JPH0785682B2 - 噴気型土壌改良機の噴気空気圧制御装置 - Google Patents

噴気型土壌改良機の噴気空気圧制御装置

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JPH0785682B2
JPH0785682B2 JP1238596A JP23859689A JPH0785682B2 JP H0785682 B2 JPH0785682 B2 JP H0785682B2 JP 1238596 A JP1238596 A JP 1238596A JP 23859689 A JP23859689 A JP 23859689A JP H0785682 B2 JPH0785682 B2 JP H0785682B2
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fumarolic
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air
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章 笹井
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富士ロビン株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は噴気型土壌改良機の噴気空気圧制御装置に関
し、さらに詳しくは、地中に噴気する空気圧を予め設定
した設定値の中から選択して作業できるようにした噴気
空気圧制御装置に関する。
〔従来の技術〕
連作状態の圃場や、トラクタなどの踏圧の影響を受けて
固くなった圃場などを膨軟化することは、土壌の透水性
や、保水性を増加させて作物の育成を促進する上から大
変好ましく、また、土壌中に空気を供給することは、土
中のバクテリアを増殖して有機物の分解を促進する上で
大変有意義である。
そこで従来、土壌内に圧縮空気を爆発的に供給すること
で土壌を膨軟化すると共に、空気の供給によりバクテリ
アを増殖させるための機器や、装置は既に数多く提案さ
れているところである。
数ある従来例の中でもその代表的な先行技術としては、
特公昭63−10962号公報を挙げることができる。ここに
示されたものは、圧縮空気を土壌中に噴出させる噴気作
業装置をトラクタに対して3点ヒッチ機構を介して装着
し、この噴気作業装置をトラクタのリフトアームを介し
て上下動させるように構成し、この噴気作業装置は、接
地センサにより接地信号が得られたところで噴気ノズル
を降ろして土壌深く差入れて圧縮空気を土壌中に噴気さ
せるように構成したものである。
この噴気作業機はトラクタに牽引された噴気作業機をも
って作業対象土壌に対して噴気作業を行うものであっ
て、主たる作業土壌は田圃や、畑などのいわゆる圃場で
ある。
土壌に対して空気を供給して有効であるのは前記圃場ば
かりではなく、芝を大切にするゴルフ場、特に、グリー
ン回りの土壌管理にも有効である。即ち、グリーンを形
成する土壌中に空気を供給することは芝の生育を助け、
芝の状態を常に良好に保つ上で特に有効である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、グリーンに対して噴気作業することが有益で
あることが認識されていても、従来知られている上述の
ような噴気作業機をゴルフ場のグリーン上に載せて走ら
せることはできない。
即ち、従来のトラクタに牽引された形式の土壌改良作業
機では、一旦噴圧を設定すると作業が終了するまで一貫
して同一噴圧で噴気作業をしなければならず、圃場のよ
うな場所ではさほど問題はないが、ゴルフ場のグリーン
のように土壌的環境が各グリーンごとにまちまちである
ような場合、どのグリーンも同一の噴圧で噴気作業を行
うと、柔らかい土壌の場合には噴圧の高い空気を吹き込
むと土壌を破壊してしまい、芝の生育を促進するどころ
か芝をも吹き飛ばしてしまうこともあって、噴圧の設定
には神経を費やすところであり、作業地毎に噴圧を設定
する必要がある。
そこでこの発明は、噴圧を作業中にも容易に設定し直す
ことができ、土壌にあわせて適度の噴気作業ができるよ
うにした噴気型土壌改良機を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
そこでこの発明は、上述のような目的を達成するため
に、圧力空気源や油圧源を搭載し、走行部を装備した自
走式の噴気型土壌改良機の車体に、支持アームにより支
持され、昇降用油圧駆動系により地面に対して昇降可能
に支持された噴気ノズルユニットを設け、 前記噴気ノズルユニットは、ガイドシリンダに沿って上
下移動可能の噴気ノズル部を有し、この噴気ノズル部の
上部に該噴気ノズル部を地中に打ち込むためのハンマ部
を設け、 前記噴気ノズルユニットを下降させて噴気ノズル部を地
面に当接させて前記ハンマ部の駆動により所定深さまで
打ち込むと共に、前記圧力空気源の蓄圧タンクからエア
オペレート弁を介して前記噴気ノズル部に連通する噴気
供給系と、蓄圧タンクから地中へ噴気する噴圧の設定値
が互いに異なった複数のアンローダをもつ噴気制御回路
と噴気開始弁とを介して前記エアオペレート弁に連通さ
せて、エアオペレート弁の開閉を制御する開閉制御回路
と、前記噴気制御回路から圧力空気源を構成するコンプ
レッサに対して、前記噴気制御回路において設定した噴
圧に達すると前記コンプレッサの圧縮機能を解除するコ
ンプレッサ制御回路とを備えて構成したことを特徴とす
る。
〔作用〕
噴気供給系には、互いに異なった設定圧をもつアンロー
ダを複数用意してあるから、任意の噴圧に対応するアン
ローダを経由する噴気供給系を用いて噴気させることで
自由に噴気圧の選択を行うことができ、アンローダの選
択と同時にコンプレッサの蓄圧力を設定することができ
る。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。これらの図において、符号100は自走かつ、乗用型
の車体を示し、走行部としての車輪をもち、前輪が駆動
輪101となっており、後輪にステアリングを行う操向輪1
02をもち、ホイールベースと、前後のトレッドとが略等
しく定められているもので、車体100の後端部寄りには
オペレータが搭乗するための座席103が配置されてお
り、この座席103と向い合ってハンドルホイール104があ
り、このハンドルホイール104の前方に各部の操作部105
が配置されて操縦しながら操作部105を操作し、これら
を視認できるようになっている。
さらに、車体100の前端部寄りには、その左側にエンジ
ン200が搭載され、このエンジン200の出力で伝導系20
1、カプリング202などを介してオイルポンプ203を駆動
するようになっており、また、このオイルポンプの駆動
系の途中から分岐して駆動軸が車幅方向に延びており、
後述するハンマ部520の駆動系に動力伝達を行ってい
る。
また、前端部中央よりにはエンジン300が搭載されてお
り、その出力でコンプレッサ301をベルト302を介して駆
動するようになっている。車体100のハンドルホイール
の両側から前方にかけて2本一対の補強バー106が取り
付けられており、この補強バー106を走行中の基準にす
ることができ、この補強バーは前記ポストと共に、車体
補強機能をもっている。
このような車体100の両側のホイールベースの中間位置
にこれより説明する噴気ノズルユニットを昇降させる昇
降用油圧駆動系400を構成する油圧シリンダ401の側面に
沿って取り付けられたポスト402が一本宛立設されてお
り、このポスト402は後で説明する蓄圧タンクを兼用し
ており、前記油圧シリンダ401の伸縮端部401Aにはブラ
ケット403が水平方向に固定されていて、このブラケッ
ト403の左右両端部にそれぞれワイヤ404の一端部が固定
されている。これらのワイヤ404の他端部は滑車404Aを
介して前記ポスト402の両側前後方向に対称的に張り出
して設け、その端部を枢支してある平行リンクである支
持アーム405,406の内上側の支持アーム405に対して固定
されている。
この支持アーム405,406の他端部は噴気ノズルユニット5
00を構成するガイドシリンダ501の側面に枢支されてお
り、このガイドシリンダ501には、その内周面に沿って
上下に直線移動する支持チューブ502が挿入されてい
る。この支持チューブ502の内部には噴気ノズル部503を
下端部にもつ打ち込みパイプ504が左右のぶれ無く上下
方向のみに移動できるように収容されている。
前記ガイドシリンダ501の下端部には、第4図に示すよ
うに、蛇腹形式の弾性ブーツ505の一端部505Aが固定さ
れており、この弾性ブーツ505の他端部505Bにはボス506
が固定され、ボスの中心と前記ガイドシリンダ501の中
心とは一致していて、ボス506の内部にはスイベル軸受
け507が固定されている。このスイベル軸受け507の中心
部はガイドシリンダ501に固定された中空の支持軸508が
貫いており、この支持軸508の中心を前記打ち込みパイ
プ504が緩く貫いている。
そして、ボス506にはタイヤの接地面積より大きく、接
地面積を拡大するための接地支持板509が固定されてお
り、この接地支持板509には噴気ノズル部503の延長線上
に孔509Aが穿けられている。従って、接地支持板509は
ガイドシリンダ501に対して弾性ブーツ505の弾性により
常に直交状態を保持しているが、前記スイベル軸受け50
7を中心に約10〜15゜の範囲で全角度に傾くことができ
る。
そして、前記ガイドシリンダ501の側面には、引き抜き
油圧駆動系700を構成する引き抜き用油圧シリンダ510の
一端部510Aが枢支されており、この油圧シリンダの伸縮
端部510Bは前記打ち込みパイプの上端部に配置されてい
るハンマ部520のケーシング521の側面に枢着されてい
て、打ち込みパイプ504の打ち込みはハンマ部520の作用
により打ち込み、パイプ504、噴気ノズル部503の引き抜
きは引き抜き用油圧シリンダ510の伸張により行うよう
になっている。
前記ハンマ部520は、これを構成するケーシング521に駆
動軸522が内部空間を横切って架設されており、この駆
動軸522にはハンマ作用を行う偏心カム523が取り付けら
れていて、駆動軸522並びに偏心カムに回転トルクを伝
達するための入力チェン輪524がその端部に取り付けら
れている。この入力チェン輪524に対してチェン525Xが
懸架されると共に、チェン525Xをカバリングするチェン
ケース525は前記噴気ノズルユニットの昇降運動を許容
できるように前記連接軸525Aを中心としてすぐ後で述べ
るチェンケース526と中折れ状態になり得るようになっ
ており、このチェンケース525の端部には先に述べたも
う一つのチェンケース526が連接軸525Aによって連接さ
れており、連接軸525Aには前記チェン525Xを懸架するチ
ェン輪525Bと、チェンケース526内に収容されているチ
ェン526Xを懸架するチェン輪526Aが各々固定されてい
る。このチェン526Xの反対側はチェンケース526の他端
側内部に取り付けられているチェン輪526Bに懸架され、
このチェン輪526Bは前記オイルポンプの駆動系201から
分岐した駆動軸527に固定され、駆動軸527に入力される
エンジン200からの動力で駆動されるようになってい
る。この駆動軸527からチェン輪528A、チェン528を介し
てもう一つのチェンケース、言い換えると、ポスト402
を中心として対称的に配置されたチェンケース526の下
端部のチェン輪528Bに動力分配し、チェン輪内部の駆動
系を駆動している。
前記偏心カム523の偏心長さ(偏心量)により偏心カム5
23は前記打ち込みパイプ504の打撃部504Aを叩くことが
できるようになっており、この打撃部504Aは常に押上ば
ね504Bにより押し上げられて打ち込みパイプ504を上方
に突き上げているが、噴気ノズルユニットが非接地状態
のときには偏心カムと、打撃部504Aとの間に間隙ができ
て、偏心カム523が回転していても打撃しないようにな
っている。
また、ポスト402を兼用した蓄圧タンク601からオペレー
ト弁602並びに、圧力空気供給管603を介して、前記ケー
シング521の側面に開けた孔521Aから内部の打ち込みパ
イプ504に連通する接手603A、603Bを通って前記打ち込
みパイプ504に対して圧力空気を供給する後述の噴気供
給系600が形成されている。
次に、噴気ノズルユニット500の地面に対する昇降、並
びに噴気ノズルユニット500の噴気ノズル部503と、打ち
込みパイプ504を地中から引き抜き、さらには、走行駆
動するための動力源としての油圧駆動系700について説
明する。
先ず、油圧ポンプ203から逆止弁711を介してソレノイド
制御で、かつ正流、停止、逆流のポジションをもつ3位
置4方向型の切換弁712に至り、この切換弁712から並列
に接続された復動型の引き抜き用油圧シリンダ510に接
続されて、オイルタンク714に戻る引き抜き用油圧管路7
10が形成されている。
さらに、この引き抜き用油圧管路710と並列に、昇降用
油圧シリンダ401に至る昇降用油圧管路730が前記油圧ポ
ンプ203に接続され、この昇降用油圧管路730は前記オイ
ルタンク714に循環している。この昇降用油圧管路730は
前記逆止弁711から分岐されており、ソレノイド制御
で、かつ、正流、停止、逆流のポジションをもつ3位置
4方向型の切換弁731をもち、さらに、復動型の昇降用
油圧シリンダ401に接続され、さらに前記オイルタンク7
14に戻る油圧管路である。
また、前記油圧ポンプ203の吐出し側と、前記切換弁712
と引き抜き用油圧シリンダ群との間にはリリーフ弁70
1、715が接続されている。
これらの油圧管路と共に、自走動力源としての走行用油
圧管路750が設けられる。この走行用油圧管路750は前記
油圧ポンプ203から延びる管路に正流、停止、逆流のポ
ジションをもつ3位置4方向型で、手動形式、かつ位置
固定型の走行切換弁751が接続され、この走行切換弁751
の出力側、並びに戻り側の管路には各々逆止弁752、754
を介してリリーフ弁753、755が接続され、これらのリリ
ーフ弁753、755の吐出側には逆止弁756、757がそれぞれ
接続されている。これらの逆止弁756、757は吐出側管
路、並びに戻り側管路に接続されていて、リリーフ弁75
3、755を含む循環路が形成される。
そして、前記逆止弁752、754からは、互いに並列接続さ
れている2つのオイルモータ758、759に接続される管路
が延びており、オイルモータ758、759の回転トルクで前
輪101を駆動するようになっている。前記走行切換弁751
は座席103に着席したオペレータが手動、あるいは足踏
みによりその3つのポジションの1つを選択できるよう
になっている。
また、前記引き抜き用油圧シリンダ510の伸縮端部510B
には伸張状態を検出するスイッチ811が取り付けられて
おり、これらスイッチ811は互いに、直列接続になって
いて、スイッチ回路812の接点812Aに油圧シリンダが延
びきったとき接触するようになっている。このスイッチ
回路812にはトグル形式のメインスイッチ813が2つの接
点813A、813Bの何れか1つを選択することができるよう
になっている。このスイッチ回路812には昇降用油圧シ
リンダ401の動きを制御するための上下動制御スイッチ8
14、815があり、上下動制御スイッチ814、並びに815は
接点814A、814B、並びに815A、815Bを選択できるように
なっている。接点814A、814Bは引き抜き用切換弁712の
ソレノイドにそれぞれ接続されており、接点815A、815B
は昇降用切換弁731のソレノイドに対して接続されて制
御回路800が構成されている。
また、噴気ノズルユニット500に対して圧力空気を供給
する噴気制御回路900はエンジン300により駆動されるア
ンローダ付きのコンプレッサ301をもち、このコンプレ
ッサ301から左右に配置してある噴気ノズルユニット500
に圧力空気を供給するためのもので、蓄圧タンク601か
ら連通ポジション602Aと、ブロックポジション602Bをも
ち、常時ブロックポジションにオフセットされるエアオ
ペレート弁602を介して前記噴気ノズルユニット500に至
る噴気供給系600を制御するためのものである。
この噴気供給系600の蓄圧タンク601より連通する管路に
エアクリーナ911が接続されていて、このエアクリーナ9
11にレギュレータ912が直列接続されている。さらに、
エアクリーナ911には設定圧がそれぞれ異なった圧力設
定用のアンローダ913、914、915とリリーフ弁916が互い
に並列接続されている。
これらのアンローダに設定した圧力は、例えば9、7、
5kg/cm2などのように互いに異ならせて定める。
そして、設定圧の高い2つのアンローダ913、914はその
出力側が第1段噴圧選択弁921に接続されており、この
第1段噴圧選択弁921の出力側と、設定圧の低いアンロ
ーダ915の出力側とは第2段噴圧選択弁922に接続されて
いる。これらの噴圧選択弁921、922は何れも手動型のも
ので、前記第2段噴圧選択弁922の出力側は噴気開始弁9
23に接続されており、この噴気開始弁923は前記噴気供
給系のエアオペレート弁602の駆動端に接続されてい
る。なお、第6図中符号924は噴気ノズル部503から噴気
される噴圧を示す圧力計を示している。
さらに、前記噴気開始弁923から前記エアオペレート弁6
02を駆動する開閉制御回路950が延びており、噴気開始
弁の停止ポジション923Aから駆動ポジション923Bへ切り
換えられると、コンプレッサ301からの空気圧力が開閉
制御回路950を介してエアオペレート弁602をカウンタば
ねに抗して連通ポジション602Aに切り換えるようになっ
ている。
また、前記アンローダ群により定めた噴圧の設定値は前
記噴気開始弁923の入力端からコンプレッサ301のアンロ
ーダに至るコンプレッサ制御回路970により伝達される
ようになっている。
次に、この発明による噴気型土壌改良機の噴気空気圧制
御装置による作業の実際を説明する。先ず、噴気作業の
目的地まで、例えば、乗用型土壌改良機をゴルフ場のグ
リーンまで自走させて移動し、乗入れる。作業機の移動
はエンジン200の出力でオイルポンプ203を回し、その出
力により駆動輪101を駆動することで行い、オイルポン
プ203の駆動と共に、エンジン300の出力によりコンプレ
ッサ301を駆動して蓄圧タンク601に所定圧の空気を溜
め、圧力空気源にする。
そして、作業開始ではポスト402に端部が支持されてい
る支持アーム405、406をワイヤ404を介して昇降用油圧
シリンダ401の伸張により第3図(A)の状態から同図
(B)の状態に回動させることで噴気ノズルユニット50
0を接地させる。このとき4本ある噴気ノズルユニット5
00がそれぞれ高低差のある地面、あるいは傾斜する地面
に接地する場合であっても、各噴気ノズルユニット500
はワイヤ404の緩み量の変化で吸収していて、先に接地
した噴気ノズルユニット500が後から接地する噴気ノズ
ルユニット500に干渉することはない。
接地した噴気ノズルユニット500はその自重はグリーン
に接地している支持板509により支えられており、その
接地位置が打ち込みパイプの打ち込み位置として定めら
れる。また、グリーンの凹凸は各噴気ノズルユニット50
0に設けた接地支持板509が弾性ブーツ505と、スイベル
軸受け507により支持されていることから、適当な範囲
において傾動することで吸収される。噴気ノズルユニッ
ト500が宙に浮いた状態では弾性ブーツ505の弾性により
接地支持板509は打ち込み方向に対してほぼ直交状態を
保持している。
そして、噴気ノズルユニット500が接地状態になった
後、第7図に詳細に示すチェンケース525、並びに526に
収容されているチェン525X,526Xを介して噴気ノズルユ
ニット500の頂部に位置するハンマ部520を構成する偏心
カム523を駆動軸522により駆動する。このとき、打ち込
みパイプ504の打撃部504Aは打ち込みパイプ504の下端
部、言い換えると、噴気ノズル部が接地してハンマ部な
どの自重が加わって記偏心カム523に接触すると、打ち
込みパイプ504は、この偏心カム523の回転により打撃を
受けて接地支持板509の孔509Aからグリーン地面中に打
ち込まれて、噴気ノズル部503は第3図(C)に示すよ
うに所定の深さに達する。
前記昇降用油圧シリンダ401の操作は次のようにして行
われる。先ず、第3図(C)では、引き抜き用油圧シリ
ンダが収縮状態であり、噴気ノズル部500は地中にあ
り、この状態からメインスイッチ813を接点813Bに切り
換え、さらに、上下動制御スイッチ814の接点814Bを選
択すると、引き抜き用切換弁712のソレノイドがの励磁
によりそのポジションがブロックポジション712Aから逆
流ポジション712Xに切り換えられ、引き抜き用シリンダ
510は伸張方向に延びる。そして上端部にある伸縮端部5
10Bはスイッチ811により接点812Aを閉じることになる。
引き抜き用シリンダ510により噴気ノズル部は地中から
引き抜かれるのである(第3図B)。そして、第5図に
示す制御回路800のメインスイッチ813を接点813Aに切り
換えるとスイッチ回路812が閉成され、それから上下動
制御スイッチ815の接点815Bを選ぶと、昇降用切換弁713
のソレノイドが励磁されて、ブロックポジション713Aか
ら逆流ポジション731Xに切り換わり、昇降用シリンダ40
1が収縮を開始して噴気ノズルユニット500を上昇させる
(第3図A)。
今度は逆に、上昇状態の噴気ノズルユニット500を下降
させるには、前述とは反対に、先ず、上下動制御スイッ
チ815を接点815Aに切り換えると、昇降用切換弁713は正
流ポジション731Yに換えられ、昇降用油圧シリンダ401
が伸張して噴気ノズルユニット500を下降させる。噴気
ノズル部503が接地状態になったところでハンマ部520に
よる打ち込みが開始される。この打ち込み作用により引
き抜き用シリンダ510の伸張方向に作用したオイルは引
き抜き用切換弁712の逆流ポジション712Xからオイルタ
ンク714に戻される。
そして、噴気ノズル部503が所定の深さに至ったところ
で噴気作業を行う(噴気作業については後で述べる)。
その後前述の引き抜き作業により噴気ノズル部503を、
再び地中から引き上げるのであり、メインスイッチ813
を接点813Bに切り換え、上下動制御スイッチ814の接点8
14Aに切り換えると、引き抜き用切換弁712の正流ポジシ
ョン712Yが選ばれて、引き抜き用油圧シリンダ510は収
縮して引き抜き作用を行う。
噴気ノズル部503が地中にあるときは、引き抜き用シリ
ンダ510は収縮状態にあり、前記引き抜き用シリンダに
対応しているスイッチ回路の接点812Aはすべて開いてい
て、メインスイッチ813を接点813Aに切り換えても、ス
イッチ回路812は開かれた状態であり、たとえ、上下動
制御スイッチ815を操作しても昇降用油圧管路730は昇降
用油圧シリンダ401を駆動する方向、言い換えると、昇
降用切換弁731を正流ポジション713Yにする駆動電流は
流れない。即ち、噴気ノズル部503が地中から抜き取ら
れない状態では昇降用油圧シリンダ401は駆動されず、
言い換えると、噴気ノズル部503が完全に地中から抜き
抜かれて引き抜き完了状態になった後に初めて昇降用油
圧シリンダが動作可能となり、安全装置として機能して
いる。
次に、噴気作業について説明する。先ず、エンジン300
で駆動されるコンプレッサ301は所定圧力になるまで蓄
圧され、それ以上になるとアンローダが作用してコンプ
レッサの負荷を無にする。そして、操作部105において
設定圧の異なるアンローダ913、914、915、の中から任
意のアンローダ、例えば、アンローダ913の設定圧で噴
気する場合には、第1段噴圧選択弁921を正流ポジショ
ン921Aにすると共に、第2段噴圧選択弁922を正流ポジ
ション922Aに切り換え、これを介して噴気開始弁923ま
で圧力が加わっているので、ここで、噴気開始弁923を
操作部105において人為的に開くと、圧力空気の流れは
開閉制御回路950を介してエアオペレート弁602に至り、
ブロックポジション602Bを連通ポジション602Aに切り換
えて、噴気ノズル部503から地中に噴気される。このと
き蓄圧タンク601が2つの噴気ノズル部に圧力空気を供
給していて抵抗の少ない方へ噴出しがちとなるので、各
噴気ノズル部毎に蓄圧タンクを分割して構成してもよ
い。
また、設定圧が最も低いアンローダ915に設定した噴気
圧力で噴気作業する場合には、第2段噴圧選択弁922の
ポジションを連通ポジション922Aから逆流ポジション92
2Bに切り換えて、噴気開始弁923の切り換え操作により
行う。中間の設定圧を選ぶときには、第1段噴圧選択弁
ン921を連通ポジション921Aから逆流ポジション912Bに
して、第2噴圧選択弁922は連通ポジション921Aの侭に
して噴圧開始弁923の操作、言い換えると、噴気開始弁9
23を手動により押し込むなどして噴気ノズル部503から
圧力空気を噴気させる。前記アンローダ913、914、915
により設定した設定値(空気圧)はコンプレッサ制御回
路970を介してコンプレッサのもつアンローダを作動さ
せて前記設定圧になれば圧縮機能を解除している。
〔発明の効果〕
以上の説明から明かなように、この発明の噴気型土壌改
良機の噴気空気圧制御装置によれば、設定圧が互いに異
なった複数のアンローダを開閉制御回路に設けて、アン
ローダの選択により噴圧を任意に定め得るように構成す
ると共に、そのアンローダの設定圧をコンプレッサのア
ンローダに信号として伝達し、コンプレッサの圧縮圧を
設定するように構成したから、噴気作業環境に適した噴
圧を容易に選択でき、その圧力で噴気作業を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの発明の実施例を示し、第1図は噴気ノズ
ル装置を搭載した乗用型土壌改良機の側面図、第2図は
同じく平面図、第3図は噴気ノズル装置の作業順を示す
説明図、第4図は第1図IV部の拡大断面図、第5図は昇
降油圧駆動系、引き抜き油圧駆動系、並びに油圧走行系
を示す油圧回路図、第6図は噴気供給系並びにその制御
系を示す説明回路図、第7図は打ち込みパイプの打撃動
力伝達系の説明図である。 100……車体、101……駆動輪、102……操向輪、103……
座席、104……ハンドルホィール、105……操作部、200
……エンジン、201……伝導系、202……カプリング、20
3……オイルポンプ、300……エンジン、301……コンプ
レッサ、302……ベルト、400……昇降用油圧駆動系、40
1……昇降用油圧シリンダ、401A……伸縮端部、、402…
…ポスト、403……ブラケット、404……ワイヤ、405、4
06……支持アーム、500……噴気ノズルユニット、501…
…ガイドシリンダ、502……支持チューブ、503……噴気
ノズル部、504……打ち込みパイプ、504A……打撃部、5
04B……押上ばね、505……弾性ブーツ、505A……一端
部、505B……他端部、506……ボス、507……スイベル軸
受け、508……支持軸、509……接地支持板、509A……
孔、510……引き抜き用油圧シリンダ、510A……一端
部、510B……伸縮部、520……ハンマ部、521……ケーシ
ング、522……駆動軸、523……偏心カム、524……入力
チェン、525X……チェン、525A……連接軸、525B……チ
ェン輪、526……チェンケース、526A、526B……チェン
輪、526X……チェン、527……駆動輪、528……チェン、
528A、528B……チェン輪、600……噴気供給系、601……
蓄圧タンク、602……エアオペレート弁、603……圧力空
気供給管、603A、603B……接手、700……引き抜き用油
圧駆動系、710……引き抜き用油圧管路、701……リリー
フ弁、711……逆止弁、712……引き抜き用切換弁、714
……オイルタンク、715……リリーフ弁、730……昇降用
油圧管路、731……昇降用切換弁、750……走行用油圧管
路、751……走行用切換弁、752、754……逆止弁、753、
755……リリーフ弁、756、757……逆止弁、758、759…
…オイルモータ、800……制御回路、811……スイッチ、
812……スイッチ回路、812A……接点、813……メインス
イッチ、813A、813B……接点、814、815……上下動制御
スイッチ、814A、814B、815A、815B……接点、900……
噴気制御回路、911……エアクリーナ、912……レギュレ
ータ、、913、914、915……アンローダ、916……リリー
フ弁、921……第1段噴圧選択弁、922……第2段噴圧選
択弁、923……噴気開始弁、924……圧力計、950……開
閉制御回路、970……コンプレッサ制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力空気源や油圧源を搭載し、走行部を装
    備した自走式の噴気型土壌改良機の車体に、支持アーム
    により支持され、昇降用油圧駆動系により地面に対して
    昇降可能に支持された噴気ノズルユニットを設け、 前記噴気ノズルユニットは、ガイドシリンダに沿って上
    下移動可能の噴気ノズル部を有し、この噴気ノズル部の
    上部に該噴気ノズル部を地中に打ち込むためのハンマ部
    を設け、 前記噴気ノズルユニットを下降させて噴気ノズル部を地
    面に当接させて前記ハンマ部の駆動により所定深さまで
    打ち込むと共に、前記圧力空気源の蓄圧タンクからエア
    オペレート弁を介して前記噴気ノズル部に連通する噴気
    供給系と、蓄圧タンクから地中へ噴気する噴圧の設定値
    が互いに異なった複数のアンローダをもつ噴気制御回路
    と噴気開始弁とを介して前記エアオペレート弁に連通さ
    せて、エアオペレート弁の開閉を制御する開閉制御回路
    と、前記噴気制御回路から圧力空気源を構成するコンプ
    レッサに対して、前記噴気制御回路において設定した噴
    圧に達すると前記コンプレッサの圧縮機能を解除するコ
    ンプレッサ制御回路とを備えて構成したことを特徴とす
    る噴気型土壌改良機の噴気空気圧制御装置。
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