JPH077602Y2 - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
- Publication number
- JPH077602Y2 JPH077602Y2 JP5200089U JP5200089U JPH077602Y2 JP H077602 Y2 JPH077602 Y2 JP H077602Y2 JP 5200089 U JP5200089 U JP 5200089U JP 5200089 U JP5200089 U JP 5200089U JP H077602 Y2 JPH077602 Y2 JP H077602Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative pressure
- return spring
- casing
- diaphragm
- output member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Springs (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
(産業上の利用分野) この考案は、例えば自動車の走行速度をある設定した値
に自動的に制御する車速自動制御装置に利用されるアク
チュエータに関し、特にダイヤフラム式のアクチュエー
タに関する。 (従来の技術) 従来、上記のようなアクチュエータとしては例えば第4
図および第5図に示すものがあった。 すなわち、図示するアクチュエータ100は負圧導入口101
aを備えた負圧導入口側ケーシング101の装着部101bと出
力部材102の出力ワイヤ連結部102aが通る開口103aを備
えた出力部材側ケーシング103の装着部103bとにより、
可撓性を有するダイヤフラム104の外周側に有するケー
シング固定部104aをはさみ込んで組み付けてある。 また、ダイヤフラム104の内周側に有する出力部材固定
部104bを外周側に拡張したところで出力部材102の溝状
をなすダイヤフラム嵌着部102bに嵌め着けることにより
ダイヤフラム104をその弾性力により出力部材102に取付
けてある。 そして、出力部材102の前記出力ワイヤ連結部102aとは
反対側に備えた平滑状をなす戻しばね当接部102cと負圧
導入口側ケーシング101に備えた平滑状をなす戻しばね
当接部101cとに、戻しばね105の渦巻き状をなすばね線
材sの両端部に有するエンド部105a,105bを各々当接さ
せてあり、出力部材102とダイヤフラム104と負圧導入口
側ケーシング101とにより囲まれた負圧室106を形成して
いる。 ここで、第5図に示すように、戻しばね105のばね線材
sの端部に有するエンド部105a(ここでは、負圧導入口
側ケーシング101に備えた戻しばね当接部101cとの当接
側を示すが出力部材102に備えた戻しばね当接部102cと
の当接側となるエンド部105bにおいても同様である。)
は、無研削のオープンエンド形状になっており、前記負
圧室106内においてばね線材sの切断端部105cとばね線
材sの1巻目s1のほぼ全体は負圧導入口側ケーシング10
1に備えた戻しばね当接部101cに当接させているととも
に、ばね線材sの2巻目開始部分s2から離間した状態に
なっている。 そして、出力部材102の出力ワイヤ連結部102aに図示し
ないエンジンのスロットルバルブを連結してあるととも
に、負圧導入口101aに図示しないエンジンのソレノイド
バルブを連通接続してあり、前記ソレノイドバルブおよ
び図示しないサーボバルブによりエンジンが発生した負
圧を負圧室106に導入・遮断するようにしている。 そこで、図示しない車速自動制御装置を作動させること
によって、図示しないコントローラからの制御電流によ
り前記サーボバルブが作動すると、負圧室106の負圧を
増大させるので、出力部材102およびダイヤフラム104の
出力部材固定部104b部分が戻しばね105の弾性に抗して
戻しばね105を縮み側に押圧しつつ出力部材102が第4図
中において右側に出力移動して出力部材102の出力ワイ
ヤ連結部102aに連結した図示しないスロットルバルブを
開側に作動することから、車両の速度を設定した値まで
上げ、そしてその車速を維持する。 また、この状態から前記コントローラからの信号によっ
て前記ソレノイドバルブが作動すると、負圧室106への
負圧通路をカットして大気開放にするので、出力部材10
2およびダイヤフラム104の出力部材固定部104b部分が戻
しばね105の延び側への復元力により第3図中において
左側に復帰移動して出力ワイヤ連結部102aと前記スロッ
トルバルブとを連結されない状態とすることから、前記
スロットルバルブは閉側に戻るようになっている。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来のアクチュエータ100において
は、アクチュエータ100を作動していないときに、車両
のエンジン脈動等の振動により負圧導入口側ケーシング
101に備えた戻しばね当接部101cから戻しばね105のエン
ド部105bが離間・衝突を繰り返して異音(びびり音)を
発生することがないとはいえず、その場合にはアクチュ
エータ100全体が前記異音により共鳴して品質感を欠く
という問題点があり、この問題点を解決することが課題
になっていた。 (考案の目的) そこでこの考案は上記した従来の課題に鑑みてなされた
もので、戻しばねが異音を発生することのないアクチュ
エータを提供することを目的としている。
に自動的に制御する車速自動制御装置に利用されるアク
チュエータに関し、特にダイヤフラム式のアクチュエー
タに関する。 (従来の技術) 従来、上記のようなアクチュエータとしては例えば第4
図および第5図に示すものがあった。 すなわち、図示するアクチュエータ100は負圧導入口101
aを備えた負圧導入口側ケーシング101の装着部101bと出
力部材102の出力ワイヤ連結部102aが通る開口103aを備
えた出力部材側ケーシング103の装着部103bとにより、
可撓性を有するダイヤフラム104の外周側に有するケー
シング固定部104aをはさみ込んで組み付けてある。 また、ダイヤフラム104の内周側に有する出力部材固定
部104bを外周側に拡張したところで出力部材102の溝状
をなすダイヤフラム嵌着部102bに嵌め着けることにより
ダイヤフラム104をその弾性力により出力部材102に取付
けてある。 そして、出力部材102の前記出力ワイヤ連結部102aとは
反対側に備えた平滑状をなす戻しばね当接部102cと負圧
導入口側ケーシング101に備えた平滑状をなす戻しばね
当接部101cとに、戻しばね105の渦巻き状をなすばね線
材sの両端部に有するエンド部105a,105bを各々当接さ
せてあり、出力部材102とダイヤフラム104と負圧導入口
側ケーシング101とにより囲まれた負圧室106を形成して
いる。 ここで、第5図に示すように、戻しばね105のばね線材
sの端部に有するエンド部105a(ここでは、負圧導入口
側ケーシング101に備えた戻しばね当接部101cとの当接
側を示すが出力部材102に備えた戻しばね当接部102cと
の当接側となるエンド部105bにおいても同様である。)
は、無研削のオープンエンド形状になっており、前記負
圧室106内においてばね線材sの切断端部105cとばね線
材sの1巻目s1のほぼ全体は負圧導入口側ケーシング10
1に備えた戻しばね当接部101cに当接させているととも
に、ばね線材sの2巻目開始部分s2から離間した状態に
なっている。 そして、出力部材102の出力ワイヤ連結部102aに図示し
ないエンジンのスロットルバルブを連結してあるととも
に、負圧導入口101aに図示しないエンジンのソレノイド
バルブを連通接続してあり、前記ソレノイドバルブおよ
び図示しないサーボバルブによりエンジンが発生した負
圧を負圧室106に導入・遮断するようにしている。 そこで、図示しない車速自動制御装置を作動させること
によって、図示しないコントローラからの制御電流によ
り前記サーボバルブが作動すると、負圧室106の負圧を
増大させるので、出力部材102およびダイヤフラム104の
出力部材固定部104b部分が戻しばね105の弾性に抗して
戻しばね105を縮み側に押圧しつつ出力部材102が第4図
中において右側に出力移動して出力部材102の出力ワイ
ヤ連結部102aに連結した図示しないスロットルバルブを
開側に作動することから、車両の速度を設定した値まで
上げ、そしてその車速を維持する。 また、この状態から前記コントローラからの信号によっ
て前記ソレノイドバルブが作動すると、負圧室106への
負圧通路をカットして大気開放にするので、出力部材10
2およびダイヤフラム104の出力部材固定部104b部分が戻
しばね105の延び側への復元力により第3図中において
左側に復帰移動して出力ワイヤ連結部102aと前記スロッ
トルバルブとを連結されない状態とすることから、前記
スロットルバルブは閉側に戻るようになっている。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来のアクチュエータ100において
は、アクチュエータ100を作動していないときに、車両
のエンジン脈動等の振動により負圧導入口側ケーシング
101に備えた戻しばね当接部101cから戻しばね105のエン
ド部105bが離間・衝突を繰り返して異音(びびり音)を
発生することがないとはいえず、その場合にはアクチュ
エータ100全体が前記異音により共鳴して品質感を欠く
という問題点があり、この問題点を解決することが課題
になっていた。 (考案の目的) そこでこの考案は上記した従来の課題に鑑みてなされた
もので、戻しばねが異音を発生することのないアクチュ
エータを提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この考案に係るアクチュエータは、可撓性を有し且つ外
周側をケーシングに取付けているとともに中央部を出力
部材に取付けているダイヤフラムと、前記ダイヤフラム
とケーシングにより囲まれて形成された負圧室と、前記
負圧室内において前記ダイヤフラム側とケーシング側と
の間に配設されて当該負圧室内の負圧増大時に押圧され
且つ前記負圧室内の負圧減少時に前記ダイヤフラムを戻
す戻しばねをそなえたアクチュエータにおいて、 前記戻しばねの1巻目開始端部分には、折曲させた短寸
状の折曲基部を設け、前記折曲基部に前記戻しばねの1
巻目終了部分を乗り上げさせて当該戻しばねの1巻目を
その弾性力により前記ケーシングに固定させた状態にし
て当該戻しばねを前記ダイヤフラム側とケーシング側と
のあいだに配設してなる構成を特徴としており、上記し
たアクチュエータの構成を上述した従来の課題を解決す
るための手段としたものである。 (考案の作用) この考案によるアクチュエータによれば、戻しばねの1
巻目開始端部分には、折曲した短寸状の折曲基部を設
け、この折曲基部に前記戻しばねの1巻目終了部分すな
わち2巻目開始部分を乗り上げさせて当該戻しばねの1
巻目をその弾性力によりケーシングに固定させた状態で
戻しばねをダイヤフラム側とケーシング側とのあいだに
配設してなる構成としているので、前記戻しばね1巻目
終了部分すなわち2巻目開始部分が戻しばねの切断端部
である1巻目開始部分に密着状態となるものとなるとい
う作用がもたらされる。 (実施例) 以下、この考案の一実施例によるアクチュエータを第1
図ないし第3図に基いて説明する。 すなわち、図示するアクチュエータ1は、第1図中にお
いて右側の負圧導入口側ケーシング2に負圧導入口2aを
備えているとともに、第1図中において左側の出力部材
側ケーシング3に出力部材4が通る開口3aを備えてお
り、負圧導入口側ケーシング2の第1図中において左端
に備えた装着部2bと出力部材側ケーシング3の第1図中
において右側に備えた装着部3bとにより可撓性を有する
ダイヤフラム5の外周側に備えたケーシング固定部5aを
はさみ込んで組み付けてある。 また、ダイヤフラム5の内周側に備えた出力部材固定部
5bを出力部材4に取付けてあり、この出力部材4とダイ
ヤフラム5と前記負圧挿入口側ケーシング2とにより囲
まれた負圧室6を形成している。 そして、負圧室6内で前記出力部材4に備えた平滑状を
なす戻しばね当接部4aと負圧導入口側ケーシング2に備
えた平滑状をなす戻しばね当接部2cとに各々当接するエ
ンド部7a,7bを備えた戻しばね7に、前記エンド部7a,7b
において折曲した短寸状の折曲基部7c(ここでは、エン
ド7a,7bのうちの負圧導入口側ケーシング2に備えた戻
しばね当接部2cに当接するエンド部7bの折曲基部7cのみ
を示す。)をそなえ、戻しばね7を形成するばね線材s
の2巻目開放部分s2に前記折曲基部7cを固定させた状態
で前記戻しばね7を出力部材4と負圧導入側ケーシング
2とのあいだに取付けている。 出力部材4には、ディスク形状をなす出力部材本体4bの
第1図中において右側に戻しばね7に備えた一方側のエ
ンド部7aが当接する戻しばね当接部4aを備えているとと
もに、出力部材本体4bの第1図中において左側に図示し
ないスロットルバルブに連結した出力ワイヤを接続する
出力ワイヤ接続部4cを備えている。 一方、ダイヤフラム5は、その外周側に備えたケーシン
グ固定部5aが両ケーシング2,3によりはさみ込まれた状
態で且つその内周側に備えた出力部材固定部5bが出力部
材4に取付けられた状態で負圧室6の負圧変動により出
力部材固定部5b部分が出力部材4の移動とともに変移す
るようになっている。 他方、戻しばね7は、第2図および第3図に示すよう
に、ばね線材Sを渦巻き状に巻いた円すいコイルばねで
ある。 そして、戻しばね7には、その端部に備えたエンド部7b
(7a)において内周側に折曲した短寸状の折曲基部7cを
そなえており、この戻しばね7は、折曲基部7cが戻しば
ね7を形成するばね線材Sの2巻目開始部分S2に固定し
た状態で出力部材4に備えた戻しばね当接部4aと負圧導
入口側ケーシング2に備えた戻しばね当接部2cとに各々
当接するようになっている。 すなわち、取付状態のエンド部7b(7a)においてそのば
ね線材Sの2巻目開始部分S2は折曲基部7cをそなえたば
ね線材Sの1巻目開始部分S1に乗り上げた状態でばね線
材Sの1巻目開始部分S1に固定されており、ばね線材S
の1巻目開始部分S1とばね線材Sの1巻目終了部分すな
わち2巻目開始部分S2とはその弾性力により接触する状
態で固定されて、常時負圧導入口側ケーシング2に接触
するものとなる。 ここで、負圧導入口2aに図示しないエンジンのソレノイ
ドバルブおよび図示しないサーボバルルによりエンジン
が発生した負圧を負圧室6に導入・遮断するようにして
ある。 そこで、第4図に示したものと同様にして負圧室6に導
入された負圧を増大させると、出力部材4および出力部
材4に取付けたダイヤフラム5の出力部材固定部5b部分
は戻しばね7の弾性力に抗して戻しばね7を縮み側に押
圧しつつ第1図中において右側に出力移動する。 また、負圧室6への負圧通路をカットして大気開放させ
ると、出力部材4および出力部材4に取付けたダイヤフ
ラム5の出力部材固定部5b部分は戻しばね7の延び側へ
の復元力により第1図中において左側に復帰移動する。 この間、戻しばね7は負圧室6の負圧の増大によって縮
み側に押圧されるときにおいても、また負圧室6の負圧
の大気開放によって延び側に復元するときにおいても、
そのエンド部7b(7a)の折曲基部7cがばね線材Sの2巻
目開始部分S2に接触しており、さらに、作動していない
ときにおいても、そのエンド部7b(7a)の折曲基部7cが
ばね線材Sの2巻目開始部分S2に接触しているので、一
切干渉音が出ないものとなる。
周側をケーシングに取付けているとともに中央部を出力
部材に取付けているダイヤフラムと、前記ダイヤフラム
とケーシングにより囲まれて形成された負圧室と、前記
負圧室内において前記ダイヤフラム側とケーシング側と
の間に配設されて当該負圧室内の負圧増大時に押圧され
且つ前記負圧室内の負圧減少時に前記ダイヤフラムを戻
す戻しばねをそなえたアクチュエータにおいて、 前記戻しばねの1巻目開始端部分には、折曲させた短寸
状の折曲基部を設け、前記折曲基部に前記戻しばねの1
巻目終了部分を乗り上げさせて当該戻しばねの1巻目を
その弾性力により前記ケーシングに固定させた状態にし
て当該戻しばねを前記ダイヤフラム側とケーシング側と
のあいだに配設してなる構成を特徴としており、上記し
たアクチュエータの構成を上述した従来の課題を解決す
るための手段としたものである。 (考案の作用) この考案によるアクチュエータによれば、戻しばねの1
巻目開始端部分には、折曲した短寸状の折曲基部を設
け、この折曲基部に前記戻しばねの1巻目終了部分すな
わち2巻目開始部分を乗り上げさせて当該戻しばねの1
巻目をその弾性力によりケーシングに固定させた状態で
戻しばねをダイヤフラム側とケーシング側とのあいだに
配設してなる構成としているので、前記戻しばね1巻目
終了部分すなわち2巻目開始部分が戻しばねの切断端部
である1巻目開始部分に密着状態となるものとなるとい
う作用がもたらされる。 (実施例) 以下、この考案の一実施例によるアクチュエータを第1
図ないし第3図に基いて説明する。 すなわち、図示するアクチュエータ1は、第1図中にお
いて右側の負圧導入口側ケーシング2に負圧導入口2aを
備えているとともに、第1図中において左側の出力部材
側ケーシング3に出力部材4が通る開口3aを備えてお
り、負圧導入口側ケーシング2の第1図中において左端
に備えた装着部2bと出力部材側ケーシング3の第1図中
において右側に備えた装着部3bとにより可撓性を有する
ダイヤフラム5の外周側に備えたケーシング固定部5aを
はさみ込んで組み付けてある。 また、ダイヤフラム5の内周側に備えた出力部材固定部
5bを出力部材4に取付けてあり、この出力部材4とダイ
ヤフラム5と前記負圧挿入口側ケーシング2とにより囲
まれた負圧室6を形成している。 そして、負圧室6内で前記出力部材4に備えた平滑状を
なす戻しばね当接部4aと負圧導入口側ケーシング2に備
えた平滑状をなす戻しばね当接部2cとに各々当接するエ
ンド部7a,7bを備えた戻しばね7に、前記エンド部7a,7b
において折曲した短寸状の折曲基部7c(ここでは、エン
ド7a,7bのうちの負圧導入口側ケーシング2に備えた戻
しばね当接部2cに当接するエンド部7bの折曲基部7cのみ
を示す。)をそなえ、戻しばね7を形成するばね線材s
の2巻目開放部分s2に前記折曲基部7cを固定させた状態
で前記戻しばね7を出力部材4と負圧導入側ケーシング
2とのあいだに取付けている。 出力部材4には、ディスク形状をなす出力部材本体4bの
第1図中において右側に戻しばね7に備えた一方側のエ
ンド部7aが当接する戻しばね当接部4aを備えているとと
もに、出力部材本体4bの第1図中において左側に図示し
ないスロットルバルブに連結した出力ワイヤを接続する
出力ワイヤ接続部4cを備えている。 一方、ダイヤフラム5は、その外周側に備えたケーシン
グ固定部5aが両ケーシング2,3によりはさみ込まれた状
態で且つその内周側に備えた出力部材固定部5bが出力部
材4に取付けられた状態で負圧室6の負圧変動により出
力部材固定部5b部分が出力部材4の移動とともに変移す
るようになっている。 他方、戻しばね7は、第2図および第3図に示すよう
に、ばね線材Sを渦巻き状に巻いた円すいコイルばねで
ある。 そして、戻しばね7には、その端部に備えたエンド部7b
(7a)において内周側に折曲した短寸状の折曲基部7cを
そなえており、この戻しばね7は、折曲基部7cが戻しば
ね7を形成するばね線材Sの2巻目開始部分S2に固定し
た状態で出力部材4に備えた戻しばね当接部4aと負圧導
入口側ケーシング2に備えた戻しばね当接部2cとに各々
当接するようになっている。 すなわち、取付状態のエンド部7b(7a)においてそのば
ね線材Sの2巻目開始部分S2は折曲基部7cをそなえたば
ね線材Sの1巻目開始部分S1に乗り上げた状態でばね線
材Sの1巻目開始部分S1に固定されており、ばね線材S
の1巻目開始部分S1とばね線材Sの1巻目終了部分すな
わち2巻目開始部分S2とはその弾性力により接触する状
態で固定されて、常時負圧導入口側ケーシング2に接触
するものとなる。 ここで、負圧導入口2aに図示しないエンジンのソレノイ
ドバルブおよび図示しないサーボバルルによりエンジン
が発生した負圧を負圧室6に導入・遮断するようにして
ある。 そこで、第4図に示したものと同様にして負圧室6に導
入された負圧を増大させると、出力部材4および出力部
材4に取付けたダイヤフラム5の出力部材固定部5b部分
は戻しばね7の弾性力に抗して戻しばね7を縮み側に押
圧しつつ第1図中において右側に出力移動する。 また、負圧室6への負圧通路をカットして大気開放させ
ると、出力部材4および出力部材4に取付けたダイヤフ
ラム5の出力部材固定部5b部分は戻しばね7の延び側へ
の復元力により第1図中において左側に復帰移動する。 この間、戻しばね7は負圧室6の負圧の増大によって縮
み側に押圧されるときにおいても、また負圧室6の負圧
の大気開放によって延び側に復元するときにおいても、
そのエンド部7b(7a)の折曲基部7cがばね線材Sの2巻
目開始部分S2に接触しており、さらに、作動していない
ときにおいても、そのエンド部7b(7a)の折曲基部7cが
ばね線材Sの2巻目開始部分S2に接触しているので、一
切干渉音が出ないものとなる。
以上説明してきたように、この考案に係るアクチュエー
タは、戻しばねの1巻目開始端部分に、折曲させた短寸
状の折曲基部を設け、折曲基部に前記戻しばねの1巻目
終了部分を乗り上げさせて当該戻しばねの1巻目をその
弾性力により前記ケーシングに固定させた状態にして当
該戻しばねをダイヤフラム側とケーシング側とのあいだ
に配設してなる構成としたから、折曲基部が戻しばねの
2巻目開始部分に常時接触したものとなるので、従来の
もののように異音を発生することがなくなり、それによ
って、品質感を高く維持することができるという優れた
効果を奏するものである。
タは、戻しばねの1巻目開始端部分に、折曲させた短寸
状の折曲基部を設け、折曲基部に前記戻しばねの1巻目
終了部分を乗り上げさせて当該戻しばねの1巻目をその
弾性力により前記ケーシングに固定させた状態にして当
該戻しばねをダイヤフラム側とケーシング側とのあいだ
に配設してなる構成としたから、折曲基部が戻しばねの
2巻目開始部分に常時接触したものとなるので、従来の
もののように異音を発生することがなくなり、それによ
って、品質感を高く維持することができるという優れた
効果を奏するものである。
第1図はこの考案の一実施例によるアクチュエータの縦
断側面図、第2図は第1図に示したアクチュエータにお
ける戻しばねと負圧導入口側ケーシングとの当接部分を
説明する外観斜視図、第3図は第2図に示した戻しばね
と負圧導入口側ケーシングとの平面図、第4図は従来の
アクチュエータの部分破断側面図、第5図は第4図に示
したアクチュエータにおける戻しばねと負圧導入口側ケ
ーシングとの当接部分を説明する外観斜視図である。1
……アクチュエータ、2……ケーシング(負圧導入口側
ケーシング)、4……出力部材、5……ダイヤフラム、
6……負圧室、7……戻しばね、7c……折曲基部、S1…
…1巻目開始部分、S2……2巻目開始部分。
断側面図、第2図は第1図に示したアクチュエータにお
ける戻しばねと負圧導入口側ケーシングとの当接部分を
説明する外観斜視図、第3図は第2図に示した戻しばね
と負圧導入口側ケーシングとの平面図、第4図は従来の
アクチュエータの部分破断側面図、第5図は第4図に示
したアクチュエータにおける戻しばねと負圧導入口側ケ
ーシングとの当接部分を説明する外観斜視図である。1
……アクチュエータ、2……ケーシング(負圧導入口側
ケーシング)、4……出力部材、5……ダイヤフラム、
6……負圧室、7……戻しばね、7c……折曲基部、S1…
…1巻目開始部分、S2……2巻目開始部分。
Claims (1)
- 【請求項1】可撓性を有し且つ外周側をケーシングに取
付けているとともに中央部を出力部材に取付けているダ
イヤフラムと、前記ダイヤフラムとケーシングにより囲
まれて形成された負圧室と、前記負圧室内において前記
ダイヤフラム側とケーシング側との間に配設されて当該
負圧室内の負圧増大時に押圧され且つ前記負圧室内の負
圧減少時に前記ダイヤフラムを戻す戻しばねをそなえた
アクチュエータにおいて、 前記戻しばねの1巻目開始端部分には、折曲させた短寸
状の折曲基部を設け、前記折曲基部に前記戻しばねの1
巻目終了部分を乗り上げさせて当該戻しばねの1巻目を
その弾性力により前記ケーシングに固定させた状態にし
て当該戻しばねを前記ダイヤフラム側とケーシング側と
のあいだに配設してなることを特徴とするアクチュエー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200089U JPH077602Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200089U JPH077602Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | アクチュエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02141704U JPH02141704U (ja) | 1990-11-29 |
| JPH077602Y2 true JPH077602Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31571932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5200089U Expired - Fee Related JPH077602Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077602Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017223295A (ja) * | 2016-06-15 | 2017-12-21 | 有限会社ベスト青梅 | コイルばね |
-
1989
- 1989-05-02 JP JP5200089U patent/JPH077602Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017223295A (ja) * | 2016-06-15 | 2017-12-21 | 有限会社ベスト青梅 | コイルばね |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02141704U (ja) | 1990-11-29 |
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