JPH0787076A - マルチフレーム同期保護回路 - Google Patents

マルチフレーム同期保護回路

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JPH0787076A
JPH0787076A JP5225428A JP22542893A JPH0787076A JP H0787076 A JPH0787076 A JP H0787076A JP 5225428 A JP5225428 A JP 5225428A JP 22542893 A JP22542893 A JP 22542893A JP H0787076 A JPH0787076 A JP H0787076A
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JP5225428A
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Toshiaki Kozuki
俊明 上月
Takeshi Saito
威 斉藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、マルチフレーム同期保護回路に関
し、任意の後方保護段数でも、マルチフレーム同期保護
の遅れなしにその認識を得ることを目的とする。 【構成】 比較回路と、前方保護及び後方保護に必要な
シフト段数を有するシフト回路と、シフト回路の各前方
保護用出力信号に応答してアラーム信号を出力するアラ
ーム発生回路とを有するマルチフレーム同期保護回路に
おいて、アラーム発生回路のアラーム信号が発生してい
ないときにのみ、比較回路の出力信号を第1シフト段の
入力へ出力する第1の回路と、アラーム発生回路6のア
ラーム信号が発生しているときにのみ、比較回路の出力
信号を出力する第2の回路と、第1シフト段の前方保護
用出力信号及び第2の回路の出力信号をシフト回路の第
2シフト段の入力へ供給する第3の回路とを設けたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較回路の出力及びア
ラーム発生回路の出力を後方同期保護の遅れ防止に用い
たマルチフレーム同期保護回路に関する。
【0002】通信機器のフレーム同期回路で受信される
データは、マルチフレーム構成となっている。マルチフ
レームは、或る規則に基づいて構成されたフレームを所
定数nを1つに纏めたものを1つのマルチフレームとす
るものである。そして、マルチフレーム内の各フレーム
の所定位置に、当該フレームがマルチフレーム内のどの
位置にあるかを示す指示データを入れて置き、この指示
データを用いてマルチフレームの同期を取ることをマル
チフレーム同期という。このマルチフレーム同期に前方
保護及び後方保護を付けたものをマルチフレーム同期保
護という。
【0003】
【従来の技術】従来のマルチフレーム同期保護回路の例
を図5に示す。このマルチフレーム同期保護回路は、次
のように構成されている。線50を経て入力される前述
の指示データ(図6の(3) 参照)と、nカウンタ52の
カウント値とが比較回路54で比較される。nは、1マ
ルチフレーム内のフレーム数である。nカウンタ52の
カウント値は、後述するようにnカウンタ52に加算回
路56の加算値がロードされない限り、カウント値を順
次にタイミングパルス(図6の(2) 参照)毎に更新する
ように構成されており、加算回路56の加算値がロード
されたときは、その加算値からのカウント値の更新とな
る。比較回路54は、指示データと加算値との一致のと
き2進の“0”の出力信号(以下、単に2進の“0”と
いう。)を、不一致のとき2進の“1”の出力信号(以
下、単に2進の“1”という。)を発生する。
【0004】比較回路54の各出力信号は、指示データ
のタイミングで発生するタイミングパルス毎に、mシフ
ト段のシフトレジスタ58の第1シフト段FF1へセッ
トされ、順次のタイミングパルスで後続段へシフトされ
て行く。
【0005】シフトレジスタ58の第1シフト段乃至第
m−1シフト段すべての出力Qから2進の“1”が出力
されてアンド回路60から2進の“1”が出力され、且
つシフトレジスタ58の第mシフト段の出力Qから2進
の“1”が出力されてアンド回路62から2進の“1”
が出力された後の、フレーム内のデータのタイミングを
示すクロックパルス(CLOCK)発生時に、J−Kフ
リップフロップ回路66からアラーム信号(2進の
“1”)が発生される。これにより、マルチフレーム同
期保護の前方保護m段が掛かる。
【0006】このようにして、アンド回路60、及びJ
−Kフリップフロップ回路66から出力された2進の
“1”は、オア回路68を経てアンド回路70へ供給さ
れ、このとき比較回路54から2進の“1”が発生され
ていると、アンド回路70から2進の“1”が発生さ
れ、この2進の“1”は、加算回路56へのイネーブル
信号として、又nカウンタ52へロード信号として供給
される。従って、アンド回路70から2進の“1”の出
力信号が発生されると、nカウンタ52は、加算回路5
6で加算された加算値からカウント動作をすることにな
る。
【0007】又、後方保護は、シフトレジスタ58の各
シフト段の反転出力XQに2進の“1”が発生したと
き、アンド回路64から2進の“1”の出力信号が発生
し、この発生後のクロックパルス(CLOCK)の発生
時にJ−Kフリップフロップ回路66がリセットされて
発生していたアラーム信号は無くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
マルチフレーム同期保護回路は動作する。このマルチフ
レーム同期保護回路には、次のような欠点がある。それ
をマルチフレームが4つのフレームから構成され、前方
保護及び後方保護が3段で構成された場合の例を図7及
び図8を用いて説明する。
【0009】説明の都合上、線50を経て入力されて来
るマルチフレームのそれぞれをMF1,MF2,MF3
とし、各マルチフレームを構成する4つのフレームをそ
れぞれF1,F2,F3,F4とする。
【0010】そして、マルチフレームMF1のフレーム
F2のデータが線50を経て入力されて来たときの4カ
ウントカウンタ52のカウント値が1であったとし、マ
ルチフレームMF1以前には、マルチフレーム同期が取
れているとする。又、マルチフレームMF1のフレーム
F3,F4、そしてマルチフレームMF2及びMF3の
フレームF1乃至F4の各指示データは図7の(3) に示
すようなデータであったとする。図7の線 VII−VII を
図8の線 VII−VII に一致させることにより、マルチフ
レーム同期保護回路のタイムチャートが構成される。
【0011】この設例によると、マルチフレームMF1
のフレームF2においては、比較回路54から2進の
“0”が発生するが、それ以降の各フレームにおいて
は、4カウントカウンタ52のカウント値は、マルチフ
レームMF3のフレームF1に対応する時間まで図7の
(4) に図示するように変化するので、比較回路54から
2進の“1”が発生する(図7の(5) 参照)。この比較
回路54からの2進の“1”の発生は後述する。
【0012】従って、比較回路54から出力される2進
の“1”は、タイミングパルス毎に3ビットシフトレジ
スタ58(前述の設例ではmシフト段のシフトレジスタ
58は3ビットシフトレジスタとなる。)へシフトされ
て行くので、3ビットシフトレジスタ58の各シフト段
FF1,FF2,FF3の動作状態は、図7の(7),(8),
(9) に示すようになる。
【0013】従って、アンド回路60、及びアンド回路
64、並びにオア回路68及びアンド回路70の動作
は、それぞれ図8の(1),(3),(4),(5) のように動作す
る。それ故、図8の(6) に示す同期状態の前方2のと
き、アンド回路70から2進の“1”が発生し、マルチ
フレームMF2のフレームF1のためのタイミングパル
スで指示データ2と1との加算が加算回路56で行われ
てその加算値3が4カウントカウンタ52にロードされ
る(図7の(4) 参照)。この時刻に、又3ビットシフト
レジスタ58の第3シフト段FF3の出力Qから2進の
“1”が発生し、アンド回路62から2進の“1”が発
生する(図8の(2) 参照) 。
【0014】アンド回路62から2進の“1”を発生さ
せたタイミングパルス後のクロックパルスの発生時に、
J−Kフリップフロップ回路66がセットされて(図7
の(10)参照)アラーム信号がその出力Qに発生して同期
はずれが表示される。
【0015】このようにして表示された同期はずれは、
前記設例では、次のようにして解除される。前述のとこ
ろから明らかなように、前記設例の下ではマルチフレー
ムMF3のフレームF1までは、入力される指示データ
と4カウントカウンタ52のカウント値との一致は得ら
れないから、比較回路54から2進の“1”が発生し続
ける。従って、アンド回路70から2進の“1”が発生
し続け、マルチフレームMF2のフレームF2,F3,
F4、及びマルチフレームMF3のフレームF1のタイ
ミングパルス毎に、入力される指示データと1との加
算、及びその4カウントカウンタ52へのロードが為さ
れて図7の(4) に示すようなカウント値を4カウントカ
ウンタ52は取るので、前述したように、比較回路54
は、2進の“1”の出力信号を発生し続ける。
【0016】そして、マルチフレームMF3のフレーム
F2において、4カウントカウンタ52のカウント値と
入力される指示データとの一致が生ずるので、図7の
(5) に示すように、比較回路54から2進の“0”が一
致の期間だけ発生し、この発生後のタイミングパルスで
その2進の“0”が3ビットシフトレジスタ58の第1
シフト段FF1ヘセットされる(図7の(7) 参照)。こ
の時刻に、アンド回路60及びアンド回路62からは2
進の“0”が発生するようになる(図8の(1),(2) 参
照)。又、アンド回路70から前記一致の期間だけ2進
の“0”が発生する(図8の(5) 参照)。従って、4カ
ウントカウンタ52はタイミングパルス毎に1だけカウ
ンタアップされる。前述の加算回路56による加算及び
加算値の4カウントカウンタ52へのロードは生じない
(図7の(4) 参照)。
【0017】そして、マルチフレームMF3のフレーム
F3,F4においても比較回路54で一致が得られるの
で(図7の(5) 参照)、2進の“0”が順次に3ビット
シフトレジスタ58へシフトされて行く(図7の(7),
(8) 参照)。3ビットシフトレジスタ58の各シフト段
(3シフト段)に2進の“0”がシフトインされたと
き、アンド回路64から2進の“1”が発生する(図8
の(3) 参照)。かくして、後方3段の保護出力信号がア
ンド回路64から出力する。又、比較回路54から入力
された指示データと3ビットカウンタ52のカウント値
との一致が得られたとき、その一致の期間だけ比較回路
54から2進の“0”が発生するので、前記アンド回路
70からは前記一致の期間だけ2進の“0”が発生する
(図8の(5)参照)。
【0018】このようにして後方3段の保護が為されて
も、なおJ−Kフリップフロップ回路66にリセットが
掛からない(図7の(10)参照)。このJ−Kフリップフ
ロップ回路66のリセットは、後方3段を掛かたタイミ
ングパルス後のクロックパルスの発生時に為される。そ
の結果として、後方4段の保護が掛かった後に、マルチ
フレーム同期保護がアラーム信号を受ける回路において
認識されることになる。つまり、マルチフレーム同期が
1フレーム遅れることになる。
【0019】このことは、前述のところから明らかなよ
うに、後方保護段数に拘わらず生じる問題である。本発
明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作されたもので、後
方保護段数が任意の段数でも、前述の従来回路のような
マルチフレーム同期保護の遅れなしにマルチフレーム同
期保護を認識し得るマルチフレーム同期保護回路を提供
することをその目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1及び請求項2に
係る発明の原理ブロック図を示す。請求項1に係る発明
は、図1に示すように、比較回路2と、前方保護及び後
方保護に必要なシフト段数を有するシフト回路4と、該
シフト回路4の各シフト段の前方保護用出力信号に応答
してアラーム信号を出力するアラーム発生回路6とを有
するマルチフレーム同期保護回路において、前記アラー
ム発生回路6のアラーム信号が発生していないときにの
み、前記比較回路2の出力信号を前記シフト回路4の第
1シフト段の入力へ出力する第1の回路8と、前記アラ
ーム発生回路6のアラーム信号が発生しているときにの
み、前記比較回路2の出力信号を出力する第2の回路1
0と、前記シフト回路4の第1シフト段の前方保護用出
力信号及び前記第2の回路10の出力信号を前記シフト
回路4の第2シフト段の入力へ供給する第3の回路12
とを設けたことを特徴とする。
【0021】請求項2に係る発明は、図1に示すよう
に、請求項1に記載されるマルチフレーム同期保護回路
の第1の回路8及び第2の回路10をアンド回路で構成
し、第3の回路12をはオア回路で構成したことを特徴
とする。
【0022】
【作用】請求項1に係る発明の第1の回路8は、アラー
ム発生回路6からアラーム信号を発生していないときの
み、比較回路2の出力信号をシフト回路4の第1シフト
段の入力へ出力する。つまり、マルチフレーム同期がは
ずれたときには、それと同時に、後方保護第1段の保護
が掛かる。
【0023】第2の回路10は、後方保護第2段以降の
比較回路2の出力信号を第3の回路12を経て前記シフ
ト回路4の第2シフト段の入力へ出力して第2シフト段
以降の各シフト段の後方保護用出力信号を発生させる。
【0024】従って、後方保護においても、比較回路か
ら保護段数だけの一致が発生する時刻(フレーム)にお
いてマルチフレーム同期を認識し得るから、従来のよう
なマルチフレーム同期の認識の遅れは無くなる。
【0025】
【実施例】図2は、請求項1及び請求項2に係る発明の
一実施例を示す。この実施例は、前方保護段数及び後方
保護段数を3段とするマルチフレーム同期保護回路であ
る。この実施例は、図5に示す従来のマルチフレーム同
期保護回路に次の構成要素を設けてその改良を図ったも
のである。その改良した部分以外の構成要素には、図5
に示す構成要素に付した参照番号を付してその説明を省
略する。
【0026】その改良点は次の通りである。比較回路5
4の出力及びJ−Kフリップフロップ回路の反転出力X
Qを受けるアンド回路20と、比較回路54の出力及び
J−Kフリップフロップ回路の出力Qを受けるアンド回
路22と、アンド回路22の出力と3ビットシフトレジ
スタ58の第1シフト段FF1の出力Qを受けるオア回
路24とを新たに設けたことである。
【0027】図2において、比較回路54は、図1の比
較回路2に対応し、3ビットシフトレジスタ58は、図
1のシフト回路4に対応する。アンド回路60、アンド
回路62、及びJ−Kフリップフロップ回路66は、図
1のアラーム発生回路6に対応する。アンド回路20
は、図1の第1の回路8に対応し、アンド回路22は、
図1の第2の回路10に対応する。オア回路24は、第
3の回路12に対応する。
【0028】これらの改良した構成要素を設けることに
より、後方保護同期の遅れを生じさせることなく、後方
保護同期を掛けることができる。これを以下に説明す
る。その説明の都合上、前方保護段数及び後方保護段数
を3段とする従来回路についての課題を説明したとき
と、同一の条件、即ち線50を経て入力されて来る指示
データ、及び4カウントカウンタ52のカウント開始時
のカウント値を従来回路と同一とし、マルチフレーム同
期が掛かっている状態にあるとする。
【0029】これらの動作条件の下では、各フレームの
タイミングパルス発生時に、比較回路54から2進の
“0”が出力されているから(図3の(5) 参照)、アン
ド回路20からも2進の“0”が出力される(図3の
(7) 参照)。又、それ前の各フレームにおいても、マル
チフレーム同期が掛かっているので、結果として3ビッ
トシフトレジスタ58の各シフト段の出力Qは、いずれ
も2進の“0”を出力している(図3の(8) 、及び図4
の(1),(2) 参照)。図3の線 III−III を図4の線III
−III に一致させることにより、マルチフレーム同期保
護回路のタイムチャートが構成される。
【0030】従って、アンド回路60、アンド回路62
は、2進の“0”を出力しているから(図4の(4),(5)
参照)、J−Kフリップフロップ回路66もその出力Q
に2進の“0”を出力している(図4の(3) 参照)。
又、オア回路68、そしてアンド回路70は、2進の
“0”を出力している(図4の(7),(8) 参照)。アンド
回路64は、2進の“1”を出力している。
【0031】このような動作状態は、マルチフレームM
F1のフレームF3において、図5について説明したと
同様に変わる。即ち、比較回路54での比較に不一致が
生じて2進の“1”が比較回路54から出力されてそれ
がアンド回路20を経て3ビットシフトレジスタ58の
第1シフト段FF1にセットされる(図3の(8) 参
照)。従って、オア回路24からも2進の“1”が出力
される(図3の(10)参照)。そして、比較回路54にお
ける不一致は、図5について説明した従来回路と同様に
マルチフレームMF3のフレームF1まで続くので、3
ビットシフトレジスタ58の第1シフト段FF1へ2進
の“1”が供給され、その第2シフト段FF2,第3シ
フト段FF3へと順次に2進の“1”がシフトされる
(図4の(1),(2) 参照)。
【0032】こうして、3ビットシフトレジスタ58の
第2シフト段FF2へ2進の“1”がシフトされたと
き、アンド回路60から2進の“1”が出力されるから
(図4の(7),(8) 参照)、図5の従来回路と同様に、4
カウントカウンタ52への加算回路56の加算値2のロ
ードが為される(図3の(4) 参照)。
【0033】そして、アンド回路62から2進の“1”
が発生した後の最初のフレームデータのクロックパルス
発生時に、J−Kフリップフロップ回路66はセットさ
れる(図4の(3) 参照)。こうして、図5の従来回路と
同様に前方保護3段のマルチフレーム同期保護が掛か
る。J−Kフリップフロップ回路66のセット時刻に、
又アンド回路20のアンド条件が満たされなくなるの
で、アンド回路20から2進の“0”が出力される(図
3の(7) 参照)。
【0034】従って、マルチフレームMF2のフレーム
F2のためのタイミングパルス発生時刻に、3ビットシ
フトレジスタ58の第1シフト段FF1から2進の
“0”が発生するので、その時刻からアンド回路60、
従ってアンド回路62から2進の“0”が出力される
(図4の(4),(5) 参照)。J−Kフリップフロップ回路
66の反転出力XQから2進の“0”がアンド回路20
へ供給されるので、3ビットシフトレジスタ58の第1
シフト段FF1から2進の“0”は、マルチフレームM
F2のフレームF3以降においても同様である。
【0035】しかし、比較回路54から出力される2進
の“1”は、J−Kフリップフロップ回路66の出力Q
から出力される2進の“1”を受けるアンド回路22を
経て3ビットシフトレジスタ58の第2シフト段FF2
へ供給されるから、図4の(1),(2) に示すように、3ビ
ットシフトレジスタ58の第2シフト段FF2及び第3
シフト段FF3の出力Qには、図5に示す従来回路と同
様に2進の“1”が発生し続ける。従って、マルチフレ
ーム同期の前方保護は、解除されないまま継続するが、
それと同時に3ビットシフトレジスタ58の第1シフト
段FF1の出力Qからの2進の“0”の発生、つまり後
方保護第1段が掛かる(図4の(9) 参照)。
【0036】このようなマルチフレーム同期保護回路の
動作は、マルチフレームMF3のフレームF1まで続
く。マルチフレームMF3のフレームF2になったと
き、図5の従来回路と同様に、線50を経て入力される
指示データとカウンタ52のカウント値との一致が比較
回路54で得られるから、比較回路54から2進の
“0”が出力されてアンド回路22のアンド条件が満た
されなくなるため、マルチフレームMF3のフレームF
2のためのタイミングパルス発生時に、3ビットシフト
レジスタ58の第2シフト段FF2に2進の“0”がセ
ットされる、つまりその出力Qに2進の“0”が発生す
る(図4の(1) 参照)。かくして、後方保護2段が掛け
られる(図4の(9) 参照)。又、前記マルチフレームM
F3のフレームF2における比較回路54からの2進の
“0”の出力により、アンド回路70からは2進の
“1”は一致の期間出力されないから、加算回路56の
加算値のカウンタ52へのロードは生ぜしめられず、カ
ウンタ56のカウントアップ動作が生ぜしめられてカウ
ンタ52のカウント値は2となる(図3の(4) 参照)。
【0037】そして、マルチフレームMF3のフレーム
F3になったときにも、図5の従来回路と同様に、線5
0を経て入力される指示データとカウンタ52のカウン
ト値との一致が比較回路54で得られるから、比較回路
54から2進の“0”が一致の期間出力されてアンド回
路22のアンド条件を満たさなくしているから、マルチ
フレームMF3のフレームF3のためのタイミングパル
ス発生時に、3ビットシフトレジスタ58の第2シフト
段FF2及び第3シフト段FF3にそれぞれ2進の
“0”がセットされる、つまりその各出力Qに2進の
“0”が発生する(図4の(1) ,(2) 参照)。かくし
て、後方保護3段が掛けられる(図4の(9) 参照)。
又、前記マルチフレームMF3のフレームF3における
比較回路54からの2進の“0”により、アンド回路7
0からは2進の“1”は出力されないから、加算回路5
6の加算値のカウンタ52へのロードは生ぜしめられ
ず、カウンタ56のカウントアップ動作が生ぜしめられ
てカウンタ52のカウント値は3となる(図3の(4) 参
照)。
【0038】前述のようにして、後方保護3段が掛けら
れて3ビットシフトレジスタ58の第1シフト段FF1
乃至第3シフト段FF3の反転出力XQに2進の“1”
が発生し、アンド回路64から2進の“1”が出力され
た後(図4の(6) 参照)のフレームデータのためのクロ
ックパルス発生時にJ−Kフリップフロップ回路66は
リセットされ、アラーム信号は無くなる(図4の(3) 参
照)。このアラーム信号の消滅時に、オア回路68、そ
してアンド回路70から2進の“1”は出力されなくな
る。又、アンド回路20のアンド条件を満たすためのJ
−Kフリップフロップ回路66の反転出力XQからの2
進の“1”が供給されるから、比較回路の出力を反映す
る信号は、3ビットシフトレジスタ58の第1シフト段
FF1へ供給される(図3の(7) 参照)。
【0039】前述のように、マルチフレーム同期はずれ
が認識されたフレームの次のフレームにおいて、後方保
護第1段を掛けるようにしたので、マルチフレーム同期
保護回路の後方保護段数と同一の後方保護段数後に、マ
ルチフレーム同期を掛けることができる。マルチフレー
ム同期の認識に従来のような遅れは生じない。
【0040】なお、前記実施例は、前方保護及び後方保
護3段の場合について説明したが、前述のところから他
の保護段数でも、同様の効果が得られることは、当業者
には容易に理解することが出来よう。又、アンド回路の
代わりに、同様の機能を果たす他の回路を用いてもよい
し、オア回路の代わりに、同様の機能を果たす他の回路
を用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
方保護及び後方保護の段数が任意の段数であっても、後
方保護における遅れなしに、マルチフレーム同期を取る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2に係る発明の原理ブロッ
ク図である。
【図2】請求項1及び請求項2に係る発明の一実施例を
示す図である。
【図3】図2に示す実施例のタイムチャートの一部を示
す図である。
【図4】図2に示す実施例のタイムチャートの残部を示
す図である。
【図5】従来のマルチフレーム同期保護回路の例を示す
図である。
【図6】マルチフレームで用いられる指示データ、タイ
ミングパルス及びクロックパルスの関係を示す図であ
る。
【図7】図5に示すマルチフレーム同期保護回路のタイ
ムチャートの一部を示す図である。
【図8】図5に示すマルチフレーム同期保護回路のタイ
ムチャートの残部を示す図である。
【符号の説明】
2 比較回路 4 シフト回路 6 アラーム発生回路 8 第1の回路 10 第2の回路 12 第3の回路 54 比較回路 58 3ビットシフトレジスタ 60 アンド回路 62 アンド回路 66 J−Kフリップフロップ回路 20 アンド回路 22 アンド回路 24 オア回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較回路(2)と、前方保護及び後方保
    護に必要なシフト段数を有するシフト回路(4)と、該
    シフト回路(4)の各シフト段の前方保護用出力信号に
    応答してアラーム信号を出力するアラーム発生回路
    (6)とを有するマルチフレーム同期保護回路におい
    て、 前記アラーム発生回路(6)のアラーム信号が発生して
    いないときにのみ、前記比較回路(2)の出力信号を前記
    シフト回路(4)の第1シフト段の入力へ出力する第1
    の回路(8)と、 前記アラーム発生回路(6)のアラーム信号が発生して
    いるときにのみ、前記比較回路(2)の出力信号を出力す
    る第2の回路(10)と、 前記シフト回路(4)の第1シフト段の前方保護用出力
    信号及び前記第2の回路(10)の出力信号を前記シフ
    ト回路(4)の第2シフト段の入力へ供給する第3の回
    路(12)とを設けたことを特徴とするマルチフレーム
    同期保護回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるマルチフレーム同
    期保護回路において、 第1の回路(8)及び第2の回路(10)はアンド回路
    であり、第3の回路(12)はオア回路であることを特
    徴とするマルチフレーム同期保護回路。
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