JPH0784648B2 - 金属膜転写用シート基材及び金属膜転写用シート - Google Patents
金属膜転写用シート基材及び金属膜転写用シートInfo
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- JPH0784648B2 JPH0784648B2 JP2178899A JP17889990A JPH0784648B2 JP H0784648 B2 JPH0784648 B2 JP H0784648B2 JP 2178899 A JP2178899 A JP 2178899A JP 17889990 A JP17889990 A JP 17889990A JP H0784648 B2 JPH0784648 B2 JP H0784648B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シート基材及び転写用シート、特に金属転写
膜を剥離可能に積層するための転写面を有する金属膜転
写用シート基材及びこのシート基材を備えた金属膜転写
用シートに関する。
膜を剥離可能に積層するための転写面を有する金属膜転
写用シート基材及びこのシート基材を備えた金属膜転写
用シートに関する。
たとえば、チューインガムのような湿気を嫌う食品の包
装紙として、湿気を防ぐための金属蒸着膜を備えた包装
紙が用いられている。この包装紙は、紙製の包装紙にア
ルミニウム等の金属を蒸着することにより製造されてい
る。ところが、包装紙に直接金属を蒸着すると、金属蒸
着膜の光沢が良好でなく、美麗な包装紙が実現できな
い。そこで、金属蒸着膜を備えた包装紙を製造するため
の方法として、金属蒸着膜層を備えた樹脂フィルム(以
下、金属膜転写用シートという)を用意し、この金属膜
転写用シートの金属蒸着膜層を包装紙に転写する方法が
採用されている。
装紙として、湿気を防ぐための金属蒸着膜を備えた包装
紙が用いられている。この包装紙は、紙製の包装紙にア
ルミニウム等の金属を蒸着することにより製造されてい
る。ところが、包装紙に直接金属を蒸着すると、金属蒸
着膜の光沢が良好でなく、美麗な包装紙が実現できな
い。そこで、金属蒸着膜を備えた包装紙を製造するため
の方法として、金属蒸着膜層を備えた樹脂フィルム(以
下、金属膜転写用シートという)を用意し、この金属膜
転写用シートの金属蒸着膜層を包装紙に転写する方法が
採用されている。
従来、上述の金属膜転写用シートに用いられる樹脂フィ
ルムとして、米国特許4,777,081に記載のポリプロピレ
ン系樹脂フィルムが知られている。このポリプロピレン
系樹脂フィルムは、芯層の両面に被覆層が配置された三
層構造を有しており、被覆層の粘度が芯層よりも低い値
に設定されている。また、制電性を改善するために、芯
層にステアリン酸アミドとアルキルアミンとの混合物等
の低分子の有機物が添加されている。
ルムとして、米国特許4,777,081に記載のポリプロピレ
ン系樹脂フィルムが知られている。このポリプロピレン
系樹脂フィルムは、芯層の両面に被覆層が配置された三
層構造を有しており、被覆層の粘度が芯層よりも低い値
に設定されている。また、制電性を改善するために、芯
層にステアリン酸アミドとアルキルアミンとの混合物等
の低分子の有機物が添加されている。
この金属膜転写用シート基材は、被覆層表面に金属を蒸
着して金属転写膜を配置し、金属膜転写用シートとして
用いられる。
着して金属転写膜を配置し、金属膜転写用シートとして
用いられる。
前記従来の金属膜転写用シート基材は、被覆層表面の平
坦性が良好ではない。このため、前記従来のシート基材
を用いて製造された金属膜転写用シートでは、その金属
転写膜を被転写体に転写した場合、被覆層の表面の粗さ
が転写された金属転写膜の表面に反映されてしまう。
坦性が良好ではない。このため、前記従来のシート基材
を用いて製造された金属膜転写用シートでは、その金属
転写膜を被転写体に転写した場合、被覆層の表面の粗さ
が転写された金属転写膜の表面に反映されてしまう。
また、前記従来のシート基材では、被覆層と金属転写膜
との接着強度が高くなりすぎるために、金属転写膜の転
写性が良好ではない。
との接着強度が高くなりすぎるために、金属転写膜の転
写性が良好ではない。
さらに、前記従来のシート基材は、制電性が充分ではな
いため、フィルムのアンワインディング時等に稲妻放電
が起こりやすく、その結果、転写された金属転写膜に放
電跡(サンダーマーク)が生じやすい。
いため、フィルムのアンワインディング時等に稲妻放電
が起こりやすく、その結果、転写された金属転写膜に放
電跡(サンダーマーク)が生じやすい。
第1の発明の目的は、サンダーマークが抑制された美麗
かつ平滑な金属転写膜が形成でき、また金属転写膜の転
写性が良好な金属膜転写用シートを実現するための金属
膜転写用シート基材を提供することにある。
かつ平滑な金属転写膜が形成でき、また金属転写膜の転
写性が良好な金属膜転写用シートを実現するための金属
膜転写用シート基材を提供することにある。
第2の発明の目的は、第1の発明に係る金属膜転写用フ
ィルム基材を用いた金属膜転写用シートを提供すること
にある。
ィルム基材を用いた金属膜転写用シートを提供すること
にある。
第1の発明に係る金属膜転写用シート基材は、金属転写
膜を剥離可能に積層するための転写面を有するものであ
る。この金属膜転写用シート基材は、静電気量が5KV以
下のポリプロピレン系樹脂フィルムから構成されてい
る。また、本発明に係るシート基材の転写面は、表面粗
さが0.1μm以下に設定されかつ表面から10nm以内の酸
素原子数/炭素原子数の原子構成比が0〜0.03に設定さ
れている。一方、シート基材の他面は、表面から10nm以
内の酸素原子数/炭素原子数の原子構成比が0.1〜0.5に
設定されている。
膜を剥離可能に積層するための転写面を有するものであ
る。この金属膜転写用シート基材は、静電気量が5KV以
下のポリプロピレン系樹脂フィルムから構成されてい
る。また、本発明に係るシート基材の転写面は、表面粗
さが0.1μm以下に設定されかつ表面から10nm以内の酸
素原子数/炭素原子数の原子構成比が0〜0.03に設定さ
れている。一方、シート基材の他面は、表面から10nm以
内の酸素原子数/炭素原子数の原子構成比が0.1〜0.5に
設定されている。
本発明に係る金属膜転写用シート基材は、ポリプロピレ
ン系樹脂フィルムの単層フィルム、またはポリプロピレ
ン系樹脂フィルムを2層、3層又はそれ以上に積層した
ものである。
ン系樹脂フィルムの単層フィルム、またはポリプロピレ
ン系樹脂フィルムを2層、3層又はそれ以上に積層した
ものである。
本発明に用いられるポリプロピレン系樹脂フィルムとし
ては、プロピレンの単独重合体樹脂、エチレン,ブテ
ン,4−メチルペンチン,オクテン等のαオレフィンとプ
ロピレンとの共重合体樹脂、アクリル酸や無水マレイン
酸等の不飽和カルボン酸もしくはその誘導体とプロピレ
ンとのランダム共重合体樹脂,ブロック共重合体樹脂及
びグラフト共重合体樹脂、及びこれらのポリプロピレン
系樹脂の混合物からなるフィルムが例示できる。
ては、プロピレンの単独重合体樹脂、エチレン,ブテ
ン,4−メチルペンチン,オクテン等のαオレフィンとプ
ロピレンとの共重合体樹脂、アクリル酸や無水マレイン
酸等の不飽和カルボン酸もしくはその誘導体とプロピレ
ンとのランダム共重合体樹脂,ブロック共重合体樹脂及
びグラフト共重合体樹脂、及びこれらのポリプロピレン
系樹脂の混合物からなるフィルムが例示できる。
なお、本発明に用いられるポリエステル系樹脂フィルム
を構成する前記ポリプロピレン系樹脂には、シリカ,炭
酸カルシウム,アルミノケイ酸ナトリウム(ゼオライ
ト)等の無機粒子、オレイン酸アミド,ステアリン酸ア
ミド,エルカ酸アミド,ステアリン酸モノグリセリド,
ステアリン酸トリグリセリド,ヒドロキシ脂肪酸アミ
ン,ハイドロジェネイティドキャスターオイル,アミノ
脂肪酸ナトリウム塩,ベタイン化合物,N,N−ビスヒドロ
キシエチルアルキルアミン,シリコン系化合物等の有機
物、核剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、熱安定剤、
紫外線防止剤、紫外線吸収剤等が添加されていてもよ
い。特に、シリカ、オレイン酸アミド、ステアリン酸ア
ミドエルカ酸アミド、及びステアリン酸モノグリセリド
を添加すると、その添加量の調整により、金属転写膜の
転写性を調整できる。
を構成する前記ポリプロピレン系樹脂には、シリカ,炭
酸カルシウム,アルミノケイ酸ナトリウム(ゼオライ
ト)等の無機粒子、オレイン酸アミド,ステアリン酸ア
ミド,エルカ酸アミド,ステアリン酸モノグリセリド,
ステアリン酸トリグリセリド,ヒドロキシ脂肪酸アミ
ン,ハイドロジェネイティドキャスターオイル,アミノ
脂肪酸ナトリウム塩,ベタイン化合物,N,N−ビスヒドロ
キシエチルアルキルアミン,シリコン系化合物等の有機
物、核剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、熱安定剤、
紫外線防止剤、紫外線吸収剤等が添加されていてもよ
い。特に、シリカ、オレイン酸アミド、ステアリン酸ア
ミドエルカ酸アミド、及びステアリン酸モノグリセリド
を添加すると、その添加量の調整により、金属転写膜の
転写性を調整できる。
これらのフィルムは、1軸又は2軸方向に延伸処理され
ていてもよい。なお、本発明では、剛性の観点で、2軸
延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムを用いるのが好まし
い。本発明に係るシート基材をポリプロピレン系樹脂フ
ィルムの積層体により構成する場合は、積層されるポリ
プロピレン系樹脂フィルムは、同種のものでも良いし、
異種のものでも良い。ポリプロピレン系樹脂フィルムの
厚みは、単層の場合は10〜40μmが好ましい。また、積
層体の場合は、基材部分の厚みを10〜30μmに、被覆層
部分の厚みを0.5〜10μmにそれぞれ設定するのが好ま
しい。厚みが前記各範囲外の場合は、フィルムの剛性が
充分ではない。
ていてもよい。なお、本発明では、剛性の観点で、2軸
延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムを用いるのが好まし
い。本発明に係るシート基材をポリプロピレン系樹脂フ
ィルムの積層体により構成する場合は、積層されるポリ
プロピレン系樹脂フィルムは、同種のものでも良いし、
異種のものでも良い。ポリプロピレン系樹脂フィルムの
厚みは、単層の場合は10〜40μmが好ましい。また、積
層体の場合は、基材部分の厚みを10〜30μmに、被覆層
部分の厚みを0.5〜10μmにそれぞれ設定するのが好ま
しい。厚みが前記各範囲外の場合は、フィルムの剛性が
充分ではない。
本発明では、上述のポリプロピレン系樹脂フィルムの静
電気量が5KV以下に設定されている。静電気量が5KVを越
える場合は、フィルムのアンワインディング時等で稲妻
放電が起こりやすい。この結果、金属転写膜を被転写体
に転写したときに、転写された金属転写膜にサンダーマ
ークが生じやすくなる。なお、ポリプロピレン系樹脂フ
ィルムの静電気量の調整は、例えば除電装置やエリミネ
ーターを用いてフィルムを除電することにより行える。
なお、本発明でいう静電気量は、静電気量測定装置を用
いて測定した値である。
電気量が5KV以下に設定されている。静電気量が5KVを越
える場合は、フィルムのアンワインディング時等で稲妻
放電が起こりやすい。この結果、金属転写膜を被転写体
に転写したときに、転写された金属転写膜にサンダーマ
ークが生じやすくなる。なお、ポリプロピレン系樹脂フ
ィルムの静電気量の調整は、例えば除電装置やエリミネ
ーターを用いてフィルムを除電することにより行える。
なお、本発明でいう静電気量は、静電気量測定装置を用
いて測定した値である。
本発明に係る金属膜転写用シート基材は、ポリプロピレ
ン系樹脂フィルムの片面(以下、転写面という)に金属
転写膜が剥離可能に積層されて金属膜転写用シートにな
る。本発明では、この転写面の表面粗さが0.1μm以下
に設定されている。表面粗さが0.1μmを超える場合
は、被転写体に転写された金属転写膜の平坦性が良好で
ない。なお、本発明でいう表面粗さは、JIS−B−0601
に従って、カットオフを0.25mmに設定して測定した平均
表面粗さである。
ン系樹脂フィルムの片面(以下、転写面という)に金属
転写膜が剥離可能に積層されて金属膜転写用シートにな
る。本発明では、この転写面の表面粗さが0.1μm以下
に設定されている。表面粗さが0.1μmを超える場合
は、被転写体に転写された金属転写膜の平坦性が良好で
ない。なお、本発明でいう表面粗さは、JIS−B−0601
に従って、カットオフを0.25mmに設定して測定した平均
表面粗さである。
また、本発明では、転写面の表面から10nm以内の酸素原
子数(O)と炭素原子数(C)との原子構成比(O/C)
が0〜0.03に設定されている。O/Cの値が0.03を超える
場合は、転写面と金属転写膜との接着強度が高くなり過
ぎ、金属転写膜の転写性が低下する。特に、本発明のシ
ート基材を繰り返し使用する場合は、繰り返し使用回数
が増えるにしたがって、金属転写膜の転写性が低下して
くる。また、O/Cが0.03を超えると、ポリプロピレン系
樹脂フィルムの他面を放電処理し過ぎたときに転写面に
稲妻状の蒸着跡が発生する場合があり、この蒸着跡が転
写後の金属転写膜に残る場合がある。なお、転写面の原
子構成比は、転写面をコロナ放電処理することにより上
述の範囲に設定できる。
子数(O)と炭素原子数(C)との原子構成比(O/C)
が0〜0.03に設定されている。O/Cの値が0.03を超える
場合は、転写面と金属転写膜との接着強度が高くなり過
ぎ、金属転写膜の転写性が低下する。特に、本発明のシ
ート基材を繰り返し使用する場合は、繰り返し使用回数
が増えるにしたがって、金属転写膜の転写性が低下して
くる。また、O/Cが0.03を超えると、ポリプロピレン系
樹脂フィルムの他面を放電処理し過ぎたときに転写面に
稲妻状の蒸着跡が発生する場合があり、この蒸着跡が転
写後の金属転写膜に残る場合がある。なお、転写面の原
子構成比は、転写面をコロナ放電処理することにより上
述の範囲に設定できる。
本発明でいうO/Cの原子構成比は、X線電子分光法(ESC
A)により測定した値である。具体的には、ESCAスペク
トルメータを用いて転写面を測定し、得られたスペクト
ルから炭素原子数を示すピーク(C)と酸素原子数を示
すピーク(O)との面積を求める。そして、Oの面積を
Cの面積で割り、O/Cの値とする。測定条件は次の通り
である。
A)により測定した値である。具体的には、ESCAスペク
トルメータを用いて転写面を測定し、得られたスペクト
ルから炭素原子数を示すピーク(C)と酸素原子数を示
すピーク(O)との面積を求める。そして、Oの面積を
Cの面積で割り、O/Cの値とする。測定条件は次の通り
である。
励起X線:Mg Kα1.2線 光電子脱出角度:90゜ CISメインピークの結合エネルギー値:284.6eV また、本発明では、ポリプロピレン系樹脂フィルムの他
面の表面から10nm以内の原子構成比(O/C)が0.1〜0.5
に設定されている。O/Cの値が0.1未満の場合は、制電効
果を示す酸素含有極性基の存在が少ないことになるた
め、フィルムの制電性が低下する。逆に、0.5を超える
場合は、金属膜等との接着力が強くなり過ぎるため、た
とえば、転写面に金属転写膜が蒸着された本発明の金属
膜転写用シート基材を巻き取ったときに、金属転写膜が
シートの裏面側に転写されて金属転写膜の膜抜けが起こ
りやすくなる。
面の表面から10nm以内の原子構成比(O/C)が0.1〜0.5
に設定されている。O/Cの値が0.1未満の場合は、制電効
果を示す酸素含有極性基の存在が少ないことになるた
め、フィルムの制電性が低下する。逆に、0.5を超える
場合は、金属膜等との接着力が強くなり過ぎるため、た
とえば、転写面に金属転写膜が蒸着された本発明の金属
膜転写用シート基材を巻き取ったときに、金属転写膜が
シートの裏面側に転写されて金属転写膜の膜抜けが起こ
りやすくなる。
なお、ポリプロピレン系樹脂フィルムの他面の原子構成
比は、転写面と同じくコロナ放電処理により上述の範囲
に設定できる。また、原子構成比は、転写面の場合と同
様の方法により測定した値である。
比は、転写面と同じくコロナ放電処理により上述の範囲
に設定できる。また、原子構成比は、転写面の場合と同
様の方法により測定した値である。
次に、本発明の金属膜転写用シート基材の製造方法の一
例を説明する。
例を説明する。
まず、上述のポリプロピレン系樹脂を押出機に供給して
溶融し、口金からフィルム状に押し出す。押し出された
ポリプロピレン系樹脂を冷却ドラムに巻付け、フィルム
を作成する。なお、本発明のシート基材を積層フィルム
で構成する場合は、例えば共押出法により積層フィルム
を製造する。得られたフィルムをオーブンに導き、加熱
しながら縦方向に3〜7倍程度延伸する。次いで、縦方
向に延伸されたフィルムをテンター内に導き、加熱しつ
つ幅方向に5〜15倍程度延伸する。そして、縦及び横方
向に延伸されたフィルムを必要に応じて熱弛緩処理する
と、2軸延伸フィルムが得られる。
溶融し、口金からフィルム状に押し出す。押し出された
ポリプロピレン系樹脂を冷却ドラムに巻付け、フィルム
を作成する。なお、本発明のシート基材を積層フィルム
で構成する場合は、例えば共押出法により積層フィルム
を製造する。得られたフィルムをオーブンに導き、加熱
しながら縦方向に3〜7倍程度延伸する。次いで、縦方
向に延伸されたフィルムをテンター内に導き、加熱しつ
つ幅方向に5〜15倍程度延伸する。そして、縦及び横方
向に延伸されたフィルムを必要に応じて熱弛緩処理する
と、2軸延伸フィルムが得られる。
次に、得られた2軸延伸フィルムの両面にコロナ放電処
理を施す。この際、2軸延伸フィルムの転写面及び他面
が、上述の原子構成比となるようコロナ放電処理条件を
設定する。なお、コロナ放電処理は、転写面の付着力と
転写性とを両立させるため、窒素ガスと炭酸ガスとの混
合ガス雰囲気中で行うのが好ましい。
理を施す。この際、2軸延伸フィルムの転写面及び他面
が、上述の原子構成比となるようコロナ放電処理条件を
設定する。なお、コロナ放電処理は、転写面の付着力と
転写性とを両立させるため、窒素ガスと炭酸ガスとの混
合ガス雰囲気中で行うのが好ましい。
次に、コロナ放電処理された2軸延伸フィルムを除電
し、フィルムの静電気量を5KV以下に設定する。フィル
ムの除電は、例えばイオン送風型除電装置やエリミネー
ターを用いて行うことができる。
し、フィルムの静電気量を5KV以下に設定する。フィル
ムの除電は、例えばイオン送風型除電装置やエリミネー
ターを用いて行うことができる。
上述の2軸延伸フィルムの製造工程では、製造工程の各
段階での加熱温度及び冷却温度の調整により、転写面の
表面粗さを上述の範囲に設定できる。具体的には、ポリ
プロピレン系樹脂の押し出し温度は200〜300℃に、冷却
ドラムの温度は20〜100℃に設定するのが好ましい。ま
た、縦延伸時及び横延伸時の加熱温度はそれぞれ100〜1
50℃及び150〜190℃が好ましく、さらに弛緩熱処理時の
温度は140〜170℃が好ましい。温度設定が上述の範囲か
ら外れると、転写面の表面粗さが0.1μmを超えやす
い。
段階での加熱温度及び冷却温度の調整により、転写面の
表面粗さを上述の範囲に設定できる。具体的には、ポリ
プロピレン系樹脂の押し出し温度は200〜300℃に、冷却
ドラムの温度は20〜100℃に設定するのが好ましい。ま
た、縦延伸時及び横延伸時の加熱温度はそれぞれ100〜1
50℃及び150〜190℃が好ましく、さらに弛緩熱処理時の
温度は140〜170℃が好ましい。温度設定が上述の範囲か
ら外れると、転写面の表面粗さが0.1μmを超えやす
い。
本発明に係る金属膜転写用シート基材は、第2の発明の
説明で詳述するように、転写面に金属転写膜が積層され
て金属転写用シートとして用いられる。
説明で詳述するように、転写面に金属転写膜が積層され
て金属転写用シートとして用いられる。
第2の発明に係る金属膜転写用シートは、第1の発明に
係る金属膜転写用シート基材と、この金属膜転写用シー
ト基材の転写面に剥離可能に配置された金属転写膜とを
備えている。
係る金属膜転写用シート基材と、この金属膜転写用シー
ト基材の転写面に剥離可能に配置された金属転写膜とを
備えている。
第1図は、本発明に係る金属膜転写用シートの一例の縦
断面部分図である。図において、金属膜転写用シート1
は、第1の発明に係る金属膜転写用シート基材2と、金
属転写膜3との積層体により構成されている。
断面部分図である。図において、金属膜転写用シート1
は、第1の発明に係る金属膜転写用シート基材2と、金
属転写膜3との積層体により構成されている。
本発明では、金属転写膜3は、シート基材2の転写面側
に積層されている。なお、金属転写膜3の厚さ、光学密
度及び膜抵抗は、それぞれ10〜500nm、1〜3、及び1
〜10Ωが好ましい。
に積層されている。なお、金属転写膜3の厚さ、光学密
度及び膜抵抗は、それぞれ10〜500nm、1〜3、及び1
〜10Ωが好ましい。
本発明の金属膜転写用シート1は、第1の発明に係る金
属膜転写用シート基材2の転写面に金属を蒸着すること
により製造できる。蒸着される金属としては、アルミニ
ウム、亜鉛、ニッケル及びクロム等が例示できる。金属
の蒸着方式は、特に限定されるものではないが、バッチ
真空蒸着法、エアー,エアー連続蒸着法、電熱加熱法、
イオンビーム法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法等の周知の手段が用いられる。
属膜転写用シート基材2の転写面に金属を蒸着すること
により製造できる。蒸着される金属としては、アルミニ
ウム、亜鉛、ニッケル及びクロム等が例示できる。金属
の蒸着方式は、特に限定されるものではないが、バッチ
真空蒸着法、エアー,エアー連続蒸着法、電熱加熱法、
イオンビーム法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法等の周知の手段が用いられる。
本発明の金属膜転写用シートは、例えば金属膜層を有す
る食品包装紙を製造するために用いられる。具体的な使
用方法は次の通りである。まず、金属転写膜の転写対象
となる包装紙等の被転写シートを用意する。そして、用
意された被転写シートの表面に接着剤を塗布して乾燥す
る。ここで、接着剤としては、アクリル系やウレタン系
の接着剤が用いられる。次に、被転写シートの接着剤層
と金属膜転写用フィルムの金属転写膜とが対面するよう
に、金属膜転写用フィルムと被転写シートとを重ね合わ
せる。そして、金属膜転写用フィルムと被転写シートと
を圧着すると、金属転写膜が被転写シートの接着剤層に
接着する。そして、シート基材を金属転写膜から剥離し
て除去すると、金属転写膜が被転写シート側に転写され
る。これにより、金属膜を備えた包装紙が得られる。
る食品包装紙を製造するために用いられる。具体的な使
用方法は次の通りである。まず、金属転写膜の転写対象
となる包装紙等の被転写シートを用意する。そして、用
意された被転写シートの表面に接着剤を塗布して乾燥す
る。ここで、接着剤としては、アクリル系やウレタン系
の接着剤が用いられる。次に、被転写シートの接着剤層
と金属膜転写用フィルムの金属転写膜とが対面するよう
に、金属膜転写用フィルムと被転写シートとを重ね合わ
せる。そして、金属膜転写用フィルムと被転写シートと
を圧着すると、金属転写膜が被転写シートの接着剤層に
接着する。そして、シート基材を金属転写膜から剥離し
て除去すると、金属転写膜が被転写シート側に転写され
る。これにより、金属膜を備えた包装紙が得られる。
このような包装紙の製造では、金属膜転写用シートが第
1の発明に係る金属膜転写用シート基材を備えているた
め、金属転写膜の転写が容易に行える。また、包装紙に
転写された金属転写膜は、サンダーマークが抑制されて
おり、また平滑性が良好である。
1の発明に係る金属膜転写用シート基材を備えているた
め、金属転写膜の転写が容易に行える。また、包装紙に
転写された金属転写膜は、サンダーマークが抑制されて
おり、また平滑性が良好である。
得られた包装紙は、例えば湿気を嫌う食品の包装紙に用
いられる。
いられる。
なお、本発明に係る金属膜転写用シート1では、第2図
に示すように、シート基材2の裏面(図の下面)にさら
に金属膜4が積層されていてもよい。金属膜4を有する
金属膜転写用シート1は、さらに制電性が良好である。
また、金属膜転写用シート1を巻き込んだり積層したり
したときに、金属転写膜3がシート基材2の裏面に転写
されてしまうのが防止でき、金属転写膜3の膜抜けが起
こりにくくなる。なお、金属膜4は、金属転写膜3と同
様に金属を蒸着することにより形成される。なお、金属
膜4の蒸着は、金属転写膜3の蒸着と同時又は金属転写
膜3の蒸着後に行われる。
に示すように、シート基材2の裏面(図の下面)にさら
に金属膜4が積層されていてもよい。金属膜4を有する
金属膜転写用シート1は、さらに制電性が良好である。
また、金属膜転写用シート1を巻き込んだり積層したり
したときに、金属転写膜3がシート基材2の裏面に転写
されてしまうのが防止でき、金属転写膜3の膜抜けが起
こりにくくなる。なお、金属膜4は、金属転写膜3と同
様に金属を蒸着することにより形成される。なお、金属
膜4の蒸着は、金属転写膜3の蒸着と同時又は金属転写
膜3の蒸着後に行われる。
第1の発明に係る金属膜転写用シート基材は、上述のよ
うなポリプロピレン系樹脂フィルムから構成されてい
る。このため、本発明によれば、サンダーマークが抑制
された美麗かつ平滑な金属転写膜が形成可能であり、ま
た金属転写膜の転写性が良好な金属膜転写用シートが実
現できる金属膜転写用シート基材が得られる。
うなポリプロピレン系樹脂フィルムから構成されてい
る。このため、本発明によれば、サンダーマークが抑制
された美麗かつ平滑な金属転写膜が形成可能であり、ま
た金属転写膜の転写性が良好な金属膜転写用シートが実
現できる金属膜転写用シート基材が得られる。
第2の発明に係る金属膜転写用シートでは、第1の発明
に係る金属膜転写シート基材を備えている。このため、
本発明によれば、サンダーマークが抑制された美麗かつ
平滑な金属転写膜が形成可能であり、また金属転写膜の
転写性が良好な金属膜転写用シートが実現できる。
に係る金属膜転写シート基材を備えている。このため、
本発明によれば、サンダーマークが抑制された美麗かつ
平滑な金属転写膜が形成可能であり、また金属転写膜の
転写性が良好な金属膜転写用シートが実現できる。
実施例1 ステアリン酸アミド0.1重量%とシリカ0.1重量%とN,N
−ビス−ハイドロキシエチルアルキルアミン0.1重量%
とステアリン酸モノグリセリド0.4重量%とを含む、ア
イソタクチック度97.5%、極限粘度2.3のアイソタクチ
ックホモポリプロピレン樹脂(PP樹脂)を押出機に供給
し、255℃に加熱溶融した。また、オレイン酸アミド0.3
重量%とシリカ0.3重量%とを含む、エチレン成分を3.7
重量%含む極限粘度1.7のエチレン−プロピレン共重合
体樹脂(EPC樹脂)を2台の押出機に別個に供給し、275
℃に加熱溶融した。そして、PP樹脂の両面にEPC樹脂が
配置されるよう両樹脂を押出器からフィルム状に共押出
しし、これを25℃の冷却ドラムで受けて樹脂フィルムを
作成した。得られた樹脂フィルムを135℃で縦方向に4.6
倍延伸し、また165℃に加熱されたテンター内で幅方向
に9倍延伸した。さらに、この樹脂フィルムを160℃で
幅方向に7.8倍熱弛緩処理し、2軸延伸樹脂フィルムを
得た。
−ビス−ハイドロキシエチルアルキルアミン0.1重量%
とステアリン酸モノグリセリド0.4重量%とを含む、ア
イソタクチック度97.5%、極限粘度2.3のアイソタクチ
ックホモポリプロピレン樹脂(PP樹脂)を押出機に供給
し、255℃に加熱溶融した。また、オレイン酸アミド0.3
重量%とシリカ0.3重量%とを含む、エチレン成分を3.7
重量%含む極限粘度1.7のエチレン−プロピレン共重合
体樹脂(EPC樹脂)を2台の押出機に別個に供給し、275
℃に加熱溶融した。そして、PP樹脂の両面にEPC樹脂が
配置されるよう両樹脂を押出器からフィルム状に共押出
しし、これを25℃の冷却ドラムで受けて樹脂フィルムを
作成した。得られた樹脂フィルムを135℃で縦方向に4.6
倍延伸し、また165℃に加熱されたテンター内で幅方向
に9倍延伸した。さらに、この樹脂フィルムを160℃で
幅方向に7.8倍熱弛緩処理し、2軸延伸樹脂フィルムを
得た。
得られた2軸延伸樹脂フィルムの片面(以下、B面とい
う)のみをコロナ放電処理し、その面のヌレ張力を43dy
ne/cmに設定した。さらに、コロナ放電処理後の2軸延
伸樹脂フィルムについて、イオン送風型除電器(春日電
気(株)社製、BLT−800)を用いて除電処理し、静電気
量を調整した。
う)のみをコロナ放電処理し、その面のヌレ張力を43dy
ne/cmに設定した。さらに、コロナ放電処理後の2軸延
伸樹脂フィルムについて、イオン送風型除電器(春日電
気(株)社製、BLT−800)を用いて除電処理し、静電気
量を調整した。
得られた2軸延伸樹脂フィルム(金属膜転写用シート基
材)の厚みは25μmであり、このうちPP樹脂フィルム層
の厚みは21μmであった。また、EPC樹脂フィルム層の
厚みはそれぞれ2μmであった。また、得られた2軸延
伸樹脂フィルムについて、コロナ放電処理されていない
面(以下、A面という)の表面粗さを測定し、またA面
及びB面のO/C比と表面比抵抗とを測定した。
材)の厚みは25μmであり、このうちPP樹脂フィルム層
の厚みは21μmであった。また、EPC樹脂フィルム層の
厚みはそれぞれ2μmであった。また、得られた2軸延
伸樹脂フィルムについて、コロナ放電処理されていない
面(以下、A面という)の表面粗さを測定し、またA面
及びB面のO/C比と表面比抵抗とを測定した。
得られた2軸延伸樹脂フィルムの両面に、光学密度2.0
となるように真空下でアルミニウムを蒸着して金属膜転
写用シートを作成した。なお、アルミニウムの蒸着は、
まずA面に行った後B面に行った。
となるように真空下でアルミニウムを蒸着して金属膜転
写用シートを作成した。なお、アルミニウムの蒸着は、
まずA面に行った後B面に行った。
比較例1 冷却ドラムの温度を105℃に設定した点を除いて実施例
1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を作成した。そ
して、得られた金属膜転写用シート基材から実施例1と
同じ条件で金属膜転写用シートを作成した。
1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を作成した。そ
して、得られた金属膜転写用シート基材から実施例1と
同じ条件で金属膜転写用シートを作成した。
比較例2 A面にコロナ放電処理を施してヌレ張力を38dyne/cmに
設定した点を除き、実施例1と同じ条件で金属膜転写用
シート基材を作成した。そして、得られた金属膜転写用
シート基材から実施例1と同じ条件で金属膜転写用シー
トを作成した。
設定した点を除き、実施例1と同じ条件で金属膜転写用
シート基材を作成した。そして、得られた金属膜転写用
シート基材から実施例1と同じ条件で金属膜転写用シー
トを作成した。
比較例3 B面のコロナ放電処理を省略した点を除き、実施例1と
同じ条件で金属膜転写用シート基材を作成した。そし
て、得られた金属膜転写用シート基材を用いて実施例1
と同じ条件で金属膜転写用シートを作成した。
同じ条件で金属膜転写用シート基材を作成した。そし
て、得られた金属膜転写用シート基材を用いて実施例1
と同じ条件で金属膜転写用シートを作成した。
比較例4 イオン送風型除電器による除電処理を省略した点を除
き、実施例1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を作
成した。そして、得られた金属膜転写用シート基材を用
いて実施例1と同じ条件で金属膜転写用シートを作成し
た。
き、実施例1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を作
成した。そして、得られた金属膜転写用シート基材を用
いて実施例1と同じ条件で金属膜転写用シートを作成し
た。
比較例5 冷却ドラムの温度を102℃に設定した点を除き、実施例
1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を作成した。そ
して、得られた金属膜転写用シート基材から金属膜転写
用シートを作成した。
1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を作成した。そ
して、得られた金属膜転写用シート基材から金属膜転写
用シートを作成した。
比較例6 A面のコロナ放電処理条件を変更してA面のヌレ張力を
34dyne/cmに設定した点を除き、比較例1と同じ条件で
金属膜転写用シート基材を作成した。そして、得られた
金属膜転写用シート基材を用いて実施例1と同じ条件で
金属膜転写用シートを作成した。
34dyne/cmに設定した点を除き、比較例1と同じ条件で
金属膜転写用シート基材を作成した。そして、得られた
金属膜転写用シート基材を用いて実施例1と同じ条件で
金属膜転写用シートを作成した。
実施例2 冷却ドラムの温度を30℃に設定した点を除き、実施例1
と同じ条件で金属膜転写用シート基材を作成した。そし
て、得られた金属膜転写用シート基材を用いて金属膜転
写用シートを作成した。
と同じ条件で金属膜転写用シート基材を作成した。そし
て、得られた金属膜転写用シート基材を用いて金属膜転
写用シートを作成した。
実施例3,4、比較例7,8 B面のコロナ放電処理条件を変更した点を除き、実施例
1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を製造した。そ
して、得られた金属膜転写用シート基材を用いて金属膜
転写用シートを作成した。
1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を製造した。そ
して、得られた金属膜転写用シート基材を用いて金属膜
転写用シートを作成した。
実施例5、比較例9 イオン送風型除電器による除電処理条件を変更した点を
除き、実施例1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を
作成した。得られた金属膜転写用シート基材を用いて金
属膜転写用シートを作成した。
除き、実施例1と同じ条件で金属膜転写用シート基材を
作成した。得られた金属膜転写用シート基材を用いて金
属膜転写用シートを作成した。
実施例6 ステアリン酸アミド0.1重量%とシリカ0.1重量%と4級
ステアリルアミンベタイン0.5重量%とを含む、アイソ
タクチック度97.5%、極限粘度2.3のアイソタクチック
ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)を押出器に供給し、255
℃で加熱溶融した。また、実施例1で用いたのと同じEP
C樹脂を他の押出器に供給し、275℃に加熱溶融した。そ
して、両樹脂をフィルム状に共押出しして積層し、これ
を22℃の冷却ドラムで受けて樹脂フィルムを作成した。
得られた樹脂フィルムを実施例1と同様に2軸延伸処理
し、2軸延伸樹脂フィルムを作成した。
ステアリルアミンベタイン0.5重量%とを含む、アイソ
タクチック度97.5%、極限粘度2.3のアイソタクチック
ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)を押出器に供給し、255
℃で加熱溶融した。また、実施例1で用いたのと同じEP
C樹脂を他の押出器に供給し、275℃に加熱溶融した。そ
して、両樹脂をフィルム状に共押出しして積層し、これ
を22℃の冷却ドラムで受けて樹脂フィルムを作成した。
得られた樹脂フィルムを実施例1と同様に2軸延伸処理
し、2軸延伸樹脂フィルムを作成した。
得られた2軸延伸樹脂フィルムについて、EPC樹脂フィ
ルム層側表面(B面)にコロナ放電処理を施し、また実
施例1と同様のイオン送風型除電器により除電処理を行
った。なお、得られた2軸延伸樹脂フィルムの厚みは25
μmであり、このうちEPC樹脂フィルム層の厚みは21μ
mであった。
ルム層側表面(B面)にコロナ放電処理を施し、また実
施例1と同様のイオン送風型除電器により除電処理を行
った。なお、得られた2軸延伸樹脂フィルムの厚みは25
μmであり、このうちEPC樹脂フィルム層の厚みは21μ
mであった。
得られた2軸延伸樹脂フィルム(金属膜転写用シート基
材)について、PP樹脂フィルム層側表面(A面)に実施
例1と同様の条件でアルミニウム蒸着を行って金属膜転
写用シートを作成した。
材)について、PP樹脂フィルム層側表面(A面)に実施
例1と同様の条件でアルミニウム蒸着を行って金属膜転
写用シートを作成した。
実施例7 ステアリン酸アミド0.1重量%とシリカ0.1重量%とを含
む、アイソタクチック度97.5%、極限粘度2.3のアイソ
タクチックポリプロピレン樹脂(PP樹脂)を押出器に供
給し、265℃に熱溶融した。また、オレイン酸アミド0.3
重量%とシリカ0.3重量%とを含む、エチレン成分及び
ブテン成分がそれぞれ3.5重量%及び5重量%の極限粘
度1.6のエチレン−プロピレン−ブテン共重合体樹脂(B
PC樹脂)を他の押出器に供給し、280℃で加熱溶融し
た。そして、両樹脂を25℃の冷却ドラムで受けて樹脂フ
ィルムを作成し、これを実施例1と同様に2軸延伸処理
することにより2軸延伸樹脂フィルムを得た。得られた
2軸延伸樹脂の厚みは、20μmであり、このうちBPC樹
脂フィルム層は3.5μmであり、またPP樹脂フィルム層
は16.5μmであった。
む、アイソタクチック度97.5%、極限粘度2.3のアイソ
タクチックポリプロピレン樹脂(PP樹脂)を押出器に供
給し、265℃に熱溶融した。また、オレイン酸アミド0.3
重量%とシリカ0.3重量%とを含む、エチレン成分及び
ブテン成分がそれぞれ3.5重量%及び5重量%の極限粘
度1.6のエチレン−プロピレン−ブテン共重合体樹脂(B
PC樹脂)を他の押出器に供給し、280℃で加熱溶融し
た。そして、両樹脂を25℃の冷却ドラムで受けて樹脂フ
ィルムを作成し、これを実施例1と同様に2軸延伸処理
することにより2軸延伸樹脂フィルムを得た。得られた
2軸延伸樹脂の厚みは、20μmであり、このうちBPC樹
脂フィルム層は3.5μmであり、またPP樹脂フィルム層
は16.5μmであった。
得られた2軸延伸樹脂フィルムについて、PP樹脂フィル
ム層側表面(A面)側を炭酸ガス雰囲気中でコロナ放電
処理し、またイオン送風型除電器により除電処理を行っ
た。
ム層側表面(A面)側を炭酸ガス雰囲気中でコロナ放電
処理し、またイオン送風型除電器により除電処理を行っ
た。
得られた2軸延伸樹脂フィルム(金属膜転写用シート基
材)について、A面側に実施例1と同じ条件でアルミニ
ウム蒸着処理を行い、さらにA面上に配置されたアルミ
蒸着膜上に光学密度2.0となるように真空下でアルミ蒸
着処理を行い、金属膜転写用シートを得た。なお、この
実施例では、BPC樹脂フィルム層側面(B面)側に金属
膜は配置しなかった。
材)について、A面側に実施例1と同じ条件でアルミニ
ウム蒸着処理を行い、さらにA面上に配置されたアルミ
蒸着膜上に光学密度2.0となるように真空下でアルミ蒸
着処理を行い、金属膜転写用シートを得た。なお、この
実施例では、BPC樹脂フィルム層側面(B面)側に金属
膜は配置しなかった。
実施例8 ベタイン0.5重量%とステアリン酸アミド0.1重量%とシ
リカ0.35重量%とを含む、アイソタクチック度97.5%、
粘度2.5のアイソタクチックポリプロピレン樹脂(PP樹
脂)を押出器に供給し、280℃に加熱溶融した。そし
て、このPP樹脂をフィルム状に押出して40℃の冷却ドラ
ムで受け、樹脂フィルムを得た。得られた樹脂フィルム
を長手方向に140℃で5倍延伸し、また160℃のテンター
内で幅方向に9倍延伸し、更に150℃で熱固定処理し
た。得られた2軸延伸樹脂フィルムの厚さは20μmであ
った。
リカ0.35重量%とを含む、アイソタクチック度97.5%、
粘度2.5のアイソタクチックポリプロピレン樹脂(PP樹
脂)を押出器に供給し、280℃に加熱溶融した。そし
て、このPP樹脂をフィルム状に押出して40℃の冷却ドラ
ムで受け、樹脂フィルムを得た。得られた樹脂フィルム
を長手方向に140℃で5倍延伸し、また160℃のテンター
内で幅方向に9倍延伸し、更に150℃で熱固定処理し
た。得られた2軸延伸樹脂フィルムの厚さは20μmであ
った。
得られた2軸延伸樹脂フィルムについて、ヌレ張力が43
dyne/cmとなるように片面(B面)のみにコロナ放電処
理を施し、またイオン送風型除電器による除電処理を行
った。
dyne/cmとなるように片面(B面)のみにコロナ放電処
理を施し、またイオン送風型除電器による除電処理を行
った。
得られた金属膜転写用シート基材について、実施例1と
同じ条件で両面にアルミニウム蒸着し、金属膜転写用シ
ートを作成した。
同じ条件で両面にアルミニウム蒸着し、金属膜転写用シ
ートを作成した。
試験 各実施例及び各比較例で得られた金属膜転写用シート基
材及び金属膜転写用シートについて、次の項目の測定及
び試験を行った。結果は、第2表の通りである。
材及び金属膜転写用シートについて、次の項目の測定及
び試験を行った。結果は、第2表の通りである。
原子構成比 島津製作所製のESCA−750を用いて測定した。
フィルムの静電気量 静電気量測定装置Electrostatic Locator(シムコ・ジ
ャパン(株)社製)を用い、フィルムから5センチメー
トル離して測定した。
ャパン(株)社製)を用い、フィルムから5センチメー
トル離して測定した。
金属転写膜のグロス 金属膜転写用シートについて、金属転写膜のグロスをJI
S−K−8471にしたがって60゜−60゜で測定した。な
お、値が高いほど平坦性が良好なことを示しており、40
0%以上が好ましく、600%以上がより好ましい。
S−K−8471にしたがって60゜−60゜で測定した。な
お、値が高いほど平坦性が良好なことを示しており、40
0%以上が好ましく、600%以上がより好ましい。
金属転写膜の転写性 金属転写膜にセロハンテープ(ニチバン(株)社製)を
貼着し、次いでこのテープを剥離する。そして、金属転
写膜がセロハンテープ側に転写せず、金属膜転写用シー
トに残存している面積を画像処理法により求めて判断し
た。評価の基準は下記の通りである。
貼着し、次いでこのテープを剥離する。そして、金属転
写膜がセロハンテープ側に転写せず、金属膜転写用シー
トに残存している面積を画像処理法により求めて判断し
た。評価の基準は下記の通りである。
なお、金属転写膜では、付着指数が小さいほど転写性が
良好である。逆に、金属膜層では、付着指数が大きいほ
どフィルムとの接着力が良好である。
良好である。逆に、金属膜層では、付着指数が大きいほ
どフィルムとの接着力が良好である。
フィルム表面比電気抵抗 極超絶縁計SM−10E(東亜電波工業(株)社製)を用い
て測定した。測定値が13未満の場合が、フィルムの静電
気量が5KV以下の場合に相当する。
て測定した。測定値が13未満の場合が、フィルムの静電
気量が5KV以下の場合に相当する。
第1図及び第2図はそれぞれ第2の発明に係る金属膜転
写用シートの一例の縦断面部分図である。 1……金属膜転写用シート、2……金属膜転写用シート
基材、3……金属転写膜。
写用シートの一例の縦断面部分図である。 1……金属膜転写用シート、2……金属膜転写用シート
基材、3……金属転写膜。
Claims (2)
- 【請求項1】金属転写膜を剥離可能に積層するための転
写面を有する金属膜転写用シート基材であって、 静電気量が5KV以下のポリプロピレン系樹脂フィルムか
らなり、 前記転写面は、表面粗さが0.1μm以下に設定されかつ
表面から10nm以内の酸素原子数/炭素原子数の原子構成
比が0〜0.03に設定されており、 他面は、表面から10nm以内の酸素原子数/炭素原子数の
原子構成比が0.1〜0.5に設定されている、 金属膜転写用用シート基材。 - 【請求項2】請求項(1)に記載の金属膜転写用シート
基材と、 前記金属膜転写用シート基材の転写面に剥離可能に配置
された金属転写膜と、 を備えた金属膜転写用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2178899A JPH0784648B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 金属膜転写用シート基材及び金属膜転写用シート |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2178899A JPH0784648B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 金属膜転写用シート基材及び金属膜転写用シート |
| PCT/JP1991/001762 WO1993012941A1 (fr) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | Materiau de base de feuille pour film d'impression par transfert metallique et feuille ainsi composee |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0466661A JPH0466661A (ja) | 1992-03-03 |
| JPH0784648B2 true JPH0784648B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=1239749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2178899A Expired - Lifetime JPH0784648B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 金属膜転写用シート基材及び金属膜転写用シート |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5439729A (ja) |
| EP (1) | EP0574583B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0784648B2 (ja) |
| DE (1) | DE69127103T2 (ja) |
| WO (1) | WO1993012941A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
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|---|---|---|---|---|
| US20010026867A1 (en) * | 1999-12-27 | 2001-10-04 | Tsuyoshi Kayanoki | Thermoforming mold, thermoformed article and process for producing same, and laminated molding article and process for producing same |
| TWI257640B (en) | 2000-02-03 | 2006-07-01 | Toshiba Corp | Method for forming transfer film and metal back layer, and image display device |
| US7537820B2 (en) * | 2002-11-06 | 2009-05-26 | Certainteed Corporation | Shingle with reinforcement layer |
| FI121597B (fi) | 2007-04-20 | 2011-01-31 | Paroc Oy Ab | Menetelmä ja järjestelmä mineraalikuituja muodostavan kuidutinlaitteen toiminnan optimoimiseksi sekä ohjelmistotuote |
| JP4602442B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2010-12-22 | 日本写真印刷株式会社 | 除電機能付きシート、シート除電システム、並びに、除電機能付きシートを使用する絵柄同時成形方法、印刷方法、及び、蒸着方法 |
| JP5910196B2 (ja) * | 2012-03-14 | 2016-04-27 | 東レ株式会社 | フィルムおよびそれを用いた積層シート |
| US20140272440A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Illinois Tool Works Inc. | Transfer Foils Utilizing Plasma Treatment to Replace the Release Layer |
| CN110435294A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-11-12 | 佛山市南海兴圆机械制造有限公司 | 一种内外墙装饰一体板涂装生产线 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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