JPH0774237B2 - 耐熱性卵白蛋白質及びその製法 - Google Patents
耐熱性卵白蛋白質及びその製法Info
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- JPH0774237B2 JPH0774237B2 JP62187641A JP18764187A JPH0774237B2 JP H0774237 B2 JPH0774237 B2 JP H0774237B2 JP 62187641 A JP62187641 A JP 62187641A JP 18764187 A JP18764187 A JP 18764187A JP H0774237 B2 JPH0774237 B2 JP H0774237B2
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/64—Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Epidemiology (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性卵白蛋白質及びその製法に関する。
卵白に含まれている蛋白質は、粉乳のように単一の蛋白
質からなるのではなく、性状の異なる多種類の蛋白質の
集合物である。
質からなるのではなく、性状の異なる多種類の蛋白質の
集合物である。
そして、卵白には熱凝固性を有する蛋白質が含まれてお
り、したがって、卵白は加熱すると熱凝固するので、加
熱する工程を経て作られるシャンプー等の化粧品、飲料
等の食品の原料には不適である。
り、したがって、卵白は加熱すると熱凝固するので、加
熱する工程を経て作られるシャンプー等の化粧品、飲料
等の食品の原料には不適である。
そのため、従来から卵白より耐熱性を有する蛋白質を分
離する試みがなされており、特公昭57-54114号公報の提
案にあるように、卵白に3倍量以上の清水を加えて攪拌
し、熱凝固性を有する蛋白質を凝集させ、この凝集物を
分離除去し、残った溶液を乾燥して粉状の蛋白質を得る
方法が採用されている。
離する試みがなされており、特公昭57-54114号公報の提
案にあるように、卵白に3倍量以上の清水を加えて攪拌
し、熱凝固性を有する蛋白質を凝集させ、この凝集物を
分離除去し、残った溶液を乾燥して粉状の蛋白質を得る
方法が採用されている。
しかしながら、上記従来法によると、得られる蛋白質は
単に清水に溶解させただけでは耐熱性を有するものの、
食塩水等の塩溶液に溶解させて加熱すると凝固や沈澱を
生じ、また、その製法においては卵白に対し3倍量以上
もの清水を用いて希釈するため、蛋白質の濃縮や乾燥に
費用を要し、コスト高となる問題があった。
単に清水に溶解させただけでは耐熱性を有するものの、
食塩水等の塩溶液に溶解させて加熱すると凝固や沈澱を
生じ、また、その製法においては卵白に対し3倍量以上
もの清水を用いて希釈するため、蛋白質の濃縮や乾燥に
費用を要し、コスト高となる問題があった。
本発明は、塩溶液に溶解させて加熱しても、凝固や沈澱
をしない卵白蛋白質及びその製法を提供することを目的
とするものである。
をしない卵白蛋白質及びその製法を提供することを目的
とするものである。
本発明の耐熱性卵白蛋白質は、蛋白質濃度5重量%・塩
濃度1重量%の水溶液において121℃で30分間以上加熱
しても凝固や沈澱しない卵白蛋白質からなることを特徴
とし、またその製法は卵白を加水希釈し、アルカリ域に
調整して得た卵白液を加熱することを特徴とするもので
ある。
濃度1重量%の水溶液において121℃で30分間以上加熱
しても凝固や沈澱しない卵白蛋白質からなることを特徴
とし、またその製法は卵白を加水希釈し、アルカリ域に
調整して得た卵白液を加熱することを特徴とするもので
ある。
本発明の耐熱性卵白蛋白質を得るには、まず、原料の卵
白を用意する。
白を用意する。
卵白は、鶏卵等を割卵し、卵黄を分離して得られる生卵
白のほか、冷凍卵白を解凍したもの、乾燥卵白を水戻し
したもの或いはリゾチームを除去した卵白であっても差
し支えない。
白のほか、冷凍卵白を解凍したもの、乾燥卵白を水戻し
したもの或いはリゾチームを除去した卵白であっても差
し支えない。
次に、この卵白(通常固形分濃度約10%)に清水を加え
て希釈し、卵白液を得る。
て希釈し、卵白液を得る。
加水量は卵白に対して清水を1/2量乃至3倍量とする。
これは後の試験例にも示すように、その量が少ないと卵
白液をアルカリ調整して加熱するときに卵白液が凝固し
てしまう傾向にあり、一方その量が多過ぎると製品を乾
燥するのにコストがかかり望ましくないからである。
これは後の試験例にも示すように、その量が少ないと卵
白液をアルカリ調整して加熱するときに卵白液が凝固し
てしまう傾向にあり、一方その量が多過ぎると製品を乾
燥するのにコストがかかり望ましくないからである。
次に、この卵白液にアルカリを添加して、卵白液のpHを
アルカリ域に調整する。卵白に直接アルカリを添加する
と卵白蛋白質が変性し凝固してしまうが、本発明におい
ては加水希釈した卵白液にアルカリを添加するので、卵
白蛋白質は凝固しない。
アルカリ域に調整する。卵白に直接アルカリを添加する
と卵白蛋白質が変性し凝固してしまうが、本発明におい
ては加水希釈した卵白液にアルカリを添加するので、卵
白蛋白質は凝固しない。
卵白液のpHは10以上に調整する。そのpHが10未満である
と、後の試験例にも示すように、塩溶液に溶解しても耐
熱性を有する卵白蛋白質が得にくい傾向となるからであ
る。
と、後の試験例にも示すように、塩溶液に溶解しても耐
熱性を有する卵白蛋白質が得にくい傾向となるからであ
る。
最後に、この卵白液を加熱すると目的とする耐熱性卵白
蛋白質を得ることができる。
蛋白質を得ることができる。
加熱は85℃以上で行う。加熱温度が85℃未満であると、
後の試験例に示すように耐熱性卵白蛋白質を得にくい傾
向となるので注意を要する。加熱の時間は5〜15分間が
好ましい。
後の試験例に示すように耐熱性卵白蛋白質を得にくい傾
向となるので注意を要する。加熱の時間は5〜15分間が
好ましい。
尚、上記加熱工程において、製品中に若干の凝集物が析
出するので遠心分離法等により製品から凝集物を取り除
くことが望ましい。
出するので遠心分離法等により製品から凝集物を取り除
くことが望ましい。
また製品は、カルカリ域のままであると化粧品や食品の
原料として好ましくないので、酸剤を添加して中和する
とよい。
原料として好ましくないので、酸剤を添加して中和する
とよい。
このようにして得られた液状の卵白蛋白質は、淡黄色で
あり、特有の卵白臭を有する。
あり、特有の卵白臭を有する。
この液状の卵白蛋白質はスプレードライ法等により乾燥
して粉末状に仕上げることができ、このようにすれば、
腐敗の心配がないので、取り扱い上便利である。
して粉末状に仕上げることができ、このようにすれば、
腐敗の心配がないので、取り扱い上便利である。
そして、粉末状にしても、本発明の卵白蛋白質は、後の
試験例にも示すように、蛋白質濃度5重量%・塩濃度1
重量%の水溶液において121℃で30分間以上加熱して
も、熱凝固や沈澱をしない性質を有する。
試験例にも示すように、蛋白質濃度5重量%・塩濃度1
重量%の水溶液において121℃で30分間以上加熱して
も、熱凝固や沈澱をしない性質を有する。
実施例1 攪拌機付タンク内に生卵白10Kgと0.075N苛性ソーダ水溶
液10lを投入し、卵白液のpHを11.0に調整した。
液10lを投入し、卵白液のpHを11.0に調整した。
次に、この卵白液を攪拌しながら85℃で30分間加熱した
後、常温(20℃)に冷却した。
後、常温(20℃)に冷却した。
次に、この卵白液を100メッシュのストレーナーにかけ
て卵白液より不溶物を除去した後、卵白液に10%HCl水
溶液を添加してそのpHを7.0に調整した。
て卵白液より不溶物を除去した後、卵白液に10%HCl水
溶液を添加してそのpHを7.0に調整した。
そして、この卵白液をスプレードライにより乾燥したと
ころ、耐熱性卵白蛋白質の粉末1Kgを得ることができ
た。
ころ、耐熱性卵白蛋白質の粉末1Kgを得ることができ
た。
実施例2 生卵白を陽イオン交換樹脂にて処理し、リゾチーム含量
を1.0%とした卵白を得、この卵白を常法により脱糖を
行なった。
を1.0%とした卵白を得、この卵白を常法により脱糖を
行なった。
次に、攪拌機付タンク内に上記卵白と精製水10lを投入
し、攪拌しながら10%苛性ソーダ水溶液を添加し、卵白
液のpHを12.0に調整した。
し、攪拌しながら10%苛性ソーダ水溶液を添加し、卵白
液のpHを12.0に調整した。
次に、この卵白液を攪拌しながら85℃で30分間加熱した
後常温(20℃)に冷却した。
後常温(20℃)に冷却した。
次に、この卵白液に10%HCl水溶液を添加してそのpHを
7.0に調整した後、卵白液を120分間静置して卵白液中の
凝集物を沈澱させた。
7.0に調整した後、卵白液を120分間静置して卵白液中の
凝集物を沈澱させた。
そして、その上澄み液を採取してスプレードライにより
乾燥したところ耐熱性卵白蛋白質の粉末1.2Kgを得るこ
とができた。
乾燥したところ耐熱性卵白蛋白質の粉末1.2Kgを得るこ
とができた。
実施例3(シャンプー原料としての利用) 加熱装置付小型ミキサー内に次の原料を入れ攪拌しなが
ら、90℃で20分間加熱した後、常温に冷却したところ、
透明なシャンプーが得られた。
ら、90℃で20分間加熱した後、常温に冷却したところ、
透明なシャンプーが得られた。
原料 使用量(g) ラウリル硫酸トリエタノールアミン 250 N−コユイルメチルタウリンNa 100 ラウリン酸ジエタノールアミド 30 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 30 1,3−ブチレングリコール 30 デヒドロ酢酸 2 クエン酸 2 香料 2 実施例1で得られた卵白蛋白質 50 精製水 1,000 得られたシャンプーを用いて、洗髪テストをしたとこ
ろ、くし通りがよく、しっとり感のあるまとまりやすい
髪に仕上げることができた。
ろ、くし通りがよく、しっとり感のあるまとまりやすい
髪に仕上げることができた。
実施例4(ヘアクリーム原料としての利用) 加熱装置付小型ミキサー内に次の原料を入れ攪拌しなが
ら、90℃で20分間加熱した後、常温に冷却したところ延
びのよいヘアクリームが得られた。
ら、90℃で20分間加熱した後、常温に冷却したところ延
びのよいヘアクリームが得られた。
原料 使用量(g) ポリオキシエチレンソルビタン 20 モノパルミテート 15 ポリオキシエチレンセチルエーテル 15 モノステアリン酸グリセリン 8 ステアリン酸 20 ベヘニルアルコール 10 流動パラフィン(#70) 300 1,3−ブチレングリコール 20 トリエタノールアミン 4 メチルパラベン 1 ブチルパラベン 1 香料 1 実施例2で得られた卵白蛋白質 20 精製水 1,000 得られたヘアークリームを用いて、整髪テストをしたと
ころ、潤いのある使用感が得られ、ベトつきなく整髪を
することができた。
ころ、潤いのある使用感が得られ、ベトつきなく整髪を
することができた。
実施例5(食品原料としての利用) 清水1Kgに、実施例2で得られた卵白蛋白質50g、食塩20
g、砂糖90g、ハチミツ90g、ヨーグルトエッセンス10gを
加えて溶解させた。
g、砂糖90g、ハチミツ90g、ヨーグルトエッセンス10gを
加えて溶解させた。
次に、この溶液を100ml容レトルトパウチに95gずつ充填
・密封した後、121℃で30分間加熱殺菌して容器詰めヨ
ーグルト風味のドリンク19個を得た。
・密封した後、121℃で30分間加熱殺菌して容器詰めヨ
ーグルト風味のドリンク19個を得た。
得られた製品を開封したところ、透明で沈殿物はみられ
ず、また供食してみたが、美味であった。
ず、また供食してみたが、美味であった。
以下、試験例を示し、本発明の耐熱性卵白蛋白質の特性
を述べる。
を述べる。
試験例1(耐熱性テスト) 次の4種類のサンプルを用意した。
(1) テスト区1 実施例1によって得られた卵白蛋白質 (2) テスト区2 実施例2によって得られた卵白蛋白質 (3) 対照区1 市販の乾燥卵白(キューピー株式会社製,商品名「乾燥
卵白」) (4) 対照区2 卵白に3倍量の清水を加え、スターラーでゆるやかに10
分間攪拌して糸状沈澱物を凝集させた後、10分間放置
し、而る後、この液を遠心分離機(8000r.p.m)にか
け、上澄液を採取し、これを真空乾燥して得られた卵白
蛋白質(特公昭57-54114号公報の方法によるもの) 上記4種のサンプル5gをそれぞれ各別に蒸留水100gに溶
解し、濃度5重量%の蛋白質溶液を得た。
卵白」) (4) 対照区2 卵白に3倍量の清水を加え、スターラーでゆるやかに10
分間攪拌して糸状沈澱物を凝集させた後、10分間放置
し、而る後、この液を遠心分離機(8000r.p.m)にか
け、上澄液を採取し、これを真空乾燥して得られた卵白
蛋白質(特公昭57-54114号公報の方法によるもの) 上記4種のサンプル5gをそれぞれ各別に蒸留水100gに溶
解し、濃度5重量%の蛋白質溶液を得た。
得られた溶液を4等分し、それぞれのサンプルに食塩を
添加し、0%食塩濃度、0.5%食塩濃度、1%食塩濃
度、3%食塩濃度になるように調整した後、それぞれ10
0℃で30分間及び121℃で30分間加熱し、溶液の状態を観
察したところ表−1の結果が得られた。
添加し、0%食塩濃度、0.5%食塩濃度、1%食塩濃
度、3%食塩濃度になるように調整した後、それぞれ10
0℃で30分間及び121℃で30分間加熱し、溶液の状態を観
察したところ表−1の結果が得られた。
試験例2(加水量と卵白蛋白質の耐熱性) 生卵白に清水を加えて得られた次の6種類の卵白液を用
意した。
意した。
イ 生卵白(加水せず) ロ 生卵白に1/4倍量を加水した卵白液 ハ 生卵白に1/2倍量を加水した卵白液 ニ 生卵白に等倍量を加水した卵白液 ホ 生卵白に2倍量を加水した卵白液 ヘ 生卵白に3倍量を加水した卵白液 次に、各サンプルごとにそれぞれ、10%苛性ソーダ水溶
液を添加し、卵白液のpHを12.0に調整した後、攪拌しな
がら85℃で30分間加熱し、卵白液の状態を観察したとこ
ろ表−2の結果が得られた。
液を添加し、卵白液のpHを12.0に調整した後、攪拌しな
がら85℃で30分間加熱し、卵白液の状態を観察したとこ
ろ表−2の結果が得られた。
尚、表中の記号、○は液状であることを、×は凝固状で
あることを、××はpH調整後加熱前に凝固状になってし
まったことを示す。
あることを、××はpH調整後加熱前に凝固状になってし
まったことを示す。
次に、上記サンプルのうちハ,ニ,ホ及びヘの4種につ
いて、それぞれ各別に10%HCl水溶液を添加してそのpH
を7.0に調整した後、脱塩を行ない食塩含量を0.1%以下
とした。
いて、それぞれ各別に10%HCl水溶液を添加してそのpH
を7.0に調整した後、脱塩を行ない食塩含量を0.1%以下
とした。
次に、各サンプルを遠心分離機にかけて卵白液中の凝集
物を除去し、而る後、上澄み液をスプレードライにより
乾燥して5種類の卵白蛋白質のサンプルを得た。
物を除去し、而る後、上澄み液をスプレードライにより
乾燥して5種類の卵白蛋白質のサンプルを得た。
そして、このサンプルについて各別に、試験例1と同じ
テストを行ったところ表−3の結果が得られた。
テストを行ったところ表−3の結果が得られた。
試験例3(卵白液のpHと卵白蛋白質の耐熱性) 卵白に等倍量の清水を加え、10%苛性ソーダ水溶液を添
加し、次のpHに調整した、それぞれpHの異なる5種類の
卵白液を用意した。
加し、次のpHに調整した、それぞれpHの異なる5種類の
卵白液を用意した。
イ pH9.0 ロ pH9.5 ハ pH10.0 ニ pH11.0 ホ pH12.0 次に、各サンプルごとに箇別に、攪拌しながら85℃で30
分間加熱した後、常温(20℃)に冷却した。
分間加熱した後、常温(20℃)に冷却した。
次に、この卵白液に10%HCl水溶液を添加してそのpHを
7.0に調整した後、遠心分離機にかけて卵白液中の凝集
物を除去し、而る後、上澄み液をスプレードライにより
乾燥して5種類の卵白蛋白質のサンプルを得た。
7.0に調整した後、遠心分離機にかけて卵白液中の凝集
物を除去し、而る後、上澄み液をスプレードライにより
乾燥して5種類の卵白蛋白質のサンプルを得た。
そして、そのサンプルについて各別に、試験例1と同じ
テストを行ったところ表−4の結果が得られた。
テストを行ったところ表−4の結果が得られた。
試験例4(加熱温度と卵白蛋白質の耐熱性) 卵白に2倍量の清水を加え、2Nの苛性ソーダ水溶液を添
加し、pH12.0に調整した卵白液を得た。
加し、pH12.0に調整した卵白液を得た。
この卵白液を5等分し、各サンプルごとに各別に、表−
4に示す条件で加熱した後、常温(20℃)に冷却し、而
る後、2NのHCl水溶液を添加して卵白液のpHを7.0とし
た。
4に示す条件で加熱した後、常温(20℃)に冷却し、而
る後、2NのHCl水溶液を添加して卵白液のpHを7.0とし
た。
そして、各サンプルについて脱塩後、フリーズドライ法
にて乾燥した。
にて乾燥した。
このようにして得られた5種類のサンプル5gをそれぞれ
各別に薄留水100gに溶解し、5重量%の蛋白質溶液を得
た。
各別に薄留水100gに溶解し、5重量%の蛋白質溶液を得
た。
得られた溶液を3等分し、それぞれのサンプルに食塩を
添加し、0%食塩濃度、0.5%食塩濃度及び1%食塩濃
度になるように調整した後、それぞれ100℃で30分間及
び121℃で30分間加熱し、溶液の状態を観察したところ
表−5の結果が得られた。
添加し、0%食塩濃度、0.5%食塩濃度及び1%食塩濃
度になるように調整した後、それぞれ100℃で30分間及
び121℃で30分間加熱し、溶液の状態を観察したところ
表−5の結果が得られた。
〔発明の効果〕 以上のように、本発明の耐熱性卵白蛋白質は、従来のも
のに比べて塩溶液中における耐熱性(耐凝固性、耐沈澱
性)が優れている。したがって、加熱工程を経て作ら
れ、かつ塩類を含む製品、例えば化粧品・医薬及び食品
の原料として敵している。
のに比べて塩溶液中における耐熱性(耐凝固性、耐沈澱
性)が優れている。したがって、加熱工程を経て作ら
れ、かつ塩類を含む製品、例えば化粧品・医薬及び食品
の原料として敵している。
また、本発明の製法によれば、加水率を少なくしても、
耐熱性卵白蛋白質を得ることができ、したがって、耐熱
性を優れた製品を低コストで得ることができる。
耐熱性卵白蛋白質を得ることができ、したがって、耐熱
性を優れた製品を低コストで得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】蛋白質濃度5重量%・塩濃度1重量%の水
溶液において121℃で30分間以上加熱しても熱凝固や沈
澱しない卵白蛋白質からなることを特徴とする耐熱性卵
白蛋白質。 - 【請求項2】卵白をそれに対して加水量がその1/2量乃
至3倍量となるように加水希釈し、pH10以上のアルカリ
域に調整して得た卵白液(電気伝動率が4mS/cm以下のも
のを除く)を、85℃以上で加熱することを特徴とする耐
熱性卵白蛋白質の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62187641A JPH0774237B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 耐熱性卵白蛋白質及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62187641A JPH0774237B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 耐熱性卵白蛋白質及びその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6431800A JPS6431800A (en) | 1989-02-02 |
| JPH0774237B2 true JPH0774237B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=16209670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62187641A Expired - Lifetime JPH0774237B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 耐熱性卵白蛋白質及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774237B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101601741B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2016-03-09 | 한국원자력연구원 | 서로 다른 언어로 작성된 프로그램들의 동일성을 검증하는 검증장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61265053A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 | Taiyo Kagaku Kk | 可溶性変性卵白タンパク質の製造方法 |
| JPS63230038A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-26 | Res Dev Corp Of Japan | 塩存在下において加熱透明液、及び透明ゲルを形成する調整卵白及びその製造法 |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP62187641A patent/JPH0774237B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101601741B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2016-03-09 | 한국원자력연구원 | 서로 다른 언어로 작성된 프로그램들의 동일성을 검증하는 검증장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6431800A (en) | 1989-02-02 |
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