JPH0787347B2 - モノステ−ブルマルチバイブレ−タ - Google Patents

モノステ−ブルマルチバイブレ−タ

Info

Publication number
JPH0787347B2
JPH0787347B2 JP61036618A JP3661886A JPH0787347B2 JP H0787347 B2 JPH0787347 B2 JP H0787347B2 JP 61036618 A JP61036618 A JP 61036618A JP 3661886 A JP3661886 A JP 3661886A JP H0787347 B2 JPH0787347 B2 JP H0787347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
voltage
emitter
transistors
emitter follower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61036618A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62194724A (ja
Inventor
法男 小路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61036618A priority Critical patent/JPH0787347B2/ja
Publication of JPS62194724A publication Critical patent/JPS62194724A/ja
Publication of JPH0787347B2 publication Critical patent/JPH0787347B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力信号の立上がり及び立下がりでトリガ
ーされるモノステーブルマルチバイブレータに関する。
〔発明の概要〕
この発明は、入力信号の立上がり及び立下がりでトリガ
ーされるモノステーブルマルチバイブレータにおいて、
入力信号が供給される差動回路の一対の出力端子にエミ
ッタフォロワトランジスタを接続し、このエミッタフォ
ロワトランジスタの夫々に接続する電流源の値を外付け
抵抗により設定し、このエミッタフォロワトランジスタ
のエミッタ間にコンデンサを接続し、このコンデンサの
両端電圧を利用して出力信号を形成することにより、素
子を削減し、良好な温度特性を得られるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
入力パルス信号の立上がり及び立下がりでトリガーされ
るバイ−ディレクショナルモノステーブルマルチバイブ
レータ(以下バイ−ディレクショナルモノマルチと略称
する)は、従来、第6図に示すように構成されていた。
第6図において、入力端子101から微分回路102に入力信
号が供給され、この入力信号の立上がり及び立下がりで
微分回路102から微分パルスが出力される。この微分パ
ルスがモノマルチ103に供給され、この微分パルスによ
りモノマルチ103がトリガーされる。モノマルチ103の出
力が出力端子104から取り出される。
入力端子101に第7図Aに示す入力信号が供給される
と、この入力信号の立上がり及び立下がりで微分回路10
2から第7図Bに示すような微分パルスが出力される。
モノマルチ103がこの微分パルスによりトリガーされ、
第9図Cに示すように、所定のパルス幅τ50の出力が出
力端子104から出力される。
微分回路102は、第8図に示すように構成される。第8
図において、EX−ORゲート105の一方の入力端子には、
入力端子106からの入力信号が供給され、EX−ORゲート1
05の他方の入力端子には、入力端子106から遅延回路107
を介して微少な遅延時間τ60だけ遅延された入力信号が
供給される。EX−ORゲート105の出力が出力端子108から
出力される。
入力端子106に第9図Aに示す入力信号が供給される
と、EX−ORゲート106の一方の入力端子にはこの第9図
Aに示す入力信号が供給され、EX−ORゲート106の他方
の入力端子には、第9図Bに示すように、この入力信号
がτ60だけ遅れて供給される。したがって、第9図Cに
示すように、パルス幅τ60の微分パルスが出力端子108
から出力される。
上述の微分回路102を、差動回路を基本とするECLで実現
すると第10図に示すような構成となる。
第10図において、111及び112がトランジスタを示し、ト
ランジスタ111及び112の互いのエミッタが共通接続さ
れ、この接続点が電流源113の一端に接続される。電流
源113の他端が接地端子114に接続される。トランジスタ
111のベースが入力端子115に接続される。トランジスタ
112のベースが入力端子116に接続される。
トランジスタ111のコレクタが抵抗117を介して直流電圧
Vccの直流電源端子119に接続される。トランジスタ112
のコレクタが抵抗118を介して電源端子119に接続され
る。トランジスタ111のコレクタとトランジスタ112のコ
レクタとの間にコンデンサ120が接続される。
トランジスタ121及び122の互いのエミッタが共通接続さ
れ、この接続点が電流源123の一端に接続される。電流
源123の他単が接地端子114に接続される。トランジスタ
121のベースが入力端子115に接続される。トランジスタ
122のベースが入力端子116に接続される。
トランジスタ121のコレクタがトランジスタ124及びトラ
ンジスタ125のエミッタに接続される。トランジスタ122
のコレクタがトランジスタ126及びトランジスタ127のエ
ミッタに接続される。トランジスタ124及びトランジス
タ127のベースが互いに共通接続され、この接続点がト
ランジスタ112のコレクタに接続される。トランジスタ1
25及びトランジスタ126のベースが互いに共通接続さ
れ、この接続点がトランジスタ111のコレクタに接続さ
れる。
トランジスタ124のコレクタ及びトランジスタ126のコレ
クタ互いに共通接続され、この接続点が抵抗128を介し
て電源端子119に接続される。トランジスタ125のコレク
タ及びトランジスタ127のコレクタが共通接続され、こ
の接続点が抵抗129を介して電源端子119に接続されると
共に、トランジスタ130のベースに接続される。
トランジスタ130のコレクタが電源端子119に接続され
る。トランジスタ130のエミッタが電流源131の一端に接
続されると共に、出力端子132に接続される。電流源131
の他端が接地端子114に接続される。
トランジスタ111及び112からなる差動回路と、コンデン
サ120により遅延回路が構成される。即ち、例えば入力
端子115に供給される入力信号がローレベルからハイレ
ベルに変化し、入力端子116に供給される入力端子がハ
イレベルからローレベルに変化する時、直ちにトランジ
スタ111がオンし、トランジスタ112がオフするが、トラ
ンジスタ112のコレクタ電圧は、抵抗118を介して流れる
電流によりコンデンサ120を充電することにより、徐々
に上昇していく。したがって、入力端子115及び116に供
給される入力信号の変化に対して、トランジスタ111及
びトランジスタ112のコレクタから出力される出力電圧
が所定のレベルまで達する時間は、コンデンサ120の時
定数に関連して遅れる。
トランジスタ124及び125からなる差動回路と、トランジ
スタ126及び127からなる差動回路と、これらの差動回路
に接続されたトランジスタ121及び122からなる差動回路
とにより、二重平衡接続のEX−ORゲートが構成されてい
る。
つまり、トランジスタ121のベースにハイレベルが供給
され、トランジスタ122のベースにローレベルが供給さ
れると、トランジスタ121がオンし、トランジスタ122が
オフする。この時、トランジスタ125及び126のベースに
ハイレベルが供給され、トランジスタ124及び127のベー
スにはローレベルが供給されると、トランジスタ125が
オンし、トランジスタ124がオフする。このため、トラ
ンジスタ125及び127のコレクタの接続点がローレベルに
なり、トランジスタ124及び126のコレクタの接続点がハ
イレベルになる。
トランジスタ121がオンし、トランジスタ122がオフして
いる時、トランジスタ124及び127のベースにハイレベル
が供給され、トランジスタ125及び126のベースにローレ
ベルが供給されると、トランジスタ124がオンし、トラ
ンジスタ125がオフする。このため、トランジスタ124及
び126のコレクタの接続点がローレベルになり、トラン
ジスタ125及び127のコレクタの接続点がハイレベルにな
る。
トランジスタ122のベースにハイレベルが供給され、ト
ランジスタ121のベースにローレベルが供給されると、
トランジスタ122がオンし、トランジスタ121がオフす
る。この時、トランジスタ125及び126のベースにハイレ
ベルが供給され、トランジスタ124及び127のベースにロ
ーレベルが供給されると、トランジスタ126がオンし、
トランジスタ127がオフする。このため、トランジスタ1
24及び126のコレクタの接続点がローレベルになり、ト
ランジスタ125及び127のコレクタの接続点がハイレベル
になる。
トランジスタ122がオンし、トランジスタ121がオフして
いる時、トランジスタ124及び127のベースにハイレベル
が供給され、トランジスタ125及び126のベースにローレ
ベルが供給されると、トランジスタ127がオンし、トラ
ンジスタ126がオフする。このため、トランジスタ125及
び127のコレクタの接続点がローレベルになり、トラン
ジスタ124及び126のコレクタの接続点がハイレベルにな
る。
トランジスタ121及び122のベースには、入力端子115及
び116から入力信号が供給される。トランジスタ124及び
127のベースの接続点とトランジスタ125及び126のベー
スの接続点には、トランジスタ111及びトランジスタ112
のコレクタの出力が夫々供給される。トランジスタ111
及び112のコレクタの出力は、前述したように、コンデ
ンサ120の充放電により徐々に変化する。このため、入
力端子115及び116に第9図Aに示す入力信号及びその反
転入力信号を供給すると、第9図Cに示す出力信号が出
力端子132から取り出される。
この出力端子132をモノマルチのトリガー入力端子に接
続すれば、これにより、バイ−ディレクショナルモノマ
ルチが構成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
バイ−ディレクショナルモノマルチを実現するために、
入力信号の微分パルスを形成する微分回路をECLで構成
すると、第10図に示すように、非常に多くの素子が必要
となる。したがって、この微分回路にモノマルチを接続
してなるバイ−ディレクショナルモノマルチは、回路規
模が非常に大きくなるという問題がある。
この第10図に示す回路で、コンデンサ120の時定数を適
当に設定すれば、入力端子115及び116に供給される入力
信号の立上がり及び立下がりで、出力端子132から所定
幅のパルスが出力される。このようにして、バイ−ディ
レクショナルモノマルチを構成することも考えられる。
しかしながら、コンデンサ120の充電電流は、抵抗117又
は抵抗118を介して流れる。集積回路内では、抵抗値は
ばらつきが大きく、良好な温度特性が得られない。この
ため、コンデンサ120の時定数を変化させてバイ−ディ
レクショナルモノマルチを構成しても、良好な特性は得
られない。
したがって、この発明の目的は、特に集積回路化して好
適な、素子数が少なく、温度特性が良好な、入力信号の
立上がり及び立下がりでトリガーされる構成のモノステ
ーブルマルチバイブレータを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、入力信号が供給される差動回路の一対の出
力端子をエミッタフォロワトランジスタに夫々接続し、
エミッタフォロワトランジスタのエミッタ間にコンデン
サを接続し、エミッタフォロワトランジスタの夫々のエ
ミッタに同一の電流値を有する電流源を接続し、電流源
の電流値を外付けの抵抗で設定し、コンデンサの両端の
電圧を利用して入力パルスの立上がり及び立下がりエッ
ジからコンデンサと外付け抵抗とで定まる所定のパルス
幅の出力信号を形成するようにしたモノステーブルマル
チバイブレータである。
〔作用〕
入力信号が供給される差動回路の出力端子の夫々にエミ
ッタフォロワトランジスタが接続され、このエミッタフ
ォロワトランジスタのエミッタ間にコンデンサが接続さ
れる。このコンデンサの端子電圧により、入力信号が変
化した時、一方のエミッタフォロワトランジスタがオフ
し、一方のエミッタフォロワトランジスタのエミッタ電
圧が他方のエミッタフォロワトランジスタのエミッタ電
圧よりこのコデンサの端子電圧分高い電圧に引き上げら
れる。このコンデンサに蓄えられていた電荷が徐々に放
電され、一方のエミッタフォロワトランジスタのエミッ
タ電圧が所定のレベルまで下降する時間により、出力さ
れるパルスのパルス幅が決定される。
〔実施例〕
この発明の実施例について以下の順序に従って説明す
る。
a.一実施例の構成 b.一実施例の動作説明 c.他の実施例の構成 d.他の実施例の動作説明 a.一実施例の構成 第1図はこの発明の一実施例を示すものである。第1図
において、1及び2がトランジスタを示し、トランジス
タ1及び2の互いのエミッタが共通接続され、この接続
点が定電流源として動作するトランジスタ3のコレクタ
に接続される。トランジスタ3のベースが基準電圧Vrの
電源端子4に接続される。トランジスタ3のエミッタが
抵抗5を介して接続端子6に接続される。
トランジスタ1のベースが入力端子7に接続される。ト
ランジスタ2のベースが入力端子8に接続される。トラ
ンジスタ1のコレクタが抵抗9を介して直流電圧Vccの
電源端子11に接続されると共に、エミッタフォロワトラ
ンジスタ12のベースに接続される。トランジスタ2のコ
レクタが抵抗10を介して電源端子11に接続されると共
に、エミッタフォロワトランジスタ13のベースに接続さ
れる。抵抗9及び10の抵抗値は等しい値に設定されてい
る。
エミッタフォロワトランジスタ12のコレクタが電源端子
11に接続される。エミッタフォロワトランジスタ12のエ
ミッタが定電流源として動作するトランジスタ14のコレ
クタに接続される。エミッタフォロワトランジスタ13の
コレクタが電源端子11に接続される。エミッタフォロワ
トランジスタ13のエミッタが定電流源として動作するト
ランジスタ15のコレクタに接続される。エミッタフォロ
ワトランジスタ12及び13の互いのエミッタ間にコンデン
サ16が接続される。
トランジスタ14のベース及びトランジスタ15のベースが
電源端子4に接続される。トランジスタ14のエミッタ及
びトランジスタ15のエミッタが抵抗取付端子17に接続さ
れる。抵抗取付端子17に外部抵抗18が外付けされる。
トランジスタ21及び22の互いのエミッタが共通接続さ
れ、この接続点が定電流源として動作するトランジスタ
23のコレクタに接続される。トランジスタ23のベースが
電源端子4に接続される。トランジスタ23のエミッタが
抵抗24を介して接地端子6に接続される。
トランジスタ21のコレクタがトランジスタ25及び26のエ
ミッタに接続され、トランジスタ22のコレクタがトラン
ジスタ27及び28のエミッタに接続される。トランジスタ
25のベースとトランジスタ28のベースが共通接続され、
この接続点がエミッタフォロワトランジスタ12のベース
に接続される。トランジスタ26のベースとトランジスタ
27のベースが共通接続され、この接続点がエミッタフォ
ロワトランジスタ13のベースに接続される。
トランジスタ25のコレクタ及びトランジスタ27のコレク
タが共通接続され、この接続点が抵抗29を介して電源端
子11に接続されると共に、この接続点から出力端子31が
導出される。トランジスタ26のコレクタ及びトランジス
タ28のコレクタが共通接続され、この接続点が抵抗30を
介して電源端子11に接続されると共に、この接続点から
出力端子32が導出される。
b.一実施例の動作説明 この一実施例の動作について説明する。
トランジスタ1及び2からなる差動回路の出力は、エミ
ッタフォロワトランジスタ12及び13に夫々供給される。
エミッタフォロワトランジスタ12及び13の互いのエミッ
タ間にはコンデンサ16が接続されていて、これらトラン
ジスタ1及び2,エミッタフォロワトランジスタ12及び1,
コンデンサ16により遅延回路が構成されている。
トランジスタ25及び26から構成される差動回路と、トラ
ンジスタ27及び28から構成される差動回路と、これらの
差動回路に接続されたトランジスタ21及び22からなる差
動回路とにより、二重平衡接続のEX−ORゲートが構成さ
れている。
第2図において、時刻t01に達する前では、入力端子7
にハイレベルが供給され、入力端子8にローレベルが供
給されている。このため、第2図Aに示すように、トラ
ンジスタ1のベース電圧V1がハイレベルとなり、トラン
ジスタ2のベース電圧V2がローレベルとなり、トランジ
スタ1がオンし、トランジスタ2がオフしている。これ
により、第2図Bに示すように、トランジスタ2のコレ
クタ電圧V3がハイレベルになり、トランジスタ1のコレ
クタ電圧V4がローレベルになる。
この時のトランジスタ2のコレクタ電圧V3は、トランジ
スタ2がオフしているので、電源端子11に供給される電
源電圧をVccとすると、 V3=Vcc である。一方、トランジスタ1のコレクタ電圧V4は、抵
抗9の抵抗値をR9、トランジスタ3及び抵抗5で設定さ
れる電流値をI1とすると、 V4=Vcc−I1R9 となる。
この時のエミッタフォロワトランジスタ12及び13のエミ
ッタ電圧V6及びV5は、トランジスタ1及び2のコレクタ
電圧V4及びV3よりエミッタフォロワトランジスタ12及び
13のベース・エミッタ間電圧VBEだけ低い電圧、 V6=Vcc−I1R9−VBE V5=Vcc−VBE となる。
エミッタフォロワトランジスタ12及び13の互いのエミッ
タ間には、コンデンサ16が接続されていて、このコンデ
ンサ16には電荷が蓄えられている。このコンデンサ16の
両端電圧Vcは、エミッタフォロワトランジスタ12及び13
のエミッタ電圧V6及びV5の電位差により求まり、この両
端電圧Vcは、 Vc=V5−V6=I1R9 である。
エミッタフォロワトランジスタ13のエミッタ電圧V5
(V5=Vcc−VBE)で、エミッタフォロワトランジスタ12
のエミッタ電圧V6が(V6=Vcc−I1R9−VBE)の時には、
トランジスタ21がオンし、トランジスタ22がオフする。
また、トランジスタ2のコレクタ電圧V3が(V3=Vcc)
で、トランジスタ1のコレクタ電圧V4が(V4=Vcc−I1R
9)の時には、トランジスタ26がオンし、トランジスタ2
5がオフする。このため、第2図Dに示すように、時刻t
01に達する前では、出力端子32から取り出される出力Q
がローレベルで、出力端子31から取り出される出力が
ハイレベルである。
時刻t01で入力が変化し、入力端子7にローレベルが供
給され、入力端子8にハイレベルが供給されると、第2
図Aに示すように、トランジスタ1のベース電圧V1がロ
ーレベルになり、トランジスタ2のベース電圧V2がハイ
レベルになり、トランジスタ1がオフし、トランジスタ
2がオンする。このため、抵抗10の抵抗値をR10(=
R9)とすると、第2図Bに示すように、トランジスタ2
のコレクタ電圧V3が V3=Vcc−I1R10 になり、トランジスタ1のコレクタ電圧V4が V4=Vcc になる。
この入力が変化した直後の時刻t01では、第3図に示す
ように、コンデンサ16に時刻t01以前に蓄えられていた
電荷が残っている。エミッタフォロワトランジスタ12の
エミッタ電圧V6は、トランジスタ1のコレクタ電圧V4
(V4=Vcc)であるから、この電圧V4よりエミッタフォ
ロワトランジスタ12のベース・エミッタ間電圧VBEだけ
低い電圧、 V6=Vcc−VBE となる。一方、エミッタフォロワトランジスタ13のエミ
ッタ電圧V5は、コンデンサ16に電荷が蓄えられているの
で、その分エミッタフォロワトランジスタ12のエミッタ
電圧V6より高くなる。コンデンサ16の両端電圧Vcは、前
述したように(Vc=I1R9)であるから、エミッタフォロ
ワトランジスタ13のエミッタ電圧V5は、 V5=V6+Vc=Vcc−VBE+I1R9 となる。
このエミッタフォロワトランジスタ13のエミッタ電圧V5
は、この時のエミッタフォロワトランジスタ13のベース
に加えられるトランジスタ2のコレクタ電圧V3(V3=Vc
c−I1R10)より高い。このため、入力が変化した直後で
はエミッタフォロワトランジスタ13はオフする。
この入力が変化した直後の時刻t01では、エミッタフォ
ロワトランジスタ12のエミッタ電圧V6が(V6=Vcc−
VBE)で、エミッタフォロワトランジスタ13のエミッタ
電圧V5が(V5=Vcc−VBE+I1R9)であるから、トランジ
スタ21がオンし、トランジスタ22がオフする。トランジ
スタ2のコレクタ電圧V3が(V3=Vcc−I1R10)で、トラ
ンジスタ1のコレクタ電圧V4が(V4=Vcc)であるか
ら、トランジスタ25がオンし、トランジスタ26がオフす
る。このため、第2図Dに示すように、出力Qがハイレ
ベルに変化し、出力がローレベルに変化する。
時刻(t01〜t03)では、エミッタフォロワトランジスタ
13はオフしていて、コンデンサ16に蓄えられていた電荷
が第3図に示すように、トランジスタ15を流れる電流I3
により放電される。このため、エミッタフォロワトラン
ジスタ13のエミッタ電圧V5が徐々に下降していく。時刻
(t01〜t03)の間の時刻t02でエミッタフォロワトラン
ジスタ13のエミッタ電圧V5がエミッタフォロワトランジ
スタ12のエミッタ電圧V6より低くなると、トランジスタ
22がオンし、トランジスタ21がオフする。この時、トラ
ンジスタ2のコレクタ電圧V3は(V3=Vcc−I1R10)で、
トランジスタ1のコレクタ電圧V4は(V4=Vcc)である
から、トランジスタ28がオンし、トランジスタ27がオフ
する。これにより、時刻t02で出力Qがローレベルに変
化し、出力がハイレベルに変化する。
時刻t03でエミッタフォロワトランジスタ13がオンする
と、エミッタフォロワトランジスタ13のエミッタ電圧V5
が、第2図Cに示すように、(V5=Vcc−VBE−I1R10
になり、コンデンサ16に電荷が蓄えられる。
時刻t04で入力が変化し、トランジスタ1のベース電圧V
1がハイレベルになり、トランジスタ2のベース電圧V2
がローレベルになると、トランジスタ2のコレクタ電圧
V3が(V3=Vcc)になり、トランジスタ1のコレクタ電
圧V4が(V4=Vcc−I1R9)になる。そして、エミッタフ
ォロワトランジスタ13のエミッタ電圧V5が(V5=Vcc−V
BE)になり、エミッタフォロワトランジスタ12のエミッ
タ電圧V6が、コンデンサ16に電荷が蓄えられているの
で、エミッタフォロワトランジスタ13のエミッタ電圧V5
よりコンデンサ16の端子電圧Vc(Vc=I1R10)分高い電
圧の(V6=Vcc−VBE−I1R10)になる。このため、エミ
ッタフォロワトランジスタ12がオフする。
エミッタフォロワトランジスタ12のエミッタ電圧V6
(V6=Vcc−VBE−I1R10)で、エミッタフォロワトラン
ジスタ13のエミッタ電圧V5が(V5=Vcc−VBE)であるか
ら、トランジスタ22がオンし、トランジスタ21がオフす
る。トランジスタ2のコレクタ電圧V3が(V3=Vcc)
で、トランジスタ1のコレクタ電圧V4が(V4=Vcc−I1R
9)であるから、トランジスタ27がオンし、トランジス
タ28がオフする。このため、時刻t04で出力Qがハイレ
ベルに変化し、出力がハイレベルに変化する。
エミッタフォロワトランジスタ12のエミッタ電圧V6は、
トランジスタ14を流れる電流I2により徐々に下降してい
く。この電圧V6がエミッタフォロワトランジスタ13のエ
ミッタ電圧V5(V5=Vcc−VBE)より低くなると、トラン
ジスタ21がオンし、トランジスタ22がオフする。この
時、トランジスタ2のコレクタ電圧V3は(V3=Vcc)
で、トランジスタ1のコレクタ電圧V4は(V4=Vcc−I1R
9)であるから、トランジスタ26がオンし、トランジス
タ25がオフする。このため、エミッタフォロワトランジ
スタ12のエミッタ電圧V6がエミッタフォロワトランジス
タ13のエミッタ電圧V5より低くなる時刻t05で出力Qが
ローレベルに変化し、出力がハイレベルに変化する。
時刻t06でエミッタフォロワトランジスタ12のエミッタ
電圧V6が(V6=Vcc−VBE−I1R9)まで下降すると、エミ
ッタフォロワトランジスタ12がオンする。そして、エミ
ッタフォロワトランジスタ12のエミッタ電圧V6が(V6
Vcc−VBE−I1R9)に保持され、コンデンサ16に電荷が蓄
えられる。
同様にして、持続t07で入力が変化し、トランジスタ1
のベース電圧V1がローレベルになり、トランジスタ2の
ベース電圧V2がハイレベルになると、出力端子32から出
力される出力Qがローレベルからハイレベルに変化し、
出力端子31から出力される出力がハイレベルからロー
レベルに変化する。
このように、入力端子7に供給される入力信号がローレ
ベルからハイレベルに立上がり、入力端子8に供給され
る入力信号がハイレベルからローレベルに立下がると、
出力端子32及び出力端子31からパルス幅τのパルス出
力及びその反転パルス出力が現れる。また、入力端子7
に供給される入力信号がハイレベルからローレベルに立
下がり、入力端子8に供給される入力信号がローレベル
からハイレベルに立上がると、出力端子32及び出力端子
31からパルス幅τのパルス出力及びその反転パルス出
力が現れる。
この出力パルスのパルス幅τは、以下のようにして求
められる。
第2図において、時刻t01で入力信号が変化すると、時
刻(t01〜t02)までの間、パルス幅τのパルスが出力
される。このパルス幅τは、入力信号が変化してか
ら、エミッタフォロワトランジスタ13のエミッタ電圧V5
がエミッタフォロワトランジスタ12のエミッタ電圧V6
り低くなるまでの時間に等しい。エミッタフォロワトラ
ンジスタ13のエミッタ電圧V5は、(V5=Vcc−VBE−I
1R9)からトランジスタ15を流れる電流I3により徐々に
下降し、エミッタフォロワトランジスタ12のエミッタ電
圧V6は、(V6=Vcc−VBE)に保持されている。したがっ
て、コンデンサ16の静電容量をC1とすると、 C1×I1R9=I3×τ である。故に、パルス幅τは、 τ=C1I1R9/I3 …… により求められる。
電流I1は、トランジスタ3及び抵抗5で設定され、この
電流I1は、抵抗5の抵抗値をR5、電源端子4からの基準
電圧をVr、トランジスタ3のベース・エミッタ間電圧を
VBEとすると、 I1=(Vr−VBE)/R5 である。電流I3は、外部抵抗18の抵抗値をRe18、トラン
ジスタ15のベース・エミッタ間電圧をVBEとすると、 I5=(Vr−VBE)/Re18 である。(Vr−VBE=Vr′)とすると、 I1=Vr′/R5 …… I3=Vr′/Re18 …… となる。この式式,式で求められる電流I1及びI3
式に代入すると、 τ=C1Re18R9/R5 …… となる。
外部抵抗18の抵抗値Re18を適当に設定することにより、
所望のパルス幅τの出力が得られる。
式に示すように、パルス幅τは、静電容量C1と、抵
抗比R9/R5と、抵抗値Re18とにより決定される。集積回
路化した場合、集積回路内の抵抗のばらつきは等しく、
同様な温度特性を持っている。このため、抵抗比R9/R5
は、略々一定である。また、集積回路内のコンデンサ
は、一般的にMOS容量やMIS容量が用いられ、良好な温度
特性を有している。抵抗値(Re18は、外付け抵抗18の抵
抗値であるから、良好な温度特性である。したがって、
パルス幅τは、温度が変化しても殆ど変化することが
ない。また、式に示すように、パルス幅τは、基準
電圧Vrに全く依存しない。このため、基準電圧Vrが変化
してもパルス幅τは変化しない。
c.他の実施例の構成 第4図はこの発明の他の実施例を示すものである。第4
図において51及び52がトランジスタを示し、トランジス
タ51及び52の互いのエミッタが共通接続され、この接続
点が定電流源として動作するトランジスタ53のコレクタ
に接続される。トランジスタ53のベースが基準電圧の電
源端子54に接続される。トランジスタ53のエミッタが抵
抗55を介して接地端子56に接続される。
トランジスタ51のベースが入力端子57に接続される。ト
ランジスタ52のベースが入力端子58に接続される。トラ
ンジスタ51のコレクタが抵抗59を介して電源端子61に接
続されると共に、エミッタフォロワトランジスタ62のベ
ースに接続される。トランジスタ52のコレクタが抵抗60
を介して電源端子61に接続されると共に、エミッタフォ
ロワトランジスタ63のベースに接続される。抵抗59及び
60は同じ抵抗値に設定されている。
エミッタフォロワトランジスタ62のコレクタが電源端子
61に接続される。エミッタフォロワトランジスタ63のコ
レクタが電源端子61に接続される。エミッタフォロワト
ランジスタ62及び63の互いのエミッタ間に、コンデンサ
64が接続される。
エミッタフォロワトランジスタ62のエミッタがダイオー
ド接続されたトランジスタ65のベース及びコレクタに接
続される。トランジスタ65のエミッタが定電流源として
動作するトランジスタ66のコレクタに接続されると共
に、トランジスタ68のベースに接続される。トランジス
タ66のベースが電源端子54に接続される。
エミッタフォロワトランジスタ63のエミッタが定電流源
として動作するトランジスタ67のコレクタに接続され
る。トランジスタ67のベースが電源端子54に接続され
る。
トランジスタ68及び69の互いのエミッタが共通接続さ
れ、この接続点が定電流源として動作するトランジスタ
73のコレクタに接続される。トランジスタ73のベースが
電源端子54に接続される。トランジスタ73のエミッタが
抵抗74を介して接地端子56に接続される。
トランジスタ68のコレクタがトランジスタ70及び71のエ
ミッタに接続される。トランジスタ69のコレクタがトラ
ンジスタ71のコレクタに接続される。トランジスタ70の
コレクタが抵抗75を介して電源端子61に接続されると共
に、トランジスタ70のコレクタから出力端子85が導出さ
れる。トランジスタ71のコレクタが抵抗76を介して電源
端子61に接続されると共に、トランジスタ71のコレクタ
から出力端子86が導出される。抵抗75及び76は、同じ抵
抗値に設定されている。
トランジスタ71のベースがトランジスタ77のエミッタに
接続されると共に、ダイオード接続されたトランジスタ
78のコレクタ及びベースに接続される。トランジスタ77
のコレクタが電源端子61に接続される。トランジスタ77
のベースと電源端子61との間に抵抗79が接続される。
トランジスタ77のベースと抵抗79の接続点が定電流源と
して動作するトランジスタ80のコレクタに接続される。
トランジスタ80のベースが電源端子54に接続される。ト
ランジスタ80のエミッタが抵抗81を介して接地端子56に
接続される。
ダイオード接続されたトランジスタ78のエミッタが定電
流源として動作するトランジスタ82のコレクタに接続さ
れる。トランジスタ82のベースが電源端子54に接続され
る。
定電流源として動作するトランジスタ66,67,82のエミッ
タが共通接続され、この接続点が外部抵抗取付端子83に
接続される。外部抵抗取付端子83に外部抵抗84が接続さ
れる。
d.他の実施例の動作説明 トランジスタ51及び52からなる差動回路の出力は、エミ
ッタフォロワトランジスタ62及び63により取り出され
る。トランジスタ70,71及び68,69によりANDゲートが構
成される。エミッタフォロワトランジスタ62及び63の互
いのエミッタ間にはコンデンサ64が接続されていて、エ
ミッタフォロワトランジスタ62の出力がダイオード接続
のトランジスタ65を介してこのANDゲートの一方の入力
端子に供給され、エミッタフォロワトランジスタ63の出
力がこのANDゲートの他方の入力端子に供給される。
第5図において、時刻t11に達する前では、入力端子57
にハイレベルが供給され、入力端子58にローレベルが供
給されている。このため、第5図Aに示すように、トラ
ンジスタ51のベース電圧V11がハイレベルとなり、トラ
ンジスタ52のベース電圧V12がローレベルとなり、トラ
ンジスタ51がオンし、トランジスタ52がオフしている。
これにより、第5図Bに示すように、トランジスタ52の
コレクタ電圧V13がハイレベルになり、トランジスタ51
のコレクタ電圧V14がローレベルる。この時のトランジ
スタ52のコレクタ電圧V13は、電源端子61に供給される
電圧をVccとすると、 V13=Vcc である。一方、トランジスタ51のコレクタ電圧V14は、
抵抗59の抵抗値R59,トランジスタ53及び抵抗55で設定さ
れる電流値をI11とすると、 V14=Vcc−I11R59 となる。
この時のエミッタフォロワトランジスタ62及び63のエミ
ッタ電圧V16及びV15は、エミッタフォロワトランジスタ
62及び63のベース・エミッタ間電圧をVBEとすると、 V16=Vcc−I11R59−VBE V15=Vcc−VBE となる。
エミッタフォロワトランジスタ62及び63の互いのエミッ
タ間には、コンデンサ64が接続されていて、このコンデ
ンサ64には電荷が蓄えられている。このコンデンサ64の
両端電圧Vc10は、エミッタフォロワトランジスタ62及び
63のエミッタ電圧V16及びV15の電位差により求まり、こ
の両端電圧Vc10は、 Vc10=V15−V16=I11R59 である。
エミッタフォロワトランジスタ63のエミッタ電圧V
15は、トランジスタ70のベースに供給される。エミッタ
フォロワトランジスタ62のエミッタ電圧V16は、ダイオ
ード接続のトランジスタ65により、VBEだけレベルシフ
トされてトランジスタ68のベースに供給される。したが
って、トランジスタ68のベース電圧V17は、 V17=Vcc−2VBE−I11R59 である。
トランジスタ71のベースには、トランジスタ77のエミッ
タ電圧V19が供給される。トランジスタ69のベースに
は、トランジスタ77のエミッタ電圧V19がダイオード接
続されたトランジスタ78によりVBEだけレベルシフトさ
れた電圧V20(V20=V19−VBE)が供給されている。
このトランジスタ77のエミッタ電圧V17は、(Vcc−
VBE)と、(Vcc−VBE−I11R59)の間の略々中央のレベ
ルに設定されている。トランジスタ69のベース電圧V20
は、この電圧V19よりVBEだけ低い、(Vcc−2VBE)と(V
cc−2VBE−I11R59)の間の略々中央のレベルが供給され
ている。
電圧V19は、トランジスタ80を流れる電流をI15,抵抗79
の抵抗値をR79とすると、 V19=Vcc−I15R79−VBE である。電圧V20は、この電圧V19よりVBEだけ低い、 V20=Vcc−I15R79−2VBE である。
時刻t11に達する前では、トランジスタ70のベースに
は、(V15=Vcc−VBE)が供給され、トランジスタ68の
ベースには、(V16−VBE=Vcc−2VBE−I11R59)が供給
されている。このため、トランジスタ68がオフし、トラ
ンジスタ69がオンする。トランジスタ68がオフであるか
ら、トランジスタ70及び71はオフである。したがって、
第5図Eに示すように、出力端子85からの出力がハイ
レベルで、出力端子86からの出力Qがローレベルであ
る。
時刻t11で入力が変化し、入力端子57にローレベルが供
給され、入力端子58にハイレベルが供給されると、第5
図Aに示すように、トランジスタ51のベース電圧V11
ローレベルになり、トランジスタ52のベース電圧V12
ハイレベルになり、トランジスタ52がオンし、トランジ
スタ51がオフする。このため、トランジスタ51のコレク
タ電圧V14が(V14=Vcc)になり、トランジスタ52のコ
レクタ電圧V13が抵抗60の抵抗値をR60とすると(V13=V
cc−I11R60)になる。
エミッタフォロワトランジスタ62のエミッタ電圧V
16は、エミッタフォロワトランジスタ62のベースにはト
ランジスタ51のコレクタ電圧V14(V14=Vcc)が加えら
れているので、この電圧V14よりエミッタフォロワトラ
ンジスタ62のベース・エミッタ間電圧VBEだけ低い電圧 V16=Vcc−VBE になる。一方、エミッタフォロワトランジスタ63のエミ
ッタ電圧V15は、コンデンサ64に電荷が蓄えられている
ので、その分エミッタフォロワトランジスタ62のベース
電圧V16より高くなる。コンデンサン64の両端電圧Vc10
は(Vc10=I11R59であるから、エミッタフォロワトラン
ジスタ63のエミッタ電圧V15は、 V15=Vcc−VBE−I11R59 になる。
このエミッタフォロワトランジスタ63のエミッタ電圧V
15は、この時のエミッタフォロワトランジスタ63のベー
スに加えられるトランジスタ62のコレクタ電圧V13(V13
=Vcc−I11R60)より高くなる。このため、入力が変化
した直後ではエミッタフォロワトランジスタ63はオフす
る。
この入力が変化した直後の時刻t11では、エミッタフォ
ロワトランジスタ62のエミッタ電圧V16が(V16=Vcc−V
BE)で、エミッタフォロワトランジスタ63のエミッタ電
圧V15が(V15=Vcc−VBE+I11R59)である。このため、
トランジスタ70のベースには、エミッタフォロワトラン
ジスタ63のエミッタ電圧V15(V15=Vcc−VBE+I11R59
が供給され、トランジスタ68のベースには、電圧V16
りVBEだけ低いダイオード接続のトランジスタ65のエミ
ッタ電圧V17(V17=Vcc−2VBE)が供給される。
トランジスタ71のベース電圧V19は、この時のエミッタ
フォロワトランジスタ63のエミッタ電圧V15(V15=Vcc
−VBE+I11R59)より低く、トランジスタ68のベース電
圧V20は、この時のトランジスタ65のエミッタ電圧V
17(V17=Vcc−2VBE)より低い。このため、トランジス
タ68がオン、トランジスタ69がオフし、トランジスタ70
がオン、トランジスタ71がオフする。これにより、第5
図Eに示すように、出力端子85から取り出される出力
がローレベルに変化し、出力端子86から取り出される出
力Qがハイレベルに変化する。
コンデンサ64に蓄えられていた電荷は、エミッタフォロ
ワトランジスタ63がオフしているので、トランジスタ67
を流れる電流I13により放電される。このため、エミッ
タフォロワトランジスタ63のエミッタ電圧V15は、第5
図Cに示すように、徐々に下降していく。ダイオード接
続のトランジスタ65のエミッタ電圧V17は、第5図Dに
示すように、エミッタフォロワトランジスタ62がオンし
ているので、(V17=Vcc−2VBE)で一定である。エミッ
タフォロワトランジスタ63のエミッタ電圧V15がトラン
ジスタ71のベース電圧V19より低くなると、トランジス
タ70がオフし、トランジスタ71がオンする。このため、
第5図Eに示すように、時刻t12で出力端子85から取り
出される出力がハイレベルに変化し、出力端子86から
取り出される出力Qがローレベルに変化する。
時刻t13でエミッタフォロワトランジスタ63のエミッタ
電圧V15が、第5図Cに示すように、(V15=Vcc−VBE
I11R60)まで、下降すると、エミッタフォロワトランジ
スタ63がオンし、エミッタフォロワトランジスタ63のエ
ミッタ電圧V15がこの電圧に保持される。そして、コン
デンサ64に電荷が蓄えられる。
時刻t14で入力が変化し、入力端子57にハイレベルが供
給され、入力端子58にローレベルが供給されると、第5
図Aに示すように、トランジスタ51のベース電圧V11
ハイレベルになり、トランジスタ52のベース電圧V12
ローレベルになり、トランジスタ51がオンし、トランジ
スタ52がオフする。このため、トランジスタ51のコレク
タ電圧V14が(V14=Vcc−I11R59)になり、トランジス
タ52のコレクタ電圧V13が(V13=Vcc)になる。
エミッタフォロワトランジスタ63のエミッタ電圧V
15は、エミッタフォロワトランジスタ63のベースにはト
ランジスタ52のコレクタ電圧V13(V13=Vcc)が加えら
れているので、この電圧V13よりエミッタフォロワトラ
ンジスタ63のベース・エミッタ間電圧VBEだけ低い電圧 V15=Vcc−VBE になる。一方、エミッタフォロワトランジスタ62のエミ
ッタ電圧V16は、コンデンサ64に電荷が蓄えられている
ので、その分エミッタフォロワトランジスタ63のベース
電圧V15より高くなる。コンデンサ64の両端電圧Vc10
(Vc10=I11R60であるから、エミッタフォロワトランジ
スタ62のエミッタ電圧V16は、 V16=Vcc−VBE+I11R60 になる。
このエミッタフォロワトランジスタ62のエミッタ電圧V
16は、この時のエミッタフォロワトランジスタ62のベー
スに加えられるトランジスタ51のコレクタ電圧V14(V14
=Vcc−I11R59)より高くなる。このため、入力が変化
した直後ではエミッタフォロワトランジスタ62はオフす
る。
この入力が変化した直後の時刻t14では、エミッタフォ
ロワトランジスタ63のエミッタ電圧V15が(V15=Vcc−V
BE)で、エミッタフォロワトランジスタ62のエミッタ電
圧V16が(V16=Vcc−VBE+I11R60)である。このため、
トランジスタ70のベースには、エミッタフォロワトラン
ジスタ63のエミッタ電圧V15(V15=Vcc−VBE)が供給さ
れ、トランジスタ68のベースには、電圧V16よりダイオ
ード接続のトランジスタ65のベース・エミッタ間電圧V
BEだけ低いトランジスタ65のエミッタ電圧V17(V17=Vc
c−2VBE+I11R60)が供給される。
トランジスタ71のベース電圧V19は、この時のエミッタ
フォロワトランジスタ63のエミッタ電圧V15(V15=Vcc
−VBE)より低く、トランジスタ68のベース電圧V20は、
この時のトランジスタ65のエミッタ電圧V17(V17=Vcc
−2VBE+I11R60)より低い。このため、トランジスタ68
がオン、トランジスタ69がオフし、トランジスタ70がオ
ン、トランジスタ71がオフする。これにより、第5図E
に示すように、出力端子85から取り出される出力がロ
ーレベルに変化し、出力端子86から取り出される出力Q
がハイレベルに変化する。
コンデンサ64に蓄えられていた電荷は、エミッタフォロ
ワトランジスタ62がオフしているので、トランジスタ66
を流れる電流I12により放電される。このため、エミッ
タフォロワトランジスタ62のエミッタ電圧V16は、徐々
に下降し、ダイオード接続のトランジスタ65のエミッタ
電圧V17は、第5図Dに示すように、これに伴って下降
していく。トランジスタ65のエミッタ電圧V17がトラン
ジスタ69のベース電圧V20より低くなると、トランジス
タ68がオフし、トランジスタ69がオンする。
一方、エミッタフォロワトランジスタ63のエミッタ電圧
V15は、第5図Cに示すように、(V15=Vcc−VBE)で一
定である。このため、トランジスタ68がオフし、トラン
ジスタ69がオンする時刻t15で、第5図Eに示すよう
に、出力端子85から取り出される出力がハイレベルに
変化し、出力端子86から取り出される出力Qがローレベ
ルに変化する。
時刻t16でエミッタフォロワトランジスタ62のエミッタ
電圧V16が(V16=Vcc−VBE−I11R59)まで下降し、トラ
ンジスタ65のエミッタ電圧V17が(V17=Vcc−2VBE−I11
R59)まで下降すると、エミッタフォロワトランジスタ6
2がオンし、エミッタフォロワトランジスタ62のエミッ
タ電圧V16が一定電圧に保たれる。そして、コンデンサ6
4に電荷が蓄えられる。
この出力パルス幅τ11は、以下のように求められる。
第5図において、時刻t11で入力信号が変化すると、時
刻(t11〜t12)までの間、パルス幅τ11のパルスが出力
される。このパルス幅τ11は、第5図Cに示すように、
入力信号が変化してから、エミッタフォロワトランジス
タ63のエミッタ電圧V15がトランジスタ71のベース電圧V
19より低くなるまでの時間に等しい。入力信号が変化し
た直後のエミッタフォロワトランジスタ63のエミッタ電
圧V15は、(V15=Vcc−VBE+I11R59)である。したがっ
て、入力変化直後のエミッタフォロワトランジスタ63の
エミッタ電圧V15とトランジスタ71のベース電圧V19との
電位差は、トランジスタ80を流れる電流をI15、抵抗79
の抵抗値R79とすると、 V15−V19 =(Vcc−VBE+I11R59)−(Vcc−I15R79−VBE) =I11R59+I15R79 である。よって、コンデンサ64の静電容量をC11とする
と、パルス幅τ11は、 τ11=C11(I11R59+I15R79)/I13 …… で求められる。
時刻t14で入力信号が変化して出力されるパルスのパル
ス幅は、入力信号が変化してからトランジスタ65のエミ
ッタ電圧V17がトランジスタ71のベース電圧V19より低く
なるまでの時間に等しい。トランジスタ66を流れる電流
I12、トランジスタ67を流れる電流I13、トランジスタ82
を流れる電流I14は、等しい。したがって、パルス幅
は、式で同様に求められる。
、電流I11,I13と同様に、電流I15も電源端子54に供給さ
れる基準電圧Vrから形成される。
Vr′=Vr−VBE とし、抵抗55,外部抵抗84,抵抗84の抵抗値を夫々R55,Re
84,R81とすると、電流I11,I13,I15は、夫々、 I11=Vr′/R55,I13=Vr′/Re84,I15=Vr′/R81 で示される。これらを、式に代入すると、 t11=C11((R59/R55)+(R79/R81))Re84 …… となる。式に示されるように、パルス幅τ11は、コン
デンサ64の静電容量C11と、抵抗比R59/R55,R79/R84と、
外部抵抗84の抵抗値Re84により決まる。よって、温度特
性の影響を殆ど受けず、一定幅のパルスが得られる。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、素子数が少なく、簡単な構成で入力
信号の立上がり及び立下がりでトリガーされるバイ−デ
ィレクショナルモノステーブルマルチバイブレータが構
成できる。また、この発明に依れば、集積回路化した場
合、パルス幅が外付け抵抗と集積回路内のコンデンサの
静電容量と集積回路内の抵抗比により決まる。このた
め、バラツキが少なく、温度特性が極めて良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の接続図、第2図はこの発
明の一実施例の説明に用いる波形図、第3図はこの発明
の一実施例の説明に用いる接続図、第4図はこの発明の
他の実施例の接続図、第5図はこの発明の他の実施例の
説明に用いる波形図、第6図は従来のモノマルチのブロ
ック図、第7図は従来のモノマルチの説明に用いる波形
図、第8図は従来のモノマルチにおける微分回路の一例
のブロック図、第9図は従来のモノマルチにおける微分
回路の説明に用いる波形図、第10図は従来のモノマルチ
における微分回路の一例の接続図である。 図面における主要な符号の説明 7,8,57,58:入力端子、1,2,51,52:差動回路を構成するト
ランジスタ、12,13,62,63:エミッタフォロワトランジス
タ、16,64:コンデンサ、31,32,85,86:出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いのエミッタが共通接続された第1及び
    第2のトランジスタからなる差動回路と、 上記第1及び第2のトランジスタのベースから導出され
    た入力端子と、 上記第1及び第2のトランジスタのコレクタにそのベー
    スが接続され、エミッタフォロワ回路を構成する第3及
    び第4のトランジスタと、 上記第3及び第4のトランジスタに所定の電流を流し、
    その電流値が外付け抵抗で設定される電流源と、 上記第3及び第4のトランジスタのエミッタ間に接続さ
    れたコンデンサと、 上記コンデンサの両端の出力が供給され、上記コンデン
    サの両端電圧の変化に応じたパルス幅のパルスを形成す
    るパルス形成回路と、 上記パルス形成回路から導出された出力端子と からなり、 上記入力端子に入力パルスを与え、上記コンデンサの両
    端の電圧を上記パルス形成回路に供給して、上記入力パ
    ルスの立上がり及び立下がりのエッジから上記コンデン
    サと外付け抵抗とで定まる所定のパルス幅の出力信号を
    形成する ようにしたモノステーブルマルチバイブレータ。
JP61036618A 1986-02-21 1986-02-21 モノステ−ブルマルチバイブレ−タ Expired - Lifetime JPH0787347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61036618A JPH0787347B2 (ja) 1986-02-21 1986-02-21 モノステ−ブルマルチバイブレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61036618A JPH0787347B2 (ja) 1986-02-21 1986-02-21 モノステ−ブルマルチバイブレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62194724A JPS62194724A (ja) 1987-08-27
JPH0787347B2 true JPH0787347B2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=12474789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61036618A Expired - Lifetime JPH0787347B2 (ja) 1986-02-21 1986-02-21 モノステ−ブルマルチバイブレ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0787347B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2785395B2 (ja) * 1989-11-28 1998-08-13 三菱電機株式会社 ワンショット回路
JPH04172708A (ja) * 1990-11-06 1992-06-19 Mitsubishi Denki Eng Kk ワンショット回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62194724A (ja) 1987-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63302620A (ja) 出力回路
US4667118A (en) Monostable multivibrator
US4611136A (en) Signal delay generating circuit
JPH09130218A (ja) 演算増幅器およびディジタル信号伝達回路
JPH0787347B2 (ja) モノステ−ブルマルチバイブレ−タ
EP0435335B1 (en) Transistor circuit and level converting circuit
US4600897A (en) Voltage-controlled oscillator of emitter-coupled astable multivibrator type
EP0398744A2 (en) Bi-CMOS logic circuit
JP3036756B2 (ja) 発振回路
KR910004855Y1 (ko) 지연 회로
JPS607854B2 (ja) 単安定マルチバイブレ−タ回路
JPS58103221A (ja) 可変発振器
JPH0659020B2 (ja) 非安定マルチバイブレ−タ
US5206542A (en) Comparator having a reduced number of elements
JPS645384Y2 (ja)
JPS588171B2 (ja) 遅延回路
JP2520466B2 (ja) 時定数回路
JP2738024B2 (ja) 負帰還差動増幅回路
JPS626367B2 (ja)
JP2821612B2 (ja) 出力回路
JP2512153B2 (ja) 同期信号分離装置
JPH053933B2 (ja)
KR860001362Y1 (ko) 전류원을 이용한 리세트 회로
JPS59188226A (ja) コンパレ−タ回路
JPH084216B2 (ja) 発振装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term