JPH0784082A - 原子炉関係施設のライニング壁の構築工法 - Google Patents
原子炉関係施設のライニング壁の構築工法Info
- Publication number
- JPH0784082A JPH0784082A JP5192342A JP19234293A JPH0784082A JP H0784082 A JPH0784082 A JP H0784082A JP 5192342 A JP5192342 A JP 5192342A JP 19234293 A JP19234293 A JP 19234293A JP H0784082 A JPH0784082 A JP H0784082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- wall
- lining
- reactor
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工性が向上され、品質精度の高いプレスト
レストコンクリート製原子炉関係施設のライニング壁の
構築工法を提供する。 【構成】 内側にスタッド3が植立されたライナープレ
ート1を定着して製作された原子炉格納容器の内壁面を
構成するPC版aの内型枠bと、同内型枠bの外方に間
隔を有して配設された外型枠cとの間に縦横鉄筋4、
5、8′、9′を配設するとともに鉛直並に水平のテン
ドンシース9、10を配置し、内外型枠b、c間にコン
クリート11を打設する。
レストコンクリート製原子炉関係施設のライニング壁の
構築工法を提供する。 【構成】 内側にスタッド3が植立されたライナープレ
ート1を定着して製作された原子炉格納容器の内壁面を
構成するPC版aの内型枠bと、同内型枠bの外方に間
隔を有して配設された外型枠cとの間に縦横鉄筋4、
5、8′、9′を配設するとともに鉛直並に水平のテン
ドンシース9、10を配置し、内外型枠b、c間にコン
クリート11を打設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉関係施設のうち原
子炉格納容器の如き壁厚の大きいライニングを施すライ
ニング壁の構築工法に係るものである。
子炉格納容器の如き壁厚の大きいライニングを施すライ
ニング壁の構築工法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来原子炉格納容器壁の建設は第12図
に示す通り、(イ)基礎コンクリート打設後、(ロ)ラ
イナープレート101を据付ける。なお図中102はラ
イナープレート101に溶接された形鋼製の垂直ライナ
ーアンカー、103は帯鋼製水平ライナーアンカーであ
る。(ハ)次いでライナープレートの現地接合部溶接作
業を行ない、(ニ)ライナー側の鉄筋架台を組立て、
(ホ)ライナー側構造鉄筋として内側縦筋104、内側
横筋105を組立てる。次いで(ヘ)シース架台を組立
て、(ト)垂直テンドンシース106を組立てて、
(チ)水平テンドンシース107を組立て、(リ)構造
鉄筋としての外側縦筋108及び外側横筋109を組立
てる。(ヌ)しかるのち木製、鋼製、またはPC版の型
枠110を組立て、(ル)壁コンクリート111を打設
し、以下(ニ)乃至(ル)の作業を繰り返して行なって
いる。
に示す通り、(イ)基礎コンクリート打設後、(ロ)ラ
イナープレート101を据付ける。なお図中102はラ
イナープレート101に溶接された形鋼製の垂直ライナ
ーアンカー、103は帯鋼製水平ライナーアンカーであ
る。(ハ)次いでライナープレートの現地接合部溶接作
業を行ない、(ニ)ライナー側の鉄筋架台を組立て、
(ホ)ライナー側構造鉄筋として内側縦筋104、内側
横筋105を組立てる。次いで(ヘ)シース架台を組立
て、(ト)垂直テンドンシース106を組立てて、
(チ)水平テンドンシース107を組立て、(リ)構造
鉄筋としての外側縦筋108及び外側横筋109を組立
てる。(ヌ)しかるのち木製、鋼製、またはPC版の型
枠110を組立て、(ル)壁コンクリート111を打設
し、以下(ニ)乃至(ル)の作業を繰り返して行なって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】原子炉建屋の構築工事
において格納容器の構築工事が工程上のクリティカルパ
スとなっているが、前記従来の工法においては、ライナ
ープレートの建方と、その接合部の現地溶接が終了しな
いと、次工程の鉄筋組立工事等に着手できなかった。更
に鉄筋並にシースを支持する鋼製架台や、仮設鋼材の取
付は、すべて現地においてライナープレートに取付けて
いたため、作業量の多い複雑な工事を現場において行な
わなくてはならないという問題があった。
において格納容器の構築工事が工程上のクリティカルパ
スとなっているが、前記従来の工法においては、ライナ
ープレートの建方と、その接合部の現地溶接が終了しな
いと、次工程の鉄筋組立工事等に着手できなかった。更
に鉄筋並にシースを支持する鋼製架台や、仮設鋼材の取
付は、すべて現地においてライナープレートに取付けて
いたため、作業量の多い複雑な工事を現場において行な
わなくてはならないという問題があった。
【0004】また、従来のライナープレートは工場で板
厚6mm程度のプレートに、アンカーとして形鋼や帯鋼
をメッシュ状に強固にフル溶接して構成されていた。そ
のため熱応力による歪みが発生しやすく、その製作効率
及び製作精度の向上に際し、かなりの時間と労力を必要
とした。本発明は前記従来技術の有する問題点を改善す
るために提案されたもので、その目的とする処は、施工
性が向上され、品質精度の高いプレストレスト製原子炉
関係施設のライニング壁の構築工法を提供する点にあ
る。
厚6mm程度のプレートに、アンカーとして形鋼や帯鋼
をメッシュ状に強固にフル溶接して構成されていた。そ
のため熱応力による歪みが発生しやすく、その製作効率
及び製作精度の向上に際し、かなりの時間と労力を必要
とした。本発明は前記従来技術の有する問題点を改善す
るために提案されたもので、その目的とする処は、施工
性が向上され、品質精度の高いプレストレスト製原子炉
関係施設のライニング壁の構築工法を提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る原子炉施設のライニング壁の構築工法
によれば、内側にスタッドが植立されたライナプレート
が埋設された原子炉関係施設の内壁面を構成するPC版
の内型枠と、同内型枠の外方に間隔を存して配設された
外型枠との間にコンクリート補強用材を配設したのち、
コンクリートを打設するものである。
め、本発明に係る原子炉施設のライニング壁の構築工法
によれば、内側にスタッドが植立されたライナプレート
が埋設された原子炉関係施設の内壁面を構成するPC版
の内型枠と、同内型枠の外方に間隔を存して配設された
外型枠との間にコンクリート補強用材を配設したのち、
コンクリートを打設するものである。
【0006】請求項2の発明は、前記コンクリート補強
用材は鉄筋及び緊張材挿入用シースより構成されてい
る。請求項3の発明は、前記壁体の内壁を構成するPC
版製内型枠におけるライナープレート内側に植立された
スタッドと、前記外型枠とを、同スタッドに一端が固着
され、他端が外型枠に貫通緊締された連結材で連結する
ものである。
用材は鉄筋及び緊張材挿入用シースより構成されてい
る。請求項3の発明は、前記壁体の内壁を構成するPC
版製内型枠におけるライナープレート内側に植立された
スタッドと、前記外型枠とを、同スタッドに一端が固着
され、他端が外型枠に貫通緊締された連結材で連結する
ものである。
【0007】請求項4の発明は、原子炉関係施設の内壁
面を構成するPC版製型枠は、PC版に埋設されたPC
版建方用接合金物と前記施設内部からの漏洩防止用にP
C版に埋設されたライニングプレートが、現地溶接線と
の相互干渉が回避される溶接線に沿って溶接されるよう
に構成されている。
面を構成するPC版製型枠は、PC版に埋設されたPC
版建方用接合金物と前記施設内部からの漏洩防止用にP
C版に埋設されたライニングプレートが、現地溶接線と
の相互干渉が回避される溶接線に沿って溶接されるよう
に構成されている。
【0008】
【作用】本発明によれば、工場製作等によってライナー
プレートが埋設され、且つ同ライナープレートにスタッ
ドが植立されたPC版よりなる内型枠を所要の現場に搬
入して建方することによって、原子炉格納容器等の原子
炉関係施設の内壁を構成し、同PC版内型枠の外方に間
隔を存して配設された外型枠との間にコンクリート補強
用材を配設したのち、内外両型枠間にコンクリートを打
設して原子炉格納容器の如き原子炉関係施設のライニン
グ壁を構成するものであるが、この際前記スタッドが前
記PC版と前記打設コンクリートとの一体化を果すとと
もに、内側構造鉄筋の架台の用を果すものである。
プレートが埋設され、且つ同ライナープレートにスタッ
ドが植立されたPC版よりなる内型枠を所要の現場に搬
入して建方することによって、原子炉格納容器等の原子
炉関係施設の内壁を構成し、同PC版内型枠の外方に間
隔を存して配設された外型枠との間にコンクリート補強
用材を配設したのち、内外両型枠間にコンクリートを打
設して原子炉格納容器の如き原子炉関係施設のライニン
グ壁を構成するものであるが、この際前記スタッドが前
記PC版と前記打設コンクリートとの一体化を果すとと
もに、内側構造鉄筋の架台の用を果すものである。
【0009】請求項2の発明によれば前記PC版よりな
る内型枠及び同内型枠の外方に配設された外型枠との間
に配設された鉄筋及び緊張材挿入用シースに配設された
PC鋼材によって、前記内外両型枠間に打設されたコン
クリートが補強されるものである。請求項3の発明によ
れば、前記PC版製の内型枠に植立されたスタッドを利
用して、同スタッド一端を固着した連結材の他端を外型
枠に貫通緊締することによって、内外両型枠を所定間隔
に配設し、前記スタッドは同内外両型枠の連結材の取付
部と、内外型枠間の打設コンクリートと、内型枠を構成
するPC版とを一体化する定着部材とを兼ねるものであ
る。
る内型枠及び同内型枠の外方に配設された外型枠との間
に配設された鉄筋及び緊張材挿入用シースに配設された
PC鋼材によって、前記内外両型枠間に打設されたコン
クリートが補強されるものである。請求項3の発明によ
れば、前記PC版製の内型枠に植立されたスタッドを利
用して、同スタッド一端を固着した連結材の他端を外型
枠に貫通緊締することによって、内外両型枠を所定間隔
に配設し、前記スタッドは同内外両型枠の連結材の取付
部と、内外型枠間の打設コンクリートと、内型枠を構成
するPC版とを一体化する定着部材とを兼ねるものであ
る。
【0010】請求項4の発明によれば、前記PC版に埋
設されたPC版建方用接合金物と、前記施設内部からの
漏洩防止用にPC版に埋設された接合金物とが、現地溶
接線との相互干渉が回避され溶接線に沿って溶接される
ことによって、作業性の改善と現地接合部の品質精度の
向上が図られるものである。
設されたPC版建方用接合金物と、前記施設内部からの
漏洩防止用にPC版に埋設された接合金物とが、現地溶
接線との相互干渉が回避され溶接線に沿って溶接される
ことによって、作業性の改善と現地接合部の品質精度の
向上が図られるものである。
【0011】
【実施例】以下本発明を原子炉格納容器のライニング壁
の施工に適用した図示の実施例について説明する。原子
炉格納容器壁は筒状をなし、図1は本発明の実施例の断
面構造の一部を示し、同容器壁の内型枠bはライナープ
レート1が定着されたPC版aより構成され、原子炉格
納容器壁厚Aの一部を構成する部材である。
の施工に適用した図示の実施例について説明する。原子
炉格納容器壁は筒状をなし、図1は本発明の実施例の断
面構造の一部を示し、同容器壁の内型枠bはライナープ
レート1が定着されたPC版aより構成され、原子炉格
納容器壁厚Aの一部を構成する部材である。
【0012】図2及び図3は工場製作された前記PC版
の1ピースを示す平面図及び断面図で、PC版外周の所
定の曲率で弯曲された円弧状の端部型鋼2にライナープ
レート1をフル溶接し、構造鉄筋となる内側縦鉄筋4と
同じ間隔でスタッド3をライナープレート1及び端部型
鋼2に溶接する。図中5は内側横鉄筋である。更にPC
版建方用の上部建方用埋設金物6及び下部建方用埋設金
物7を埋設するとともに、縦横の仮設鉄筋8と、後工程
の鉛直テンドンシース9、水平テンドンシース10の組
立作業に必要な埋込金物やインサート等の仮設部材を組
立て、木製、鋼製またはPC版の外型枠cを組立てて前
記内型枠bとの間に水平連結材を取付け、前記ライナー
プレート1の反対側に構造鉄筋としての縦鉄筋8′及び
横鉄筋9′を組立て現場打ちコンクリート11を打設す
る。
の1ピースを示す平面図及び断面図で、PC版外周の所
定の曲率で弯曲された円弧状の端部型鋼2にライナープ
レート1をフル溶接し、構造鉄筋となる内側縦鉄筋4と
同じ間隔でスタッド3をライナープレート1及び端部型
鋼2に溶接する。図中5は内側横鉄筋である。更にPC
版建方用の上部建方用埋設金物6及び下部建方用埋設金
物7を埋設するとともに、縦横の仮設鉄筋8と、後工程
の鉛直テンドンシース9、水平テンドンシース10の組
立作業に必要な埋込金物やインサート等の仮設部材を組
立て、木製、鋼製またはPC版の外型枠cを組立てて前
記内型枠bとの間に水平連結材を取付け、前記ライナー
プレート1の反対側に構造鉄筋としての縦鉄筋8′及び
横鉄筋9′を組立て現場打ちコンクリート11を打設す
る。
【0013】図中12は端部型鋼2より溶接によってP
C版建方用金物、また図3の13はレベル調節用埋設金
物である。次にPC版の建方について説明する。工場等
において予め製作されたPC版aはその大きさに合わせ
て海上輸送、陸上輸送等の輸送手段によって現地に搬入
される。
C版建方用金物、また図3の13はレベル調節用埋設金
物である。次にPC版の建方について説明する。工場等
において予め製作されたPC版aはその大きさに合わせ
て海上輸送、陸上輸送等の輸送手段によって現地に搬入
される。
【0014】現地に搬入されたPC版aは定置式クレー
ンまたは移動式クレーンによって原子炉格納容器壁の所
定の位置に建込み、隣接するPC版aの接続は図4に示
す端部型鋼2に取付けられているプレート12に設けた
ボルト孔に挿貫された建方用六角ボルト14で接合す
る。建方終了後、前記両型鋼2に亘って裏当金15をセ
ットし、ライナープレートの接合をフル溶接で行う。
ンまたは移動式クレーンによって原子炉格納容器壁の所
定の位置に建込み、隣接するPC版aの接続は図4に示
す端部型鋼2に取付けられているプレート12に設けた
ボルト孔に挿貫された建方用六角ボルト14で接合す
る。建方終了後、前記両型鋼2に亘って裏当金15をセ
ットし、ライナープレートの接合をフル溶接で行う。
【0015】但し、PC版の製作誤差、建方誤差を吸収
するため図5に示すように調整用スパンを適宜設ける。
これはPC版aの建方終了後、相隣る端部型鋼2の距離
を実測し、現地でこの寸法に合わせた、スタッド3及び
裏当金15が取付けられた調整用プレート16を製作
し、前記端部型鋼2間にセットし、同各型鋼2と前記プ
レート16の両側とフル溶接で接合する。
するため図5に示すように調整用スパンを適宜設ける。
これはPC版aの建方終了後、相隣る端部型鋼2の距離
を実測し、現地でこの寸法に合わせた、スタッド3及び
裏当金15が取付けられた調整用プレート16を製作
し、前記端部型鋼2間にセットし、同各型鋼2と前記プ
レート16の両側とフル溶接で接合する。
【0016】図6は第1段目のPC版脚部の接合方法を
示すもので、PC版aは工場における製作段階時に型鋼
に建方用の仕口用プレート17を溶接、接合し、更に床
ライナープレート18を取付けるための接続プレート1
9を溶着しておく。一方、現場打ち基礎コンクリート2
0の施工時に、アンカー21とリブプレート22を取付
けている円周方向型鋼23を所定位置に配設する。同円
周方向型鋼23は前記PC版aの所定位置においてシム
プレート24を介して建込み、高力ボルト25で接合す
る。
示すもので、PC版aは工場における製作段階時に型鋼
に建方用の仕口用プレート17を溶接、接合し、更に床
ライナープレート18を取付けるための接続プレート1
9を溶着しておく。一方、現場打ち基礎コンクリート2
0の施工時に、アンカー21とリブプレート22を取付
けている円周方向型鋼23を所定位置に配設する。同円
周方向型鋼23は前記PC版aの所定位置においてシム
プレート24を介して建込み、高力ボルト25で接合す
る。
【0017】図7は上下に取合うPC版の接合構造を示
し、下部PC版の端部型鋼2は上部PC版の位置決め用
のレベル調整用ボルト26を所定位置にセットし、上部
PC版を二次金物27及び建方用六角ボルト28と下部
建方用埋設金物7及び上部建方用埋設金物6を用いて下
部PC版a上に据付ける。更に上下PC版の端部型鋼2
間に裏当材15をセットし、同型鋼2を介してライナー
プレートの接合をフル溶接で行うものである。
し、下部PC版の端部型鋼2は上部PC版の位置決め用
のレベル調整用ボルト26を所定位置にセットし、上部
PC版を二次金物27及び建方用六角ボルト28と下部
建方用埋設金物7及び上部建方用埋設金物6を用いて下
部PC版a上に据付ける。更に上下PC版の端部型鋼2
間に裏当材15をセットし、同型鋼2を介してライナー
プレートの接合をフル溶接で行うものである。
【0018】図8は本発明の他の実施例を示し、床また
は基礎コンクリート51を打設したのち、PC版支持及
び壁鉄筋兼用の鋼製架台52を組立て、同架台52に内
型枠として使用するPC版53を支持させ、更にPC版
脚部の位置決め溶接54と隣接するライニングプレート
の溶接を先行して行う。次いでライニング側仮設鉄筋5
5及びライニング反対側鉄筋56を配筋したのち、前記
PC版53の外方に木製、鋼製、PC版等よりなる外型
枠57を設置し、前記PC版53より植立されたスタッ
ド58に一端を適宜手段で接合されたセパレーターの如
き連結材59の他端を、前記外型枠57に貫通して、ナ
ット60で締結し、同外型枠57とPC版53との間に
コンクリート61を打設する。
は基礎コンクリート51を打設したのち、PC版支持及
び壁鉄筋兼用の鋼製架台52を組立て、同架台52に内
型枠として使用するPC版53を支持させ、更にPC版
脚部の位置決め溶接54と隣接するライニングプレート
の溶接を先行して行う。次いでライニング側仮設鉄筋5
5及びライニング反対側鉄筋56を配筋したのち、前記
PC版53の外方に木製、鋼製、PC版等よりなる外型
枠57を設置し、前記PC版53より植立されたスタッ
ド58に一端を適宜手段で接合されたセパレーターの如
き連結材59の他端を、前記外型枠57に貫通して、ナ
ット60で締結し、同外型枠57とPC版53との間に
コンクリート61を打設する。
【0019】図中62は床ライニングプレート、63は
床樹脂プレート、64は床壁取合部ライニングプレート
溶接部である。なお図中9及び図10は工場製作に係る
前記PC版53の1ピース分の平面図と断面図を示し、
PC版53の位置決めプレート用外周端部鋼板65にラ
イニングプレート66をライニングの表面側には連続隅
肉溶接、ライニングの裏面側は断続隅肉溶接で接合し、
更にライニングプレートとコンクリートとの一体化を図
るために、スタッド58を溶接する。更にPC版の剛性
を保持するための仮設鉄筋55を配筋し、コンクリート
を打設してなる構造体である。
床樹脂プレート、64は床壁取合部ライニングプレート
溶接部である。なお図中9及び図10は工場製作に係る
前記PC版53の1ピース分の平面図と断面図を示し、
PC版53の位置決めプレート用外周端部鋼板65にラ
イニングプレート66をライニングの表面側には連続隅
肉溶接、ライニングの裏面側は断続隅肉溶接で接合し、
更にライニングプレートとコンクリートとの一体化を図
るために、スタッド58を溶接する。更にPC版の剛性
を保持するための仮設鉄筋55を配筋し、コンクリート
を打設してなる構造体である。
【0020】更にインサート67、貫通スリーブ68等
は現地作業の省力化と品質の向上を図るために、工場製
作段階でPC版にセットする。なお図9(イ)はPC版
の一般部の平面図を示し、図9(ロ)はPC版のコーナ
ー部の平面図を示す。現地では図11に示すように接合
用6角ボルト70で外周端部鋼板65間を接合する。
は現地作業の省力化と品質の向上を図るために、工場製
作段階でPC版にセットする。なお図9(イ)はPC版
の一般部の平面図を示し、図9(ロ)はPC版のコーナ
ー部の平面図を示す。現地では図11に示すように接合
用6角ボルト70で外周端部鋼板65間を接合する。
【0021】なお前記PC版と外型枠と連結するセパレ
ーターの一端は、スタッド58の代りにインサート67
を利用して接合することができる。図10はPC版の断
面図を示し、PC版の形状は容器の深さに相当する高さ
とし、現地での水平接合線を設けない構造とする。また
PC版の脚部は基礎または床コンクリート施工時に位置
決めプレートとアンカーボルトをセットした脚部埋設プ
レート71をセットして、これにPC版の下端部鋼材を
断続隅肉溶接で接合する。更に同頂部はPC版の上端部
鋼材と第8図の鋼製架台52とをPC版頂部支持鋼材7
2を用いてボルト、溶接等によって接合する。図中73
は吊フック、74は天井ライニングプレートである。
ーターの一端は、スタッド58の代りにインサート67
を利用して接合することができる。図10はPC版の断
面図を示し、PC版の形状は容器の深さに相当する高さ
とし、現地での水平接合線を設けない構造とする。また
PC版の脚部は基礎または床コンクリート施工時に位置
決めプレートとアンカーボルトをセットした脚部埋設プ
レート71をセットして、これにPC版の下端部鋼材を
断続隅肉溶接で接合する。更に同頂部はPC版の上端部
鋼材と第8図の鋼製架台52とをPC版頂部支持鋼材7
2を用いてボルト、溶接等によって接合する。図中73
は吊フック、74は天井ライニングプレートである。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る原子炉関係施設のライニン
グ壁の構築工法によれば、ライニングプレートが埋設さ
れたPC版は工場製作品とすることによって一定の品質
が確保され、ライニング工事の大半を現地作業より工場
作業へとシフトできるので、現地作業の省力化が図ら
れ、工程間の干渉が大幅に低減されるので、天候等によ
って左右される度合が少なくなり、工事進捗阻害要件が
除去される。
グ壁の構築工法によれば、ライニングプレートが埋設さ
れたPC版は工場製作品とすることによって一定の品質
が確保され、ライニング工事の大半を現地作業より工場
作業へとシフトできるので、現地作業の省力化が図ら
れ、工程間の干渉が大幅に低減されるので、天候等によ
って左右される度合が少なくなり、工事進捗阻害要件が
除去される。
【0023】更に本発明によれば原子炉関係施設の内壁
面を構成するPC版の内型枠と、同内型枠の外方に間隔
を存して配設した外型枠との間にコンクリート補強用材
を打設することによって、施工性が向上されるものであ
る。請求項2の発明は前記内外型枠間にコンクリート補
強筋用材として鉄筋及び緊張材挿入用シース配設するこ
とによって、内外型枠間のコンクリートにプレストレス
を導入し、構造上、信頼性の高いライニング壁を構築し
うるものである。
面を構成するPC版の内型枠と、同内型枠の外方に間隔
を存して配設した外型枠との間にコンクリート補強用材
を打設することによって、施工性が向上されるものであ
る。請求項2の発明は前記内外型枠間にコンクリート補
強筋用材として鉄筋及び緊張材挿入用シース配設するこ
とによって、内外型枠間のコンクリートにプレストレス
を導入し、構造上、信頼性の高いライニング壁を構築し
うるものである。
【0024】請求項3の発明は前記壁体の内壁を構成す
るPC版製内型枠におけるライナープレートの内側に植
立されたスタッドを利用し、同スタッドに一端を固着さ
れた連結材の他端を外型枠に貫通して緊締することによ
って、内外型枠の間を一定に保持しうるものであって、
前記スタッドは内外型枠の連結材取付部と、PC版製内
型枠と外型枠間の打設コンクリートとの一体化を兼用す
るものである。
るPC版製内型枠におけるライナープレートの内側に植
立されたスタッドを利用し、同スタッドに一端を固着さ
れた連結材の他端を外型枠に貫通して緊締することによ
って、内外型枠の間を一定に保持しうるものであって、
前記スタッドは内外型枠の連結材取付部と、PC版製内
型枠と外型枠間の打設コンクリートとの一体化を兼用す
るものである。
【0025】請求項4の発明は、原子炉関係施設の内壁
面を構成する前記PC版製型枠は、同PC版に埋設され
たPC版建方用接合金物と前記施設内部からの漏洩防止
用にPC版に埋設されたライニングプレートが現地溶接
線の相互干渉が回避される溶接線に沿って、相隣る前記
PC版対向面に配設された型鋼材を溶接することによっ
て、作業性が向上され、PC版の建方、現地溶接部の施
工性が向上され更にPC版はその剛性が高いため、現地
接合部の品質の向上が図られる。
面を構成する前記PC版製型枠は、同PC版に埋設され
たPC版建方用接合金物と前記施設内部からの漏洩防止
用にPC版に埋設されたライニングプレートが現地溶接
線の相互干渉が回避される溶接線に沿って、相隣る前記
PC版対向面に配設された型鋼材を溶接することによっ
て、作業性が向上され、PC版の建方、現地溶接部の施
工性が向上され更にPC版はその剛性が高いため、現地
接合部の品質の向上が図られる。
【図1】本発明の方法によって構築された原子炉格納容
器壁の部分平断面図である。
器壁の部分平断面図である。
【図2】PC版内型枠の平断面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】PC版の接合部を示す平断面図である。
【図5】PC版の接合部の調整スパンを示す平断面図で
ある。
ある。
【図6】第1段目のPC版の脚部の接合方法の詳細を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図7】PC版の中間部の接合構造を示す縦断面図であ
る。
る。
【図8】本発明の他の実施例によって構築された原子炉
格納容器の縦断側面図である。
格納容器の縦断側面図である。
【図9】(イ)(ロ)は夫々PC版の一般部及びコーナ
ー部の横断平面図である。
ー部の横断平面図である。
【図10】PC版の縦断側面図である。
【図11】PC版の現地垂直接合部を示す平断面図であ
る。
る。
【図12】従来工法によって構築された原子炉格納容器
の部分平断面図である。
の部分平断面図である。
a PC版 b 内型枠 c 外型枠 1 ライナープレート 2 端部型鋼 3 スタッド 4 内側縦鉄筋 5 内側横鉄筋 6 上部建方用埋設金物 7 下部建方用埋設金物 8 仮設鉄筋 8′ 縦鉄筋 9 鉛直テンドンシース 9′ 横鉄筋 10 水平テンドンシース 11 現場打ちコンクリート 12 プレート 13 レベル調節用埋設金物 14 建方用六角ボルト 15 裏当金 16 調整用プレート 17 仕口用プレート 18 床ライナープレート 19 接続プレート 20 現場打基礎コンクリート 21 アンカー 22 リブプレート 23 円周方向型鋼 24 シムプレート 25 高力ボルト 26 レベル調整用ボルト 27 二次金物 28 建方用六角ボルト 51 床または基礎コンクリート 52 鋼製架台 53 PC版 54 PC版脚部の位置決め溶接 55 仮設鉄筋 56 ライニング反対側鉄筋 57 外型枠 58 スタッド 59 連結材 60 ナット 61 コンクリート 62 床ライニングプレート 63 床樹脂プレート 64 床壁取合部ライニングプレート溶接部 65 外周端部鋼板 66 ライニングプレート 67 インサート 68 貫通スリーブ 69 PC版接合用プレート 70 接合用6角ボルト 71 脚部埋設プレート 72 PC版頂部支持鋼材 73 吊フック 74 天井ライニングプレート
Claims (4)
- 【請求項1】 内側にスタッドが植立されたライナプレ
ートが埋設された原子炉関係施設の内壁面を構成するP
C版の内型枠と、同内型枠の外方に間隔を存して配設さ
れた外型枠との間にコンクリート補強用材を配設したの
ち、コンクリートを打設することを特徴とする原子炉関
係施設のライニング壁の構築工法。 - 【請求項2】 前記コンクリート補強用材は鉄筋及び緊
張材挿入用シースよりなる請求項1記載の原子炉関係施
設のライニング壁の構築工法。 - 【請求項3】 前記壁体の内壁を構成するPC版製内型
枠におけるライナープレート内側に植立されたスタッド
と、前記外型枠とを、同スタッドに一端が固着され、他
端が外型枠に貫通緊締された連結材で連結した請求項1
記載の原子炉関係施設のライニング壁の構築工法。 - 【請求項4】 原子炉関係施設の内壁面を構成するPC
版製型枠は、PC版に埋設されたPC版建方用接合金物
と前記施設内部からの漏洩防止用にPC版に埋設された
ライニングプレートが、現地溶接線との相互干渉が回避
される溶接線に沿って溶接されるように構成された請求
項1記載の原子炉関係施設のライニング壁の構築工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5192342A JPH0784082A (ja) | 1993-06-16 | 1993-08-03 | 原子炉関係施設のライニング壁の構築工法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-144910 | 1993-06-16 | ||
| JP14491093 | 1993-06-16 | ||
| JP5192342A JPH0784082A (ja) | 1993-06-16 | 1993-08-03 | 原子炉関係施設のライニング壁の構築工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0784082A true JPH0784082A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=26476186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5192342A Pending JPH0784082A (ja) | 1993-06-16 | 1993-08-03 | 原子炉関係施設のライニング壁の構築工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784082A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012107429A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Ihi Corp | プレストレストコンクリート構造物の施工方法 |
| CN113339198A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-09-03 | 中铁上海设计院集团有限公司 | 一种自紧高强螺栓连接的风电混塔预制塔筒及其施工方法 |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP5192342A patent/JPH0784082A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012107429A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Ihi Corp | プレストレストコンクリート構造物の施工方法 |
| CN113339198A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-09-03 | 中铁上海设计院集团有限公司 | 一种自紧高强螺栓连接的风电混塔预制塔筒及其施工方法 |
| CN113339198B (zh) * | 2021-06-15 | 2024-04-12 | 中铁上海设计院集团有限公司 | 一种自紧高强螺栓连接的风电混塔预制塔筒及其施工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000170285A (ja) | 鋼板コンクリート構造壁の接合方法および接合部構造 | |
| KR101875015B1 (ko) | 선조립 src 기둥 구조체 및 이를 제작하는 방법 | |
| JP2999126B2 (ja) | 各種機械の据付用基礎架台 | |
| JP2023074188A (ja) | パネル式埋設型枠、コンクリート構造体およびその構築方法 | |
| JP2964924B2 (ja) | 杭と柱脚の接合部 | |
| JP3849234B2 (ja) | 鉄筋コンクリート地下外壁の施工方法 | |
| JPH0434161A (ja) | Pc柱及びpc柱構法 | |
| JPS6133935B2 (ja) | ||
| JP2023149165A (ja) | 既存骨組み部材の補強用連結部構造 | |
| JP3232487B2 (ja) | 柱脚基礎の構築方法及び柱脚基礎構造 | |
| JPH087276B2 (ja) | ライニング槽の構築方法 | |
| JPS63308B2 (ja) | ||
| JPH0777596A (ja) | 原子力施設における大型スラブ及びその構築方法 | |
| JPH0598653A (ja) | 地下逆打工法における鋼管コンクリート柱 | |
| KR102474648B1 (ko) | 볼트연결철물을 이용한 접합부를 갖는 프리캐스트 콘크리트 라멘구조물 | |
| CN210482745U (zh) | 一种pc叠合梁安装系统 | |
| JP7689090B2 (ja) | 杭頭免震構造の構築方法、及び杭頭免震構造 | |
| JPH0771081A (ja) | 原子力施設における鋼板付pc版による壁体の構築方法 | |
| JPH0823176B2 (ja) | 鋼板コンクリート構造物の接合工法 | |
| JP2001107373A (ja) | 鉄骨柱脚と基礎コンクリートとの接合構造 | |
| JPS6145745B2 (ja) | ||
| JPH0427341B2 (ja) | ||
| JPH093914A (ja) | 地中梁の構造及び地中梁の施工方法 | |
| JP2536250Y2 (ja) | 鋼製基礎梁 | |
| JPH0868062A (ja) | 合せ壁用コンクリート構造物の構築方法および鉄骨材 |