来
る技術である事は言うまでもない。
以上、本発明によれば、発振中心周波数と周波数変換利
得をそれぞれ独立に最適値に選べると同時に、それぞれ
の無調整化が可能となり、VCOの低コスト化に大きく寄
与出来る。
得をそれぞれ独立に最適値に選べると同時に、それぞれ
の無調整化が可能となり、VCOの低コスト化に大きく寄
与出来る。
〔付録〕 上記式(8),(14)〜(19)、及び(25)の導出過程
を以下に明らかにしておく。
を以下に明らかにしておく。
式(8)の導出 第8図の波形(A)において、Δt期間は、タイミング
容量Ctと放電電流Iにより、ΔVの電圧降下が発生する
時間に相当し、 ΔV=(I・Δt)/Ct … と表現される。これを第7図の回路にあてはめると、タ
イミング容量Ctは容量84と85の直列容量に相当し、各々
2C1なので、 Ct=C1…となる。放電電流I=I1…となる。
容量Ctと放電電流Iにより、ΔVの電圧降下が発生する
時間に相当し、 ΔV=(I・Δt)/Ct … と表現される。これを第7図の回路にあてはめると、タ
イミング容量Ctは容量84と85の直列容量に相当し、各々
2C1なので、 Ct=C1…となる。放電電流I=I1…となる。
また、VaとVbの波形は、交互に繰返されるので、Δtは
発振周期Tの1/2に相当する。
発振周期Tの1/2に相当する。
すなわち、Δt=T/2 … 上記式,,をに代入して、 ΔV={I1・(T/2)}/C1 … ここで第8図より、 ΔV=(2VCC−VA−2VBE)−(VA−2VBE) =2(VCC−VA) … 式をに代入して (I1/C1)×(T/2)=2(VCC−VA) …式(8) 式(14)の導出 第9図では、タイミング容量Ctは容量111と112の直列容
量に相当し、各々Cなので、 Ct=C/2…となる。
量に相当し、各々Cなので、 Ct=C/2…となる。
放電電流Iは、I1とI2の和電流なので、 I=I1+I2…となる。
また発振振幅ΔVは、V1−V2の2倍に相当し、 ΔV=2(V1−V2)…となる。
,,,をに代入して、 2(V1−V2)={(I1+I2)・T/2}/(C/2) ∴(C/2)・2(V1−V2)=(I1+I2)・(T/2) 発振周波数F=1/Tなので、 (C/2)・2(V1−V2)=(I1+I2)・{1/(2F)} …
式(14) 式(15)〜(16)の導出 式(13)より、 E0−VBE={R7/(R6+R7)}VCC 式(20)にて k0=R7/(R6+R7)と定義すれば、 E0−VBE=k0VCC…となる。
式(14) 式(15)〜(16)の導出 式(13)より、 E0−VBE={R7/(R6+R7)}VCC 式(20)にて k0=R7/(R6+R7)と定義すれば、 E0−VBE=k0VCC…となる。
第9図において、トランジスタ104のエミッタ電流I
E1は、 IE1=(E0−VBE)/R1=(k0VCC)/R1 ベース電流IB1はIE1に比べて十分に小さいので、近似に
より、 IE1=I1+IB1≒I1 よって、 I1=(k0VCC)/R1 …式(15) トランジスタ106について、同様に考えれば、 I2=(k0VCC)/R2 …式(16) 式(17)〜(18)の導出 第9図にて、トランジスタ100のエミッタ電位V1はVCC電
位を抵抗113,114,115にて分圧して印加されたベース電
位から、さらにVBE低下した電位なので、 V1={(R4+R5)/(R3+R4+R5)}VCC−VBE 式(21)の如くk1を定義すれば、 V1=k1VCC−VBE …式(17) 同様に、トランジスタ101,102がON時のエミッタ電位V2
は、 V2={R5/(R3+R4+R5)}VCC−VBE 式(22)の如く、k2を定義すれば、 V2=k2VCC−VBE …式(18) 式(19)の導出 第9図回路の発振周波数Fは、式(14)より、 F=(I1+I2)/{2C(V1−V2)} … に式(15),(16),(17),(18)を代入して、 F={(k0VCC/R1)+(k0VCC/R2} /2C{(k1VCC−VBE)−(k2VCC−VBE)} ∴F=〔k0/{2(k1−k2)C}〕 ・〔(1/R1)+(1/R2)〕 …式(19) 式(25)の導出 より F=(I1+I2)/{2C(V1−V2)} … 式右辺にて、ΔEにより変動する成分はI2のみ よって、 ∂F/∂E= 〔1/{2C(V1−V2)}〕・(∂I2/∂E) … また、ΔEを考慮したとき、 I2=(E0±ΔE−ΔVBE)/R2 ∴ ∂I2/∂E=±1/R2 … をに代入して、 ∴ ∂F/∂E=±1/{2CR2(V1−V2)} … 式(17)(18)をに代入して、 ∂F/∂E=±1/{2CR2(k1−k2)VCC} …(25)
E1は、 IE1=(E0−VBE)/R1=(k0VCC)/R1 ベース電流IB1はIE1に比べて十分に小さいので、近似に
より、 IE1=I1+IB1≒I1 よって、 I1=(k0VCC)/R1 …式(15) トランジスタ106について、同様に考えれば、 I2=(k0VCC)/R2 …式(16) 式(17)〜(18)の導出 第9図にて、トランジスタ100のエミッタ電位V1はVCC電
位を抵抗113,114,115にて分圧して印加されたベース電
位から、さらにVBE低下した電位なので、 V1={(R4+R5)/(R3+R4+R5)}VCC−VBE 式(21)の如くk1を定義すれば、 V1=k1VCC−VBE …式(17) 同様に、トランジスタ101,102がON時のエミッタ電位V2
は、 V2={R5/(R3+R4+R5)}VCC−VBE 式(22)の如く、k2を定義すれば、 V2=k2VCC−VBE …式(18) 式(19)の導出 第9図回路の発振周波数Fは、式(14)より、 F=(I1+I2)/{2C(V1−V2)} … に式(15),(16),(17),(18)を代入して、 F={(k0VCC/R1)+(k0VCC/R2} /2C{(k1VCC−VBE)−(k2VCC−VBE)} ∴F=〔k0/{2(k1−k2)C}〕 ・〔(1/R1)+(1/R2)〕 …式(19) 式(25)の導出 より F=(I1+I2)/{2C(V1−V2)} … 式右辺にて、ΔEにより変動する成分はI2のみ よって、 ∂F/∂E= 〔1/{2C(V1−V2)}〕・(∂I2/∂E) … また、ΔEを考慮したとき、 I2=(E0±ΔE−ΔVBE)/R2 ∴ ∂I2/∂E=±1/R2 … をに代入して、 ∴ ∂F/∂E=±1/{2CR2(V1−V2)} … 式(17)(18)をに代入して、 ∂F/∂E=±1/{2CR2(k1−k2)VCC} …(25)
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は普通
のVTRの記録信号処理回路を示すブロック図、第3図は
普通のVTRの再生信号処理回路を示すブロック図、第4
図は従来のVCOの一例を示す回路図、第5図は第4図の
回路動作を説明するタイミング図、第6図は本発明にお
いて用いる無調整システムのブロック図、第7図は第6
図におけるVCOの具体的回路例を示す回路図、第8図は
第7図に示すVCOの動作を説明するタイミング図、第9
図は第1図におけるVCO75を便宜上、取出して拡大して
示した回路図、第10図は本発明において用いる可変容量
ダイオードの構造を示す断面図、第11図は第10図に示し
た可変容量ダイオードの等価回路図、第12図は本発明の
別の実施例を示す回路図、第13図は第12図における要部
を拡大して示した回路図、である。 符号説明 73,75……電圧制御発振器、91……基準電位発生回路、1
8……位相比較回路
のVTRの記録信号処理回路を示すブロック図、第3図は
普通のVTRの再生信号処理回路を示すブロック図、第4
図は従来のVCOの一例を示す回路図、第5図は第4図の
回路動作を説明するタイミング図、第6図は本発明にお
いて用いる無調整システムのブロック図、第7図は第6
図におけるVCOの具体的回路例を示す回路図、第8図は
第7図に示すVCOの動作を説明するタイミング図、第9
図は第1図におけるVCO75を便宜上、取出して拡大して
示した回路図、第10図は本発明において用いる可変容量
ダイオードの構造を示す断面図、第11図は第10図に示し
た可変容量ダイオードの等価回路図、第12図は本発明の
別の実施例を示す回路図、第13図は第12図における要部
を拡大して示した回路図、である。 符号説明 73,75……電圧制御発振器、91……基準電位発生回路、1
8……位相比較回路
フロントページの続き (72)発明者 福島 勇夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 茂呂 栄治 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (72)発明者 金成 重明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 日 立ビデオエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−181232(JP,A) 特開 昭58−85624(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】第1の集積化抵抗の抵抗値r1と第1の集積
化容量の容量値C1の積r1・C1により発振周波数が決ま
り、かつ第1の集積化容量を可変容量ダイオードにて構
成してなる第1の電圧制御発振器(73)と、前記第1の
電圧制御発振器の出力信号と基準信号発生器の出力信号
との間の位相差を検波する検波器と、検波された前記位
相差信号を入力され低減ろ波し補正信号(76)として、
即ち前記第1の電圧制御発振器を構成する可変容量ダイ
オードの容量値を変化させる制御電圧として、該第1の
電圧制御発振器に供給しその発振周波数を前記基準信号
発生器のそれに一致させる低域通過フィルタと、から成
るフェース・ロックド・ループ回路があり、 前記第1の電圧制御発振器のそれと同一のチップ内で前
記第1の集積化抵抗と比精度よく構成した第2の集積化
抵抗の抵抗値r2と前記第1の集積化容量と比精度よく構
成した可変容量ダイオードから成る第2の集積化容量値
C2の積r2・C2により発振周波数が決まる第2の電圧制御
発振器(75)であって、 前記フェース・ロックド・ループ回路における低域通過
フィルタからの前記補正信号を、該第2の電圧制御発振
器を構成する可変容量ダイオードの容量値を変化させる
制御電圧として、分与されてその発振周波数を自動的に
補正される無調整化された前記第2の電圧制御発振器
(以下、無調整化電圧制御発振器という)(75)におい
て、 前記第1の電圧制御発振器が、互いのコレクタ反転出力
を相手のベース入力とする一対のトランジスタからなる
第1のトランジスタ対と、該第1のトランジスタ対の各
エミッタに接続された一対の定電流回路からなる第1の
定電流回路対と、前記第1の集積化容量の対と、を含む
のに対し、 前記無調整化電圧制御発振器を、前記第1のトランジス
タ対と比精度よく構成した第2のトランジスタ対と、前
記第1の集積化容量の対と比精度よく構成した第2の集
積化容量の対と、前記第1の定電流回路対とそれぞれ比
精度よく構成した第2の定電流回路対及び第3の定電流
回路対を含む如く構成し、 前記第1および第2の各定電流回路対を構成する各トラ
ンジスタのベース電位を共通化して第1のベース電位
(E0,98)を印加して、該第1および第2の定電流回路
対の相互コンダクタンスを可変調整することにより、そ
の発振周波数を設定し、前記第3の定電流回路対を構成
する各トランジスタのベース電位を共通化し、前記第1
のベース電位を中心に変化する第2のベース電位(E0±
ΔE)を印加して該第3の定電流回路対の相互コンダク
タンスを可変調整することにより、その発振周波数及び
発振周波数制御感度を設定可能にしたことを特徴とする
無調整化電圧制御発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60139179A JPH0773211B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 無調整化電圧制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60139179A JPH0773211B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 無調整化電圧制御発振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS621321A JPS621321A (ja) | 1987-01-07 |
| JPH0773211B2 true JPH0773211B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=15239405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60139179A Expired - Lifetime JPH0773211B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 無調整化電圧制御発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773211B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57181232A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-08 | Fujitsu Ltd | Voltage-controlled oscillator circuit |
| US4494080A (en) * | 1981-11-16 | 1985-01-15 | International Business Machines Corporation | Voltage-controlled oscillator with independent gain and frequency controls |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP60139179A patent/JPH0773211B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS621321A (ja) | 1987-01-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0787332B2 (ja) | フイルタ回路の時定数自動調整回路 | |
| KR0146287B1 (ko) | 단안정 멀티 바이브레이터 | |
| US5504464A (en) | Frequency modulating system including clamp and transconductance amplifier | |
| JPH0681317B2 (ja) | 色同期回路 | |
| JPS61191121A (ja) | 発振装置 | |
| JPS6369315A (ja) | Cmos回路を用いた可変遅延装置 | |
| JPH03192821A (ja) | フェーズロックループ | |
| US4544897A (en) | Crystal oscillator circuit with feedback control | |
| US5406631A (en) | Stereo signal demodulator circuit and stereo signal demodulator using the same | |
| US4511849A (en) | FM Pulse counting demodulator with multiplier for input and delayed input signals | |
| US5323242A (en) | Carrier signal generating circuit in video signal recording/reproducing apparatus | |
| JPH0773211B2 (ja) | 無調整化電圧制御発振器 | |
| JP2511843B2 (ja) | タイミング信号発生回路 | |
| US4362906A (en) | FM Receiver | |
| JPH0249060B2 (ja) | ||
| JP3481309B2 (ja) | Fm変調回路 | |
| US4435657A (en) | Phase detector circuit | |
| JP3184322B2 (ja) | Pll復調回路 | |
| JP3439143B2 (ja) | 水平同期回路 | |
| JP3571920B2 (ja) | Fm変調回路 | |
| JPS6017944Y2 (ja) | 遅延形低域濾波器 | |
| KR0163900B1 (ko) | 증폭단이 내장된 위상 동기 루프 방식의 에프엠 검파 회로 | |
| JP2752812B2 (ja) | ステレオ復調装置 | |
| JP2810580B2 (ja) | Pll検波回路 | |
| JPH0654849B2 (ja) | Pll同期検波回路 |