JPH0780894B2 - アリールシラン類の製造方法 - Google Patents
アリールシラン類の製造方法Info
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- JPH0780894B2 JPH0780894B2 JP5078910A JP7891093A JPH0780894B2 JP H0780894 B2 JPH0780894 B2 JP H0780894B2 JP 5078910 A JP5078910 A JP 5078910A JP 7891093 A JP7891093 A JP 7891093A JP H0780894 B2 JPH0780894 B2 JP H0780894B2
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- platinum
- benzene
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機ケイ素化学工業に
おける原料等として有用なアリールシラン類の製造方法
に関するものである。
おける原料等として有用なアリールシラン類の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アリールシラン類を製造する方法
としては、次の二つの方法が知られている。(1)初め
に芳香族ハロゲン化物から対応するグリニャール試薬や
アリールリチウム等の求核種を調製し、次にこれとハロ
シランとを反応させる方法。(2)ハロシランと芳香族
ハロゲン化物とをアルカリ金属類を用いて直接反応させ
る、いわゆるウルツ型ヘテロカップリング反応による方
法。しかし(2)ではヘテロカップリング反応の副反応
として、ハロシラン同志または芳香族ハロゲン化物同志
のホモカップリング反応も同時に進行する。従って生成
物の選択性が低く、また生成物の分離が容易でないとい
う欠点を有する。さらに(1)および(2)の方法では
いずれも多量の塩が副生する。よってこれらの方法はい
ずれも工業的に有利な方法とはいえない。
としては、次の二つの方法が知られている。(1)初め
に芳香族ハロゲン化物から対応するグリニャール試薬や
アリールリチウム等の求核種を調製し、次にこれとハロ
シランとを反応させる方法。(2)ハロシランと芳香族
ハロゲン化物とをアルカリ金属類を用いて直接反応させ
る、いわゆるウルツ型ヘテロカップリング反応による方
法。しかし(2)ではヘテロカップリング反応の副反応
として、ハロシラン同志または芳香族ハロゲン化物同志
のホモカップリング反応も同時に進行する。従って生成
物の選択性が低く、また生成物の分離が容易でないとい
う欠点を有する。さらに(1)および(2)の方法では
いずれも多量の塩が副生する。よってこれらの方法はい
ずれも工業的に有利な方法とはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、温和な条件
下での反応によりアリールシラン類を塩などの副生物を
生成せずに、効率的に製造する方法を提供することをそ
の目的とする。
下での反応によりアリールシラン類を塩などの副生物を
生成せずに、効率的に製造する方法を提供することをそ
の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、少なくとも1つの芳
香族性C−H結合を有するアレーン類と下記の式(I)
のヒドロシラン類とが、白金化合物の存在下、温和な条
件下に迅速に脱水素反応を起こしてアリールシラン類を
生成するという事実を見い出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至った。すなわち本発明はAr−H
(ただし、Arはアリール基を示す。)で表わされる芳
香族化合物と、式
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、少なくとも1つの芳
香族性C−H結合を有するアレーン類と下記の式(I)
のヒドロシラン類とが、白金化合物の存在下、温和な条
件下に迅速に脱水素反応を起こしてアリールシラン類を
生成するという事実を見い出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至った。すなわち本発明はAr−H
(ただし、Arはアリール基を示す。)で表わされる芳
香族化合物と、式
【化3】 (式中、R 1 、R 2 、R 3 及びR 4 は互いに同一でも異
なっていてもよい低級アルキル基、フェニル基又は水素
原子を示す。)で表わされるヒドロシラン類とを、白金
化合物の存在下に反応させることを特徴とする、式
なっていてもよい低級アルキル基、フェニル基又は水素
原子を示す。)で表わされるヒドロシラン類とを、白金
化合物の存在下に反応させることを特徴とする、式
【化4】 (式中、R 1 、R 2 、R 3 及びR 4 とArは前記と同じ
意味をもつ。)で表わされるアリールシラン類の製造方
法を提供するものである。
意味をもつ。)で表わされるアリールシラン類の製造方
法を提供するものである。
【0005】本発明で用いられるAr−Hで表わされる
芳香族化合物は、分子内にアルキル基、アルコキシ基、
アリール基、アリーロキシ基又はハロゲン原子を置換基
として含むことができる。これらを具体的に例示する
と、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、プロピルベ
ンゼン、ヘキシルベンゼン、o−キシレン、m−キシレ
ン、p−キシレン、ナフタレン、2−メチルナフタレ
ン、アントラセン、テトラリン、ビフェニル、アニソー
ル、ジフェニルエーテル、ブトキシベンゼン及びクロロ
ベンゼン等が挙げられる。
芳香族化合物は、分子内にアルキル基、アルコキシ基、
アリール基、アリーロキシ基又はハロゲン原子を置換基
として含むことができる。これらを具体的に例示する
と、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、プロピルベ
ンゼン、ヘキシルベンゼン、o−キシレン、m−キシレ
ン、p−キシレン、ナフタレン、2−メチルナフタレ
ン、アントラセン、テトラリン、ビフェニル、アニソー
ル、ジフェニルエーテル、ブトキシベンゼン及びクロロ
ベンゼン等が挙げられる。
【0006】本発明で用いられる上記式(I)で表わさ
れるヒドロシラン類は分子内に少なくとも1つのSi−
H結合を有するものである。これらを具体的に例示する
と、1,2−ビス(ジメチルシリル)ベンゼン、1,2
−ビス(フェニルメチルシリル)ベンゼン等が挙げられ
る。
れるヒドロシラン類は分子内に少なくとも1つのSi−
H結合を有するものである。これらを具体的に例示する
と、1,2−ビス(ジメチルシリル)ベンゼン、1,2
−ビス(フェニルメチルシリル)ベンゼン等が挙げられ
る。
【0007】本発明において上記のAr−Hで表わされ
る芳香族化合物と上記のヒドロシラン類の反応は、通常
両者のモル比で1:1〜10000:1の範囲で、好ま
しくは50:1〜500:1の範囲で行われる。
る芳香族化合物と上記のヒドロシラン類の反応は、通常
両者のモル比で1:1〜10000:1の範囲で、好ま
しくは50:1〜500:1の範囲で行われる。
【0008】本発明で触媒として用いられる白金化合物
としては、従来公知の各種のものを使用することができ
るが、反応速度の点から、少なくとも一部が反応系に可
溶性の化合物を使用することが好ましい。そのような化
合物としては有機配位子を含む錯体が特に好ましく用い
られる。好ましい有機配位子を例示すると、ホスフィ
ン、ホスフィナイト、ホスホナイト、ホスファイト、オ
レフィン、β−ジケトナト配位子、共役ケトン、アミン
及び一酸化炭素等が挙げられる。これらを具体的に例示
すると、トリメチルホスフィン、トリブチルホスフィ
ン、トリエチルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフ
ィン、トリフェニルホスフィン、トリ(p−トリル)ホ
スフィン、トリ(p−アニシル)ホスフィン、ジフェニ
ルメチルホスフィン及びフェニルジメチルホスフィン等
の鎖状ホスフィン、P−メチルホスホレン、P−メチル
ホスホール及び9−メチル−9−ホスファビシクロ
[4.2.1]ノナン等の環状ホスフィン、1,2−ビ
ス(ジメチルホスフィノ)エタン、1,3−ビス(ジメ
チルホスフィノ)プロパン、1,4−ビス(ジメチルホ
スフィノ)ブタン、1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン、1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プ
ロパン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタ
ン、1,1’−ビス(ジメチルホスフィノ)フェロセ
ン、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン、α,α’−ビス(ジメチルホスフィノ)−o−キシ
レン及び1,2−ビス(ジメチルホスフィノ)ベンゼン
等のビスホスフィン、メチル ジメチルホスフィナイト
及びフェニル ジフェニルホスフィナイト等のホスフィ
ナイト、ジメチル メチルホスホナイト及びジメチル
フェニルホスホナイト等のホスホナイト、トリエチルホ
スファイト、トリフェニルホスファイト及び1−ホスフ
ァ−2,6,7−トリオキサ−4−エチルビシクロ
[2.2.2]オクタン等のホスファイト、エチレン、
プロぺン、シクロオクテン、無水マレイン酸、1,5−
ヘキサジエン、1,5−シクロオクタジエン、1,3−
シクロペンタジエン、2,5−ノルボルナジエン及び
1,3,5,7−シクロオクタテトラエン等のオレフィ
ンやジエン、アセチルアセトナト等のβ−ジケトナト配
位子、ジベンジリデンアセトン等の共役ケトン、エチレ
ンジアミン及び2,2’−ビピリジル等のアミンが挙げ
られる。
としては、従来公知の各種のものを使用することができ
るが、反応速度の点から、少なくとも一部が反応系に可
溶性の化合物を使用することが好ましい。そのような化
合物としては有機配位子を含む錯体が特に好ましく用い
られる。好ましい有機配位子を例示すると、ホスフィ
ン、ホスフィナイト、ホスホナイト、ホスファイト、オ
レフィン、β−ジケトナト配位子、共役ケトン、アミン
及び一酸化炭素等が挙げられる。これらを具体的に例示
すると、トリメチルホスフィン、トリブチルホスフィ
ン、トリエチルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフ
ィン、トリフェニルホスフィン、トリ(p−トリル)ホ
スフィン、トリ(p−アニシル)ホスフィン、ジフェニ
ルメチルホスフィン及びフェニルジメチルホスフィン等
の鎖状ホスフィン、P−メチルホスホレン、P−メチル
ホスホール及び9−メチル−9−ホスファビシクロ
[4.2.1]ノナン等の環状ホスフィン、1,2−ビ
ス(ジメチルホスフィノ)エタン、1,3−ビス(ジメ
チルホスフィノ)プロパン、1,4−ビス(ジメチルホ
スフィノ)ブタン、1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン、1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プ
ロパン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタ
ン、1,1’−ビス(ジメチルホスフィノ)フェロセ
ン、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン、α,α’−ビス(ジメチルホスフィノ)−o−キシ
レン及び1,2−ビス(ジメチルホスフィノ)ベンゼン
等のビスホスフィン、メチル ジメチルホスフィナイト
及びフェニル ジフェニルホスフィナイト等のホスフィ
ナイト、ジメチル メチルホスホナイト及びジメチル
フェニルホスホナイト等のホスホナイト、トリエチルホ
スファイト、トリフェニルホスファイト及び1−ホスフ
ァ−2,6,7−トリオキサ−4−エチルビシクロ
[2.2.2]オクタン等のホスファイト、エチレン、
プロぺン、シクロオクテン、無水マレイン酸、1,5−
ヘキサジエン、1,5−シクロオクタジエン、1,3−
シクロペンタジエン、2,5−ノルボルナジエン及び
1,3,5,7−シクロオクタテトラエン等のオレフィ
ンやジエン、アセチルアセトナト等のβ−ジケトナト配
位子、ジベンジリデンアセトン等の共役ケトン、エチレ
ンジアミン及び2,2’−ビピリジル等のアミンが挙げ
られる。
【0009】従って本発明に好ましく用いられる白金化
合物を具体的に例示すると、(η-エチレン)ビス(ト
リフェニルホスフィン)白金、テトラキス(ジフェニル
メチルホスフィン)白金、ジクロロビス(フェニルジメ
チルホスフィン)白金、クロロヒドリドビス(トリブチ
ルホスフィン)白金、ジクロロ(テトラメチルエチレン
ジアミン)白金、ジブロモビス(トリエチルホスファイ
ト)白金、ビス(η−1,5−シクロオクタジエン)白
金、ジクロロ(η−1,5−シクロオクタジエン)白
金、ジカルボニルビス(トリブチルホスフィン)白金、
カルボナトビス(トリシクロヘキシルホスフィン)白
金、ビス(ジベンジリデンアセトン)ビス(トリフェニ
ルホスフィン)白金、ビス(ジベンジリデンアセトン)
白金及びトリス(ジベンジリデンアセトン)二白金等が
挙げられるが、これに制限されるものではない。また前
記の白金化合物を単独でなく、2種以上を共存させて用
いてもよく、さらに白金化合物と共に該白金化合物にふ
くまれるものと同一もしくは異なる有機配位子を添加し
て用いることも、本発明の好ましい態様に含まれる。
合物を具体的に例示すると、(η-エチレン)ビス(ト
リフェニルホスフィン)白金、テトラキス(ジフェニル
メチルホスフィン)白金、ジクロロビス(フェニルジメ
チルホスフィン)白金、クロロヒドリドビス(トリブチ
ルホスフィン)白金、ジクロロ(テトラメチルエチレン
ジアミン)白金、ジブロモビス(トリエチルホスファイ
ト)白金、ビス(η−1,5−シクロオクタジエン)白
金、ジクロロ(η−1,5−シクロオクタジエン)白
金、ジカルボニルビス(トリブチルホスフィン)白金、
カルボナトビス(トリシクロヘキシルホスフィン)白
金、ビス(ジベンジリデンアセトン)ビス(トリフェニ
ルホスフィン)白金、ビス(ジベンジリデンアセトン)
白金及びトリス(ジベンジリデンアセトン)二白金等が
挙げられるが、これに制限されるものではない。また前
記の白金化合物を単独でなく、2種以上を共存させて用
いてもよく、さらに白金化合物と共に該白金化合物にふ
くまれるものと同一もしくは異なる有機配位子を添加し
て用いることも、本発明の好ましい態様に含まれる。
【0010】本発明でこれら白金化合物の使用量はいわ
ゆる触媒量でよく、ヒドロシラン類に対するモル比で、
0.00001:1〜0.5:1の範囲で使用される。
また有機配位子は、前記白金化合物中の白金原子に対す
るモル比で1:1〜20:1の範囲で、好ましくは1:
1〜4:1の範囲で用いられる。
ゆる触媒量でよく、ヒドロシラン類に対するモル比で、
0.00001:1〜0.5:1の範囲で使用される。
また有機配位子は、前記白金化合物中の白金原子に対す
るモル比で1:1〜20:1の範囲で、好ましくは1:
1〜4:1の範囲で用いられる。
【0011】本発明においては、特に溶媒を用いること
なく、Ar−Hで表わされる芳香族化合物それ自体をヒ
ドロシラン類に対して大過剰に用いることにより、容易
に反応させることができる。しかし溶媒の使用は反応の
生起にとって障害となるものでなく、必要に応じて溶媒
を用いることができる。溶媒は、Ar−Hで表わされる
芳香族化合物およびヒドロシラン類との反応性を考慮し
てこれらと反応しないものが選択される。このような溶
媒としては一般に用いられる溶媒、例えば飽和炭化水素
系またはアルキルエーテル系溶媒が好ましい。
なく、Ar−Hで表わされる芳香族化合物それ自体をヒ
ドロシラン類に対して大過剰に用いることにより、容易
に反応させることができる。しかし溶媒の使用は反応の
生起にとって障害となるものでなく、必要に応じて溶媒
を用いることができる。溶媒は、Ar−Hで表わされる
芳香族化合物およびヒドロシラン類との反応性を考慮し
てこれらと反応しないものが選択される。このような溶
媒としては一般に用いられる溶媒、例えば飽和炭化水素
系またはアルキルエーテル系溶媒が好ましい。
【0012】本発明において反応は0℃以下でも進行す
るが、好ましい反応速度を達成するためには250℃ま
での温度に加熱することもできる。原料物質の構造にも
よるが、一般的に好ましい反応温度は0〜150℃の範
囲である。
るが、好ましい反応速度を達成するためには250℃ま
での温度に加熱することもできる。原料物質の構造にも
よるが、一般的に好ましい反応温度は0〜150℃の範
囲である。
【0013】反応により生成する前記式(II)で表わ
されるアリールシラン類は、一般に蒸留、再結晶、クロ
マトグラフィー、溶媒による抽出、または再沈等の有機
化学的に通常用いられる手段により、容易に反応系から
分離される。
されるアリールシラン類は、一般に蒸留、再結晶、クロ
マトグラフィー、溶媒による抽出、または再沈等の有機
化学的に通常用いられる手段により、容易に反応系から
分離される。
【0014】
【実施例】次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説
明するが、もとより本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
明するが、もとより本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
【0015】実施例1 トリス(ジベンジリデンアセトン)二白金の0.003
mmolおよび1,2−ビス(ジメチルシリル)ベンゼ
ンの0.25mmolを含むベンゼン溶液4mlを、窒
素下120時間加熱還流し反応を行なった。濃縮後、蒸
留したところ、1−フェニルジメチルシリル−2−ジメ
チルシリルベンゼンが、用いた1,2−ビス(ジメチル
シリル)ベンゼンに対して82%収率で得られた。元素
分析値は以下の通りであり、理論値とよく一致してい
た。 C16H22Si2 理論値: C 71.04%,H 8.20% 実測値: C 71.02%,H 8.03%
mmolおよび1,2−ビス(ジメチルシリル)ベンゼ
ンの0.25mmolを含むベンゼン溶液4mlを、窒
素下120時間加熱還流し反応を行なった。濃縮後、蒸
留したところ、1−フェニルジメチルシリル−2−ジメ
チルシリルベンゼンが、用いた1,2−ビス(ジメチル
シリル)ベンゼンに対して82%収率で得られた。元素
分析値は以下の通りであり、理論値とよく一致してい
た。 C16H22Si2 理論値: C 71.04%,H 8.20% 実測値: C 71.02%,H 8.03%
【0016】実施例2 室温、1気圧の窒素下で封じた内容積30mlの封管内
で110℃に84時間加熱した以外は実施例1と同様に
反応を行った。ガスクロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、1−フェニルジメチルシリル−2−ジメチルシリル
ベンゼンが、用いた1,2−ビス(ジメチルシリル)ベ
ンゼンに対して87%収率で生成していることが示され
た。
で110℃に84時間加熱した以外は実施例1と同様に
反応を行った。ガスクロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、1−フェニルジメチルシリル−2−ジメチルシリル
ベンゼンが、用いた1,2−ビス(ジメチルシリル)ベ
ンゼンに対して87%収率で生成していることが示され
た。
【0017】実施例3 加熱時間を120時間とした以外は実施例2と同様に反
応を行った。濃縮後、蒸留したところ、1−フェニルジ
メチルシリル−2−ジメチルシリルベンゼンが、用いた
1,2−ビス(ジメチルシリル)ベンゼンに対して86
%収率で得られた。
応を行った。濃縮後、蒸留したところ、1−フェニルジ
メチルシリル−2−ジメチルシリルベンゼンが、用いた
1,2−ビス(ジメチルシリル)ベンゼンに対して86
%収率で得られた。
【0018】実施例4 ベンゼンの代わりにトルエンを用い、かつ加熱時間を4
8時間とした以外は実施例1と同様に反応を行った。ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、1−トリルジ
メチルシリル−2−ジメチルシリルベンゼンがトリル基
の位置異性体の混合物(o:m:p=18:54:2
8)として、用いた1,2−(ビスジメチルシリル)ベ
ンゼンに対して計84%収率で生成していることが示さ
れた。反応混合物を濃縮後、蒸留したところ、1−トリ
ルジメチルシリル−2−ジメチルシリルベンゼンが62
%収率で得られた。元素分析値は以下の通りであり、理
論値とよく一致していた。 C17H24Si2 理論値: C 71.76%,H 8.50% 実測値: C 71.75%,H 8.34%
8時間とした以外は実施例1と同様に反応を行った。ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、1−トリルジ
メチルシリル−2−ジメチルシリルベンゼンがトリル基
の位置異性体の混合物(o:m:p=18:54:2
8)として、用いた1,2−(ビスジメチルシリル)ベ
ンゼンに対して計84%収率で生成していることが示さ
れた。反応混合物を濃縮後、蒸留したところ、1−トリ
ルジメチルシリル−2−ジメチルシリルベンゼンが62
%収率で得られた。元素分析値は以下の通りであり、理
論値とよく一致していた。 C17H24Si2 理論値: C 71.76%,H 8.50% 実測値: C 71.75%,H 8.34%
【0019】実施例5 トリス(ジベンジリデンアセトン)二白金の代わりにビ
ス(シクロオクタジエン)白金を用いた以外は実施例4
と同様に反応を行ない、ガスクロマトグラフィーで分析
したところ、1−トリルジメチルシリル−2−ジメチル
シリルベンゼンがトリル基の位置異性体の混合物(o:
m:p=17:52:31)として、用いた1,2−ビ
ス(ジメチルシリル)ベンゼンに対して計85%収率で
生成していることが示された。
ス(シクロオクタジエン)白金を用いた以外は実施例4
と同様に反応を行ない、ガスクロマトグラフィーで分析
したところ、1−トリルジメチルシリル−2−ジメチル
シリルベンゼンがトリル基の位置異性体の混合物(o:
m:p=17:52:31)として、用いた1,2−ビ
ス(ジメチルシリル)ベンゼンに対して計85%収率で
生成していることが示された。
【0020】実施例6 トリス(ジベンジリデンアセトン)二白金の代わりに
(エチレン)ビス(トリフェニルホスフィン)白金を用
い、かつ加熱時間を24時間とした以外は実施例4と同
様に反応を行ない、ガスクロマトグラフィーで分析した
ところ、1−トリルジメチルシリル−2−ジメチルシリ
ルベンゼンがトリル基の位置異性体の混合物(o:m:
p=17:50:33)として、用いた1,2−ビス
(ジメチルシリル)ベンゼンに対して計4%収率で生成
していることが示された。
(エチレン)ビス(トリフェニルホスフィン)白金を用
い、かつ加熱時間を24時間とした以外は実施例4と同
様に反応を行ない、ガスクロマトグラフィーで分析した
ところ、1−トリルジメチルシリル−2−ジメチルシリ
ルベンゼンがトリル基の位置異性体の混合物(o:m:
p=17:50:33)として、用いた1,2−ビス
(ジメチルシリル)ベンゼンに対して計4%収率で生成
していることが示された。
【0021】実施例7 ベンゼンの代わりにクロロベンゼンを用い、かつ加熱時
間を48時間とした以外は実施例1と同様に反応を行っ
た。ガスクロマトグラフィーで分析したところ、1−
(クロロフェニル)ジメチルシリル−2−ジメチルシリ
ルベンゼンがクロロフェニル基上のクロロ基の位置異性
体の混合物(o:m:p=59:30:11)として、
用いた1,2−(ビスジメチルシリル)ベンゼンに対し
て計81%収率で生成していることが示された。反応混
合物を濃縮後、蒸留したところ、1−(クロロフェニ
ル)ジメチルシリル−2−ジメチルシリルベンゼンが6
9%収率で得られた。元素分析値は以下の通りであり、
理論値とよく一致していた。 C16H21ClSi2 理論値: C 63.02%,H 6.94% 実測値: C 63.16%,H 6.89%
間を48時間とした以外は実施例1と同様に反応を行っ
た。ガスクロマトグラフィーで分析したところ、1−
(クロロフェニル)ジメチルシリル−2−ジメチルシリ
ルベンゼンがクロロフェニル基上のクロロ基の位置異性
体の混合物(o:m:p=59:30:11)として、
用いた1,2−(ビスジメチルシリル)ベンゼンに対し
て計81%収率で生成していることが示された。反応混
合物を濃縮後、蒸留したところ、1−(クロロフェニ
ル)ジメチルシリル−2−ジメチルシリルベンゼンが6
9%収率で得られた。元素分析値は以下の通りであり、
理論値とよく一致していた。 C16H21ClSi2 理論値: C 63.02%,H 6.94% 実測値: C 63.16%,H 6.89%
【0022】実施例8 ベンゼンの代わりにアニソールを用い、かつ加熱時間を
8時間とした以外は実施例1と同様に反応を行った。ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、1−(メトキ
シフェニル)ジメチルシリル−2−ジメチルシリルベン
ゼンがメトキシフェニル基の位置異性体の混合物(o:
m:p=87:10:3)として、用いた1,2−(ビ
スジメチルシリル)ベンゼンに対して計84%収率で生
成していることが示された。反応混合物を濃縮後、蒸留
したところ、1−(メトキシフェニル)ジメチルシリル
−2−ジメチルシリルベンゼンが72%収率で得られ
た。元素分析値は以下の通りであり、理論値とよく一致
していた。 C17H24OSi2 理論値: C 67.93%,H 8.05% 実測値: C 68.025,H 8.06%
8時間とした以外は実施例1と同様に反応を行った。ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、1−(メトキ
シフェニル)ジメチルシリル−2−ジメチルシリルベン
ゼンがメトキシフェニル基の位置異性体の混合物(o:
m:p=87:10:3)として、用いた1,2−(ビ
スジメチルシリル)ベンゼンに対して計84%収率で生
成していることが示された。反応混合物を濃縮後、蒸留
したところ、1−(メトキシフェニル)ジメチルシリル
−2−ジメチルシリルベンゼンが72%収率で得られ
た。元素分析値は以下の通りであり、理論値とよく一致
していた。 C17H24OSi2 理論値: C 67.93%,H 8.05% 実測値: C 68.025,H 8.06%
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも1つの芳香
族性C−H結合を有するアレーン類とヒドロシラン類と
を白金化合物の存在下、温和な条件で反応させることに
より、有機ケイ素化学工業における原料等として有用な
アリールシラン類を塩の副生を伴わずに効率的に製造す
ることができる。従って本発明の産業的意義は多大であ
る。
族性C−H結合を有するアレーン類とヒドロシラン類と
を白金化合物の存在下、温和な条件で反応させることに
より、有機ケイ素化学工業における原料等として有用な
アリールシラン類を塩の副生を伴わずに効率的に製造す
ることができる。従って本発明の産業的意義は多大であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 Ar−H(ただし、Arはアリール基を
示す。)で表わされる芳香族化合物と、式 【化1】 (式中、R 1 、R 2 、R 3 及びR 4 は互いに同一でも異
なっていてもよい低級アルキル基、フェニル基又は水素
原子を示す。) で表わされるヒドロシラン類とを、白金化合物の存在下
に反応させることを特徴とする、式 【化2】 (式中、R 1 、R 2 、R 3 及びR 4 とArは前記と同じ
意味をもつ。) で表わされるアリールシラン類の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5078910A JPH0780894B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | アリールシラン類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5078910A JPH0780894B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | アリールシラン類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06263770A JPH06263770A (ja) | 1994-09-20 |
| JPH0780894B2 true JPH0780894B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=13675005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5078910A Expired - Lifetime JPH0780894B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | アリールシラン類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780894B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015074634A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | アリールシラン類の製造方法及びアリールシラン類合成用触媒組成物 |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5078910A patent/JPH0780894B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06263770A (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |