JPH0788623B2 - ダストコントロールマット裏打ち用組成物 - Google Patents

ダストコントロールマット裏打ち用組成物

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JPH0788623B2
JPH0788623B2 JP62056370A JP5637087A JPH0788623B2 JP H0788623 B2 JPH0788623 B2 JP H0788623B2 JP 62056370 A JP62056370 A JP 62056370A JP 5637087 A JP5637087 A JP 5637087A JP H0788623 B2 JPH0788623 B2 JP H0788623B2
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昌弘 三輪
義夫 鎌谷
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐洗濯水にすぐれたダストコントロールマツ
ト裏打ち用組成物に関する。
(従来の技術) 現在の代表的なカーペツトであるタフテツドカーペツト
においては、一次基布にナイロン、アクリル、ビニロン
等のパイルを植え込むと共に、このパイルが脱落するの
を防止するために、裏打ち処理が施されている。この裏
打ち処理には、合成ゴムラテツクス等の高分子重合体の
水性分散液に必要に応じて充填剤、分散剤、増粘剤等を
添加してなる水性分散組成物が使用されている。
近年、このようなカーペツトに耐洗濯性が強く求められ
るに至つており、特に、所謂ダストコントロールマツト
においては、多数回の洗濯後にも、マツトの寸法変化、
例えば収縮が少ないこと、カーリング(曲がり)現象が
ないこと、パイルや裏打ち樹脂の脱落が少ないこと等、
過酷な耐洗濯性が要求されている。
かかる耐洗濯性を確保するために、既に、種々の水性分
散組成物が提案されている。例えば、特開昭59−15465
号公報には、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムラテツ
クスにエポキシ化合物とアジリジン環を有する化合物を
配合してなる水性分散組成物が記載されている。また、
ゴムラテツクスにメチロールメラミン等の熱硬化性樹脂
や加硫剤を単独にて、又は併用して配合してなる組成物
も知られているが、選択後のマツトの寸法変化や、裏打
ち樹脂の脱落等に関して、尚、改良の必要が認められ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、従来のダストコントロールマツト裏打ち
用組成物における上記した問題を解決するために鋭意研
究した結果、カルボキシル基及び/又は水酸基を有する
高分子重合体の水性分散液にブロツク化ポリイソシアネ
ートと共にメラミン樹脂を配合することによつて、従来
の同種の組成物に比べて遥かにすぐれた耐洗濯性を有
し、前記した過酷な要求に応え得るダストコントロール
マツト裏打ち用組成物を得ることができることを見出し
て、本発明に至つたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明によるダストコントロールマツト裏打ち用組成物
は、カルボキシル基及び/又は水酸基を有する高分子重
合体の水性分散液の固形分100重量部当りブロツク化ポ
リイソシアネート0.5〜30重量部と共に、メラミン樹脂
1〜10重量部を含有することを特徴とする。
本発明において用いる高分子重合体の水性分散液は、ス
チレン−ブタジエンゴム(SBR)ラテツクス、メチルメ
タクリレート−ブタジエンゴム(MBR)ラテツクス、ア
クリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)ラテツクス、
天然ゴム(NR)ラテツクス、塩化ビニル系重合体ラテツ
クス、メチルメタクリレート−スチレン−ブタジエンゴ
ム(MSBR)ラテツクス、エチレン−酢酸ビニルラテツク
ス、アクリルラテツクス等、従来より知られているもの
であつて、カルボキシル基及び/又は水酸基を有するも
のである。
これらの官能基がラテツクス中の高分子重合体に含まれ
る態様は何ら限定されるものではないが、代表的には、
主ポリマーを構成する単量体成分と共に、分子内に上記
官能基を側鎖に有する単量成分を共重合させることによ
つて得ることができる。
例えば、ラテツクスにカルボキシル基を導入するには、
上記共重合体における単量体成分として、アクリル酸、
メタクリル酸、クロトン酸等のエチレン性不飽和モノカ
ルボン酸や、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸等のエ
チレン性不飽和ジカルボン酸又はこれらエチレン性不飽
和ジカルボン酸の半エステル等を用いればよい。また、
ラテツクスに水酸基を導入するには、上記共重合におけ
る単量体成分として、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、2,3−ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等を用いれ
ばよい。
更に、このようにして得られるこれら官能基を有する重
合性高分子化合物を共重合させたり、これらの官能基を
有する高分子化合物を高分子重合体の保護コロイドとし
て、重合反応中に用いたり、或いは重合反応後に添加す
ることもできる。
本発明で用いられるブロツク化ポリイソシアネートと
は、ポリイソシアネートの有する遊離イソシアネート基
に付加反応して、これを不活性化させるが、加熱及び/
又は触媒によつて容易に解離して、再び遊離イソシアネ
ート基をもつポリイソシアネートを再生する結合を形成
する化合物(以下、ブロツク化剤という。)とポリイソ
シアネートとの付加反応生成物をいう。かかるブロツク
化ポリイソシアネートは既に知られており、例えば、特
開昭60−203685号公報に記載されている。
上記ブロツク化ポリイソシアネート化合物のためのポリ
イソシアネートとしては、従来より知られている任意の
ポリイソシアネートが用いられる。
従つて、かかるポリイソシアネートとして、例えば、エ
チレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,4,4−又は
2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
2,6−ジイソシアナトカプロン酸メチル等の脂肪族ジイ
ソシアネート、3−イソシアナトメチル−3,5,5−トリ
メチルシクロヘキサン、1,3−又は1,4−ビス(イソシア
ナトメチル)シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン−
2,4−又は2,6−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメ
タン−4,4′−ジイソシアネート、1,3−又は1,4−ジイ
ソシアナトシクロヘキサン等の脂環族ジイソシアネー
ト、m−又はp−フエニレンジイソシアネート、ジフエ
ニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、2,4−又は2,6
−トリレンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネー
ト、1,3−又は1,4−ビス(イソシアナトメチル)ベンゼ
ン、1,3−又は1,4−ビス(α−イソシアナトイソプロピ
ル)ベンゼン等の芳香脂肪族ジイソシアネートのような
ジイソシアネートを挙げることができる。
また、トリイソシアネートとして、トリフエニルメタン
−4,4,4″−トリイソシアネート、1,3,5−トリイソシア
ナトベンゼン、1,3,5−トリス(イソシアナトメチル)
シクロヘキサン、1,3,5−トリス(イソシアナトメチ
ル)ベンゼン、2,6−ジイソシアナトカプロン酸−2−
イソシアナトエチル等を挙げることができる。
更に、本発明において用い得るポリイソシアネートとし
て、例えば、ジイソシアネートの二量体や三量体等の重
合ポリイソシアネート、ポリメチレンポリフエニレンポ
リイソシアネートや、上記イソシアネート化合物の過剰
と、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペ
ンタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサンジ
オール、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサン
ジオール、水添ビスフエノールA、キシリレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、ソルビツト、シユクローズ、ヒマシ
油、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、エタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、水、アンモニア、尿素等の活性水素含有低分子量
化合物、又は種々のポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオール、ポリウレタンポリオール、アクリルポ
リオール、エポキシポリオール等の活性水素含有高分子
量化合物とを反応させて得られるポリイソシアネート、
或いはこれらのアロフアネート化ポリイソシアネート、
ビウレツト化ポリイソシアネート等を挙げることができ
る。
上記イソシアネート化合物は単独にて、又は2種以上の
混合物として用いられる。
前記ブロツク化剤としては、従来より知られている任意
のブロツク化剤が用いられる。かかるブロツク化剤とし
ては、例えば、フエノール、クレゾール、p−ノニルフ
エノール、ヒドロキシ安息香酸エステル等のフエノール
系ブロツク化剤、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラク
タム等のラクタム系ブロツク化剤、マロン酸ジエチル、
アセト酢酸メチル、アセチルアセトン等の活性メチレン
系ブロツク化剤、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、t−ブチルアルコール、ラウリルアルコール、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、ベンジルアルコー
ル、グリコール酸、グリコール酸エステル、乳酸、乳酸
エステル、ジアセトンアルコール、エチレンクロルヒド
リン等のアルコール系ブロツク化剤、ブチルメルカプタ
ン、オクチルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタ
ン、2−メルカプトベンゾチアゾール、チオフエノール
等のメルカプカン系ブロツク化剤、アセトアニリド、酢
酸アミド、アクリルアミド、ベンズアミド等の酸アミド
系ブロツク化剤、コハク酸イミド、フタルイミド等のイ
ミド系ブロツク化剤、ジフエニルアミン、カルバゾー
ル、アニリン、ジブチルアミン等のアミン系ブロツク化
剤、イミダゾール、2−エチルイミダゾール等のイミダ
ゾール系ブロツク化剤、尿素、チオ尿素、エチレンチオ
尿素等の尿素系ブロツク化剤、2−オキサゾリドン、N
−フエニルカルバミン酸フエニル等のカルバミン酸エス
テル系ブロツク化剤、ホルムアルドキシム、アセトアル
ドキシム、アセトキシム、メチルエチルケトキシム、ジ
アセチルモノオキシム、シクロヘキサノンオキシム、ベ
ンゾフエノンオキシム等のオキシム系ブロツク化剤、或
いは亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウム等の亜
硫酸塩系ブロツク化剤等を挙げることができる。これら
ブロツク化剤は、単独で用いてもよく、また、2種以上
を併用してもよいが、本発明においては、特にオキシム
系ブロツク化剤が、反応性、安全性等の点から好まし
い。
ブロツク化ポリイソシアネートは、前述したように、ポ
リイソシアネートとブロツク化剤とを常法にて反応させ
ることによつて得ることができる。この反応は、活性水
素をもたない溶剤中でも、また、無溶剤下でも行なうこ
とができる。活性水素をもたない溶剤としては、例え
ば、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、
カルビトールアセテート、二塩基酸のジメチルエステル
等のエステル系、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系、トルエン、
キシレン、ソルベツソ#100、ソルベツソ#150等の芳香
族系溶剤が挙げられる。また、ブロツク化剤として亜硫
酸塩系ブロツク化剤を用いる場合は、水を溶剤として用
いることが好適である場合が多い。
ポリイソシアネートのブロツク化反応は、前述したよう
に、常法によればよいが、より具体的には例えば、ポリ
イソシアナートブロツク化剤とをNCO/ブロツク化剤(当
量比)を約0.9〜1.1、好ましくは約0.95〜1.0として反
応させる方法、ポリイソシアネートとブロツク化剤とを
NCO/ブロツク化剤(当量比)を約1.1〜3.0、好ましくは
約1.2〜2.0として反応させた後、これに前述した活性水
素含有低分子量化合物及び/又は活性水素含有高分子量
化合物を反応させる方法、ポリイソシアネートと活性水
素含有低分子量化合物及び/又は活性水素含有高分子量
化合物をNCO/活性水素(当量比)を約1.5〜10.0、好ま
しくは約2.0〜7.0として反応させた後、必要に応じてポ
リイソシアネートを除去してから、これにブロツク化剤
を反応させる方法等が挙げられる。しかし、これらに限
定されるものではない。尚、ポリイソシアネートのブロ
ツク化反応に際して、例えば、第3級アミン、有機金属
化合物等の従来より知られている触媒を使用してもよ
い。
このようにして得られるブロツク化ポリイソシアネート
は、通常、水乳化液、水分散液又は水溶液等の水系混合
物として、前記高分子重合体の水性分散液に配合するの
が好適である。このように、ブロツク化ポリイソシアネ
ートを水系混合物とするためには、従来より知られてい
る任意の方法によることができるが、例えば、ブロツク
化ポリイソシアネートを機械的に微粒子化して水に分散
させ、必要に応じて、界面活性剤、保護コロイド、分散
剤等によつて分散液を安定化する方法、界面活性剤、保
護コロイド等を用いて乳化する方法、ブロツク化ポリイ
ソシアネートの一部に塩形成性の基を導入して、これを
塩形成させるか、或いはブロツク化ポリイソシアネート
自体に親水性基を導入して、自己乳化或いは水溶化させ
る方法、親水性のブロツク化剤を用いて、得られるブロ
ツク化ポリイソシアネートに自己乳化性或いは水溶性を
与える方法等が挙げられる。また、これらの方法の2種
以上を組合わせた方法も可能である。
ブロツク化ポリイソシアネートを製造する際に溶剤を用
いる場合には、溶剤を含有したまま水中への乳化、分
散、溶解等の処理を行なつてもよく、また、予め溶剤を
除去した後に処理してもよい。溶剤を含んだまま、水中
への乳化、分散、溶解等の処理をしたものは、この後に
蒸発、分液等の方法によつて溶剤を除去することも可能
である。また、ブロツク化ポリイソシアネートに第3級
アミン、有機金属化合物等の従来より知られているイソ
シアネート反応触媒、ブロツク化ポリイソシアネートの
解離触媒等を添加した後、水系混合物とすることもでき
る。
本発明による組成物において、前記高分子重合体の水性
分散液とブロツク化ポリイソシアネートとの配合割合
は、組成物から形成される裏打ち樹脂に要求される性能
と各成分の性質にもよるが、通常、高分子重合体の水性
分散液の固形分100重量部に対し、ブロツク化ポリイソ
シアネートの配合量は、固形分にて0.5〜30重量部の範
囲にある。組成物において、ブロツク化ポリイソシアネ
ートの配合量が0.5重量部よりも少ない場合には、前述
したような耐洗濯性が十分でなく、他方、30重量部より
も多い場合は、組成物から形成される裏打ち樹脂が硬
く、脆くなつて、樹脂のひび割れや脱落等を生じやす
い。更に、通常、ブロツク化ポリイソシアネートは高分
子重合体の水性分散液に比べて高価であるので、必要な
性能が得られる量以上にこれを配合することは、経済性
の点からも不利である。以上から、組成物におけるブロ
ツク化ポリイソシアネートの配合量は、特に、1〜20重
量部の範囲が好ましい。
高分子重合体の分散液とブロツク化ポリイソシアネート
の混合物を得るには、通常、これらをそのまま混合すれ
ばよいが、必要に応じて、界面活性剤、分散剤、増粘剤
の添加、又はpH調整等によつて、一層安定な混合物とす
ることも可能である。
本発明において、上記ブロツク化ポリイソシアネート
は、一部エポキシ化合物にて置換することができる。本
発明において好ましく用い得るエポキシ化合物は、平均
して1分子当たり2個以上のエポキシ基を有するビスフ
エノール型、レゾルシノール型、脂環式エポキシ樹脂の
ほか、エチレングリコール、プロピレングリコール、グ
リセリン、ヘキサントリオール、トリメチロールプロパ
ン、ポリエチレングリコール等の脂肪族多価アルコール
とエピクロルヒドリンとの反応生成物を挙げることがで
きる。これらエポキシ化合物は、水溶性であつても、水
不溶性であつてもよく、水への溶解性に応じて、水溶液
として、又は乳化分散して、高分子合体の水性分散液に
配合される。
高分子重合体の水性分散液にブロツク化ポリイソシアネ
ートと共にエポキシ化合物を配合するときは、可使時間
の短縮を伴うものの、カーペツトの洗濯後の収縮やカー
リング、樹脂の脱落等が小さく、また、耐洗濯性が改善
された裏打ち樹脂が形成される。しかし、エポキシ化合
物を多量に配合することは、可使時間を極端に短縮する
ので、性能及び使用性のバランスの観点から、本発明の
組成物において、エポキシ樹脂の配合量は、高分子重合
体の水性分散液の固形分100重量部に対し、固形分にて1
0重量部以下である。
本発明による組成物は、前記ブロツク化ポリイソシアネ
ートと共にメラミン樹脂を含有する。
本発明において用いるメラミン樹脂としては、よく知ら
れているように、塩基性条件下にメラミンとホルムアル
デヒドとを反応させて得られるメチロールメラミンや、
これに更にメタノールやブタノールを反応させて得られ
るメチル化又はブチル化メチロールメラミンを挙げるこ
とができる。前記高分子重合体の水性分散液への配合に
際しては、メラミン樹脂が水溶性であるときは、そのま
ま上記水系混合物と混合すればよいが、水不溶性である
ときは、前記ブロツク化ポリイソシアネートと同様に、
水乳化液や分散液等として配合すればよい。
本発明による組成物において、メラミン樹脂の配合量
は、前記カルボキシル基及び/又は水酸基を有する高分
子重合体の水性分散液の固形分100重量部当たり1〜10
重量部の範囲である。特に、性能のバランスの点から
は、2〜7重量部の範囲が好ましい。
組成物がかかるメラミン樹脂を含有するときは、パイル
を植け込んだ基布の裏面にこのような組成物を塗布し、
乾燥させた後、加熱することによつて、前記ブロツク化
ポリイソシアネートからブロツク化剤が遊離して、遊離
のイソシアネート基を有するポリイソシアネートが再生
され、このポリイソシアネートが高分子重合体及びメラ
ミン樹脂それぞれに反応して3次元架橋構造を形成し、
ダストコントロールマツト裏打ち樹脂としてすぐれた耐
洗濯性を発現する。
更に、本発明によるダストコントロールマツト裏打ち用
組成物は、高分子重合体の水性分散液がジエン系ゴムの
水性分散液であるときは、加硫剤を含有していてもよ
い。
本発明において用いる加硫剤は、イオウ又は加熱によつ
てイオウを放出する化合物のほか、酸化亜鉛のような金
属酸化物を含む。イオウとしては、結晶性又は非結晶性
の粉末イオウ、コロイドイオウ等を挙げることができ
る。また、加熱によつてイオウを放出する化合物として
は、例えば、多硫化チウラム、ジチオジモルホリン、チ
オプラスト等を挙げることができる。この加硫剤は、通
常、高分子分散液100重量部当たりに0.5〜10重量部の範
囲で配合される。組成物が特にすぐれた耐洗濯性や耐ブ
ロツキング性を有する裏打ち樹脂を形成するためには、
1〜5重量部の範囲が好ましい。
本発明において、加硫剤は、加硫促進剤や加硫促進助剤
等と併用されることが望ましい。かかる加硫促進剤とし
ては、例えば、ジチオカルバミン酸塩系、チオ尿素、グ
アニジン系、キサンテート系、チウラム系、アルデヒド
アミン系、チオゾール系等を挙げることができ、また、
加硫促進助剤として、例えば、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸、オレイン酸等を挙げる
ことができる。
本発明による組成物がかかる加硫剤を含有するときは、
前述したように、遊離のイソシアネート基を有するポリ
イソシアネートが再生されるとき、このポリイソシアネ
ートがジエン系ゴムと架橋反応するのみならず、加硫剤
がジエン系ゴムを架橋して、3次元架橋構造と形成する
ので、形成される樹脂は、ダストコントロールマツト裏
打ち樹脂としてすぐれた耐洗濯性を発現する。
このように、本発明による組成物がメラミン樹脂と共に
加硫剤を含有するときは、上記したメラミン樹脂と加硫
剤による効果が合わされて、形成される樹脂は、総合的
にバランスがよく、特にすぐれた耐洗濯性を有する。
本発明によるダストコントロールマツト裏打ち用組成物
は、必要に応じて、上記各成分以外に充填剤、分散剤、
酸化防止剤、増粘剤、着色剤等の通常の配合剤や、ブロ
ツク化ポリイソシアネートの解離触媒、イソシアネート
の反応触媒、メラミン樹脂の硬化触媒等を含有していて
もよい。充填剤としては、通常、例えば、炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、クレー、タルク等が用いられ
る。その配合量は、高分子重合体の水性分散液の固形分
100重量部について、通常、100重量部以下である。100
重量部を越えて多量に配合するときは、耐洗濯性が低下
するおそれがあるので、好ましくない。
本発明による組成物は、ダストコントロールマツトの裏
面に塗布し、乾燥した後、110〜200℃程度の温度に加熱
すれば、耐洗濯性にすぐれた裏打ち樹脂を形成する。
(発明の効果) 本発明によるダストコントロールマツト裏打ち用水性組
成物は、カルボキシル基及び/又は水酸基を高分子重合
体の水性分散液にブロツク化ポリイソシアネートと共
に、メラミン樹脂を含有し、従来の同種の組成物に比較
して、ポツト・ライフが著しく長く、組成物の製造から
使用に至るまで、長期間が経過しても何ら問題が生じな
い。更に、前述したように、形成される裏打ち樹脂にお
いては、高分子重合体とポリイソシアネートがメラミン
樹脂にて架橋されて強靭であるので、かかる裏打ち樹脂
を有するダストコントロールマツトは、前述したような
苛酷な耐洗濯性を有する。
更に、本発明によるダストコントロールマツト裏打ち用
組成物は、高分子重合体の水性分散液がジエン系ゴムの
水性分散液であるときは、これにメラミン樹脂と共に加
硫剤を含有させることができ、このような組成物によれ
ば、形成される裏打ち樹脂において、高分子重合体とポ
リイソシアネートがメラミン樹脂にて架橋されるうえ
に、加硫剤がジエン系ゴムを架橋して、3次元架橋構造
を形成するので、一層される樹脂は、すぐれた耐洗濯性
を発現する。
以下に実施例を比較例と共に挙げて本発明を説明する
が、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもので
はない。
実施例 アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)ラテツクス
又はアクリルラテツクスの固形分100重量部に第1表に
示す配合量にてブロツク化ポリイソシアネート、水溶性
メラミン樹脂及び/又は加硫剤、重質炭酸カルシウムを
添加し、カルボキシメチルセルロースにて粘度を10000
±1000cpsに調整してなる組成物を調整した。
ポリアミドからなるパイルを植え込んだポリエステル基
布の裏面に上記組成物を1.0kg/m2の割合にて均一に塗布
し、120℃で15分間予備乾燥し、次いで、150℃にて10分
間熱風乾燥した。
このようにして得られたダストコントロールマツトを洗
濯機にて浴比1:30、洗剤濃度0.14%、洗濯水温40℃にて
7分間洗濯し、冷水を10分間オーバーフローさせて濯ぎ
をした後、温度100℃にて完全乾燥することを1サイク
ルとして、洗濯を30サイクルした後、マツトの寸法変化
を測定すると共に、マツトの裏面とカーリング状態を観
察した。結果を第1表に示す。
比較例1及び3にみられるように、ラテツクスにメラミ
ン樹脂と加硫剤、又はメラミン樹脂のみを配合してなる
組成物は、洗濯後の収縮率及びカーリングが著しいので
のみならず、樹脂の剥離が認められて、ダストコントロ
ールマツト裏打ち用組成物としての性能が劣る。また、
比較例2は、ラテツクスにブロツク化ポリイソシアネー
トのみを配合してなる組成物であつて、収縮率は幾分改
善されているものの、特に、抜糸強度及び耐ブロツキン
グ性に劣り、同様に、ダストコントロールマツト裏打ち
用組成物としての性能が劣る。
これに対して、実施例1〜3及び実施例14にみられるよ
うに、ラテツクスにブロツク化ポリイソシアネートと共
にメラミン樹脂を配合してなる本発明の組成物によれ
ば、収縮率が顕著に改善されているのみならず、裏面状
態もすぐれている。
更に、実施例4〜13及び実施例15にみられるように、ラ
テツクスにブロツク化ポリイソシアネート、メラミン樹
脂及び加硫剤を配合してなる本発明の組成物によれば、
収縮率が著しく小さいうえに、カーリング、裏面状態及
び抜糸強度等、耐洗濯性のすべての面において総合的に
すぐれている。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−2499(JP,A) 特開 昭52−134660(JP,A) 特公 昭59−9667(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カルボキシル基及び/又は水酸基を有する
    高分子重合体の水性分散液の固形分100重量部当りブロ
    ツク化ポリイソシアネート0.5〜30重量部と共に、メラ
    ミン樹脂1〜10重量部を含有することを特徴とするダス
    トコントロールマツト裏打ち用組成物。
  2. 【請求項2】高分子重合体の水性分散液がジエン系ゴム
    の水性分散液であり、更に加硫剤0.5〜10重量部を含有
    する特許請求の範囲第1項記載のダストコントロールマ
    ツト裏打ち用組成物。
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