JPH0780027A - 車椅子用の昇降機 - Google Patents
車椅子用の昇降機Info
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- JPH0780027A JPH0780027A JP26536893A JP26536893A JPH0780027A JP H0780027 A JPH0780027 A JP H0780027A JP 26536893 A JP26536893 A JP 26536893A JP 26536893 A JP26536893 A JP 26536893A JP H0780027 A JPH0780027 A JP H0780027A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、車椅子に乗車した人が屋内と屋
外とを往来する際に使用する車椅子用の昇降機に関し、
停電等で駆動モータが作動しなくなった際に、車椅子で
乗車している人自身が極めて簡単な換作で脱出可能な昇
降機とすることを目的としている。 【構成】 地面側に設置するベースフレーム1の前後中
間部位置において、左右方向には車椅子の左右幅より広
く離間させ、垂直に伸びる左右一対の支柱2を固着し、
該支柱2に沿って上下動する昇降部材3に、車椅子が前
後に通過可能な平面視が矩形状の載置テーブル28を一
体的に装着し、該載置テーブル28の下面側左右中間部
に、駆動モータ8と前後方向に軸受けされる巻取り軸1
1をクラッチ機構15を介して配置ならしめ、前記支柱
2上端部に端部を取り付けた左右一対の紐部材12を巻
取り軸11に巻掛けることにより昇降可能に設けると共
に、前記クラッチ機構15により駆動モータ8と巻取り
軸11とを切り離し操作可能に設けたことを特徴とする
車椅子用の昇降機。
外とを往来する際に使用する車椅子用の昇降機に関し、
停電等で駆動モータが作動しなくなった際に、車椅子で
乗車している人自身が極めて簡単な換作で脱出可能な昇
降機とすることを目的としている。 【構成】 地面側に設置するベースフレーム1の前後中
間部位置において、左右方向には車椅子の左右幅より広
く離間させ、垂直に伸びる左右一対の支柱2を固着し、
該支柱2に沿って上下動する昇降部材3に、車椅子が前
後に通過可能な平面視が矩形状の載置テーブル28を一
体的に装着し、該載置テーブル28の下面側左右中間部
に、駆動モータ8と前後方向に軸受けされる巻取り軸1
1をクラッチ機構15を介して配置ならしめ、前記支柱
2上端部に端部を取り付けた左右一対の紐部材12を巻
取り軸11に巻掛けることにより昇降可能に設けると共
に、前記クラッチ機構15により駆動モータ8と巻取り
軸11とを切り離し操作可能に設けたことを特徴とする
車椅子用の昇降機。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子を載置して昇降
させるための昇降機に関する。
させるための昇降機に関する。
【従来の技術】従来、昇降の途中時に停電等によりモー
タが作動しなくなった場合に脱出する手段として、モー
タの出力軸を第三者がハンドル等で直接回転させる方法
や、蓄電池を搭載しておき、これを一時的な電源として
モータを回転させる方法があった。
タが作動しなくなった場合に脱出する手段として、モー
タの出力軸を第三者がハンドル等で直接回転させる方法
や、蓄電池を搭載しておき、これを一時的な電源として
モータを回転させる方法があった。
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の問題
点として、前者は介助者がいれば問題ないが、車椅子に
乗車している人自身が操作できない点、また後者は蓄電
池が自然放電するので、十分な電力を蓄えているか定期
的な点検をしなければならない点が挙げられる。そこで
本発明では、車椅子に乗車している人自身が容易に操作
でき、更に機械的に構成することにより、駆動モータに
通電しなくても下降端位置にまで移動可能な車椅子用の
昇降機を提供することを課題としている。
点として、前者は介助者がいれば問題ないが、車椅子に
乗車している人自身が操作できない点、また後者は蓄電
池が自然放電するので、十分な電力を蓄えているか定期
的な点検をしなければならない点が挙げられる。そこで
本発明では、車椅子に乗車している人自身が容易に操作
でき、更に機械的に構成することにより、駆動モータに
通電しなくても下降端位置にまで移動可能な車椅子用の
昇降機を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、地面側に設置するベースフレーム1の前後
中間部位置において、左右方向には車椅子の左右幅より
広く離間させ、垂直に伸びる左右一対の支柱2を固着
し、該支柱2に沿って上下動する昇降部材3に、車椅子
が前後に通過可能な平面視が矩形状の載置テーブル28
を一体的に装着し、該載置テーブル28の下面側左右中
間部に、駆動モータ8と前後方向に軸受けされる巻取り
軸11とをクラッチ機構15を介して配置ならしめ、前
記支柱2の上端部に端部を取り付けた左右一対の紐部材
12を巻取り軸11に巻掛けることにより昇降可能に設
けると共に、前記クラッチ機構15により駆動モータ8
と巻取り軸11とを切り離し操作可能に設けたことを特
徴とする車椅子用の昇降機とした。
するために、地面側に設置するベースフレーム1の前後
中間部位置において、左右方向には車椅子の左右幅より
広く離間させ、垂直に伸びる左右一対の支柱2を固着
し、該支柱2に沿って上下動する昇降部材3に、車椅子
が前後に通過可能な平面視が矩形状の載置テーブル28
を一体的に装着し、該載置テーブル28の下面側左右中
間部に、駆動モータ8と前後方向に軸受けされる巻取り
軸11とをクラッチ機構15を介して配置ならしめ、前
記支柱2の上端部に端部を取り付けた左右一対の紐部材
12を巻取り軸11に巻掛けることにより昇降可能に設
けると共に、前記クラッチ機構15により駆動モータ8
と巻取り軸11とを切り離し操作可能に設けたことを特
徴とする車椅子用の昇降機とした。
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き詳細に説明する。1はベースフレームであり、左右側
のサイドフレーム1a,1bと、このサイドフレーム1
a,1bを左右につなぐ繋ぎフレーム1c,1c、・・
とから構成されている。また、サイドフレーム1a,1
bの略々中央部には矩形パイプからなる支柱2、2がそ
れぞれ直立状態に固着されている。3、3は昇降部材で
あり、前記支柱2に沿って上下に転動可能なローラ4、
4、・・が内部に設けられている。この昇降部材3、3
は、左右方向に亘される繋ぎ部材5、5を昇降部材3に
固着のステー6、6を介して取り付けられ、一体的に構
成している。7、7は、前記繋ぎ部材5、5の略々左右
中央部に前後方向に設けられ、後端部には駆動モータ8
を支持するモータ支持枠9を固着した縦パイプである。
10は、駆動モータ8の振動を抑制するための防振ステ
ーである。11は、外周部に紐部材12を巻き付ける巻
取り軸であり、前後方向軸心回りに回転自在に前軸受1
3と後軸受14とで支持され、クラッチ機構15を介し
て駆動モータ8の出力軸に連結されている。尚、紐部材
12の両端部は、それぞれ巻取り軸11と支柱2の上端
部に取り付けられている。前記クラッチ機構15は、第
9図及び第10図に示すように、爪状の突起部を設けた
前クラッチ部16と、それにかみ合う溝を設け、駆動モ
ータ8の出力軸に一体に取り付けられた後クラッチ部1
7とからなる。この前クラッチ部16は、前記巻取り軸
11と一体となり回転するが、後クラッチ部17とのか
み合いが外れ得るように、軸方向には自由に移動可能に
設けられている。また、この前クラッチ部16は、圧縮
バネ18により後クラッチ部17側に弾持されている。
前記前クラッチ部16の外周部には溝部19が設けられ
ていて、この溝部19に左右側からはまり込んで、前ク
ラッチ部16を前後方向に移動操作可能なC型状の金具
20を、モータ支持枠9により左右方向に軸受けされた
回転軸21に固着し、更にこの回転軸21の先端部に
は、操作レバー22を脱着可能に設け、この操作レバー
22により前クラッチ部16の前後移動が操作できる。
23は、前記紐部材12を正面視L字状に規正する屈曲
輪体であり、前記繋ぎ部材5、5の左右側端部に固着の
補強パイプ24、24に取り付けられている。25は前
記支柱2を覆う円筒状のカバーであり、上端部には蓋部
材26が取り付けられ、また下端部には昇降部材3に被
さり取り付けられる取付カバー27が固着されている。
28は昇降部材3、3間において前記繋ぎ部材5、5の
上面に取り付けられる平面視が矩形状の載置テーブルで
ある。29は地面と載置テーブル28とを橋渡しする前
側スロープであり、載置テーブル28の前端側を基端と
して、先端部を上下方向回動自在に設けている。また、
この前側スロープ29の左右両側後端部には転動ローラ
30を取り付けたアーム31を設け、前記サイドフレー
ム1aの前端部に基部を固着し、前記転動ローラ30の
直上部に略々垂直に立設される棒部材32により、第1
4図に示すように載置テーブル28の上昇に伴い該棒部
材32の下端部に転動ローラ30が当接し、カム作用に
より前側スロープ29の前端部が上方回動し、更に載置
テーブル28を上昇させると転動ローラ30が棒部材3
2の前側部に沿って移動するようになり、前側スロープ
29が起立状態で保持されるように構成している。前記
載置テーブル28の後端部には、前側スロープ29と同
様に上下方向回動自在に設けられた、載置テーブル28
と段差上面とを橋渡しする後側スロープ33が取り付け
られている。この後側スロープ33は、第15図に示す
ように載置テーブル28側面部に下端部を固着した側部
枠34に固着のブラケット35に、先端部には前後方向
に伸びるレバー36が固着されたリンク37の基端部を
枢着し、該リンク37の上端部と前記後側スロープ33
の側面中間部とをロッド38により連結し、レバー36
の操作に連動して後側スロープ33が上下に回動し、か
つ起立状態で保持されるよう構成されている。39はリ
ンク37の中間部に固着され、側部枠34の上面に当接
して回動を規制するストッパピンである。40は、駆動
モータ8の正、逆回転を電気的に制御する制御装置を内
蔵したコントロールボックスであり、前記棒部材32
と、この棒部材32が位置する側の支柱2との間の適所
に設けられ、載置テーブル28の側部に基部を固着して
いる。尚、このコントロールボックス40の上部には、
駆動モータ8の正、逆回転を操作できる昇降用スイッチ
41と、非常時に駆動モータ8を停止させる非常用スイ
ッチ42と、電源のON,OFFを切り替える電源用ス
イッチ43を備えたスイッチボックス44を取り付け、
また前面部には上昇端位置あるいは下降端位置におい
て、棒部材32に設けられた高さ調節可能なメタル筒4
5あるいは突起体46に当接することによって、駆動モ
ータ8の回転を自動的に停止させるリミットスイッチ4
7、48が設けられ、更に棒部材32を挿通できる筒体
49が取り付けられ、リミットスイッチ47、48と棒
部材32の間隔を一定に保つよう構成されている。50
は、昇降部材3よりも外側部に設けられ、基部をサイド
フレーム前後端部に取り付けた安全カバー部である。ま
た、51はこの安全カバー部50の上下中間部において
前後に亘って設けられた側板である。尚、この安全カバ
ー部50は左右何れ側にも取り付け可能に設けられてい
る。次に、上例の作用について説明する。車椅子に乗車
している障害者が屋外から屋内に入る場合は、本発明に
係る昇降機を第1図に示すように下降端位置に設定して
おく。そして、前側スロープ29側より車椅子を進入さ
せ、載置テーブル28上面にて車椅子を停止させる。そ
して、昇降用スイッチ41を操作して、第8図に示すよ
うに巻取り軸11が矢印(イ)方向に回転するように駆
動モータ8を作動させる。すると、巻取り軸11に一端
を取り付けた左右一対の紐部材12が、巻取り軸11の
外周部に巻取られる。したがって、これは紐部材12の
長さが短くなる作用となるから、一端は支柱2の上端部
に取り付けられており、載置テーブル28がつり上げら
れて上昇することになる。尚、この載置テーブル28の
上昇開始時点において、前側スロープ29は第14図に
示すように、自動的に先端郁が上方に振り上げられてそ
の状態で保持されるから、車椅子の車輪止めとなる。そ
して、載置テーブル28と床上面が略々同じ高さになっ
た時点で、昇降用スイッチ41の操作を解除する。する
と、駆動モータ8及び巻取り軸11の回転が停止すると
共に、載置テーブル28の上昇移動が停止する。この状
態から、第15図に示すようにレバー36の操作によ
り、後側スロープ33を倒伏回動させて床上面に橋渡し
させる。そして、車椅子を前進させると容易に、しかも
安全に屋内に進入可能となる。屋内に進入後は、再びレ
バー36の操作によって後側スロープ33を起立保持さ
せると、サッシ等がある場合には開閉の邪魔にならず至
便である。尚、棒部材32の上部側に設けられるメタル
筒45は高さ調節可能となっているから、適所に設定す
ることによって、上昇側リミットスイッチ47の作動位
置を任意に設定できる。つまりこれは、上昇限界高さを
任意に選択できることになるから、昇降用スイッチ41
を押し続けた状態であっても、上昇側リミットスイッチ
47とメタル筒45が当接する設定高さまで上昇すると
自動的に停止し、安全であると共に、極めて至便であ
る。次に屋内から屋外へ出る場合であるが、レバー36
を操作して後側スロープ33を橋渡しさせた状態におい
て、この後側スロープ33側から車椅子を進入させる。
そして、再びレバー36を操作して、後側スロープ33
を起立保持させる。この状態で昇降用スイッチ41を操
作して、駆動モータ8及び巻取り軸11を反矢印(イ)
方向に回転させる。すると、巻取り軸11から紐部材1
2が繰り出され、載置テーブル28が下降する。下降端
位置ではリミットスイッチ48が突起体46に当接する
ことにより作動し、自動的に駆動モータ8が停止する。
この時すでに前側スロープ29は自動的に前方倒伏され
ているので、このまま車椅子を前進させて極めて容易に
外出できるのである。次に、昇降移動の途中時におい
て、停電等で駆動モータ8が作動しなくなった場合の脱
出方法について説明する。この発明に係る昇降機は上述
のように、載置テーブル28の昇降が駆動モータ8の駆
動力によるものであるから、この駆動モータ8が作動し
なくなると全く動かない状態に陥ってしまう。このよう
な場合、介助者がいれば問題ないが、いない時には、L
字状の操作レバー22を載置テーブル28の外側部から
回転軸21の先端部に取り付け、第12図に示すように
回転軸21が矢印(ハ)方向に回転するように操作レバ
ー22を回転操作する。すると、C型状の金具20が回
転軸21を軸心として回動し、それによって前クラッチ
部16が矢印(ロ)方向に移動される。そして、第13
図に示すように、前クラッチ部16と後クラッチ部17
が切り離されると、駆動モータ8の出力軸と巻取り軸1
1とが切り離されることになり、巻取り軸11の回転を
制動するものがなくなってしまう。したがって、巻取り
軸11は重力に従い反矢印(イ)方向に回転して載置テ
ーブル28が下降することになる。しかし、これは全く
制動されていない状態であるので、載置テーブル28は
急下降することになり、乗車している障害者にとって非
常に危険な状態となる。そこで、第10図に示すように
前クラッチ部16と後クラッチ部17とが切り離された
状態から更に前クラッチ部16を前方移動させると、こ
の前端部外周面と後軸受14の内側面とが当接し、この
摩擦力によって巻取り軸11の回転が制動されて載置テ
ーブル28の急下降が防止できる。また、前クラッチ部
16の押圧力、即ち摩擦力をレバー22によって加減す
ることにより、下降速度を適宜調節できるのである。
尚、この前クラッチ部16は圧縮バネ18により後クラ
ッチ部17側に弾持されているから、再び駆動モータ8
を作動させれば前クラッチ部16と後クラッチ部17と
がもとの連結状態に戻ることになる。
き詳細に説明する。1はベースフレームであり、左右側
のサイドフレーム1a,1bと、このサイドフレーム1
a,1bを左右につなぐ繋ぎフレーム1c,1c、・・
とから構成されている。また、サイドフレーム1a,1
bの略々中央部には矩形パイプからなる支柱2、2がそ
れぞれ直立状態に固着されている。3、3は昇降部材で
あり、前記支柱2に沿って上下に転動可能なローラ4、
4、・・が内部に設けられている。この昇降部材3、3
は、左右方向に亘される繋ぎ部材5、5を昇降部材3に
固着のステー6、6を介して取り付けられ、一体的に構
成している。7、7は、前記繋ぎ部材5、5の略々左右
中央部に前後方向に設けられ、後端部には駆動モータ8
を支持するモータ支持枠9を固着した縦パイプである。
10は、駆動モータ8の振動を抑制するための防振ステ
ーである。11は、外周部に紐部材12を巻き付ける巻
取り軸であり、前後方向軸心回りに回転自在に前軸受1
3と後軸受14とで支持され、クラッチ機構15を介し
て駆動モータ8の出力軸に連結されている。尚、紐部材
12の両端部は、それぞれ巻取り軸11と支柱2の上端
部に取り付けられている。前記クラッチ機構15は、第
9図及び第10図に示すように、爪状の突起部を設けた
前クラッチ部16と、それにかみ合う溝を設け、駆動モ
ータ8の出力軸に一体に取り付けられた後クラッチ部1
7とからなる。この前クラッチ部16は、前記巻取り軸
11と一体となり回転するが、後クラッチ部17とのか
み合いが外れ得るように、軸方向には自由に移動可能に
設けられている。また、この前クラッチ部16は、圧縮
バネ18により後クラッチ部17側に弾持されている。
前記前クラッチ部16の外周部には溝部19が設けられ
ていて、この溝部19に左右側からはまり込んで、前ク
ラッチ部16を前後方向に移動操作可能なC型状の金具
20を、モータ支持枠9により左右方向に軸受けされた
回転軸21に固着し、更にこの回転軸21の先端部に
は、操作レバー22を脱着可能に設け、この操作レバー
22により前クラッチ部16の前後移動が操作できる。
23は、前記紐部材12を正面視L字状に規正する屈曲
輪体であり、前記繋ぎ部材5、5の左右側端部に固着の
補強パイプ24、24に取り付けられている。25は前
記支柱2を覆う円筒状のカバーであり、上端部には蓋部
材26が取り付けられ、また下端部には昇降部材3に被
さり取り付けられる取付カバー27が固着されている。
28は昇降部材3、3間において前記繋ぎ部材5、5の
上面に取り付けられる平面視が矩形状の載置テーブルで
ある。29は地面と載置テーブル28とを橋渡しする前
側スロープであり、載置テーブル28の前端側を基端と
して、先端部を上下方向回動自在に設けている。また、
この前側スロープ29の左右両側後端部には転動ローラ
30を取り付けたアーム31を設け、前記サイドフレー
ム1aの前端部に基部を固着し、前記転動ローラ30の
直上部に略々垂直に立設される棒部材32により、第1
4図に示すように載置テーブル28の上昇に伴い該棒部
材32の下端部に転動ローラ30が当接し、カム作用に
より前側スロープ29の前端部が上方回動し、更に載置
テーブル28を上昇させると転動ローラ30が棒部材3
2の前側部に沿って移動するようになり、前側スロープ
29が起立状態で保持されるように構成している。前記
載置テーブル28の後端部には、前側スロープ29と同
様に上下方向回動自在に設けられた、載置テーブル28
と段差上面とを橋渡しする後側スロープ33が取り付け
られている。この後側スロープ33は、第15図に示す
ように載置テーブル28側面部に下端部を固着した側部
枠34に固着のブラケット35に、先端部には前後方向
に伸びるレバー36が固着されたリンク37の基端部を
枢着し、該リンク37の上端部と前記後側スロープ33
の側面中間部とをロッド38により連結し、レバー36
の操作に連動して後側スロープ33が上下に回動し、か
つ起立状態で保持されるよう構成されている。39はリ
ンク37の中間部に固着され、側部枠34の上面に当接
して回動を規制するストッパピンである。40は、駆動
モータ8の正、逆回転を電気的に制御する制御装置を内
蔵したコントロールボックスであり、前記棒部材32
と、この棒部材32が位置する側の支柱2との間の適所
に設けられ、載置テーブル28の側部に基部を固着して
いる。尚、このコントロールボックス40の上部には、
駆動モータ8の正、逆回転を操作できる昇降用スイッチ
41と、非常時に駆動モータ8を停止させる非常用スイ
ッチ42と、電源のON,OFFを切り替える電源用ス
イッチ43を備えたスイッチボックス44を取り付け、
また前面部には上昇端位置あるいは下降端位置におい
て、棒部材32に設けられた高さ調節可能なメタル筒4
5あるいは突起体46に当接することによって、駆動モ
ータ8の回転を自動的に停止させるリミットスイッチ4
7、48が設けられ、更に棒部材32を挿通できる筒体
49が取り付けられ、リミットスイッチ47、48と棒
部材32の間隔を一定に保つよう構成されている。50
は、昇降部材3よりも外側部に設けられ、基部をサイド
フレーム前後端部に取り付けた安全カバー部である。ま
た、51はこの安全カバー部50の上下中間部において
前後に亘って設けられた側板である。尚、この安全カバ
ー部50は左右何れ側にも取り付け可能に設けられてい
る。次に、上例の作用について説明する。車椅子に乗車
している障害者が屋外から屋内に入る場合は、本発明に
係る昇降機を第1図に示すように下降端位置に設定して
おく。そして、前側スロープ29側より車椅子を進入さ
せ、載置テーブル28上面にて車椅子を停止させる。そ
して、昇降用スイッチ41を操作して、第8図に示すよ
うに巻取り軸11が矢印(イ)方向に回転するように駆
動モータ8を作動させる。すると、巻取り軸11に一端
を取り付けた左右一対の紐部材12が、巻取り軸11の
外周部に巻取られる。したがって、これは紐部材12の
長さが短くなる作用となるから、一端は支柱2の上端部
に取り付けられており、載置テーブル28がつり上げら
れて上昇することになる。尚、この載置テーブル28の
上昇開始時点において、前側スロープ29は第14図に
示すように、自動的に先端郁が上方に振り上げられてそ
の状態で保持されるから、車椅子の車輪止めとなる。そ
して、載置テーブル28と床上面が略々同じ高さになっ
た時点で、昇降用スイッチ41の操作を解除する。する
と、駆動モータ8及び巻取り軸11の回転が停止すると
共に、載置テーブル28の上昇移動が停止する。この状
態から、第15図に示すようにレバー36の操作によ
り、後側スロープ33を倒伏回動させて床上面に橋渡し
させる。そして、車椅子を前進させると容易に、しかも
安全に屋内に進入可能となる。屋内に進入後は、再びレ
バー36の操作によって後側スロープ33を起立保持さ
せると、サッシ等がある場合には開閉の邪魔にならず至
便である。尚、棒部材32の上部側に設けられるメタル
筒45は高さ調節可能となっているから、適所に設定す
ることによって、上昇側リミットスイッチ47の作動位
置を任意に設定できる。つまりこれは、上昇限界高さを
任意に選択できることになるから、昇降用スイッチ41
を押し続けた状態であっても、上昇側リミットスイッチ
47とメタル筒45が当接する設定高さまで上昇すると
自動的に停止し、安全であると共に、極めて至便であ
る。次に屋内から屋外へ出る場合であるが、レバー36
を操作して後側スロープ33を橋渡しさせた状態におい
て、この後側スロープ33側から車椅子を進入させる。
そして、再びレバー36を操作して、後側スロープ33
を起立保持させる。この状態で昇降用スイッチ41を操
作して、駆動モータ8及び巻取り軸11を反矢印(イ)
方向に回転させる。すると、巻取り軸11から紐部材1
2が繰り出され、載置テーブル28が下降する。下降端
位置ではリミットスイッチ48が突起体46に当接する
ことにより作動し、自動的に駆動モータ8が停止する。
この時すでに前側スロープ29は自動的に前方倒伏され
ているので、このまま車椅子を前進させて極めて容易に
外出できるのである。次に、昇降移動の途中時におい
て、停電等で駆動モータ8が作動しなくなった場合の脱
出方法について説明する。この発明に係る昇降機は上述
のように、載置テーブル28の昇降が駆動モータ8の駆
動力によるものであるから、この駆動モータ8が作動し
なくなると全く動かない状態に陥ってしまう。このよう
な場合、介助者がいれば問題ないが、いない時には、L
字状の操作レバー22を載置テーブル28の外側部から
回転軸21の先端部に取り付け、第12図に示すように
回転軸21が矢印(ハ)方向に回転するように操作レバ
ー22を回転操作する。すると、C型状の金具20が回
転軸21を軸心として回動し、それによって前クラッチ
部16が矢印(ロ)方向に移動される。そして、第13
図に示すように、前クラッチ部16と後クラッチ部17
が切り離されると、駆動モータ8の出力軸と巻取り軸1
1とが切り離されることになり、巻取り軸11の回転を
制動するものがなくなってしまう。したがって、巻取り
軸11は重力に従い反矢印(イ)方向に回転して載置テ
ーブル28が下降することになる。しかし、これは全く
制動されていない状態であるので、載置テーブル28は
急下降することになり、乗車している障害者にとって非
常に危険な状態となる。そこで、第10図に示すように
前クラッチ部16と後クラッチ部17とが切り離された
状態から更に前クラッチ部16を前方移動させると、こ
の前端部外周面と後軸受14の内側面とが当接し、この
摩擦力によって巻取り軸11の回転が制動されて載置テ
ーブル28の急下降が防止できる。また、前クラッチ部
16の押圧力、即ち摩擦力をレバー22によって加減す
ることにより、下降速度を適宜調節できるのである。
尚、この前クラッチ部16は圧縮バネ18により後クラ
ッチ部17側に弾持されているから、再び駆動モータ8
を作動させれば前クラッチ部16と後クラッチ部17と
がもとの連結状態に戻ることになる。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明に係る車椅子用の昇降機は、駆動モータによって回転
される巻取り軸に紐部材を巻き付け及び繰り出しするこ
とによって昇降可能で、更にこの駆動モータと巻取り軸
とを連結及び切り離し操作可能に構成したから、停電等
で駆動モータが作動しない非常事態においても、車椅子
で乗車している人自身が極めて簡単な操作によって載置
テーブルを下降させて脱出することができると共に、蓄
電池により一時的に駆動モータを作動させて下降させる
方法ではないから、蓄電池の定期的な点検をしなくて済
むという効果が得られる。
明に係る車椅子用の昇降機は、駆動モータによって回転
される巻取り軸に紐部材を巻き付け及び繰り出しするこ
とによって昇降可能で、更にこの駆動モータと巻取り軸
とを連結及び切り離し操作可能に構成したから、停電等
で駆動モータが作動しない非常事態においても、車椅子
で乗車している人自身が極めて簡単な操作によって載置
テーブルを下降させて脱出することができると共に、蓄
電池により一時的に駆動モータを作動させて下降させる
方法ではないから、蓄電池の定期的な点検をしなくて済
むという効果が得られる。
【図1】一部簡略の全体側面図
【図2】その平面図
【図3】その正面図
【図4】昇降部材の構造を示す側面図
【図5】その平面図
【図6】その正面図
【図7】要部の平面図
【図8】載置テーブルの昇降の作用を示す説明図
【図9】クラッチ機構の側断面図
【図10】クラッチ機構の側断面図
【図11】クラッチ機構を示す一部断面の簡略正面図
【図12】クラッチ機構の作用を示す簡略側面図
【図13】クラッチ機構の作用を示す簡略側面図
【図14】前側スロープの作用を示す説明図
【図15】後側スロープの作用を示す説明図
1 ベースフレーム 2 支柱 3 昇降部材 8 駆動モータ 11 巻取り軸 12 紐部材 15 クラッチ機構 28 載置テーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 地面側に設置するベースフレーム1の前
後中間部位置において、左右方向には車椅子の左右幅よ
り広く離間させ、垂直に伸びる左右一対の支柱2を固着
し、該支柱2に沿って上下動する昇降部材3に、車椅子
が前後に通過可能な平面視が矩形状の載置テーブル28
を一体的に装着し、該載置テーブル28の下面側左右中
間部に、駆動モータ8と前後方向に軸受けされる巻取り
軸11とをクラッチ機構15を介して配置ならしめ、前
記支柱2上端部に端部を取り付けた左右一対の紐部材1
2を巻取り軸11に巻掛けることにより昇降可能に設け
ると共に、前記クラッチ機構15により駆動モータ8と
巻取り軸11とを切り離し操作可能に設けたことを特徴
とする車椅子用の昇降機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26536893A JPH0780027A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 車椅子用の昇降機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26536893A JPH0780027A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 車椅子用の昇降機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780027A true JPH0780027A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17416212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26536893A Pending JPH0780027A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 車椅子用の昇降機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780027A (ja) |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP26536893A patent/JPH0780027A/ja active Pending
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