JPH0465284A - 金属膜転写用フィルム及びその製造方法、金属膜転写用フィルム基材、及び金属膜転写用フィルムの使用方法 - Google Patents

金属膜転写用フィルム及びその製造方法、金属膜転写用フィルム基材、及び金属膜転写用フィルムの使用方法

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JPH0465284A
JPH0465284A JP2178898A JP17889890A JPH0465284A JP H0465284 A JPH0465284 A JP H0465284A JP 2178898 A JP2178898 A JP 2178898A JP 17889890 A JP17889890 A JP 17889890A JP H0465284 A JPH0465284 A JP H0465284A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属膜転写用フィルム及びその製造方法、金
属転写膜層ィルム基材、及び金属膜転写用フィルムの使
用方法に関する。
〔従来の技術〕      ” たとえば、チューインガムのような湿気を嫌う食品の包
装紙として、湿気を防ぐための金属蒸着膜を備えた包装
紙が用いられている。係る包装紙は、紙製の包装紙にア
ルミニウム等の金属を蒸着することにより製造されてい
る。ところが、包装紙に直接金属を蒸着すると、金属蒸
着膜の光沢が良好でなく、美麗な包装紙が実現できない
。そこで、金属蒸着膜を備えた包装紙を製造するための
方法として、金属蒸着膜層を備えた樹脂フィルム(以下
、金属膜転写用フィルムという)を用意し、この金属膜
転写用フィルムの金属蒸着膜層を包装紙に転写する方法
が採用され°ζいる。
従来、金属膜転写用フィルムとして、ポリエステルフィ
ルムの表面に離型層を設け、離型層−Lに金属蒸着膜を
配置したものが知られている。この金属膜転写用フィル
ムは、金属蒸着膜を包装紙等の被転写シートに重ねて圧
着し、金属蒸着膜を離型層から剥離すると金属蒸着膜を
被転写シートに転写できる。
〔発明が解決しようと“する課題〕
前記従来の金属膜転写用フィルムは、金属蒸着膜の転写
性を高めるために、離型層に易滑剤を添加したり、ある
いは離型層の表面をネnくしたりしている。このため、
転写後の金属蒸着膜の表面は、平坦性が悪く、また美麗
でない。また、金属膜転写用フィルムの基材となる樹脂
フィルムに静電気が発生しやすいため、フィルムのアン
ワインディング時等に稲妻放電が起こりやすい。その結
果、金属蒸着膜の転写面に放電跡(サンダーマーク)が
生じやすい。
第1の発明の目的は、サンダーマークの発生が抑制され
た美麗な金属転写膜が形成でき、しかも金属転写膜の転
写性が良好な金属膜転写用フィルムを提供することにあ
る。
第2の発明の目的は、第1の発明に係る金属膜転写用フ
ィルムの製造方法を提供することにある。
第3の発明の目的は、第1の発明に係る金属膜転写用フ
ィIレムを製造する際に用いられる、リサイクル可能な
金属膜転写用フィルム基材を提供することにある。
第4の発明の目的は、第1の発明に係る金属膜転写用フ
ィルムの使用方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明に係る金属膜転写用フィルムは、熱可塑性樹
脂フィルム層と、熱d1塑性樹脂フィルム層の片面に固
着された金属酸化膜層と、金属酸化膜層上に剥離可能に
配置された金属転写膜層とを備えている。
第1図は、第1の発明に係る金属膜転写用フィルムの紹
断面部分図である。金属膜転写用フィルムlは、熱可が
性樹脂フィルム層2と、その上に固着された金属酸化膜
層3と、さらにその上に配置された金属転写膜層4とを
備えている。
第2図は、第1の発明に係る他の例の縮断面部分図であ
る。この金属膜転写用フィルム1aは、前記金属膜転写
用フィルムIと同じく熱可塑性樹脂フィルム層2と金属
酸化膜層3と金属転写膜層4とがこの順に積層されてお
り、さらに熱可塑性樹脂フィルム層2の他面に金属膜層
5が配置されている。
l    フ ルム 熱可塑性樹脂フィルム層2に用いられる熱可塑性樹脂フ
ィルムとしては、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹
脂等のポリオレフィン系樹脂フィルム、ポリアミド樹脂
フィルム、及びポリエチレンテレフタレート樹脂等のポ
リエステル系樹脂フィルム等を例示できる。この熱可塑
性樹脂フィルムは、l軸方向または2軸方向に延伸され
ていてもよい。なお、本発明で用いられる熱可塑性樹脂
フィルムとしては、平滑性、剛性及び強度等の観点から
、2軸延伸ポリプロピレン樹脂フイルムや2軸ポリエチ
レンテレフタレート樹脂フイルムが特に好ましい。
なお、熱可塑性樹脂フィルム層2を構成する熱可塑性樹
脂中には、シリカ、炭酸カルシウム、アルミノケイ酸ナ
トリウム(ゼオライト)等の無機粒子、オレイン酸アミ
ド、ステアリン酸アミド。
エルカ酸アミド、ステアリン酸モノグリセライド9ステ
アリン酸トリグリセライド、ヒドロキシ脂肪酸アミン、
ハイドロジエネイティドキャスターオイル、アミノ脂肪
酸ナトリウム塩、ベタイン化合物、N、N−ビスヒドロ
キシエチルアルキルアミン、シリコーン系化合物等の有
機物、核剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、熱安定剤
、紫外線吸収剤等が添加されていてもよい。特に、シリ
カ、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、エルカ酸
アミド、ステアリン酸モノグリセライドを添加した場合
は、その添加量等により、金属転写膜層4の転写性を調
整できる。
本発明に用いられる熱可塑性樹脂フィルム層2は、金属
酸化膜層3が固着される表面の表面粗さ(Ra)が0.
1μm以下が好ましく、さらに0゜07μm以下がより
好ましい。ここで、Raとは、J l5−B−0601
にしたがい、カットオフを0.25mに設定した場合の
中心線平均粗さをいう、Raが上述の範囲の場合は、金
属転写膜層4を紙等の被転写物に転写したときに、転写
後の金属転写膜層4表面の平坦性及び光沢がともに良好
である。
また、熱可塑性樹脂フィルム層2の金属酸化膜層3側の
表面ヌレ張力は、40dyne/cm以上が好ましく、
さらに45dyne/cmがより好ましい。表面ヌレ張
力が上述の範囲に設定されている場合は、熱可塑性樹脂
フィルム層2と金属酸化膜層3との密着性が向上し、熱
可塑性樹脂フィルム層2と金属酸化膜層3との剥離や金
属膜転写用フィルムlのブロッキングが起こりにくい。
また、金属酸化膜層3上に金属転写膜層4が均一に蒸着
されやすく、金属転写膜層4の転写性が向上する。
ここで、ヌレ張力は、JIS−に−6768にしたがっ
て測定した値である。
なお、熱可塑性樹脂フィルム層2の厚みは、10〜60
μmが好ましく、20〜40μmがより好ましい。
童141し膜層− 金属酸化膜層3は、熱可塑性樹脂フィルム層2の片面上
に配置されている。金属酸化膜層3は、たとえばアルミ
ニウム、亜鉛、ニッケル、及びクロム等の金属薄膜から
構成されている。なお、金属酸化膜層3には、前記金属
のうち、安価なアルミニウムを用いるのが好ましい、金
属酸化膜層3は、熱可塑性樹脂フィルム層2の表面が上
述のようなヌレ張力に設定されているため、熱可塑性樹
脂フィルl、層2の表面に固着され、容品に熱可塑性樹
脂フィルム層2から剥離しないようになっている。金属
酸化膜層3の厚みは、100〜5000人に設定される
のが好ましく、200〜500人に設定されるのがより
好ましい。金属酸化膜層3の厚みが上述の範囲に設定さ
れた場合は、金属酸化膜層3の平坦性が向トし、その結
果転写後の金属転写膜層4の光沢や美麗さが良好になる
金属酸化膜層3の表面には、上述の金属の酸化被膜が形
成されている。たとえば、金属酸化膜層3がアルミニウ
ムにより構成されている場合は、Affiz03または
Affi(011)、の破膜が形成されている。係る酸
化被膜を備えた金属酸化膜層3は、金属転写膜層4との
接着強度が小さいため、金属転写膜層4の転写性を向上
させる。なお、酸化被膜は、金属酸化膜層3の全面に構
成されていなくてもよく、金属酸化膜層3の60%以上
形成されていればよい、ここで、酸化被膜の割合は、た
とえばXAII電子分光法(ESCA)により金属原子
と酸素原子の比率を測定することにより判定できる。
金i+口11 金属転写膜層4は、金属酸化膜層3上に配置されている
。金属転写膜層4は、金属酸化膜N3と同じくアルミニ
ウム、亜鉛、ニッケル、クロム等の金属により構成され
ている。これらの金属は、被転写体に形成したい金属膜
の種類により適宜選択される。なお、金属転写膜層4に
用いられる金属は、金属酸化膜層3に用いられる金属と
同一のものでもよいし、異なる金属が用いられてもよい
金属転写膜層4の厚みは、通常200〜500人に設定
される。厚みが前記範囲内の場合は、転写後の金属転写
膜層4の光沢等が良好である。
金属転写膜層4は、金属酸化膜層3に剥離可能に配置さ
れている。これは、金属酸化膜層3が上述のような酸化
被膜を有しているため、その結果金属酸化膜層3と金属
転写膜層4との接着強度が小さくなることにより実現さ
れる。
倉員股1 本発明の他の例に係る金属膜転写用フィルムlaの金属
膜層5は、熱可塑性樹脂フィルム層2の他の面に配置さ
れている。金属膜層5を備えた金属膜転写用フィルムl
aでは、金属膜層5により制電性が向上する。このため
、金属膜転写用フィルム1aでは雷放電や稲妻放電が起
こりにくくなり、その結果被転写体に転写された金属転
写膜層4にサンダーマークが生じにくい。
なお、金属膜層5は、金属酸化膜層3及び金属転写膜層
4と同様の金属から構成されている。特に、安価なアル
ミニウムが好ましい。また、金属膜層5の厚みは、通常
200〜500人程度に設定される。
******* 第2の発明に係る金属膜転写用フィルムの製造方法は、
次の工程を含んでいる。
◎熱可塑性樹脂フィルムを用意すること。
◎熱可塑性樹脂フィルムの片面に金属を蒸着し、金属膜
を配置すること。
◎金属膜を酸化雰囲気中に置くこと。
◎金属膜上に金属を蒸着し、金属転写膜を配置すること
第2の発明に係る金属転写用フィルムのの製造方法は、
第1の発明に係る金属膜転写用フィルムの製造方法であ
る。
この製造方法では、まず上述の熱可塑性樹脂フィルムを
用意する。熱可塑性樹脂のフィルムは、たとえばロール
キャスティング法により得られる。
得られた熱可塑性樹脂フィルムは、所望により1軸方向
または2軸方向に延伸される。この際、延伸倍率は、縦
方向に3〜6倍、幅方向に3〜12倍程度に設定される
のが好ましい。
次に、熱可塑性樹脂フィルムの片面にコロナ放電処理を
施す、コロナ放電処理は、通常空気中または炭酸ガス中
で行われる。コロナ放電処理の程度は、フィイレムのヌ
レ張力が40dyne/cm以上、好ましくは45dy
ne/cm以上となるように設定される。
次に、コロナ放電処理が施された熱可塑性樹脂フィルム
の表面に金属を蒸着する。これにより、熱可塑性樹脂フ
ィルムの片面に金属膜が配置される。金属の蒸着方式は
、特に限定されるものではなく、たとえば電熱加熱溶融
蒸着法、イオンビーム蒸着法、スパッタリング法、イオ
ンブレーティング法等の周知の蒸着方法が採用できる。
なお、蒸着は、金属膜の厚みが100〜5000人、好
ましくは200〜500人となるように行われる。
次に、蒸着された金属膜を酸化雰囲気中に置く。
これにより、金属膜が酸化され、金属膜の表面に酸化被
膜が形成される。たとえば、金属膜がアルミニウムの場
合は、上述のようなA1.03やAl(OH)aの被膜
が形成される。
金属膜の酸化は、金属膜をたとえば大気中に一定時間放
置することにより行える。ここで、金属膜を大気中に置
いた場合に起こる、金属膜表面の金属部分の布す合の変
化を示すグラフを第3図に示す。第3図から、金属膜が
アルミニウムの場合は、大気中に30分間程度放置する
と、60%程度が酸化されることが判る。また、金属膜
を1時間以上放置しても、アルミニウムの酸化はほとん
ど進行しないことが判る。したがって、アルミニウム金
属膜の場合は、30分から1時間程度大気中に放置すれ
ば、60層程度の酸化膜が得られることになる。
なお、ここでは、金属膜を大気中に置くことにより酸化
被膜を形成する場合について説明したが、金属膜を積極
的に酸化するようにしてもよい、たとえば、金属膜を高
温で高酸素雰囲気−中に置くことにより、酸化被膜を形
成するようにしてもよい。
次に、酸化被膜が形成された金属股上に重ねて金属を蒸
着する。これにより、金属膜上に金属転写膜が配置され
る。この際の蒸着方法は、金属膜を形成したときと同様
の方法が採用される。また、蒸着膜の厚みは、200〜
500人程度に設定される。
こうして得られた金属膜転写用フィルムでは、金属転写
膜が金属膜の酸化被膜上に配置されているため、金属膜
と金属転写膜との接着力が小さく、金属転写膜のみを容
易に剥離できる。
熱可塑性樹脂フィルムの他面にも制電用の金属膜を配置
する場合は、その金属膜を上述の金属膜または金属転写
膜の蒸着時に同時に蒸着する。あるいは、制電用の金属
膜のみを、別に蒸着してもよい、なお、制電用の金属膜
の蒸着時には、蒸着すべき熱可塑性樹脂フィルムの表面
をあらかじめコロナ放電処理しておくのが好ましい。
******* 第3の発明に係る金属膜転写用フィルム基材は、金属転
写膜層を転写するために用いられるフィルム基材である
。この金属膜転写用フィルム基材は、熱可塑性樹脂フィ
ルム層と、金属転写膜層を剥離可能に積層するための金
属酸化膜層とを備えている。そして、金属酸化11層は
、熱可塑性樹脂フィルム層の片面に固着され°ζいる。
本発明に係る金属膜転写用フィルム基材は、第1の発明
に優る金属膜転写用フィルムを製造する際に用いられる
フィルム基材である。第4図に示すように、このフィル
ム基材lOは、第1の発明に用いられているのと同様の
熱可塑性樹脂フィルム層12と、熱可塑性樹脂フィルム
層12上に配置された金属酸化膜層13とを備えている
。金属酸化膜層13は、第1の発明に係る金属酸化膜層
と同様の金属材料から構成されており、表面に金属の酸
化被膜が形成されている。
このフィルム基材10は、第1の発明に係る金属膜転写
用フィルムを製造するための第2の発明において、金属
膜が酸化雰囲気中に置かれた熱可塑性樹脂フィルムに相
当している。したがって、本発明のフィルム基材10は
、金属酸化膜層13上に重ねて金属を蒸着して金属転写
膜を配置することにより、第1の発明に係る金属膜転写
用フィルムとなる。金属転写膜が配置されたフィルム基
材lOは、金属転写膜層を被転写物に転写するために用
いられ、金属転写膜層が転写された後再びフィルム基材
10に戻る。このフィルム基材lOは、再度金属を蒸着
して金属転写膜層を配置できるため、第1の発明に係る
金属膜転写用フィルムを製造するために数回リサイクル
して用いられる。
******* 第4の発明に係る金属膜転写用フィルムの使用方法は、
熱可塑性樹脂フィルム層と金属酸化膜層と金属転写膜層
とがこの順に積層された金属膜転写用フィルムから金属
転写膜層を被転写シートに転写する方法である。この使
用方法は、次の工程を含んでいる。
◎金属転写膜層と被転写シートとが対面するように金属
膜転写用フィルムと被転写シートとを重ねること。
O金属転写膜層が金属酸化膜層よりも被転写シートに強
く接着するように、金属膜転写用フィルムと被転写シー
トとを圧着すること。
O金属酸化膜層と金属転写膜層との間で分離することに
より、金属転写膜層を失った金属膜転写用フィルムと金
属転写膜層を得た被転写シートとを得ること。
本発明は、第1の発明に係る金属Mli写用フィルムの
使用方法である。第1の発明に係る金属膜転写用フィル
ムは、たとえば金属膜層を有する食品包装紙を製造する
ために用いられる。係る包装紙の製造では、金属膜転写
用フィルムの金属転写膜を包装用紙側に転写する。
第5図に、本発明に係る金属膜転写用フィルムの使用方
法を実施するための金属転写膜転写装置の一例を示す0
図において、金属転写膜転写装置20は、金属膜転写用
フィルムの巻出しロール21と、上下に別個に配置され
た2つの巻取りロール22.23と、巻出しロール2】
と巻取りロール22.23との間に配置された転写ロー
ル24とから主に構成されている。巻出しロール21に
は、第1の発明に係る金属膜転写用フィルムlが巻き付
けられており、金属膜転写用フィルムlを転写装置24
へ供給可能になっている。また、転写ローラ24は、表
面が平滑な金属ローラ25と、金属ローラ25の上部に
圧着可能なゴムローラ26とにより構成されている。
上述の金属転写膜転写装置20では、巻出しロール21
からの金属膜転写用フィルム】が転写装置24を介して
上側の巻取りロール22に巻き取られる。転写ローラ2
4では、金属膜転写用フィルムlは、熱可塑性樹脂フィ
ルム層側がゴムローラ26と対面するように、金属ロー
ラ25とゴムローラ26との間に挟まれる。一方、転写
ローラ24には、図示しない被転写シート供給部から、
たとえば包装紙等の被転写シート27が供給される。被
転写シート27は、転写ローラ24で金属膜転写用フィ
ルムの金属転写膜と対面するように、金属膜転写用フィ
ルム1と重ね合わされて圧着される。この隙、金属膜転
写用フィルムlの金属転写膜が金属酸化膜層3から剥離
されて被転写シート27に転写される。これにより、被
転写シート27に金属転写膜層4が積層された転写シー
ト28が得られる。なお、被転写シート27の転写面に
は、あらかじめアクリル系やウレタン系等の接着層を配
置しておくのが好ましい。あるいは、転写ローラ24の
直前で、金属膜転写用フィルム1の金属転写線側に接着
層を配置するようにしてもよい。
なお、金属膜転写用フィルム1は、金属酸化膜層3を備
えており制電性が良好なため、金属転写膜層4の転写時
に稲妻放電を起ごしにくい。このため、被転写シート2
7側に転写された金属転写膜層4には、サンダーマーク
が生じにくい。
転写ローラ24で得られた転写シート28は、巻取りロ
ール23により巻き取られる。一方、金属転写膜層4が
剥離された金属膜転写用フィルム1は、巻取りロール2
2により巻き取られる0巻取りロール22により巻き取
られた金属膜転写用フィルムは、第3の発明に係る金属
膜転写用フィルム基材に相当する。したがって、巻取り
ロール22に巻き取られた金属膜転写n1フィルムIは
、金属酸化膜層3上に再び金属を蒸着すると、金属転写
膜層4を備えた金属膜転写用フィルムlに再生される。
そして、再生された金属膜転写用フィルムlは、転写シ
ート28の製造用に再利用される。
【発明の効果〕
第1の発明に係る金属膜転写用フィルムは、熱可塑性樹
脂フィルム層上に上述のような金属酸化膜層と金属転写
膜層とを備えている。このため、本発明によれば、サン
ダーマークの発生が抑制された美麗な転写膜が形成でき
、しかも転写膜の転写性が良好な金属膜転写用フィルム
が実現できる。
第2の発明では、熱可塑性樹脂フィルムに配置された金
属膜を酸化雰囲気中に置いた後、金属股上に金属転写膜
を配置している。このため、本発明によれば、転写性が
良好な第1の発明に係る金属膜転写用フィルムが製造で
きる。
第3の発明では、熱可塑性樹脂フィルム層に金属転写膜
層を剥離可能に積層できる金属酸化膜層が固着されてい
る。このため、本発明によれば、第1の発明に係る金属
膜転写用フィルムを製造するために用いられる、リサイ
クル可能な金属膜転写用フィルム基材が実現できる。
第4の発明では、第1の発明に係る金属膜転写用フィル
ムの金属転写膜層を、上述の工程により被転写シートに
転写している。このため、本発明によれば、第1の発明
に係る金属膜転写用フィルムを用いて金属転写膜を備え
た転写シートが得られる。
〔実施例〕
ス」1例」− ステアリン酸アミド0.3重量%とN、N−ビス−ヒド
ロキシエチルアルキルアミン0.1重量%とステアリン
酸モノグリセライド0.4重量%とシリカ無機微粒子0
.03重置%とを含むアイソタクチックポリプロピレン
樹脂(アイソタクチック度97.5%、粘度2.2)を
用意した。このアイソタクチックポリプロピレン樹脂を
260℃の押出機に供給して溶融押出しし、20℃のキ
ャスティングドラムで受けて樹脂シートを作成した。そ
して、得られた樹脂シートを140℃で長手方向に4.
8倍延伸し、続いて163°Cのテンター内で幅方向に
9倍延伸し、さらに160℃で幅方向に9%弛緩処理し
、厚さ20μmの2軸延伸樹脂フイルムを得た。
得られた2軸延伸樹脂フイルムの片面を、炭酸ガスと窒
素ガスとの混合気体中でコロナ放電処理し、ヌレ張力を
52dyne/cmに設定した。得られた2軸延伸樹脂
フイルムのコロナ放電処理面の表面粗さは、カットオフ
を0.25mmに設定してJ l5−B−0601にし
たがって求めた値が0.05μmであった。
得られた2軸延伸樹脂フイルムを真空蒸着器の中ヘセッ
トし、コロナ放電処理面に厚ざ300人のアルミニウム
蒸着膜を形成した。なお、蒸着時の条件は、1,0XI
O−’Torr、200m/分に設定した。
次に、アルミ蒸着膜が配置された2軸延伸樹脂フイルム
を真空蒸着器から取り出して大気中に1日放置し、アル
ミニウム蒸着膜にアルミニウムの酸化膜層を形成した。
そして、アルミニウムの酸化膜層が形成された樹脂フィ
ルムを再び真空蒸着器内にセットし、上述と同じ条件で
アルミニウムの酸化被膜層上に重ねて厚さ300人のア
ルミニウム転写膜を蒸着し、金属膜転写用フィルムを得
た。
実施LL−主 シリカ無機微粒子゛の添加料を0.06重置%に変更し
た点、及びキャスティングドラムの温度を55℃に設定
した点を除き、実施例1と同様の条件で厚さ20μmの
2軸延伸樹脂フイルムを得た。
得られた2軸延伸樹脂フイルJ、の片面に、ヌレ張力が
43dyne/c+++となるようにコロナ放電処理を
行った。コロナ放電処理面の表面粗さは、0.1μmで
あった。
次に、コロナ放電処理された2軸延伸樹脂フイルムを用
い、実施例1と同じ手法により金属H’J転写用フィル
ムを製造した。ただし、アルミニウムの酸化膜層とアル
ミニウムの転写膜層との厚みは、第2表の様に設定した
2施班土 熱可塑性樹脂フィルムとして、厚さ12μmの2軸延伸
ポリエチレンテレフタレート樹脂フイルム(ルミラーP
60:東し■製)を用い、実施例1と同様にして金属膜
転写用フィルムを得た。
!M別1 実施例1で得られた金属膜転写用フィルムの裏面(非蒸
着面)に、厚さ250人のアルミニウム蒸着膜を配置し
た金属膜転写用フィルムを製造した。なお、蒸着は、1
.0XI(I’Torr、200m/分の条件で行った
北鮫■土 実施例1で使用した2軸廷伸樹脂フイルムを用意し、こ
のフィルムの片面をヌレ張力が43dyne/ctaと
なるようにコロナ放電処理した。そして、コロナ放電処
理面に、実施例1と同じ条件で厚さ300人のアルミニ
ウム蒸着膜層を配置し、金属膜転写用フィルムを得た。
ル藍班) 実施例2で用いた2軸延伸樹脂フイルムを用い、比較例
1と同様の金属膜転写用フィルムを製造した。
ル較賀1 厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹
脂フイルム(ルミラーTタイプ二東し■製)を用い、比
較例1と同様の金属膜転写用フィルムを製造した。
且笠貫土 実施例4で用いた樹脂フィルムに、シリコンオイルを0
.31i1%含むアクリル樹脂からなる厚さ1.0μm
の離型層を配置した。そして、その離型層に比較例1と
同様のアルミニウム蒸着膜を配置し、金属膜転写用フィ
ルムを得た。
ル較斑工 比較例1で得られた金属膜転写用フィルムの裏面(非蒸
着面)に厚さ250人のアルミニウム蒸着膜を配置した
金属膜転写用フィルムを得た。
拭腋 各実施例及び各比較例で得られた金属膜転写用フィルム
について、アルミニウム蒸着膜の付着強度、及び転写後
のアルミニウム蒸着膜の光沢と外観とを調べた。試験方
法及び評価の基準は次の通りである。
■アルミニウム蒸着膜の付着強度 アルミニウム蒸着面に市販のセロハンテープにチバン■
製)を貼着し、このテープを180℃剥離したときに残
るアルミニウム蒸着膜の表面積を調べた。付着指数と蒸
着膜の残留面積との関係は、第1表の通りである。
第1表 付着指数が小さいほど転写性が良好であり、付着指数が
大きいほど接着性が良いことを示している。
■光沢 厚さ20μmのルミラー′rタイプ(東し■製)の片面
にポリウレタン系接着剤(日本ポリウレタン■製の二、
ツボラン3016/同社製ゴロネートL=4/1の混合
物)を4g/ポ(固形分換算)でグラビアコーチイン[
グし、この接着剤を80℃で1分間乾燥した被転写シー
トを作成した。そして、この被転写シートの接着剤面と
金属膜転写用フィルムの転写膜面とを重ね合わせ°C金
属ロールで圧着し、被転写シート側にアルミニウム転写
膜の転写を行った。そして、転写されたアルミニウム転
写膜の光沢を測定した。光沢の測定は、JIS−Z−8
471の方法2に基づいて行った。なお、値が高いほど
、光沢及び反射性が良好である。
■外観 金属膜転写用フィルムの転写面に光沢の試験で用いたの
と同様のポリウレタン系接着剤を5g/イ(固形分換算
)でコーティングし、この接着剤を80℃で1分間乾燥
した。そして、この接着剤面にアート紙を重ねて両者を
貼着し、転写面をアート紙側に転写した。そして、転写
された転写面の外観を感応評価した。評価の基準は次の
とおりである。
O:光沢及q美麗さがともに良好。
O:光沢は若干劣るが美麗さは良好。
×:光沢が悪く、転写面にむらがあり、さらにサンダー
マークが発生している。
第2表 傘すンダーマーク無し
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ第1の発明に係る金属膜転
写用フィルムの一例の縦断面部分図、第3図は第2の発
明においてアルミニウム蒸着膜を酸化雰囲気中においた
場合の変化状態を示すグラフ、第4図は第3の発明に係
る金属膜転写用フィルム基材の縦断面部分図、第5図は
第4の発明を実施するための金属転写膜転写装置の一例
の概略正面図である。 1.1a・・・金属膜転写用フィルム、2,12・・・
熱可塑性樹脂フィルム層、3,13・・・金属酸化膜層
、4・・・金属転写膜層、5・・・金属膜層。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂フィルム層と、 前記熱可塑性樹脂フィルム層の片面に固着された金属酸
    化膜層と、 前記金属酸化膜層上に剥離可能に配置された金属転写膜
    層と、 を備えた金属膜転写用フィルム。
  2. (2)前記熱可塑性樹脂フィルム層が、2軸延伸ポリプ
    ロピレン樹脂フィルム層である請求項(1)に記載の金
    属膜転写用フィルム。
  3. (3)前記熱可塑性樹脂フィルム層が、2軸延伸ポリエ
    ステル樹脂フィルム層である請求項(1)に記載の金属
    膜転写用フィルム。
  4. (4)前記熱可塑性樹脂フィルム層の他面が、さらに金
    属膜層を備えている請求項(1)に記載の金属膜転写用
    フィルム。
  5. (5)熱可塑性樹脂フィルムを用意することと、前記熱
    可塑性樹脂フィルムの片面に金属を蒸着し、金属膜を配
    置することと、 前記金属膜を酸化雰囲気中に置くことと、 前記金属膜上に金属を蒸着し、金属転写膜を配置するこ
    とと、 を含む金属膜転写用フィルムの製造方法。
  6. (6)金属転写膜層を転写するために用いられる金属膜
    転写用フィルム基材であって、 熱可塑性樹脂フィルム層と、 前記熱可塑性樹脂フィルム層の片面に固着された、前記
    金属転写膜層を剥離可能に積層するための金属酸化膜層
    と、 を備えた金属膜転写用フィルム基材。
  7. (7)熱可塑性樹脂フィルム層と金属酸化膜層と金属転
    写膜層とがこの順に積層された金属膜転写用フィルムか
    ら前記金属転写膜層を被転写シートに転写する、金属膜
    転写用フィルムの使用方法であって、 前記金属転写膜層と前記被転写シートとが対面するよう
    に前記金属膜転写用フィルムと前記被転写シートとを重
    ねることと、 前記金属転写膜層が前記金属酸化膜層よりも前記被転写
    シートに強く接着するように、前記金属膜転写用フィル
    ムと前記被転写シートとを圧着することと、 前記金属酸化膜層と前記金属転写膜層との間で分離する
    ことにより、前記金属転写膜層を失った前記金属膜転写
    用フィルムと前記金属転写膜層を得た前記被転写シート
    とを得ることと、 を含む金属膜転写用フィルムの使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000355072A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Chisso Corp アルミニウム転写蒸着薄葉体
JP2020187975A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 株式会社アルバック リチウム電極の製造装置及びその方法

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