JPH07764Y2 - 自動変速機のロツクアツプ制御装置 - Google Patents

自動変速機のロツクアツプ制御装置

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JPH07764Y2
JPH07764Y2 JP1987074779U JP7477987U JPH07764Y2 JP H07764 Y2 JPH07764 Y2 JP H07764Y2 JP 1987074779 U JP1987074779 U JP 1987074779U JP 7477987 U JP7477987 U JP 7477987U JP H07764 Y2 JPH07764 Y2 JP H07764Y2
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JP
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lock
lockup
engine
clutch
accelerator
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茂樹 島中
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車両に搭載される自動変速機のロツクアツプ
制御装置に関し、とりわけ、エンジンブレーキを伴うコ
ーストロツクアツプが行われるようになつたロツクアツ
プ制御装置に関する。
従来の技術 一般に、自動車等の車両に用いられる自動変速機は良く
知られており、その構造としてはたとえば実開昭60-167
847号に開示されているようなものがある。ところで、
このような自動変速機はトルクコンバータを介してエン
ジン動力が入力されるようになつているが、運転状況に
よつてはトルクコンバータでエンジン出力の一部が損失
してしまうため、なかにはロツクアツプクラツチを設け
てコンバータ機能が一部運転域で行われないようにした
ものがある。このようにロツクアツプ機能を有する自動
変速機では、高速運転時等にロツクアツプつまり変速機
がエンジン直結されて燃料消費率の大幅な向上等が図ら
れることになるが、なかにはアクセルペダルから足離し
た状態、つまりアクセルオフ時でのコーステイング走行
時にロツクアツプ(コーストロツクアツプ)されて、高
速段でのエンジンブレーキが作用するようになつたもの
がある。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このようにコーストロツクアツプ状態で
エンジンブレーキが作用している時には、駆動輪側から
エンジンに逆トルクが作用している。従つて、このコー
ストロツクアツプ時に加速の必要性等からアクセルペダ
ルを再踏込みしてアクセルオンすると、今度はエンジン
から駆動輪側へ正トルクが伝達されることになる。この
ため、ロツクアツプクラツチにはアクセルオンで急激に
逆転するトルクが作用して大きなシヨツクが発生してし
まうという問題点があつた。
そこで、本考案はかかる問題点に鑑みて、コーストロツ
クアツプからのアクセルオン時には、ロツクアツプクラ
ツチを作用する逆転トルクを緩和させるようにした自動
変速機のロツクアツプ制御装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するために本考案の自動変速機のロッ
クアップ制御装置にあっては、第1図に示すように、エ
ンジンaと直結可能なロックアップクラッチbを備え、
アクセルオフ時にコーストロックアップし、この時にエ
ンジンブレーキが作用するようになった自動変速機cの
ロックアップ制御装置において、前記コーストロックア
ップ時にアクセルペダルが踏み込まれた事を検出するア
クセルオン検出手段dと、このアクセルオン検出手段d
でアクセルペダル踏込みが検知された場合にオフ作動し
て、ロックアップクラッチbの完全なロックアップ状態
を禁止するロックアップ作動手段eと、前記ロックアッ
プ作動手段eにオフ信号が出力されてから実際にロック
アップクラッチbが解除されるまでに要する時間が予め
設定されたタイマーgを有して、前記ロックアップ作動
手段eにオフ信号が出力されてからタイマー設定時間が
タイムアップするまでの間は、エンジン出力制御手段f
にフューエルカット信号を出力してエンジン出力を低下
させるエンジン制御手段hとを備えた構成としてある。
作用 以上の構成により本考案の自動変速機のロックアップ制
御装置にあっては、アクセルオン検出手段dによってコ
ーストロックアップ時のアクセルオンが検出された時に
は、ロックアップ作動手段eのオフ作動によってロック
アップクラッチbの完全なロックアップ状態が禁止され
ることにより、ロックアップクラッチbは半クラッチ状
態若しくは切離し状態となり、該ロックアップクラッチ
bに作用するトルク逆転時の衝撃が大幅に緩和される。
更に、エンジン制御手段hのタイマーgには、前記ロッ
クアップ作動手段eにオフ信号が出力されてから実際に
ロックアップクラッチbが解除されるまでに要する時間
が予め設定されていることから、前記アクセルオン検出
手段dでアクセルオンが検出された時には、エンジン制
御手段hからエンジン出力制御手段fに付与されるフュ
ーエルカット信号よってエンジン出力が所定時間だけ低
下されることにより、前記ロックアップクラッチbに作
用する逆転トルク自体も減少し、実際にロックアップク
ラッチbが半クラッチ状態又は切離し状態となるまでの
間に該ロックアップクラッチbに作用する衝撃を緩和す
る。
実施例 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第2図は本考案の一実施例を示す自動変速機のロ
ツクアツプ制御装置10で、12はエンジン、14は自動変速
機、16はこれらエンジン12、自動変速機14間に設けられ
るトルクコンバータである。このトルクコンバータ16に
はロツクアツプクラツチ18が設けられ、該ロツクアツプ
クラツチ18が接続(ロツクアツプ)された時には、エン
ジン12の出力はトルクコンバータ16のコンバータ機能を
介することなく直接変速機14に入力される一方、前記ロ
ツクアツプクラツチ18が切離された時には、エンジン出
力はコンバータ機能を介して変速機14に入力される。
尚、ロツクアツプクラツチ18の半クラツチ状態では、エ
ンジン出力はロツクアツプクラツチ18のすべり摩擦力と
コンバータ機能の両者を介して変速機14に入力される。
ところで、このようなロツクアツプクラツチ18の作動
は、ロツクアツプコントロール弁20から供給又はドレン
される作動油によつて行われるようになつており、か
つ、該ロツクアツプコントロール弁20の切換制御がロツ
クアツプ作動手段としてのロツクアツプソレノイド22の
オン,オフ作動で行われるようになつている。たとえ
ば、該ロツクアツプソレノイド22が自動変速機制御装置
24からの駆動信号でオンされた時には、ロツクアツプコ
ントロール弁20がドレン側に切換えられ、ロツクアツプ
ピストン18a左側のコンバータ圧はドレンポート20aから
排出されるため、ロツクアツプクラツチ18は接続され
る。一方、前記ロツクアツプソレノイド22がオフされた
時には、ロツクアツプコントロール弁20は作動油供給側
に切換えられてロツクアツプピストン18a左側にポート2
0bからコンバータ圧が供給されるため、ロツクアツプク
ラツチ18bは切離されるようになつている。
前記ロツクアツプソレノイド22を駆動する前記自動変速
機制御装置24は、アクセルオン検出手段としてのアイド
ルスイツチ26からのオン,オフ信号が入力されると共
に、車速センサ28からの車速信号とかスロツトルセンサ
30からのスロツトル開度信号等が入力されている。
更に、前記アイドルスイツチ26のオン,オフ信号はエン
ジン制御装置32にも入力されると共に、該エンジン制御
装置32には自動変速機制御装置24からロツクアツプ信号
が入力されている。そして、このロツクアツプ信号がロ
ツクアツプ状態を示すオン信号であり、かつ、前記アイ
ドルスイツチ26がオン、つまりクラツチペダルから足離
し状態にあるときに、前記エンジン制御装置32は自動変
速機14がコーストロツクアツプ状態にあることを判断す
るようになつている。
一方、前記エンジン制御装置32からは、エンジン12へ燃
料を噴射するエンジン出力制御手段としての燃料噴射装
置32に駆動信号を出力し、この出力信号に応じて燃料噴
射量、つまりエンジン出力の制御が行われるようになつ
ている。
以上の構成により本実施例のロツクアツプ制御装置10の
機能を、第3図のフローチヤートを用いて述べる。
即ち、かかるロツクアツプ制御装置10でのロツクアツプ
制御は、車速センサ28で得られる車速信号およびスロッ
トルセンサ30で得られるスロツトル開度信号に基づい
て、予め設定されたロツクアツプスケジユールによつて
行なわれる。ところで、該ロツクアツプスケジユールで
は高速段での走行時、エンジン回転がある程度大きな範
囲では、アクセルペダルから足離しをしてコーステイン
グ状態にあるとき、ロツクアツプクラツチ18が接続され
てエンジン直結状態でのエンジンブレーキが作動される
ようになつている。このように、コーストロツクアツプ
でのエンジンブレーキ作動は、アイドルスイツチ26とロ
ツクアツプ信号によつて判断され、前記第3図のフロー
チヤートではステツプ100でこれを判断するようになつ
ている。そして、アイドルスイツチ26のオフ又はロツク
アツプ信号のオフによつて、コーストロツクアツプでは
ないと前記ステツプ100で判断された場合は、ステツプ1
01に進んで通常の燃料噴射制御を行う。一方、アイドル
スイツチ26のオンおよびロツクアツプ信号のオンによ
り、前記ステツプ100でコーストロツクアツプであると
判断された場合はステツプ102に進み、アイドルスイツ
チ26でオフ、つまりアクセルペダルが踏込まれてアクセ
ルオンされたかどうかを判断する。そして、アクセルオ
ンされていない場合は再度このステツプ102に戻りアク
セルオンの判断が行われる。一方、ステツプ102でアク
セルオンされたと判断した場合はステツプ103に進み、
自動変速機制御装置24からロツクアツプソレノイド22に
オフ信号を出力して、ロツクアツプ解除すると共に、エ
ンジン制御装置32から燃料噴射装置34にフユーエルカツ
ト信号を出力して、エンジン12の出力を低下させる。
尚、該フューエルカット信号が出力される時間はエンジ
ン制御装置32に内蔵されたタイマー33により予め設定さ
れていて、ロックアップソレノイド22にオフ信号が出力
されてから実際にロックアップクラッチ18が解除される
までの時間だけフューエルカット信号が出力されるよう
になっている。
このように、本実施例ではコーストロツクアツプ状態で
アクセルオンされた時には、ロツクアツプ解除されてロ
ツクアツプクラツチ18に逆転トルクが作用するのを防止
することができると共に、ロツクアツプの解除信号が出
力されて実際にロツクアツプ解除されるまでの間はエン
ジン出力が低下されるため、未だ接続状態中にあるロツ
クアツプクラツチ18には、エンジン12側からのトルク入
力がなく、若しくはこの入力トルクが著しく小さいた
め、逆転トルクによるシヨツクは大幅に低減されること
になる。
尚、本実施例にあつてはエンジン出力制御手段として燃
料噴射装置32を用いるようにしたものを開示したが、こ
れに限ることなくエンジン出力制御手段として点火進角
装置を用い、コーストロツクアツプ中のアクセルオン時
にはエンジン制御装置32からの信号で点火時期にリター
ドをかけるようにしたものでもよく、また、エンジン出
力制御手段として排気還流制御装置,吸入空気量制御装
置又は気筒数制御装置等を用いて、エンジン出力にリタ
ードをかけるようにしたものでもよい。
更に、本実施例ではコーストロツクアツプ中のアクセル
オン時にロツクアツプクラツチ18を解除するようにした
ものを開示したが、これに限ることなく該ロツクアツプ
クラツチ18を半クラツチ状態、つまりハーフロツクアツ
プとしてもよい。
考案の効果 以上説明したように本考案の自動変速機のロツクアツプ
制御装置にあつては、コーストロツクアツプ時にアクセ
ルオンされた場合には、ロツクアツプ作動手段を介して
ロツクアツプクラツチの完全なロツクアツプ状態を禁止
すると共に、エンジン出力制御手段を介してエンジン出
力を所定時間だけ低下させるようにしたので、完全なロ
ツクアツプが禁止されることにより、ロツクアツプクラ
ツチに作用する逆転トルクを緩和することができる。ま
た、エンジン出力が所定時間すなわちロックアップ作動
手段にオフ信号が出力されてから実際にロックアップク
ラッチが解除されるまでの間だけ低下されることによ
り、ロツクアツプクラツチが実質上の完全ロツクアツプ
を禁止されるまでの間のエンジン出力低下を図ることが
できるため、完全ロツクアツプ禁止信号が出力されて未
だロツクアツプ状態にあるロツクアツプクラツチに作用
する前記逆転トルクを著しく低減することができる。従
つて、コーストロツクアツプからアクセルオンされた時
の逆転トルクによる衝撃を大幅に低減することができ、
車両乗心地の著しい向上を図ることができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる自動変速機のロツクアツプ制御
装置の概念を示すブロツク図、第2図は本考案の一実施
例を示すシステム図、第3図は本考案のロツクアツプ制
御装置のプログラムを実行するための一処理例を示すフ
ローチヤートである。 10……ロツクアツプ制御装置、12……エンジン、14……
自動変速機、16……トルクコンバータ、18……ロツクア
ツプクラツチ、22……ロツクアツプソレノイド(ロツク
アツプ作動手段)、26……アイドルスイツチ(アクセル
オン検出手段)、32……エンジン制御装置(エンジン制
御手段)、33……タイマー、34……燃料噴射装置(エン
ジン出力制御手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと直結可能なロックアップクラッ
    チを備え、アクセルオフ時にコーストロックアップし、
    この時にエンジンブレーキが作用するようになった自動
    変速機のロックアップ制御装置において、 前記コーストロックアップ時にアクセルペダルが踏み込
    まれた事を検出するアクセルオン検出手段と、 このアクセルオン検出手段でアクセルペダル踏込みが検
    知された場合にオフ作動して、ロックアップクラッチの
    完全なロックアップ状態を禁止するロックアップ作動手
    段と、 前記ロックアップ作動手段にオフ信号が出力されてから
    実際にロックアップクラッチが解除されるまでに要する
    時間が予め設定されたタイマーを有して、前記ロックア
    ップ作動手段にオフ信号が出力されてからタイマー設定
    時間がタイムアップするまでの間は、エンジン出力制御
    手段にフューエルカット信号を出力してエンジン出力を
    低下させるエンジン制御手段、 とを備えたことを特徴とする自動変速機のロックアップ
    制御装置。
JP1987074779U 1987-05-19 1987-05-19 自動変速機のロツクアツプ制御装置 Expired - Lifetime JPH07764Y2 (ja)

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