JPH0787135B2 - コイルブロック - Google Patents
コイルブロックInfo
- Publication number
- JPH0787135B2 JPH0787135B2 JP1330496A JP33049689A JPH0787135B2 JP H0787135 B2 JPH0787135 B2 JP H0787135B2 JP 1330496 A JP1330496 A JP 1330496A JP 33049689 A JP33049689 A JP 33049689A JP H0787135 B2 JPH0787135 B2 JP H0787135B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil body
- outer periphery
- thin film
- coil block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リレー等で使われるコイルブロックに関す
る。
る。
〔従来の技術〕 従来において、コイル体は、パラフィン、DOP等の滑材
を表面にコーティングした細いコイル電線と、ナイロ
ン、PBT等の合成樹脂成形材よりなるコイル枠とからな
っている。
を表面にコーティングした細いコイル電線と、ナイロ
ン、PBT等の合成樹脂成形材よりなるコイル枠とからな
っている。
また、前記コイル体は、プリント板取付用の小形リレ
ー、特に密封タイプのリレーの電磁石部に多用されてい
る。
ー、特に密封タイプのリレーの電磁石部に多用されてい
る。
従来例で説明したコイル体は、使用中に発熱により、コ
イルの滑材等およびコイル枠からそれぞれ腐食性のガス
が発生し、この腐食性ガスにより、リレー内部の接点部
に接触不良が起こるという問題があった。
イルの滑材等およびコイル枠からそれぞれ腐食性のガス
が発生し、この腐食性ガスにより、リレー内部の接点部
に接触不良が起こるという問題があった。
なお、この腐食性ガスの影響は、内部気体の出入りがな
い密封形のリレーにおいて高く発生するものである。
い密封形のリレーにおいて高く発生するものである。
そこで、上記問題点を解決する対策としては、コイル体
を高温(約120℃)でかつ高真空(10-5Torr)状態内に
放置し、アニール(脱ガス処理)を行っていたが、充分
なアニール効果を上げることができないとともに、脱ガ
ス処理時間が約3時間以上もかかり、生産性が悪いとい
う問題があった。
を高温(約120℃)でかつ高真空(10-5Torr)状態内に
放置し、アニール(脱ガス処理)を行っていたが、充分
なアニール効果を上げることができないとともに、脱ガ
ス処理時間が約3時間以上もかかり、生産性が悪いとい
う問題があった。
本発明は前記問題点に着目し改善を図ったものであっ
て、その目的とするところは、腐食性ガスの発生が極め
て少なく、生産性が良いコイル体を提供するにある。
て、その目的とするところは、腐食性ガスの発生が極め
て少なく、生産性が良いコイル体を提供するにある。
請求項(1)のコイルブロックは、コイル体の外周に高
分子薄膜を蒸着重合により被覆して構成している。
分子薄膜を蒸着重合により被覆して構成している。
請求項(2)のコイルブロックは、コイル体の超音波洗
浄した後、該コイル体の外周に高分子薄膜を蒸着重合に
より被覆している。
浄した後、該コイル体の外周に高分子薄膜を蒸着重合に
より被覆している。
請求項(1)のコイルブロックは、コイル体の外周に高
分子薄膜を蒸着重合により被覆して構成しており、コイ
ル体の腐食性ガス発生を極力抑えることができる。
分子薄膜を蒸着重合により被覆して構成しており、コイ
ル体の腐食性ガス発生を極力抑えることができる。
請求項(2)のコイルブロックは、コイル体を超音波洗
浄した後、該コイルブロックの外周に高分子薄膜を蒸着
重合により被覆しているので、より一層、腐食性ガスの
発生を抑えることができる。
浄した後、該コイルブロックの外周に高分子薄膜を蒸着
重合により被覆しているので、より一層、腐食性ガスの
発生を抑えることができる。
以下本発明の一実施例を下記の如く説明する。この発明
において、コイルブロックとは、コイルと、コイル枠と
から構成されるものを示す。
において、コイルブロックとは、コイルと、コイル枠と
から構成されるものを示す。
コイルは、電気的導電性の優れた銅線等よりなり、その
表面には、ポリウレタン等の絶縁性被膜とともにコイル
枠に巻装するときの滑りがよくなるように、一般に滑材
として、パラフィンやDOP等を塗布している。
表面には、ポリウレタン等の絶縁性被膜とともにコイル
枠に巻装するときの滑りがよくなるように、一般に滑材
として、パラフィンやDOP等を塗布している。
コイル枠は、PBTやナイロン等の合成樹脂成形材よりな
り、外周には前記コイルを巻装している。
り、外周には前記コイルを巻装している。
つぎに、コイルブロックの脱ガス処理行程について説明
する。
する。
まず、前記コイルブロックをフレオンやクロロセン等の
溶液中に浸漬し、このなかで、超音波振動発生装置によ
り、超音波振動を加えて洗浄する、いわゆる超音波洗浄
を1〜10分程度行うものであり、今回の実験では、約10
分間洗浄を行い、主として前記コイル表面に塗布した滑
材(パラフィン等)を除去し、過大な腐食性ガスの元と
なる滑材をとり去ることにより、一次的な脱ガス処理を
行うものである。
溶液中に浸漬し、このなかで、超音波振動発生装置によ
り、超音波振動を加えて洗浄する、いわゆる超音波洗浄
を1〜10分程度行うものであり、今回の実験では、約10
分間洗浄を行い、主として前記コイル表面に塗布した滑
材(パラフィン等)を除去し、過大な腐食性ガスの元と
なる滑材をとり去ることにより、一次的な脱ガス処理を
行うものである。
なお、この超音波洗浄行程はコイルに滑材が塗布されな
い場合には、省略してもかまわないものであり、滑材除
去が充分にできるのであれば、他の洗浄方法を用いても
よいのは、当然である。
い場合には、省略してもかまわないものであり、滑材除
去が充分にできるのであれば、他の洗浄方法を用いても
よいのは、当然である。
前記超音波洗浄後は、コイル体外周上にポリイミド樹脂
等の高分子薄膜を真空蒸着等の蒸着重合法によりコーテ
ィングし、前行程の超音波洗浄により完全に除去しきれ
なかった滑材から、およびコイル枠内から発生する腐食
性ガスを封じこめ、腐食性ガス発生を阻止するものであ
る。
等の高分子薄膜を真空蒸着等の蒸着重合法によりコーテ
ィングし、前行程の超音波洗浄により完全に除去しきれ
なかった滑材から、およびコイル枠内から発生する腐食
性ガスを封じこめ、腐食性ガス発生を阻止するものであ
る。
なお、この場合、油性である滑材が大幅に除去できるの
で、コイル表面とポリイミド樹脂との接合なじみがよく
なり、両者間の密着性を高めることができる。
で、コイル表面とポリイミド樹脂との接合なじみがよく
なり、両者間の密着性を高めることができる。
前記高分子樹脂のコーティンの条件は、樹脂を蒸発源と
する通常の蒸着条件でよい。
する通常の蒸着条件でよい。
したがって、減圧は、たとえば、10-2〜10-6Torr程度で
よく、ポリイミド樹脂としては,分子骨格中にイミド結
合を有するものであれば、種類は問わない。また、縮合
タイプでも付加タイプでもよい。変則的なポリイミド樹
脂すなわちピペラジン系ポリイミド樹脂等をも含む。
よく、ポリイミド樹脂としては,分子骨格中にイミド結
合を有するものであれば、種類は問わない。また、縮合
タイプでも付加タイプでもよい。変則的なポリイミド樹
脂すなわちピペラジン系ポリイミド樹脂等をも含む。
膜厚は、たとえば4μm程度でよいが、1〜10μmのあ
いだであれば任意に設定してもよい。
いだであれば任意に設定してもよい。
前記ポリイミド樹脂の高分子薄膜は、膜厚の均一性に優
れ、熱変形温度が300℃以上であり、極めて耐熱性に富
み、しかも、体積抵抗率が100℃で1×1018Ω・cmであ
り、電気的絶縁性にも富み、かつ耐摩耗性にも優れるも
のである。
れ、熱変形温度が300℃以上であり、極めて耐熱性に富
み、しかも、体積抵抗率が100℃で1×1018Ω・cmであ
り、電気的絶縁性にも富み、かつ耐摩耗性にも優れるも
のである。
請求項(1)のコイルブロックは、コイル体の外周に高
分子薄膜を蒸着重合により被覆して構成しており、コイ
ル体の腐食性ガス発生を極力抑えることができ、かつ脱
ガス処理時間が従来の1/2程度に抑えることができ生産
性を上げることができる。
分子薄膜を蒸着重合により被覆して構成しており、コイ
ル体の腐食性ガス発生を極力抑えることができ、かつ脱
ガス処理時間が従来の1/2程度に抑えることができ生産
性を上げることができる。
請求項(2)のコイルブロックは、コイル体の超音波洗
浄した後、該コイル体の外周に高分子薄膜を蒸着重合に
より被覆しているので、一次的に超音波洗浄でコイルの
滑材を除去することにより、滑材からの腐食性ガスの発
生を抑え、かつコイル表面と高分子薄膜との高い結合状
態が得られるので、より一層、腐食性ガスの発生を抑え
ることができるものである。
浄した後、該コイル体の外周に高分子薄膜を蒸着重合に
より被覆しているので、一次的に超音波洗浄でコイルの
滑材を除去することにより、滑材からの腐食性ガスの発
生を抑え、かつコイル表面と高分子薄膜との高い結合状
態が得られるので、より一層、腐食性ガスの発生を抑え
ることができるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】外周にコイルを巻装した合成樹脂等の成形
材よりなるコイル枠を設けたコイル体において、 前記コイル体の外周に高分子薄膜を蒸着重合により被覆
してなることを特徴とするコイルブロック。 - 【請求項2】外周にコイルを巻装した合成樹脂等の成形
材よりなるコイル枠を設けたコイル体において、 前記コイル体を超音波洗浄した後、該コイル体の外周に
高分子薄膜を蒸着重合により被覆してなることを特徴と
するコイルブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1330496A JPH0787135B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | コイルブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1330496A JPH0787135B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | コイルブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03190107A JPH03190107A (ja) | 1991-08-20 |
| JPH0787135B2 true JPH0787135B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=18233270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1330496A Expired - Lifetime JPH0787135B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | コイルブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787135B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55154513U (ja) * | 1979-04-24 | 1980-11-07 | ||
| JPS62229722A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-08 | ナイルス部品株式会社 | 薄膜絶縁体の構造 |
| JPS6354713A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-09 | Toshiba Corp | 箔状巻線の製造方法 |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1330496A patent/JPH0787135B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03190107A (ja) | 1991-08-20 |
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