JPH0785548A - テープローディング機構 - Google Patents
テープローディング機構Info
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- JPH0785548A JPH0785548A JP5254929A JP25492993A JPH0785548A JP H0785548 A JPH0785548 A JP H0785548A JP 5254929 A JP5254929 A JP 5254929A JP 25492993 A JP25492993 A JP 25492993A JP H0785548 A JPH0785548 A JP H0785548A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープをシリンダにローディングし、又はア
ンローディングするときのテープの損傷を防止するこ
と。 【構成】 カセット1とシリンダ6との間でテープ4を
案内する第1のテープ引出ポスト32に、上及び下フラ
ンジ33,36を設ける。更にこれらのフランジの約半
周にわたって切欠部34,37を形成する。こうすると
ローディング又はアンローディング時にテープの走行経
路が上下に揺動しても、第1のテープ引出ポスト32に
対するテープ4の許容摺動範囲が広くなり、テープ4の
引っ掛かりがなくなる。又記録再生時にはテープ4はB
位置の第1のテープ引出ポスト32及び第2のテープ引
出ポスト20に保持され、走行位置の上下が規制され
る。
ンローディングするときのテープの損傷を防止するこ
と。 【構成】 カセット1とシリンダ6との間でテープ4を
案内する第1のテープ引出ポスト32に、上及び下フラ
ンジ33,36を設ける。更にこれらのフランジの約半
周にわたって切欠部34,37を形成する。こうすると
ローディング又はアンローディング時にテープの走行経
路が上下に揺動しても、第1のテープ引出ポスト32に
対するテープ4の許容摺動範囲が広くなり、テープ4の
引っ掛かりがなくなる。又記録再生時にはテープ4はB
位置の第1のテープ引出ポスト32及び第2のテープ引
出ポスト20に保持され、走行位置の上下が規制され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセット式ビデオテー
プレコーダ(VTR)等の磁気記録再生装置におけるテ
ープローディング機構に関するものである。
プレコーダ(VTR)等の磁気記録再生装置におけるテ
ープローディング機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRに設けられたテープローデ
ィング機構について、図9及び図10を用いて説明す
る。図9は従来例のテープローディング機構を含むVT
Rの構成を示す平面図である。本図においてカセット1
は供給リール2と巻取リール3とを有し、信号記録再生
用のテープ4を回巻し、収納位置に収納している。
ィング機構について、図9及び図10を用いて説明す
る。図9は従来例のテープローディング機構を含むVT
Rの構成を示す平面図である。本図においてカセット1
は供給リール2と巻取リール3とを有し、信号記録再生
用のテープ4を回巻し、収納位置に収納している。
【0003】一方、VTRのシャーシ5には、テープ4
をヘリカル状に回巻するシリンダ6が設けられ、カセッ
ト1の着座位置に供給リール台7,巻取リール台8が設
けられている。シリンダ6の左右後方のシャーシ5には
ストッパピン9,10が立設されている。ストッパピン
9は後述する左側のガイド溝の終端に取付けられ、スト
ッパピン10は右側のガイド溝の終端に取付けられてい
る。
をヘリカル状に回巻するシリンダ6が設けられ、カセッ
ト1の着座位置に供給リール台7,巻取リール台8が設
けられている。シリンダ6の左右後方のシャーシ5には
ストッパピン9,10が立設されている。ストッパピン
9は後述する左側のガイド溝の終端に取付けられ、スト
ッパピン10は右側のガイド溝の終端に取付けられてい
る。
【0004】図10は第1のスライドベース11を含む
第1のテープ引出手段の構成を示す斜視図である。スラ
イドベース11はシャーシ5の上面に沿ってシリンダ6
の左側を移動する平板状の部材であり、その下面には2
本のガイドピン13,14が下向きに取付けられてい
る。図9に示す第2のテープ引出手段も第1のテープ引
出手段と同様に第2のスライドベース12の下面に2本
のガイドピン15,16が取付けられている。スライド
ベース11,12の一側面には、V字状に切り欠かれた
凹部17,18が夫々形成されている。凹部17はシリ
ンダ6にテープ4をローディングした状態でストッパピ
ン9と当接し、凹部18はストッパピン10と当接する
ものである。
第1のテープ引出手段の構成を示す斜視図である。スラ
イドベース11はシャーシ5の上面に沿ってシリンダ6
の左側を移動する平板状の部材であり、その下面には2
本のガイドピン13,14が下向きに取付けられてい
る。図9に示す第2のテープ引出手段も第1のテープ引
出手段と同様に第2のスライドベース12の下面に2本
のガイドピン15,16が取付けられている。スライド
ベース11,12の一側面には、V字状に切り欠かれた
凹部17,18が夫々形成されている。凹部17はシリ
ンダ6にテープ4をローディングした状態でストッパピ
ン9と当接し、凹部18はストッパピン10と当接する
ものである。
【0005】図9に示すようにスライドベース11,1
2の上面にはテープ引出ポスト19,20が夫々取付け
られている。第1のテープ引出ポスト19はローディン
グ時にカセット1内の供給リール2からテープ4を引き
出し、シリンダ6の方にテープ4を案内すると共に、テ
ープ4をシリンダ6のテープ摺動面に回巻する記録再生
位置へ案内する。図10に示すようにテープ引出ポスト
19は、スライドベース11に立設されたポストシャフ
ト21の上部に圧入された上フランジ22と、ポストシ
ャフト21の中央部に嵌入されたローラ23と、ポスト
シャフト21の下部に圧入された下フランジ24とを有
している。
2の上面にはテープ引出ポスト19,20が夫々取付け
られている。第1のテープ引出ポスト19はローディン
グ時にカセット1内の供給リール2からテープ4を引き
出し、シリンダ6の方にテープ4を案内すると共に、テ
ープ4をシリンダ6のテープ摺動面に回巻する記録再生
位置へ案内する。図10に示すようにテープ引出ポスト
19は、スライドベース11に立設されたポストシャフ
ト21の上部に圧入された上フランジ22と、ポストシ
ャフト21の中央部に嵌入されたローラ23と、ポスト
シャフト21の下部に圧入された下フランジ24とを有
している。
【0006】テープ引出ポスト19の上フランジ22と
下フランジ24は、その間隔がテープ4の幅より若干大
きく設定されており、ローディング又はアンローディン
グ時に、テープ4がテープ引出ポスト19から外れない
ように規制するためのものである。又、上フランジ22
は2点鎖線で示すB位置でテープ4の上端と接触するこ
とで、テープ4を一定の高さで安定に走行させるための
規制の役割を果す。
下フランジ24は、その間隔がテープ4の幅より若干大
きく設定されており、ローディング又はアンローディン
グ時に、テープ4がテープ引出ポスト19から外れない
ように規制するためのものである。又、上フランジ22
は2点鎖線で示すB位置でテープ4の上端と接触するこ
とで、テープ4を一定の高さで安定に走行させるための
規制の役割を果す。
【0007】更に第1のスライドベース11,第2のス
ライドベース12の上面には第1の傾斜ポスト25,第
2の傾斜ポスト26が夫々取付けられている。図10に
示すように傾斜ポスト25はテープ引出ポスト19に対
して傾斜しており、シリンダ6のテープ摺動面にテープ
4の記録面が平行となるよう案内するポストである。傾
斜ポスト25はその先端部がテープ引出ポスト19と近
接する方向に傾斜しているのに対し、傾斜ポスト26は
テープ引出ポスト20に対し先端部が離間する方向に傾
斜している。
ライドベース12の上面には第1の傾斜ポスト25,第
2の傾斜ポスト26が夫々取付けられている。図10に
示すように傾斜ポスト25はテープ引出ポスト19に対
して傾斜しており、シリンダ6のテープ摺動面にテープ
4の記録面が平行となるよう案内するポストである。傾
斜ポスト25はその先端部がテープ引出ポスト19と近
接する方向に傾斜しているのに対し、傾斜ポスト26は
テープ引出ポスト20に対し先端部が離間する方向に傾
斜している。
【0008】次にシリンダ6の周囲のシャーシ5には、
ガイド溝27,28が切り欠かれている。ガイド溝27
はテープ4のローディング時又はアンローディング時
に、スライドベース11を移動させる溝であり、ガイド
ピン13,14と係合し、図示しない駆動装置により第
1のテープ引出手段を搬送する。ガイド溝28もテープ
4のローディング時又はアンローディング時に、スライ
ドベース12を含む第2のテープ引出手段を移動させる
溝であり、ガイドピン15,16と係合する。カセット
1がVTRに装着されない状態では、スライドベース1
1,12は図9に実線で示すA位置にあり、シリンダ6
がテープ4をローディングした状態ではB位置にある。
こうして第1及び第2のテープ引出手段がカセット1内
にあるA位置と、テープ4がシリンダ6に巻付けられた
B位置との間を往復移動する。このようにガイド溝2
7,28と、ストッパピン9,10は、図示しない駆動
源とを含めて、テープ引出手段をA位置とB位置とへ駆
動する第1及び第2の駆動手段を構成している。
ガイド溝27,28が切り欠かれている。ガイド溝27
はテープ4のローディング時又はアンローディング時
に、スライドベース11を移動させる溝であり、ガイド
ピン13,14と係合し、図示しない駆動装置により第
1のテープ引出手段を搬送する。ガイド溝28もテープ
4のローディング時又はアンローディング時に、スライ
ドベース12を含む第2のテープ引出手段を移動させる
溝であり、ガイドピン15,16と係合する。カセット
1がVTRに装着されない状態では、スライドベース1
1,12は図9に実線で示すA位置にあり、シリンダ6
がテープ4をローディングした状態ではB位置にある。
こうして第1及び第2のテープ引出手段がカセット1内
にあるA位置と、テープ4がシリンダ6に巻付けられた
B位置との間を往復移動する。このようにガイド溝2
7,28と、ストッパピン9,10は、図示しない駆動
源とを含めて、テープ引出手段をA位置とB位置とへ駆
動する第1及び第2の駆動手段を構成している。
【0009】以上のように構成された従来例のテープロ
ーディング機構の動作について説明する。先ず、スライ
ドベース11,12がA位置からB位置へ移動するロー
ディング時の動作について説明する。図9においてカセ
ット1が所定位置に装着されるローディング時には、ガ
イドピン14,16が図示しないローディングモータ等
の駆動手段に駆動され、スライドベース11,12は夫
々ガイド溝27,28に沿って移動する。このとき図示
しないブレーキ手段により供給リール台7には弱いブレ
ーキをかけ、巻取リール台8には強いブレーキをかけ
る。
ーディング機構の動作について説明する。先ず、スライ
ドベース11,12がA位置からB位置へ移動するロー
ディング時の動作について説明する。図9においてカセ
ット1が所定位置に装着されるローディング時には、ガ
イドピン14,16が図示しないローディングモータ等
の駆動手段に駆動され、スライドベース11,12は夫
々ガイド溝27,28に沿って移動する。このとき図示
しないブレーキ手段により供給リール台7には弱いブレ
ーキをかけ、巻取リール台8には強いブレーキをかけ
る。
【0010】このように供給側と巻取り側のリール台に
共にブレーキをかけるのは、テープ引出ポスト19,2
0がテープ4をカセット1から引出すときに、テープ4
が余計に引出されて弛まないようにするためである。
又、供給側と巻取り側でブレーキの強さを変えるのは、
テープ4が供給リール2からのみ引出されるようにする
ためである。
共にブレーキをかけるのは、テープ引出ポスト19,2
0がテープ4をカセット1から引出すときに、テープ4
が余計に引出されて弛まないようにするためである。
又、供給側と巻取り側でブレーキの強さを変えるのは、
テープ4が供給リール2からのみ引出されるようにする
ためである。
【0011】スライドベース11,12の移動に伴い、
テープ引出ポスト19,20はカセット1の供給リール
2からのみテープ4を引出してシリンダ6に巻付けてい
く。スライドベース11,12に設けられた凹部17,
18が、夫々ストッパピン9,10と係合すると、スラ
イドベース11,12のガイド溝27,28に沿った移
動が停止する。又、ガイドピン14,16がガイド溝2
7,28の内周に当接することでスライドベース11,
12が位置決めされ、テープ4のローディングが終了す
る。次にブレーキ機構を供給側、巻取り側とも非動作状
態とし、シリンダ6に巻付けたテープ4に対して信号の
記録又は再生を行う。
テープ引出ポスト19,20はカセット1の供給リール
2からのみテープ4を引出してシリンダ6に巻付けてい
く。スライドベース11,12に設けられた凹部17,
18が、夫々ストッパピン9,10と係合すると、スラ
イドベース11,12のガイド溝27,28に沿った移
動が停止する。又、ガイドピン14,16がガイド溝2
7,28の内周に当接することでスライドベース11,
12が位置決めされ、テープ4のローディングが終了す
る。次にブレーキ機構を供給側、巻取り側とも非動作状
態とし、シリンダ6に巻付けたテープ4に対して信号の
記録又は再生を行う。
【0012】次に、スライドベース11,12がB位置
からA位置へ移動するアンローディング時には、スライ
ドベース11,12はローディング時とは逆方向に駆動
されてガイド溝27,28に沿って移動する。スライド
ベース11,12がカセット1の方向へ移動につれてテ
ープ4は弛むが、このテープ4は図示しない巻取手段に
より供給リール2に巻取られるる。
からA位置へ移動するアンローディング時には、スライ
ドベース11,12はローディング時とは逆方向に駆動
されてガイド溝27,28に沿って移動する。スライド
ベース11,12がカセット1の方向へ移動につれてテ
ープ4は弛むが、このテープ4は図示しない巻取手段に
より供給リール2に巻取られるる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の構成では、ローディングが終了するB位置ではテープ
4に対して安定な走行路が形成されるものの、A位置と
B位置との間を移動するローディング又はアンローディ
ング時は無理な走行路となってしまう。即ち、テープ4
を走行させると、B位置ではテープ4がシリンダ6に回
巻されているので、一方のリールから出て捩じれること
なく走行する。他方のリールへ入るときには高さずれや
水平方向からの傾きを生じないで走行する。これに対し
てA位置とB位置との途中位置では、テープ4がシリン
ダ6に充分回巻されなくなるので、テープ4が捩じれた
り、走行するにつれて位置が変化してしまう恐れがあ
る。
の構成では、ローディングが終了するB位置ではテープ
4に対して安定な走行路が形成されるものの、A位置と
B位置との間を移動するローディング又はアンローディ
ング時は無理な走行路となってしまう。即ち、テープ4
を走行させると、B位置ではテープ4がシリンダ6に回
巻されているので、一方のリールから出て捩じれること
なく走行する。他方のリールへ入るときには高さずれや
水平方向からの傾きを生じないで走行する。これに対し
てA位置とB位置との途中位置では、テープ4がシリン
ダ6に充分回巻されなくなるので、テープ4が捩じれた
り、走行するにつれて位置が変化してしまう恐れがあ
る。
【0014】これは、シリンダ6、テープ引出ポスト1
9,20、傾斜ポスト25,26との位置関係によるも
ので、B位置では安定な走行路が形成されるように設定
されていても、その位置からテープ引出ポスト19,2
0と傾斜ポスト25,26を移動させると、安定な走行
路が形成される位置関係でなくなってしまうためであ
る。このため、テープ4が図9で左から右へ走行するロ
ーディング時は、傾斜ポスト25,26の先端部が左側
に倒れているので、これらのポストを経由する間に、テ
ープ4は本来の走行高さより下ってしまう。このため水
平に入射すべきテープ引出ポスト20にテープ4が下方
から入ってしてしまうという恐れがあった。
9,20、傾斜ポスト25,26との位置関係によるも
ので、B位置では安定な走行路が形成されるように設定
されていても、その位置からテープ引出ポスト19,2
0と傾斜ポスト25,26を移動させると、安定な走行
路が形成される位置関係でなくなってしまうためであ
る。このため、テープ4が図9で左から右へ走行するロ
ーディング時は、傾斜ポスト25,26の先端部が左側
に倒れているので、これらのポストを経由する間に、テ
ープ4は本来の走行高さより下ってしまう。このため水
平に入射すべきテープ引出ポスト20にテープ4が下方
から入ってしてしまうという恐れがあった。
【0015】又、テープ4が右から左へ走行するアンロ
ーディング時は、傾斜ポスト26,25に対する進入方
向が逆になるので、傾斜ポスト26、シリンダ6、傾斜
ポスト25を経由する間にテープ4は本来の走行高さよ
り上がってしまう。このため水平に入るべきテープ引出
ポスト19にテープ4が上方から入ってしまうという恐
れがあった。
ーディング時は、傾斜ポスト26,25に対する進入方
向が逆になるので、傾斜ポスト26、シリンダ6、傾斜
ポスト25を経由する間にテープ4は本来の走行高さよ
り上がってしまう。このため水平に入るべきテープ引出
ポスト19にテープ4が上方から入ってしまうという恐
れがあった。
【0016】このためテープ4は、ローディング時は下
向きの力を受けてテープ引出ポスト20の下方へ、アン
ローディング時は上向きの力を受けてテープ引出ポスト
19の上方へ移動しようとする。テープ引出ポスト1
9,20は図10に示すようなフランジを有し、その間
隔はテープ4の幅より若干大きいだけである。従ってテ
ープ4の上下方向の移動許容量は小さく、テープ4の移
動はすぐに阻止される。特にアンローディング時には、
テープ4に大きなテンションをかけながら巻取りを行う
ため、上方への移動が阻止されたテープ4の端部が上フ
ランジ22に強く押付けられ、この部分で座屈したり、
曲って上フランジ22とローラ23との隙間に入ったり
してテープダメージが発生することがあるという問題が
あった。
向きの力を受けてテープ引出ポスト20の下方へ、アン
ローディング時は上向きの力を受けてテープ引出ポスト
19の上方へ移動しようとする。テープ引出ポスト1
9,20は図10に示すようなフランジを有し、その間
隔はテープ4の幅より若干大きいだけである。従ってテ
ープ4の上下方向の移動許容量は小さく、テープ4の移
動はすぐに阻止される。特にアンローディング時には、
テープ4に大きなテンションをかけながら巻取りを行う
ため、上方への移動が阻止されたテープ4の端部が上フ
ランジ22に強く押付けられ、この部分で座屈したり、
曲って上フランジ22とローラ23との隙間に入ったり
してテープダメージが発生することがあるという問題が
あった。
【0017】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、ローディング又はアンローディ
ング時におけるテープの上下方向の移動許容量を大きく
し、テープ引出ポストによるテープの損傷を防止するこ
とを目的とする。
なされたものであって、ローディング又はアンローディ
ング時におけるテープの上下方向の移動許容量を大きく
し、テープ引出ポストによるテープの損傷を防止するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、テープがカセット内に収納された収納位置とシリン
ダに巻付けられた記録再生位置との間でテープを案内す
るテープローディング機構であって、テープの収納及び
記録再生位置の間で往復自在に摺動する第1のスライド
ベース、第1のスライドベースに垂直に立設され、第1
のスライドベースが往復途上にあるときテープと当接す
る少なくとも一方の側面が切り欠かれた上フランジ及び
下フランジとローラとを有する第1のテープ引出ポス
ト、第1のスライドベースに第1のテープ引出ポストと
近接して立設され、シリンダのテープ摺動面と略平行に
傾斜した第1の傾斜ポストを有し、カセットの供給リー
ルに回巻されたテープを案内する第1のテープ引出手段
と、テープの収納及び記録再生位置の間で往復自在に摺
動する第2のスライドベース、第2のスライドベースに
垂直に立設され、上フランジ及び下フランジとローラと
を有する第2のテープ引出ポスト、第2のスライドベー
スに第2のテープ引出ポストと近接して立設され、シリ
ンダのテープ摺動面と略平行に傾斜した第2の傾斜ポス
トを有し、シリンダに対し第1のテープ引出手段と反対
側に設けられ、カセットの巻取リールに回巻されたテー
プを案内する第2のテープ引出手段と、第1のテープ引
出手段をテープの収納及び記録再生位置に夫々案内する
第1の駆動手段と、第2のテープ引出手段をテープの収
納及び記録再生位置に夫々案内する第2の駆動手段と、
を具備することを特徴とするものである。
は、テープがカセット内に収納された収納位置とシリン
ダに巻付けられた記録再生位置との間でテープを案内す
るテープローディング機構であって、テープの収納及び
記録再生位置の間で往復自在に摺動する第1のスライド
ベース、第1のスライドベースに垂直に立設され、第1
のスライドベースが往復途上にあるときテープと当接す
る少なくとも一方の側面が切り欠かれた上フランジ及び
下フランジとローラとを有する第1のテープ引出ポス
ト、第1のスライドベースに第1のテープ引出ポストと
近接して立設され、シリンダのテープ摺動面と略平行に
傾斜した第1の傾斜ポストを有し、カセットの供給リー
ルに回巻されたテープを案内する第1のテープ引出手段
と、テープの収納及び記録再生位置の間で往復自在に摺
動する第2のスライドベース、第2のスライドベースに
垂直に立設され、上フランジ及び下フランジとローラと
を有する第2のテープ引出ポスト、第2のスライドベー
スに第2のテープ引出ポストと近接して立設され、シリ
ンダのテープ摺動面と略平行に傾斜した第2の傾斜ポス
トを有し、シリンダに対し第1のテープ引出手段と反対
側に設けられ、カセットの巻取リールに回巻されたテー
プを案内する第2のテープ引出手段と、第1のテープ引
出手段をテープの収納及び記録再生位置に夫々案内する
第1の駆動手段と、第2のテープ引出手段をテープの収
納及び記録再生位置に夫々案内する第2の駆動手段と、
を具備することを特徴とするものである。
【0019】本願の請求項3の発明は、テープがカセッ
ト内に収納された収納位置とシリンダに巻付けられた記
録再生位置との間でテープを案内するテープローディン
グ機構であって、テープの収納及び記録再生位置の間で
往復自在に摺動する第1のスライドベース、第1のスラ
イドベースに垂直に立設され、第1のスライドベースが
往復途上にあるときテープと当接する少なくとも一方の
側面が切り欠かれた上フランジ及び下フランジとローラ
とを有する第1のテープ引出ポスト、第1のテープ引出
ポストを一方向を回動させる付勢力を与える第1の弾性
支持手段、第1のスライドベースに第1のテープ引出ポ
ストと近接して立設され、シリンダのテープ摺動面と略
平行に傾斜した第1の傾斜ポストを有し、カセットの供
給リールに回巻されたテープを案内する第1のテープ引
出手段と、テープの収納及び記録再生位置の間で往復自
在に摺動する第2のスライドベース、第2のスライドベ
ースに垂直に立設され、上フランジ及び下フランジとロ
ーラとを有する第2のテープ引出ポスト、第2のスライ
ドベースに第2のテープ引出ポストと近接して立設さ
れ、シリンダのテープ摺動面と略平行に傾斜した第2の
傾斜ポストを有し、シリンダに対し第1のテープ引出手
段と反対側に設けられ、カセットの巻取リールに回巻さ
れたテープを案内する第2のテープ引出手段と、第1の
テープ引出手段をテープの収納及び記録再生位置に夫々
案内する第1の駆動手段と、第2のテープ引出手段をテ
ープの収納及び記録再生位置に夫々案内する第2の駆動
手段と、第1のテープ引出手段がテープの記録再生位置
に来たとき、上フランジ及び下フランジを第1のスライ
ドベースに対し回動させるフランジ回動手段と、とを具
備することを特徴とするものである。
ト内に収納された収納位置とシリンダに巻付けられた記
録再生位置との間でテープを案内するテープローディン
グ機構であって、テープの収納及び記録再生位置の間で
往復自在に摺動する第1のスライドベース、第1のスラ
イドベースに垂直に立設され、第1のスライドベースが
往復途上にあるときテープと当接する少なくとも一方の
側面が切り欠かれた上フランジ及び下フランジとローラ
とを有する第1のテープ引出ポスト、第1のテープ引出
ポストを一方向を回動させる付勢力を与える第1の弾性
支持手段、第1のスライドベースに第1のテープ引出ポ
ストと近接して立設され、シリンダのテープ摺動面と略
平行に傾斜した第1の傾斜ポストを有し、カセットの供
給リールに回巻されたテープを案内する第1のテープ引
出手段と、テープの収納及び記録再生位置の間で往復自
在に摺動する第2のスライドベース、第2のスライドベ
ースに垂直に立設され、上フランジ及び下フランジとロ
ーラとを有する第2のテープ引出ポスト、第2のスライ
ドベースに第2のテープ引出ポストと近接して立設さ
れ、シリンダのテープ摺動面と略平行に傾斜した第2の
傾斜ポストを有し、シリンダに対し第1のテープ引出手
段と反対側に設けられ、カセットの巻取リールに回巻さ
れたテープを案内する第2のテープ引出手段と、第1の
テープ引出手段をテープの収納及び記録再生位置に夫々
案内する第1の駆動手段と、第2のテープ引出手段をテ
ープの収納及び記録再生位置に夫々案内する第2の駆動
手段と、第1のテープ引出手段がテープの記録再生位置
に来たとき、上フランジ及び下フランジを第1のスライ
ドベースに対し回動させるフランジ回動手段と、とを具
備することを特徴とするものである。
【0020】本願の請求項5の発明は、テープがカセッ
ト内に収納された収納位置とシリンダに巻付けられた記
録再生位置との間でテープを案内するテープローディン
グ機構であって、テープの収納及び記録再生位置の間で
往復自在に摺動する第1のスライドベース、第1のスラ
イドベースに垂直方向に移動自在に立設され、上フラン
ジ及び下フランジとローラとを有する第1のテープ引出
ポスト、第1のテープ引出ポストを上下方向に弾性的に
支持する第2の弾性支持手段、第1のスライドベースに
第1のテープ引出ポストと近接して立設され、シリンダ
のテープ摺動面と略平行に傾斜した第1の傾斜ポストを
有し、カセットの供給リールに回巻されたテープを案内
する第1のテープ引出手段と、テープの収納及び記録再
生位置の間で往復自在に摺動する第2のスライドベー
ス、第2のスライドベースに垂直に立設され、上フラン
ジ及び下フランジとローラとを有する第2のテープ引出
ポスト、第2のスライドベースに第2のテープ引出ポス
トと近接して立設され、シリンダのテープ摺動面と略平
行に傾斜した第2の傾斜ポストを有し、シリンダに対し
第1のテープ引出手段と反対側に設けられ、カセットの
巻取リールに回巻されたテープを案内する第2のテープ
引出手段と、第1のテープ引出手段をテープの収納及び
記録再生位置に夫々案内する第1の駆動手段と、第2の
テープ引出手段をテープの収納及び記録再生位置に夫々
案内する第2の駆動手段と、第1のテープ引出手段がテ
ープの記録再生位置に来たとき、上フランジ及び下フラ
ンジの少なくとも一方と当接し、第1のテープ引出ポス
トをスライドベースに対し所定高さに保持するポスト高
さ位置決め手段と、を具備することを特徴とするもので
ある。
ト内に収納された収納位置とシリンダに巻付けられた記
録再生位置との間でテープを案内するテープローディン
グ機構であって、テープの収納及び記録再生位置の間で
往復自在に摺動する第1のスライドベース、第1のスラ
イドベースに垂直方向に移動自在に立設され、上フラン
ジ及び下フランジとローラとを有する第1のテープ引出
ポスト、第1のテープ引出ポストを上下方向に弾性的に
支持する第2の弾性支持手段、第1のスライドベースに
第1のテープ引出ポストと近接して立設され、シリンダ
のテープ摺動面と略平行に傾斜した第1の傾斜ポストを
有し、カセットの供給リールに回巻されたテープを案内
する第1のテープ引出手段と、テープの収納及び記録再
生位置の間で往復自在に摺動する第2のスライドベー
ス、第2のスライドベースに垂直に立設され、上フラン
ジ及び下フランジとローラとを有する第2のテープ引出
ポスト、第2のスライドベースに第2のテープ引出ポス
トと近接して立設され、シリンダのテープ摺動面と略平
行に傾斜した第2の傾斜ポストを有し、シリンダに対し
第1のテープ引出手段と反対側に設けられ、カセットの
巻取リールに回巻されたテープを案内する第2のテープ
引出手段と、第1のテープ引出手段をテープの収納及び
記録再生位置に夫々案内する第1の駆動手段と、第2の
テープ引出手段をテープの収納及び記録再生位置に夫々
案内する第2の駆動手段と、第1のテープ引出手段がテ
ープの記録再生位置に来たとき、上フランジ及び下フラ
ンジの少なくとも一方と当接し、第1のテープ引出ポス
トをスライドベースに対し所定高さに保持するポスト高
さ位置決め手段と、を具備することを特徴とするもので
ある。
【0021】
【作用】このような特徴を有する請求項1,2の発明に
よれば、テープをシリンダにローディング又はアンロー
ディングするとき、第1及び第2のテープ引出手段はテ
ープを保持しつつ案内する。このときテープの走行路は
不安定になるが、第1のテープ引出ポストのフランジに
切欠部を設けたので、テープの上下方向の移動許容量が
大きくなる。このためテープの端部が第1及び第2のテ
ープ引出ポストに引っ掛からなくなる。又テープがシリ
ンダに回巻されると、テープの走行位置は第1の及び第
2のテープ引出ポストの上下フランジで確実に規制され
る。
よれば、テープをシリンダにローディング又はアンロー
ディングするとき、第1及び第2のテープ引出手段はテ
ープを保持しつつ案内する。このときテープの走行路は
不安定になるが、第1のテープ引出ポストのフランジに
切欠部を設けたので、テープの上下方向の移動許容量が
大きくなる。このためテープの端部が第1及び第2のテ
ープ引出ポストに引っ掛からなくなる。又テープがシリ
ンダに回巻されると、テープの走行位置は第1の及び第
2のテープ引出ポストの上下フランジで確実に規制され
る。
【0022】又本願の請求項3,4の発明によれば、テ
ープをシリンダにローディング又はアンローディングす
るとき、第1及び第2のテープ引出手段はテープを保持
しつつ案内する。このときテープの走行路は不安定にな
るが、第1のテープ引出ポストのフランジに切欠部を設
けているので、テープの端部が第1及び第2のテープ引
出ポストに引っ掛からなくなる。第1及び第2のテープ
引出手段がテープの記録再生位置に来たとき、フランジ
回動手段は切欠部がテープ巻付け範囲から逃げるように
位置制御する。このためローディング又はアンローディ
ング時にはテープの上下方向の移動許容量が大きくな
り、テープがシリンダに回巻されると、テープの走行位
置は第1及び第2のテープ引出ポストの上下フランジで
確実に規制される。
ープをシリンダにローディング又はアンローディングす
るとき、第1及び第2のテープ引出手段はテープを保持
しつつ案内する。このときテープの走行路は不安定にな
るが、第1のテープ引出ポストのフランジに切欠部を設
けているので、テープの端部が第1及び第2のテープ引
出ポストに引っ掛からなくなる。第1及び第2のテープ
引出手段がテープの記録再生位置に来たとき、フランジ
回動手段は切欠部がテープ巻付け範囲から逃げるように
位置制御する。このためローディング又はアンローディ
ング時にはテープの上下方向の移動許容量が大きくな
り、テープがシリンダに回巻されると、テープの走行位
置は第1及び第2のテープ引出ポストの上下フランジで
確実に規制される。
【0023】更に本願の請求項5、6の発明によれば、
テープをシリンダにローディング又はアンローディング
するとき、第1及び第2のテープ引出手段はテープを保
持しつつ案内する。このときテープの走行路は不安定に
なるが、第2の弾性支持手段が第1のテープ引出ポスト
を上下方向に移動可能なように支持する。このためテー
プの端部が第1及び第2のテープ引出ポストに引っ掛か
らなくなる。従ってローディング又はアンローディング
時にテープが上下方向に移動しようとしても、テープと
共に第1のテープ引出ポストが移動できて、テープのフ
ランジに対する上下方向の相対移動量が少なくなる。こ
のためテープの第1及び第2のテープ引出ポストに対す
る入射角が低減する。又、テープがシリンダに回巻され
ると、テープの走行位置は第1及び第2のテープ引出ポ
ストの上下フランジで確実に規制される。
テープをシリンダにローディング又はアンローディング
するとき、第1及び第2のテープ引出手段はテープを保
持しつつ案内する。このときテープの走行路は不安定に
なるが、第2の弾性支持手段が第1のテープ引出ポスト
を上下方向に移動可能なように支持する。このためテー
プの端部が第1及び第2のテープ引出ポストに引っ掛か
らなくなる。従ってローディング又はアンローディング
時にテープが上下方向に移動しようとしても、テープと
共に第1のテープ引出ポストが移動できて、テープのフ
ランジに対する上下方向の相対移動量が少なくなる。こ
のためテープの第1及び第2のテープ引出ポストに対す
る入射角が低減する。又、テープがシリンダに回巻され
ると、テープの走行位置は第1及び第2のテープ引出ポ
ストの上下フランジで確実に規制される。
【0024】
【実施例】本発明の第1実施例におけるテープローディ
ング機構について、図1及び図2を用いて説明する。
尚、従来例と同一部分には同一の記号を付け、その説明
は省略する。図1は、第1実施例におけるテープローデ
ィング機構を含むVTRの平面図である。本図に示すよ
うに供給リール台7側には従来例と異なる第1のテープ
引出手段が移動自在に設けられている。図2は第1のテ
ープ引出手段の構成を示す斜視図である。
ング機構について、図1及び図2を用いて説明する。
尚、従来例と同一部分には同一の記号を付け、その説明
は省略する。図1は、第1実施例におけるテープローデ
ィング機構を含むVTRの平面図である。本図に示すよ
うに供給リール台7側には従来例と異なる第1のテープ
引出手段が移動自在に設けられている。図2は第1のテ
ープ引出手段の構成を示す斜視図である。
【0025】図2において、板状の第1のスライドベー
ス31には第1のテープ引出ポスト32が立設されてい
る。テープ引出ポスト32はローディング時に供給リー
ル2に収納されたテープ4を引き出し、シリンダ6の方
にテープ4を案内すると共に、シリンダ6のテープ摺動
面にテープ4を装着するものである。テープ引出ポスト
32の上フランジ33には、凹部17側の約半周に渡っ
てローラ23と近接する部分が切欠かれた切欠部34が
形成されている。そして上ブランジ33の残りの約半周
がテープ高さ規制部35となっている。
ス31には第1のテープ引出ポスト32が立設されてい
る。テープ引出ポスト32はローディング時に供給リー
ル2に収納されたテープ4を引き出し、シリンダ6の方
にテープ4を案内すると共に、シリンダ6のテープ摺動
面にテープ4を装着するものである。テープ引出ポスト
32の上フランジ33には、凹部17側の約半周に渡っ
てローラ23と近接する部分が切欠かれた切欠部34が
形成されている。そして上ブランジ33の残りの約半周
がテープ高さ規制部35となっている。
【0026】又下フランジ36には上フランジ33と同
様の位置に、ローラ23側で約半周が切り欠かれ、切欠
部37が形成されている。そして残りの約半周がテープ
高さ規制部38となっている。切欠部34,37はロー
ラ23から遠ざかるにつれて径が大きくなる滑らかな円
錐状の曲面となっている。又、切欠部34とテープ高さ
規制部35、及び切欠部37とテープ高さ規制部38と
の間も滑らかな曲面で結ばれている。尚、巻取り側に位
置する第2のテープ引出手段は従来例のものと同様であ
る。
様の位置に、ローラ23側で約半周が切り欠かれ、切欠
部37が形成されている。そして残りの約半周がテープ
高さ規制部38となっている。切欠部34,37はロー
ラ23から遠ざかるにつれて径が大きくなる滑らかな円
錐状の曲面となっている。又、切欠部34とテープ高さ
規制部35、及び切欠部37とテープ高さ規制部38と
の間も滑らかな曲面で結ばれている。尚、巻取り側に位
置する第2のテープ引出手段は従来例のものと同様であ
る。
【0027】シリンダ6の左側に、右側のガイド溝28
とほぼ対称となるようガイド溝39が設けられている。
ガイド溝39は図1のB位置付近で溝幅が広くなってい
る。ガイド溝39のシリンダ6に近接する終端部には、
回り止めピン40がシャーシ5上に立設されている。回
り止めピン40はスライドベース31がB位置に到来
し、凹部17がストッパピン9に係合した後、スライド
ベース31の回転位置を規制するピンである。
とほぼ対称となるようガイド溝39が設けられている。
ガイド溝39は図1のB位置付近で溝幅が広くなってい
る。ガイド溝39のシリンダ6に近接する終端部には、
回り止めピン40がシャーシ5上に立設されている。回
り止めピン40はスライドベース31がB位置に到来
し、凹部17がストッパピン9に係合した後、スライド
ベース31の回転位置を規制するピンである。
【0028】ストッパピン9の右側に板ばね41が取付
けられている。板ばね41は、一端がシャーシ5に固定
され、他端がシリンダ6の接線方向に撓み自在となるよ
う支持されたばねである。板ばね41は図2のガイドピ
ン14と当接することで、B位置に来たスライドベース
31をストッパピン9を回転軸として時計方向に付勢す
る働きをする。又スライドベース31がB位置にきたと
き、板ばね41のばね力に抗してガイドピン14を反時
計方向に付勢する図示しない回動部材が取付けられてい
るものとする。ここで、スライドベース31の駆動源,
ストッパピン9,ガイド溝39,回り止めピン40,板
ばね41,回動部材は、第1のテープ引出手段をテープ
の収納及び記録再生位置に夫々案内し、スライドベース
31を回動させる第1の駆動手段を構成している。
けられている。板ばね41は、一端がシャーシ5に固定
され、他端がシリンダ6の接線方向に撓み自在となるよ
う支持されたばねである。板ばね41は図2のガイドピ
ン14と当接することで、B位置に来たスライドベース
31をストッパピン9を回転軸として時計方向に付勢す
る働きをする。又スライドベース31がB位置にきたと
き、板ばね41のばね力に抗してガイドピン14を反時
計方向に付勢する図示しない回動部材が取付けられてい
るものとする。ここで、スライドベース31の駆動源,
ストッパピン9,ガイド溝39,回り止めピン40,板
ばね41,回動部材は、第1のテープ引出手段をテープ
の収納及び記録再生位置に夫々案内し、スライドベース
31を回動させる第1の駆動手段を構成している。
【0029】尚実際のVTRには、図示した機構部品以
外にもテープガイドポスト、キャプスタン、ピンチロー
ラ等が取付けられている。しかしここでは本発明の目的
とは関係が少ないため図示を省略している。この省略は
後述の第2、第3実施例でも同様である。又スライドベ
ース12の駆動源,ストッパ10,ガイド溝28は、第
2のテープ引出手段をテープの収納及び記録再生位置に
夫々案内する第2の駆動手段を構成している。
外にもテープガイドポスト、キャプスタン、ピンチロー
ラ等が取付けられている。しかしここでは本発明の目的
とは関係が少ないため図示を省略している。この省略は
後述の第2、第3実施例でも同様である。又スライドベ
ース12の駆動源,ストッパ10,ガイド溝28は、第
2のテープ引出手段をテープの収納及び記録再生位置に
夫々案内する第2の駆動手段を構成している。
【0030】以上のように構成されたテープローディン
グ機構の動作について説明する。カセット1が所定位置
に装着されると、ガイドピン14,16が図示しないロ
ーディングモータを駆動源とする駆動手段により駆動さ
れ、左右のスライドベース31,12は夫々ガイド溝3
9,28に沿って移動する。スライドベース31,12
がA位置からB位置へ移動するローディング時は、テー
プ引出ポスト32,20はカセット1の供給リール2か
らのみテープ4を引出し、シリンダ6に巻付けていく。
このときテープ引出ポスト32が傾斜ポスト25よりB
位置側にあるので、傾斜ポスト25にはテープ4が巻き
付かない。
グ機構の動作について説明する。カセット1が所定位置
に装着されると、ガイドピン14,16が図示しないロ
ーディングモータを駆動源とする駆動手段により駆動さ
れ、左右のスライドベース31,12は夫々ガイド溝3
9,28に沿って移動する。スライドベース31,12
がA位置からB位置へ移動するローディング時は、テー
プ引出ポスト32,20はカセット1の供給リール2か
らのみテープ4を引出し、シリンダ6に巻付けていく。
このときテープ引出ポスト32が傾斜ポスト25よりB
位置側にあるので、傾斜ポスト25にはテープ4が巻き
付かない。
【0031】ローディング時にはテープ4は図1の左か
ら右へ走行するが、無理な走行路となってしまうため、
シリンダ6、傾斜ポスト26を経由する間にテープ4は
本来の走行高さより上がる。この場合のテープ4のテー
プ引出ポストの軸に対する傾きはシリンダ6、傾斜ポス
ト26、テープ引出ポスト32,20の位置関係により
決まり、従来例とは違って傾斜ポスト25にテープ4が
巻き付いていないため、テープ4はテープ引出ポスト2
0に上方から入ってしまう。
ら右へ走行するが、無理な走行路となってしまうため、
シリンダ6、傾斜ポスト26を経由する間にテープ4は
本来の走行高さより上がる。この場合のテープ4のテー
プ引出ポストの軸に対する傾きはシリンダ6、傾斜ポス
ト26、テープ引出ポスト32,20の位置関係により
決まり、従来例とは違って傾斜ポスト25にテープ4が
巻き付いていないため、テープ4はテープ引出ポスト2
0に上方から入ってしまう。
【0032】このためテープ4の端部がテープ引出ポス
ト20の上フランジに押付けられることになる。このと
き、テープの損傷が発生するかどうかはテープ4にかか
るテンションの大小により決る。ローディング時にテー
プ4にかかるテンションは、供給リール台7のブレーキ
トルクを供給リール2のテープ巻半径で割ったものとな
り、供給リール台7にかけるブレーキを弱くすることに
より十分小さくできる。このためローディング時は、テ
ープ4が無理な走行路となっても損傷が発生することは
少ない。
ト20の上フランジに押付けられることになる。このと
き、テープの損傷が発生するかどうかはテープ4にかか
るテンションの大小により決る。ローディング時にテー
プ4にかかるテンションは、供給リール台7のブレーキ
トルクを供給リール2のテープ巻半径で割ったものとな
り、供給リール台7にかけるブレーキを弱くすることに
より十分小さくできる。このためローディング時は、テ
ープ4が無理な走行路となっても損傷が発生することは
少ない。
【0033】次に、スライドベース31,12の停止時
におけるテープ4の状態について説明する。図3は第1
のテープ引出手段がB位置に来たとき、スライドベース
31の回動状態を示す説明図である。図1に示すように
スライドベース31は、凹部17がストッパピン9に係
合した後、回動自在の状態となる。図3(a)に示す状
態からガイドピン14が板ばね41と当接することで、
図3(b)のように板ばね41を撓ませながら、スライ
ドベース31が図3(c)に示すように反時計方向に回
動する。これはガイドピン14及びストッパピン9を結
ぶ方向と、回動部材によりガイドピン14を付勢する方
向とにある角度をもたせておくことにより、スライドベ
ース31をB位置で容易に回動させることができる。そ
してスライドベース31の外周部が回り止めピン40に
当接して回転を停止する。
におけるテープ4の状態について説明する。図3は第1
のテープ引出手段がB位置に来たとき、スライドベース
31の回動状態を示す説明図である。図1に示すように
スライドベース31は、凹部17がストッパピン9に係
合した後、回動自在の状態となる。図3(a)に示す状
態からガイドピン14が板ばね41と当接することで、
図3(b)のように板ばね41を撓ませながら、スライ
ドベース31が図3(c)に示すように反時計方向に回
動する。これはガイドピン14及びストッパピン9を結
ぶ方向と、回動部材によりガイドピン14を付勢する方
向とにある角度をもたせておくことにより、スライドベ
ース31をB位置で容易に回動させることができる。そ
してスライドベース31の外周部が回り止めピン40に
当接して回転を停止する。
【0034】このようにスライドベース31が図1のシ
リンダ6に近接する方向に回転することにより、ローデ
ィング時にテープ4が巻付いていなかった傾斜ポスト2
5にもテープ4が巻付くことになる。一方、右側のスラ
イドベース12は従来例と同様に、凹部18がストッパ
ピン10に係合した後、ガイドピン16がガイド溝28
の内周に当接することで位置決めされる。
リンダ6に近接する方向に回転することにより、ローデ
ィング時にテープ4が巻付いていなかった傾斜ポスト2
5にもテープ4が巻付くことになる。一方、右側のスラ
イドベース12は従来例と同様に、凹部18がストッパ
ピン10に係合した後、ガイドピン16がガイド溝28
の内周に当接することで位置決めされる。
【0035】以上のようにスライドベース31をローデ
ィング終了直前に回転させることで、テープ引出ポスト
32の切欠部34,37で挟まれた広い範囲にテープ4
がローディング時に位置していても、ローディング終了
時にはテープ4をテープ高さ規制部35,38の間で確
実に位置決めすることができる。このためテープ4が所
定の高さに保持され、記録再生が可能となる。
ィング終了直前に回転させることで、テープ引出ポスト
32の切欠部34,37で挟まれた広い範囲にテープ4
がローディング時に位置していても、ローディング終了
時にはテープ4をテープ高さ規制部35,38の間で確
実に位置決めすることができる。このためテープ4が所
定の高さに保持され、記録再生が可能となる。
【0036】次に、スライドベース31,12がB位置
からA位置へ移動するアンローディング時の動作につい
て説明する。アンローディング時は、スライドベース3
1,12がローディング時とは逆方向に駆動される。ス
ライドベース31は板ばね41の弾性によりストッパピ
ン9を回転軸として時計方向に回転した後、ガイド溝3
9に沿ってA位置側に移動する。アンローディング時に
は、テープ4が図1の右から左へ走行するが、無理な走
行路となってしまう。即ち傾斜ポスト26の先端部がシ
リンダ6側に倒れているので、傾斜ポスト26、シリン
ダ6を経由する間にテープ4は本来の走行高さより下が
り、水平に入るべきテープ引出ポスト32に下方から入
ってしまう。そしてテープ4はテープ引出ポスト32の
下方へ移動しようとする。
からA位置へ移動するアンローディング時の動作につい
て説明する。アンローディング時は、スライドベース3
1,12がローディング時とは逆方向に駆動される。ス
ライドベース31は板ばね41の弾性によりストッパピ
ン9を回転軸として時計方向に回転した後、ガイド溝3
9に沿ってA位置側に移動する。アンローディング時に
は、テープ4が図1の右から左へ走行するが、無理な走
行路となってしまう。即ち傾斜ポスト26の先端部がシ
リンダ6側に倒れているので、傾斜ポスト26、シリン
ダ6を経由する間にテープ4は本来の走行高さより下が
り、水平に入るべきテープ引出ポスト32に下方から入
ってしまう。そしてテープ4はテープ引出ポスト32の
下方へ移動しようとする。
【0037】このようにテープ4がアンローディング時
に無理な走行路をとるのを防止するため、巻取リール台
8に強いブレーキをかけながら供給リール台7を回転さ
せる。このときテープ4は供給リール2に巻き戻される
ことになるが、テープ4が余計に巻取られるようとして
も、供給リール台7に設けた図示しないクラッチ機構に
すべりが発生して、テープ4が過剰な力で引張られた
り、巻取リール3から引き出されたりすることはない。
アンローディング時にテープ4にかかるテンションは、
供給リール台7の巻取りトルクを供給リール2のテープ
巻半径で割ったものとなり、ローディング時に比較して
大きな値となる。
に無理な走行路をとるのを防止するため、巻取リール台
8に強いブレーキをかけながら供給リール台7を回転さ
せる。このときテープ4は供給リール2に巻き戻される
ことになるが、テープ4が余計に巻取られるようとして
も、供給リール台7に設けた図示しないクラッチ機構に
すべりが発生して、テープ4が過剰な力で引張られた
り、巻取リール3から引き出されたりすることはない。
アンローディング時にテープ4にかかるテンションは、
供給リール台7の巻取りトルクを供給リール2のテープ
巻半径で割ったものとなり、ローディング時に比較して
大きな値となる。
【0038】本実施例ではテープ引出ポスト32の下フ
ランジ36に切欠部37を設けているためにテープ4は
下方に移動可能であり、又切欠部37の表面は滑らかな
曲面であるために、テープ4の移動許容量も大きい。こ
のためテープ4が下方に移動しても、その端部は下フラ
ンジ36に押付けられることがなく、テープの損傷は発
生しなくなる。尚、切欠部37は下方ほど径が大きい滑
らかな曲面であるために、テープ4は無制限に移動でき
ず、下方へ移動すればするほど下フランジ36を乗越え
たりしないような規制力がテープ4にかかる。こうして
スライドベース31,12がカセット1内に戻ると、ア
ンローディングが終了する。
ランジ36に切欠部37を設けているためにテープ4は
下方に移動可能であり、又切欠部37の表面は滑らかな
曲面であるために、テープ4の移動許容量も大きい。こ
のためテープ4が下方に移動しても、その端部は下フラ
ンジ36に押付けられることがなく、テープの損傷は発
生しなくなる。尚、切欠部37は下方ほど径が大きい滑
らかな曲面であるために、テープ4は無制限に移動でき
ず、下方へ移動すればするほど下フランジ36を乗越え
たりしないような規制力がテープ4にかかる。こうして
スライドベース31,12がカセット1内に戻ると、ア
ンローディングが終了する。
【0039】次に本発明の第2実施例におけるローディ
ング機構ついて説明する。図4は第2実施例におけるテ
ープローディング機構を含むVTRの平面図である。
尚、図9,図10に示す従来例と同一部分は同一符号を
つけ、それらの説明は省略する。
ング機構ついて説明する。図4は第2実施例におけるテ
ープローディング機構を含むVTRの平面図である。
尚、図9,図10に示す従来例と同一部分は同一符号を
つけ、それらの説明は省略する。
【0040】図5は第2実施例のテープローディング機
構に用いられる第1のテープ引出手段の斜視図である。
図5に示すように、第1のスライドベース11には第1
の傾斜ポスト25と第1のテープ引出ポスト52が取付
けられている。テープ引出ポスト52の上フランジ53
には、ローラ23と接触する部分の凹部17側の約半周
が円錐状に切り欠かれた切欠部54が形成されている。
そして上フランジ53の残りの約半周がテープ高さ規制
部55となっている。又、テープ引出ポスト52の下部
に取付けられた下フランジ56には、上フランジ53と
同様の円周位置に切欠部57とテープ高さ規制部58と
が形成されている。下フランジ56のローラ23に近接
する約半周が切欠部57となり、残りの約半周がテープ
高さ規制部58となる。第1実施例と同様に切欠部5
4,57は、ローラ23から遠ざかるにつれて径が大き
くなるよう滑らかな曲面を有しており、切欠部54とテ
ープ高さ規制部55、及び切欠部57とテープ高さ規制
部58との間も滑らかな曲面で結ばれている。
構に用いられる第1のテープ引出手段の斜視図である。
図5に示すように、第1のスライドベース11には第1
の傾斜ポスト25と第1のテープ引出ポスト52が取付
けられている。テープ引出ポスト52の上フランジ53
には、ローラ23と接触する部分の凹部17側の約半周
が円錐状に切り欠かれた切欠部54が形成されている。
そして上フランジ53の残りの約半周がテープ高さ規制
部55となっている。又、テープ引出ポスト52の下部
に取付けられた下フランジ56には、上フランジ53と
同様の円周位置に切欠部57とテープ高さ規制部58と
が形成されている。下フランジ56のローラ23に近接
する約半周が切欠部57となり、残りの約半周がテープ
高さ規制部58となる。第1実施例と同様に切欠部5
4,57は、ローラ23から遠ざかるにつれて径が大き
くなるよう滑らかな曲面を有しており、切欠部54とテ
ープ高さ規制部55、及び切欠部57とテープ高さ規制
部58との間も滑らかな曲面で結ばれている。
【0041】図6(a)は第1のテープ引出手段の構成
を示す分解斜視図である。図5に示すシャフト59は、
テープ引出ポスト52を回転自在に保持するもので、図
6(a)に示すようにスライドベース11に立設された
円筒状のシャフトホルダ59aに支持されている。第1
実施例と異なり、テープ引出ポスト52はスライドベー
ス11に対し回動可能に支持されている。尚、テープ引
出ポスト52は第1の弾性支持手段としてのねじりばね
60により時計方向に付勢されている。ねじりばね60
は図6(a)に示すように、一端がスライドベース11
に、他端が下フランジ56に係止され、コイル部がシャ
フトホルダ59aに保持されている。
を示す分解斜視図である。図5に示すシャフト59は、
テープ引出ポスト52を回転自在に保持するもので、図
6(a)に示すようにスライドベース11に立設された
円筒状のシャフトホルダ59aに支持されている。第1
実施例と異なり、テープ引出ポスト52はスライドベー
ス11に対し回動可能に支持されている。尚、テープ引
出ポスト52は第1の弾性支持手段としてのねじりばね
60により時計方向に付勢されている。ねじりばね60
は図6(a)に示すように、一端がスライドベース11
に、他端が下フランジ56に係止され、コイル部がシャ
フトホルダ59aに保持されている。
【0042】図5に示すようにテープ引出ポスト52に
ワイヤ61が架けられている。ワイヤ61は、一端が下
フランジ56に係合され、他端がスライドベース11に
設けられた筒部62の貫通孔を通して引張片63に連結
されている。図6(a)に示すようにワイヤ61は、引
張片63がスライドベース11の上面を右側に移動した
とき、テープ引出ポスト52をねじりばね60の付勢力
に抗して反時計方向に回転させる働きをする。通常、引
張片63は筒部62に当接しており、テープ引出ポスト
52は回転可能範囲のうち最も時計方向に回転した位置
にある。
ワイヤ61が架けられている。ワイヤ61は、一端が下
フランジ56に係合され、他端がスライドベース11に
設けられた筒部62の貫通孔を通して引張片63に連結
されている。図6(a)に示すようにワイヤ61は、引
張片63がスライドベース11の上面を右側に移動した
とき、テープ引出ポスト52をねじりばね60の付勢力
に抗して反時計方向に回転させる働きをする。通常、引
張片63は筒部62に当接しており、テープ引出ポスト
52は回転可能範囲のうち最も時計方向に回転した位置
にある。
【0043】次に図4に示すように第1のテープ引出手
段がB位置にあるとき、これと係合するよう係止爪64
がフランジ回動手段としてシャーシ5に取付られてい
る。図6(b)の斜視図に示すように係止爪64の上片
には角が形成され、第1のテープ引出手段がB位置に近
づいたとき引張片63と係合し、引張片63を筒部62
から離す働きをするものである。尚、巻取り側の第2の
スライドベース12は従来例と同様とする。
段がB位置にあるとき、これと係合するよう係止爪64
がフランジ回動手段としてシャーシ5に取付られてい
る。図6(b)の斜視図に示すように係止爪64の上片
には角が形成され、第1のテープ引出手段がB位置に近
づいたとき引張片63と係合し、引張片63を筒部62
から離す働きをするものである。尚、巻取り側の第2の
スライドベース12は従来例と同様とする。
【0044】以上のように構成された第2実施例のテー
プローディング機構の動作について説明する。カセット
1が所定位置に装着されると、スライドベース11,1
2は、ローディングモータを駆動源として駆動され、夫
々ガイド溝27,28に沿って移動する。スライドベー
ス11,12がA位置からB位置へ移動するローディン
グ時は、テープ引出ポスト52,20はカセット1の供
給リール2からのみテープ4を引出してシリンダ6に巻
付けていく。
プローディング機構の動作について説明する。カセット
1が所定位置に装着されると、スライドベース11,1
2は、ローディングモータを駆動源として駆動され、夫
々ガイド溝27,28に沿って移動する。スライドベー
ス11,12がA位置からB位置へ移動するローディン
グ時は、テープ引出ポスト52,20はカセット1の供
給リール2からのみテープ4を引出してシリンダ6に巻
付けていく。
【0045】ローディング時にはテープ4は図4で左か
ら右へ走行するが、無理な走行路となってしまうため、
水平に入射すべきテープ引出ポスト20に下方から入っ
てしまう。このためテープ4の端部がテープ引出ポスト
20の下フランジに押付けられることになるが、第1実
施例と同様にテープ4にかかるテンションがアンローデ
ィング時に比較して小さいため、テープの損傷が発生す
ることはない。
ら右へ走行するが、無理な走行路となってしまうため、
水平に入射すべきテープ引出ポスト20に下方から入っ
てしまう。このためテープ4の端部がテープ引出ポスト
20の下フランジに押付けられることになるが、第1実
施例と同様にテープ4にかかるテンションがアンローデ
ィング時に比較して小さいため、テープの損傷が発生す
ることはない。
【0046】次に、スライドベース11,12の停止時
の動作について説明する。スライドベース11の移動の
終了間際に引張片63が係止爪64に係合する。これ以
降は引張片63はスライドベース11と一体的に動くこ
とができず、ワイヤ61が筒部62を通して引出される
ことになる。このため、テープ引出ポスト52がねじり
ばね60の回動付勢力に抗してスライドベース11に対
して相対的に回転する。ローディング途中においてテー
プ引出ポスト52のテープ巻付け範囲の上下に切欠部5
4,57が位置していても、ローディング終了時にはテ
ープ高さ規制部55,58にテープ4を確実に当接させ
ることができる。凹部17,18がストッパピン9,1
0に係合したあと、ガイドピン14,16がガイド溝2
7,28の内周に当接することで、スライドベース1
1,12は位置決めされてローディングが終了する。
の動作について説明する。スライドベース11の移動の
終了間際に引張片63が係止爪64に係合する。これ以
降は引張片63はスライドベース11と一体的に動くこ
とができず、ワイヤ61が筒部62を通して引出される
ことになる。このため、テープ引出ポスト52がねじり
ばね60の回動付勢力に抗してスライドベース11に対
して相対的に回転する。ローディング途中においてテー
プ引出ポスト52のテープ巻付け範囲の上下に切欠部5
4,57が位置していても、ローディング終了時にはテ
ープ高さ規制部55,58にテープ4を確実に当接させ
ることができる。凹部17,18がストッパピン9,1
0に係合したあと、ガイドピン14,16がガイド溝2
7,28の内周に当接することで、スライドベース1
1,12は位置決めされてローディングが終了する。
【0047】次に、スライドベース11,12がB位置
からA位置へ移動するアンローディング時の動作につい
て説明する。スライドベース11の移動時の最初には、
引張片63が係止爪64から開放されるのでワイヤ61
が弛む。ねじりばね60の働きによりテープ引出ポスト
52が弛み分に相当する回転角だけスライドベース11
に対して相対的に回転する。その結果、テープ引出ポス
ト52のテープ巻付け範囲の上下に切欠部54,57が
位置することになる。
からA位置へ移動するアンローディング時の動作につい
て説明する。スライドベース11の移動時の最初には、
引張片63が係止爪64から開放されるのでワイヤ61
が弛む。ねじりばね60の働きによりテープ引出ポスト
52が弛み分に相当する回転角だけスライドベース11
に対して相対的に回転する。その結果、テープ引出ポス
ト52のテープ巻付け範囲の上下に切欠部54,57が
位置することになる。
【0048】アンローディング時は、テープ4は図4で
右から左へ走行するが、無理な走行路となってしまうた
め、水平に入射すべきテープ引出ポスト52に上方から
入射してしまう。そして、テープ4はテープ引出ポスト
52の上方へ移動しようとする。アンローディング時は
供給リール2にテープ4の巻取りトルクが加わるので、
テープ4に大きなテンションがかかることになる。テー
プ引出ポスト52の上フランジ53に切欠部54を設け
ているために、テープ4は上下方向に規制されず上方に
移動可能である。又、切欠部54は滑らかな曲面である
ためにテープ4の移動許容量も大きく、テープ4が上方
に移動してもその端部は上フランジ53に押付けられる
ことがなくなる。このためテープ4の損傷は発生しなく
なる。
右から左へ走行するが、無理な走行路となってしまうた
め、水平に入射すべきテープ引出ポスト52に上方から
入射してしまう。そして、テープ4はテープ引出ポスト
52の上方へ移動しようとする。アンローディング時は
供給リール2にテープ4の巻取りトルクが加わるので、
テープ4に大きなテンションがかかることになる。テー
プ引出ポスト52の上フランジ53に切欠部54を設け
ているために、テープ4は上下方向に規制されず上方に
移動可能である。又、切欠部54は滑らかな曲面である
ためにテープ4の移動許容量も大きく、テープ4が上方
に移動してもその端部は上フランジ53に押付けられる
ことがなくなる。このためテープ4の損傷は発生しなく
なる。
【0049】尚、上フランジ53に設けた切欠部54は
上方ほど径が大きい滑らかな曲面であるために、テープ
4は無制限に移動できず、上方へ移動すればするほど上
フランジ53を乗越えたりしないような規制力が強ま
る。このように状態でスライドベース11,12がカセ
ット1内に戻ると、アンローディングが終了する。
上方ほど径が大きい滑らかな曲面であるために、テープ
4は無制限に移動できず、上方へ移動すればするほど上
フランジ53を乗越えたりしないような規制力が強ま
る。このように状態でスライドベース11,12がカセ
ット1内に戻ると、アンローディングが終了する。
【0050】次に本発明の第3実施例のテープローディ
ング機構について説明する。図7は第2実施例における
テープローディング機構を含むVTRの平面図である。
尚、従来例と同一部分は同一符号をつけ、それらの説明
は省略する。
ング機構について説明する。図7は第2実施例における
テープローディング機構を含むVTRの平面図である。
尚、従来例と同一部分は同一符号をつけ、それらの説明
は省略する。
【0051】図8は第3実施例のテープローディング機
構に用いられる第1のテープ引出手段の斜視図である。
図8に示すように、第1のスライドベース11には第1
の傾斜ポスト25と第1のテープ引出ポスト71が取付
けられている。テープ引出ポスト71は、スライドベー
ス11に立設されたシャフト21に嵌入されている。シ
ャフト21にはスリーブ72が挿入されている。そして
テープ引出ポスト71は、スリーブ72の上部に圧入さ
れた上フランジ22、スリーブ72の中央部に嵌入され
たローラ23、スリーブ72の下部に圧入された下フラ
ンジ73とを有している。又下フランジ73には外周部
が階段状に形成され、段部74が設けられている。
構に用いられる第1のテープ引出手段の斜視図である。
図8に示すように、第1のスライドベース11には第1
の傾斜ポスト25と第1のテープ引出ポスト71が取付
けられている。テープ引出ポスト71は、スライドベー
ス11に立設されたシャフト21に嵌入されている。シ
ャフト21にはスリーブ72が挿入されている。そして
テープ引出ポスト71は、スリーブ72の上部に圧入さ
れた上フランジ22、スリーブ72の中央部に嵌入され
たローラ23、スリーブ72の下部に圧入された下フラ
ンジ73とを有している。又下フランジ73には外周部
が階段状に形成され、段部74が設けられている。
【0052】スリーブ72の上部には圧縮ばね75が第
2の弾性支持手段として取付けられている。圧縮ばね7
5の上端はシャフト21に係止され、下端は上フランジ
22に係止されている。つまり、テープ引出ポスト71
は上下方向に移動可能となるよう弾性的に支持されてい
る。テープ引出ポスト71が圧縮ばね75より下側にあ
るとき、圧縮ばね75はテープ引出ポスト71の重力の
影響を受けるが、VTRが斜めになっている場合に比べ
てその伸びはわずかしか増えない。
2の弾性支持手段として取付けられている。圧縮ばね7
5の上端はシャフト21に係止され、下端は上フランジ
22に係止されている。つまり、テープ引出ポスト71
は上下方向に移動可能となるよう弾性的に支持されてい
る。テープ引出ポスト71が圧縮ばね75より下側にあ
るとき、圧縮ばね75はテープ引出ポスト71の重力の
影響を受けるが、VTRが斜めになっている場合に比べ
てその伸びはわずかしか増えない。
【0053】次に図7に示すように第1のテープ引出手
段がB位置にあるとき、これと係合するようフランジス
トッパ76がポスト高さ位置決め手段としてシャーシ5
に取付られている。フランジストッパ76は段部74と
当接することにより、テープ引出ポスト71の上下方向
の位置決めをする。尚、巻取り側の第2のスライドベー
スは従来例と同様とする。
段がB位置にあるとき、これと係合するようフランジス
トッパ76がポスト高さ位置決め手段としてシャーシ5
に取付られている。フランジストッパ76は段部74と
当接することにより、テープ引出ポスト71の上下方向
の位置決めをする。尚、巻取り側の第2のスライドベー
スは従来例と同様とする。
【0054】以上のように構成された第3実施例のテー
プローディング機構の動作について説明する。カセット
1が所定位置に装着されると、スライドベース11,1
2は、ローディングモータ等の駆動源により駆動され、
夫々ガイド溝27,28に沿って移動する。スライドベ
ース11,12がA位置からB位置へ移動するローディ
ング時は、テープ引出ポスト71,20はカセット1の
供給リール2からのみテープ4を引出してシリンダ6に
巻付けていく。
プローディング機構の動作について説明する。カセット
1が所定位置に装着されると、スライドベース11,1
2は、ローディングモータ等の駆動源により駆動され、
夫々ガイド溝27,28に沿って移動する。スライドベ
ース11,12がA位置からB位置へ移動するローディ
ング時は、テープ引出ポスト71,20はカセット1の
供給リール2からのみテープ4を引出してシリンダ6に
巻付けていく。
【0055】ローディング時は、テープ4は図7で左か
ら右へ走行するが、無理な走行路となってしまうため、
水平に入るべきテープ引出ポスト20に下方から入って
しまう。このため、テープ4の端部がテープ引出ポスト
20の下フランジに押付けられることになるが、第1実
施例と同様にテープ4にかかるテンションがアンローデ
ィング時に比較して小さいため、テープの損傷がが発生
することはない。スライドベース11,12は、凹部1
7,18がストッパピン9,10に係合したあと、ガイ
ドピン14,16がガイド溝27,28の内周に当接す
ることで位置決めされ、ローディングが終了する。又こ
のときフランジストッパ76と段部74とが係合し、テ
ープ引出ポスト71の上下方向の位置が規制される。
ら右へ走行するが、無理な走行路となってしまうため、
水平に入るべきテープ引出ポスト20に下方から入って
しまう。このため、テープ4の端部がテープ引出ポスト
20の下フランジに押付けられることになるが、第1実
施例と同様にテープ4にかかるテンションがアンローデ
ィング時に比較して小さいため、テープの損傷がが発生
することはない。スライドベース11,12は、凹部1
7,18がストッパピン9,10に係合したあと、ガイ
ドピン14,16がガイド溝27,28の内周に当接す
ることで位置決めされ、ローディングが終了する。又こ
のときフランジストッパ76と段部74とが係合し、テ
ープ引出ポスト71の上下方向の位置が規制される。
【0056】次に、スライドベース11,12がB位置
からA位置へ移動するアンローディング時の動作につい
て説明する。アンローディング時は、テープ4は図7で
右から左へ走行するが、無理な走行路となってしまうた
め、水平に入るべきテープ引出ポスト71に上方から入
ってしまう。そしてテープ4はテープ引出ポスト71の
上方へ移動しようとする。このときテープ引出ポスト7
1は圧縮ばね75により弾性的に支持されているため
に、テープ4はテープ引出ポスト71と一体的に上方へ
移動し、その結果としてテープ4の上フランジ22に対
する上下方向の相対移動量が少なくて済み、テープ4の
テープ引出ポスト71の軸に対する直角度が確保され
る。このため、テープ4に大きなテンションがかかって
も、その端部が上フランジ22に押付けられることがな
く、テープの損傷は発生しなくなる。そして、スライド
ベース11,12がカセット1内に戻るとアンローディ
ングが終了する。
からA位置へ移動するアンローディング時の動作につい
て説明する。アンローディング時は、テープ4は図7で
右から左へ走行するが、無理な走行路となってしまうた
め、水平に入るべきテープ引出ポスト71に上方から入
ってしまう。そしてテープ4はテープ引出ポスト71の
上方へ移動しようとする。このときテープ引出ポスト7
1は圧縮ばね75により弾性的に支持されているため
に、テープ4はテープ引出ポスト71と一体的に上方へ
移動し、その結果としてテープ4の上フランジ22に対
する上下方向の相対移動量が少なくて済み、テープ4の
テープ引出ポスト71の軸に対する直角度が確保され
る。このため、テープ4に大きなテンションがかかって
も、その端部が上フランジ22に押付けられることがな
く、テープの損傷は発生しなくなる。そして、スライド
ベース11,12がカセット1内に戻るとアンローディ
ングが終了する。
【0057】尚、第1〜第3実施例においては、ローデ
ィング時にテープ4にかかるテンションが小さいものと
して説明を行ったが、ローディング時に大きなテンショ
ンがかかるとしてもテープ損傷を防止する構成にするこ
とが可能である。又、上述の各実施例ではローディング
時にテープ4を供給リール2から引き出し、アンローデ
ィング時に供給リール2に巻き戻しているが、巻取リー
ル3からテープ4を引出し、テープ4を巻き戻す場合、
本実施例と同じ位置に第1のテープ引出手段と第2のテ
ープ引出手段を設けて、テープ損傷を防止することが可
能である。尚、本実施例では第1のテープ引出手段をシ
リンダ6の右側に設け、第2のテープ引出手段をシリン
ダ6の左側に設けたが、第1及び第2のテープ引出手段
の位置を入れ換えてもよい。
ィング時にテープ4にかかるテンションが小さいものと
して説明を行ったが、ローディング時に大きなテンショ
ンがかかるとしてもテープ損傷を防止する構成にするこ
とが可能である。又、上述の各実施例ではローディング
時にテープ4を供給リール2から引き出し、アンローデ
ィング時に供給リール2に巻き戻しているが、巻取リー
ル3からテープ4を引出し、テープ4を巻き戻す場合、
本実施例と同じ位置に第1のテープ引出手段と第2のテ
ープ引出手段を設けて、テープ損傷を防止することが可
能である。尚、本実施例では第1のテープ引出手段をシ
リンダ6の右側に設け、第2のテープ引出手段をシリン
ダ6の左側に設けたが、第1及び第2のテープ引出手段
の位置を入れ換えてもよい。
【0058】又、第1実施例において、切欠部34,3
7を夫々テープ引出ポスト32の上下フランジ33,3
6に設けるとしたが、上フランジ33又は下フランジ3
6のみに設けるとしてもよい。この場合アンローディン
グ時にテープ4が移動していく側のフランジに切欠部を
設けることが好ましい。又、切欠部を設けるポストは別
のポストであってもよく、単数のポストではなく複数の
ポストであってもよい。更に上下フランジ33,36の
約半周を切欠部34,37としたが、その切り欠きの割
合は変更可能である。又、切欠部34,37は図示した
形状に限らず、種々の切欠き方が可能である。
7を夫々テープ引出ポスト32の上下フランジ33,3
6に設けるとしたが、上フランジ33又は下フランジ3
6のみに設けるとしてもよい。この場合アンローディン
グ時にテープ4が移動していく側のフランジに切欠部を
設けることが好ましい。又、切欠部を設けるポストは別
のポストであってもよく、単数のポストではなく複数の
ポストであってもよい。更に上下フランジ33,36の
約半周を切欠部34,37としたが、その切り欠きの割
合は変更可能である。又、切欠部34,37は図示した
形状に限らず、種々の切欠き方が可能である。
【0059】第2実施例においても、切欠部の位置や形
状等は種々変更可能である。また、下フランジ56に一
端を係止したワイヤ61をねじりばね60に抗して引張
ることで、テープ引出ポスト52をスライドベース11
に対して回転させているが、この回転方式は種々の方式
に変更可能である。
状等は種々変更可能である。また、下フランジ56に一
端を係止したワイヤ61をねじりばね60に抗して引張
ることで、テープ引出ポスト52をスライドベース11
に対して回転させているが、この回転方式は種々の方式
に変更可能である。
【0060】更に、第3実施例において、圧縮ばね75
を供給側のテープ引出ポスト71の上側のみに設けた
が、下側のみでもよいし、上側と下側の両方でもよい。
又、弾性的に支持するポストは別のポストであってもよ
いし、単数のポストではなく複数のポストであってもも
よい。更に、テープ引出ポスト71を圧縮ばね75を用
いて弾性的に支持しているが、この弾性的支持の方式は
種々の方式に変更可能である。又、フランジストッパ7
6と下フランジ73の段部74とが係合し、テープ引出
ポスト71の上下方向の位置決めをしているが、この上
下方向の位置決めの方式は種々の方式に変更可能であ
る。
を供給側のテープ引出ポスト71の上側のみに設けた
が、下側のみでもよいし、上側と下側の両方でもよい。
又、弾性的に支持するポストは別のポストであってもよ
いし、単数のポストではなく複数のポストであってもも
よい。更に、テープ引出ポスト71を圧縮ばね75を用
いて弾性的に支持しているが、この弾性的支持の方式は
種々の方式に変更可能である。又、フランジストッパ7
6と下フランジ73の段部74とが係合し、テープ引出
ポスト71の上下方向の位置決めをしているが、この上
下方向の位置決めの方式は種々の方式に変更可能であ
る。
【0061】
【発明の効果】このように本願の請求項1,2の発明に
よれば、上下のうち少なくとも一方が切欠かれたフラン
ジを第1のテープ引出ポストに設け、第1のスライドベ
ースと第2のスライドベースを、テープの収納位置と記
録再生位置との間で往復移動させる。こうするとテープ
の上下方向の移動許容量が切欠部を設けた分だけ大きく
なり、テープがローディング又はアンローディング時に
無理な走行路をとり、切欠部の方向に移動しても、テー
プの端部は上又は下フランジに押付けられることがなく
なる。このためテープの損傷の発生を防止することがで
きる。
よれば、上下のうち少なくとも一方が切欠かれたフラン
ジを第1のテープ引出ポストに設け、第1のスライドベ
ースと第2のスライドベースを、テープの収納位置と記
録再生位置との間で往復移動させる。こうするとテープ
の上下方向の移動許容量が切欠部を設けた分だけ大きく
なり、テープがローディング又はアンローディング時に
無理な走行路をとり、切欠部の方向に移動しても、テー
プの端部は上又は下フランジに押付けられることがなく
なる。このためテープの損傷の発生を防止することがで
きる。
【0062】又本願の請求項3,4の発明によれば、上
下のうち少なくとも一方が切欠かれたフランジを第1の
テープ引出ポストに設け、第1のスライドベースと第2
のスライドベースを、テープの収納位置と記録再生位置
との間で往復移動させる。そしてテープの記録再生位置
で第1のテープ引出ポストのフランジをスライドベース
に対して回動させると、ローディング又はアンローディ
ング時に第1のテープ引出ポストのテープ巻付け範囲に
切欠部の全面を位置させることができる。このため、テ
ープの上下方向の移動許容量が切欠部を設けた分だけ大
きくなり、テープが無理な走行路となって切欠部の方向
に移動しても、テープの端部はフランジに押付けられる
ことがなくなる。従ってより確実にテープの損傷の発生
を防止することができる。
下のうち少なくとも一方が切欠かれたフランジを第1の
テープ引出ポストに設け、第1のスライドベースと第2
のスライドベースを、テープの収納位置と記録再生位置
との間で往復移動させる。そしてテープの記録再生位置
で第1のテープ引出ポストのフランジをスライドベース
に対して回動させると、ローディング又はアンローディ
ング時に第1のテープ引出ポストのテープ巻付け範囲に
切欠部の全面を位置させることができる。このため、テ
ープの上下方向の移動許容量が切欠部を設けた分だけ大
きくなり、テープが無理な走行路となって切欠部の方向
に移動しても、テープの端部はフランジに押付けられる
ことがなくなる。従ってより確実にテープの損傷の発生
を防止することができる。
【0063】更に本願の請求項5,6の発明によれば、
上下方向に移動可能な第1のテープ引出ポストを、第2
の弾性的支持手段を介して弾性的に支持し、第1のスラ
イドベースと第2のスライドベースをテープの収納位置
と記録再生位置との間で往復移動させる。そしてテープ
の記録再生位置で第1のテープ引出ポストの高さをポス
ト高さ決め手段により固定するようにしている。こうす
るとローディング又はアンローディング時にテープが無
理な走行路となって、テープが上下方向に移動しようと
しても、テープと共に第1のテープ引出ポストが上下に
移動できて、テープのフランジに対する上下方向の相対
移動量が少なくなる。このため、テープのテープ引出ポ
ストに対する入射角が低減するので、テープの端部はフ
ランジに押付けられることがなく、テープの損傷の発生
を防止することができる。
上下方向に移動可能な第1のテープ引出ポストを、第2
の弾性的支持手段を介して弾性的に支持し、第1のスラ
イドベースと第2のスライドベースをテープの収納位置
と記録再生位置との間で往復移動させる。そしてテープ
の記録再生位置で第1のテープ引出ポストの高さをポス
ト高さ決め手段により固定するようにしている。こうす
るとローディング又はアンローディング時にテープが無
理な走行路となって、テープが上下方向に移動しようと
しても、テープと共に第1のテープ引出ポストが上下に
移動できて、テープのフランジに対する上下方向の相対
移動量が少なくなる。このため、テープのテープ引出ポ
ストに対する入射角が低減するので、テープの端部はフ
ランジに押付けられることがなく、テープの損傷の発生
を防止することができる。
【図1】本発明の第1実施例におけるテープローディン
グ機構を含む磁気記録再生装置の平面図である。
グ機構を含む磁気記録再生装置の平面図である。
【図2】第1実施例のテープローディング機構に用いら
れる第1のテープ引出手段の斜視図である。
れる第1のテープ引出手段の斜視図である。
【図3】第1実施例のテープローディング機構における
第1のテープ引出手段と板ばねとの係合関係を示す説明
図である。
第1のテープ引出手段と板ばねとの係合関係を示す説明
図である。
【図4】本発明の第2実施例におけるテープローディン
グ機構を含む磁気記録再生装置の平面図である。
グ機構を含む磁気記録再生装置の平面図である。
【図5】第2実施例のテープローディング機構に用いら
れる第1のテープ引出手段の斜視図である。
れる第1のテープ引出手段の斜視図である。
【図6】(a)は第2実施例の第1のテープ引出手段の
構成を示す分解斜視図であり、(b)は第1のテープ引
出手段と係合する係止爪の斜視図である。
構成を示す分解斜視図であり、(b)は第1のテープ引
出手段と係合する係止爪の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例におけるテープローディン
グ機構を含む磁気記録再生装置の平面図である。
グ機構を含む磁気記録再生装置の平面図である。
【図8】第3実施例のテープローディング機構に用いら
れる第1のテープ引出手段の斜視図である。
れる第1のテープ引出手段の斜視図である。
【図9】従来例のテープローディング機構を含む磁気記
録再生装置の平面図である。
録再生装置の平面図である。
【図10】従来例のテープローディング機構に用いられ
るテープ引出手段の斜視図である。
るテープ引出手段の斜視図である。
1 カセット 2 供給リール 3 巻取リール 4 テープ 5 シャーシ 6 シリンダ 7 供給リール台 8 巻取リール台 9,10 ストッパピン 11,12,31 スライドベース 13〜16 ガイドピン 17,18 凹部 19,20,32,52,71 テープ引出ポスト 21 ポストシャフト 22,33,53 上フランジ 23 ローラ 24,37,56,73 下フランジ 25,26 傾斜ポスト 27,28,39 ガイド溝 34,37,54,57 切欠部 35,38,55,58 テープ高さ規制部 40 回り止めピン 41 板ばね 59 シャフト 59a シャフトホルダ 60 ねじりばね 61 ワイヤ 62 筒部 63 引張片 64 係止爪 72 スリーブ 74 段部 75 圧縮ばね 76 フランジストッパ
Claims (6)
- 【請求項1】 テープがカセット内に収納された収納位
置とシリンダに巻付けられた記録再生位置との間で前記
テープを案内するテープローディング機構であって、 前記テープの収納及び記録再生位置の間で往復自在に摺
動する第1のスライドベース、前記第1のスライドベー
スに垂直に立設され、前記第1のスライドベースが往復
途上にあるとき前記テープと当接する少なくとも一方の
側面が切り欠かれた上フランジ及び下フランジとローラ
とを有する第1のテープ引出ポスト、前記第1のスライ
ドベースに前記第1のテープ引出ポストと近接して立設
され、前記シリンダのテープ摺動面と略平行に傾斜した
第1の傾斜ポストを有し、前記カセットの供給リールに
回巻されたテープを案内する第1のテープ引出手段と、 前記テープの収納及び記録再生位置の間で往復自在に摺
動する第2のスライドベース、前記第2のスライドベー
スに垂直に立設され、上フランジ及び下フランジとロー
ラとを有する第2のテープ引出ポスト、前記第2のスラ
イドベースに前記第2のテープ引出ポストと近接して立
設され、前記シリンダのテープ摺動面と略平行に傾斜し
た第2の傾斜ポストを有し、前記シリンダに対し前記第
1のテープ引出手段と反対側に設けられ、前記カセット
の巻取リールに回巻されたテープを案内する第2のテー
プ引出手段と、 前記第1のテープ引出手段を前記テープの収納及び記録
再生位置に夫々案内する第1の駆動手段と、 前記第2のテープ引出手段を前記テープの収納及び記録
再生位置に夫々案内する第2の駆動手段と、を具備する
ことを特徴とするテープローディング機構。 - 【請求項2】 前記第1の駆動手段は、 前記第1のスライドベースが前記テープの記録再生位置
に来たとき前記第1のスライドベースと当接し、その回
動中心となるストッパピンと、 前記テープを前記上フランジ及び下フランジの切り欠き
のない部分で保持するよう前記第1のスライドベースを
回動させる回動部材と、 前記第1のスライドベースを前記磁気テープの収納位置
にあるときと同一姿勢に付勢する板ばねと、 前記第1のスライドベースの回動位置を規制する回り止
めピンと、を有するものであることを特徴とする請求項
1記載のテープローディング機構。 - 【請求項3】 テープがカセット内に収納された収納位
置とシリンダに巻付けられた記録再生位置との間で前記
テープを案内するテープローディング機構であって、 前記テープの収納及び記録再生位置の間で往復自在に摺
動する第1のスライドベース、前記第1のスライドベー
スに垂直に立設され、前記第1のスライドベースが往復
途上にあるとき前記テープと当接する少なくとも一方の
側面が切り欠かれた上フランジ及び下フランジとローラ
とを有する第1のテープ引出ポスト、前記第1のテープ
引出ポストを一方向を回動させる付勢力を与える第1の
弾性支持手段、前記第1のスライドベースに前記第1の
テープ引出ポストと近接して立設され、前記シリンダの
テープ摺動面と略平行に傾斜した第1の傾斜ポストを有
し、前記カセットの供給リールに回巻されたテープを案
内する第1のテープ引出手段と、 前記テープの収納及び記録再生位置の間で往復自在に摺
動する第2のスライドベース、前記第2のスライドベー
スに垂直に立設され、上フランジ及び下フランジとロー
ラとを有する第2のテープ引出ポスト、前記第2のスラ
イドベースに前記第2のテープ引出ポストと近接して立
設され、前記シリンダのテープ摺動面と略平行に傾斜し
た第2の傾斜ポストを有し、前記シリンダに対し前記第
1のテープ引出手段と反対側に設けられ、前記カセット
の巻取リールに回巻されたテープを案内する第2のテー
プ引出手段と、 前記第1のテープ引出手段を前記テープの収納及び記録
再生位置に夫々案内する第1の駆動手段と、 前記第2のテープ引出手段を前記テープの収納及び記録
再生位置に夫々案内する第2の駆動手段と、 前記第1のテープ引出手段が前記テープの記録再生位置
に来たとき、前記上フランジ及び下フランジを前記第1
のスライドベースに対し回動させるフランジ回動手段
と、とを具備することを特徴とするテープローディング
機構。 - 【請求項4】 前記第1のテープ引出手段は、 一端が前記下フランジに取付けられ、他端が前記第1の
スライドベースに固定された筒部を貫通するワイヤと、 前記第1のスライドベースに摺動自在に取付けられ、前
記ワイヤの他端を連結する引張片と、を有するものであ
り、 前記フランジ回動手段は、 前記第1のテープ引出手段が前記テープの記録再生位置
に来たとき、前記引張片と係合し、前記上フランジ及び
前記下フランジの切り欠きのない部分で前記テープを保
持するよう前記第1のスライドベースを回動させる係止
爪であることを特徴とする請求項3記載のテープローデ
ィング機構。 - 【請求項5】 テープがカセット内に収納された収納位
置とシリンダに巻付けられた記録再生位置との間で前記
テープを案内するテープローディング機構であって、 前記テープの収納及び記録再生位置の間で往復自在に摺
動する第1のスライドベース、前記第1のスライドベー
スに垂直方向に移動自在に立設され、上フランジ及び下
フランジとローラとを有する第1のテープ引出ポスト、
前記第1のテープ引出ポストを上下方向に弾性的に支持
する第2の弾性支持手段、前記第1のスライドベースに
前記第1のテープ引出ポストと近接して立設され、前記
シリンダのテープ摺動面と略平行に傾斜した第1の傾斜
ポストを有し、前記カセットの供給リールに回巻された
テープを案内する第1のテープ引出手段と、 前記テープの収納及び記録再生位置の間で往復自在に摺
動する第2のスライドベース、前記第2のスライドベー
スに垂直に立設され、上フランジ及び下フランジとロー
ラとを有する第2のテープ引出ポスト、前記第2のスラ
イドベースに前記第2のテープ引出ポストと近接して立
設され、前記シリンダのテープ摺動面と略平行に傾斜し
た第2の傾斜ポストを有し、前記シリンダに対し前記第
1のテープ引出手段と反対側に設けられ、前記カセット
の巻取リールに回巻されたテープを案内する第2のテー
プ引出手段と、 前記第1のテープ引出手段を前記テープの収納及び記録
再生位置に夫々案内する第1の駆動手段と、 前記第2のテープ引出手段を前記テープの収納及び記録
再生位置に夫々案内する第2の駆動手段と、 前記第1のテープ引出手段が前記テープの記録再生位置
に来たとき、前記上フランジ及び下フランジの少なくと
も一方と当接し、前記第1のテープ引出ポストを前記ス
ライドベースに対し所定高さに保持するポスト高さ位置
決め手段と、を具備することを特徴とするテープローデ
ィング機構。 - 【請求項6】 前記第2の弾性支持手段は、 一端が前記上フランジに取付けられ、他端が前記第1の
テープ引出ポストの上端部に取付けられたねじりばねで
あり、 前記ポスト高さ位置決め手段は、 前記第1のテープ引出手段が前記テープの記録再生位置
に来たとき、前記第1のテープ引出ポストの何れか一方
のフランジの外周部に階段状に形成された段部と当接
し、前記第1のテープ引出ポストの高さを一定に保持す
るフランジストッパを有するものであることを特徴とす
る請求項5記載のテープローディング機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5254929A JPH0785548A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | テープローディング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5254929A JPH0785548A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | テープローディング機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0785548A true JPH0785548A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=17271826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5254929A Pending JPH0785548A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | テープローディング機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785548A (ja) |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5254929A patent/JPH0785548A/ja active Pending
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