JPH078658B2 - トラクタ−のブレ−キ構造 - Google Patents
トラクタ−のブレ−キ構造Info
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- JPH078658B2 JPH078658B2 JP61156977A JP15697786A JPH078658B2 JP H078658 B2 JPH078658 B2 JP H078658B2 JP 61156977 A JP61156977 A JP 61156977A JP 15697786 A JP15697786 A JP 15697786A JP H078658 B2 JPH078658 B2 JP H078658B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はトラクターの左右の操向ブレーキ装置を油圧操
作式とした場合の作動油の供給に関するものである。
作式とした場合の作動油の供給に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、自動車の如く左右の車輪に同時に制動を掛け
るブレーキ装置において、油圧操作式の走行ブレーキ装
置を配置する技術は公知とされているのである。例え
ば、特開昭59−130774号公報に記載の技術の如くであ
る。
るブレーキ装置において、油圧操作式の走行ブレーキ装
置を配置する技術は公知とされているのである。例え
ば、特開昭59−130774号公報に記載の技術の如くであ
る。
また、トラクターにおいても、左右の車輪に別々に制動
を掛けて操向を行う操向ブレーキ装置において、油圧操
作式のブレーキ装置とする構造も、実開昭50−6027号公
報の如き技術が公知とされているのである。
を掛けて操向を行う操向ブレーキ装置において、油圧操
作式のブレーキ装置とする構造も、実開昭50−6027号公
報の如き技術が公知とされているのである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、従来の油圧操作式操向ブレーキ装置に
おいては、作動油のタンクは別に設けて、該作動油タン
クから操向ブレーキ装置のブレーキバルブやブレーキピ
ストンに作動油を供給していたのである。
おいては、作動油のタンクは別に設けて、該作動油タン
クから操向ブレーキ装置のブレーキバルブやブレーキピ
ストンに作動油を供給していたのである。
しかし、該作動油タンク内の作動油が減少した場合に、
ブレーキが効かなくなり、安全性を低下することとな
り、また該作動油タンクよりブレーキバルブまでの配管
が必要となる等の不具合いが有ったものである。
ブレーキが効かなくなり、安全性を低下することとな
り、また該作動油タンクよりブレーキバルブまでの配管
が必要となる等の不具合いが有ったものである。
また該作動油タンクとブレーキ装置との間に空気の噛み
込みが発生することが多い、エア噛みにより操向ブレー
キ装置が制動しなくなるという危険があったものであ
る。
込みが発生することが多い、エア噛みにより操向ブレー
キ装置が制動しなくなるという危険があったものであ
る。
本発明はこれらの従来の不具合を解消したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
る為の構成を説明する。
ミッションケース12の内部に油圧クラッチ装置を配置
し、ミッションケース12の前後の接合面にセンタープレ
ート1を挟持し、該センタープレート1の側方に油圧ブ
レーキ装置の油圧ケース8を固設した構成において、該
油圧クラッチ装置を断接する為の油圧装置より吐出され
る低圧油を、センタープレート1内から流入孔8eを介し
て、油圧ケース8内に構成した作動油タンク8a内に導
き、該作動油タンク8aの上部に溢出孔8dを穿設し、作動
油タンク8a内に一定量以上に作動油が供給された場合に
は、溢出孔8dより余剰作動油をミッションケース12に還
流すべく構成したものである。
し、ミッションケース12の前後の接合面にセンタープレ
ート1を挟持し、該センタープレート1の側方に油圧ブ
レーキ装置の油圧ケース8を固設した構成において、該
油圧クラッチ装置を断接する為の油圧装置より吐出され
る低圧油を、センタープレート1内から流入孔8eを介し
て、油圧ケース8内に構成した作動油タンク8a内に導
き、該作動油タンク8aの上部に溢出孔8dを穿設し、作動
油タンク8a内に一定量以上に作動油が供給された場合に
は、溢出孔8dより余剰作動油をミッションケース12に還
流すべく構成したものである。
また、溢出孔8dに連通した孔内に、作動油タンク8a内の
空気を抜く為の空気抜きボルト19を螺装したものであ
る。
空気を抜く為の空気抜きボルト19を螺装したものであ
る。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と作用を説明する。
面に示した実施例の構成と作用を説明する。
第1図は本発明のトラクターのブレーキ構造を示す側面
図、第2図は同じく平面図、第3図はトラクターのミッ
ションケース内部の側面断面図、第4図は操向ブレーキ
用油圧装置の側面図、第5図は同じく平面図、第6図は
間座18の部分の断面図、第7図は同じく側面断面図、第
8図は同じく後面断面図、第9図は同じく平面断面図、
第10図は慣性空転ブレーキ装置の側面断面図、第11図は
同じく後面図、第12図は本発明のトラクターの油圧回路
図である。
図、第2図は同じく平面図、第3図はトラクターのミッ
ションケース内部の側面断面図、第4図は操向ブレーキ
用油圧装置の側面図、第5図は同じく平面図、第6図は
間座18の部分の断面図、第7図は同じく側面断面図、第
8図は同じく後面断面図、第9図は同じく平面断面図、
第10図は慣性空転ブレーキ装置の側面断面図、第11図は
同じく後面図、第12図は本発明のトラクターの油圧回路
図である。
第1図,第2図について説明する。
トラクターのボンネット内に配置されたエンジンの後面
に、クラッチハウジング11が固設されており、該クラッ
チハウジング11の後面とミッションケース12との間に、
本発明のセンタープレート1が挟持されている。ミッシ
ョンケース12の後面には、リアアクスルケース13が固設
されている。該リアアクスルケース13の側面に、操向ブ
レーキ装置40L,40Rが配置されている。
に、クラッチハウジング11が固設されており、該クラッ
チハウジング11の後面とミッションケース12との間に、
本発明のセンタープレート1が挟持されている。ミッシ
ョンケース12の後面には、リアアクスルケース13が固設
されている。該リアアクスルケース13の側面に、操向ブ
レーキ装置40L,40Rが配置されている。
本発明の操向ブレーキ装置40L,40Rの、油圧装置を構成
する間座18と油圧ケース8は、前述のセンタープレート
1の右側面に固設されているのである。
する間座18と油圧ケース8は、前述のセンタープレート
1の右側面に固設されているのである。
該油圧ケース8の内部に作動油タンク8aと、ブレーキバ
ルブ6L,6Rとブレーキピストン4L,4R等が構成されてい
る。そして該左右のブレーキピストン4L,4Rの前端をブ
レーキペダル2L,2Rの押圧片2aが押し込んで、圧油をパ
イピング3L,3Rを介して操向ブレーキ装置40L,40Rに送油
するものである。
ルブ6L,6Rとブレーキピストン4L,4R等が構成されてい
る。そして該左右のブレーキピストン4L,4Rの前端をブ
レーキペダル2L,2Rの押圧片2aが押し込んで、圧油をパ
イピング3L,3Rを介して操向ブレーキ装置40L,40Rに送油
するものである。
次に第2図のクラッチハウジング11,ミッションケース1
2,リアアクスルケース13部分の側面断面図に基づいて、
動力変速系統を説明する。
2,リアアクスルケース13部分の側面断面図に基づいて、
動力変速系統を説明する。
クラッチハウジング11内に配置された主クラッチ装置
は、デュアルクラッチに構成されており、エンジンの回
転を走行入力軸21とPTO入力軸22の両方に分けて動力断
接可能に構成している。
は、デュアルクラッチに構成されており、エンジンの回
転を走行入力軸21とPTO入力軸22の両方に分けて動力断
接可能に構成している。
走行入力軸21の回転は軸23上の遊嵌歯車を介して、前進
軸24と後進軸25の上の歯車に動力伝達されており、該前
進軸24と後進軸25上の歯車と軸23上の歯車との噛合によ
り、前進3段・後進1段の変速装置Mを構成している。
軸24と後進軸25の上の歯車に動力伝達されており、該前
進軸24と後進軸25上の歯車と軸23上の歯車との噛合によ
り、前進3段・後進1段の変速装置Mを構成している。
そして軸23の後端と軸30の前後との間を、直結するか、
超減速歯車連を迂回するかにより、超低速変速装置Hを
構成している。
超減速歯車連を迂回するかにより、超低速変速装置Hを
構成している。
さらに軸30より軸31へ動力が伝達され、該軸31上の歯車
とピニオン軸28上の歯車との間で、高・中・低の3段の
副変速装置Sが構成されている。
とピニオン軸28上の歯車との間で、高・中・低の3段の
副変速装置Sが構成されている。
次にPTO入力軸22よりPTO動力伝達系統について説明す
る。
る。
PTO入力軸22の動力が軸23上の遊嵌歯車を介して、軸26
上の油圧クラッチ装置Aへ伝達されている。該油圧クラ
ッチ装置Aの断接により、PTO回転をON・OFFするもので
ある。
上の油圧クラッチ装置Aへ伝達されている。該油圧クラ
ッチ装置Aの断接により、PTO回転をON・OFFするもので
ある。
該油圧クラッチ装置Aにより断接後の回転が、PTO変速
軸26上の歯車に伝達され、該PTO変速軸26上の歯車とPTO
軸27上の歯車との間で、4段のPTO変速装置Nが構成さ
れているのである。
軸26上の歯車に伝達され、該PTO変速軸26上の歯車とPTO
軸27上の歯車との間で、4段のPTO変速装置Nが構成さ
れているのである。
またピニオン軸28の前端に設けた歯車より動力を取り出
して、PTO軸27に遊嵌した歯車より前輪駆動軸32を駆動
している。
して、PTO軸27に遊嵌した歯車より前輪駆動軸32を駆動
している。
またPTO変速軸26の後端にPTO軸27の慣性空転を防止する
慣性空転防止ブレーキ装置Bを配置している。該慣性空
転防止ブレーキ装置Bは、歯車摺動式変速装置であるPT
O変速装置Nの変速操作時には解除して、変速操作がス
ムーズに行えるように構成しているのである。
慣性空転防止ブレーキ装置Bを配置している。該慣性空
転防止ブレーキ装置Bは、歯車摺動式変速装置であるPT
O変速装置Nの変速操作時には解除して、変速操作がス
ムーズに行えるように構成しているのである。
次に、第4図より第9図の図面に基づいて、本発明の油
圧操作式のブレーキ構造について説明する。
圧操作式のブレーキ構造について説明する。
ミッションケース12とリアアクスルケース13の間に挟持
されたセンタープレート1の側壁外の露出部に、間座18
を介装して油圧ケース8を固設しているのである。該油
圧ケース8は作動油タンク8aとブレーキバルブ6のバル
ブケースとブレーキピストン4L,4Rのシリンダーをも兼
用しており、更に加えて、ブレーキペダル2L,2Rの枢支
体をも構成しているのである。
されたセンタープレート1の側壁外の露出部に、間座18
を介装して油圧ケース8を固設しているのである。該油
圧ケース8は作動油タンク8aとブレーキバルブ6のバル
ブケースとブレーキピストン4L,4Rのシリンダーをも兼
用しており、更に加えて、ブレーキペダル2L,2Rの枢支
体をも構成しているのである。
即ち、油圧ケース8より枢支軸20の枢支部8bが突設され
ており、該枢支部8bに枢支軸20を設けて左右のブレーキ
ペダル2L,2Rを別々に枢支しているのである。
ており、該枢支部8bに枢支軸20を設けて左右のブレーキ
ペダル2L,2Rを別々に枢支しているのである。
そして該ブレーキペダル2L,2Rの下部に押圧片2aが設け
られており、該押圧片2aがブレーキペダル2L,2Rの踏込
みにより、蛇腹9により被覆されたブレーキピストン4
L,4Rを付勢バネ5に抗して押し込むのである。
られており、該押圧片2aがブレーキペダル2L,2Rの踏込
みにより、蛇腹9により被覆されたブレーキピストン4
L,4Rを付勢バネ5に抗して押し込むのである。
油圧ケース8の上部には作動油タンク8aが構成されてお
り、該作動油タンク8aには第12図の低圧リリーフバルブ
42により低圧を掛けられた圧油が流入する為の流入孔8e
が開口されており、センタープレート1の油路1aより間
座18の油路を介して流入孔8eより、油圧クラッチ装置A
の作動油の吐出油が低圧化されて送油されているのであ
る。一定量以上の作動油が流入孔8eより送油されると、
溢出孔8dよりセンタープレート1の溢出孔1bを介して、
ミッションケース12内に還流すべく構成している。
り、該作動油タンク8aには第12図の低圧リリーフバルブ
42により低圧を掛けられた圧油が流入する為の流入孔8e
が開口されており、センタープレート1の油路1aより間
座18の油路を介して流入孔8eより、油圧クラッチ装置A
の作動油の吐出油が低圧化されて送油されているのであ
る。一定量以上の作動油が流入孔8eより送油されると、
溢出孔8dよりセンタープレート1の溢出孔1bを介して、
ミッションケース12内に還流すべく構成している。
また第6図において図示する如く、間座18の溢出孔1b部
分に空気抜きボルト19が配置されているのである。故に
作動油タンク8a内に空気が噛み込まれた場合には、該空
気抜きボルト19により抜くことができるのである。
分に空気抜きボルト19が配置されているのである。故に
作動油タンク8a内に空気が噛み込まれた場合には、該空
気抜きボルト19により抜くことができるのである。
作動油タンク8aの下部にバルブシート14を螺装してお
り、該バルブシート14にブレーキバルブ6が開閉可能に
バネ付勢されている。該ブレーキバルブ6は通常、ブレ
ーキペダル2L,2Rを踏み込まない場合には、第7図の如
くブレーキピストン4L,4Rの係合溝により係止されて傾
いており、開放された状態となっているのである。該開
放状態では、作動油タンク8aの作動油がブレーキピスト
ン4L,4Rのシリンダー室内に流入されているのである。
り、該バルブシート14にブレーキバルブ6が開閉可能に
バネ付勢されている。該ブレーキバルブ6は通常、ブレ
ーキペダル2L,2Rを踏み込まない場合には、第7図の如
くブレーキピストン4L,4Rの係合溝により係止されて傾
いており、開放された状態となっているのである。該開
放状態では、作動油タンク8aの作動油がブレーキピスト
ン4L,4Rのシリンダー室内に流入されているのである。
該状態からブレーキペダル2L,2Rを踏み込むと、ブレー
キピストン4L,4Rの係合溝とブレーキバルブの係止状態
が解除されて、ブレーキバルブ6はバネにより付勢され
てバルブシート14の開口を閉鎖し、シリンダー室内の作
動油が作動油タンク8aへ戻るのを阻止するものである。
そして更にブレーキペダル2L,2Rを踏み込むことによ
り、圧油がパイピング3から操向ブレーキ装置40L,40R
へ向けて吐出されるのである。
キピストン4L,4Rの係合溝とブレーキバルブの係止状態
が解除されて、ブレーキバルブ6はバネにより付勢され
てバルブシート14の開口を閉鎖し、シリンダー室内の作
動油が作動油タンク8aへ戻るのを阻止するものである。
そして更にブレーキペダル2L,2Rを踏み込むことによ
り、圧油がパイピング3から操向ブレーキ装置40L,40R
へ向けて吐出されるのである。
16はブレーキピストン4L,4Rの踏込み量を制限する制限
ピンである。
ピンである。
またブレーキピストン4L,4Rの下部には左右のブレーキ
ピストン4L,4Rごとに、イコライザーバルブ7L,7Rが設け
られており、該イコライザーバルブ7L,7Rは左右一方の
ブレーキペダル2の踏込みでは一方のみしか開かないの
で連通しないが、左右のブレーキペダル2L,2Rが同時に
踏み込まれる走行ブレーキの状態の場合には、左右のイ
コライザーバルブ7L,7Rが同時に開放されて、左右のブ
レーキピストン4L,4Rにより吐出される圧油の圧力が全
く同じとなり、操向ブレーキ装置40L,40Rの制動力を同
じとして、高速走行時に於けるブレーキの片効きを無く
す作用をしているものである。
ピストン4L,4Rごとに、イコライザーバルブ7L,7Rが設け
られており、該イコライザーバルブ7L,7Rは左右一方の
ブレーキペダル2の踏込みでは一方のみしか開かないの
で連通しないが、左右のブレーキペダル2L,2Rが同時に
踏み込まれる走行ブレーキの状態の場合には、左右のイ
コライザーバルブ7L,7Rが同時に開放されて、左右のブ
レーキピストン4L,4Rにより吐出される圧油の圧力が全
く同じとなり、操向ブレーキ装置40L,40Rの制動力を同
じとして、高速走行時に於けるブレーキの片効きを無く
す作用をしているものである。
ブレーキピストン4L,4Rにより圧力をかけられて吐出さ
れる圧油は、継手15よりパイピング3に受け継がれて、
操向ブレーキ装置40L,40Rに至るものである。
れる圧油は、継手15よりパイピング3に受け継がれて、
操向ブレーキ装置40L,40Rに至るものである。
次に第10図,第11図により慣性空転防止ブレーキ装置B
の構成について説明する。
の構成について説明する。
PTO変速軸26の後端がブレーキケース12aを構成するミッ
ションケースの壁部内に嵌入している。該ブレーキケー
ス12a内に制動ピストン34が嵌装されており、該制動ピ
ストン34は、油圧クラッチ装置Aが接合状態の場合に
は、該制動ピストン34のシリンダー部にも圧油が送油さ
れており、該制動ピストン3は制動バネ36に抗して、ス
トッパー板33に接当する程度まで押しだされており、制
動摩擦板35は解除されて、該制動摩擦板35と一体化され
たPTO変速軸26は制動を受けずに自由に回動することが
可能なのである。
ションケースの壁部内に嵌入している。該ブレーキケー
ス12a内に制動ピストン34が嵌装されており、該制動ピ
ストン34は、油圧クラッチ装置Aが接合状態の場合に
は、該制動ピストン34のシリンダー部にも圧油が送油さ
れており、該制動ピストン3は制動バネ36に抗して、ス
トッパー板33に接当する程度まで押しだされており、制
動摩擦板35は解除されて、該制動摩擦板35と一体化され
たPTO変速軸26は制動を受けずに自由に回動することが
可能なのである。
しかし逆に、油圧クラッチ装置Aを接合状態としていた
圧油がドレーン油路へ開放されると、制動ピストン34は
制動バネ36により押し戻されて、制動ピストン34が制動
摩擦板38をブレーキケース12aとの間に押圧し、制動摩
擦板35を制動することにより、PTO変速軸26の回転に制
動力を掛けるものである。
圧油がドレーン油路へ開放されると、制動ピストン34は
制動バネ36により押し戻されて、制動ピストン34が制動
摩擦板38をブレーキケース12aとの間に押圧し、制動摩
擦板35を制動することにより、PTO変速軸26の回転に制
動力を掛けるものである。
次に第12図の油圧回路図について説明する。本トラクタ
ーにおいて油圧ポンプを39,38,37と3組配置して、それ
ぞれエンジンの動力により駆動している。
ーにおいて油圧ポンプを39,38,37と3組配置して、それ
ぞれエンジンの動力により駆動している。
油圧ポンプ39はパワーステアリング装置Tの為の油圧ポ
ンプであり、油圧ポンプ3はトラクターに装着した作業
機昇降用油圧装置Uの為の油圧ポンプである。また油圧
ポンプ37は油圧クラッチ装置Aと操向ブレーキ装置操作
用作動油を送油する為の油圧ポンプである。該油圧ポン
プ37よりの油圧回路内において、41は高圧リリーフバル
ブであり、42が低圧リリーフバルブである。本発明にお
いて、油圧ケース8内の作動油タンク8a内に導入するの
は、PTOクラッチレバー43により油圧制御弁44を切換え
て、油圧クラッチ装置Aを断状態とした場合の低圧ドレ
ーン油である。該低圧油はPTO変速軸26から油圧クラッ
チ装置A内の潤滑にも利用されている。
ンプであり、油圧ポンプ3はトラクターに装着した作業
機昇降用油圧装置Uの為の油圧ポンプである。また油圧
ポンプ37は油圧クラッチ装置Aと操向ブレーキ装置操作
用作動油を送油する為の油圧ポンプである。該油圧ポン
プ37よりの油圧回路内において、41は高圧リリーフバル
ブであり、42が低圧リリーフバルブである。本発明にお
いて、油圧ケース8内の作動油タンク8a内に導入するの
は、PTOクラッチレバー43により油圧制御弁44を切換え
て、油圧クラッチ装置Aを断状態とした場合の低圧ドレ
ーン油である。該低圧油はPTO変速軸26から油圧クラッ
チ装置A内の潤滑にも利用されている。
これにより、従来のトラクターの油圧操作式ブレーキ装
置においては、作動油タンクをミッションケースとは別
に設けていたので、作動油が自然減により減少した際
に、ブレーキが効かなくなるという不具合が有ったので
あるが、本発明の如くミッションケースやリアアクスル
ケース内の潤滑油を作動油として使用することにより、
十分な作動油を確保することができるので、自然減少に
よる危険を回避することが出来たものである。
置においては、作動油タンクをミッションケースとは別
に設けていたので、作動油が自然減により減少した際
に、ブレーキが効かなくなるという不具合が有ったので
あるが、本発明の如くミッションケースやリアアクスル
ケース内の潤滑油を作動油として使用することにより、
十分な作動油を確保することができるので、自然減少に
よる危険を回避することが出来たものである。
また、従来の技術において作業機昇降用の圧油を作動タ
ンクに導いて使用していた技術もあるが、この場合に
は、該作業機昇降用の油圧装置とブレーキ装置の作動油
タンク8aとの間が離れている為に、パイピングや油路を
設ける必要があるという不具合があったのである。本発
明においては、センタープレート1より作動油を導くこ
とによりこれらの点の不具合も解消することができたも
のである。
ンクに導いて使用していた技術もあるが、この場合に
は、該作業機昇降用の油圧装置とブレーキ装置の作動油
タンク8aとの間が離れている為に、パイピングや油路を
設ける必要があるという不具合があったのである。本発
明においては、センタープレート1より作動油を導くこ
とによりこれらの点の不具合も解消することができたも
のである。
また、油圧ケース8をセンタープレート1に固設するこ
とにより、油圧ケース8の支持が強固となり、該油圧ケ
ース8自体をブレーキペダル2L,2Rの支持体として使用
することが可能となったものである。故に従来の如くブ
レーキペダル2L,2Rの支持体と油圧ケース8とを別に設
ける必要がなくなったものである。
とにより、油圧ケース8の支持が強固となり、該油圧ケ
ース8自体をブレーキペダル2L,2Rの支持体として使用
することが可能となったものである。故に従来の如くブ
レーキペダル2L,2Rの支持体と油圧ケース8とを別に設
ける必要がなくなったものである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
するものである。
第1に、センタープレート1の側方に油圧ケース8を付
設することにより、ミッションケース12には油圧ケース
8を取り付ける為の加工部分を設ける必要がなく、油圧
クラッチ装置を具備した場合のミッションケース12と、
油圧クラッチ装置を具備しない場合のミッションケース
12とを兼用の部品とすることが出来るのである。
設することにより、ミッションケース12には油圧ケース
8を取り付ける為の加工部分を設ける必要がなく、油圧
クラッチ装置を具備した場合のミッションケース12と、
油圧クラッチ装置を具備しない場合のミッションケース
12とを兼用の部品とすることが出来るのである。
第2に、油路が複雑に穿設されて、油圧ポンプやシール
ケース等を取り付けるセンタープレート1のみに、複雑
な油圧部品である油圧ケース8を取り付けることによ
り、油圧部品の集中化を図り、高度な加工を有する部分
を、センタープレート1のみに集中させることが出来る
のである。
ケース等を取り付けるセンタープレート1のみに、複雑
な油圧部品である油圧ケース8を取り付けることによ
り、油圧部品の集中化を図り、高度な加工を有する部分
を、センタープレート1のみに集中させることが出来る
のである。
第3に、油圧ケース8の内部に構成した間座18には、下
方の流入孔8eと上部の溢出孔8dの2孔を設けたので、必
要以上に作動油が流入孔8e内に供給され過ぎることが無
くなり、必要不可欠な量のブレーキ作動油を確保するこ
とが出来るようになったのである。
方の流入孔8eと上部の溢出孔8dの2孔を設けたので、必
要以上に作動油が流入孔8e内に供給され過ぎることが無
くなり、必要不可欠な量のブレーキ作動油を確保するこ
とが出来るようになったのである。
第4に、作動油タンク8aの溢出孔8dに通じる孔内に、空
気抜きボルト19を設けたことにより簡単に空気抜きをす
ることができるので、パイピング3や操向ブレーキ装置
40L,40Rのシリンダー部分にエア噛みを発生して、制動
が効かなくなるという事故を減少させることが出来たも
のである。
気抜きボルト19を設けたことにより簡単に空気抜きをす
ることができるので、パイピング3や操向ブレーキ装置
40L,40Rのシリンダー部分にエア噛みを発生して、制動
が効かなくなるという事故を減少させることが出来たも
のである。
第1図は本発明のトラクターのブレーキ構造を示す側面
図、第2図は同じく平面図、第3図はトラクターのミッ
ションケース内部の側面断面図、第4図は操向ブレーキ
用油圧装置の側面図、第5図は同じく平面図、第6図は
間座18の部分断面図、第7図は同じく側面断面図、第8
図は同じく後面断面図、第9図は同じく平面断面図、第
10図は慣性空転ブレフーキ装置の側面断面図、第11図は
同じく後面図、第12図は本発明のトラクターの油圧回路
図である。 A……油圧クラッチ装置 B……慣性空転防止ブレーキ装置 1……センタープレート 2……ブレーキペダル 3……パイピング 4……ブレーキピストン 5……付勢バネ 6……ブレーキバルブ 8……油圧ケース 8a……作動油タンク 18……間座
図、第2図は同じく平面図、第3図はトラクターのミッ
ションケース内部の側面断面図、第4図は操向ブレーキ
用油圧装置の側面図、第5図は同じく平面図、第6図は
間座18の部分断面図、第7図は同じく側面断面図、第8
図は同じく後面断面図、第9図は同じく平面断面図、第
10図は慣性空転ブレフーキ装置の側面断面図、第11図は
同じく後面図、第12図は本発明のトラクターの油圧回路
図である。 A……油圧クラッチ装置 B……慣性空転防止ブレーキ装置 1……センタープレート 2……ブレーキペダル 3……パイピング 4……ブレーキピストン 5……付勢バネ 6……ブレーキバルブ 8……油圧ケース 8a……作動油タンク 18……間座
Claims (2)
- 【請求項1】ミッションケース12の内部に油圧クラッチ
装置を配置し、ミッションケース12の前後の接合面にセ
ンタープレート1を挟持し、該センタープレート1の側
方に油圧ブレーキ装置の油圧ケース8を固設した構成に
おいて、該油圧クラッチ装置を断接する為の油圧装置よ
り吐出される低圧油を、センタープレート1内から流入
孔8eを介して、油圧ケース8内に構成した作動油タンク
8a内に導き、該作動油タンク8aの上部に溢出孔8dを穿設
し、作動油タンク8a内に一定量以上に作動油が供給され
た場合には、溢出孔8dより余剰作動油をミッションケー
ス12に還流すべく構成したことを特徴とするトラクター
のブレーキ構造。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の溢出孔8dに連
通した孔内に、作動油タンク8a内の空気を抜く為の空気
抜きボルト19を螺装したことを特徴とするトラクターの
ブレーキ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61156977A JPH078658B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | トラクタ−のブレ−キ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61156977A JPH078658B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | トラクタ−のブレ−キ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6311484A JPS6311484A (ja) | 1988-01-18 |
| JPH078658B2 true JPH078658B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=15639467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61156977A Expired - Lifetime JPH078658B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | トラクタ−のブレ−キ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078658B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007176375A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Komatsu Ltd | ブレーキ装置 |
| JP5686472B2 (ja) * | 2011-02-17 | 2015-03-18 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59130774A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-27 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 農用トラクタ−のブレ−キ装置 |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP61156977A patent/JPH078658B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6311484A (ja) | 1988-01-18 |
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