JPH0777387B2 - モデムのキャリア検出処理方式 - Google Patents

モデムのキャリア検出処理方式

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JPH0777387B2
JPH0777387B2 JP27386485A JP27386485A JPH0777387B2 JP H0777387 B2 JPH0777387 B2 JP H0777387B2 JP 27386485 A JP27386485 A JP 27386485A JP 27386485 A JP27386485 A JP 27386485A JP H0777387 B2 JPH0777387 B2 JP H0777387B2
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雅善 井上
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 モデムにおけるモデムのキャリア検出処理方式におい
て,ロール・オフ・フィルタの出力側でのパワーを抽出
するロール・オフ・フィルタ出力パワー抽出部を設ける
ことによって,トレーニング信号以外のノイズ成分を除
去したトレーニング信号のパワーを正しく抽出するよう
にし,キャリアの存在を検出することが開示されてい
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明はCCITT.V.29勧告に使用されるモデム等,音声周
波数帯域を使用したモデムのキャリアの検出処理方式に
関する。
〔従来の技術〕
従来からモデムに供給されてくる信号からキャリア成分
を検出することが行われている。第4図は従来のキャリ
ア検出を行うための構成を示す。図中の符号1はリミッ
タ,2はパワー計算部,3はロー・パス・フィルタ,4は比較
器,5はスレッショルド・レベル供給回路部,6は判定回路
部を表わしている。
従来の場合,上記キャリア検出に当っては,モデムに供
給されてくる信号のパワーを計算し,当該パワーが閾値
(スレッショルド・レベル)を超えていることによっ
て,キャリアの存在を検出していた。即ち,第4図にお
いて,リミッタ1をへた後に信号を2乗するパワー計算
によってパワーを抽出し,当該得られたパワーをロー・
パス・フィルタ3によって平均化し,比較器4によって
閾値と比較し,判定回路部6によってキャリアの存在を
検出していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来上記の如き検出方式が採用されているが,当該従来
の場合には,いわば,モデムに供給されてくる信号のパ
ワーを調べるようにしているものであることから,当該
供給されてくる信号中に大きいノイズ成分が存在すれ
ば,それを誤まってキャリア成分とみてしまうおそれが
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の点を解決するものであり,モデムにおけ
るロール・オフ・フィルタをへた後の信号のパワーを検
出するようにし,上記ノイズ成分がロール・オフ・フィ
ルタの出力側で削除されている点を利用しようとしてい
る。
第1図は本発明の原理構成図を示す。図中の符号7はサ
ンプリング・レート処理部,8はロール・オフ・フィル
タ,9はパワー計算部,10は比較器,11は判定回路部を表わ
している。
図示の場合,ロール・オフ・フィルタ8を通過した信号
についてのパワーを計算している。このためにノイズに
よる影響がない。
〔作用〕
モデムにおける復調に当っては,信号をサンプリング・
レート処理し,ロール・オフ・フィルタ8を通すように
している。この点を利用して,本発明の場合には,上記
ロール・オフ・フィルタ8を通過した後の信号のパワー
を計算し,比較器10において当該パワーが閾値以上であ
る場合に,判定回路部11がキャリア検出出力を発するよ
うにされる。ただし,上記キャリア検出は,モデムがタ
イミング位相を引込んでいない状態,即ちトレーニング
信号を受信している状態の下で行われる必要があり,上
記パワー計算は,トレーニング信号よるパワーを計算す
るようにされている。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例構成を示し,第3図(A)
(B)(C)(D)は動作説明図を示す。
第2図において,符号7,8,9,10,11は第1図に対応し,12
は第1の平滑処理回路部,13は第2の平滑処理回路部,14
はAGC回路部,15は自動等化器,16は自動位相制御器,17は
符号判定回路部,18は符号変換部,19はリミッタを表わし
ている。
以下第3図をあわせ参照しつつ説明する。第3図(A)
図示位相表面上の黒点で示す如き位相関係によって符号
が伝送されるものとしたとき,上記トレーニング時に
は,トレーニング信号として,図示点Aに対応する符号
と点Bに対応する符号とが所定の周期で繰返される信号
が供給される。
このようなトレーニング信号が図示LINEから入力されて
くるとき,サンプリング・レート処理部7において,cos
ωtとsin ωtとを夫々乗算し,その結果の信号がロ
ール・オフ・フィルタ8に導びかれる。ロール・オフ・
フィルタ8の出力は,リミッタ19をへてパワー計算部9
に導びかれてパワーが抽出される。この間および以後の
処理における平滑化を効果的に行うために,ロール・オ
フ・フィルタ8は変調速度の2倍の速度で動作せしめら
れ,ついで上述の如くパワーを抽出される。
なお,ロール・オフ・フィルタ8を変調速度の2倍の速
度で動作させる理由は当該ロール・オフ・フィルタ8を
変調速度で動作させたとすると入力信号をサンプリング
する位相が最悪の場合に2乗和のエネルギが見掛け上零
となってしまうという非所望な状態が生じることがある
からである。
上記第3図(A)図示の点Aと点Bとに対応する信号
は,点A,B交互のパターンをキャリア周波数fsのキャリ
アで直交振幅変調したものであり,foを変調速度周波数,
fsをキャリア周波数とすると,スペクトラムは,周波数
fsのものと,周波数(fs−fo/2)のものと,周波数(fs
+fo/2)のものとが存在するものとなっている。このよ
うなトレーニング信号がキャリア周波数fsで復調されて
ロール・オフ・フィルタ8に入力されてきたとき,ロー
ル・オフ・フィルタ8の出力側では,信号のスペクトラ
ムが第3図(B)図示の如く直流成分とf0/2成分とより
なっている。これにもとづいて上述の如くパワーを求め
ると,2乗されることから当該パワーのスペクトラムは第
3図(C)図示の如く,直流成分とf0/2成分とf0成分と
をもっている。このパワー信号を第1の平滑処理回路部
12に供給し,周波数foの時間間隔をTとした際の,時間
T/2だけ遅延させたパワー信号と加算することによっ
て,第3図(D)図示の如くf0成分が削除される。当該
信号を第2の平滑処理回路部13に供給し,時間Tだけ遅
延させた信号と加算することによって,第3図(E)図
示の如くf0/2成分が削除されて,直流成分のみとなる。
即ち平滑化が行われる。当該直流成分は比較器10におい
て閾値と比較され,その結果にもとづいて判定回路部11
によってキャリアの存在が検出される。
一方,上記ロール・オフ・フィルタ8からの出力は,従
来公知の場合と同様に,AGC回路14,自動等化器15,自動位
相制御器16,符号判定回路部17をへて,復号化される。
そして,上記トレーニング時には,自動等化器15や自動
位相制御器16が制御され,以後の符号伝送にそなえるよ
うにされる。自動等化器15などが正しく調整された後
に,伝送すべき符号が送られてきて,上記符号判定回路
部17において符号判定されることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明した如く,本発明によれば,ロール・オフ・フ
ィルタを通過した信号にもとづいて,パワー計算を行
い,当該パワーの有無によって,キャリアの存在を検出
するようにしている。このために,ノイズなどの影響に
よって,誤まってキャリア検出を行ってしまうようなこ
とがない。また回線の歪などにも影響されない形で,正
確かつ高速度でキャリア検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図,第2図は本発明の実施例
構成,第3図は動作説明図,第4図は従来の構成を示
す。 図中,7はサンプリング・レート処理部,8はロール・オフ
・フィルタ,9はパワー計算部,10は比較器,11は判定回路
部を表わす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−36463(JP,A) 特開 昭61−166250(JP,A) 特開 昭58−97928(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相平面上の少なくとも2個の互いに異な
    る点に対応するデータを繰返し伝送するトレーニング信
    号にもとづいてトレーニングが行われ, かつ供給されてくる信号をサンプリングレート処理を行
    ったのちロール・オフ・フィルタ(8)にて帯域制限し
    た信号を抽出し,少なくとも自動等化器(15)を介して
    受信データとして出力する手段を備えたモデムにおい
    て, 上記ロール・オフ・フィルタ(8)を変調速度の2倍の
    速度で動作させた上で当該ロール・オフ・フィルタ
    (8)の出力にもとづいてパワーを抽出するロール・オ
    フ・フィルタ出力パワー抽出部(9)をそなえると共
    に, モデムに対する上記トレーニング信号にもとづいて上記
    ロール・オフ・フィルタ出力パワー抽出部(9)から抽
    出されたパワーを,変調速度の2倍の時間間隔遅延させ
    たものと遅延させないものとを加算するようにし,更に
    その結果の信号を,変調速度の時間間隔遅延させたもの
    と遅延させないものとを加算するようにした平滑処理回
    路部(12)と, 当該パワー中の直流成分が予め定めた閾値レベルを超え
    るか否かを抽出した結果からキャリア検出を行うキャリ
    ア判定部(11)とをそなえた ことを特徴とするモデムのキャリア検出処理方式。
JP27386485A 1985-12-05 1985-12-05 モデムのキャリア検出処理方式 Expired - Fee Related JPH0777387B2 (ja)

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